JPH09305828A - 搬送装置及び紙葉類処理装置 - Google Patents

搬送装置及び紙葉類処理装置

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JPH09305828A
JPH09305828A JP8114919A JP11491996A JPH09305828A JP H09305828 A JPH09305828 A JP H09305828A JP 8114919 A JP8114919 A JP 8114919A JP 11491996 A JP11491996 A JP 11491996A JP H09305828 A JPH09305828 A JP H09305828A
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JP
Japan
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conveyor belt
guide member
fixed
roller
traveling direction
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JP8114919A
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English (en)
Inventor
Toshinori Utsugi
俊徳 宇都木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送ベルトを交換する際の交換作業及び組み立
て作業を効率よく実現できる搬送装置及びこの搬送装置
を備えた紙葉類処理装置を提供することにある。 【解決手段】この搬送装置70は、所定間隔をおいて対
向配置された駆動ローラ21及び従動ローラ22と、駆
動ローラ21及び従動ローラ22に掛け渡されたループ
状の搬送ベルト23と、搬送ベルト23のループ内で搬
送ベルト23に接触し、搬送ベルト23の走行をガイド
するガイド部材29と、搬送ベルト23の走行方向に沿
ってベース部35に固定される第1固定部33aと、ガ
イド部材29の一端を支持する第1可動部30aと、に
分割された第1支持手段27と、走行方向に沿ってベー
ス部35に固定される第2固定部33bと、ガイド部材
29の他端を支持すると共に、第2固定部33bに対し
て回動自在に支持されている第2可動部30bと、に分
割された第2支持手段28と、を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、搬送装置及び紙
葉類処理装置に係り、特に、所定枚数の紙葉類が結束さ
れた結束紙葉類を搬送する搬送装置、及びこの結束紙葉
類を解体して1枚ずつ検査する紙葉類処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】紙葉類処理装置は、紙葉類を1枚ずつ検
査し、この検査結果に基づいて紙葉類を区分するもので
ある。この紙葉類処理装置は、束処理装置、検査装置、
及び搬送装置を有している。
【0003】束処理装置は、検査前の紙葉類が所定枚数
結束された結束紙葉類(以下、単に束と称する)を受け
入れると共に、検査後の検査済紙葉類の束を排出する。
束処理装置に受け入れられる束は、所定枚数の紙葉類を
施封帯によって施封した施封紙葉類(以下、単に把と称
する)を所定個数積層させ、結束帯で十文字に結束した
ものである。
【0004】検査装置は、未検査紙葉類の束を解体した
後、未検査紙葉類を1枚ずつ取り出して検査する。検査
された紙葉類は、検査結果に基づいて区分される。さら
に、区分された検査済み紙葉類は、再び束に結束され
る。この検査装置では、例えば紙葉類が再使用可能であ
るか否かが検査され、再使用可能である紙葉類は、適合
券として区分される。また、再使用不可能である紙葉類
は、不適合券として区分される。
【0005】搬送装置は、束処理装置で受け入れられた
未検査紙葉類の束を検査装置に向けて搬送すると共に、
検査装置で検査された検査済み紙葉類の束を束処理装置
に向けて搬送する。
【0006】この搬送装置は、駆動ローラ、従動ロー
ラ、及びこれらのローラ間に掛け渡されたループ状の搬
送ベルトを備えている。駆動ローラと従動ローラとの間
には、搬送ベルトの走行をガイドする複数のガイドロー
ラ及び搬送ベルトに張力を付与するテンションローラが
設けられている。
【0007】このような駆動ローラ、従動ローラ、ガイ
ドローラ、及びテンションローラは、それぞれ回転軸を
有し、各ローラの回転軸の両端部は、搬送ベルトを間に
挟んで対向配置された2つの固定部材により回転自在に
支持されている。これらの固定部材は、ベース部上に固
定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような搬送装置においては、搬送ベルトの表面の摩耗
及び汚染、搬送ベルト自体の劣化などの原因により搬送
ベルトを交換する必要性が生じた場合、ベルト交換のた
めの作業効率が悪いという問題がある。
【0009】すなわち、各ローラは、2つの固定部材に
より挟み込まれた状態でベース部に固定されているた
め、搬送ベルトを交換する場合には、全てのガイドロー
ラを固定部材から外した後に、搬送ベルトを引き抜かな
ければならない。
【0010】また、ベルト交換後に搬送装置を組み立て
る場合には、上述した逆の工程で、搬送ベルトを駆動ロ
ーラ及び従動ローラに掛け渡すようにして押し入れ、多
数のガイドローラを取り付けて固定部材によって固定す
る、といったような煩雑な作業を必要とする。
【0011】従って、この発明は、上述したような事情
に鑑み成されたものであって、その目的は、搬送ベルト
を交換する際の交換作業、及び組み立て作業を効率よく
実現できる搬送装置及びこの搬送装置を備えた紙葉類処
理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、互いに所定間隔をおいて対向配置され
た駆動ローラ及び従動ローラと、前記駆動ローラを駆動
する駆動手段と、前記駆動ローラ及び前記従動ローラに
掛け渡され、前記駆動手段による駆動ローラの駆動に伴
って走行するループ状の搬送ベルトと、前記搬送ベルト
のループ内に、前記搬送ベルトに接触して設けられ、前
記搬送ベルトの走行をガイドするガイド部材と、前記搬
送ベルトの両側に配設され、前記ガイド部材を支持した
第1及び第2支持手段と、を備え、前記第1支持手段
は、前記搬送ベルトの走行方向に沿って延びていると共
に、ベース部に固定された第1固定部と、前記搬送ベル
トの走行方向に沿って延びていると共に、前記ガイド部
材の一端を支持し、前記搬送ベルトの走行方向と略平行
な軸の回りで回動自在に前記第1固定部に連結された第
1可動部と、を有し、前記第2支持手段は、前記搬送ベ
ルトの走行方向に沿って延びていると共に、ベース部に
固定された第2固定部と、前記搬送ベルトの走行方向に
沿って延び、前記ガイド部材の他端を支持した第2可動
部と、を有し、前記第2可動部は、前記ガイド部材を介
して前記第1可動部に連結され、且つ前記第1可動部の
回動に応じて、前記第2固定部に連続する連結位置と、
前記第2固定部から離間して前記第2固定部との間に搬
送ベルトを引き抜き可能な間隙を形成する開放位置と、
の間を回動されることを特徴とする搬送装置を提供する
ものである。
【0013】また、この発明によれば、互いに所定間隔
をおいて対向配置された駆動ローラ及び従動ローラと、
前記駆動ローラを駆動する駆動手段と、前記駆動ローラ
及び前記従動ローラに掛け渡され、前駆駆動手段による
駆動ローラの駆動に伴って走行するループ状の搬送ベル
トと、前記搬送ベルトのループ内で前記搬送ベルトに接
触して設けられ、前記搬送ベルトの走行をガイドする第
1ガイド部材と、前記搬送ベルトのループの外側に前記
搬送ベルトに接触して配設され、前記搬送ベルトのテン
ションを付加する第2ガイド部材と、前記搬送ベルトの
両側に配設され、前記第1及び第2ガイド部材を支持し
た第1及び第2支持手段と、を備え、前記第1支持手段
は、前記搬送ベルトの走行方向に沿って延びていると共
に、前記第2ガイド部材の一端を支持し、ベース部に固
定された第1固定部と、前記搬送ベルトの走行方向に沿
って延びていると共に、前記第1ガイド部材の一端を支
持した第1固定部と、前記搬送ベルトの走行方向と略平
行な軸を有し、この軸の回りで回動自在に前記第1可動
部を前記第1固定部に連結した連結手段と、を有し、前
記第2支持手段は、前記搬送ベルトの走行方向に沿って
延びていると共に、前記第2ガイド部材の他端を支持
し、ベース部に固定された第2固定部と、前記搬送ベル
トの走行方向に沿って延び、前記第1ガイド部材の他端
を支持した第2可動部と、を有し、前記第2可動部は、
前記ガイド部材を介して前記第1可動部に連結され、且
つ前記第1可動部の回動に応じて、前記第2固定部に連
続する連結位置と、前記第2固定部から離間して前記第
2固定部との間に搬送ベルトを引き抜き可能な間隙を形
成する開放位置と、の間を回動されることを特徴とする
搬送装置が提供される。
【0014】さらに、この発明によれば、所定枚数の紙
葉類を施封帯で施封した施封紙葉類を所定個数積み重ね
て結束帯で結束した結束紙葉類を取り込む取り込み手段
と、前記取り込み手段で取り込まれた結束紙葉類を所定
方向に搬送する搬送装置と、前記搬送装置によって搬送
された結束紙葉類を受け入れ、結束帯及び施封帯を切断
して、紙葉類を1枚ずつ検査する検査手段と、を備え、
前記搬送装置は、互いに所定間隔をおいて対向配置され
た駆動ローラ及び従動ローラと、前記駆動ローラを駆動
する駆動手段と、前記駆動ローラ及び前記従動ローラに
掛け渡され、前記駆動手段による駆動ローラの駆動に伴
って走行するループ状の搬送ベルトと、前記搬送ベルト
のループ内で前記搬送ベルトに接触して設けられ、前記
搬送ベルトの走行をガイドする第1ガイド部材と、前記
搬送ベルトのループの外側に前記搬送ベルトに接触して
配設され、前記搬送ベルトのテンションを付加する第2
ガイド部材と、前記搬送ベルトの両側に配設され、前記
第1及び第2ガイド部材を支持した第1及び第2支持手
段と、を備え、前記第1支持手段は、前記搬送ベルトの
走行方向に沿って延びていると共に、前記第2ガイド部
材の一端を支持し、ベース部に固定された第1固定部
と、前記搬送ベルトの走行方向に沿って延びていると共
に、前記第1ガイド部材の一端を支持した第1固定部
と、前記搬送ベルトの走行方向と略平行な軸を有し、こ
の軸の回りで回動自在に前記第1可動部を前記第1固定
部に連結した連結手段と、を有し、前記第2支持手段
は、前記搬送ベルトの走行方向に沿って延びていると共
に、前記第2ガイド部材の他端を支持し、ベース部に固
定された第2固定部と、前記搬送ベルトの走行方向に沿
って延び、前記第1ガイド部材の他端を支持した第2可
動部と、を有し、前記第2可動部は、前記ガイド部材を
介して前記第1可動部に連結され、且つ前記第1可動部
の回動に応じて、前記第2固定部に連続する連結位置
と、前記第2固定部から離間して前記第2固定部との間
に搬送ベルトを引き抜き可能な間隙を形成する開放位置
と、の間を回動されることを特徴とする紙葉類処理装置
が提供される。
【0015】またさらに、この発明によれば、所定枚数
の紙葉類を施封帯で施封した施封紙葉類を所定個数積み
重ねて結束帯で結束した結束紙葉類を取り込む取り込み
手段と、前記取り込み手段で取り込まれた結束紙葉類を
所定方向に搬送する搬送装置と、前記搬送装置によって
搬送された結束紙葉類を受け入れ、結束帯及び施封帯を
切断して、紙葉類を1枚ずつ検査する検査手段と、前記
検査手段で1枚ずつ検査された紙葉類を検査結果に基づ
いて再使用可能な適合券と再使用不可能な不適合券とに
区分けする区分手段と、前記区分手段によって区分けさ
