JPH0318995A - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は本体ケース内に既に公知のサーペンタイン形
商品収納棚を備え、円筒缶入り清涼飲料などの商品を販
売する自動販売機に関する。

〔従来の技術〕

円筒缶入り清涼飲料等の商品を販売する自動販売機とし
て第２図ないし第４図に示すものが公知である、図にお
いて、自動販売機は、前面が開口する本体ケースｌ及び
前記前面を開閉する外扉２を備え、本体ケース１内部に
は断熱室３が形成される。この断熱室３内に、サーペン
タイン形商品収納棚４、この商品収納棚４の下方に配置
される商品シュート５及び冷却ユニット６が収容設置さ
れる。前記断熱室３の前面にはフラッパ付搬出ロアａを
有する断熱性内扉７が設けられ、また本体ケース１の断
熱室３下方に形成される機械室には前記冷却ユニット６
と冷媒配管で結ばれる凝縮ユニット８が設置される。そ
して前記外扉２には前面に臨み形成されたデイスプレィ
室に商品見本１１が陳列され、また前面上に硬貨投入口
１２、商品販売用押釦１３等が配設されかつ商品取出口
１５が設けられる。

前記サーペンタイン形商品収納棚４は２枚の側板２１の
間に軌道体を前後に配置して形成された蛇行して上下に
走る商品転勤通路２２を前後に複数備える。この商品転
勤通路２２の下端部に搬出機構２３が設けられて下端が
搬出端をなす一方、各上端が断熱室３前面に上下に並ん
で開口し投入口２４をなしている。

上記自動販売機は、円筒状商品１０が横倒し姿勢で投入
口２４から投入され、その最下段のものを搬出機構２３
に係止させて商品転勤通路２２に積重なって充填される
。そして客の購入操作により搬出機構２３が作動し、収
納中に冷却された指定の商品１０が、最下段のものから
順次１個ずつ商品シュート５上に落下搬出され、商品シ
ュート５を転勤して商品取出口１５に送出される。この
商品ＩＯの販売に伴って、商品収納棚４には適時に巡回
するオペレータによって商品１０が補充される。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで自動販売機では商品収納棚４を上下になるべく
長くして商品１０を多く収納し商品収容効率を高めるこ
とが望まれる。ところが投入口２４の高さには投入作業
上一定の限度があり、また商品収納棚４の下方には商品
１０を転勤させる適当な傾斜を持った商品シュート５及
び冷却ユニット６の設置スペースを必要とするために、
従来の自動販売機は上記要望に応えることができない。

この発明は投入作業等に不都合を生じさせることなく、
より多くの商品を収納できる自動販売機を提供すること
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、この発明によれば、本体ケ
ースに形成された断熱室内に、円筒状商品が収納される
サーペンタイン形商品収納棚及び前記商品を冷却するた
めの冷却ユニットが配設され、前記本体ケース前面に備
える外扉に商品取出口が設けられてなる自動販売機にお
いて、前記冷却ユニットを前記商品収納棚の上方に配置
するとともに、前記商品収納棚の下方に、商品収納棚か
ら落下搬出される前記商品を前記商品取出口に向けて搬
送するコンベアを設置するものとする。

〔作用〕

冷却ユニットを商品収納棚の上方に移し、上下方向に大
きなスペースを必要としていた商品シュートの代りにコ
ンベアを設けることにより、投入口の高さを変えること
なく、商品収納棚を上下に長くして商品の収容数を増大
させられる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の実施例を示すもので、第２図ないし
第４図と共通あるいは同一の部分は同じ符号で示す。

第１図において、自動販売機は商品シヱート（第３図、
第４図５）が削除される。そしてサーペンタイン形商品
収納棚４が従来より上下に長（商品を多く収納できるよ
うに形成され、しかも投入口２４を従来と同じ高さに、
さらに本体ケース１背面との間にエアダクト１６を形成
するようにして本体ケース１に設置される。この商品収
納棚４の上方に、取付板６１を介して本体ケース１の天
井板に支持させて冷却ユニット６が配設される。

冷却ユニット６が設置される分本体ケース１は上方に長
くして製作される。３０は断熱室３の底部に設けられ矢
印方向に走行するコンへアベルト３１ヲ有スるコンベア
である。コンベアベルト３１は上面がすぐ上方に商品収
納棚４の搬出端が臨みかつ上面前端が商品取出口１５に
臨む。また上面玉には商品１０の転り止めとなる突起３
２が適当間隔に突設される。しかして従来の商品シュー
トとコンヘア３０との高さの差分だけ商品収納棚４を上
下に長くできる。

前述の構成において、上記自動販売機では商品収納棚４
に、従来と同じ高さの投入口２４から従来より多数の商
品１０が収納される。収納中の商品１０は冷却ユニット
６によって冷却されエアダクト１６を通り矢印の如く循
環される室内空気によって冷却保冷される。しかして販
売信号によって商品転勤通路２２から商品１０がコンベ
アベルト３１上に落下搬出され、コンベア３０によって
商品取出口１５へ送出され客の手で取り出される。

面この際に、商品取出口１５が従来よりコンベア３０の
高さ分だけ高位置に設けられているので、客が従来に比
べ一層商品が取出し易いという改善が図れる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、本体ケースに形成された断熱室内に
、円筒状商品が収納されるサーペンタイン形商品収納棚
及び前記商品を冷却するための冷却ユニットが配設され
、前記本体ケース前面に備える外扉に商品取出口が設け
られてなる自動販売機において、前記冷却ユニットを前
記商品収納棚の上方に配置するとともに、前記商品収納
棚の下方に、商品収納棚から落下搬出される前記商品を
前記商品取出口に向けて搬送するコンベアを設置するよ
うにしたので、商品投入口を従来と同じ高さに維持して
商品補充時の作業性を低下させることなく、上下に長い
商品収納棚を採用して従来に比べ多数の商品を収容販売
できて、更に商品取出口が従来より高位置でサービスを
向上させた自動販売機を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示す自動販売機の縦断面図
、第２図はこの発明の対象となる自動販売機の外観斜視
図、第３図は従来の自動販売機の斜視図、第４図は同じ
く縦断面図である。 １・・・本体ケース、２・・・外扉、３・・・断熱室、
４・・・サーペンタイン形商品収納棚、６・・・冷却ユ
ニット、１０・・・商品、１５・・・商品取出口、３０
・・・コンベア。 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）本体ケースに形成された断熱室内に、円筒状商品が
   収納されるサーペンタイン形商品収納棚及び前記商品を
   冷却するための冷却ユニットが配設され、前記本体ケー
   ス前面に備える外扉に商品取出口が設けられてなる自動
   販売機において、前記冷却ユニットを前記商品収納棚の
   上方に配置するとともに、前記商品収納棚の下方に、商
   品収納棚から落下搬出される前記商品を前記商品取出口
   に向けて搬送するコンベァを設置することを特徴とする
   自動販売機。