JP3240170B2 - Icパターン設計システム - Google Patents

Icパターン設計システム

Info

Publication number
JP3240170B2
JP3240170B2 JP34370491A JP34370491A JP3240170B2 JP 3240170 B2 JP3240170 B2 JP 3240170B2 JP 34370491 A JP34370491 A JP 34370491A JP 34370491 A JP34370491 A JP 34370491A JP 3240170 B2 JP3240170 B2 JP 3240170B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
wirings
data
pattern design
design system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34370491A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05175339A (ja
Inventor
孝明 滝井
一善 脇
浩 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP34370491A priority Critical patent/JP3240170B2/ja
Publication of JPH05175339A publication Critical patent/JPH05175339A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3240170B2 publication Critical patent/JP3240170B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積回路のレイアウトパ
ターンを作成するためのICパターン設計システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、コンピュータを用いた設計システ
ムとして、いわゆるCAD(ComputerAided Design)シ
ステムが各分野で盛んに利用され、必要不可欠なものと
なりつつある。周知のように、このCADシステムは、
ディスプレイ装置等の可視的な機器を介して設計者がコ
ンピュータとコミュニケーションを行いながら設計を行
うもので、これにより設計行程のかなりの部分を自動化
することができる。
【0003】このCADは、半導体分野においても例外
でなく必要不可欠なものとなっている。特に、集積回路
(以下、ICと呼ぶ。)のレイアウトパターンを作成す
る際には、所要の機能を可能な限り小さなスペース内に
納めなければならない等の要求が存在するため、これを
クリアするための多くのCADツールが工夫されてきて
いる。
【0004】さて、このようなICパターン設計におい
て、従来から行われている設計手法について簡単に説明
する。通常、ICパターン設計は、フロアプランニン
グ、各機能ブロック内パターン設計、及びその合せ込み
の3つのステップに分けて行われる。フロアプランニン
グは、ICのパターン設計における最も初期のステップ
であり、半導体チップ内に入出力ブロック、増幅ブロッ
ク、制御ブロック等の各機能ブロックをレイアウトする
行程である。
【0005】このフロアプランニングが終わると、今度
は機能ブロック内パターン設計のステップに移行して各
機能ブロック内の各素子間を接続するための詳細配線を
行ったり、また、合わせ込みのステップで、各機能ブロ
ック間を接続するための実体配線を行う。
【0006】一般に、上記したCADシステムでは、レ
イヤ(画層)という概念を用い、多層配線に対応できる
ようになっている。これにより配線の自由度が向上する
という利点がある。このレイヤを用いたシステムで上記
した実体配線を行う場合、既にトレースした配線を必要
に応じて適当な位置で切断し、その一方を他のレイヤに
シフトする等の操作を行うことが多い。なお、このよう
な切断のためのコマンドは通常のCADシステムでサポ
ートされている。
【0007】しかしながら、一旦切断してその一方を他
レイヤに変更したものの切断箇所が適切でないため、他
の位置での切断に変更したい場合がある。この場合に
は、一旦切断した配線を再び結合する必要がある。
【0008】また、1本の配線を何らかの理由で切断し
たような場合、あるいは互いに反対方向から同一線上を
トレースしてきた2つの配線の端点同士が近接している
場合において、オペレータがこれらの事実を忘れてしま
い、かつ画面上の表示倍率の関係でその切断箇所が認識
出来ない場合には、オペレータはこれらを1本の配線と
考えてしまうことがある。このため、例えばこれらの配
線を共に所望の距離だけ移動しようとする場合、対象と
なる配線上のある一点を指定して移動コマンドを実行す
ると、切断された他方の配線は指定されずに取り残され
てしまうこととなる。画面上には、多数の配線が複雑に
表示されているため、上記したような事態が生じてもオ
ペレータはこれを見逃すことが多く、それ以降の設計上
の大きな混乱の原因となる。従って、このような事態を
避けるため、移動に先立って2本の配線を1本に結合し
ておく必要が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、配線同士
の結合が必要となるケースが多々存在するにもかかわら
ず、従来のICパターン設計においては、これを実行す
るための結合コマンドが用意されていなかった。このた
め、従来、上記したような必要性がある場合には、通常
のトレースコマンドを用い、画面上に表示された分離し
ている2つの配線上にあらたな配線を上書きするという
方法を取っていた。
【0010】しかしながら、配線の長さが長い場合に
は、表示画面を何度か切り換えながら再トレースを行わ
なければならず、極めて面倒であった。また、再トレー
スの際に誤操作等によりトレースが不正確になるという
課題もあった。
【0011】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、所望の2配線を極めて簡単な操作でし
かも正確に1配線に結合することができるICパターン
設計システムを得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のICパターン設
計システムは、半導体チップの配線の設計を行なうIC
パターン設計システムであって、前記配線の各々に関す
るデータを経路に関するパスデータとパスデータに付随
する配線の属性データとして複数記憶する記憶手段と、
前記配線のうち少なくとも2つの配線を指定する指定手
段と、該指定された少なくとも2つの配線に関する属性
データを前記記憶手段から抽出する抽出手段と、該抽出
された配線の属性データに基づいて前記指定された少な
くとも2つの配線の結合の可否を判定する判定手段と、
該判定手段により配線の結合が可と判定されたとき、前
記指定された少なくとも2つの配線のパスデータを基に
結合された新たな配線のパスデータを作成するデータ処
理手段とを備えることを要旨とする。請求項2に係る発
明は、前記属性データは、配線の幅や画層,方向の少な
くともいずれかをデータとして含むデータである請求項
1記載のICパターン設計システムである。請求項3に
係る発明は、前記属性データは、配線の線名をデータと
して含むものである請求項1に記載のICパターン設計
システムである。請求項4に係る発明は、前記少なくと
も2つの配線は、1つの配線を切断することによって生
じた配線である請求項1、2、3のいずれかに記載のI
Cパターン設計システムである。
【0013】
【作用】この発明ICパターン設計システムでは、
少なくとも2つの配線を指定することにより、指定され
た配線のパスデータに基づいて配線が結合可能か否かを
判定し、結合が可能なときには結合して1つの配線とす
ると共にパスデータも1つの配線に置き換えて結合後の
配線の取り扱いを容易にする。
【0014】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例におけるICパ
ターン設計システムの概要を表わしたものである。この
