JPH09305782A - 電子組版装置のレイアウト方法及び電子組版装置並びに記録媒体 - Google Patents

電子組版装置のレイアウト方法及び電子組版装置並びに記録媒体

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JPH09305782A
JPH09305782A JP8119215A JP11921596A JPH09305782A JP H09305782 A JPH09305782 A JP H09305782A JP 8119215 A JP8119215 A JP 8119215A JP 11921596 A JP11921596 A JP 11921596A JP H09305782 A JPH09305782 A JP H09305782A
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JP8119215A
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English (en)
Inventor
Shigeo Seko
繁夫 背古
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 編集領域の大きさを定めていないときレイア
ウトすべきオブジェクト同士が互いに重ならないように
配置することができる編集領域の大きさを求めてこの編
集領域上にレイアウトすべきオブジェクトを配置するこ
とを可能にする。 【解決手段】 編集領域の大きさが定められていないと
判別した場合(S3)、直交座標系を用いてレイアウトすべ
きオブジェクトが互いに重ならずに充分に収まるだけの
編集領域の大きさを算出し(S4)、算出した編集領域の大
きさに基づき編集領域を設定し(S5)、この編集領域上に
レイアウトすべきオブジェクトを配置する(S6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子組版装置におい
て文書及び図形等のオブジェクトのレイアウトを編集す
るレイアウト方法並びにその方法の実施に直接使用する
電子組版装置及びコンピュータプログラムを記録してあ
る記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のオブジェクトを組合わせて電子的
に作成された原稿のレイアウトに用いる電子組版装置は
そのオブジェクトのレイアウトを編集するためにオブジ
ェクト毎に矩形状の編集領域の境界上に位置する複数の
基準点、具体的には編集領域の4隅及び各辺の中点等の
点のいずれか1つと対応する基点を予め定めておき、オ
ペレータにより指定されたオブジェクトのオフセットに
従い、このオブジェクトの基点をこれと対応させた基準
点からのオフセット位置に一致させて配置している。
【0003】図4は前述の編集領域及び基準点を示す説
明図である。図において401 はオブジェクトをレイアウ
トするための編集領域である。編集領域401 中に示した
黒丸はいずれも基準点を示す。この基準点は編集領域の
4隅, 各辺の中点及び編集領域の中心の合計9ヶ所に設
定してある。そしてこの編集領域上において所望のオブ
ジェクトを作成し、または予め作成して記憶手段に記憶
させてあるオブジェクトをそこから読出してオペレータ
がこのオブジェクトの基点及びオフセットを定めること
により編集領域上における位置が確定する。
【0004】図5は編集領域上にオブジェクトを配置し
た状態を示す説明図である。図において401 は矩形状の
編集領域である。編集領域401 中には縦の2辺又は横の
2辺それぞれの中点同士を結ぶ破線が表してある。402
は左上隅の基準点と対応する基点を定めたオブジェクト
であって、そのオフセットは0である。従ってオブジェ
クト402 はその基点を編集領域401 の左上隅に一致させ
て配置されている。403 は中心の基準点と対応する基点
を定めたオブジェクトであって、そのオフセットは0で
ある。従ってオブジェクト403 はその基点を編集領域40
1 の中心に一致させて配置されている。404 は右辺の中
点の基準点と対応する基点を定めたオブジェクトであっ
て、そのオフセットは0である。従ってオブジェクト40
4 はその基点を編集領域401 の右辺の中点に一致させて
配置されている。405 は下辺の中点の基準点と対応する
基点を定めたオブジェクトであって、そのオフセットを
上方向10mmに定めてある。従ってオブジェクト405 はそ
の基点を編集領域401 の下辺の中点から上方向10mmの位
置に一致させて配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、前述の如き従来
の電子組版装置では予め編集領域を定めない場合は基準
点の位置が確定しないので、オブジェクトのレイアウト
処理は行わなかった。そしてこの編集領域を定めるに際
してオペレータがレイアウトすべきオブジェクトの大き
さ及びオフセットによる位置の移動を考慮してオブジェ
クトが充分に収まるだけの領域の大きさを算出する必要
がある。即ち、オブジェクトのレイアウトを大まかに確
認する様な場合であっても前述したところと同様に編集
領域の大きさを算出しなければならず、オペレータにと
って負担になる。従って編集領域を定めていない場合に
オブジェクトを簡便にレイアウトするレイアウト方法の
完成が望まれていた。
【0006】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であって、編集領域を定めていない場合にレイアウトす
べきオブジェクトの大きさ及びオフセットに応じて前記
オブジェクトが充分に収まるだけの大きさを求め、この
大きさを有する編集領域を定めて、前記オブジェクトを
配置する電子組版装置のレイアウト方法並びにその方法
の実施に直接使用する電子組版装置及びコンピュータプ
ログラムを記録してある記録媒体の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る電子組版
装置のレイアウト方法は、複数の基準点のいずれか1つ
と対応する基点及び該基点を対応付けた基準点からのオ
フセットを夫々予め定めてある複数のオブジェクトを、
編集領域の大きさを定めることによって定まる前記基準
点の位置に基づき前記編集領域に配置するに際し、配置
すべきオブジェクトを該オブジェクトの基点及びオフセ
ットから求まる位置が所定位置に一致すべく適宜の領域
に配置し、該領域上で前記オブジェクト同士が互いに重
ならないように該オブジェクトを配置することができる
領域の大きさを求め、該領域の大きさを編集領域の大き
さと定めて、該編集領域に前記オブジェクトを配置する
ことを特徴とする。
【0008】第2発明に係る電子組版装置のレイアウト
方法は、複数の基準点のいずれか1つと対応する基点及
び該基点を対応付けた基準点からのオフセットを夫々予
め定めてある複数のオブジェクトを、編集領域の大きさ
を定めることによって定まる前記基準点の位置に基づき
前記編集領域に配置するに際し、配置すべきオブジェク
トを該オブジェクトの基点及びオフセットから求まる位
置が所定位置に一致すべく適宜の領域に配置し、該領域
上で前記オブジェクト同士が互いに重ならないようにな
るまで個々に前記所定位置から遠ざかる方向へ移動さ
せ、前記所定位置がその中心と一致し、しかも配置すべ
きオブジェクトを包囲する領域を求め、該領域の大きさ
を編集領域の大きさと定めて、該編集領域に前記オブジ
ェクトを配置することを特徴とする。
【0009】第3発明に係る電子組版装置は、複数の基
準点のいずれか1つと対応する基点及び該基点を対応付
けた基準点からのオフセットを夫々予め定めてある複数
のオブジェクトを、編集領域の大きさを定めることによ
って定まる前記基準点の位置に基づき前記編集領域に配
置するための編集領域の大きさを定めてあるか否かを判
別する手段と、編集領域の大きさを定めていないと判別
した場合に、配置すべきオブジェクトを該オブジェクト
の基点及びオフセットから求まる位置が所定位置に一致
すべく適宜の領域に配置し、該領域上で前記オブジェク
ト同士が互いに重ならないように該オブジェクトを配置
することができる領域の大きさを求める手段と、該領域
の大きさを編集領域の大きさと定めて、該編集領域に前
記オブジェクトを配置する手段とを備えることを特徴と
する。
【0010】第4発明に係る電子組版装置は、複数の基
準点のいずれか1つと対応する基点及び該基点を対応付
けた基準点からのオフセットを夫々予め定めてある複数
のオブジェクトを、編集領域の大きさを定めることによ
って定まる前記基準点の位置に基づき前記編集領域に配
置するための編集領域の大きさを定めてあるか否かを判
別する手段と、編集領域の大きさを定めていないと判別
した場合に、配置すべきオブジェクトを該オブジェクト
の基点及びオフセットから求まる位置が所定位置に一致
すべく適宜の領域に配置し、該領域上で前記オブジェク
ト同士が互いに重ならないようになるまで個々に前記所
定位置から遠ざかる方向へ移動させ、前記所定位置がそ
の中心と一致し、しかも配置すべきオブジェクトを包囲
する領域を求める手段と、該領域の大きさを編集領域の
大きさと定めて、該編集領域に前記オブジェクトを配置
する手段とを備えることを特徴とする。
【0011】第5発明に係る記録媒体は、複数の基準点
のいずれか1つと対応する基点及び該基点を対応付けた
基準点からのオフセットを夫々予め定めてある複数のオ
ブジェクトを、編集領域の大きさを定めることによって
定まる前記基準点の位置に基づき前記編集領域に配置す
るための編集領域の大きさを定めてあるか否かを判別す
るステップと、編集領域の大きさを定めていないと判別
した場合に、配置すべきオブジェクトを該オブジェクト
