JPH0929877A - 自動車内装材用発泡積層シート - Google Patents
自動車内装材用発泡積層シートInfo
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- JPH0929877A JPH0929877A JP7207551A JP20755195A JPH0929877A JP H0929877 A JPH0929877 A JP H0929877A JP 7207551 A JP7207551 A JP 7207551A JP 20755195 A JP20755195 A JP 20755195A JP H0929877 A JPH0929877 A JP H0929877A
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- Japan
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- foamed
- resin
- sheet
- laminated sheet
- automobile interior
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 変性ポリフェニレンエーテル系樹脂を基材樹
脂とする発泡シートの片面のみに熱可塑性樹脂からなる
非発泡層を積層したことを特徴とする自動車内装材用発
泡積層シート及び、非発泡層に難燃剤を含有せしめた自
動車内装材用発泡積層シート。 【効果】 接着強度が大巾に改善され、また安価且つ容
易に難燃性に優れたシートが得られる。
脂とする発泡シートの片面のみに熱可塑性樹脂からなる
非発泡層を積層したことを特徴とする自動車内装材用発
泡積層シート及び、非発泡層に難燃剤を含有せしめた自
動車内装材用発泡積層シート。 【効果】 接着強度が大巾に改善され、また安価且つ容
易に難燃性に優れたシートが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車内装材用発泡積層
シートに関し、更に詳しくは、変性PPE系樹脂を基材
とする発泡シートの片面のみに熱可塑性樹脂からなる非
発泡層を積層した自動車内装材用発泡積層シートに関す
るものである。
シートに関し、更に詳しくは、変性PPE系樹脂を基材
とする発泡シートの片面のみに熱可塑性樹脂からなる非
発泡層を積層した自動車内装材用発泡積層シートに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車内装材として、熱可塑性樹
脂発泡体を主体とする基材にウレタンフォームを積層し
たものや、スチレン−無水マレイン酸共重合体の発泡層
の両面にスチレン−無水マレイン酸共重合体の非発泡層
を積層した積層シートを所望の形状に成形したものが広
く用いられている。それらの自動車内装材は、軽量で断
熱性が高く、成型加工性がすぐれているという特徴があ
る。しかしながら、従来の自動車内装材を、自動車天井
材のように高温に長時間さらされるような用途に用いた
場合には、耐熱性が不充分であるため、自重で垂れ下が
ったり、変形したりするなどの問題を発生することがあ
った。そこで、耐熱性を向上させるために、変性PPE
系樹脂の発泡層の両面に変性PPE系樹脂のフィルムを
積層した発泡積層シートを用いた自動車天井材が提案さ
れている(実開平4−11162号公報)。この自動車
天井材は、耐熱性が高い変性PPE系樹脂を用いること
により、高温下での変形や自重による垂れ下がりを改善
するとされているものである。
脂発泡体を主体とする基材にウレタンフォームを積層し
たものや、スチレン−無水マレイン酸共重合体の発泡層
の両面にスチレン−無水マレイン酸共重合体の非発泡層
を積層した積層シートを所望の形状に成形したものが広
く用いられている。それらの自動車内装材は、軽量で断
熱性が高く、成型加工性がすぐれているという特徴があ
る。しかしながら、従来の自動車内装材を、自動車天井
材のように高温に長時間さらされるような用途に用いた
場合には、耐熱性が不充分であるため、自重で垂れ下が
ったり、変形したりするなどの問題を発生することがあ
った。そこで、耐熱性を向上させるために、変性PPE
系樹脂の発泡層の両面に変性PPE系樹脂のフィルムを
積層した発泡積層シートを用いた自動車天井材が提案さ
れている(実開平4−11162号公報)。この自動車
天井材は、耐熱性が高い変性PPE系樹脂を用いること
により、高温下での変形や自重による垂れ下がりを改善
するとされているものである。
【0003】しかし、変性PPE系樹脂発泡層に、変性
PPE系樹脂非発泡層を上下両面に積層した発泡積層シ
ートは、表皮材との接着性が悪く、自動車に取付け使用
している間に剥離等の問題が発生する。この原因として
は、表皮材の接着時にホットメルトフィルム接着剤の加
熱が不足し、充分な接着が実施できていないことが考え
られている。また、自動車天井材用発泡積層シートに使
用される表皮材は、耐熱性の上限が130〜140℃で
あり、一方、発泡積層シートの成型加熱温度は160℃
以上になるため、同時成形を行うと表皮材の接着時に表
皮材の焼けや溶融等の不都合が生じると考えられる。そ
こで、接着性の改善と表皮材を保護する為、表皮材と接
着剤の加熱と、発泡積層シートとの加熱を別々に行なっ
た後、両者を重ね合わせて成形を行なうことにより、接
着と成形を同時に行なう方法が一般的に行なわれてい
る。しかし、この方法においても、表皮材と同時に加熱
される接着剤が表皮材耐熱上限の130〜140°の加
熱では充分に溶融しないため、変性PPE系樹脂非発泡
層と表皮材との接着性が充分な状態に至っていないのが
現状である。
PPE系樹脂非発泡層を上下両面に積層した発泡積層シ
ートは、表皮材との接着性が悪く、自動車に取付け使用
している間に剥離等の問題が発生する。この原因として
は、表皮材の接着時にホットメルトフィルム接着剤の加
熱が不足し、充分な接着が実施できていないことが考え
られている。また、自動車天井材用発泡積層シートに使
用される表皮材は、耐熱性の上限が130〜140℃で
あり、一方、発泡積層シートの成型加熱温度は160℃
以上になるため、同時成形を行うと表皮材の接着時に表
皮材の焼けや溶融等の不都合が生じると考えられる。そ
こで、接着性の改善と表皮材を保護する為、表皮材と接
着剤の加熱と、発泡積層シートとの加熱を別々に行なっ
た後、両者を重ね合わせて成形を行なうことにより、接
着と成形を同時に行なう方法が一般的に行なわれてい
る。しかし、この方法においても、表皮材と同時に加熱
される接着剤が表皮材耐熱上限の130〜140°の加
熱では充分に溶融しないため、変性PPE系樹脂非発泡
層と表皮材との接着性が充分な状態に至っていないのが
現状である。
【0004】一方、自動車天井材用発泡積層シート、と
りわけ自動車天井材用発泡積層シートにおいて、最近耐
熱性への要求がきびしくなっており、この市場要求に対
応する為、接着剤の耐熱性を向上させる必要があるが、
接着剤の耐熱性を上げると、従来の接着方法では加熱に
よる充分な溶融が困難となり、接着性が更に悪化してい
るのが現状である。この接着性を改善する為、接着剤素
材の選定や接着方法が種々検討されているが、未だ満足
できる状態には至っていない。また、自動車が海外へ輸
出される場合においても、高温の赤道直下を通過して輸
送されることがあり、海外向け自動車内装材用発泡積層
シートに対して耐熱性向上の市場要求がある。この場合
も、多層構造からなる天井材の個々の素材の耐熱性だけ
でなく接着性に対しても耐熱性が要求されるが、かかる
要請を充分に満たす材料は未だ提案されていないのが実
情である。
りわけ自動車天井材用発泡積層シートにおいて、最近耐
熱性への要求がきびしくなっており、この市場要求に対
応する為、接着剤の耐熱性を向上させる必要があるが、
接着剤の耐熱性を上げると、従来の接着方法では加熱に
よる充分な溶融が困難となり、接着性が更に悪化してい
るのが現状である。この接着性を改善する為、接着剤素
材の選定や接着方法が種々検討されているが、未だ満足
できる状態には至っていない。また、自動車が海外へ輸
出される場合においても、高温の赤道直下を通過して輸
送されることがあり、海外向け自動車内装材用発泡積層
シートに対して耐熱性向上の市場要求がある。この場合
も、多層構造からなる天井材の個々の素材の耐熱性だけ
でなく接着性に対しても耐熱性が要求されるが、かかる
要請を充分に満たす材料は未だ提案されていないのが実
情である。
【0005】上記のように、変性PPE系樹脂発泡層に
変性PPE系樹脂非発泡層を上下面に積層したシート
は、ホットメルトフィルム接着剤を使用して表皮材と接
着され自動車内装材とされるが、接着強度は不充分で、
自動車部材として組み立てる場合に充分な注意が必要
で、さらに高温下に自動車が長時間さらされる場合は、
接着性の不良により、容易に表皮材が成形体より剥離す
る現象が起きることが報告されている。この剥離剤現象
について更に調査すると、表皮材とホットメルトフィル
ム接着剤との接着性は良好であるが、変性PPE系非発
泡層とホットメルトフィルム接着剤との間で接着不良が
発生していることが明らかとなった。よって、変性PP
E系樹脂非発泡層とホットメルトフィルム接着剤の接着
性を向上させることにより、変性PPE系樹脂積層シー
トと表皮材の接着性が大幅に改善されることが期待され
る。そこで、本発明者らは変性PPE系樹脂発泡層表面
に積層1れた非発泡層を構成する材料の極性や耐熱性を
考慮した検討を種々実施したが、その効果はほとんど認
められなかった。
変性PPE系樹脂非発泡層を上下面に積層したシート
は、ホットメルトフィルム接着剤を使用して表皮材と接
着され自動車内装材とされるが、接着強度は不充分で、
自動車部材として組み立てる場合に充分な注意が必要
で、さらに高温下に自動車が長時間さらされる場合は、
接着性の不良により、容易に表皮材が成形体より剥離す
る現象が起きることが報告されている。この剥離剤現象
について更に調査すると、表皮材とホットメルトフィル
ム接着剤との接着性は良好であるが、変性PPE系非発
泡層とホットメルトフィルム接着剤との間で接着不良が
発生していることが明らかとなった。よって、変性PP
E系樹脂非発泡層とホットメルトフィルム接着剤の接着
性を向上させることにより、変性PPE系樹脂積層シー
トと表皮材の接着性が大幅に改善されることが期待され
る。そこで、本発明者らは変性PPE系樹脂発泡層表面
に積層1れた非発泡層を構成する材料の極性や耐熱性を
考慮した検討を種々実施したが、その効果はほとんど認
められなかった。
【0006】一方、自動車内装材においてはその安全性
のために難燃性が要求されるため、種々の難燃化が行な
われている。特に難燃化の方法として、表皮材に自消性
材料としてポリ塩化ビニルシートを使用し自消性を付与
した自動車天井材が開示されている(実開昭56−53
531)。しかし、ポリ塩化ビニルには、燃焼により有
毒ガスを発生する問題点がある。また、他の難燃化の方
法として、表皮材に難燃性材料を用いることにより自動
車内装材の燃焼テストに合格するものが開示されている
(特公平4−81502)。それは、不織布に難燃剤を
含浸したものを積層することによって難燃性を付与する
ものであるが、この方法では含浸のための工程が増え、
生産性が低下すると同時に、大幅なコストアップが生じ
るという問題点がある。また最近では、表皮材に難燃剤
が付与されることが珍しくなっており、芯材の難燃化が
市場から益々要求されるようになってきている。
のために難燃性が要求されるため、種々の難燃化が行な
われている。特に難燃化の方法として、表皮材に自消性
材料としてポリ塩化ビニルシートを使用し自消性を付与
した自動車天井材が開示されている(実開昭56−53
531)。しかし、ポリ塩化ビニルには、燃焼により有
毒ガスを発生する問題点がある。また、他の難燃化の方
法として、表皮材に難燃性材料を用いることにより自動
車内装材の燃焼テストに合格するものが開示されている
(特公平4−81502)。それは、不織布に難燃剤を
含浸したものを積層することによって難燃性を付与する
ものであるが、この方法では含浸のための工程が増え、
生産性が低下すると同時に、大幅なコストアップが生じ
るという問題点がある。また最近では、表皮材に難燃剤
が付与されることが珍しくなっており、芯材の難燃化が
市場から益々要求されるようになってきている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の如き実
情に鑑み、高温下においても優れた接着性を有し、必要
により難燃性を付与し、安価且つ容易に製造可能な自動
車内装材用、特に天井材用として好適な発泡積層シート
を提供するものである。
情に鑑み、高温下においても優れた接着性を有し、必要
により難燃性を付与し、安価且つ容易に製造可能な自動
車内装材用、特に天井材用として好適な発泡積層シート
を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは表皮材との
接着性に優れ、難燃性に優れた変性PPE系樹脂の自動
車内装材用発泡積層シートを開発すべく鋭意研究を行っ
た結果、発泡シートの片面のみに非発泡層を設け、非発
泡層を設けていない発泡シートの他の表面に直接ホット
メルトフィルム接着剤を介して表皮材を加熱接着するこ
とにより高温下においても優れた接着性を有し、また非
発泡層に難燃剤を含有せしめることにより容易に優れた
難燃性を付与でき、上記課題が解決されることを見出し
本発明を完成するに至った。
接着性に優れ、難燃性に優れた変性PPE系樹脂の自動
車内装材用発泡積層シートを開発すべく鋭意研究を行っ
た結果、発泡シートの片面のみに非発泡層を設け、非発
泡層を設けていない発泡シートの他の表面に直接ホット
メルトフィルム接着剤を介して表皮材を加熱接着するこ
とにより高温下においても優れた接着性を有し、また非
発泡層に難燃剤を含有せしめることにより容易に優れた
難燃性を付与でき、上記課題が解決されることを見出し
本発明を完成するに至った。
【0009】上記課題を解決するために本発明は、変性
PPE系樹脂を基材樹脂とする発泡シートの片面のみに
熱可塑性樹脂からなる非発泡層を積層したことを特徴と
する自動車内装材用発泡積層シートを内容とする。また
上記課題を解決するために本発明は、上記発泡シートの
非発泡層を積層していない他の面に接着層を積層してな
る自動車内装材用発泡積層シートを内容とする。また上
記課題を解決するために本発明は、上記接着層を介して
表皮材を積層してなる自動車内装材用発泡積層シートを
内容とする。また上記課題を解決するために本発明は、
上記発泡シートがPPE25〜70重量部とPS75〜
30重量部からなるPPE系樹脂とPS系樹脂との混合
樹脂またはPPEとスチレンとの共重合体を基材樹脂と
して、該基材樹脂に発泡剤を添加し押出発泡させて得ら
れる、一次厚みが1〜5mm、一次発泡倍率が3〜20
倍、セル径が0.05〜0.3mm、独立気泡率が70%
以上の変性PPE系発泡シートである自動車内装材用発
泡積層シートを内容とする。また上記課題を解決するた
めに本発明は、上記非発泡層が変性PPE系樹脂からな
る自動車内装材用発泡積層シートを内容とする。また上
記課題を解決するために本発明は、上記接着層が高化式
フローテスターで測定した流動開始温度が105℃以上
のホットメルトフィルム接着剤からなる自動車内装材用
発泡積層シートを内容とする。また上記課題を解決する
ために本発明は、上記非発泡層が難燃剤を含有してなる
自動車内装材用発泡積層シートを内容とする。また上記
課題を解決するために本発明は、上記難燃剤がアンチモ
ン化合物を主成分とする自動車内装材用発泡積層シート
を内容とする。
PPE系樹脂を基材樹脂とする発泡シートの片面のみに
熱可塑性樹脂からなる非発泡層を積層したことを特徴と
する自動車内装材用発泡積層シートを内容とする。また
上記課題を解決するために本発明は、上記発泡シートの
非発泡層を積層していない他の面に接着層を積層してな
る自動車内装材用発泡積層シートを内容とする。また上
記課題を解決するために本発明は、上記接着層を介して
表皮材を積層してなる自動車内装材用発泡積層シートを
内容とする。また上記課題を解決するために本発明は、
上記発泡シートがPPE25〜70重量部とPS75〜
30重量部からなるPPE系樹脂とPS系樹脂との混合
樹脂またはPPEとスチレンとの共重合体を基材樹脂と
して、該基材樹脂に発泡剤を添加し押出発泡させて得ら
れる、一次厚みが1〜5mm、一次発泡倍率が3〜20
倍、セル径が0.05〜0.3mm、独立気泡率が70%
以上の変性PPE系発泡シートである自動車内装材用発
泡積層シートを内容とする。また上記課題を解決するた
めに本発明は、上記非発泡層が変性PPE系樹脂からな
る自動車内装材用発泡積層シートを内容とする。また上
記課題を解決するために本発明は、上記接着層が高化式
フローテスターで測定した流動開始温度が105℃以上
のホットメルトフィルム接着剤からなる自動車内装材用
発泡積層シートを内容とする。また上記課題を解決する
ために本発明は、上記非発泡層が難燃剤を含有してなる
自動車内装材用発泡積層シートを内容とする。また上記
課題を解決するために本発明は、上記難燃剤がアンチモ
ン化合物を主成分とする自動車内装材用発泡積層シート
を内容とする。
【0010】本発明において使用される変性PPE系樹
脂発泡層の製造方法としては、PPEとスチレンとの共
重合樹脂またはPPE系樹脂とPS系樹脂と混合樹脂、
及び各種の添加剤を加えた樹脂を押出機により溶融・混
練し、高温高圧下で発泡剤を圧入し、発泡最適温度に調
節して低圧帯(通常大気中)に押出した後、マンドレル
等によってシート状に成形する方法が好適である。変性
PPE系樹脂発泡積層シートの基材樹脂としては、PP
E系樹脂とPS系樹脂の混合樹脂が、製造が容易である
点で好ましい。
脂発泡層の製造方法としては、PPEとスチレンとの共
重合樹脂またはPPE系樹脂とPS系樹脂と混合樹脂、
及び各種の添加剤を加えた樹脂を押出機により溶融・混
練し、高温高圧下で発泡剤を圧入し、発泡最適温度に調
節して低圧帯(通常大気中)に押出した後、マンドレル
等によってシート状に成形する方法が好適である。変性
PPE系樹脂発泡積層シートの基材樹脂としては、PP
E系樹脂とPS系樹脂の混合樹脂が、製造が容易である
点で好ましい。
【0011】本発明において使用されるPPEとして
は、例えば、ポリ(2,6−ジメチルフェニレン−1,
4−エーテル)、ポリ(2−メチル−6−エチルフェニ
レン−1,4−エーテル)、ポリ(2,6−ジエチルフ
ェニレン−1,4−エーテル)、ポリ(2,6−ジエチ
ルフェニレン−1,4−エーテル)、ポリ(2−メチル
−6−n−プロピルフェニレン−1,4−エーテル)、
ポリ(2−メチル−6−n−ブチルフェニレン−1,4
−エーテル)、ポリ(2−メチル−6−クロルフェニレ
ン−1,4−エーテル)、ポリ(2−メチル−6−ブロ
ムフェニレン−1,4−エーテル)ポリ(2−エチル−
6−クロルフェニレン−1,4−エーテル)等が挙げら
れ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられ
る。フェニルエーテルと共重合されるスチレン又はPP
Eとブレンドされるポリスチレンとしては、例えばスチ
レン、α−メチルスチレン、2,4−ジメチルスチレ
ン、モノクロルスチレン、ジクロルスチレン、p−メチ
ルスチレン、エチルスチレン等が挙げられ、これらは単
独又は2種以上組み合わせて用いられる。上記ポリフェ
ニレンエーテル、(ポリ)スチレンのいずれにおいて
も、それぞれと重合可能な化合物、例えばアクリロニト
リル、メタクリロニトリル、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アク
リレート等を1種又は2種以上重合させたものも含む。
は、例えば、ポリ(2,6−ジメチルフェニレン−1,
4−エーテル)、ポリ(2−メチル−6−エチルフェニ
レン−1,4−エーテル)、ポリ(2,6−ジエチルフ
ェニレン−1,4−エーテル)、ポリ(2,6−ジエチ
ルフェニレン−1,4−エーテル)、ポリ(2−メチル
−6−n−プロピルフェニレン−1,4−エーテル)、
ポリ(2−メチル−6−n−ブチルフェニレン−1,4
−エーテル)、ポリ(2−メチル−6−クロルフェニレ
ン−1,4−エーテル)、ポリ(2−メチル−6−ブロ
ムフェニレン−1,4−エーテル)ポリ(2−エチル−
6−クロルフェニレン−1,4−エーテル)等が挙げら
れ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられ
る。フェニルエーテルと共重合されるスチレン又はPP
Eとブレンドされるポリスチレンとしては、例えばスチ
レン、α−メチルスチレン、2,4−ジメチルスチレ
ン、モノクロルスチレン、ジクロルスチレン、p−メチ
ルスチレン、エチルスチレン等が挙げられ、これらは単
独又は2種以上組み合わせて用いられる。上記ポリフェ
ニレンエーテル、(ポリ)スチレンのいずれにおいて
も、それぞれと重合可能な化合物、例えばアクリロニト
リル、メタクリロニトリル、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アク
リレート等を1種又は2種以上重合させたものも含む。
【0012】変性PPE系樹脂発泡シートの製造におい
て使用される発泡剤としては、ブタン、プロパン、ペン
タン、塩化メチル、ジクロロメタン、クロロフロロメタ
ン、ジクロロエタン、ジクロロジフロロエタン等の炭化
水素、ハロゲン化炭化水素等が挙げられ、またそれらを
組み合わせて使用してもよい。
て使用される発泡剤としては、ブタン、プロパン、ペン
タン、塩化メチル、ジクロロメタン、クロロフロロメタ
ン、ジクロロエタン、ジクロロジフロロエタン等の炭化
水素、ハロゲン化炭化水素等が挙げられ、またそれらを
組み合わせて使用してもよい。
【0013】本発明において使用される変性PPE系樹
脂発泡層の基材樹脂は、必要に応じて気泡調整剤、耐衝
撃性改良剤、滑剤、酸化防止剤、静電防止剤、顔料等を
添加することができる。
脂発泡層の基材樹脂は、必要に応じて気泡調整剤、耐衝
撃性改良剤、滑剤、酸化防止剤、静電防止剤、顔料等を
添加することができる。
【0014】本発明において、変性PPE系樹脂を基材
樹脂とする発泡シートは、PPE25〜70重量部とP
S30〜75重量部であるPPE系樹脂とPS系樹脂の
混合樹脂またはPPEとスチレンとの共重合体を基材樹
脂として、該基材樹脂に発泡剤を添加し押出発泡させて
得られる、一次厚みが1〜5mm、一次発泡倍率が3〜2
0倍、セル径が0.05〜0.3mm、独立気泡率が70
%であることが好ましい。PPE30〜65重量部とP
S70〜35重量部が更に好ましく、PPE35〜60
重量部とPS65〜40重量部が更に好ましい。PPE
系樹脂の混合割合が小さくなると耐熱性が劣る傾向があ
り、一方、PPE系樹脂の混合割合が大きくなると、加
熱流動時の粘度が上昇し発泡成形が困難になる場合があ
る。発泡シートの一次厚みが1mm未満の場合は強度、断
熱性に劣り自動車内装材として適当でない。また発泡シ
ートの一次厚みが5mmを越える場合、成形加熱時に熱が
発泡シートの厚み方向の中心部まで伝わり難く、そのた
め充分な加熱が行えず成形性が悪くなる。また、充分な
加熱を行うべく加熱時間を長くすると、発泡層表面のセ
ルの破泡等が生じ、良好な製品が得られ難い。一次発泡
倍率が3倍未満の場合は、柔軟性に劣り曲げ等による破
損が生じ易く、また軽量なものが得られない。また20
倍を越えると強度、成形性に劣る傾向がある。セル径が
0.05mm未満の場合は充分な強度が得られず、0.3
mmを越える場合は、断熱性に劣る傾向がある。また、独
立気泡率が70%未満の場合は、断熱性、剛性に劣ると
ともに成形加熱時の二次発泡倍率を得難くなり、成形性
に劣る傾向がある
樹脂とする発泡シートは、PPE25〜70重量部とP
S30〜75重量部であるPPE系樹脂とPS系樹脂の
混合樹脂またはPPEとスチレンとの共重合体を基材樹
脂として、該基材樹脂に発泡剤を添加し押出発泡させて
得られる、一次厚みが1〜5mm、一次発泡倍率が3〜2
0倍、セル径が0.05〜0.3mm、独立気泡率が70
%であることが好ましい。PPE30〜65重量部とP
S70〜35重量部が更に好ましく、PPE35〜60
重量部とPS65〜40重量部が更に好ましい。PPE
系樹脂の混合割合が小さくなると耐熱性が劣る傾向があ
り、一方、PPE系樹脂の混合割合が大きくなると、加
熱流動時の粘度が上昇し発泡成形が困難になる場合があ
る。発泡シートの一次厚みが1mm未満の場合は強度、断
熱性に劣り自動車内装材として適当でない。また発泡シ
ートの一次厚みが5mmを越える場合、成形加熱時に熱が
発泡シートの厚み方向の中心部まで伝わり難く、そのた
め充分な加熱が行えず成形性が悪くなる。また、充分な
加熱を行うべく加熱時間を長くすると、発泡層表面のセ
ルの破泡等が生じ、良好な製品が得られ難い。一次発泡
倍率が3倍未満の場合は、柔軟性に劣り曲げ等による破
損が生じ易く、また軽量なものが得られない。また20
倍を越えると強度、成形性に劣る傾向がある。セル径が
0.05mm未満の場合は充分な強度が得られず、0.3
mmを越える場合は、断熱性に劣る傾向がある。また、独
立気泡率が70%未満の場合は、断熱性、剛性に劣ると
ともに成形加熱時の二次発泡倍率を得難くなり、成形性
に劣る傾向がある
【0015】発泡層に非発泡層を積層する方法として
は、あらかじめフィルム状に成形した樹脂を、あらかじ
め発泡成形され供給される発泡層の片面に熱ロール等に
より接着する方法、多層押出金型を用いて両者を共押出
積層する方法等が挙げられるが、あらかじめ発泡成形さ
れ供給される発泡層の片面に押出機から供給される可塑
化状態にある非発泡層を冷却ローラーなどによって積層
・固着する方法が好ましい。中でも、発泡層の押出発泡
シート成形と非発泡層の押出をインライン中で行い積層
する方法が特に好ましい。
は、あらかじめフィルム状に成形した樹脂を、あらかじ
め発泡成形され供給される発泡層の片面に熱ロール等に
より接着する方法、多層押出金型を用いて両者を共押出
積層する方法等が挙げられるが、あらかじめ発泡成形さ
れ供給される発泡層の片面に押出機から供給される可塑
化状態にある非発泡層を冷却ローラーなどによって積層
・固着する方法が好ましい。中でも、発泡層の押出発泡
シート成形と非発泡層の押出をインライン中で行い積層
する方法が特に好ましい。
【0016】非発泡層に使用される熱可塑性樹脂として
は、ポリスチレン系樹脂、変性PPE系樹脂、 ポリプ
ロピレン(PP)系樹脂、ポリエチレン(PE)系樹
脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)系樹脂、ポ
リアミド(ナイロン)系樹脂等が挙げられ、これらは単
独又は2種以上組み合わせて用いられるが、変性PPE
系樹脂発泡層との接着性からPS系、耐熱PS系、変性
PPE系樹脂が好適である。耐熱PS系樹脂としては、
スチレンとカルボキシル基含有モノマーとの共重合体が
挙げられ、例えばスチレン−無水マレイン酸共重合体、
スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル
酸共重合体、スチレン−イタコン酸共重合体や、それら
の共重合体とポリスチレン、ポリカーボネート、ポリフ
ェニレンオキサイドなどの重合体とのブレンド物が挙げ
られる。耐熱性、剛性の点において、変性PPE系樹脂
が特に好適である。非発泡層の樹脂には、必要に応じ
て、耐衝撃性改良剤、滑剤、酸化防止剤、静電防止剤、
顔料、充填剤等を単独又は2種以上組み合わせて添加す
ることができる。
は、ポリスチレン系樹脂、変性PPE系樹脂、 ポリプ
ロピレン(PP)系樹脂、ポリエチレン(PE)系樹
脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)系樹脂、ポ
リアミド(ナイロン)系樹脂等が挙げられ、これらは単
独又は2種以上組み合わせて用いられるが、変性PPE
系樹脂発泡層との接着性からPS系、耐熱PS系、変性
PPE系樹脂が好適である。耐熱PS系樹脂としては、
スチレンとカルボキシル基含有モノマーとの共重合体が
挙げられ、例えばスチレン−無水マレイン酸共重合体、
スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル
酸共重合体、スチレン−イタコン酸共重合体や、それら
の共重合体とポリスチレン、ポリカーボネート、ポリフ
ェニレンオキサイドなどの重合体とのブレンド物が挙げ
られる。耐熱性、剛性の点において、変性PPE系樹脂
が特に好適である。非発泡層の樹脂には、必要に応じ
て、耐衝撃性改良剤、滑剤、酸化防止剤、静電防止剤、
顔料、充填剤等を単独又は2種以上組み合わせて添加す
ることができる。
【0017】非発泡層の厚みは50〜300μmが好ま
しい。50μmより薄い場合には強度、剛性、耐熱性等
に劣り、300μmより厚い場合には成形性に劣る傾向
がある。
しい。50μmより薄い場合には強度、剛性、耐熱性等
に劣り、300μmより厚い場合には成形性に劣る傾向
がある。
【0018】本発明において使用される表皮材として
は、従来自動車内装材として用いられる表皮材、例えば
織布、不織布等が挙げられる。表皮材の基材としては、
ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリアクリロニトリル、ポリア
ミド(ナイロン)、モダアクリル(カネカロン、鐘淵化
学工業株式会社製商品名)等の合成樹脂や、羊毛、木綿
等の天然素材を使用することができ、それらを組み合わ
せ使用してもよい。
は、従来自動車内装材として用いられる表皮材、例えば
織布、不織布等が挙げられる。表皮材の基材としては、
ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリアクリロニトリル、ポリア
ミド(ナイロン)、モダアクリル(カネカロン、鐘淵化
学工業株式会社製商品名)等の合成樹脂や、羊毛、木綿
等の天然素材を使用することができ、それらを組み合わ
せ使用してもよい。
【0019】本発明において使用される接着剤として
は、熱可塑性接着剤、ホットメルト接着剤、ゴム系接着
剤、熱硬化性接着剤、モノマー反応型接着剤、無機系接
着剤、天然物接着剤等が挙げられるが、接着が容易な点
でホットメルト接着剤が好適である。ホットメルト接着
剤としては、オレフィン系、変性オレフィン系、ポリウ
レタン系、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂系、ポリア
ミド系、ポリエステル系、熱可塑性ゴム系、スチレン−
ブタン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体系樹脂
を成分としたものが挙げられ、これらは単独又は2種以
上組み合わせて用いられる。
は、熱可塑性接着剤、ホットメルト接着剤、ゴム系接着
剤、熱硬化性接着剤、モノマー反応型接着剤、無機系接
着剤、天然物接着剤等が挙げられるが、接着が容易な点
でホットメルト接着剤が好適である。ホットメルト接着
剤としては、オレフィン系、変性オレフィン系、ポリウ
レタン系、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂系、ポリア
ミド系、ポリエステル系、熱可塑性ゴム系、スチレン−
ブタン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体系樹脂
を成分としたものが挙げられ、これらは単独又は2種以
上組み合わせて用いられる。
【0020】特に、流動開始温度が105℃以上の耐熱
性を保持したホットメルトフィルム接着剤を用いるのが
好ましい。ここで流動開始温度とは、高化式フローテス
ター(1.0mmφ×10mm×10kg/cm2)で測定した場
合に、樹脂が流動を開始する温度である。自動車は炎天
下にさらされると天井部分の温度が100℃近くになる
ため、流動開始温度が105℃未満のホットメルトフィ
ルム接着剤を自動車天井材用発泡積層シートに用いた場
合には、接着剤が溶融し、表皮材が成形体より剥離して
しまうからである。
性を保持したホットメルトフィルム接着剤を用いるのが
好ましい。ここで流動開始温度とは、高化式フローテス
ター(1.0mmφ×10mm×10kg/cm2)で測定した場
合に、樹脂が流動を開始する温度である。自動車は炎天
下にさらされると天井部分の温度が100℃近くになる
ため、流動開始温度が105℃未満のホットメルトフィ
ルム接着剤を自動車天井材用発泡積層シートに用いた場
合には、接着剤が溶融し、表皮材が成形体より剥離して
しまうからである。
【0021】表皮材の接着方法としては、あらかじめ表
皮材に接着剤を接着してあるものを発泡積層シートに熱
ロール等を用いて接着する方法、発泡積層シートに仮止
めし加熱成形時に成形と接着を同時に行なう方法、接着
剤を発泡積層シートにバインダーラミネーション法やあ
らかじめフィルム状に成形された接着剤を熱ラミネーシ
ョン法等により積層した発泡積層シートに表皮材を熱ロ
ール等を用いて接着する方法、表皮材を仮止めし加熱成
形時に成形と接着を同時に行なう方法、接着剤を発泡積
層シートに積層する際に表皮材を同時に接着する方法等
が挙げられる。
皮材に接着剤を接着してあるものを発泡積層シートに熱
ロール等を用いて接着する方法、発泡積層シートに仮止
めし加熱成形時に成形と接着を同時に行なう方法、接着
剤を発泡積層シートにバインダーラミネーション法やあ
らかじめフィルム状に成形された接着剤を熱ラミネーシ
ョン法等により積層した発泡積層シートに表皮材を熱ロ
ール等を用いて接着する方法、表皮材を仮止めし加熱成
形時に成形と接着を同時に行なう方法、接着剤を発泡積
層シートに積層する際に表皮材を同時に接着する方法等
が挙げられる。
【0022】本発明による自動車内装材用発泡積層シー
トの成形方法としては、上下にヒーターを持つ加熱炉の
中央に積層シートをクランプして導き、成形に適した温
度に加熱した後、温度調節をした金型にて真空成形、圧
空成形等や、フリードローイング成形、プラグ・アンド
・リッジ成形、リッジ成形、マッチド・モールド成形、
ストレート成形、ドレープ成形、リバースドロー成形、
エアスリップ成形、プラグアシスト成形、プラグアシス
トリバースドロー成形等にて成形する方法が挙げられ
る。また、成形の際の発泡層の二次発泡により、二次厚
み2.0〜10mmとなるようにすることが望ましい。
トの成形方法としては、上下にヒーターを持つ加熱炉の
中央に積層シートをクランプして導き、成形に適した温
度に加熱した後、温度調節をした金型にて真空成形、圧
空成形等や、フリードローイング成形、プラグ・アンド
・リッジ成形、リッジ成形、マッチド・モールド成形、
ストレート成形、ドレープ成形、リバースドロー成形、
エアスリップ成形、プラグアシスト成形、プラグアシス
トリバースドロー成形等にて成形する方法が挙げられ
る。また、成形の際の発泡層の二次発泡により、二次厚
み2.0〜10mmとなるようにすることが望ましい。
【0023】非発泡層に難燃剤を含有させると、容易に
難燃性を付与できるので好ましい。非発泡層の難燃化に
使用される難燃剤としては無機化合物が挙げられ、例え
ば、アンチモン化合物、水酸化アルミニウム、ポリリン
酸アンモニウム、水酸化マグネシウム、酸化モリブテ
ン、酸化ジルコニウム、酸化ケイ素、ホウ酸塩等が挙げ
られ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられ
るが、素材樹脂の物性低下の抑制、微量添加による難燃
効果の点においてアンチモン化合物が好適である。アン
チモン化合物としては、三酸化アンチモン、五酸化アン
チモン等が挙げられ、これらは単独または2種以上組み
合わせて用いられる。難燃剤の添加量は熱可塑性樹脂の
100重量部に対し、0.2〜4重量部が好ましく、
0.5〜2重量部が更に好ましい。0.2重量部より少
ない場合には難燃の効果が充分に発揮されず、4重量部
より多い場合には、耐熱性等の素材樹脂の物性低下が大
きくなるので好ましくない。
難燃性を付与できるので好ましい。非発泡層の難燃化に
使用される難燃剤としては無機化合物が挙げられ、例え
ば、アンチモン化合物、水酸化アルミニウム、ポリリン
酸アンモニウム、水酸化マグネシウム、酸化モリブテ
ン、酸化ジルコニウム、酸化ケイ素、ホウ酸塩等が挙げ
られ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられ
るが、素材樹脂の物性低下の抑制、微量添加による難燃
効果の点においてアンチモン化合物が好適である。アン
チモン化合物としては、三酸化アンチモン、五酸化アン
チモン等が挙げられ、これらは単独または2種以上組み
合わせて用いられる。難燃剤の添加量は熱可塑性樹脂の
100重量部に対し、0.2〜4重量部が好ましく、
0.5〜2重量部が更に好ましい。0.2重量部より少
ない場合には難燃の効果が充分に発揮されず、4重量部
より多い場合には、耐熱性等の素材樹脂の物性低下が大
きくなるので好ましくない。
【0024】また、難燃剤として有機難燃剤を使用する
こともできる。更に、上記無機化合物難燃剤と併用する
ことにより、一層効果的に難燃効果を発揮させることが
できる。このような有機難燃剤としては、ハロゲン化合
物、リン酸エステル、含ハロゲンリン酸エステル等が挙
げられるが、コスト、難燃剤との併用による難燃効果の
点においてハロゲン化合物が好適である。ハロゲン系化
合物としては、例えば、テトラブロモビスフェノールA
(TBA)、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−
ジブロモフェニル)プロパン、ヘキサブロモベンゼン
(HBB)、トリス(2,3−ジブロモプロピル)イソ
シアヌレート(TAIC−6B)、2,2−ビス(4−
ヒドロキシエトキシ−3,5−ジブロモーフェニル)プ
ロパン(TBA−EO)、デカブロモジフェニルオキサ
イド(DBDPO)、含ハロゲンポリフォスフェート、
ポリクロルパラフィン、パークロロペンタシクロデカ
ン、テトラブロムエタン、ヘキサブロムシクロデカン等
が挙げられる。また、難燃剤としてハロゲン化した樹脂
を用いてもよい。ハロゲン化樹脂としては臭素化ポリス
チレン、塩素化ポリスチレン、臭素化PPE等が挙げら
れる。上記難燃剤は単独又は2種以上組み合わせて用い
てもよい。
こともできる。更に、上記無機化合物難燃剤と併用する
ことにより、一層効果的に難燃効果を発揮させることが
できる。このような有機難燃剤としては、ハロゲン化合
物、リン酸エステル、含ハロゲンリン酸エステル等が挙
げられるが、コスト、難燃剤との併用による難燃効果の
点においてハロゲン化合物が好適である。ハロゲン系化
合物としては、例えば、テトラブロモビスフェノールA
(TBA)、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−
ジブロモフェニル)プロパン、ヘキサブロモベンゼン
(HBB)、トリス(2,3−ジブロモプロピル)イソ
シアヌレート(TAIC−6B)、2,2−ビス(4−
ヒドロキシエトキシ−3,5−ジブロモーフェニル)プ
ロパン(TBA−EO)、デカブロモジフェニルオキサ
イド(DBDPO)、含ハロゲンポリフォスフェート、
ポリクロルパラフィン、パークロロペンタシクロデカ
ン、テトラブロムエタン、ヘキサブロムシクロデカン等
が挙げられる。また、難燃剤としてハロゲン化した樹脂
を用いてもよい。ハロゲン化樹脂としては臭素化ポリス
チレン、塩素化ポリスチレン、臭素化PPE等が挙げら
れる。上記難燃剤は単独又は2種以上組み合わせて用い
てもよい。
【0025】難燃化した熱可塑性樹脂を得る方法として
は、難燃剤、又は難燃性剤と難燃助剤をドライブレンド
等の方法により樹脂に混合する方法や、難燃剤又は難燃
剤と難燃助剤を樹脂に混合したものを押出機により溶融
・混練した後ペレット状に押し出す方法等が挙げられ
る。
は、難燃剤、又は難燃性剤と難燃助剤をドライブレンド
等の方法により樹脂に混合する方法や、難燃剤又は難燃
剤と難燃助剤を樹脂に混合したものを押出機により溶融
・混練した後ペレット状に押し出す方法等が挙げられ
る。
【0026】非発泡層に難燃剤を含有せしめた発泡積層
シートを天井材として用いる場合は、難燃剤を含有する
非発泡層を天井材の上面側に(即ちルーフの内側に向け
て)配置させるのが好ましい。積層体の難燃化において
は燃焼にともなって発生する上昇気流を阻害することが
難燃性を決定づけると考えられるからである。
シートを天井材として用いる場合は、難燃剤を含有する
非発泡層を天井材の上面側に(即ちルーフの内側に向け
て)配置させるのが好ましい。積層体の難燃化において
は燃焼にともなって発生する上昇気流を阻害することが
難燃性を決定づけると考えられるからである。
【0027】
【作用】本発明の接着性が改善された自動車内装材用発
泡積層シートは、従来法の如く非発泡層に接着剤を介し
て表皮材の接着させたものではなく、変性PPE系樹脂
発泡積層シートの非発泡層を片面無くし、露出した発泡
層面に接着剤と表皮材を重ね合わせ熱プレスにより圧着
することにより接着させたもので、これにより接着性を
向上させたものである。この理由としては、従来法の如
く非発泡層にホットメルトフィルム接着剤を接着する場
合は、非発泡層層の熱容量が大きい為、加熱成形の際の
熱量を吸収してしまい、ホットメルトフィルム接着剤が
充分に昇温されず溶融出来ないのに対し、本発明では発
泡層に接着するため、このような問題はなく充分に溶融
され、充分な接着性が得られたものと考えられる。ま
た、表面の粗い発泡層表面の凹凸部に接着剤が入り込
み、このアンカー効果により更に接着力が相乗的に増強
されたものと考えられる。
泡積層シートは、従来法の如く非発泡層に接着剤を介し
て表皮材の接着させたものではなく、変性PPE系樹脂
発泡積層シートの非発泡層を片面無くし、露出した発泡
層面に接着剤と表皮材を重ね合わせ熱プレスにより圧着
することにより接着させたもので、これにより接着性を
向上させたものである。この理由としては、従来法の如
く非発泡層にホットメルトフィルム接着剤を接着する場
合は、非発泡層層の熱容量が大きい為、加熱成形の際の
熱量を吸収してしまい、ホットメルトフィルム接着剤が
充分に昇温されず溶融出来ないのに対し、本発明では発
泡層に接着するため、このような問題はなく充分に溶融
され、充分な接着性が得られたものと考えられる。ま
た、表面の粗い発泡層表面の凹凸部に接着剤が入り込
み、このアンカー効果により更に接着力が相乗的に増強
されたものと考えられる。
【0028】また、本発明の難燃化した自動車内装材に
おいては、従来法の如く、難燃剤を含浸した表皮材を積
層して難燃化を行なうのではなく、非発泡層に難燃剤を
含有させめることにより、その難燃化を行なうものであ
る。そのため、工程が簡略化され、、容易に、燃焼性に
優れ、寸法安定性、成形性を保持した自動車内装材を得
ることができる。また、難燃剤としてアンチモン化合物
を使用することにより、素材樹脂の耐熱性等の物性を阻
害することなく難燃化を行なうことができ、耐熱性、寸
法安定性、成形性を保持した自動車内装材を得ることが
できる。
おいては、従来法の如く、難燃剤を含浸した表皮材を積
層して難燃化を行なうのではなく、非発泡層に難燃剤を
含有させめることにより、その難燃化を行なうものであ
る。そのため、工程が簡略化され、、容易に、燃焼性に
優れ、寸法安定性、成形性を保持した自動車内装材を得
ることができる。また、難燃剤としてアンチモン化合物
を使用することにより、素材樹脂の耐熱性等の物性を阻
害することなく難燃化を行なうことができ、耐熱性、寸
法安定性、成形性を保持した自動車内装材を得ることが
できる。
【0029】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいて更に詳細に
説明するが、本発明はこれらにより何ら制限を受けるも
のではない。実施例、比較例に用いた樹脂を表1に、ホ
ットメルトフィルム材料を表2に、その他の材料を表3
に示す。
説明するが、本発明はこれらにより何ら制限を受けるも
のではない。実施例、比較例に用いた樹脂を表1に、ホ
ットメルトフィルム材料を表2に、その他の材料を表3
に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】流動開始温度とは、前記したように、高化
式フローテスター(1.0mmφ×10mm×10kg/cm2)
で測定した場合に、樹脂が流動を開始する温度である。
式フローテスター(1.0mmφ×10mm×10kg/cm2)
で測定した場合に、樹脂が流動を開始する温度である。
【0034】成形体の、接着剤の剥離接着強さに関して
JIS K−6854に準じて180度剥離試験及び評
価を行った。成形体の一部分を試験片として切り出し、
試験片について引っ張り試験機(島津製作所製、オート
グラフ、DSS−2000)を使用して、常温(23
℃)と85℃の測定雰囲気温度、引っ張り速度200mm
/min で測定を行った。
JIS K−6854に準じて180度剥離試験及び評
価を行った。成形体の一部分を試験片として切り出し、
試験片について引っ張り試験機(島津製作所製、オート
グラフ、DSS−2000)を使用して、常温(23
℃)と85℃の測定雰囲気温度、引っ張り速度200mm
/min で測定を行った。
【0035】発泡積層シートのヒートサグ試験は、下記
の方法にて行なった。試験片の寸法は175×25mmと
し、試験片の端部25mmを保持具にクランプし、150
mmオーバーハングさせ、試験片の自由端部に5gの重り
を取り付ける。その時、試験片の自由端部の上面と基盤
間の距離S0を測定する。次に試験片を保持した保持具
を85±1℃恒温槽内に入れて1時間保持する。その
後、試験片を保持した保持具を恒温槽から取り出し、直
ちに試験片の自由端部の上面と基盤間距離Sfを測定す
る。そして、次式によってヒートサグ値を得る。 S = S0 − Sf ここで、S :ヒートサグ値(mm) S0:試験前の試験片の自由端部の上面と基盤との距離
(mm) Sf:試験後の試験片の自由端部の上面と基盤との距離
(mm) また、この試験は発泡積層シートの押出方向(MD方
向)、幅方向(TD方向)について測定を行なった。
の方法にて行なった。試験片の寸法は175×25mmと
し、試験片の端部25mmを保持具にクランプし、150
mmオーバーハングさせ、試験片の自由端部に5gの重り
を取り付ける。その時、試験片の自由端部の上面と基盤
間の距離S0を測定する。次に試験片を保持した保持具
を85±1℃恒温槽内に入れて1時間保持する。その
後、試験片を保持した保持具を恒温槽から取り出し、直
ちに試験片の自由端部の上面と基盤間距離Sfを測定す
る。そして、次式によってヒートサグ値を得る。 S = S0 − Sf ここで、S :ヒートサグ値(mm) S0:試験前の試験片の自由端部の上面と基盤との距離
(mm) Sf:試験後の試験片の自由端部の上面と基盤との距離
(mm) また、この試験は発泡積層シートの押出方向(MD方
向)、幅方向(TD方向)について測定を行なった。
【0036】発泡積層シートの燃焼試験は、JIS D
−1201に準ずる方法にて行なった。
−1201に準ずる方法にて行なった。
【0037】実施例1 PPE樹脂成分40重量%、PS樹脂成分60重量%と
なるようにPPE樹脂(A)とPS樹脂(C)とを混合
した混合樹脂100重量部に対してiso−ブタンを主
成分とする発泡剤(iso/n=85/15)3重量部
及びタルク0.32重量部を押出機により混練し、樹脂
温度198℃まで冷却し、サーキュラーダイスにより押
出し、厚み2.6mm、発泡倍率10倍、独立気泡率85
%、セル径0.19mm、目付け240g/m2の発泡シー
トを得た。得られた発泡シートはロール状に巻取った。
なるようにPPE樹脂(A)とPS樹脂(C)とを混合
した混合樹脂100重量部に対してiso−ブタンを主
成分とする発泡剤(iso/n=85/15)3重量部
及びタルク0.32重量部を押出機により混練し、樹脂
温度198℃まで冷却し、サーキュラーダイスにより押
出し、厚み2.6mm、発泡倍率10倍、独立気泡率85
%、セル径0.19mm、目付け240g/m2の発泡シー
トを得た。得られた発泡シートはロール状に巻取った。
【0038】得られた発泡シートを繰り出し、PPE樹
脂成分30重量%、PS樹脂成分64重量%、ゴム成分
6重量%となるようにPPE樹脂(B)とハイインパク
トポリスチレン(HIPS)(D)と耐衝撃性改良剤
(E)を混合した混合樹脂を溶融・混練しTダイを用い
て樹脂温度278℃で押出し発泡シート片面に厚み15
0μmの非発泡層を積層し、得られた発泡積層シートを
ロール状に巻取った。次に、発泡積層シートの非発泡層
を設けていない発泡層表面にホットメルトフィルム接着
剤(G)を介して表皮材(J)を重ね合わせ仮止めし
た。次に、表皮材を仮止めした積層発泡シートの四方を
クランプし加熱炉に入れ表面温度155℃まで加熱し、
60℃に温調した金型にてプラグ成形を行った後、トリ
ミング、パンチング加工を施し自動車内装材(天井材)
用発泡積層シートを得た。得られた自動車内装材用発泡
積層シートより試験片を切り出して接着強さ、ヒートサ
グ試験、燃焼性試験を行った。評価結果を表4に示す。
脂成分30重量%、PS樹脂成分64重量%、ゴム成分
6重量%となるようにPPE樹脂(B)とハイインパク
トポリスチレン(HIPS)(D)と耐衝撃性改良剤
(E)を混合した混合樹脂を溶融・混練しTダイを用い
て樹脂温度278℃で押出し発泡シート片面に厚み15
0μmの非発泡層を積層し、得られた発泡積層シートを
ロール状に巻取った。次に、発泡積層シートの非発泡層
を設けていない発泡層表面にホットメルトフィルム接着
剤(G)を介して表皮材(J)を重ね合わせ仮止めし
た。次に、表皮材を仮止めした積層発泡シートの四方を
クランプし加熱炉に入れ表面温度155℃まで加熱し、
60℃に温調した金型にてプラグ成形を行った後、トリ
ミング、パンチング加工を施し自動車内装材(天井材)
用発泡積層シートを得た。得られた自動車内装材用発泡
積層シートより試験片を切り出して接着強さ、ヒートサ
グ試験、燃焼性試験を行った。評価結果を表4に示す。
【0039】実施例2 ホットメルトフィルム接着剤(G)の代わりにホットメ
ルトフィルム接着剤(H)を用いた以外は実施例1記載
の方法により自動車内装材(天井材)用発泡積層シート
を得た。得られた自動車内装材用発泡積層シートより試
験片を切り出して接着強さ、ヒートサグ試験、燃焼性試
験を行った。評価結果を表4に示す。
ルトフィルム接着剤(H)を用いた以外は実施例1記載
の方法により自動車内装材(天井材)用発泡積層シート
を得た。得られた自動車内装材用発泡積層シートより試
験片を切り出して接着強さ、ヒートサグ試験、燃焼性試
験を行った。評価結果を表4に示す。
【0040】実施例3 ホットメルトフィルム接着剤(G)の代わりにホットメ
ルトフィルム接着剤(I)を用いた以外は実施例1記載
の方法により自動車内装材(天井材)用発泡積層シート
を得た。得られた自動車内装材用発泡積層シートより試
験片を切り出して接着強さ、ヒートサグ試験、燃焼性試
験を行った。評価結果を表4に示す。
ルトフィルム接着剤(I)を用いた以外は実施例1記載
の方法により自動車内装材(天井材)用発泡積層シート
を得た。得られた自動車内装材用発泡積層シートより試
験片を切り出して接着強さ、ヒートサグ試験、燃焼性試
験を行った。評価結果を表4に示す。
【0041】実施例4 PPE樹脂成分55重量%、PS樹脂成分45重量%と
なるようにPPE樹脂(A)とPS樹脂(C)とを混合
した混合樹脂100重量部に対してiso−ブタンを主
成分とする発泡剤(iso/n=85/15)3重量部
及びタルク0.32重量部を押出機により混練し、樹脂
温度205℃まで冷却し、サーキュラーダイスにより押
出し、一次厚み2.6mm、一次発泡倍率10倍、独立気
泡率87%、セル径0.16mm、目付け240g/m2の
発泡シートを得た。得られた発泡シートはロール状に巻
取った。この発泡シートを用いた以外は、実施例1の記
載の方法で自動車内装材(天井材)用発泡積層シートを
得、実施例1と同じ試験を行った。評価結果を表4に示
す。
なるようにPPE樹脂(A)とPS樹脂(C)とを混合
した混合樹脂100重量部に対してiso−ブタンを主
成分とする発泡剤(iso/n=85/15)3重量部
及びタルク0.32重量部を押出機により混練し、樹脂
温度205℃まで冷却し、サーキュラーダイスにより押
出し、一次厚み2.6mm、一次発泡倍率10倍、独立気
泡率87%、セル径0.16mm、目付け240g/m2の
発泡シートを得た。得られた発泡シートはロール状に巻
取った。この発泡シートを用いた以外は、実施例1の記
載の方法で自動車内装材(天井材)用発泡積層シートを
得、実施例1と同じ試験を行った。評価結果を表4に示
す。
【0042】実施例5 PPE樹脂成分40重量%、PS樹脂成分60重量%と
なるようにPPE樹脂(A)とPS樹脂(C)とを混合
した混合樹脂100重量部に対してiso−ブタンを主
成分とする発泡剤(iso/n=85/15)3重量部
及びタルク0.32重量部を押出機により混練し、樹脂
温度198℃まで冷却し、サーキュラーダイスにより押
出し、厚み2.6mm、発泡倍率10倍、独立気泡率85
%、セル径0.19mm、目付け240g/m2の発泡シー
トを得た。得られた発泡シートはロール状に巻取った。
なるようにPPE樹脂(A)とPS樹脂(C)とを混合
した混合樹脂100重量部に対してiso−ブタンを主
成分とする発泡剤(iso/n=85/15)3重量部
及びタルク0.32重量部を押出機により混練し、樹脂
温度198℃まで冷却し、サーキュラーダイスにより押
出し、厚み2.6mm、発泡倍率10倍、独立気泡率85
%、セル径0.19mm、目付け240g/m2の発泡シー
トを得た。得られた発泡シートはロール状に巻取った。
【0043】得られた発泡シートを繰り出し、PPE樹
脂成分30重量%、PS樹脂成分64重量%、ゴム成分
6重量%となるようにPPE樹脂(B)とHIPS
(D)と耐衝撃性改良剤(E)を混合した混合樹脂に、
難燃剤として三酸化アンチモン(L)を1重量部添加し
たものを溶融・混練しTダイを用いて樹脂温度278℃
で押出し発泡シート片面に厚み150μmの非発泡層を
積層し、得られた積層シートをロール状に巻取った。
脂成分30重量%、PS樹脂成分64重量%、ゴム成分
6重量%となるようにPPE樹脂(B)とHIPS
(D)と耐衝撃性改良剤(E)を混合した混合樹脂に、
難燃剤として三酸化アンチモン(L)を1重量部添加し
たものを溶融・混練しTダイを用いて樹脂温度278℃
で押出し発泡シート片面に厚み150μmの非発泡層を
積層し、得られた積層シートをロール状に巻取った。
【0044】次に、発泡積層シートの非発泡層を設けて
いない発泡層表面にホットメルトフィルム接着剤(G)
を介して表皮材(J)を重ね合わせ仮止めした。次に、
表皮材を仮止めした積層発泡シートの四方をクランプし
加熱炉に入れ表面温度155℃まで加熱し、60℃に温
調した金型にてプラグ成形を行った後、トリミング、パ
ンチング加工を施し自動車内装材(天井材)用発泡積層
シートを得た。得られた自動車内装材用発泡積層シート
より試験片を切り出して接着強さ、ヒートサグ試験、燃
焼性試験を行った。評価結果を表4に示す。
いない発泡層表面にホットメルトフィルム接着剤(G)
を介して表皮材(J)を重ね合わせ仮止めした。次に、
表皮材を仮止めした積層発泡シートの四方をクランプし
加熱炉に入れ表面温度155℃まで加熱し、60℃に温
調した金型にてプラグ成形を行った後、トリミング、パ
ンチング加工を施し自動車内装材(天井材)用発泡積層
シートを得た。得られた自動車内装材用発泡積層シート
より試験片を切り出して接着強さ、ヒートサグ試験、燃
焼性試験を行った。評価結果を表4に示す。
【0045】実施例6 難燃剤の量を5重量部とした以外は実施例5記載の方法
により、自動車内装材(天井材)用発泡積層シート発泡
積層シートを得、実施例1と同じ試験を行った。評価結
果を表4に示す。
により、自動車内装材(天井材)用発泡積層シート発泡
積層シートを得、実施例1と同じ試験を行った。評価結
果を表4に示す。
【0046】実施例7 三酸化アンチモン(L)1重量部に代えてハロゲン系難
燃材(M)1重量部用いた以外に実施例5記載の方法に
より自動車内装材(天井材)用発泡積層シートを得、実
施例1と同じ試験を行った。評価結果を表4に示す。
燃材(M)1重量部用いた以外に実施例5記載の方法に
より自動車内装材(天井材)用発泡積層シートを得、実
施例1と同じ試験を行った。評価結果を表4に示す。
【0047】比較例1 実施例1と同様の方法により、片面にPPE系樹脂から
なる厚さ150μmの非発泡層を積層した発泡積層シー
トを作製した。次に、片面に非発泡層を積層した積層シ
ートを繰り出し、該積層シートの他の面にPPE樹脂成
分30重量%、PS樹脂成分64重量%、ゴム成分6重
量%となるようにPPE樹脂(B)とHIPS(D)と
耐衝撃性改良剤(E)を混合した混合樹脂を溶融・混練
しTダイを用いて樹脂温度278℃で押出し積層シート
の上に厚み150μmの非発泡層を積層し、両面に非発
泡性を積層した発泡積層シートをロール状に巻取った。
次に、両面に非発泡層を積層した発泡積層シートの一つ
の非発泡層表面にホットメルトフィルム接着剤(G)を
介して表皮材(J)を重ね合わせたものを仮止めした。
表皮材の仮止めを行ったホットメルトフィルムを積層し
た発泡積層シートの四方をクランプし、加熱炉にいれ表
面温度155℃まで加熱し、60℃に温調した金型にて
プラグ成形を行った後、トリミング、パンチング加工を
施し自動車内装材(天井材)用発泡積層シートを得た。
得られた自動車内装材用発泡積層シートについて、実施
例1と同じ試験を行った。評価結果を表4に示す。
なる厚さ150μmの非発泡層を積層した発泡積層シー
トを作製した。次に、片面に非発泡層を積層した積層シ
ートを繰り出し、該積層シートの他の面にPPE樹脂成
分30重量%、PS樹脂成分64重量%、ゴム成分6重
量%となるようにPPE樹脂(B)とHIPS(D)と
耐衝撃性改良剤(E)を混合した混合樹脂を溶融・混練
しTダイを用いて樹脂温度278℃で押出し積層シート
の上に厚み150μmの非発泡層を積層し、両面に非発
泡性を積層した発泡積層シートをロール状に巻取った。
次に、両面に非発泡層を積層した発泡積層シートの一つ
の非発泡層表面にホットメルトフィルム接着剤(G)を
介して表皮材(J)を重ね合わせたものを仮止めした。
表皮材の仮止めを行ったホットメルトフィルムを積層し
た発泡積層シートの四方をクランプし、加熱炉にいれ表
面温度155℃まで加熱し、60℃に温調した金型にて
プラグ成形を行った後、トリミング、パンチング加工を
施し自動車内装材(天井材)用発泡積層シートを得た。
得られた自動車内装材用発泡積層シートについて、実施
例1と同じ試験を行った。評価結果を表4に示す。
【0048】比較例2 実施例1と同様の方法により、片面にPPE系樹脂から
なる厚さ150μmの非発泡層を積層した発泡積層シー
トを作製した。更に発泡シートの他の面に、厚み35μ
mの耐熱PSフィルム(F)を220℃、6m/min
の条件下で熱ロールにて圧着・積層し、得られた両面を
非発泡層で積層された発泡積層シートをロール状に巻き
取った。次に、発泡積層シートの耐熱PS非発泡層を積
層した表面に、ホットメルトフィルム接着剤(G)を介
して表皮材(J)を重ね合わせたものを仮止めした。表
皮材とホットメルトフィルム接着剤を仮止めした発泡積
層シートの四方をクランプし加熱炉にいれ表面温度15
5℃まで加熱し、60℃に温調した金型にてプラグ成形
を行った後、トリミング、パンチング加工を施し自動車
内装用発泡積層シートを得た。得られた自動車内装材用
発泡積層シートについて、実施例1と同じ試験を行っ
た。評価結果を表4に示す。
なる厚さ150μmの非発泡層を積層した発泡積層シー
トを作製した。更に発泡シートの他の面に、厚み35μ
mの耐熱PSフィルム(F)を220℃、6m/min
の条件下で熱ロールにて圧着・積層し、得られた両面を
非発泡層で積層された発泡積層シートをロール状に巻き
取った。次に、発泡積層シートの耐熱PS非発泡層を積
層した表面に、ホットメルトフィルム接着剤(G)を介
して表皮材(J)を重ね合わせたものを仮止めした。表
皮材とホットメルトフィルム接着剤を仮止めした発泡積
層シートの四方をクランプし加熱炉にいれ表面温度15
5℃まで加熱し、60℃に温調した金型にてプラグ成形
を行った後、トリミング、パンチング加工を施し自動車
内装用発泡積層シートを得た。得られた自動車内装材用
発泡積層シートについて、実施例1と同じ試験を行っ
た。評価結果を表4に示す。
【0049】比較例3 実施例1記載の方法により発泡シートを得、該シートの
片側表面にホットメルトフィルム接着剤(G)を介して
表皮材(J)を積層して自動車内装材(天井材)用発泡
積層シートを得、実施例1と同じ試験を行った。評価結
果を表4に示す。
片側表面にホットメルトフィルム接着剤(G)を介して
表皮材(J)を積層して自動車内装材(天井材)用発泡
積層シートを得、実施例1と同じ試験を行った。評価結
果を表4に示す。
【0050】比較例4 PS樹脂(C)100重量部に対してiso−ブタンを
主成分とする発泡剤(iso/n=85/15)3重量
部及びタルク0.2重量部を押出機により混練し、樹脂
温度150℃まで冷却し、サーキュラーダイスにより押
出し、一次厚み2.4mm、一次発泡倍率10倍、独立気
泡率87%、セル径0.13mm、目付け240g/m2の
発泡シートを得た。得られた発泡シートはロール状に巻
取った。
主成分とする発泡剤(iso/n=85/15)3重量
部及びタルク0.2重量部を押出機により混練し、樹脂
温度150℃まで冷却し、サーキュラーダイスにより押
出し、一次厚み2.4mm、一次発泡倍率10倍、独立気
泡率87%、セル径0.13mm、目付け240g/m2の
発泡シートを得た。得られた発泡シートはロール状に巻
取った。
【0051】得られた発泡シートを繰り出し、PS樹脂
成分93重量%、ゴム成分7重量%となるようにPS樹
脂(C)とHIPS(D)と耐衝撃性改良剤(E)を混
合した混合樹脂に三酸化アンチモン(L)を1重量部添
加し溶融・混練しTダイを用いて樹脂温度227℃で押
出し発泡シート片面に厚み120μmの非発泡層を積層
し、得られた発泡積層シートをロール状に巻取った。次
に、発泡積層シートの非発泡層を設けていない発泡層表
面にホットメルトフィルム接着剤(I)を介して表皮材
(J)を重ね合わせ仮止めした。次に、表皮材を仮止め
した積層発泡シートの四方をクランプし加熱炉に入れ表
面温度125℃まで加熱し、60℃に温調した金型にて
プラグ成形を行った後、トリミング、パンチング加工を
施し自動車内装材(天井材)用発泡積層シートを得た。
得られた自動車内装材用発泡積層シートについて、実施
例1と同じ試験を行った。評価結果を表4に示す。
成分93重量%、ゴム成分7重量%となるようにPS樹
脂(C)とHIPS(D)と耐衝撃性改良剤(E)を混
合した混合樹脂に三酸化アンチモン(L)を1重量部添
加し溶融・混練しTダイを用いて樹脂温度227℃で押
出し発泡シート片面に厚み120μmの非発泡層を積層
し、得られた発泡積層シートをロール状に巻取った。次
に、発泡積層シートの非発泡層を設けていない発泡層表
面にホットメルトフィルム接着剤(I)を介して表皮材
(J)を重ね合わせ仮止めした。次に、表皮材を仮止め
した積層発泡シートの四方をクランプし加熱炉に入れ表
面温度125℃まで加熱し、60℃に温調した金型にて
プラグ成形を行った後、トリミング、パンチング加工を
施し自動車内装材(天井材)用発泡積層シートを得た。
得られた自動車内装材用発泡積層シートについて、実施
例1と同じ試験を行った。評価結果を表4に示す。
【0052】
【表4】
【0053】上記のように実施例1〜7に比べて比較例
1、2のように両側に非発泡層を設けた発泡積層シート
は接着性に劣ることがわかる。また、比較例3のように
非発泡層を設けていない発泡積層シートはヒートサグ値
が大きく耐熱性に劣り、また燃焼性も大きな数字を示し
劣っている。比較例4は発泡層に変性PPEを使用して
いないためにヒートサグ値が大きく耐熱性が劣り、また
燃焼性も大きな数字を示し劣っている。また実施例1、
2、4、5、6、7は実施例3に比較して流動開始温度
の高いホットメルト接着剤を使用したため高温での接着
性が良好であり好ましい。実施例5、6、7は難燃剤を
非発泡層に添加しているため燃焼性が小さな値を示し好
ましい。
1、2のように両側に非発泡層を設けた発泡積層シート
は接着性に劣ることがわかる。また、比較例3のように
非発泡層を設けていない発泡積層シートはヒートサグ値
が大きく耐熱性に劣り、また燃焼性も大きな数字を示し
劣っている。比較例4は発泡層に変性PPEを使用して
いないためにヒートサグ値が大きく耐熱性が劣り、また
燃焼性も大きな数字を示し劣っている。また実施例1、
2、4、5、6、7は実施例3に比較して流動開始温度
の高いホットメルト接着剤を使用したため高温での接着
性が良好であり好ましい。実施例5、6、7は難燃剤を
非発泡層に添加しているため燃焼性が小さな値を示し好
ましい。
【0054】
【発明の効果】叙上のとおり、本発明によれば、接着強
度の改善された自動車内装材用発泡積層シートが提供さ
れ、また、この場合は非発泡層が1層省略されるので大
巾なコストダウンが達成される。また、非発泡層に難燃
剤を含有せしめることにより、安価かつ容易に、難燃性
に優れた自動車内装材用発泡積層シートを得ることがで
きる。
度の改善された自動車内装材用発泡積層シートが提供さ
れ、また、この場合は非発泡層が1層省略されるので大
巾なコストダウンが達成される。また、非発泡層に難燃
剤を含有せしめることにより、安価かつ容易に、難燃性
に優れた自動車内装材用発泡積層シートを得ることがで
きる。
Claims (8)
- 【請求項1】 変性ポリフェニレンエーテル系樹脂(以
下変性PPE系樹脂と記す。)を基材樹脂とする発泡シ
ートの片面のみに熱可塑性樹脂からなる非発泡層を積層
したことを特徴とする自動車内装材用発泡積層シート。 - 【請求項2】 発泡シートの非発泡層を積層していない
他の面に接着層を積層した請求項1記載の自動車内装材
用発泡積層シート。 - 【請求項3】 接着層を介して表皮材を積層してなる請
求項2記載の自動車内装材用発泡積層シート。 - 【請求項4】 発泡シートがポリフェニレンエーテル
(以下PPEと記す。)25〜70重量部とポリスチレ
ン(以下PSと記す。)75〜30重量部からなるPP
E系樹脂とPS系樹脂との混合樹脂またはPPEとスチ
レンとの共重合体を基材樹脂として、該基材樹脂に発泡
剤を添加し押出発泡させて得られる、一次厚みが1〜5
mm、一次発泡倍率が3〜20倍、セル径が0.05〜
0.3mm、独立気泡率が70%以上の変性PPE系発泡
シートである請求項1〜3記載の自動車内装材用発泡積
層シート。 - 【請求項5】 非発泡層が変性PPE系樹脂からなる請
求項1〜4記載の自動車内装材用発泡積層シート。 - 【請求項6】 接着層が高化式フローテスターで測定し
た流動開始温度が105℃以上のホットメルト接着剤か
らなる請求項2〜5記載の自動車内装材用発泡積層シー
ト。 - 【請求項7】 非発泡層が難燃剤を含有してなる請求項
1〜6記載の自動車内装材用発泡積層シート。 - 【請求項8】 難燃剤がアンチモン化合物を主成分とす
る請求項7記載の自動車内装材用発泡積層シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7207551A JPH0929877A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 自動車内装材用発泡積層シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7207551A JPH0929877A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 自動車内装材用発泡積層シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0929877A true JPH0929877A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16541614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7207551A Withdrawn JPH0929877A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 自動車内装材用発泡積層シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0929877A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002264261A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-18 | Oguri Mokko Kk | 積層シート、積層体及び積層体の製造方法 |
JP2012166387A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 多層構造体 |
JP2012171251A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Bridgestone Corp | 未加硫タイヤ及び空気入りタイヤ |
US10563034B2 (en) | 2014-09-09 | 2020-02-18 | Takashima & Co., Ltd. | Expanded polystyrene-based resin formed product comprising rubber-like latex and melamine cyanurate and production method thereof |
-
1995
- 1995-07-20 JP JP7207551A patent/JPH0929877A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002264261A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-18 | Oguri Mokko Kk | 積層シート、積層体及び積層体の製造方法 |
JP2012166387A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 多層構造体 |
JP2012171251A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Bridgestone Corp | 未加硫タイヤ及び空気入りタイヤ |
US10563034B2 (en) | 2014-09-09 | 2020-02-18 | Takashima & Co., Ltd. | Expanded polystyrene-based resin formed product comprising rubber-like latex and melamine cyanurate and production method thereof |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |