JPH01288523A - コンベアの積替装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、上流側コンヘアの搬送物を、所要数の下流側
コンベアに積替えるためのコンベアの積替装置に関する
ものである。

［従来の技術］ コンベアで搬送物を搬送するにあたって、搬送距離が極
めて長い場合や、搬送方向を変える必要かある場合等に
おいては、複数のコンヘアを用い、上流側のコンベアか
ら順次下流側のコンベアに積替えて搬送する必要かある
。

このように上流側のコンベアから下流側のコンベアに搬
送物を積替える従来のコンベアの積替装置を説明すると
、第４図は」−流側のコンベアａと下流側のコンベアｂ
とか同一方向に向けて設置されている場合であって、」
１流側のコンベアａの排出端Ｃの下方には塔状のホッパ
ｄか設けてあって、ホッパｄのさらに下方には、下流側
のコンベアｂか上流側のコンヘアａと同し方向に向けて
設置されている。上流側のコンベアａによって第４図の
右方から左方へ向けて搬送されて来た搬送物は、排出端
Ｃにおいて上流側のコンヘアａから排出され、塔状のホ
ッパｄを通って下流側のコンベアｂ」−に落下する。そ
して下流側のコンヘアｂによって第４図の左方に搬送さ
れる。

第５図は上流側のコンヘアａに対して、直角方向にしか
も２本の下流側コンベアｂか設けである従来のコンベア
の積替装置を示すもので、上流側のコンベアａの排出端
Ｃは、塔状のホッパｅの」二部におおわれており、ホッ
パｅの下端は２つの排出口［、ｒに分かれている。そし
てホッパｅの内部には切替ダンパ９が取付けられており
、排出口ｆ１Ｆの下方には、上流側のコンベアａに対し
て直角方向に延びる下流側のコンベアｂ浦か設置されて
いる。上流側のコンベアａによって第５図の右方から左
方へ向けて搬送されて来た搬送物は、排出端Ｃからホッ
パｅ内に排出され、切替タンパクによりいずれかの排出
口１゛に向けられ、その下方の下流側のコンベアｂ」二
に落下し、第５図の紙面に対して直角方向に搬送される
。

−３〜 ［発明が解決しようとする課題］ 従来におけるコンヘアの積替装置においては、大きな塔
状のホッパｄ、ｅを介して」−流側のコンベアａから下
流側のコンヘアｂに搬送物を積替えているため、大掛り
な塔状構造物か必要となり、且つ」１流側のコンヘアａ
から下流側のコンベアｂへの落差か大きくなり、下流側
のコンヘアｂ」二に落下する搬送物の衝撃によって下流
側のコンベアｂか損傷し、搬送物か粉粒体旨の場合には
激しい粉塵か拡かって周囲の環境を汚染し、全体として
ホッパｄ、ｅの設備費が高価になる等の欠点かあった。

また下流側のコンヘアト上には、中心線に対して搬送物
か左右均等になるよう落下させるようにするため、ホッ
パｄ、ｅの下端の位置や形状に工夫を加えたりバッフル
板を取付けたりしているか、第６図に示すように下流側
のコンベアｂ上に搬送物りか片寄った状態で落下し、こ
のためコンヘアか蛇行してトリップすることもあった。

本発明はこのような従来の欠点を改善し、上流側のコン
ベアと下流側のコンベアとの落差を小さくし、月つ搬送
物を下流側のコンベアの中心に対して左右均等になるよ
うに落下させることかできるようにしたコンベアの積替
装置を提供することを目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、常時水平に回転する円錐状のターンテーブル
と、排出端を前記ターンテーブルの直上に位置させた」
１流側コンベアと、前記ターンテーブルの直下に設けた
所要数の下流側コンへアと、前記ターンテーブル上面の
周囲に当接し前記ターンテーブルと同心に別個に回動可
能な円筒壁と、該円筒壁に取付けられ前記ターンテーブ
ルの外周より突出し前記下流側コンベアの幅よりも狭い
幅の下向開口を有するシュートと、該シュートの一側に
数例けられ前記ターンテーブルの−１−面に当接して前
記ターンテーブルの回転中心方向に延びるスクレーパと
、を備えたことを特徴とするコンヘアの積替装置とした
ものである。

「作　　　用コ 」１流側コンベアによって搬送されて来た搬送物は円錐
状のターンテーブル」二面に排出され、ターンテーブル
の回転にともなって搬送物はスクレーパに沿って下向開
口に達し、ここから下流側コンヘア上に落下する。そし
て円筒壁を回動すると下向開口の位置か変り、下流側コ
ンヘアに対する搬送物の落下位置を調整したり、他の下
流側コンベアに搬送物を落下させたりすることができる
。

［実　施　例コ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図ないし第３図において、１は頂点の低い円錐状に
作られたターンテーブルであって、支持枠体２にローラ
３　（第２図参照）を介して水平に回転するように支持
されており、頂点を鉛直に貫通している回転軸４の」１
端に取付けられているモータ及び減速機５により、第３
図において時計方向に常時回転するようにされている。

そしてターンテーブルｌの直上には、」１流側コンベア
６の排出端７か位置しており、ターンテーブル１の直下
には、２本の下流側コンベア８．９か並べて設置されて
いる。

ターンテーブル１の上面の周囲には円筒壁１０か配設し
てあって、この円筒壁１０は第２図に示すように支持ロ
ーラ１１を介して支持枠体２に支持されている。そして
円筒壁１０の下端にはゴムスカート１２が取付けてあっ
て、ターンテーブルｌ上面の外周に当接している。円筒
壁１０の外側には、第３図に示すようにラック１３か取
付けてあって、モータＭ又は手動で回転されるピニオン
１４か噛合っている。円筒壁ＩＯは通常は静止している
か、ピニオン１４をモータＭ又は手動て回転すると、タ
ーンテーブル１と同心に任意の方向に任意の角度回動さ
せることかできるようにされている。

円筒壁１０には、ターンテーブルＩの外周よりも突出す
るようにシュー１・１５か取付けてあって、その下向開
口１６の幅１７（第３図参照）は、下流側コンベア８．
９の幅よりも狭い幅になっている。

円筒壁１０の内面側には、シュート１５の一側に位置し
、ターンテーブル１の回転中心に延びるようにスクレー
パ１８か取付けてあって、その背面側は補強＄１’１９
により円筒壁１０に強固に固着され、下端はターンテー
ブル１の上面に当接している。

上述した装置において、−に流側コンベア６によって搬
送されて来た搬送物は、排出端７においてターンテーブ
ル１」−に落下する。そして第３図において時計方向に
回転しているターンテーブル１により搬送される。この
際、搬送物はターンテーブル１の円錐面に沿って外周方
向に流動するか円筒壁１０によりターンテーブルｌ上か
ら搬送物か落下するのは防止される。そして搬送物はス
クレーパ１８で案内され、ンユート１５の下向開口１６
を通って下流側コンへア８の」二に落下し、下流側コン
ベア８によって再び搬送されることになる。

ピニオン１４（第３図参照）を回転し、円筒壁１０を回
動してシュート１５の位置を調整すると、下流側コンベ
ア８に対する搬送物の落下位置か変化するので、下流側
コンベア８の中心に対して左右均等になるように搬送物
を落下させることかできる。

また円筒壁１０を第３図の時計方向に回動すると、他の
下流側コンヘア９上に搬送物を落下させることもでき、
さらに二点鎖線で示すように、上流側コンベア６とは異
なる方向の下流側コンベア２０．２１に対しても搬送物
を落下させることができる。

［発明の効果］ 本発明は、従来のような塔状のホッパを使用せずに、円
錐状のターンテーブルを介して上流側ホッパから下流側
ホッパに搬送物を積替えるので、搬送物の落下距離が小
さくなり、下流側コンベアの損傷を防ぎ、粉塵の発生も
少なく、しかも犬山りな塔状構造物を不要にてきるため
設備費も安（ｄｌｉですむ効果かある。

また円筒壁を回動してシューｉ・の位置を変えることに
より、下流側コンヘアの中心に対して左右均等に搬送物
を落下させて下流側コンベアの蛇行を防いだり、他の下
流側コンへアに搬送物を落下させたりてきる効果かある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２図は第３図の
■−■縦断側面図、第３図は平面図、第４図、第５図は
従来装置の縦断側面図、第６図はコンベア上の搬送物か
片寄った状態の縦断正面図である。 図中、■はターンテーブル、６は」１流側コンベア、７
は排出端、８，９は下流側コンベア、１０は円筒壁、１
５はンユート、１６は下向開口、１７は幅、１８はスク
レーパ、２０．２１は下流側コンベアを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）常時水平に回転する円錐状のターンテーブルと、排
   出端を前記ターンテーブルの直上に位置させた上流側コ
   ンベアと、前記ターンテーブルの直下に設けた所要数の
   下流側コンベアと、前記ターンテーブル上面の周囲に当
   接し前記ターンテーブルと同心に別個に回動可能な円筒
   壁と、該円筒壁に取付けられ前記ターンテーブルの外周
   より突出し前記下流側コンベアの幅よりも狭い幅の下向
   開口を有するシュートと、該シュートの一側に取付けら
   れ前記ターンテーブルの上面に当接して前記ターンテー
   ブルの回転中心方向に延びるスクレーパと、を備えたこ
   とを特徴とするコンベアの積替装置。