JPH09306415A - 基板保持装置 - Google Patents
基板保持装置Info
- Publication number
- JPH09306415A JPH09306415A JP14806996A JP14806996A JPH09306415A JP H09306415 A JPH09306415 A JP H09306415A JP 14806996 A JP14806996 A JP 14806996A JP 14806996 A JP14806996 A JP 14806996A JP H09306415 A JPH09306415 A JP H09306415A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 処理時の基板表面内の温度上昇分布の均一性
を向上させる。 【解決手段】 柔軟性膜12とベース4との間に冷媒1
8を加圧封入している密閉領域16を、その上に保持す
る基板2よりも当該基板の周囲において5mm以上の幅
Wで大きくした。
を向上させる。 【解決手段】 柔軟性膜12とベース4との間に冷媒1
8を加圧封入している密閉領域16を、その上に保持す
る基板2よりも当該基板の周囲において5mm以上の幅
Wで大きくした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばイオン注
入装置、イオンドーピング装置(非質量分離型のイオン
注入装置)、スパッタリング装置、ドライエッチング装
置、電子ビーム照射装置等において、真空中またはその
他の雰囲気中で基板にイオンビーム、プラズマ、電子ビ
ーム等のエネルギーを有する粒子を入射させる場合に用
いられる基板保持装置に関し、より具体的には、処理時
の基板表面内の温度上昇分布の均一性を向上させる手段
に関する。
入装置、イオンドーピング装置(非質量分離型のイオン
注入装置)、スパッタリング装置、ドライエッチング装
置、電子ビーム照射装置等において、真空中またはその
他の雰囲気中で基板にイオンビーム、プラズマ、電子ビ
ーム等のエネルギーを有する粒子を入射させる場合に用
いられる基板保持装置に関し、より具体的には、処理時
の基板表面内の温度上昇分布の均一性を向上させる手段
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板、液晶ディスプレイ用ガラス
基板等の基板の表面に、イオン注入、エッチング等の処
理を施す際に、イオンビームやプラズマ等によって基板
に投入されるパワーによる基板の温度上昇を抑えるため
に、従来から種々の基板保持装置が提案されている。
基板等の基板の表面に、イオン注入、エッチング等の処
理を施す際に、イオンビームやプラズマ等によって基板
に投入されるパワーによる基板の温度上昇を抑えるため
に、従来から種々の基板保持装置が提案されている。
【0003】その一例を図7に示す。この基板保持装置
は、基板2等を支持するためのベース4と、このベース
4の表面部に設けられた凹部10を覆うように張られて
いてベース4との間に密閉領域16を形成する柔軟性膜
12と、この密閉領域16に一定の圧力で封入された冷
媒18と、柔軟性膜12上に載置される基板2の周縁部
をベース4に向けて押さえ付ける(即ちクランプする)
環状のクランパー20とを備えている。基板2の平面形
状は例えば四角形をしており、それに応じて柔軟性膜1
2、密閉領域16、ベース4およびクランパー20の平
面形状も例えば四角形をしている。
は、基板2等を支持するためのベース4と、このベース
4の表面部に設けられた凹部10を覆うように張られて
いてベース4との間に密閉領域16を形成する柔軟性膜
12と、この密閉領域16に一定の圧力で封入された冷
媒18と、柔軟性膜12上に載置される基板2の周縁部
をベース4に向けて押さえ付ける(即ちクランプする)
環状のクランパー20とを備えている。基板2の平面形
状は例えば四角形をしており、それに応じて柔軟性膜1
2、密閉領域16、ベース4およびクランパー20の平
面形状も例えば四角形をしている。
【0004】柔軟性膜12は、例えばフッ素樹脂、ポリ
イミド等の高分子材料やステンレス、銅等の金属薄膜等
から成るごく薄い膜である。この柔軟性膜12の周縁部
は、その全周に亘ってベース4に固着されて密封されて
いる。14はその固着部を示す。
イミド等の高分子材料やステンレス、銅等の金属薄膜等
から成るごく薄い膜である。この柔軟性膜12の周縁部
は、その全周に亘ってベース4に固着されて密封されて
いる。14はその固着部を示す。
【0005】冷媒18は、例えばシリコーンオイル、ガ
リウム、水銀等の熱伝導率の高い液体である。
リウム、水銀等の熱伝導率の高い液体である。
【0006】ベース4は、この例では内部に冷媒通路6
を有していて、そこに外部から例えば水、代替フロン等
の冷媒8を流すことによって冷却される。
を有していて、そこに外部から例えば水、代替フロン等
の冷媒8を流すことによって冷却される。
【0007】この基板保持装置にクランプされた基板2
に、例えば真空中において、クランパー20の開口部を
通して例えばイオンビームが照射される等して所要の処
理が施される。その際、イオンビーム照射等によって基
板2に熱入力が加えられるが、その熱は、基板2から柔
軟性膜12および冷媒18を経由してベース4に伝達さ
れ、更には冷媒8によって運び去られる。このようにし
て基板2が冷却される。
に、例えば真空中において、クランパー20の開口部を
通して例えばイオンビームが照射される等して所要の処
理が施される。その際、イオンビーム照射等によって基
板2に熱入力が加えられるが、その熱は、基板2から柔
軟性膜12および冷媒18を経由してベース4に伝達さ
れ、更には冷媒8によって運び去られる。このようにし
て基板2が冷却される。
【0008】しかもこの基板保持装置では、基板2に対
する接触面を柔軟な構造にしていて、基板2の反りやう
ねり、更にはクランプすることによる基板2の変形等に
も当該接触面が追従することができるので、大きな接触
面積を確保することができる。従って、基板2を効率的
に冷却してその温度上昇を小さくすることができる。
する接触面を柔軟な構造にしていて、基板2の反りやう
ねり、更にはクランプすることによる基板2の変形等に
も当該接触面が追従することができるので、大きな接触
面積を確保することができる。従って、基板2を効率的
に冷却してその温度上昇を小さくすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記基板保持装置にお
ける柔軟性膜12は、図8に拡大して示すように、その
中央領域12aは緩やかな凸面状になるのに対して、固
着部14に近い周縁領域12bは凹面状または中央領域
12aよりも急な(即ち曲率の大きい)凸面状になる。
これは、柔軟性膜12の張力やその内部の冷媒18の圧
力等との関係でこのようになるものと考えられる。周縁
領域12bが凹になるか凸になるかは、柔軟性膜12の
伸び率や弾性率等の特性に依存する。
ける柔軟性膜12は、図8に拡大して示すように、その
中央領域12aは緩やかな凸面状になるのに対して、固
着部14に近い周縁領域12bは凹面状または中央領域
12aよりも急な(即ち曲率の大きい)凸面状になる。
これは、柔軟性膜12の張力やその内部の冷媒18の圧
力等との関係でこのようになるものと考えられる。周縁
領域12bが凹になるか凸になるかは、柔軟性膜12の
伸び率や弾性率等の特性に依存する。
【0010】従って、クランパー20を押し下げて基板
をクランプした場合、図9に示すように、中央領域12
aでは柔軟性膜12は基板2の変形等に追従することが
できるけれども、周縁領域12bではそれに追従するこ
とができなくなる。従って、基板2の周縁部では柔軟性
膜12は基板2に接触しにくくなり、そこでの熱伝導が
悪化するので、基板2の周縁部は中央部に比べて温度上
昇が大きくなる。その結果、処理時の基板表面内の温度
上昇分布の均一性が悪くなる。
をクランプした場合、図9に示すように、中央領域12
aでは柔軟性膜12は基板2の変形等に追従することが
できるけれども、周縁領域12bではそれに追従するこ
とができなくなる。従って、基板2の周縁部では柔軟性
膜12は基板2に接触しにくくなり、そこでの熱伝導が
悪化するので、基板2の周縁部は中央部に比べて温度上
昇が大きくなる。その結果、処理時の基板表面内の温度
上昇分布の均一性が悪くなる。
【0011】そこでこの発明は、このような点を改善し
て、処理時の基板表面内の温度上昇分布の均一性を向上
させることを主たる目的とする。
て、処理時の基板表面内の温度上昇分布の均一性を向上
させることを主たる目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の基板保持装置
は、前述したような密閉領域を、その上に保持する基板
よりも当該基板の周囲において5mm以上の幅で大きく
したことを特徴とする。
は、前述したような密閉領域を、その上に保持する基板
よりも当該基板の周囲において5mm以上の幅で大きく
したことを特徴とする。
【0013】上記構成によれば、密閉領域上に張られた
柔軟性膜の、基板と接触しにくい周縁領域が基板の外側
に位置するようになるので、クランプ時に基板の周縁部
もその中央部と同じように柔軟性膜に接触するようにな
る。その結果、基板の周縁部における熱伝導の悪化が防
止され、処理時の基板表面内の温度上昇分布の均一性が
向上する。
柔軟性膜の、基板と接触しにくい周縁領域が基板の外側
に位置するようになるので、クランプ時に基板の周縁部
もその中央部と同じように柔軟性膜に接触するようにな
る。その結果、基板の周縁部における熱伝導の悪化が防
止され、処理時の基板表面内の温度上昇分布の均一性が
向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る基板保持
装置の一例を示す断面図である。図2は、図1中の密閉
領域と基板との関係を示す平面図である。図7の従来例
と同一または相当する部分には同一符号を付し、以下に
おいては当該従来例との相違点を主に説明する。
装置の一例を示す断面図である。図2は、図1中の密閉
領域と基板との関係を示す平面図である。図7の従来例
と同一または相当する部分には同一符号を付し、以下に
おいては当該従来例との相違点を主に説明する。
【0015】この実施例においては、前述した密閉領域
16の平面寸法を、従って柔軟性膜12の平面寸法を
も、基板2よりも当該基板2の周囲において5mm以上
の幅Wで大きくしている。換言すれば、基板2等が図2
に示すように四角形の場合、密閉領域16および柔軟性
膜12等の縦横の寸法を、基板2のそれよりも、片側で
5mm以上ずつ大きくしている。
16の平面寸法を、従って柔軟性膜12の平面寸法を
も、基板2よりも当該基板2の周囲において5mm以上
の幅Wで大きくしている。換言すれば、基板2等が図2
に示すように四角形の場合、密閉領域16および柔軟性
膜12等の縦横の寸法を、基板2のそれよりも、片側で
5mm以上ずつ大きくしている。
【0016】なお、基板2が円形の場合は、密閉領域1
6および柔軟性膜12も円形にし、それらの半径を基板
2の半径よりも5mm以上大きくすれば良い。
6および柔軟性膜12も円形にし、それらの半径を基板
2の半径よりも5mm以上大きくすれば良い。
【0017】このような構造にすることにより、例えば
図3に示すように、密閉領域16上に張られた柔軟性膜
12の周縁領域12bの一部または全体が基板2の外側
に位置するようになる。周縁領域12bは、前述したよ
うに凹面状または急な凸面状になるので、基板2と接触
しにくい。上記幅Wを5mmよりも大きくする程、この
周縁領域12bが基板2の外側に位置する割合が増え、
幅Wを20mm〜30mmにすると、この周縁領域12
bは完全に基板2の外側に位置するようになる。従っ
て、上記幅Wは20mm〜30mm以上にするのがより
好ましい。
図3に示すように、密閉領域16上に張られた柔軟性膜
12の周縁領域12bの一部または全体が基板2の外側
に位置するようになる。周縁領域12bは、前述したよ
うに凹面状または急な凸面状になるので、基板2と接触
しにくい。上記幅Wを5mmよりも大きくする程、この
周縁領域12bが基板2の外側に位置する割合が増え、
幅Wを20mm〜30mmにすると、この周縁領域12
bは完全に基板2の外側に位置するようになる。従っ
て、上記幅Wは20mm〜30mm以上にするのがより
好ましい。
【0018】柔軟性膜12の基板2と接触しにくい周縁
領域12bが基板2の外側に位置する分、クランプ時に
基板2の周縁部もその中央部と同じように柔軟性膜12
に、より具体的にはその緩やかな凸面状をした中央領域
12aに接触するようになる。その結果、基板2の周縁
部における当該基板2と柔軟性膜12および冷媒18等
との間の熱伝導の悪化が防止され、基板2に対する冷却
性能が均一化するので、イオン注入等の処理時の基板2
の中央部と周縁部との間の温度上昇の差が小さくなる。
即ち、処理時の基板表面内の温度上昇分布の均一性が向
上する。
領域12bが基板2の外側に位置する分、クランプ時に
基板2の周縁部もその中央部と同じように柔軟性膜12
に、より具体的にはその緩やかな凸面状をした中央領域
12aに接触するようになる。その結果、基板2の周縁
部における当該基板2と柔軟性膜12および冷媒18等
との間の熱伝導の悪化が防止され、基板2に対する冷却
性能が均一化するので、イオン注入等の処理時の基板2
の中央部と周縁部との間の温度上昇の差が小さくなる。
即ち、処理時の基板表面内の温度上昇分布の均一性が向
上する。
【0019】基板表面内の温度上昇分布の均一性が向上
することによって、過大な温度上昇部分の発生を防止す
ることができるので、処理基板の品質が向上する。ま
た、より高いパワー(例えば、より大きなイオン電流密
度またはより大きなイオンエネルギー)での基板処理が
可能になるので、処理時間を短縮してスループットを向
上させることができる。
することによって、過大な温度上昇部分の発生を防止す
ることができるので、処理基板の品質が向上する。ま
た、より高いパワー(例えば、より大きなイオン電流密
度またはより大きなイオンエネルギー)での基板処理が
可能になるので、処理時間を短縮してスループットを向
上させることができる。
【0020】
【実施例】基板2の表面における図4に示した〜の
位置での温度上昇を測定した結果を図5および図6にそ
れぞれ示す。なお、図4に示すような測定位置の取り方
をしたのは、基板中心からの距離だけでなく、基板表面
での位置をも多様にして、基板表面内での温度上昇分布
を把握し易くするためである。
位置での温度上昇を測定した結果を図5および図6にそ
れぞれ示す。なお、図4に示すような測定位置の取り方
をしたのは、基板中心からの距離だけでなく、基板表面
での位置をも多様にして、基板表面内での温度上昇分布
を把握し易くするためである。
【0021】図5は、80keVのエネルギーで、40
0mm×300mmの寸法の基板2にイオン注入を行っ
た時の結果である。同図中の比較例は、前述した密閉領
域16および柔軟性膜12の寸法を基板2と同寸法の4
00mm×300mmとした時のものであり、実施例
は、密閉領域16および柔軟性膜12の寸法を460m
m×360mm(即ち前述した幅Wを30mm)とした
時のものである。
0mm×300mmの寸法の基板2にイオン注入を行っ
た時の結果である。同図中の比較例は、前述した密閉領
域16および柔軟性膜12の寸法を基板2と同寸法の4
00mm×300mmとした時のものであり、実施例
は、密閉領域16および柔軟性膜12の寸法を460m
m×360mm(即ち前述した幅Wを30mm)とした
時のものである。
【0022】この図5から分かるように、比較例に比べ
て実施例の方が温度上昇分布の均一性が遙かに良い。
て実施例の方が温度上昇分布の均一性が遙かに良い。
【0023】図6は、1×1016個/cm2 のドーズ量
を、イオンのエネルギーを変えて基板2にイオン注入し
た時の結果である。即ち、イオンのエネルギーを、比較
例1は80keV、比較例2は40keV、実施例は8
0keVとした。基板2の寸法、比較例1、2の密閉領
域16および柔軟性膜12の寸法、実施例の密閉領域1
6および柔軟性膜12の寸法は、図5の場合とそれぞれ
同じである。
を、イオンのエネルギーを変えて基板2にイオン注入し
た時の結果である。即ち、イオンのエネルギーを、比較
例1は80keV、比較例2は40keV、実施例は8
0keVとした。基板2の寸法、比較例1、2の密閉領
域16および柔軟性膜12の寸法、実施例の密閉領域1
6および柔軟性膜12の寸法は、図5の場合とそれぞれ
同じである。
【0024】この図6から分かるように、比較例1およ
び2に比べて実施例の方が温度上昇分布の均一性が遙か
に良い。また、温度上昇の最高値も、実施例は比較例2
の2倍のエネルギーで注入したにも拘わらず、比較例2
の最高値に近い値に納まっている。
び2に比べて実施例の方が温度上昇分布の均一性が遙か
に良い。また、温度上昇の最高値も、実施例は比較例2
の2倍のエネルギーで注入したにも拘わらず、比較例2
の最高値に近い値に納まっている。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、密閉領
域上に張られた柔軟性膜の、基板と接触しにくい周縁領
域が基板の外側に位置するようになるので、クランプ時
に基板の周縁部もその中央部と同じように柔軟性膜に接
触するようになる。その結果、基板の周縁部における熱
伝導の悪化が防止され、処理時の基板表面内の温度上昇
分布の均一性が向上する。
域上に張られた柔軟性膜の、基板と接触しにくい周縁領
域が基板の外側に位置するようになるので、クランプ時
に基板の周縁部もその中央部と同じように柔軟性膜に接
触するようになる。その結果、基板の周縁部における熱
伝導の悪化が防止され、処理時の基板表面内の温度上昇
分布の均一性が向上する。
【0026】また、基板表面内の温度上昇分布の均一性
が向上することによって、過大な温度上昇部分の発生を
防止することができるので、処理基板の品質が向上す
る。また、より高いパワーでの基板処理が可能になるの
で、処理時間を短縮してスループットを向上させること
ができる。
が向上することによって、過大な温度上昇部分の発生を
