JPH09303377A - ボールジョイント及びその製造方法 - Google Patents

ボールジョイント及びその製造方法

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JPH09303377A
JPH09303377A JP11681296A JP11681296A JPH09303377A JP H09303377 A JPH09303377 A JP H09303377A JP 11681296 A JP11681296 A JP 11681296A JP 11681296 A JP11681296 A JP 11681296A JP H09303377 A JPH09303377 A JP H09303377A
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JP
Japan
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ball joint
socket
ball
flat plate
spherical portion
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JP11681296A
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English (en)
Inventor
Takayuki Katsuta
隆之 勝田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付性を向上させる。 【解決手段】 パイプ30の端部に形成したスリット3
8から当該端部を展開して平板部を形成した後、この平
板部にプレス及び打ち抜き加工によって放射状に突出す
る複数の突片部34を設け、更にこれらの突片部34に
よってボールスタッド16の球状部16Aが包み込まれ
るように突片部34が同方向へ折り曲げられる。これに
より、ボールジョイント12のソケット32が形成され
ると共にソケット32と球状部16Aとの組付が行われ
る。従って、複数の突片部34を異方向(上下互い違
い)に折り曲げる場合に比べて組付が容易になると共
に、パイプ30をリンクとして使用することができるの
でリンクとボールジョイント12との組付作業も不要に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールジョイント
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボールジョイントの構造の一例と
して、実開昭58−165321号公報に開示された構
成を挙げることができ、以下に簡単に説明する。
【0003】図10には、略円板状とされた基部100
A及びこの基部100Aから半径方向へ延出されるアー
ム部100Bから成る基材100が示されている。この
基材100の基部100Aの中央部には、円形の貫通孔
102が打ち抜きにより形成されている。さらに、基部
100Aの貫通孔102の外周部には、所定の間隔で放
射状に複数の切込み104が形成されている。これによ
り、貫通孔102の外周部は、平面視で台形状とされた
複数の突片106に分割されている。
【0004】図12に二点鎖線で示される如く、上述し
た基材100の各突片106を上下互い違いに順次折曲
げた後、ボールスタッド108の球状部108Aを突片
106の折曲位置まで挿入し、最後に各突片106の先
端部を球状部108Aの球面に沿うようにかしめること
で、ボールジョイント110のソケット112が構成さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成による場合、隣接する突片106を上下互い違いに折
り曲げることでボールスタッド108の球状部108A
との組付がなされるため、ソケット112とボールスタ
ッド108の球状部108Aとの組付性が低下する。
【0006】さらに、リンク等の部材114と球状部1
08Aを回転自在に支持するソケット112とが別部材
で構成されているため、両者を接続する作業が必要とな
り、この点においても組付性が低下する。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、組付性を向上
させることができるボールジョイント及びその製造方法