れた所定枚数の適合券を施封帯で施封して施封適合券を
形成する施封手段と、前記施封手段によって形成された
施封適合券を所定個数積み重ねて結束帯で結束して結束
適合券を形成する結束手段と、を備え、前記搬送装置
は、互いに所定間隔をおいて対向配置された駆動ローラ
及び従動ローラと、前記駆動ローラを駆動する駆動手段
と、前記駆動ローラ及び前記従動ローラに掛け渡され、
前記駆動手段による駆動ローラの駆動に伴って走行する
ループ状の搬送ベルトと、前記搬送ベルトのループ内で
前記搬送ベルトに接触して設けられ、前記搬送ベルトの
走行をガイドする第1ガイド部材と、前記搬送ベルトの
ループの外側に前記搬送ベルトに接触して配設され、前
記搬送ベルトのテンションを付加する第2ガイド部材
と、前記搬送ベルトの両側に配設され、前記第1及び第
2ガイド部材を支持した第1及び第2支持手段と、を備
え、前記第1支持手段は、前記搬送ベルトの走行方向に
沿って延びていると共に、前記第2ガイド部材の一端を
支持し、ベース部に固定された第1固定部と、前記搬送
ベルトの走行方向に沿って延びていると共に、前記第1
ガイド部材の一端を支持した第1固定部と、前記搬送ベ
ルトの走行方向と略平行な軸を有し、この軸の回りで回
動自在に前記第1可動部を前記第1固定部に連結した連
結手段と、を有し、前記第2支持手段は、前記搬送ベル
トの走行方向に沿って延びていると共に、前記第2ガイ
ド部材の他端を支持し、ベース部に固定された第2固定
部と、前記搬送ベルトの走行方向に沿って延び、前記第
1ガイド部材の他端を支持した第2可動部と、を有し、
前記第2可動部は、前記ガイド部材を介して前記第1可
動部に連結され、且つ前記第1可動部の回動に応じて、
前記第2固定部に連続する連結位置と、前記第2固定部
から離間して前記第2固定部との間に搬送ベルトを引き
抜き可能な間隙を形成する開放位置と、の間を回動され
ることを特徴とする紙葉類処理装置が提供される。
【0016】この発明の搬送装置によれば、搬送装置か
ら搬送ベルトを取り外す場合に、まず、駆動ローラ及び
従動ローラが取り外され、搬送ベルトに付与されていた
テンションが開放される。続いて、連結手段を回動軸と
して第1ガイド部材を支持している第1及び第2可動部
を回動させることにより、第1支持手段の第1固定部及
び第1可動部の間に間隙が形成される。従って、第1ガ
イド部材に掛け渡されているループ状の搬送ベルトをこ
の間隙から第1可動部を通して引き抜くことが可能であ
り、搬送装置を必要以上に解体することなく、容易に搬
送ベルトを搬送装置から取り外すことができる。このた
め、搬送ベルトの交換作業における作業効率が向上され
る。
【0017】また、搬送ベルトを搬送装置に組み込む場
合には、第1ガイド部材、駆動ローラ及び従動ローラに
搬送ベルトを掛け渡した後、駆動ローラ及び従動ローラ
を取り付ける。続いて、搬送ベルトを取り外す場合とは
逆向きに第1及び第2可動部を回動させ、第1可動部を
第1固定部に固定する。この時、第2ガイド部材が搬送
ベルトの外面を押圧することにより、搬送ベルトに搬送
装置として十分なテンションが付与される。従って、搬
送ベルトの交換作業、及び組み込み作業が効率よく実現
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
搬送装置、及びこの搬送装置を備えた紙葉類処理装置の
実施の形態について詳細に説明する図1には、この発明
の搬送装置を備えた紙葉類処理装置が示されている。こ
の紙葉類処理装置1は、紙葉類を1枚ずつ検査し、この
検査結果に基づいて紙葉類を区分するものである。
【0019】図1に示すように、この紙葉類処理装置1
は、取り込み手段としての束処理装置2、検査手段とし
ての検査装置6、及び搬送手段としての搬送装置4を備
えている。
【0020】また、この紙葉類処理装置1は、検査装置
6から排出される再使用不可能の紙葉類を処理する排除
券処理装置7、紙葉類処理装置1全体の制御、及び検査
済み紙葉類の集計処理をする集中制御装置8を備えてい
る。
【0021】束処理装置2は、検査前の未検査紙葉類を
所定枚数結束した紙葉類の束を受け入れると共に、検査
後の検査済紙葉類の束を排出するものである。なお、束
処理装置2に受け入れられる束は、所定枚数の紙葉類を
施封帯によって施封した紙葉類の把を所定個数積層さ
せ、結束帯で十文字に結束したものである。
【0022】図1に示すように、束処理装置2は、それ
ぞれ複数段の棚11を有し、未検査紙葉類の束が収容さ
れる第1収容部12、及び検査済み紙葉類の束が収容さ
れる第2収容部13を含む束収容部14を備えている。
また、第1収容部12は、未検査紙葉類の束を束収容部
14から後述する投入束搬送コンベア35に移送する第
1移送部15を有している。さらに、第2収容部13
は、検査済み紙葉類の束を後述する送出束搬送コンベア
45から束収容部14に移送する第2移送部16を有し
ている。
【0023】検査装置6は、未検査紙葉類の束を解体
し、さらに未検査紙葉類の把を解体した後、未検査紙葉
類を1枚ずつ取り出して、検査する。この検査装置6
は、例えば紙葉類が再使用可能であるか否かを検査し、
再使用可能である紙葉類は、適合券として区分する。ま
た、再使用不可能である紙葉類は、不適合券として区分
する。
【0024】図2に示すように、この検査装置6は、検
査装置本体91と、検査装置6に送られる未検査紙葉類
の束をバラして検査装置本体91に紙葉類を送込む前処
理装置92と、この前処理装置92とは別に施封されて
いない任意枚数の紙葉類を作業員が手作業で投入するた
めのバラ券投入装置93と、を有している。また、この
検査装置6は、これらの各動作部を制御する主制御装置
(図示しない)、およびその主制御装置に指令を与える
タッチパネル型の操作表示部94を有している。
【0025】前処理装置92は、図示しないカッターを
備え、束処理装置2から搬送装置4によって搬送された
束の結束帯及び施封帯を切断する。所定枚数の未検査紙
葉類が積層された状態の開封された開封把は、検査装置
本体91に送り出される。
【0026】検査装置本体91は、取出検知モジュール
95、排除券集積モジュール96、及び集積モジュール
97を備え、各モジュール95、96、97は、筐体9
9a、99b、99cによって覆われている。
【0027】取出検知モジュール95は、前処理装置9
2から送り出される開封把や人手によって投入されるバ
ラの紙葉類を受取って運ぶ供給装置95Aと、供給装置
95Aから供給される未検査の紙葉類を一枚ずつ取出す
取出装置95Bと、取出装置95Bから取り出された紙
葉類を搬送する搬送路100Aに沿って配置され、この
搬送路100Aを通って一枚ずつ送られてくる紙葉類を
検知し、かつ、その各検知毎の枚数及びトータル枚数を
カウントする各種検知装置95Cと、を備えている。
【0028】排除券集積モジュール96は、取出検出モ
ジュール95から搬送路100Aを通って一枚ずつ送ら
れてくる紙葉類の特徴(重ね取り、スキュー、ショート
ピッチなどの検査不能状態)を検知する検知装置96A
と、この検知装置96Aによる検知結果に基いて排除券
と、非排除券とに区分する区分手段として機能する第1
区分装置96Bと、この第1区分装置96Bにより区分
された排除券を搬送路100Bを介して受け入れ、かつ
集積する排除券集積装置96Cと、この排除券集積装置
96Cに集積された排除券を自動的に収納する排除券カ
セット96Dと、第1区分装置96Bから搬送路100
Cを介して送られてくる非排除券を上述の検知結果に基
いて、再利用可能な適合券と再利用不可能な非適合券と
に区分する区分手段として機能する第2区分装置96E
とを備えている。
【0029】集積モジュール97は、第2区分装置96
Eから搬送路100Dを介して送られてくる再利用可能
な適合券を集積する適合券集積装置97Aと、この適合
券集積装置97Aに集積された適合券を、例えば100
枚ずつ施封帯により施封する施封手段としての適合券施
封装置97Bと、この適合券把施封装置97Bで施封さ
れた適合券の特徴(集積状態、施封状態)を検査する把
検査部97Cと、適合券をさらに10把ずつまとめて結
束帯により結束する結束手段としての適合券結束装置9
7Dとを備えている。
【0030】一方、第2区分装置96Eで区分案内され
て搬送路100Eを介して送られてくる再利用不可能な
非適合券は、非適合券集積装置97Eに集積される。そ
の集積された非適合券は、非適合券把施封装置97Fよ
り100枚ずつ施封帯で施封して非適合券把として非適
合券排出把集積部97Gに集積するか、非適合券シュレ
ッダ97Hにより、失効させるかのいずれかの処理が選
択的になされるようになっている。非適合券シュレッダ
97Hにより裁断された裁断片は、後述する気送管84
によって外部に排出される。
【0031】また、適合券結束装置97Dで結束された
束は、検査装置本体91の下部に設けられた装置内コン
ベア110により装置外に搬送され、前処理装置92を
介して搬送装置4側に送られるようになっている。
【0032】さらに、排除券、適合券、および非適合券
の集積装置96C、97A、97Eは、それぞれ羽根車
111と、羽根車111に一枚ずつ受け取られた紙葉類
に振動等を与えて、整然と集積収納する集積箱112
と、を有している。
【0033】搬送装置4は、図3及び図4に示すよう
に、2段に形成され、束処理装置2で受け入れられた未
検査紙葉類の束T1を検査装置6に向けて搬送する上段
の第1コンベア70、及び、検査装置6で検査された検
査済み紙葉類の束、すなわち再利用可能な適合券の束T
2を束処理装置2に向けて搬送する下段の第2コンベア
71を備えている。また、この搬送装置4は、束処理装
置2から搬送された束T1を一時的に貯めた後、第1コ
ンベア70に束T1を移送するバッファコンベア55を
備えている。なお、第1コンベア及び第2コンベアは、
搬送方向が互いに逆向きであるのみで、構造は同一であ
る。
【0034】図3に示すように、この搬送装置4におい
て、束処理装置2の投入束搬送コンベア35により搬送
されてきた束T1は、バッファコンベア55上に受け渡
され、このバッファコンベア55の終端部に設けられた
束停止壁56に当接して停止する。このバッファコンベ
ア55上には、2個の束T1を貯めることが可能であ
り、2個目の束は、1個目の束T1の後端に当接して停
止する。このバッファコンベア55上に貯められる束T
1の有無は、光学的なセンサ59及び60によって検知
される。なお、このセンサ59及び60からの検知信号
は、束処理装置2、及び検査装置6に出力される。ま
た、バッファコンベア55上に貯められる束数は、必要
に応じて増やすことができる。
【0035】バッファコンベア55上に2個の束T1が
貯められた時点で、検査装置6からの指示により、束押
し込み板57が作動し、1束ずつ束T1が第1コンベア
70上に向けて押し出される。
【0036】この時、2個目の束T1は、1個目の束T
1の押し込み動作中には、束押し込み板57の側壁によ
って移動が規制され、束押し込み板57が初期位置に戻
ることにより、2個目の束T1が束停止壁56方向に搬
送され、束停止壁56により束T1の搬送が停止され
る。そして、この束T1は、次に束押し込み板57が作
動するまでこの位置で待機される。
【0037】第1コンベア70上に移送された未検査紙
葉類の束T1は、検査装置6の前処理装置92に搬送さ
れる。一方、検査装置6によって検査され、検査済みの
紙葉類の束、すなわち再使用可能な適合券の束T2は、
検査装置6内のコンベア110により検査装置外に搬送
され、前処理装置92を介して搬送装置4の第2コンベ
ア71に移送される。第2コンベア71の終端部には、
束押し込み板65が設けられ、この束押し込み板65に
より、第2コンベア71によって搬送された適合券の束
T2の搬送が停止される。
【0038】この束押し込み板65が設けられた第2コ
ンベア71の終端部には、この位置における束T2の有
無を検知する光学的なセンサ66が設けられている。適
合券の束T2が束押し込み板65の位置に到達すると、
センサ66から出力される信号に基づいて、束押し込み
板65が作動し、束処理装置2内の送出束搬送コンベア
45に向けて束T2が押し出される。
【0039】送出束搬送コンベア45に押し込まれるこ
とによって移送された束T2は、送出束搬送コンベア4
5により、束処理装置2内に搬送される。また、この搬
送装置4は、図4に示すように、筐体81を有し、この
筐体81内に、第1コンベア70及び第2コンベア71
を備えている。また、この筐体81の一側面には、束T
1、及びT2を出し入れできる開閉カバー82、83が
設けられている。
【0040】さらに、この搬送装置4の筐体81内に
は、束処理装置2及び検査装置6の排熱を集める排気ダ
クト13が設けられている。また、筐体81の下方に
は、束処理装置2と検査装置6とを接続する信号ケーブ
ル11、電源ケーブル10、及び気送管84が配設され
ている。
【0041】次に、この紙葉類処理装置1に備えられる
搬送装置4について、図4乃至図6を参照して、詳細に
説明する。図4に示すように、この搬送装置44は、未
検査紙葉類の束T1を搬送するための第1コンベア7
0、及び検査済み紙葉類の束T2を搬送するための第2
コンベア71をそれぞれ筐体81の上段及び下段に備え
ている。なお、ここでは、第1コンベア70を例にとっ
て搬送装置としてのコンベアについて説明するが、第2
コンベア71も実質的に同一の構成である。
【0042】図5には、第1コンベア70が概略的に示
されている。このコンベア70は、駆動ローラ21、従
動ローラ22、及び搬送ベルト23を備えている。駆動
ローラ21は、ループ状に形成された搬送ベルト23の
ループ内に配置されている。この駆動ローラ21は、回
転軸を中心に回転自在に配置され、この回転軸は、搬送
ベルト23を介して対向配置されたサイドベース24a
及び24bによって支持されている。また、サイドベー
ス24a及び24bは、ネジ止め等によってベース部分
35に固定されている。さらに、この駆動ローラ21の
回転軸の一端は、ベルトを介して駆動手段として機能す
る駆動モータ24cに接続されている。
【0043】従動ローラ22は、駆動ローラ21に対し
て所定の間隔をおいて対向する位置に搬送ベルトのルー
プ内に配置されている。この従動ローラ22は、回転軸
を中心に回転自在に配置され、この回転軸は、搬送ベル
ト23を介して対向配置されたサイドベース25a及び
25bによって支持されている。また、サイドベース2
5a及び25bは、ネジ止め等によってベース部分35
に固定されている。
【0044】搬送ベルト23は、互いに対向配置された
駆動ローラ21及び従動ローラ22に掛け渡され、所定
のテンションが付与されて張設されている。この搬送ベ
ルトは、例えば帆布によって形成され、表面にポリウレ
タンがコーティングされている。
【0045】駆動ローラ21は、駆動モータ24cの回
転に連動して駆動される。搬送ベルトは、駆動ローラ2
1及び従動ローラ22に接しているため、駆動ローラ2
1の回転に伴って所定の方向に走行する。従動ローラ2
2は、搬送ベルト23の走行に伴って従動される。
【0046】駆動ローラ21と従動ローラ22との間の
中間コンベア部26には、搬送ベルト23を間に挟んで
両サイドに互いに対向するように第1及び第2支持手段
として機能するサイドベース27及び28が配置されて
いる。
【0047】第1支持手段としてのサイドベース28
は、図5に示すように、搬送ベルト23の走行方向に沿
って略平行に、且つサイドベース24b及び25bの間
にわたって延出されている。また、このサイドベース2
8は、図6の(a)に示すように、搬送ベルト23の走
行方向に沿って上下に2分割され、第1固定部として機
能する下部サイドベース33b、及び第1可動部として
機能する上部サイドベース30bを有している。
【0048】下部サイドベース33bは、例えばネジ止
めなどによりベース部35に固定されている。上部サイ
ドベース30bは、下部サイドベース33bの上方に隣
接して配置されている。上部及び下部サイドベース30
b及び33bが互いに隣接する分割ラインに沿って略平
行に回動軸が配置された連結手段として機能する複数の
ヒンジ34が設置され、下部サイドベース33bに対し
て上部サイドベース30bを回動自在に連結している。
【0049】第2支持手段としてのサイドベース27
は、図5に示すように、搬送ベルト23の走行方向に沿
って略平行に、且つ、サイドベース24a及び25aの
間にわたって延出されている。また、このサイドベース
27は、図5に示すように、搬送ベルト23の走行方向
に沿って上下に2分割され、第2固定部として機能する
下部サイドベース33a、及び第2可動部として機能す
る上部サイドベース30aを有している。
【0050】下部サイドベース33aは、例えばネジ止
めなどによりベース部35に固定されている。上部サイ
ドベース30aは、下部サイドベース33aの上方に隣
接して配置されている。上部及び下部サイドベース30
a及び33aが互いに隣接する分割ラインに沿って、固
定手段として機能する複数の固定部材36が設置され、
ネジ止めなどにより上部及び下部サイドベース30a及
び33aが固定されている。固定部材36は、図6の
(a)に示すように、下部サイドベース33aに対して
は、ネジ37bによって固定され、上部サイドベース3
0aに対しては、ネジ37aによって固定されている。
また、上部サイドベース30aの搬送ベルト23に面し
ていない面には、複数のアーム部31が設けられてい
る。
【0051】第1ガイド部材としての複数のガイドロー
ラ29…は、上部サイドベース30a及び30bによっ
て、その回転軸の両端が回転自在に支持されている。ガ
イドローラ29…は、駆動ローラ21及び従動ローラ2
2の接線を含む面に沿って略平行、且つ同一の高さで、
搬送ベルト23の内面に当接するように配置されてい
