JPH09302944A - 建築工事用メッシュシート - Google Patents

建築工事用メッシュシート

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JPH09302944A
JPH09302944A JP8115844A JP11584496A JPH09302944A JP H09302944 A JPH09302944 A JP H09302944A JP 8115844 A JP8115844 A JP 8115844A JP 11584496 A JP11584496 A JP 11584496A JP H09302944 A JPH09302944 A JP H09302944A
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JP
Japan
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ethylene
weight
mesh sheet
resin composition
parts
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Application number
JP8115844A
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English (en)
Inventor
Hideo Kawabata
秀雄 川端
Junichi Yokoyama
淳一 横山
Satoshi Kaneko
智 金子
Tatsuo Yoshikawa
龍男 吉川
Yuichi Kaihara
祐一 貝原
Kazumasa Nakajima
和政 中島
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NIPPON PORIOREFUIN KK
Hagiwara Industries Inc
Japan Polyolefins Co Ltd
Original Assignee
NIPPON PORIOREFUIN KK
Hagiwara Industries Inc
Japan Polyolefins Co Ltd
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Publication date
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高強度、耐久性、目ずれがなく、難燃性を有
し、さらに耐候性に優れた建築工事用メッシュシートを
提供する。 【解決手段】 (I)糸条体からなる芯層と、 (II)(A)下記(A1)〜(A3)から選ばれた少な
くとも1種であって、 (A1)密度が0.86〜0.94g/cm3 未満のエ
チレン・α−オレフィン共重合体 (A2)高圧ラジカル重合法によるエチレン(共)重合
体 (A3)ゴム かつ10-8〜10-3モル/gのカルボン酸基、カルボン
酸無水基またはエポキシ基を含むポリエチレン樹脂また
はゴム100重量部および (B)無機系難燃剤40〜200重量部 を含む樹脂組成物からなる鞘層とから構成される複合繊
維を、経緯糸に用いて織編成されたメッシュ基材からな
ると共に経緯糸交差部が目止め加工されていることを特
徴とする建築工事用メッシュシート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築工事用メッシュ
シートに関し、さらに詳しくは、建築工事現場の外周に
危険防止のために展張されるメッシュシートであって、
優れた難燃性、耐候性を有し、目ずれの防止された建築
工事用メッシュシートに関する。
【0002】
【従来技術】建築工事用メッシュシートは、ビル、家屋
建設等の足場をもつ建築工事現場において、工事現場の
周囲その他危害防止上必要な部分に、主に落下物などに
よる危害防止および火災発生防止のため用いられるもの
であり、主に足場など仮設構造物の外側構面にとりつけ
られて用いられる。これらの目的には通常易燃性である
熱可塑性樹脂製のシートが多用されており、溶接の火花
等により燃え広がる危険性がある。そのために、JIS
A8952「建築工事用メッシュシート」の付属書表
1に防炎性規格が規定されており、これに合格するよう
に種々の難燃化処理が施されているのが通例である。ま
た、従来の建築工事用メッシュシートとしては、ナイロ
ンやポリエステル繊維をネット状に織編成したものがあ
り、これらは絡み織や模紗織などの目ずれし難い特殊な
組織を採用したものが多いが、積極的な目止め加工が施
されてなく施工時のはためきや洗浄時に経緯交差部が移
動して目明き部分が縮んだりすることによってシート寸
法が変化してしまうなど取扱いが不便な点が指摘されて
いた。このようなことから、従来、建築工事用メッシュ
シートはナイロンやポリエステル等の易燃性繊維からな
るメッシュシートに対してはポリ塩化ビニル樹脂をコー
テイングしたりして防炎性を付与すると同時に目ずれ防
止加工したものが知られている。しかしながら、ポリ塩
化ビニル樹脂によるコーテイングやハロゲン系難燃剤の
使用は燃焼時に有毒なハロゲンガスが発生するという問
題があった。近年では、樹脂の難燃化技術として、燃焼
時に有害ガスの発生がなく、低煙性で、無公害型の難燃
剤として水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムなど
の無機金属化合物の水和物を添加する方法が種々検討さ
れている(特開平2−53845号公報、特開平2−1
45632号公報)が電線やケーブル被覆等の限られた
分野に使用されているのが知られているのみであった。
【0003】さらに、建築工事用メッシュシートは屋外
で使用されることが多いため、長期間日光に晒されるた
めに高い耐候性が必要とされている。これら、耐候性を
改良する方法としては、紫外線吸収剤や光安定剤等を添
加する方法が通常採用されている。しかしながら、従来
使用されていたハロゲン系難燃剤と紫外線吸収剤を併用
すると難燃剤から分離したハロゲンが紫外線吸収剤に悪
影響を及ぼすために、これらは併用しても十分な効果が
得られないという問題点もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高強
度、耐久性、目ずれがなく、難燃性を有し、さらに耐候
性にすぐれた建築工事用メッシュシートを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (I)糸条体からなる芯層と、 (II)(A)下記(A1)〜(A3)から選ばれた少な
くとも1種であって、 (A1)密度が0.86〜0.94g/cm3 未満のエ
チレン・α−オレフィン共重合体 (A2)高圧ラジカル重合法によるエチレン(共)重合
体 (A3)ゴム かつ10-8〜10-3モル/gのカルボン酸基、カルボン
酸無水基またはエポキシ基を含むポリエチレン系樹脂ま
たはゴム100重量部および (B)無機系難燃剤40〜200重量部 を含有する樹脂組成物からなる鞘層とから構成される複
合繊維を、経緯糸に用いて織編成されたメッシュ基材か
らなると共に経緯糸交差部が目止め加工されていること
を特徴とする建築工事用メッシュシートである。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
用いられる複合繊維の断面を示したのが図1である。
(I)で示される糸条体からなる芯層の外側を鞘層(I
I)で被覆された構造を有した繊維である。
【0007】上記(I)芯層を構成する糸条体として
は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィ
ン系樹脂、ナイロン6、ナイロン66などのポリアミド
系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレートなどのポリエステル系樹脂等の熱可塑性樹
脂からなるモノフィラメントまたはマルチフィラメント
が主成分として用いられる。これらの内では、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリプロピレン等が加工性がよ
く、強度が強く、また同時に鞘層に用いられる樹脂組成
物より融点が高いため目止め加工の熱処理を施しても繊
維の延伸効果が減少することがなく最も好ましいもので
ある。
【0008】上記芯層を構成する糸条体としては、主成
分である熱可塑性樹脂からなるモノフィラメントまたは
マルチフィラメントに対して紡績糸を混合あるいは混撚
して用いることができる。上記紡績糸としては、木綿、
麻、レーヨン等のセルロース繊維またはポリエステル繊
維、ビニロン繊維等の合成繊維などからなる紡績糸が用
いられる。
【0009】上記糸条体の総繊度は好ましくは500〜
10000デニール(以下dと略称)、より好ましくは
1000〜6000dのものが採用される。マルチフィ
ラメントは30〜100T/mの撚りを有する加撚糸が
好ましい。
【0010】本発明における(II)鞘層に用いられる
(A)成分は(A1)密度が0.86〜0.94g/c
3 未満のエチレン・α−オレフィン共重合体、(A
2)高圧ラジカル重合法によるエチレン(共)重合体、
(A3)ゴムから選ばれた少なくとも1種であるポリエ
チレン系樹脂またはゴムである。
【0011】上記(A1)密度0.86〜0.94g/
cm3 未満のエチレン・α−オレフィン共重合体とは、
チーグラー触媒等を用いる中低圧法及びその他の公知の
方法によって得られるエチレンと炭素数3〜12のα−
オレフィンとの共重合体であり、密度0.86〜0.9
1g/cm3 未満のエチレン・α−オレフィン共重合体
(超低密度ポリエチレン、以下VLDPEと略す)およ
び密度0.91〜0.94g/cm3 未満のエチレン−
α−オレフィン共重合体(直鎖状低密度ポリエチレン、
以下LLDPEと略す)が好ましく用いられる。具体的
なα−オレフィンとしては、炭素数3〜12のプロピレ
ン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキ
セン、1−オクテン、1−ドデセンなどを挙げることが
できる。これらのうち好ましいのは1−ブテン、4−メ
チル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテンであ
り、特に好ましいのは1−ブテンである。エチレン・α
−オレフィン共重合体中のα−オレフィン含有量は0.
5〜40モル%であることが好ましい。
【0012】上記(A2)高圧ラジカル重合法によるエ
チレン(共)重合体としては重合圧力500〜4000
Kg/cm2 、好ましくは1000〜3500Kg/c
2、反応温度100〜400℃、好ましくは150〜
350℃の条件下、遊離基触媒および連鎖移動剤、必要
ならば助剤の存在下に槽型または管型反応器内で重合さ
せることによって得られるエチレン単独重合体、エチレ
ン・ビニルエステル共重合体、エチレンとαとβ−不飽
和カルボン酸エステルまたはその誘導体との共重合体、
エチレンとαとβ−不飽和カルボン酸またはその無水物
との共重合体等が含まれる。
【0013】上記のエチレン単独重合体の具体例は分岐
状低密度ポリエチレン(LDPE)であり、密度0.9
0〜0.94g/cm3 、メルトフロー(MFR)は
0.1〜50g/10min、好ましくは0.5〜20
g/10minの範囲から選択するのがよい。
【0014】上記のエチレン・ビニルエステル共重合体
の具体例としては、エチレンを主成分としこれをプロピ
オン酸ビニル、酢酸ビニル、カプロン酸ビニル、カプリ
ル酸ビニル、ラウリル酸ビニル、ステアリン酸ビニル、
トリフルオル酢酸ビニルなどのビニルエステル単量体と
高圧ラジカル重合法で共重合させることによって得られ
る共重合体がある。これらの中でも特に好ましいものと
しては、エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下EVAと
略す)を挙げることができる。すなわち、エチレン50
〜99.5重量%、酢酸ビニル0.5〜50重量%から
なる共重合体が好ましい。
【0015】上記のエチレンとα, β−不飽和カルボン
酸エステルまたはその誘導体との共重合体としては、エ
チレン・α, β−不飽和カルボン酸エステル共重合体ま
たはその無水物との共重合体、およびそれらの金属塩、
アミド、イミド等が挙げられるが、これらは高圧ラジカ
ル重合法で製造される。より具体的にはエチレン・(メ
タ)アクリル酸メチル共重合体、エチレン・(メタ)ア
クリル酸エチル共重合体、エチレン・アクリル酸グリシ
ジル共重合体、エチレン・メタクリル酸グリシジル共重
合体、エチレン・無水マレイン酸共重合体、エチレン・
(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン・クロトン酸共
重合体、エチレン・イタコン酸共重合体等が挙げられる
が、特にエチレン・アクリル酸エチル共重合体(以下E
EAと略す)やエチレン・メタクリル酸グリシジル共重
合体が好ましく、中でもエチレン50〜99.5重量
%、アクリル酸エチルエステル0.5〜50重量%から
なるEEAは最も好ましい。
【0016】上記(A3)ゴムとしては、エチレンプロ
ピレン系ゴム、ブタジエン系ゴム、イソプレン系ゴム、
天然ゴム、ニトリルゴム、イソブチレンゴムなどが挙げ
られ、具体的にはエチレンプロピレンゴム(EPR)、
エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、1,2−
ポリブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム(SB
R)あるいはこれらの水添ゴム(SEBS)等がある。
【0017】本発明における(A)成分のポリエチレン
系樹脂またはゴムの中では、エチレン・アクリル酸エチ
ル共重合体が最も好ましい。上記のエチレン・アクリル
酸エチル共重合体(EEA)のMFRは0.1〜50g
/10min、好ましくは0.5〜20g/10min
の範囲から選択するのがよい。該MFRが0.1g/1
0min未満では樹脂組成物の流動性が悪くなり、50
g/10minを越えると引張強度などの低下が起こり
望ましくない。また上記EEAのEA含量は0.5〜5
0重量%、好ましくは5〜30重量%のものが物理的、
経済的な理由から好ましく選択される。
【0018】本発明の(II)鞘層を構成する(A)成分
はカルボン酸基、カルボン酸無水基またはエポキシ基を
10-8〜10-3モル/gの範囲に含んでいることが必要
である。
【0019】上記カルボン酸基、カルボン酸無水基また
はエポキシ基は、前記(A1)〜(A3)成分の内でエ
チレン・グリシジルエステル共重合体あるいはエチレン
とα, β−不飽和カルボン酸またはその無水物との共重
合体の少なくとも1種を配合することにより重合体に導
入してもよいが、他の機械的物性等を勘案して前記共重
合体を用いない場合には、カルボン酸基、カルボン酸無
水基またはエポキシ基を含有する反応性モノマーを、
(A)成分の少なくとも1種にグラフト変性して導入す