を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ボールスタッド及びこのボールスタッドの球状部を
回動可能に支持するソケットを含んで構成されるボール
ジョイントであって、平板状に形成された平板状部に設
けられかつ放射状に突出する複数の突片部をボールスタ
ッドの球状部に沿って同方向へ折り曲げることで、当該
球状部を回動可能に支持するソケットを構成した、こと
を特徴としている。
【0009】請求項2に記載の本発明に係るボールジョ
イントは、請求項1に記載の発明において、円筒状部材
の端部を切り開くことで、前記平板状部を形成した、こ
とを特徴としている。
【0010】請求項3記載の本発明に係るボールジョイ
ントは、請求項1又は請求項2に記載の発明において、
前記ボールスタッドの球状部と前記ソケットとの間に、
樹脂製のシートを介装した、ことを特徴としている。
【0011】請求項4記載の本発明に係るボールジョイ
ントの製造方法は、円筒状部材の端部に軸線に沿って切
り込まれる切込み部を形成する第1の工程と、切込み部
から円筒状部材の端部を展開して平板状の平板状部を形
成する第2の工程と、平板状部に放射状に突出する複数
の突片部を形成する第3の工程と、複数の突片部が設け
られた平板状部にボールスタッドの球状部を載置した
後、当該球状部が回動可能に支持されるように複数の突
片部を当該球状部に沿って同方向へ折り曲げることでソ
ケットを形成する第4の工程と、を有することを特徴と
している。
【0012】請求項1記載の本発明によれば、平板状に
形成された平板状部に設けられかつ放射状に突出する複
数の突片部をボールスタッドの球状部に沿って同方向へ
折り曲げることで、当該球状部を回動可能に支持するソ
ケットが構成される。すなわち、複数の突片部を同方向
へ折り曲げることでソケットと球状部との組付を行うこ
とができる。別言すれば、本発明によれば、ソケットと
球状部との組付に際して複数の突片部を異方向(上下互
い違い)に折り曲げる必要がない。
【0013】請求項2記載の本発明によれば、円筒状部
材の端部を切り開いて平板状部が形成されるため、円筒
状部材の端部をボールジョイントのソケットとして機能
させ、円筒状部材の端部以外の部分をリンク部分として
機能させることができる。このため、リンク部分とボー
ルジョイントのソケットとが一部品から構成される。従
って、リンク部分とソケットとの組付作業が不要とな
る。
【0014】請求項3記載の本発明によれば、ボールス
タッドの球状部とソケットとの間に樹脂製のシートを介
装したので、ボールスタッドの球状部の回動が滑らかに
なる。
【0015】請求項4記載の本発明によれば、第1の工
程によって、円筒状部材の端部に軸線に沿って切り込ま
れる切込み部が形成される。次いで、第2の工程によっ
て、切込み部から円筒状部材の端部が展開されて平板状
の平板状部が形成される。次いで、第3の工程によっ
て、平板状部に放射状に突出する複数の突片部が形成さ
れる。次いで、第4の工程によって、複数の突片部が設
けられた平板状部にボールスタッドの球状部が載置さ
れ、その後当該球状部が回動可能に支持されるように複
数の突片部が球状部に沿って同方向へ折り曲げられる。
これにより、ボールジョイントのソケットが構成され
る。
【0016】このことから判るように、本発明に係る製
造方法によれば、複数の突片部を同方向へ折り曲げるこ
とでソケットとボールスタッドの球状部との組付を行う
ことができる。また、リンク部分とボールジョイントの
ソケットとが一部品から構成されるため、リンク部分と
ソケットとの組付作業が不要となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を用いて、本発
明の一実施形態について説明する。
【0018】図9には、自動車のエアサスペンションに
使用されるハイトコントロールセンサリンク10が示さ
れている。この図に示されるように、ハイトコントロー
ルセンサリンク10の両端部には、相互の軸線の角度が
90度ずれたボールジョイント12、14がそれぞれ配
設されている。一方のボールジョイント12のボールス
タッド16は図示しないロアアームに結合されるように
なっており、又他方のボールジョイント14のボールス
タッド18はブラケット20の一端部に結合されてい
る。なお、ブラケット20の他端部側には、ホイールハ
ウス内に位置する図示しないサスペンションメンバに固
定されるハイトコントロールセンサが取り付けられる。
上記の如くして、ハイトコントロールセンサリンク10
は略車両上下方向を長手方向として配置され、車高の変