システムには、演算部11、及び演算結果やメインメモ
リ18から読み出したデータを一時的に格納するための
バッファメモリ12を備えた制御部13が設けられてい
る。この制御部13には、マウス14及びキーボード1
5等の入力装置が接続され、またディスプレイ制御部1
6を介してディスプレイ装置17が接続されている。マ
ウス14はディスプレイ装置17の画面上のグラフィッ
クカーソルの移動や、所望の座標位置の指定に用いられ
る。
【0016】ディスプレイ装置17の画面上には、図4
に示すようなICパターン設計図面21が表示されるよ
うになっている。この図で、斜線部分は、素子間もしく
は機能ブロック間を接続する導電配線(以下、単に配線
と呼ぶ。)22〜25を示している。
【0017】また、制御部13には、メインメモリ18
及び固定ディスク装置19が接続されている。固定ディ
スク装置19には、システムの動作に必要な各種の制御
プログラムやデータが格納され、これらのデータは起動
時もしくは必要に応じてメインメモリ18上へロードさ
れるようになっている。メインメモリ18のビデオRA
M領域には、ディスプレイ装置17の画面上に表示され
た各機能素子を示す図形データや、各素子間導電配線を
示すパスデータ等がテーブル形式で格納されるようにな
っている。ここでパスデータとは、一体として取り扱わ
れる素子間導電配線を表わすデータである。
【0018】図2は、このメインメモリ18内に設けら
れたパスデータテーブルを表わしたものである。この図
に示すように、例えば各パスデータP1 ,P2 ,……
は、配線24,25,……(図4)を表わすデータで、
具体的には各配線の両端点及び屈折点の座標等より構成
される。各パスデータには、属性データが付随してい
る。属性データとしては、配線の幅を示す線幅情報W1
,W2 ,……、何層目の配線かを示すレイヤ情報L1
,L2 ,……、その配線に割り当てられた信号名等を
示す線名情報N1 ,N2 ,……、配線の方向を示す方向
情報D1 ,D2 ,……がある。
【0019】以上のような構成のICパターン設計シス
テムの動作を、図3とともに説明する。ここでは、図4
における配線24と配線25を結合させるものとする。
【0020】まず、オペレータはマウス14(図1)を
操作して、ディスプレイ装置17の画面上のコマンドメ
ニュー(図示せず)から所定の結合コマンドを選択し、
起動する。次に、マウス14を操作してグラフィックカ
ーソル26を配線24上の任意の位置に移動し、マウス
14の選択ボタン(図示せず)を押すと、制御部13は
メインメモリ18上のパスデータテーブル20(図2)
から該当するパスデータ及び属性データを読み出してバ
ッファメモリ12に格納する(ステップS101)。同
様にして配線25を選択すると、これに対応するパスデ
ータ及び属性データが読み出されてバッファメモリ12
に格納される。
【0021】次に、制御部13は、バッファメモリ12
に格納された配線24、25についての属性データ同士
を比較して、両者を結合してよいか否かを判定する(ス
テップS102)。ここで、例えば両者の線名が相違し
ていた場合には、結合不可と判定し(ステップS10
3;N)、処理を終了する。
【0022】一方、結合可能と判定された場合には(ス
テップS103;Y)、両パスデータを基に新たなパス
データを作成し(ステップS104)、これをパスデー
タテーブル20(図2)に登録する(ステップS10
5)。そして、元のパスデータP1 ,P2 を消去し(ス
テップS106)、画面上に、結合された新たなパスを
トレース表示する(ステップS107)。これにより、
図5に示すように、配線24,25に代わってこれらが
結合された新たな配線27が表示されることとなる。
【0023】このように、本実施例では、結合コマンド
を起動し画面上の所望の2配線を指定するのみでこれら
を結合することができる。なお、2配線に限らずそれ以
上の数の配線を指定して一括して結合させるようにして
もよいのはもちろんである。また、本実施例では配線の
線名の一致を結合のための条件としたが、その他の項目
の一致を結合の条件としても良いのはもちろんである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のICパタ
ーン設計システムによれば、少なくとも2つの配線を指
定するだけで、指定された配線のパスデータに基づいて
配線が結合可能か否かを判定し、結合が可能なときには
結合して1つの配線とすることができると共にパスデー
タも1つの配線に置き換えることができる。この結果、
結合後の配線の取り扱いを容易にすることができる。
【0025】また、従来のように既存の複数配線上を順
次トレースする必要がなく、トレースミス等の問題も生
じないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるICパターン設計シ
ステムの概略構成図である。
【図2】パスデータテーブルを示す説明図である。
【図3】このシステムの動作を説明するための流れ図で
ある。
【図4】ディスプレイ装置の画面上に表示された配線パ
ターンの一例を示す説明図である。
【図5】結合処理後におけるディスプレイ装置の画面上
に表示された配線パターンを示す説明図である。
【符号の説明】 11 演算部 12 バッファメモリ 13 制御部 14 マウス 15 キーボード 17 ディスプレイ装置 18 メインメモリ 20 パスデータテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−186972(JP,A) 特開 平3−144858(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/82 G06F 17/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップの配線の設計を行なうIC
    パターン設計システムであって、 前記配線の各々に関するデータを経路に関するパスデー
    タとパスデータに付随する配線の属性データとして複数
    記憶する記憶手段と、 前記配線のうち少なくとも2つの配線を指定する指定手
    段と、 該指定された少なくとも2つの配線に関する属性データ
    を前記記憶手段から抽出する抽出手段と、 該抽出された配線の属性データに基づいて前記指定され
    た少なくとも2つの配線の結合の可否を判定する判定手
    段と、 該判定手段により配線の結合が可と判定されたとき、前
    記指定された少なくとも2つの配線のパスデータを基に
    結合された新たな配線のパスデータを作成するデータ処
    理手段とを備えるICパターン設計システム。
  2. 【請求項2】 前記属性データは、配線の幅や画層,方
    の少なくともいずれかをデータとして含むデータであ
    る請求項1記載のICパターン設計システム。
  3. 【請求項3】 前記属性データは、配線の線名をデータ
    として含むものである請求項1に記載のICパターン設
    計システム。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも2つの配線は、1つの配
    線を切断することによって生じた配線である請求項1、
    2、3のいずれかに記載のICパターン設計システム。
JP34370491A 1991-12-26 1991-12-26 Icパターン設計システム Expired - Fee Related JP3240170B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34370491A JP3240170B2 (ja) 1991-12-26 1991-12-26 Icパターン設計システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34370491A JP3240170B2 (ja) 1991-12-26 1991-12-26 Icパターン設計システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05175339A JPH05175339A (ja) 1993-07-13
JP3240170B2 true JP3240170B2 (ja) 2001-12-17