の基点及びオフセットから求まる位置が所定位置に一致
すべく適宜の領域に配置し、該領域上で前記オブジェク
ト同士が互いに重ならないように該オブジェクトを配置
することができる領域の大きさを求めるステップと、該
領域の大きさを編集領域の大きさと定めて、該編集領域
に前記オブジェクトを配置するステップとを含むコンピ
ュータプログラムを記録してあることを特徴とする。
【0012】第6発明に係る記録媒体は、複数の基準点
のいずれか1つと対応する基点及び該基点を対応付けた
基準点からのオフセットを夫々予め定めてある複数のオ
ブジェクトを、編集領域の大きさを定めることによって
定まる前記基準点の位置に基づき前記編集領域に配置す
るための編集領域の大きさを定めてあるか否かを判別す
るステップと、編集領域の大きさを定めていないと判別
した場合に、配置すべきオブジェクトを該オブジェクト
の基点及びオフセットから求まる位置が所定位置に一致
すべく適宜の領域に配置し、該領域上で前記オブジェク
ト同士が互いに重ならないようになるまで個々に前記所
定位置から遠ざかる方向へ移動させ、前記所定位置がそ
の中心と一致し、しかも配置すべきオブジェクトを包囲
する領域を求めるステップと、該領域の大きさを編集領
域の大きさと定めて、該編集領域に前記オブジェクトを
配置するステップとを含むコンピュータプログラムを記
録してあることを特徴とする。
【0013】以下に本発明における編集領域の決定及び
オブジェクトの配置について説明する。図6、図7、図
8は本発明に係る編集領域の大きさを決定する手順の説
明図である。まず配置すべきオブジェクトを直交座標系
の原点周りに配置することによって、求めようとする編
集領域の境界をその直交座標系の縦軸及び横軸に集結さ
せる。図6(a) において402,403,404 及び405 は直交座
標系に配置した図5のオブジェクトを示している。即
ち、その左上隅に基点を定めたオブジェクト402 は第IV
象限にその基点が原点と一致するように配置する。その
中心に基点を定めたオブジェクト403 はその基点が原点
と一致するように配置する。その右辺の中点に基点を定
めたオブジェクト404 はその基点が原点と一致するよう
に配置する。その下辺の中点に基点を定めたオブジェク
ト405 はオフセットを上方向10mmに定めてあるのでその
基点が原点から上方向10mmの位置と一致するように配置
する。
【0014】さて、図6(a) においてオブジェクト同士
は互いに重なっており、次いで以下に示す手順に従って
オブジェクト同士が重ならない状態になるようにこれら
のオブジェクトをそれぞれ原点から遠ざかる方向へ移
動, 調整する。このとき中点及び中心の基点を定めてあ
るオブジェクト並びにオフセットを定めてあるオブジェ
クトを他のオブジェクトと重ならないように配置できる
だけの領域の寸法を確保するために以下の規則を設けて
おく。
【0015】即ち、横の2辺の中点のいずれか一方に基
点を定めたオブジェクト (オブジェクト405)は横方向の
位置を固定し縦方向にのみ移動させる。また縦の2辺の
中点のいずれか一方に基点を定めたオブジェクト (オブ
ジェクト404)は縦方向の位置を固定し横方向にのみ移動
させる。またその中心に基点を定めたオブジェクト (オ
ブジェクト403)はその位置を固定し移動させない。さら
に、その4隅のいずれか1つに基点を定めたオブジェク
ト (オブジェクト402)については上下方向のいずれか一
方又は左右方向のいずれか一方のどちらに移動させても
良いのであるが、編集領域の所望の形状に応じてどちら
か一方を選択する。即ち編集領域を縦長にする場合は上
方向又は下方向を選択し、横長にする場合は左方向又は
右方向を選択する。この例においてはオブジェクト402
は下方向に移動させるものとする。またオブジェクトに
オフセットが定めてある場合は、このオフセット分も合
わせて確保する。
【0016】さて、オブジェクト同士が重ならずに配置
できる領域の大きさを求めるに当たり、まずこれらのオ
ブジェクトを縦方向へ移動させて縦寸法の確保を行う
(図6(b))。オブジェクト405 及びオブジェクト402 は
それぞれオブジェクト403 と重なっている。そこでオブ
ジェクト405 及びオブジェクト402 をそれぞれ中央に位
置するオブジェクト403 と重ならないように配置できる
だけの縦寸法を確保する。即ちオブジェクト405 を、そ
の基点がオブジェクト403 の上辺から上方向へそのオフ
セット10mmの位置と一致するまで移動させる。またオブ
ジェクト402 を、その基点がオブジェクト403 の下辺に
接するまで移動させる。つまり、原点から上方向にオブ
ジェクト403 の縦寸法の半分に寸法X (オブジェクト40
5 の縦寸法+そのオフセット10mm) を加えた寸法を確保
する。また原点から下方向にオブジェクト403 の縦寸法
の半分に寸法Y (オブジェクト402 の縦寸法) を加えた