化に応じてサスペンションメンバとロアアームとの距離
が変化すると、これをハイトコントロールセンサリンク
10の回転運動によってハイトコントロールセンサ内部
に伝達し、これにより車高の変化や路面の凹凸状態を検
出するようになっている。
【0019】次に、図1を用いて、上述したボールジョ
イント12の構成について説明する。なお、本図はボー
ルジョイント12の製造工程の一工程を示す図であるた
め、すべての構成部品が図示されている訳ではない。従
って、本図を用いたここでの説明では、ボールジョイン
ト12の主要部の構成のみを説明することにする。
【0020】この図に示されるように、最終的には上述
したハイトコントロールセンサリンク10となる円管状
のパイプ30の端部には、このパイプ30と一体にソケ
ット32が形成されている。このソケット32は、複数
の突片部34をボールスタッド16の球状部16Aに沿
って同方向(ボールスタッド16の軸部16B側)へ折
り曲げることにより形成されている。そして、上記構成
のソケット32によって、ボールスタッド16の球状部
16Aが包み込まれるようにして回動可能に支持されて
いる。なお、ボールスタッド16の球状部16Aとソケ
ット32との間には、樹脂製かつ中空略球状のシート3
6が介装されている。
【0021】すなわち、本実施形態では、パイプ30の
端部を展開した後、複数の突片部34を形成し、これら
の突片部34を予め用意されたボールスタッド16の球
状部16Aに沿って同方向へ折り曲げることにより、パ
イプ30と一体にボールジョイント12が形成されてい
る。なお、他方のボールジョイント14についても、前
述したボールジョイント12と同様に構成されている。
【0022】次に、上述したボールジョイント12の製
造手順を説明し、この説明を通して本実施形態の作用並
びに効果を説明する。
【0023】まず、図8に示される如く、適宜長さに切
断された真直な円管状のパイプ30が用意される。次
に、図7に示される如く、パイプ30の両端部に軸線に
沿うスリット38、40が形成される。なお、一方の端
部に形成されるスリット38は、他方の端部に形成され
るスリット40に対して周方向に90度ずれて形成され
る。なお、以上の工程が、請求項4記載の「第1の工
程」に相当する。
【0024】次に、図6に示される如く、パイプ30の
一方の端部をスリット38から展開して、オール(櫂)
状の平板部42が形成される。次に、図5に示される如
く、プレス及び打ち抜き加工によって、平板部42の中
央部に球面状の凹部44が形成されると共に、その外周
部に放射状に突出する複数の突片部34が形成される。
なお、図6に示される工程が請求項4記載の「第2の工
程」に相当し、図5に示される工程が請求項4記載の
「第3の工程」に相当する。
【0025】次に、図4に示される如く、予め用意され
たボールスタッド16の球状部16Aに樹脂製かつ中空
球状のシート36が圧入される。次に、図3に示される
如く、平板部42の凹部44にボールスタッド16の球
状部16Aを載置し、このボールスタッド16を中子と
して上型46及び下型48を用いてプレス加工する。そ
して、このプレス加工によって、平板部42に形成され
た複数の突片部34が、球状部16Aの表面に沿って同
方向(ボールスタッド16の軸部16B側)へそれぞれ
折り曲げられる。これにより、ボールジョイント12の
ソケット32が構成されると共に、当該ソケット32に
ボールスタッド16の球状部16Aが回動可能に組付け
られて支持される。なお、この図3に示される工程が、
請求項4記載の「第4の工程」に相当する。また、この
工程を行う際に、必要に応じて皿バネ等のバックアップ
スプリング50(二点鎖線参照)をソケット32とシー
ト36との間に装着し、プレロードをかけておくように
してもよい。
【0026】次に、図1に示される如く、底面側が開放
されかつ弾性変形可能なバックアップリング52がソケ
ット32に被嵌される。これにより、ソケット構成後の
突片部34の開きが防止される。但し、このバックアッ
プリング52は必須の部品ではなく、必要に応じて使用
されるものである。
【0027】その後、図2に示される如く、ボールジョ
イント12に軟質ゴム製の防水用のブーツ54が一点鎖
線矢印方向を組付方向として被嵌される。
【0028】なお、以上の工程は、パイプ30の他方の
端部においても同様に行われる。このように本実施形態
では、パイプ30の端部に形成したスリット38から当
該端部を展開して平板部42を形成し、この平板部42
にプレス及び打ち抜き加工によって放射状に突出する複
数の突片部34を設け、更にこれらの突片部34をボー
ルスタッド16の球状部16Aを包み込むように同方向
へ折り曲げることにより、ボールジョイント12のソケ
ット32を形成すると共にソケット32と球状部16A
との組付を行うようにしたので、複数の突片部34を異
方向(上下互い違い)に折り曲げる場合に比し、ソケッ
ト32とボールスタッド16の球状部16Aとの組付性
を向上させることができる。
【0029】また、本実施形態によれば、パイプ30の
端部を上記の如くして加工することにより、パイプ30
と一体にボールジョイント12のソケット32を形成す
ることができる。別言すれば、パイプ30の端部をボー
ルジョイント12のソケット32として機能させると共
に、パイプ30の本体部をハイトコントロールセンサリ
ンク10として機能させることができる。このため、ボ
ールジョイント12、14とハイトコントロールセンサ
リンク10とを別部品で構成した場合に比し、両者を接
続するための組付作業を廃止することができる。従っ
て、その意味でボールジョイント12、14及びハイト
コントロールセンサリンク10全体としての組付性を向
上させることができる。
【0030】特に、本実施形態では、1本のパイプ30
の端部に形成するスリット38、40の形成位置を周方
向にずらしていくことにより、ボールジョイント12の
軸線方向並びにボールジョイント14との軸線方向を任
意に設定することができる。すなわち、ジョイント方向
が同方向である場合及び異方向である場合のいずれの場
合にも対応することができる。
【0031】さらに、本実施形態では、ボールスタッド
16の球状部16Aに樹脂性かつ中空球状のシート36
を予め被嵌させることで、球状部16Aとソケット32
との間にシート36を介装したので、ボールスタッド1
6の回動の円滑性を確保することができる。さらに、シ
ート36を介装させることにより、共に金属製であるボ
ールスタッド16の球状部16Aとソケット32とが直
接当接するのを防止することができるので、ボールジョ
イント12の耐久性を向上させることができる。
【0032】また、本実施形態では、パイプ30から、
一対のボールジョイント12、14のソケット及びハイ
トコントロールセンサリンク10を製作することができ
るので、全体の軽量化を図ることができる。
【0033】なお、本実施形態では、エアサスペンショ
ンに用いられるハイトコントロールセンサリンクの両端
部に設けられるボールジョイントに対して本発明を適用
したが、これに限らず、通常のサスペンションで用いら
れるボールジョイントに対して本発明を適用することも
可能である。また、自動車以外であっても部材同士を連
結するためのボールジョイントであれば、本発明は適用
可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明しように、請求項1記載の本発
明に係るボールジョイントは、平板状に形成された平板
状部に設けられかつ放射状に突出する複数の突片部をボ
ールスタッドの球状部に沿って同方向へ折り曲げること
で、当該球状部を回動可能に支持するソケットを構成し
たので、複数の突片部を同方向へ折り曲げることでソケ
ットと球状部との組付を行うことができ、これによりソ
ケットと球状部との組付性を向上させることができると
いう優れた効果を有する。
【0035】請求項2記載の本発明に係るボールジョイ
ントは、請求項1記載の発明において、円筒状部材の端
部を切り開くことで、平板状部を形成したので、リンク
部分とソケットとの組付作業を廃止することができ、組
付作業の簡略化を図れるという意味で組付性を向上させ
ることができるという優れた効果を有する。
【0036】請求項3記載の本発明に係るボールジョイ
ントは、請求項1又は請求項2記載の発明において、ボ
ールスタッドの球状部と前記ソケットとの間に、樹脂製
のシートを介装したので、ボールスタッドの回動の円滑
性を確保することができるという優れた効果を有する。
【0037】請求項4記載の本発明に係るボールジョイ
ントの製造方法は、円筒状部材の端部に軸線に沿って切
り込まれる切込み部を形成する第1の工程と、切込み部
から円筒状部材の端部を展開して平板状の平板状部を形
成する第2の工程と、平板状部に放射状に突出する複数
の突片部を形成する第3の工程と、複数の突片部が設け
られた平板状部にボールスタッドの球状部を載置した
後、当該球状部が回動可能に支持されるように複数の突
片部を当該球状部に沿って同方向へ折り曲げることでソ
ケットを形成する第4の工程と、を有するので、ソケッ
トと球状部との組付性を向上させることができると共に
リンク部分とソケットとの組付作業を廃止できるという
意味において組付性を向上させることができるという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るボールジョイントの製造工程
(ボールジョイントにバックアップリングを被嵌させる
工程)図である。
【図2】本実施形態に係るボールジョイントの製造工程
(ボールジョイントに防水用のブーツを被嵌させる工
程)図である。
【図3】本実施形態に係るボールジョイントの製造工程
(複数の突片部をボールスタッドの球状部に沿って同方
向へ折り曲げる工程)図である。
【図4】本実施形態に係るボールジョイントの製造工程
(ボールスタッドの球状部にシートを被嵌させる工程)
図である。
【図5】本実施形態に係るボールジョイントの製造工程
(パイプの端部に形成された平板部に複数の突片部を設
ける工程)図である。
【図6】本実施形態に係るボールジョイントの製造工程
(パイプの端部に平板部を形成する工程)図である。
【図7】本実施形態に係るボールジョイントの製造工程
(パイプの端部にスリットを形成する工程)図である。
【図8】本実施形態に係るボールジョイントの製造工程
図(母材となるパイプを切断する工程)である。
【図9】本実施形態に係るボールジョイントが一体的に
設けられたハイトコントロールセンサリンクの全体構成
図である。
【図10】従来のボールジョイントの製造工程図であ
る。
【図11】従来のボールジョイントの製造工程図であ
る。
【符号の説明】
12 ボールジョイント 14 ボールジョイント 16 ボールスタッド 16A 球状部 18 ボールスタッド 30 パイプ(円筒状部材) 32 ソケット 34 突片部 36 シート 38 スリット(切込み部) 40 スリット(切込み部) 42 平板部(平板状部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールスタッド及びこのボールスタッド
    の球状部を回動可能に支持するソケットを含んで構成さ
    れるボールジョイントであって、 平板状に形成された平板状部に設けられかつ放射状に突
    出する複数の突片部をボールスタッドの球状部に沿って
    同方向へ折り曲げることで、当該球状部を回動可能に支
    持するソケットを構成した、 ことを特徴とするボールジョイント。
  2. 【請求項2】 円筒状部材の端部を切り開くことで、前
    記平板状部を形成した、 ことを特徴とする請求項1に記載のボールジョイント。
  3. 【請求項3】 前記ボールスタッドの球状部と前記ソケ
    ットとの間に、樹脂製のシートを介装した、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のボール
    ジョイント。
  4. 【請求項4】 円筒状部材の端部に軸線に沿って切り込
    まれる切込み部を形成する第1の工程と、 切込み部から円筒状部材の端部を展開して平板状の平板
    状部を形成する第2の工程と、 平板状部に放射状に突出する複数の突片部を形成する第
    3の工程と、 複数の突片部が設けられた平板状部にボールスタッドの
    球状部を載置した後、当該球状部が回動可能に支持され
    るように複数の突片部を当該球状部に沿って同方向へ折
    り曲げることでソケットを形成する第4の工程と、 を有することを特徴とするボールジョイントの製造方
    法。
JP11681296A 1996-05-10 1996-05-10 ボールジョイント及びその製造方法 Pending JPH09303377A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040003197A (ko) * 2002-07-02 2004-01-13 현대모비스 주식회사 차량 현가장치용 스태빌라이저바 마운팅 구조

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040003197A (ko) * 2002-07-02 2004-01-13 현대모비스 주식회사 차량 현가장치용 스태빌라이저바 마운팅 구조

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