Family

ID=18363609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34370491A Expired - Fee Related JP3240170B2 (ja) 1991-12-26 1991-12-26 Icパターン設計システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3240170B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05175339A (ja) 1993-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5568397A (en) Logic circuit diagram editor system
US5513119A (en) Hierarchical floorplanner for gate array design layout
JP2007233455A (ja) レイアウトエディタ装置、配線表示方法、及び配線表示プログラム
JP2007233565A (ja) 設計支援プログラム
US8762927B2 (en) Processing method of electric information in CAD system, processing device of electric information in CAD system, program and computer-readable storage medium
JP2666538B2 (ja) パニング制御システム
JP4607032B2 (ja) 回路図作成装置及び回路図作成プログラム
JP3240170B2 (ja) Icパターン設計システム
JP3008257B2 (ja) コマンド指定装置
US7676766B2 (en) Graphic object designating to edit apparatus, method, and computer readable medium thereof
JP2941033B2 (ja) 回路情報表示装置
US20060076547A1 (en) Three-dimensional viewing and editing of microcircuit design
JP3551112B2 (ja) マルチメディア・シナリオ編集装置及びマルチメディア・シナリオ編集プログラムを記録した記録媒体
JP3064066B2 (ja) Icパターン設計システム
JP3083552B2 (ja) 階層編集処理装置
JP2921294B2 (ja) レイアウト設計方法
JP2920479B2 (ja) 図形サーチ装置
JPH0934933A (ja) 部品レイアウト装置
JP3000749B2 (ja) 文字編集装置
JPH0721403A (ja) 図形エディタ
JP2958178B2 (ja) Icパターン設計システム
JP3216226B2 (ja) 図形エディタ装置
EP0213670A2 (en) Computer aided design system
JPH05298406A (ja) マニホールドブロック設計支援装置
JP2009245215A (ja) Cadシステム、cadプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101012

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees