JPH09304415A - 回転検出センサ - Google Patents

回転検出センサ

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Publication number
JPH09304415A
JPH09304415A JP8121892A JP12189296A JPH09304415A JP H09304415 A JPH09304415 A JP H09304415A JP 8121892 A JP8121892 A JP 8121892A JP 12189296 A JP12189296 A JP 12189296A JP H09304415 A JPH09304415 A JP H09304415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insert frame
frame
detecting sensor
chip
rotation detecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP8121892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Tanaka
健一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP8121892A priority Critical patent/JPH09304415A/ja
Publication of JPH09304415A publication Critical patent/JPH09304415A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピンチカット部の露出をなくして水分の侵入
を防止し、信頼性の向上を図った回転検出センサを提供
すること。 【解決手段】 1回目のモールドでインサートフレーム
12を成形し、このインサートフレーム12に磁電変換
素子9、ICチップ10をマウントし、このインサート
フレーム12を2回目のモールドを行って樹脂モールド
13を形成してリードフレーム8のピンチカット部8a
を完全に封止するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転検出センサに
関し、詳しくは、マグネットの回転を検出する磁電変換
素子およびICチップが樹脂モールドされてパッケージ
として構成された回転検出センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に車両の速度を検出する車速センサ
の一般的は構成を示している。ケース1に回転軸2が取
り付けられ、この回転軸2の先端にマグネット3が取り
付けられている。このマグネット3に相対向して回転検
出センサ4が取り付けられている。この回転検出センサ
4の引出しリード8bは、ケース1の先端のハウジング
6に取り付けられたターミナル7に接続されている。
【0003】回転検出センサ4は、図4(a),(b)
に示すようにリードフレーム8に磁電変換素子9、IC
チップ10およびその他のチップ部品11がマウントさ
れ、樹脂モールド13によりフラットパッケージの形状
に成形されている。
【0004】上記した従来の回転検出センサ4は、樹脂
モールド13の成形後にリードフレーム8の根元部分を
ピンチカットし、外部に露出させている。
【0005】このピンチカット部8aはハウジング6へ
のインサート成形により封止されるが、上記車速センサ
のようにトランスミッションオイルや水分が付着しやす
い場所に回転検出センサ4が取り付けられているので、
図5に矢印で示すようにハウジング6と回転検出センサ
4の境界部位から侵入したオイルや水がピンチカット部
8aの部分からセンサ4の内部に侵入し、磁電変換素子
9やICチップ10を損傷するという問題がある。
【0006】本発明は上述の点に着目してなされたもの
で、ピンチカット部の露出をなくして水分の侵入を防止
し、信頼性の向上を図った回転検出センサを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、磁電変換素子およびICチ
ップがモールドされ、マグネットの回転を検出する回転
検出センサであって、リードフレームをモールドしてイ
ンサートフレームを成形し、このインサートフレームに
前記磁電変換素子およびICチップをマウントし、この
インサートフレームをリードフレーム、磁電変換素子お
よびICチップと共にモールドして外側に樹脂モールド
を形成し、前記リードフレームのピンチカット部を前記
樹脂モールドによって封止したことを特徴とするもので
ある。
【0008】このため、請求項1記載の発明では、1回
目のモールドでインサートフレームを成形し、このイン
サートフレームに対して2回目のモールドを行い、2重
のモールドで回転検出センサを形成することにより、ピ
ンチカット部を完全に封止することができ、車速センサ
に使用した場合、オイルや水分が付着しても回転検出セ
ンサの内部に侵入することがなくなり、信頼性の高い回
転検出センサが得られる。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の回転検出センサであって、前記インサートフレーム
にアンカーホールが形成され、樹脂モールドがこのアン
カーホールに入り込んでいることを特徴とするものであ
る。
【0010】このため、請求項2記載の発明では、イン
サートフレームの両面側の樹脂がアンカーホールを介し
て確実に密着し、回転検出センサの製造における後処理
工程でのストレスや、車速センサに使用した場合の車両
の振動に対する耐力が向上し、耐震性、耐久性の高い回
転検出センサが得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて説明する。なお、図4乃至図6と同一部
材、同一機能のものは同一符号で示している。
【0012】図1(a),(b)において、リードフレ
ーム8を保持するため、1回目のモールドを行い、リー
ドフレーム8の隙間にインサートフレーム12の樹脂が
充填されフラット形状のインサートフレーム12を成形
する。このインサートフレーム12は、上部に円弧部1
2aが形成され、この円弧部12aから段部12bを介
して左右円弧部12cが形成された構成である。
【0013】インサートフレーム12には複数(図示の
例では7個)の貫通孔からなるアンカーホール14が形
成されている。そして、このインサートフレーム12の
リードフレーム8上に、磁電変換素子9、ICチップ1
0を表面側に、その他のチップ部品11を裏面側にマウ
ントする。
【0014】このインサートフレーム12は、2回目の
モールド時の保持部分となる円弧部12aがピンチカッ
トされ、リードフレーム8のピンチカット部8aが円弧
部12aで露出した状態となっている。
【0015】このインサートフレーム12に対して2回
目のモールドを行い、図2(a),(b)に示すように
リードフレーム8、磁電変換素子9、ICチップ10お
よびチップ部品11の外側を樹脂モールド13で覆う。
リードフレーム8の下部は樹脂モールド13から露出し
て引出しリード8bが構成される。
【0016】このようにして得られた回転検出センサ4
は、図2(b)及び図3に示すようにリードフレーム8
の上部のピンチカット部8aは樹脂モールド13で完全
に封止される。
【0017】また、アンカーホール14に樹脂が入り込
むことにより、インサートフレーム12の両面側の樹脂
が確実に密着し、回転検出センサの製造における後処理
工程でのストレスや、車速センサに使用した場合の車両
の振動に対する耐久性が向上する。
【0018】以上のように、本実施の形態では、1回目
のモールドでインサートフレーム12を成形し、このイ
ンサートフレーム12に2回目のモールドを行って樹脂
モールド13を形成し、2重のモールドで回転検出セン
サ4を形成することにより、ピンチカット部8aを完全
に封止することができ、車速センサに使用した場合、オ
イルや水分が付着しても回転検出センサ4の内部に侵入
することがなくなり、信頼性の高い回転検出センサが得
られる。
【0019】また、インサートフレーム12に複数のア
ンカーホール14を設けたことにより、インサートフレ
ーム12の両面側の樹脂がアンカーホール14を介して
確実に密着し、回転検出センサの製造における後処理工
程でのストレスや、車速センサに使用した場合の車両の
振動に対する耐久性が向上し、耐震性、耐久性の高い回
転検出センサ4が得られる。
【0020】したがって、本実施の形態の回転検出セン
サ4は、水分が付着しやすく、振動も大きい車速センサ
に好適に使用される。
【0021】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の
発明によれば、1回目のモールドでインサートフレーム
を成形し、このインサートフレームを2回目のモールド
を行い、2重のモールドで回転検出センサを形成するこ
とにより、ピンチカット部を完全に封止することがで
き、車速センサに使用した場合、オイルや水分が付着し
ても回転検出センサの内部に侵入することがなくなり、
信頼性の高い回転検出センサが得られる。
【0022】また、請求項2記載の発明によれば、イン
サートフレームに複数のアンカーホールを設けたので、
インサートフレームの両面側の樹脂がアンカーホールを
介して確実に密着し、回転検出センサの製造における後
処理工程でのストレスや、車速センサに使用した場合の
車両の振動に対する耐久性が向上し、耐震性、耐久性の
高い回転検出センサが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転検出センサに用いられるインサー
トフレームの一例を示すもので、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図2】本発明の回転検出センサの実施の形態を示すも
ので、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図3】図2(b)の部分拡大図である。
【図4】従来の回転検出センサを示すもので、(a)は
正面図、(b)は側面図である。
【図5】図4(b)の部分拡大図である。
【図6】従来の回転検出センサを車速センサに取り付け
られた例を示す一部破断した側面図である。
【符号の説明】
4 回転検出センサ 8 リードフレーム 8a ピンチカット部 9 磁電変換素子 10 ICチップ 12 インサートフレーム 13 樹脂モールド 14 アンカーホール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁電変換素子およびICチップがモール
    ドされ、マグネットの回転を検出する回転検出センサで
    あって、 リードフレームをモールドしてインサートフレームを成
    形し、このインサートフレームに前記磁電変換素子およ
    びICチップをマウントし、このインサートフレームを
    リードフレーム、磁電変換素子およびICチップと共に
    モールドして外側に樹脂モールドを形成し、前記リード
    フレームのピンチカット部を前記樹脂モールドによって
    封止したことを特徴とする回転検出センサ。
  2. 【請求項2】 前記インサートフレームにアンカーホー
    ルが形成され、樹脂モールドがこのアンカーホールに入
    り込んでいることを特徴とする請求項1記載の回転検出
    センサ。
JP8121892A 1996-05-16 1996-05-16 回転検出センサ Pending JPH09304415A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8121892A JPH09304415A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 回転検出センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8121892A JPH09304415A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 回転検出センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09304415A true JPH09304415A (ja) 1997-11-28

Family

ID=14822496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8121892A Pending JPH09304415A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 回転検出センサ

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JP (1) JPH09304415A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7378840B2 (en) 2001-12-05 2008-05-27 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Holding structure of an electronic component and a method for holding the same

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US7378840B2 (en) 2001-12-05 2008-05-27 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Holding structure of an electronic component and a method for holding the same

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