JPH09305851A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH09305851A
JPH09305851A JP12352096A JP12352096A JPH09305851A JP H09305851 A JPH09305851 A JP H09305851A JP 12352096 A JP12352096 A JP 12352096A JP 12352096 A JP12352096 A JP 12352096A JP H09305851 A JPH09305851 A JP H09305851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
transfer device
vending machine
spiral coil
commodity
Prior art date
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Pending
Application number
JP12352096A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kanbe
公 神戸
Masayuki Taguchi
雅之 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商品収納容量を小さくすることなく、第1搬送
装置から第2搬送装置に商品を確実に搬送することがで
きる。 【解決手段】商品コラム12内に上下方向に配置された
スパイラル式の第1搬送装置14と、この第1搬送装置
14の斜め下方に位置し第1搬送装置14から搬出され
た商品Sを受けこれを商品取り出し側に搬送する第2搬
送装置16を有する自動販売機において、第1搬送装置
14のスパイラルコイル144の正回転により商品Sが
下方に案内されて落下搬出される一方、この落下搬出さ
れた商品Sはスパイラルコイル144の下端に形成され
た商品押し出し部144aの逆回転により第2搬出装置
16に向かって押し出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スパイラル式の搬
送装置を有する自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機として、特開
平7ー73364号公報に開示されたものが知られてい
る。
【0003】この自動販売機は、自動販売機本体内にス
パイラル式の第1搬送装置を複数設置する一方、各第1
搬送装置の下方にコンベア式の第2搬送装置を設置した
ものであり、この第1搬送装置と第2搬送装置との上下
間隔を搬出商品が第1搬送装置のスパイラルコイルから
離脱する前にコンベアベルトに接触するような間隔に設
定している。
【0004】この自動販売機によれば、第1搬送装置に
収納されている最下位の商品はスパイラルコイルの傾斜
に沿って徐々に滑走し、この第2搬送装置に接触した
後、第2搬送装置により商品取り出し口に搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
自動販売機では第1搬送装置から商品を円滑に搬出する
ためには、スパイラルコイルの傾斜角度を大きく取る必
要がある。しかしながら、この傾斜角度を大きく取ると
きはこれと同時に商品の傾斜角度が大きくなり、商品の
中身が漏れるおそれがあるし、また、傾斜角度を大きく
取る分スパイラルコイルの巻数が少なくなり、自動販売
機の商品収納容量が小さくなるという問題点を有してい
る。
【0006】他方、これとは逆にスパイラルコイルの傾
斜角度を小さくするときは、搬出不良やこれに伴う商品
詰まりを起こすおそれがある。
【0007】本発明の目的は、前記従来の課題に鑑み、
商品収納容量を小さくすることなく、第1搬送装置から
第2搬送装置に商品を確実に搬送できる自動販売機を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1の発明は、商品コラム内に上下方向
に配置されたスパイラル式の第1搬送装置と、この第1
搬送装置の斜め下方に位置し第1搬送装置から搬出され
た商品を受けこれを商品取り出し口側に搬送する第2搬
送装置を有する自動販売機において、第1搬送装置のス
パイラルコイルの下端に上下に延びるとともに、このス
パイラルコイルの正回転により搬出された商品を該スパ
イラルコイルの逆回転により第2搬送装置に向かって押
し出す商品押し出し部を有する構造となっている。
【0009】この請求項1の発明によれば、第1搬送装
置のスパイラルコイルの正回転により商品が下方に案内
されて落下搬出される一方、この落下搬出された商品は
スパイラルコイルの下端に形成された商品押し出し部の
逆回転により第2搬出装置に向かって押し出される。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の自動販売機
において、商品コラムの下部で第1搬送装置の螺旋軌道
の外側に、第1搬送装置から搬出された商品を第2搬送
装置に向かって斜めに傾斜した傾斜面で受けこれを第2
搬送装置に向かって滑走させる案内部材を設けた構造と
なっている。
【0011】請求項2の発明によれば、第1搬送装置か
ら搬出された商品は、まず、スパイラルコイルの傾斜面
に沿っ滑走し、しかる後、案内部材の傾斜面に沿って第
2搬送装置に案内される。また、この案内部材の傾斜面
に搬出された商品は、商品押し出し部の逆回転により確
実に第2搬送装置に搬出される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は本発明に係る自動
販売機の一実施形態を示すもので、図1は自動販売機の
正面概略断面図、図2は自動販売機の側面概略断面図、
図3は第1搬送装置の待機状態図、図4は商品が案内部
材の傾斜面に接した状態を示すを示す図、図5は商品が
案内部材を滑走した状態を示す図、図6は商品が商品押
し出し部材で第2搬送装置に搬送された状態を示す図で
ある。
【0013】まず、第1搬送装置及び第2搬送装置が設
置された自動販売機の概略構成を図1及び図2を参照し
て説明する。
【0014】即ち、この自動販売機は、方形状の自動販
売機本体1を有し、その内部を断熱性の仕切り壁2で上
下に仕切り、上部には商品Sの保存室3を、下部には商
品Sの調理室4をそれぞれ設けている。この保存室3内
には蒸発器5及び送風機6が設置され、自動販売機本体
1の下方に設置された凝縮器7及び圧縮機8等により蒸
発器5に冷媒を循環する一方、この蒸発器5で冷却され
た空気を送風機6により保存室3内に循環し、商品Sの
保冷を行っている。他方、調理室4内には電熱ヒータ9
及び送風機10が設置されており、この電熱ヒータ9の
発熱を送風機10で循環し、この調理室4の商品Sを加
熱するようになっている。また、この保存室3及び調理
室4には上下に対向して商品コラム11,12を有し、
この各商品コラム11,12内にスパイラル式の搬送装
置13,14が配置される一方、仕切り壁2にはスライ
ド扉15が設置されている。
【0015】ここで、保存室3の搬送装置13の商品S
を調理室4に搬送するときは、このスライド扉15を開
放し、保存室3の搬送装置13から調理室4の搬送装置
14に商品Sを受け渡す。この調理室4の搬送装置14
に搬送された商品Sは調理室4で加熱調理され、更に、
コンベア式の搬送装置16を通じて商品出口17、更に
は、商品取り出し口18に搬送される。
【0016】この自動販売機によれば、会社や工場にお
いて冷凍或いはレトルトの商品(弁当)について予め予
約を取り、この予約された数の商品Sを保存室3に収納
する。次いで、昼食時間に商品Sの調理が完了するよう
昼食時間前に商品Sを保存室3から調理室4に搬送し、
加熱調理する。これにより、昼食時間の一時期に多数の
商品Sを販売することができる。
【0017】以上のように構成された自動販売機におい
て、本実施形態は、調理室3に配置されたスパイラル式
の搬送装置(以下、第1搬送装置という)14の構造及
びこの商品コラム12に設置された案内部材19に特徴
を有する。この特徴的構造を図3乃至図6を参照して説
明する。
【0018】即ち、この第1搬送装置14は可逆転ギア
モータ141、このギアモータ141の出力軸141a
に連結した継手142、この継手142に一端が連結し
たアーム143及びこのアーム143の他端に連結した
スパイラルコイル144を有し、このギアモータ141
の駆動により、このスパイラルコイル144が回転す
る。このスパイラルコイル144は商品Sを斜めに収納
しており、その下向き傾斜に対応するコラム部位、即
ち、商品コラム12の側壁下部(図3に向かって右側の
側壁下部)に商品搬出口121を有し、更には、この商
品搬出口121の前方に前記コンベア式の搬送装置(以
下、第2搬送装置という)16が配置されている。
【0019】また、このスパイラルコイル144の下
端、即ちアーム143と連結する部位は、垂直に延びた
商品押し出し部144aとなっている。他方、商品コラ
ム12の商品搬出口121と対向する側壁にはブロック
状の案内部材19が固着されている。この案内部材19
の上面は商品コラム12の中央に向かって下向き斜めの
傾斜面191を有し、この傾斜面191に商品Sが当た
るとき、この商品Sを第2搬送装置16に向かって滑走
させるようになっている。なお、この案内部材19はス
パイラルコイル144の回動の妨げとならないようその
螺旋軌道から外れる位置、即ちスパイラルコイル144
の外側に固着されている。
【0020】本実施形態に係る第1搬送装置14から第
2搬送装置16への搬送動作を図3乃至図6を参照して
説明する。商品販売信号が入力されていないとき、即ち
待機状態のときは、図3の(a)に示すように、最下位の
商品S(図3の実線で示す商品S)は、スパイラルコイ
ル144で保持されている。ここで、販売信号が入力さ
れたときは、ギアモータ141が駆動し、図3の(b)の
1点鎖線矢印に示すように、スパイラルコイル144が
時計回りに回転(略半回転)する。これにより、図4の
(a)に示すように、最下位の商品Sが下方に移動し、商
品Sの底面が案内部材19の傾斜面191に当たる。こ
こで、図4の(b)に示すように、更に継続してスパイラ
ルコイル144が回転することにより(図4の略半回
転)、最下位の商品Sはスパイラルコイル144から外
れ、案内部材19の傾斜面191を滑走して図5の(a)
に示すように第2搬送装置16側に移動する。このと
き、スパイラルコイル144の商品押し出し部144a
は商品Sの裏側に移動しており、ここで、ギアモータ1
41を図5の(b)に示すように逆転駆動する。これによ
り、図6に示すように、この商品押し出し部144aが
商品Sの側面に当たって商品Sを第2搬送装置16に搬
送する。このような搬送動作が終了したときは、次回の
商品販売信号に備えギアモータ141を正転駆動して図
3の待機状態に戻す。
【0021】このように本実施形態によれば、案内部材
19、商品押し出し部144a及びスパイラルコイル1
44の逆転により最下位の商品Sを第2搬送装置16に
確実に搬送でき、従来の如く、スパイラルコイル144
の傾斜角度を大きく取る必要がない。
【0022】なお、この実施形態では、商品Sが案内部
材19に傾斜面191に当接する大きさの商品Sを例と
して掲げ説明しているが、この商品Sの搬出時に案内部
材19の傾斜面191に当接しな商品、即ち、小型の商
品がスパイラルコイル144に収納されている場合もあ
る。このようなときでも、逆回転動作する商品押し出し
部144aが第2搬送装置16に向かって小型の商品を
押し出し、確実に搬送できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、第1搬送装置のスパイラルコイルの正回転によ
り商品が下方に案内されて落下搬出される一方、この落
下搬出された商品はスパイラルコイルの下端に形成され
た商品押し出し部の逆回転により第2搬出装置に向かっ
て押し出され、商品の大小にかかわらず、第1搬送装置
から第2搬送装置に商品を確実に搬送できる。
【0024】請求項2の発明によれば、第1搬送装置か
ら搬出された商品は、まず、スパイラルコイルの傾斜面
に沿っ滑走し、しかる後、案内部材の傾斜面に沿って第
2搬送装置に案内される。従って、請求項1の発明の効
果と相俟って、商品の搬送が円滑に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の正面概略断面図
【図2】本発明に係る自動販売機の側面概略断面図
【図3】第1搬送装置の待機状態図
【図4】最下位の商品が案内部材の傾斜面に接した状態
を示すを示す図
【図5】最下位の商品が案内部材を滑走した状態を示す
【図6】最下位の商品が商品押し出し部材で第2搬送装
置に搬送された状態を示す図
【符号の説明】
1…自動販売機本体、11,12…商品コラム、14…
第1搬送装置、16…第2搬送装置、19…案内部材、
144…スパイラルコイル、144a…商品押し出し
部、191…傾斜面、S…商品。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品コラム内に上下方向に配置されたス
    パイラル式の第1搬送装置と、該第1搬送装置の斜め下
    方に位置し該第1搬送装置から搬出された商品を受けこ
    れを商品取り出し口側に搬送する第2搬送装置を有する
    自動販売機において、 前記第1搬送装置のスパイラルコイルの下端に上下に延
    びるとともに、該スパイラルコイルの正回転により搬出
    された商品を該スパイラルコイルの逆回転により前記第
    2搬送装置に向かって押し出す商品押し出し部を有する
    ことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記商品コラムの下部で前記第1搬送装
    置の螺旋軌道の外側に、該第1搬出装置から搬出された
    商品を前記第2搬送装置に向かって斜めに傾斜した傾斜
    面で受けこれを該第2搬送装置に向かって滑走させる案
    内部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の自動販
    売機。
JP12352096A 1996-05-17 1996-05-17 自動販売機 Pending JPH09305851A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013015227A1 (ja) * 2011-07-22 2013-01-31 株式会社湯山製作所 袋入り薬剤払出装置
TWI645375B (zh) * 2017-07-14 2018-12-21 游本俊 Supply device for food vending machines

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013015227A1 (ja) * 2011-07-22 2013-01-31 株式会社湯山製作所 袋入り薬剤払出装置
JPWO2013015227A1 (ja) * 2011-07-22 2015-02-23 株式会社湯山製作所 袋入り薬剤払出装置
TWI645375B (zh) * 2017-07-14 2018-12-21 游本俊 Supply device for food vending machines

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