る。このように配置された複数のガイドローラ29…、
及び上部サイドベース30a及び30bにより、第1ユ
ニット40が形成される。この第1ユニット40は、搬
送ベルト23上の搬送物の搬送をガイドするとともに、
搬送ベルト23の走行をガイドしている。
【0052】第2ガイド部材としての複数のテンション
ローラ32…は、下部サイドベース33a及び33bに
よって、その回転軸の両端が回転自在に支持されてい
る。テンションローラ32…は、駆動ローラ21及び従
動ローラ22の接線を含む面より上方の位置で略平行、
且つ同一の高さで、搬送ベルト23の外面から押圧する
ように配置されている。このように配置された複数のテ
ンションローラ32…、及び下部サイドベース33a及
び33bにより、第2ユニット41が形成される。この
第2ユニット41は、搬送ベルト23の外面を上方に向
けて押圧することにより、搬送ベルト23に付与されて
いるテンションを増強すると共に、搬送ベルト23の走
行をガイドしている。
【0053】次に、図5及び図6の(a)乃至(c)を
参照して第1コンベア70における搬送ベルト23の交
換工程、特に搬送ベルト23の取出工程について説明す
る。まず、サイドベース24a及び25aから駆動ロー
ラ21及び従動ローラ22の回転軸が取り外されること
により、搬送ベルト23のテンションが開放され、搬送
ベルト23が弛められる。また、サイドベース24a及
び25aをベース部35に固定しているネジが取り外さ
れることにより、固定部35に固定されていたサイドベ
ース24a及び25aが取り除かれる。
【0054】続いて、図6の(b)に示すように、中間
コンベア部26における第1ユニット40の上部サイド
ベース30aと第2ユニット41の下部サイドベース3
3aとを固定している固定部材36のネジ37aが取り
外される。上部サイドベース30aが、固定部材36か
ら開放されることにより、第1ユニット40は、ヒンジ
34の回動軸を中心に、矢印Aの方向に回動可能とな
る。
【0055】この時、作業員により、上部サイドベース
30aに設けられているアーム部31を使って、第1ユ
ニット40が回動される。第1ユニット40が上方に向
けて回動されることにより、上部サイドベース30aが
下部サイドベース33aに対して離間し、上部及び下部
サイドベース30a及び33aとの間に間隙が形成され
る。
【0056】続いて、図6の(c)に示すように、作業
員により搬送ベルト23が矢印Bの方向に引き出され、
第1コンベア70から搬送ベルト23が取り出される。
即ち、駆動ローラ21及び従動ローラ22を支持してい
るサイドベース24a及び25aは、既に取り除かれて
おり、上部及び下部サイドベース30aおよび33aの
間に間隙が形成されることにより、駆動ローラ21、従
動ローラ22、及びガイドローラ29に掛け渡されてい
るループ状の搬送ベルト23は、上部サイドベース30
aを通過することが可能となり、必要以上に第1コンベ
ア70を解体することなく、且つ容易に搬送ベルト23
を取り外すことができる。
【0057】一方、搬送ベルト23が第1コンベア70
に組み込まれる場合には、上述した工程が逆に実行され
る。すなわち、搬送ベルト23は、固定部材36による
固定が解除されている第1ユニット40のガイドローラ
29、及びサイドベース24a、25aからそれぞれ取
り外されている駆動ローラ21及び従動ローラ22に掛
け渡される。この後、駆動ローラ21及び従動ローラ2
2がサイドベース24a及び25aにそれぞれ取り付け
られ、搬送ベルト23に所定のテンションが付与され
る。
【0058】続いて、第1ユニット40が矢印Aとは逆
向きに回動され、上部サイドベース30aがネジ37a
により固定部材36に固定されることにより、上部サイ
ドベース30a及び下部サイドベース33aが連結され
る。
【0059】この時、第2ユニット41のテンションロ
ーラ32が搬送ベルト23の外面を上方に向けて押圧す
ることにより、搬送ベルト23に対するテンションが増
強される。
【0060】このようにして、搬送ベルト23が第1コ
ンベア70に装着される。上述したように、この第1コ
ンベア70によれば、第1コンベア70から搬送ベルト
23を取り外す場合に、まず、駆動ローラ21と従動ロ
ーラ22がサイドベース24a及び25aから取り外さ
れる。続いて、ヒンジ34の回動軸を中心して第1ユニ
ット40を回動させることにより、上部サイドベース3
0aと下部サイドベース33aとの間に間隙が形成され
る。駆動ローラ21、従動ローラ22、及びガイドロー
ラ29に掛け渡されている搬送ベルト23は、この間隙
により、上部サイドベース30aを通過可能となる。従
って、必要以上にコンベア20を解体することなく、容
易に搬送ベルト23をコンベア20から取り外すことが
できる。このため、搬送ベルト23の交換作業における
作業効率が向上できる。
【0061】また、搬送ベルト23をコンベア70に組
み込む場合には、第1ユニット40のガイドローラ2
9、駆動ローラ21及び従動ローラ22に搬送ベルト2
3を掛け渡した後、駆動ローラ21及び従動ローラ22
をそれぞれサイドベース24a及び25aに取り付け
る。続いて、搬送ベルト23を取り外す場合とは逆向き
に第1ユニット40を回動させ、第1ユニット40の上
部サイドベース30aと第2ユニット41の下部サイド
ベース33aとを固定部材36により連結する。第2ユ
ニット41のテンションローラ32が搬送ベルト23を
押圧することにより、搬送ベルト23に十分なテンショ
ンが付与される。従って、容易に搬送ベルト23をコン
ベア70に組み込むことができ、また、搬送ベルト23
の組み込み作業における作業効率が向上できる。このよ
うに、搬送ベルト23の交換作業、及び組み込み作業が
効率よく実現できる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、搬送ベルトを交換する際の交換作業、及び組み立て