寸法を確保する。
【0017】次に横寸法の確保を行う (図7) 。ここで
はオブジェクト404 が中央に位置するオブジェクト403
と重ならないように配置できるだけの横寸法を確保す
る。即ち、オブジェクト404 をオブジェクト403 の左辺
に接する位置に移動させる。つまり、原点から左方向に
オブジェクト403 の横寸法の半分に寸法Z (オブジェク
ト404 の横寸法) を加えた寸法を確保する。またオブジ
ェクト403 の横寸法の半分とオブジェクト402 の横寸法
とではオブジェクト402 の横寸法の方が長いので原点か
ら右方向にはオブジェクト402 の横寸法を確保する。
【0018】そして編集領域の大きさを決定する (図
8) 。図において406 は以下に説明する手順により定め
られる編集領域相当の大きさを有する領域である。即ち
領域406 の縦寸法については既に確保した原点の上方向
の領域及び下方向の領域のそれぞれの縦寸法のうち長い
方の寸法を原点からの上下方向それぞれの寸法と定め
る。また領域406 の横寸法についても既に確保した原点
の左方向の領域及び原点の右方向の領域のうち長い方の
寸法を原点からの左右方向それぞれの寸法と定める。
【0019】図9は前述の如くその大きさを求めた編集
領域上にオブジェクトを配置した状態を示す説明図であ
る。図において506 は図8の領域406 と同一の大きさを
有する編集領域である。編集領域506 の大きさを前述の
手順に従って求めることにより、図に示すように編集領
域506 上に図5のオブジェクト402,403,404,405 が互い
に重ならない様に配置されている。
【0020】その横の2辺の中点のいずれか一方に基点
を定めたオブジェクトが存在する場合に、原点から左右
方向のいずれか長い方の寸法を左右方向それぞれの寸法
と定めるのは前記オブジェクトをその基点が対応する横
の辺の中点の基準点に一致する様に配置するためであ
る。これを具体的に説明する。
【0021】図10は図7のオブジェクトを包囲する領域
を示す説明図である。図において606 は配置すべきオブ
ジェクトが丁度内接する大きさを有する矩形の領域であ
る。領域606 中には縦の2辺又は横の2辺それぞれの中
点同士を結ぶ破線が表してある。図7と同一の構成要素
には同一符号を付して説明を省略する。
【0022】図11は図10の領域606 と同一の大きさを有
する編集領域上にオブジェクトを配置した状態を示す説
明図である。図において706 は図10の領域606 と同一の
大きさを有する編集領域であり編集領域706 上に図5の
オブジェクト402,403,404,405 が配置されている。前述
の図8の領域406 は配置すべきオブジェクトを重ならな
いように配置することが可能な大きさを有する。一方、
配置すべきオブジェクトを重ならないように配置するこ
とができる領域として図10の領域606 が考えられる。し
かし図に示すように領域606 の横の辺の中点は原点を通
る縦軸上には存在しない。従って領域606 と同一の大き
さを有する図11の編集領域706 においてオブジェクト同
士が重なってしまい目的を果たせない。このことはその
縦の2辺の中点のいずれか一方に基点を定めたオブジェ
クトが存在する場合にも同様に当てはまる。
【0023】そこで、配置すべきオブジェクトが互いに
重ならないように配置することができる領域の大きさを
求めるべく前記寸法決定の規則を設けるのである。な
お、前述の例では縦又は横の2辺の中点のいずれか一方
に基点を定めたオブジェクト及びその中心に基点を定め
たオブジェクトが存在するのでこの寸法決定の規則を適
用するが、これらのオブジェクトが存在しない場合は前
記寸法決定の規則は必要ない。即ち、配置すべきオブジ
ェクトが丁度内接する矩形領域の大きさを編集領域の大
きさとすれば良い。
【0024】
【発明の実施の形態】図2は本発明に係る電子組版装置
のブロック図である。図において101 はキーボード, マ
ウス等を用いてなる入力装置である。入力装置101 はオ
ペレータが入力する以下の情報、即ちレイアウトすべき
オブジェクトに関する情報及び編集領域の基準点の情報
を演算装置102 へ与える。演算装置102 はコンピュータ
を用いてなる電子組版装置の制御部であって、本発明に
係るレイアウト方法を実施するプログラムの記憶領域及
び前記プログラムの実行に必要な作業領域を有してい
る。演算装置102 は前記プログラムを実行し、その結果
をモニタ, プリンタ等を用いてなる出力装置103 へ与え
る。また演算装置102 は前記プログラム又はオブジェク
トに関する情報を記録するためのディスク105 を装填し
て、その情報の読出し又は書込みを行うためのディスク
装置104 と接続している。
【0025】図1は本発明に係る電子組版装置における
オブジェクトをレイアウトする処理手順を示すフローチ
ャートである。まず入力装置101 からのレイアウトすべ
きオブジェクトに関する情報の入力、即ちその基点及び
オフセットの入力を受付け(S1)、これを作業領域に記憶
する(S2)。次に編集領域の大きさが定められているか否
かを判別し、定められていないと判別した場合(S3)、前
述した如き手順に従い編集領域の大きさを算出する(S
4)。算出した編集領域の大きさに基づき編集領域を設定
する(S5)。そしてレイアウトすべきオブジェクトを前記
編集領域の基準点に基づきその編集領域上に配置する(S
6)。S3において編集領域の大きさが定められていると判
別した場合は、編集領域の大きさの算出を行わずに定め
られている編集領域の大きさによって定まる基準点に基
づきレイアウトすべきオブジェクトをその編集領域上に
配置する。
【0026】図3は前述のS4における編集領域の大きさ
を算出する処理手順を示すフローチャートである。まず
レイアウトすべきオブジェクトをその基点及びオフセッ
トから求まる位置を原点と一致させて直交座標系に配置
する(S41) 。次にオブジェクト同士が互いに重ならない
ようにレイアウトできるだけの縦寸法及び横寸法をそれ
ぞれ確保する(S42,S43) 。確保した縦寸法及び横寸法を
求めるべき編集領域の大きさと決定する(S44) 。大きさ
の決定については図6, 図7, 図8の手順に従う。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によればレイアウト
すべきオブジェクトを読込み、これを所定の寸法に従っ
て座標系に配置し、前記オブジェクト同士が互いに重な
らないように配置できる領域の大きさを求めて、該領域
の大きさに基づき編集領域を定め、この編集領域上に前
記オブジェクトを配置することにより、編集領域を定め
ていないときにレイアウトすべきオブジェクトを互いに
重ならないように配置することができる。従ってオペレ
ータが編集領域の大きさを算出する手間を省くことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオブジェクトをレイアウトする処
理手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明に係る電子組版装置のブロック図であ
る。
【図3】本発明に係る編集領域の大きさを算出する処理
手順を示すフローチャートである。
【図4】編集領域及び基準点の説明図である。
【図5】編集領域上のオブジェクトを示す説明図であ
る。
【図6】本発明に係る編集領域の大きさを求める手順の
説明図である。
【図7】本発明に係る編集領域の大きさを求める手順の
説明図である。
【図8】本発明に係る編集領域の大きさを求める手順の
説明図である。
【図9】本発明に係る編集領域上のオブジェクトを示す
説明図である。
【図10】編集領域の大きさを求める他の手順の説明図
である。
【図11】編集領域上のオブジェクトを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
101 入力装置 102 演算装置 103 出力装置 104 ディスク装置 105 ディスク 406 領域 506 編集領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基準点のいずれか1つと対応する
    基点及び該基点を対応付けた基準点からのオフセットを
    夫々予め定めてある複数のオブジェクトを、編集領域の
    大きさを定めることによって定まる前記基準点の位置に
    基づき前記編集領域に配置するに際し、配置すべきオブ
    ジェクトを該オブジェクトの基点及びオフセットから求
    まる位置が所定位置に一致すべく適宜の領域に配置し、
    該領域上で前記オブジェクト同士が互いに重ならないよ
    うに該オブジェクトを配置することができる領域の大き
    さを求め、該領域の大きさを編集領域の大きさと定め
    て、該編集領域に前記オブジェクトを配置することを特
    徴とする電子組版装置のレイアウト方法。
  2. 【請求項2】 複数の基準点のいずれか1つと対応する
    基点及び該基点を対応付けた基準点からのオフセットを
    夫々予め定めてある複数のオブジェクトを、編集領域の
    大きさを定めることによって定まる前記基準点の位置に
    基づき前記編集領域に配置するに際し、配置すべきオブ
    ジェクトを該オブジェクトの基点及びオフセットから求
    まる位置が所定位置に一致すべく適宜の領域に配置し、
    該領域上で前記オブジェクト同士が互いに重ならないよ
    うになるまで個々に前記所定位置から遠ざかる方向へ移
    動させ、前記所定位置がその中心と一致し、しかも配置
    すべきオブジェクトを包囲する領域を求め、該領域の大
    きさを編集領域の大きさと定めて、該編集領域に前記オ
    ブジェクトを配置することを特徴とする電子組版装置の
    レイアウト方法。
  3. 【請求項3】 複数の基準点のいずれか1つと対応する
    基点及び該基点を対応付けた基準点からのオフセットを
    夫々予め定めてある複数のオブジェクトを、編集領域の
    大きさを定めることによって定まる前記基準点の位置に
    基づき前記編集領域に配置するための編集領域の大きさ
    を定めてあるか否かを判別する手段と、編集領域の大き
    さを定めていないと判別した場合に、配置すべきオブジ
    ェクトを該オブジェクトの基点及びオフセットから求ま
    る位置が所定位置に一致すべく適宜の領域に配置し、該
    領域上で前記オブジェクト同士が互いに重ならないよう
    に該オブジェクトを配置することができる領域の大きさ
    を求める手段と、該領域の大きさを編集領域の大きさと
    定めて、該編集領域に前記オブジェクトを配置する手段
    とを備えることを特徴とする電子組版装置。
  4. 【請求項4】 複数の基準点のいずれか1つと対応する
    基点及び該基点を対応付けた基準点からのオフセットを
    夫々予め定めてある複数のオブジェクトを、編集領域の
    大きさを定めることによって定まる前記基準点の位置に
    基づき前記編集領域に配置するための編集領域の大きさ
    を定めてあるか否かを判別する手段と、編集領域の大き
    さを定めていないと判別した場合に、配置すべきオブジ
    ェクトを該オブジェクトの基点及びオフセットから求ま
    る位置が所定位置に一致すべく適宜の領域に配置し、該
    領域上で前記オブジェクト同士が互いに重ならないよう
    になるまで個々に前記所定位置から遠ざかる方向へ移動
    させ、前記所定位置がその中心と一致し、しかも配置す
    べきオブジェクトを包囲する領域を求める手段と、該領
    域の大きさを編集領域の大きさと定めて、該編集領域に
    前記オブジェクトを配置する手段とを備えることを特徴
    とする電子組版装置。
  5. 【請求項5】 複数の基準点のいずれか1つと対応する
    基点及び該基点を対応付けた基準点からのオフセットを
    夫々予め定めてある複数のオブジェクトを、編集領域の
    大きさを定めることによって定まる前記基準点の位置に
    基づき前記編集領域に配置するための編集領域の大きさ
    を定めてあるか否かを判別するステップと、編集領域の
    大きさを定めていないと判別した場合に、配置すべきオ
    ブジェクトを該オブジェクトの基点及びオフセットから
    求まる位置が所定位置に一致すべく適宜の領域に配置
    し、該領域上で前記オブジェクト同士が互いに重ならな
    いように該オブジェクトを配置することができる領域の
    大きさを求めるステップと、該領域の大きさを編集領域
    の大きさと定めて、該編集領域に前記オブジェクトを配
    置するステップとを含むコンピュータプログラムを記録
    してあることを特徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 複数の基準点のいずれか1つと対応する
    基点及び該基点を対応付けた基準点からのオフセットを
    夫々予め定めてある複数のオブジェクトを、編集領域の
    大きさを定めることによって定まる前記基準点の位置に
    基づき前記編集領域に配置するための編集領域の大きさ
    を定めてあるか否かを判別するステップと、編集領域の
    大きさを定めていないと判別した場合に、配置すべきオ
    ブジェクトを該オブジェクトの基点及びオフセットから
    求まる位置が所定位置に一致すべく適宜の領域に配置
    し、該領域上で前記オブジェクト同士が互いに重ならな
    いようになるまで個々に前記所定位置から遠ざかる方向
    へ移動させ、前記所定位置がその中心と一致し、しかも
    配置すべきオブジェクトを包囲する領域を求めるステッ
    プと、該領域の大きさを編集領域の大きさと定めて、該
    編集領域に前記オブジェクトを配置するステップとを含
    むコンピュータプログラムを記録してあることを特徴と
    する記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009238019A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Dainippon Printing Co Ltd 組版装置、組版方法、及び組版処理プログラム
JP2013535757A (ja) * 2010-08-20 2013-09-12 中国移▲動▼通信集▲団▼公司 イメージオブジェクトの移動方法および装置

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