ることが好ましい。勿論、カルボン酸基、カルボン酸無
水基またはエポキシ基を含有する共重合体をグラフト変
性してもよいし、これらの共重合体と、グラフト変性し
た他の共重合体の両者を共存させても差し支えない。
【0020】上記のグラフト変性は、マレイン酸、フマ
ル酸、シトラコン酸、イタコン酸等のα,β−不飽和ジ
カルボン酸またはこれらの無水物、アクリル酸、メタク
リル酸、フラン酸、クロトン酸、ビニル酢酸、ペンテン
酸等の不飽和モノカルボン酸、あるいはメタクリル酸グ
リシジル、アリルグリシジルエ−テル等の反応性モノマ
ーをラジカル発生剤の存在下に加熱して(A)成分中に
10-8〜10-3モル/gとなる範囲で導入を行うもので
ある。なお、(A)成分に含有される官能基のモル数は
官能基を導入する化合物のモルを意味する。
【0021】上記(A)成分中の官能基は10-8〜10
-3モル/gの範囲になるように調整され、上記官能基が
10-8モル/g未満では、(A)成分と後述する(B)
成分の無機系難燃剤とのカップリング効果が不十分とな
り、組成物が燃焼した場合においてのチャー(炭化層)
の形成が損なわれ、耐ドリップ性も低下するおそれが生
じる。また、10-3モル/gを越える濃度の付加量を有
する変性重合体を製造することは困難である。
【0022】本発明の(A)成分中にカルボン酸基、カ
ルボン酸無水基またはエポキシ基を導入する方法として
は、ラジカル開始剤の存在下に前記カルボン酸基、カル
ボン酸無水基またはエポキシ基を有する化合物の少なく
とも1種を押出機中で(A1)〜(A3)成分と共に加
熱溶融する溶融法または溶液中に溶解する溶液法が通常
用いられる。これらの中では溶融法が経済性の点から好
ましい。上記ラジカル開始剤としては、有機過酸化物、
ジヒドロ芳香族化合物、ジクミル化合物等が挙げられ
る。
【0023】本発明の(A)成分中にカルボン酸基、カ
ルボン酸無水基またはエポキシ基を導入する態様の中で
は、密度0.86〜0.94g/cm3 無水マレイン酸でグ
ラフト変性したエチレン・α−オレフィン共重合体が好
ましく使用される。
【0024】本発明の(B)成分である無機系難燃剤と
しては、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、水
酸化ジルコニウム、塩基性炭酸マグネシウム、ドロマイ
ト、ハイドロタルサイト、水酸化カルシウム、水酸化バ
リウム、酸化スズの水和物、硼砂等の無機金属化合物の
水和物、硼酸亜鉛、メタ硼酸亜鉛、メタ硼酸バリウム、
炭酸亜鉛、炭酸マグネシウムーカルシウム、炭酸カルシ
ウム、炭酸バリウム、酸化マグネシウム、酸化モリブデ
ン、酸化ジルコニウム、酸化スズ等が挙げられる。
【0025】これらは1種を用いても2種以上を併用し
てもよい。これらの中でも特に水酸化アルミニウム、水
酸化マグネシウム、水酸化ジルコニウム、塩基性炭酸マ
グネシウム、ドロマイト、ハイドロタルサイトからなる
群から選ばれた少なくとも1種の金属化合物の水和物、
とりわけ水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムが難
燃効果がよく、経済的にも有利である。またこれら無機
系難燃剤の粒径は、種類によって異なるが上記水酸化ア
ルミニウム、水酸化マグネシウムなどにおいては、平均
粒径が20μm以下、好ましくは10μm以下が好まし
い。
【0026】本発明の(B)成分の無機系難燃剤の配合
量は重合体成分(A)100重量部に対して40〜20
0重量部、好ましくは50〜150重量部である。該配
合量が40重量部未満では、無機系難燃剤単独では十分
な難燃化が難しい。一方200重量部を超える量を配合
した場合には、耐衝撃強度の低下等の機械的強度が低下
し、可撓性がなくなり、かつ低温特性が劣る。
【0027】本発明に使用される上記無機難燃剤を配合
した樹脂成分にはさらに赤リンを添加することにより、
難燃性をさらに向上させることができる。赤リンとして
は、有機および/または無機化合物で被覆された赤リン
を使用することが望ましい。有機および/または無機化
合物で被覆された赤リンとしては、赤リンの粒子表面を
エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、シ
リコーン樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル系樹脂等の熱
硬化性樹脂で被覆したもの、水酸化アルミニウム、亜
鉛、マグネシウム等で被覆し、さらに該熱硬化性樹脂を
被覆したもの、金属リン化物にした後に熱硬化樹脂で被
覆したもの、チタン、コバルト、ジルコニウム等の金属
複合水和酸化物で被覆したもの等の改質赤リンが挙げら
れる。赤リンは平均粒径が5〜30μmで、かつ粒径が
1μm以下および100μm以上のものの含有率が5重
量%以下であるものが好ましく、赤リンの粒子表面への
沈積被覆量が、チタン−コバルト系などの複合水和酸化
物の場合は赤リン粒子に対し、全重量当たりTi+Coなど
の金属成分として0.5〜15重量%、同様に有機樹脂
については全重量当たり、0.1〜20重量%が好まし
い。これらの改質赤リンは耐熱安定性、耐加水分解性に
優れており、水分の存在下あるいは高温下での加水分解
反応がほぼ完全に抑えられるので、有臭有毒なホスフィ
ンガスが発生しない。上記の赤リンの配合量は樹脂成分
100重量部に対して、0.1〜20重量部、好ましく
は0.2〜15重量部の範囲である。該赤リンの配合量
が0.1重量部未満では添加効果が小さく、20重量部
を超える量を配合しても難燃効果がそれ以上は改良され
ず、物性的にも経済的にも好ましくない。
【0028】本発明において、前記無機系難燃剤などを
使用する場合においては、該難燃剤、充填剤の表面を、
ステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸などの脂肪酸
またはその金属塩、パラフィン、ワックス、ポリエチレ
ンワックス、またはそれらの変性物、有機ボラン、有機
チタネートなどで被覆するなどの表面処理を施すことが
好ましい。
【0029】本発明における(II) 鞘層に用いられる
(A)成分には耐候剤を添加することにより耐候性を改
良することができる。本発明で用いられる耐候剤として
は、紫外線吸収剤、ヒンダードアミン化合物などの光安
定剤等が挙げられる。これらは単独で用いても2種以上
の混合物としても用いても差し支えない。紫外線吸収剤
の具体例としては、2, 4−ジヒドロキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、5,
5′−メチレンビス(2−ヒドロキシ−4−メトキシベ
ンゾフェノン)等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、2
−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−t−オ
クチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒ
ドロキシ−3′, 5′−ジ−t−ブチルフェニル)−5
−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ
−3′−t−ブチル−5′−メチルフェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール、2, 2′−メチレンビス(4
−t−オクチル−6−ベンゾトリアゾール)フェノール
等のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、レゾルシノー
ルモノベンゾエート、2, 4−ジ−t−ブチルフェニル
−3′−5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシベン
ゾエート、ヘキサデシル−3−5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシベンゾエート等のベンゾエート系紫外線吸
収剤などが挙げられる。
【0030】ヒンダードアミン系化合物としては、フェ
ニルー4ーピペリジニルカーボネート、1,1’−
(1,2−エタンジイル)ビス(3,3,5,5−テト
ラ−メチルピペラジノン)、ビス(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジニル)セバケート、ビス−
{N−メチル−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジニル}セバケート、ビス(1,2,2,6,6−
ペンタメチル−4−ピペリジニル)−2−(3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2−n−ブ
チルマロネート、1,2,3,4−ブタンテトラカルボ
ン酸と2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジノ
ールとトリデシルアルコールとの縮合物、1,2,3,
4−ブタンテトラカルボン酸と1,2,2,6,6−ペ
ンタメチル−4−ピペリジノールとトリデシルアルコー
ルとの縮合物、テトラキス(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジニル)−1,2,3,4−ブタンテ
