JPH03201186A - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動販売機本体の周方向複数箇所にそれぞれ接
客装置と商品取出口を設けて、前面側でない方向からで
も商品を購入することが゛できる自動販売機に関するも
のである。

従来の技術 一般の自動販売機は第１０図に示すように構成されてい
る。自動販売機本体１と前面扉２とで囲まれた自動販売
機内部には断熱構造の内箱３が設けられている。内箱本
体４と内扉５とで囲まれた庫内には、商品の缶飲料６を
積み上げてストックしておく商品ストッカ７が設置され
ている。内箱３の底部Ａには蒸発器とシーズヒータおよ
びファンが設けられており、自動販売機本体１の底部Ｂ
には圧縮機と凝縮器などが据え付けられており、圧縮機
と凝縮器ならびに蒸発器は冷凍サイクルを形成している
。

発明が解決しようとする課題 前面扉２に設けられた接客装置８を操作すると、商品ス
トッカ７から払い出された缶飲料６はシュート９の上に
払い出されて、前面扉２で開口した商品取出口１０に払
い出される。

第１１図に示すように駅のプラットホームＣの中央に前
面扉２を上りホームＤに向けて据え付けられた場合には
、下りホームＥの乗降客や自動販売機本体５の側方位置
に立っている乗降客が自動販売機を利用するためには上
りホームＤの側に立ち回ることが強いられている。また
、第１２図と第１３図および第１４図に示すように２台
、または４台の自動販売機を設置した場合には、自動販
売機の据付位置でプラットホームが狭くなって好ましく
ない。

本発明は自動販売機本体の前面側でない方向からでも利
用できる自動販売機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明の自動販売機は、下方へ商品を払い出す商品スト
ッカを自動販売機本体に設けるとともに、自動販売機本
体の周方向複数箇所にそれぞれ接客装置と商品取出口を
設け、商品ストッカから払い出された商品を受ける位置
には、受け取った商品を商品取出口に向けて搬送するシ
ュートを設け、前記シュートを水平回転させるターンテ
ーブルを設け、前記接客装置のうちの操作された接客装
置に応じて前記ターンテーブルを運転して、操作された
接客装置に対応する前記商品払出口に商品を払い出すこ
とを特徴とする。

作用 この構成によると、前面側と後面側および両側の４面に
接客装置と商品取出口を設けた場合、前面側の接客装置
が操作されると、ターンテーブルはシュートの払出口が
前面側の商品払出口の方向を向くように回動し、商品ス
トッカから払い出された商品はシュートを介して前面側
の商品取出口に払い出される。

後面側の接客装置が操作されると、ターンテーブルはシ
ュートの払出口が後面側の商品払出口の方向を向くよう
に回動し、商品ストッカから払い出された商品はシュー
トを介して後面側の商品取出口に払い出される。

側面の接客装置が操作されると、ターンテーブルはシュ
ートの払出口がその操作された側面の商品払出口の方向
を向くように回動し、商品ストッカから払い出された商
品はシュートを介して側面の商品取出口に払い出される
。

実施例 以下、本発明の実施例を第１図〜第９図に基づいて説明
する。なお、従来例を示す第７図と同様の作用をなすも
のには、同一の符号を付けて説明する。

第１図と第２図は本発明の自動販売機を示す。

自動販売機本体１には前面側に前扉２ａ、後面側に後扉
２ｂが取り付けられており、前扉２ａには接客装置８ａ
と商品取出口１０ａが、後扉２ｂには接客装置８ｂと商
品取出口１０ｂが設けられている。

さらに、自動販売機本体１の側面１１ａには接客装置８
ｃと商品取出口１０ｃが、側面１１ｂには接客装置８ｄ
と商品取出口１０ｄがそれぞれ設けられている。

内箱本体４にも前面側に内扉５ａ、後面側に内扉５ｂが
取り付けられており、内扉５ａには払出口１２ａが、内
扉５ｂには払出口１２ｂがそれぞれ穿設されている。図
示されていないが側面１１ａ、　１１ｂにも払出口１２
ａ、　１２ｂに相当する払出口１２Ｃ１１２ｄが穿設さ
れている。

庫内には前後方向〔矢印Ｇ方向〕に商品ストッカ７　ａ
　＊　７　ｂが配列されている。商品ストッカ７ａ＊７
ｂの下方位置には、シュート！３が設けられている。こ
のシュートＩ３は電動式のターンテーブル１４を介して
据え付けられており、第２図に示す破線位置と仮想線位
置とにわたってシュート１３を回動させることができる
。

前面扉２ａの接客装置８ａが操作されると、ターンテー
ブル１４によってシュート１３は、払出口１５が第２図
に破線で示すよう商品払出口ｌｅａに向くように回動駆
動され、シューＨ３が所定位置に停止してから商品スト
ッカ７ａ＊７ｂの内の一方の商品ストッカに商品払い出
し指示が与えられ、払い出された缶飲料６はシュート１
３と払出口１２ａを介して商品取出口ｔｅａに払い出さ
れる。

後面扉２ｂの接客装置８ｂが操作されると、シｐ−）１
３の払出口１５が商品払出口！Ｏｂに向くようターンテ
ーブル１４によって回動駆動され、シュート１３が所定
位置に停止してから商品ストッカ？ａｓ７ｂの内の一方
の商品ストッカに商品払い出し指示が与えられ、払い出
された缶飲料６はシュート１３と払出口１２ｂを介して
商品取出口１０ｂに払い出される。

側面１１ａの接客装置８ｃが操作されると、ターンテー
ブル１４によってシュート１３は、払出口１５が第２図
に仮想線で示すよう商品払出口１０ｃに向くように回動
駆動され、シュート１３が所定位置に停止してから商品
ストッカ７ａ、７ｂの内の一方の商品ストッカに商品払
い出し指示が与えられ、払い出された缶飲料６はシュー
ト１３と払出口１２ｃを介して商品取出口１０ｃに払い
出される。

側面１１ｄの接客装置８ｄが操作された場合も同様にタ
ーンテーブル１４を運転して、払出口１２ｄを介して商
品取出口ｌｅｄに払い出される。

このように構成したため、第１１図から第１４図に示し
た使用形態の場合には、前面扉２ａを上りホームＤの側
、後面扉２ｂを下りホームＥの側に向けて１台の自動販
売機を据え付けるだけで済む。

上記の実施例では、前面扉２ａを開放して商品ストッカ
７ａへの缶飲料の補充を実行し、後面扉２ｂを開放して
商品ストッカ７ｂへの缶飲料の補充を実行するものとし
たが、後面側を扉構造にせずに接客装置８ｂと商品取出
口１０ｂを設け、前面扉２ａを開放して商品ストッカ７
ｂへの缶飲料の補充を実行するように構成することもで
きる。

上記の実施例では、自動販売機本体１の四面のすべてに
接客装置と商品取出口を設けたが、前面側と側面１１ａ
に接客装置８ａと商品取出口１０ａｔ接客装置８ｃと商
品取出口１０ｃを設けて、残りの二面には接客装置８ｂ
と商品取出口１０ｂ、接客装置８ｄと商品取出口ｌｅｄ
を設けないような形態、側面ｌｉｄを除く前面側と後面
側および側面１１ａに、それぞれ接客装置８ａと商品取
出口１ｅａｓ接客装置８ｂと商品取出口１ｏｂ　、接客
装置８ｃと商品取出口１０ｃを設けた形態、後面側を除
く前面側と側面１１ａおよび側面１１ａに、それぞれ接
客装置８ａと商品取出口１ｅａｓ接客装［８ｃと商品取
出口１０Ｃ１接客装置８ｄと商品取出口１０ｄを設けた
形態などが考えられる。

上記の各実施例では、自動販売機の外観の平面形状が四
角形の場合を例に挙げて説明したが、これは第３図〜第
６図に示すような形状の場合も同様に実施することがで
きる。

第３図（ａ）　（ｂ）に示したものは平面形状がほぼ半
円形で、正面の曲面に接客装置８ａ＊　８ｂ＊　８ｃに
対応して商品取出口１０ａ、　１ｏｂｓ　ｌＯｃが設け
られている。

第４図（ａ）　（ｂ）に示したものは平面形状が円形で
、周面に接客装置ｆ　８　ａ　ｔ　８　ｂ　ｓ　８　ｃ
に対応して商品取出口ｌｅａ、１０ｂ、１０ｃが設けら
れている。

第５図（ａ）　（ｂ）に示したものは平面形状がほぼ半
円形で、正面の曲面に接客装置８ａ＊８ｂに対応して商
品取出口１０ａ、１０ｂが設けられている。

第６図（ａ）　（ｂ）に示したものは平面形状が多角形
で、中央の接客面に対して両側の接客面が所定角度θで
傾いており、それぞれの接客面に接客装置８ａと商品取
出口１ｅａｓ接客装置８ｂと商品取出ロｔａｂ、接客装
置８ｃと商品取出口１０ｃが設けられている。

第３図〜第６図の何れの場合にも、第１図に示したシュ
ーＨ３とターンテーブルＩ４を庫内に設置して、操作さ
れた接客装置に対応してとターンテーブルＩ４を運転し
、前記操作された接客装置に対応する商品取出口に商品
を払い出すように構成する。

第７図〜第９図はターンテーブル１４の別の実施例を示
す。この実施例では前面側に三つの接客面が形成され、
後面側に商品補充用に扉１Ｂが取り付けられている。正
面の接客面１７ａとその両側の接客面１７ｂ、１７ｃに
は、接客装置８ａと商品取出口１ｅａｓ接客装置８ｂと
商品取出口１０ｂ、接客装置８Ｃと商品取出口１０ｃが
それぞれ設けられている。