作業を効率よく実現できる搬送装置及びこの搬送装置を
備えた紙葉類処理装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の搬送装置を備えた紙葉類処
理装置を概略的に示す外観図である。
【図2】図2は、図1に示した紙葉類処理装置に備えら
れる検査装置を概略的に示す断面図である。
【図3】図3は、図1に示した紙葉類処理装置に備えら
れる搬送装置を概略的に示す斜視図である。
【図4】図4は、図3に示した搬送装置を概略的に示す
断面図である。
【図5】図5は、この発明の搬送装置を概略的に示す斜
視図である。
【図6】図6の(a)乃至(c)は、図5に示した搬送
装置の搬送ベルトの交換作業工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1…紙葉類処理装置 2…束処理装置 4…搬送装置 6…検査装置 21…駆動ローラ 22…従動ローラ 23…搬送ベルト 24c…駆動モータ 26…中間コンベア 27、28…サイドベース 29…ガイドローラ 31…アーム部 32…テンションローラ 34…ヒンジ 35…ベース部 36…固定部材 40…第1ユニット 41…第2ユニット 70…第1コンベア 71…第2コンベア

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに所定間隔をおいて対向配置された駆
    動ローラ及び従動ローラと、 前記駆動ローラを駆動する駆動手段と、 前記駆動ローラ及び前記従動ローラに掛け渡され、前記
    駆動手段による駆動ローラの駆動に伴って走行するルー
    プ状の搬送ベルトと、 前記搬送ベルトのループ内に、前記搬送ベルトに接触し
    て設けられ、前記搬送ベルトの走行をガイドするガイド
    部材と、 前記搬送ベルトの両側に配設され、前記ガイド部材を支
    持した第1及び第2支持手段と、を備え、 前記第1支持手段は、前記搬送ベルトの走行方向に沿っ
    て延びていると共に、ベース部に固定された第1固定部
    と、前記搬送ベルトの走行方向に沿って延びていると共
    に、前記ガイド部材の一端を支持し、前記搬送ベルトの
    走行方向と略平行な軸の回りで回動自在に前記第1固定
    部に連結された第1可動部と、を有し、 前記第2支持手段は、前記搬送ベルトの走行方向に沿っ
    て延びていると共に、ベース部に固定された第2固定部
    と、前記搬送ベルトの走行方向に沿って延び、前記ガイ
    ド部材の他端を支持した第2可動部と、を有し、前記第
    2可動部は、前記ガイド部材を介して前記第1可動部に
    連結され、且つ前記第1可動部の回動に応じて、前記第
    2固定部に連続する連結位置と、前記第2固定部から離
    間して前記第2固定部との間に搬送ベルトを引き抜き可
    能な間隙を形成する開放位置と、の間を回動されること
    を特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】前記第1支持手段は、前記搬送ベルトの走
    行方向と略平行な回動軸を有し、この回動軸の回りで回
    動自在に前記第1可動部を前記第1固定部に連結する連
    結手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の搬
    送装置。
  3. 【請求項3】前記第2支持手段は、前記第2固定部に対
    して前記第2可動部を固定する固定手段を具備すること
    を特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  4. 【請求項4】前記ガイド部材は、前記駆動ローラ及び前
    記従動ローラの共通の接線を含む面に沿って配列された
    複数のガイドローラを具備することを特徴とする請求項
    1に記載の搬送装置。
  5. 【請求項5】互いに所定間隔をおいて対向配置された駆
    動ローラ及び従動ローラと、 前記駆動ローラを駆動する駆動手段と、 前記駆動ローラ及び前記従動ローラに掛け渡され、前記
    駆動手段による駆動ローラの駆動に伴って走行するルー
    プ状の搬送ベルトと、 前記搬送ベルトのループ内で前記搬送ベルトに接触して
    設けられ、前記搬送ベルトの走行をガイドする第1ガイ
    ド部材と、 前記搬送ベルトのループの外側に前記搬送ベルトに接触
    して配設され、前記搬送ベルトのテンションを付加する
    第2ガイド部材と、 前記搬送ベルトの両側に配設され、前記第1及び第2ガ
    イド部材を支持した第1及び第2支持手段と、を備え、 前記第1支持手段は、前記搬送ベルトの走行方向に沿っ
    て延びていると共に、前記第2ガイド部材の一端を支持
    し、ベース部に固定された第1固定部と、前記搬送ベル
    トの走行方向に沿って延びていると共に、前記第1ガイ
    ド部材の一端を支持した第1固定部と、前記搬送ベルト
    の走行方向と略平行な軸を有し、この軸の回りで回動自
    在に前記第1可動部を前記第1固定部に連結した連結手
    段と、を有し、 前記第2支持手段は、前記搬送ベルトの走行方向に沿っ
    て延びていると共に、前記第2ガイド部材の他端を支持
    し、ベース部に固定された第2固定部と、前記搬送ベル
    トの走行方向に沿って延び、前記第1ガイド部材の他端
    を支持した第2可動部と、を有し、前記第2可動部は、
    前記ガイド部材を介して前記第1可動部に連結され、且
    つ前記第1可動部の回動に応じて、前記第2固定部に連
    続する連結位置と、前記第2固定部から離間して前記第
    2固定部との間に搬送ベルトを引き抜き可能な間隙を形
    成する開放位置と、の間を回動されることを特徴とする
    搬送装置。
  6. 【請求項6】前記第2支持手段は、前記第2固定部に対
    して前記第2可動部を固定する固定手段を具備すること
    を特徴とする請求項5に記載の搬送装置。
  7. 【請求項7】前記第1ガイド部材は、前記駆動ローラ及
    び前記従動ローラの共通の接線を含む面に沿って配列さ
    れた複数のガイドローラによって形成されることを特徴
    とする請求項5に記載の搬送装置。
  8. 【請求項8】前記第2ガイド部材は、前記駆動ローラ及
    び前記従動ローラの共通の接線を含む面から前記搬送ベ
    ルトに向かう側にずれた位置に沿って配列された複数の
    ガイドローラによって形成されることを特徴とする請求
    項5に記載の搬送装置。
  9. 【請求項9】所定枚数の紙葉類を施封帯で施封した施封
    紙葉類を所定個数積み重ねて結束帯で結束した結束紙葉
    類を取り込む取り込み手段と、 前記取り込み手段で取り込まれた結束紙葉類を所定方向
    に搬送する搬送装置と、 前記搬送装置によって搬送された結束紙葉類を受け入
    れ、結束帯及び施封帯を切断して、紙葉類を1枚ずつ検
    査する検査手段と、を備え、 前記搬送装置は、 互いに所定間隔をおいて対向配置された駆動ローラ及び
    従動ローラと、 前記駆動ローラを駆動する駆動手段と、 前記駆動ローラ及び前記従動ローラに掛け渡され、前記
    駆動手段による駆動ローラの駆動に伴って走行するルー
    プ状の搬送ベルトと、 前記搬送ベルトのループ内で前記搬送ベルトに接触して
    設けられ、前記搬送ベルトの走行をガイドする第1ガイ
    ド部材と、 前記搬送ベルトのループの外側に前記搬送ベルトに接触
    して配設され、前記搬送ベルトのテンションを付加する
    第2ガイド部材と、 前記搬送ベルトの両側に配設され、前記第1及び第2ガ
    イド部材を支持した第1及び第2支持手段と、を備え、 前記第1支持手段は、前記搬送ベルトの走行方向に沿っ
    て延びていると共に、前記第2ガイド部材の一端を支持
    し、ベース部に固定された第1固定部と、前記搬送ベル
    トの走行方向に沿って延びていると共に、前記第1ガイ
    ド部材の一端を支持した第1固定部と、前記搬送ベルト
    の走行方向と略平行な軸を有し、この軸の回りで回動自
    在に前記第1可動部を前記第1固定部に連結した連結手
    段と、を有し、 前記第2支持手段は、前記搬送ベルトの走行方向に沿っ
    て延びていると共に、前記第2ガイド部材の他端を支持
    し、ベース部に固定された第2固定部と、前記搬送ベル
    トの走行方向に沿って延び、前記第1ガイド部材の他端
    を支持した第2可動部と、を有し、前記第2可動部は、
    前記ガイド部材を介して前記第1可動部に連結され、且
    つ前記第1可動部の回動に応じて、前記第2固定部に連
    続する連結位置と、前記第2固定部から離間して前記第
    2固定部との間に搬送ベルトを引き抜き可能な間隙を形
    成する開放位置と、の間を回動されることを特徴とする
    紙葉類処理装置。
  10. 【請求項10】所定枚数の紙葉類を施封帯で施封した施
    封紙葉類を所定個数積み重ねて結束帯で結束した結束紙
    葉類を取り込む取り込み手段と、 前記取り込み手段で取り込まれた結束紙葉類を所定方向
    に搬送する搬送装置と、 前記搬送装置によって搬送された結束紙葉類を受け入
    れ、結束帯及び施封帯を切断して、紙葉類を1枚ずつ検
    査する検査手段と、 前記検査手段で1枚ずつ検査された紙葉類を検査結果に
    基づいて再使用可能な適合券と再使用不可能な不適合券
    とに区分けする区分手段と、 前記区分手段によって区分けされた所定枚数の適合券を
    施封帯で施封して施封適合券を形成する施封手段と、 前記施封手段によって形成された施封適合券を所定個数
    積み重ねて結束帯で結束して結束適合券を形成する結束
    手段と、を備え、 前記搬送装置は、 互いに所定間隔をおいて対向配置された駆動ローラ及び
    従動ローラと、 前記駆動ローラを駆動する駆動手段と、 前記駆動ローラ及び前記従動ローラに掛け渡され、前記
    駆動手段による駆動ローラの駆動に伴って走行するルー
    プ状の搬送ベルトと、 前記搬送ベルトのループ内で前記搬送ベルトに接触して
    設けられ、前記搬送ベルトの走行をガイドする第1ガイ
    ド部材と、 前記搬送ベルトのループの外側に前記搬送ベルトに接触
    して配設され、前記搬送ベルトのテンションを付加する
    第2ガイド部材と、 前記搬送ベルトの両側に配設され、前記第1及び第2ガ
    イド部材を支持した第1及び第2支持手段と、を備え、 前記第1支持手段は、前記搬送ベルトの走行方向に沿っ
    て延びていると共に、前記第2ガイド部材の一端を支持
    し、ベース部に固定された第1固定部と、前記搬送ベル
    トの走行方向に沿って延びていると共に、前記第1ガイ
    ド部材の一端を支持した第1固定部と、前記搬送ベルト
    の走行方向と略平行な軸を有し、この軸の回りで回動自
    在に前記第1可動部を前記第1固定部に連結した連結手
    段と、を有し、 前記第2支持手段は、前記搬送ベルトの走行方向に沿っ
    て延びていると共に、前記第2ガイド部材の他端を支持
    し、ベース部に固定された第2固定部と、前記搬送ベル
    トの走行方向に沿って延び、前記第1ガイド部材の他端
    を支持した第2可動部と、を有し、前記第2可動部は、
    前記ガイド部材を介して前記第1可動部に連結され、且
    つ前記第1可動部の回動に応じて、前記第2固定部に連
    続する連結位置と、前記第2固定部から離間して前記第
    2固定部との間に搬送ベルトを引き抜き可能な間隙を形
    成する開放位置と、の間を回動されることを特徴とする
    紙葉類処理装置。
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