防止することができるので、処理基板の品質が向上す
る。また、より高いパワーでの基板処理が可能になるの
で、処理時間を短縮してスループットを向上させること
ができる。
【図1】この発明に係る基板保持装置の一例を示す断面
図である。
図である。
【図2】図1中の密閉領域と基板との関係を示す平面図
である。
である。
【図3】図1中のA部の拡大断面図であり、クランプ時
のものである。
のものである。
【図4】基板表面の温度測定位置を示す平面図である。
【図5】基板に一定のエネルギーでイオン注入を行った
時の基板表面内の温度上昇分布の測定結果の一例を示す
図である。
時の基板表面内の温度上昇分布の測定結果の一例を示す
図である。
【図6】基板に一定のドーズ量でイオン注入を行った時
の基板表面内の温度上昇分布の測定結果の一例を示す図
である。
の基板表面内の温度上昇分布の測定結果の一例を示す図
である。
【図7】従来の基板保持装置の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図8】図7中のA部の拡大断面図であり、非クランプ
時のものである。
時のものである。
【図9】図7中のA部の拡大断面図であり、クランプ時
のものである。
のものである。
2 基板 4 ベース 12 柔軟性膜 12a 中央領域 12b 周縁領域 16 密閉領域 18 冷媒 20 クランパー
Claims (1)
- 【請求項1】 ベースと、このベースの表面に張られて
いて同ベースとの間に密閉領域を形成する柔軟性膜と、
この密閉領域に加圧封入された冷媒と、前記柔軟性膜上
に載置される基板の周縁部をベースに向けて押さえ付け
るクランパーとを備える基板保持装置において、前記密
閉領域を、その上に保持する基板よりも当該基板の周囲
において5mm以上の幅で大きくしたことを特徴とする
基板保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14806996A JPH09306415A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 基板保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14806996A JPH09306415A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 基板保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09306415A true JPH09306415A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=15444523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14806996A Pending JPH09306415A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 基板保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09306415A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009277655A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Samsung Mobile Display Co Ltd | 有機電界発光表示装置の製造装置及び製造方法 |
-
1996
- 1996-05-17 JP JP14806996A patent/JPH09306415A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009277655A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Samsung Mobile Display Co Ltd | 有機電界発光表示装置の製造装置及び製造方法 |
US8815015B2 (en) | 2008-05-15 | 2014-08-26 | Samsung Display Co., Ltd. | Apparatus and method for fabricating organic light emitting diode display device |
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