内箱３の庫内には、商品ストッカ７　ａ　＊　７　ｂと
その下方にベルトコンベヤ１８が設けられている。商品
ストッカ７　ａ　ｓ　７　ｂから払い出された缶飲料６
は、ベルトコンベヤ１８で横送りされて内箱３の払出口
１２から接客面１７ａの側に払い出される。払出口１２
の下方位置では商品受けシュート１９が待機しており、
払出口１２から払い出された缶飲料６は商品受けシュー
）１９の上に落下する。部品受けシュート１９の払出口
２０には受けた缶飲料６を一時保留するためにシャッタ
２１が取り付けられており、操作された接客装置が接客
面１７ａの接客装置８ａであった場合には直ちに電磁プ
ランジャ２２に通電してシャッタ２１を仮想線位置に開
放し、部品受けシュー）１９の上の缶飲料６を商品取出
口ｌｅａに払い出す。

ここで部品受けシュート■３は、第７図と第９図に示す
ように回転軸２３で支持されたターンテーブル２４に取
り付けられており、モータ２５によって回動できるよう
に構成されている。

操作された接客装置が接客装置８ｂまたは８ｃであった
場合には、部品受けシュート１３の上に缶飲料６を保留
した状態で、操作された接客装置が接客装置８ｂの場合
にはモータ２５を正転運転してターンテーブル２４を接
客面１７ｂの商品取出口１０ｂに対応する位置まで回動
させる。次いで電磁プランジャ２２を駆動してシャッタ
２Ｉを開ぎ、保留中の缶飲料６を商品取出口１０ｂに払
い出す。操作された接客装置が接客装置８ｃの場合には
モータ２５を逆転運転してターンテーブル２４を接客面
１７ｃの商品取出口１０ｃに対応する位置まで回動させ
る。次いで電磁プランジャ２２を駆動してシャッタ２１
を開き、保留中の缶飲料６を商品取出口菫Ｏｃに払い出
す。

このようにして操作された接客装置と同じ接客面に設け
られた商品取出口に缶飲料６が払い出される。

第７図〜第９図に示した実施例についても、自動販売機
の外観形状については第３図〜第８図に示した何れの形
状であっても同様に実施することができる。

なお、第１図と第２図に示した実施例の構成においても
、シュート１３の払出口１５に開閉可能なシャッタ２１
を設けて、払い出された缶飲料６をシュー）１３の上に
保留するように構成することによって、ターンテーブル
１４の運転よりも先行して商品ストッカ７　ａ　＊　７
　ｂからの払い出しを実行できる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、自動販売機本体の周方向
複数箇所にそれぞれ接客装置と商品取出口を設け、商品
ストッカから払い出された商品を受ける位置には、受け
取った商品を商品取出口に向けて搬送するシュートを設
け、前記シュートを水平回転させるターンテーブルを設
け、前記接客装置のうちの操作された接客装置に応じて
前記ターンテーブルを運転して、操作された接客装置に
対応する前記商品払出口に商品を払い出すため、自動販
売機本体の一つの面だけでなくその他の面からであって
も自動販売機を利用することができ、操作性が向上する
とともに、販売の機会を逃すことも少ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動販売機の縦断面図、第２図は同装
置平面図、第３図〜第６図はそれぞれ別の実施例の平面
図と正面図、第７図〜第９図は別の実施例を示し、第７
図は自動販売機の縦断面図、第８図は同装置平面図、第
９図は同装置の要部斜視図、第１θ図は従来の自動販売
機の縦断面図、第Ｉ１図〜第１４図はプラットホームに
従来の自動販売機を据え付けた場合の説明図である。 １・・・自動販売機本体、２ａ・・・前面扉、２ｂ・・
・後部扉、６・・・缶飲料、７ａ、７ｂ・・・商品ス）
ｙ力、８ａｓ　８ｂｔ　８ｃｓ　８ｄ−・・接客装置、
ｔＯａｍ　１０ｂ１１０ｃ、　１０ｄ・・−商品取出口
、ｌｌａ、１１ｂ・・・側面、１３゜１９・・・シュー
ト、　１４．２４−・・ターンテーブル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、下方へ商品を払い出す商品ストッカを自動販売機本
   体に設けるとともに、自動販売機本体の周方向複数箇所
   にそれぞれ接客装置と商品取出口を設け、商品ストッカ
   から払い出された商品を受ける位置には、受け取った商
   品を商品取出口に向けて搬送するシュートを設け、前記
   シュートを水平回転させるターンテーブルを設け、前記
   接客装置のうちの操作された接客装置に応じて前記ター
   ンテーブルを運転して、操作された接客装置に対応する
   前記商品払出口に商品を払い出す自動販売機。