トラカルボキシレート、ポリ{[6−(1,1,3,3
−テトラメチルブチル)イミノー1,3,5−トリアジ
ン−2、4−ジイル][(2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジニル)イミノ]ヘキサメチレン
[(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニ
ル)イミノ]}、1,2,3,4−ブタンテトラカルボ
ン酸と2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジノ
ールとβ,β,β’,β’−テトラメチル−3,9−
(2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウ
ンデカン)ジエタノールとの縮合物、4−ヒドロキシ−
2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジンエタノ
ールとジメチルコハク酸とのポリエステル、1,2,
3,4−ブタンテトラカルボン酸と1,2,2,6,6
−ペンタメチル−4−ピペリジノールとβ,β,β’,
β’−テトラメチル−3,9(2,4,8,10−テト
ラオキサスピロ[5,5]ウンデカン)ジエタノールと
の縮合物等が挙げらる。
【0031】耐候剤の配合量は(A)成分100重量部
に対して通常0. 1〜5重量部、好ましくは0. 5〜2
重量部である。上記耐候剤の配合量が0. 1重量部未満
では添加効果が小さく、5重量部を超える量を配合して
も耐候剤がそれ以上は改良されず、物性的にも経済的に
も好ましくない。耐候剤を(A)成分であるポリエチレ
ン系樹脂に配合する方法としては、耐候剤をポリエチレ
ン系樹脂と混合して直接複合繊維押出機に供給する方法
を用いてもよいし、予めポリエチレン系樹脂中に高濃度
の耐候剤を含有するマスターバッチを製造し、このマス
ターバッチを複合繊維成形時に適宜中間層に供給する方
法を用いてもよい。
【0032】本発明の(II)成分である樹脂組成物を製
造する方法は特に限定されるものではなく、公知の方法
で製造することができる。例えば、ポリエチレン系樹脂
またはゴム成分と、無機系難燃剤および所望により赤リ
ン、耐候剤および他の添加剤等を配合し、これらを通常
のタンブラー等でドライブレンドしたり、あるいはバン
バリーミキサー、加圧ニーダー、混練押出機、二軸押出
機、ロール、等の通常の混練機で溶融混練して均一に分
散して樹脂組成物を製造することができる。
【0033】本発明の複合繊維の製造方法としては、2
層の吐出孔が同心円状に設けられたダイスの中心吐出孔
から(I)糸条体からなる芯層を供給し、無機系難燃剤
および必要に応じて耐候剤を含有せしめた(II)鞘層を
形成する樹脂組成物を押出して被覆し、必要に応じて延
伸処理等を施して複合繊維を得る方法が好ましく用いら
れる。
【0034】本発明において、芯層/鞘層の重量比率
は、30/70〜70/30であることが好ましい。被
覆される鞘層の割合が30重量%未満では、必要な難燃
性、耐候性の機能を付与することは困難で、70重量%
を越えると、デニール当たりの機械的強度が低下し、可
織編性に劣る。
【0035】こうして得られた複合繊維は、従来の織機
または編機によって織編成される。その組織に特に限定
されることはないが、建築工事用メッシュシートとして
は目あき状態を示す空隙率が好ましくは10〜60%、
より好ましくは20〜50%であり、建築工事用メッシ
ュシートとしては、日本工業規格JIS A8952で
網目寸法が12mm以下となっており、建築工事用メッ
シュシートとしての目的、用途により選定される。目付
け量は、好ましくは100〜600g/m2 、より好ま
しくは200〜400g/m2 である。
【0036】本発明において、目止め加工方法として
は、熱板接触式、熱ロール式、赤外線照射式、高周波ウ
エルダー式、熱風テンター式などの公知の方法を採用し
てメッシュ基材に熱処理を施し、経緯糸交差部において
鞘層に被覆された低融点のポリオレフィン系樹脂が溶着
することにより目止め加工を施す方法が好ましく採用さ
れる。熱処理は高融点樹脂の融点以下で、ポリオレフィ
ン系樹脂の軟化点以上の温度範囲で行われるが、高融点
樹脂の延伸効果を損なうことなくポリオレフィン系樹脂
の溶着が行われることが肝要である。この基材は所定寸
法に裁断され、周縁の折り返し加工や鳩目を打設するな
どによって、本発明の建築工事用メッシュシートとな
る。
【0037】上記メッシュシートの一部分を示したのが
図2である。図中3として示した部分が周縁の折り返し
加工を行った部分であり、4として示したものが鳩目の
部分である。
【0038】本発明に用いられる樹脂成分には、本発明
の主旨を逸脱しない範囲において、酸化防止剤、分散
剤、滑剤、帯電防止剤、顔料、カーボンブラック無機充
填剤、無機難燃剤、架橋剤、発泡剤、核剤等の通常用い
られる添加剤を配合してもよい。
【0039】
【実施例】実施例では次の試験方法を用いた。 試験方法 1. 引張試験:JIS K6760に準拠した。 2. 耐候性試験:ウエザオメーター(キセノンランプ)
500時間照射後の残存引張強度を測定した。 3. 難燃性試験:JIS A8952に準拠した。接炎
回数が大きい方が難燃性が優れているものである。 4. メッシュシート空隙率:空隙率を繊維径から算出し
た。 5. メッシュシート収縮率:ロープで展張したまま、4
ケ月間屋外暴露試験を行い、試験前後の収縮率を測定し
た。
【0040】使用試料 実施例では次の試料を用いた。 (A)成分 a1 高圧ラジカル重合法による低密度ポリエチレン MFR 1.0g/10min、密度0.919g/c
3 商品名 ジェイレクスLD W2000[日本ポリオレ
フィン(株)製] a2 エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA) MFR 1.5g/10min、VA濃度15W% 商品名 ジェイレクスEVA V270[日本ポリオレ
フィン(株)製] a3 エチレン・メタクリル酸エチル共重合体(EE
A) MFR 0.75g/10min、EA濃度15W% 商品名 ジェイレクスEEA A1150[日本ポリオ
レフィン(株)製] a4 エチレン・ブテンー1共重合体 MFR 1.0g/10min、密度0.900g/c
3 [日本ポリオレフィン(株)製] (無水カルボン酸基含有成分) a5 無水マレイン酸グラフト変性エチレン・ブテンー
1共重合体 MFR1.2g/10min、密度0.920g/cm
3 無水マレイン濃度2.0×10-5モル/g [日本ポリオレフィン(株)製] (エポキシ基含有成分) a6 エチレン・グリシジルメタアクリレート共重合体 MFR4.0g/10min、エポキシ基濃度7.9×
10-4モル/g [日本ポリオレフィン(株)製] (B)成分 b1:水酸化マグネシウム[商品名:キスマ5J 協和
化学(株)製] b2:水酸化アルミニウム[商品名:ハイジライトH−
42M 昭和電工(株)製] 赤リン [商品名:ヒシガード 日本化学工業(株)
製] 耐候剤 ポリ{[6−(1,1,3,3−テトラメチ
ルブチル)イミノ−1,3,5−トリアジン−2、4−
ジイル][(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジニル)イミノ]ヘキサメチレン[(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジニル)イミノ]} [商品名:キマソーブ944LD チバガイギー(株)
製]
【0041】実施例1:芯層には、ポリエチレンテレフ
タレートマルチフィラメントとして総繊度3000dの
加撚糸を用いた。鞘層には、(A)成分として(a3)
95重量部(a5)5重量部に、無機系難燃剤として
(b1)130重量部からなる樹脂組成物を用いて被覆
した。複合繊維は、2層の吐出孔が同心円状に設けられ
たダイスの中心吐出孔から芯層の3000dのポリエチ
レンテレフタレートマルチフィラメントを300m/m
in. の引取速度で供給し、その表面に、40mmφの
押出機を用いて鞘層として上記の樹脂層を押出し、被覆
して総デニール6000dの複合繊維を形成することが
できた。こうして得られる複合繊維を、縦7本/イン
チ、横7本/インチの平織のメッシュシートを織成し
た。シートの目付け量は約400g/m2 、メッシュシ
ート空隙率は57%であった。このメッシュシートを熱
風テンター式の加熱工程により経緯交差部を融着して目
止め加工を施し、周縁を加工して1. 8×5. 1mの建
築工事用メッシュシートを得ることができた。評価結果
を表1に示す。
【0042】実施例2 上記鞘層の(A)成分として(a2)95重量部および
(a6)5重量部を用い、その他は実施例1と同様の操
作を行った。評価結果を表1に示す。
【0043】実施例3 上記鞘層の(B)成分として、(b2)130重量部、
耐候剤を0.05重量部を用いた他は実施例1と同様の
操作を行った。評価結果を表1に示す。
【0044】実施例4〜6 上記鞘層(A)、(B)成分として表1に記載された成
分を用い無機難燃剤を配合しさらに赤リン添加した他は
実施例1と同様の操作を行った。評価結果を表1に示
す。
【0045】実施例7 上記芯層としてポリプロピレンマルチフィラメントを用
いた他は実施例1と同様の操作を行った。評価結果を表
1に示す。
【0046】実施例8 上記芯層としてポリプロピレンマルチフィラメント95
重量部にポリエチレンテレフタレート紡績糸5重量部を
混撚した糸条体を用いた他は実施例1と同様の操作を行
った。評価結果を表1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】比較例1 上記鞘層の(A)成分として(a3)100重量%を用
い、その他は実施例1と同様の操作を行った。評価結果
を表2に示す。燃焼時にチャーの形成が損なわれ、耐ド
リップ性も低下し、難燃性が不良であった。
【0049】比較例2 上記鞘層を実施例1と同様の(A)成分と、無機成分と
して(b1)を250重量部を用いた。評価結果を表2
に示す。芯層への被覆が不良であった。
【0050】比較例3 上記鞘層の無機難燃剤として(b1)30重量部を用い
た他は実施例1と同様の操作を行った。評価結果を表2
に示す。難燃性が不良であった。
【0051】比較例4 得られたメッシュシートの目止め加工を施さなかった他
は実施例1と同様の操作を行った。評価結果を表2に示
す。収縮率が不良であった。
【0052】
【表2】
【0053】
【発明の効果】本発明の建築工事用メッシュシートは、
複合繊維として芯層は高強度を有する熱可塑性樹脂から
なるモノフィラメントまたはマルチフィラメントを用
い、鞘層としてカルボン酸基、カルボン酸無水基または
エポキシ基を含むポリエチレン系樹脂またはゴム成分に
無機難燃剤および必要に応じて赤リンあるいは耐候剤を
配合して形成する芯鞘構造により難燃性および耐候性に
優れた高強度の複合繊維からなる建築用メッシュシート
である。鞘層にカルボン酸基、カルボン酸無水基または
エポキシ基からなる官能基を有するポリエチレン系樹脂
またはゴム成分を用いることにより、ポリエチレン系樹
脂またはゴム成分と無機難燃剤とのカップリング効果を
向上させ、難燃性を高める作用をもたらすことができ
る。上記複合繊維を用いて形成した建築工事用メッシュ
シートは、鞘層が低融点のポリエチレン系樹脂またはゴ
ムであることから、低温で経緯糸交差部を融着すること
によりメッシュシートの目ズレ防止ができ、屋外で長時
間使用しても目ずれによるメッシュシートの変形や破損
を防止できる。また、 必要に応じ耐候剤を添加すること
により、無機系難燃剤との拮抗作用もなく、長時間屋外
で使用しても劣化による強度低下を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で用いる複合繊維の断面図。
【図2】 本発明のメッシュシートの一部分を示す概略
図。
【符号の説明】
1 芯層 2 鞘層 3 折り返し加工部 4 鳩目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 智 神奈川県川崎市夜光2−3−2 日本ポリ オレフィン株式会社川崎研究所内 (72)発明者 吉川 龍男 岡山県倉敷市中庄団地22−7−15 (72)発明者 貝原 祐一 岡山県都窪郡早島町前潟1052−1−202 (72)発明者 中島 和政 岡山県倉敷市藤戸町藤戸1638

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(I)糸条体からなる芯層と、 (II)(A)下記(A1)〜(A3)から選ばれた少な
    くとも1種であって、 (A1)密度が0.86〜0.94g/cm3 未満のエ
    チレン・α−オレフィン共重合体 (A2)高圧ラジカル重合法によるエチレン(共)重合
    体 (A3)ゴム かつ10-8〜10-3モル/gのカルボン酸基、カルボン
    酸無水基またはエポキシ基を含むポリエチレン樹脂また
    はゴム100重量部および (B)無機系難燃剤40〜200重量部 を含む樹脂組成物からなる鞘層とから構成される複合繊
    維を、経緯糸に用いて織編成されたメッシュ基材からな
    ると共に経緯糸交差部が目止め加工されていることを特
    徴とする建築工事用メッシュシート。
  2. 【請求項2】前記(II)の鞘層を構成する樹脂組成物が
    さらに赤リンを配合した樹脂組成物からなる請求項1に
    記載の建築工事用メッシュシート。
  3. 【請求項3】前記(II)の鞘層を構成する樹脂組成物が
    組成物100重量部に対しさらに耐候剤0. 1〜5重量
    部を配合した樹脂組成物からなる請求項1または請求項
    2記載の建築工事用メッシュシート。
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