JPH0929852A - フィルムの製造方法 - Google Patents

フィルムの製造方法

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JPH0929852A
JPH0929852A JP17886495A JP17886495A JPH0929852A JP H0929852 A JPH0929852 A JP H0929852A JP 17886495 A JP17886495 A JP 17886495A JP 17886495 A JP17886495 A JP 17886495A JP H0929852 A JPH0929852 A JP H0929852A
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Nobuaki Ito
伸明 伊藤
Wasuke Yoneyama
和祐 米山
Akimitsu Tsukuda
佃  明光
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フイルムの厚みむらや、製膜の安定性が優れた
溶液製膜フイルムの製造方法を提供する。 【解決手段】ポリマ溶液を支持体上に流延して成形する
フイルムの製造方法において、該支持体がエンドレスベ
ルトであり、該ベルトの溶接部の溶接継ぎ角度をベルト
の進行方向に対して70〜88度とし、該ベルトの溶接
部の平坦度を1/150以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は厚みむらに優れたフ
イルム、特にエンンドレスベルトを支持体として使用し
た溶液製膜フィルムの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】有機ポリマよりなるフィルムは一般にそ
の融点以上の温度をかけることにより溶融状態とし、そ
れを口金から溶融膜として吐出してフィルムを成形する
のに対し、融点と分解温度の近い、または融点が分解温
度より高いポリマは、溶融する前に分解が起るため、適
当な溶媒にポリマを溶かし、そうして得られたポリマ溶
液を支持体上にキャストし、その後溶媒を除去する溶液
製膜法によりフィルムに成形される。例えば、セルロー
ス、酢酸ビニル、あるいは芳香族ポリアミド、芳香族ポ
リイミドなどが挙げられる。
【0003】支持体上へ流延されたポリマ溶液は、自己
保持性を持つまで溶媒を除去する時間が必要であるが、
一般には長時間を必要とするため、支持体としてエンド
レスベルトが使用される(芳香族ポリアミドの例として
は特開平4−139229)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ベルトは一般に金属性
であり、エンドレス化のためには少なくとも1箇所の溶
接が必要であるが、この溶接部分の精度が悪いとフイル
ムの厚みむらが悪くなったり、さらにフイルムが破れて
安定製膜できない等の問題があった。また長時間使用し
ていると、溶接部の表面性や平面性が悪化して同様の問
題を引き起こす。
【0005】本発明はかかる問題点を解決し、フイルム
の厚みむらや製膜の安定性がすぐれたフィルムの製造方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリマ溶液を
支持体上に流延して成形するフイルムの製造方法におい
て、該支持体がエンドレスベルトであり、該ベルトの溶
接部の溶接継ぎ角度がベルトの進行方向に対して70〜
88度であり、該ベルトの溶接部の平坦度が1/150
以下であることを特徴とするフィルムの製造方法であ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明でいうフイルムとはポリマ
と溶媒を主成分とする溶液を口金より支持体上にキャス
トして成形される溶液製膜フイルムである。溶媒の種類
はポリマを溶解するものであれば特に限定はされない。
また溶液中のポリマの濃度はポリマの種類にもよるが、
一般的に3〜50wt%であり、溶液中にはポリマと溶
媒以外に目的に応じて、滑材、可塑剤、導電性粒子、酸
化防止剤その他の添加剤がブレンドされていても差し支
えない。ポリマの例としては、芳香族ポリアミド、芳香
族ポリイミド、ポリアリレート、、ポリカーボネート、
二酢酸セルロースや三酢酸セルロースなどのセルロース
ポリマ、酢酸ビニル、ポリビニルアルコールなどが挙げ
られる。
【0008】本発明のフィルムの製造に使用される支持
体の形態は、エンドレスベルトである。材質としては、
鉄、ステンレス(SUS)、ニッケル、チタン、タンタ
ル、銅等、さらにこれらの表面にクロム、ニッケル等の
メッキや表面処理が施されていてもよい。
【0009】ベルトの厚みは0.5〜3mmが平面性が
良好なものとなるので好ましい。より好ましくは1〜2
mmである。また幅は生産性の点から広いほうがよいが
1〜4mが使用上好ましい。
【0010】エンドレス化のための溶接部はベルト長手
方向に少なくとも1箇所存在する。あるいは必要なベル
トの大きさや材料の大きさにもよるが2箇所以上存在す
る場合もある。この溶接継ぎ角度はベルトの進行方向に
対して70〜88度、好ましくは75〜85度が必要で
ある。88度よりも大きいと、ベルトの走行時、ベルト
を支持するドラムやロールでベルトが屈曲する際に溶接
部分がほぼ同時に屈曲することになり、使用していると
次第に折れ曲がり、その結果溶接部分の平坦度が悪化
し、得られたフイルムの厚みむらも悪くなる。さらに製
膜の安定性が悪くなり、フイルムが破れる問題を引きお
こす。一方70度より小さいとベルトの走行性が悪く、
蛇行が大きくなって製膜が不安定になる。
【0011】溶接部分の平坦度は1/150以下が必要
である。より好ましくは1/300以下である。これよ
りも大きいと溶接部に対応した部分のフイルムの厚みむ
らが悪化する。
【0012】またポリマ溶液のベルト上への流延角度は
溶接部に対し2〜20度、より好ましくは5〜15度が
よい。溶接部に対する流延角度とは、図1又は図2に示
す角度6であり、ベルトの進行方向に対する流延装置の
設置角度から溶接継ぎ角度を引いた角度で表す。本発明
の溶接角度を有するベルトを使用し、口金やギーサ等の
流延装置をベルト進行方向に対し直角に置いた場合は、
この角度が取れるので好ましい。しかし流延装置の角度
は特に限定されるものではなく、溶接部に対して2〜2
0度の範囲になるように調整すればよい。本発明の溶接
部分は上記のように非常に優れたものであるが、溶接以
外の部分とは結晶構造が異なる等完全に同一ではないた
め、溶接部で流延性がわずかに変動して、キャスト性が
不安定になることがあるが、流延角度を溶接部に対し2
〜20度つけ、流延時間をずらすことにより、製膜の安
定性が増す。
【0013】ベルトの表面粗さは、溶接部、非溶接部と
も最大高さRtで0.5μm以下が好ましい。0.5μ
mより大きいと、フイルムの表面が粗れたり、流延が不
安定になったりするので好ましくない。なお表面性や耐
食性、硬度の向上のために、その目的に応じてベルト上
にクロム、金、銀、ニッケルなどのメッキや表面処理を
施してもよい。表面処理の一例としてはクロムの薄膜酸
化水和物皮膜などがある。
【0014】本発明のフィルムは、ポリマが芳香族ポリ
アミドや芳香族ポリイミドであると本発明の効果が大き
く好ましい。製膜するフイルムの厚さは限定されないが
一般には1〜100μmである。特に10μ以下の薄い
フイルムになると、ベルトの溶接部の影響が大きくなる
ので本発明の効果は大きなものとなる。
【0015】本発明のフィルムの製造方法を芳香族ポリ
アミドフィルムを例にとって説明するがこれに限定され
るものではない。
【0016】まず芳香族ポリアミドポリマの製造である
が、酸クロリドとジアミンから得る場合には、N−メチ
ルピロリドン(NMP)、ジメチルアセトアミド(DM
Ac)、ジメチルホルムアミド(DMF)などの非プロ
トン性有機極性溶媒中で、溶液重合したり、水系媒体を
使用する界面重合などで合成される。ポリマ溶液は、単
量体として酸クロリドとジアミンを使用すると塩化水素
が副生するが、これを中和する場合には水酸化カルシウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸リチウムなどの無機の中和
剤、またエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、
アンモニア、トリエチルアミン、トリエタノールアミ
ン、ジエタノールアミンなどの有機の中和剤が使用され
る。また、イソシアネートとカルボン酸との反応は、非
プロトン性有機極性溶媒中、触媒の存在下で行なわれ
る。
【0017】これらのポリマ溶液はそのまま製膜原液と
して使用してもよく、あるいはポリマを一度単離してか
ら上記の有機溶媒や、硫酸等の無機溶媒に再溶解して製
膜原液を調製してもよい。
【0018】フイルムの表面に微細な凹凸をつけるため
に粒子を添加することが好ましい。粒子の添加方法は、
粒子を予め溶媒中に十分スラリ−化した後、重合用溶媒
または希釈用溶媒として添加する方法や、製膜原液を調
製した後に直接添加する方法などがある。
【0019】ポリマ濃度は、高い方が生産性向上につな
がり望ましいが、現実的なプロセスの観点から3〜50
%の範囲内である。
【0020】上記のように調製された製膜原液は、溶液
製膜法によりフィルム化が行なわれる。溶液製膜法には
乾式法、乾湿式法、湿式法があるが、エンドレスベルト
を使用する方法であればどの方法でも限定されるもので
はない。
【0021】乾湿式法で製膜する場合を例にとって説明
すると、まず該溶液を口金からエンドレスベルト上に押
し出して薄膜とし、次いでかかる薄膜層から溶媒を飛散
させ薄膜が自己保持性をもつまで乾燥する。
【0022】このように支持体上にキャストされた膜は
熱風、支持体加熱あるいは赤外線加熱などの方法により
乾燥を受け溶媒が除去される。乾燥条件は室温〜溶媒の
沸点+20℃、60分以内の範囲であり、好ましくは室
温〜溶媒の沸点の範囲である。
【0023】上記乾式工程を終えたフィルムは湿式工程
に導入され、ここでフィルム中に含有されている溶媒や
不純物が除去される。この浴は一般に水系媒体からなる
ものであり、水の他に有機溶媒や無機塩等を含有してい
てもよい。しかし、一般には水分量は30%以上、好ま
しくは50%以上含有されているものであり、浴温度は
通常0〜100℃で使用される。
【0024】湿式工程を出たフィルムは更に乾燥、熱処
理が行われてフィルムとなる。温度としては200〜4
50℃で1分以上60分以下である。
【0025】以上のように形成されるフィルムはその製
膜工程中で、厚みむら、機械特性向上の目的で延伸が行
なわれてもよい。延伸倍率は縦延伸倍率が0.95〜
2.0(縦延伸倍率とは巻き取り速度をキャスト速度で
除した値で定義する。)面倍率で0.8〜4.0(面倍
率とは延伸後のフィルム面積を延伸前のフィルムの面積
で除した値で定義する。)の範囲内であると局所厚みむ
ら、機械特性の点から好ましく、より好ましくは縦延伸
倍率が1.05〜1.5、面倍率が1.1〜3.0であ
る。
【0026】こうして得られたフィルムを巻き取って芳
香族ポリアミドフィルムが得られる。
【0027】
【実施例】本発明の測定方法、効果の評価方法は次の方
法による。
【0028】(1)溶接継ぎ角度 図1又は図2に示すように、ベルトの進行方向と溶接線
との角度3で表す。角度は90度以下の数値で表す。
【0029】(2)平坦度 図3又は図4に示す方法で測定する。ベルトに1kg/
mm2 の張力をかけ、測定部(溶接部のベルト裏面側)
に定規を当て、隙間ゲージでhを測定する。非平坦部の
長さLを求め、h/Lで表す。なおベルトのならし運転
前(使用前)に測定した値であらわす。
【0030】(3)支持体表面粗さ(最大高さ Rt) 表面粗さ計で測定する。カットオフ値0.08mm、測
定長4mmを5回測定し、その平均で表わす。表面処理
やメッキをした場合は、その処理後に測定する。
【0031】(4)製膜性 ベルトは120℃で10m/分の速度で100時間なら
し運転し、その後フイルムを流延して、製膜やベルトの
蛇行等の様子を観察した。1時間以上問題なく製膜でき
たものを○、それ以下の場合を×とした。
【0032】(5)厚みむら 製膜したフイルムを、電子マイクロ厚さ計で長手方向
(MD)について測定する。溶接部の厚みが溶接部以外
の厚みに対し、絶対値で20%以内のむらの場合は○、
それ以上の場合は×とした。
【0033】実施例1 N−メチルピロリドン(NMP)に芳香族ジアミン成分
として85モル%に相当する2−クロルパラフェニレン
ジアミンと、15モル%に相当する4、4’−ジアミノ
ジフェニルエ−テルとを溶解させ、これに99モル%に
相当する2−クロルテレフタル酸クロリドを添加し、2
時間撹拌して重合を完了した。なお重合前に50nm径
のコロイダルシリカを、ポリマ当たり0.1wt%にな
るように添加した。これを水酸化リチウムで中和し、つ
いでアンモニア水をNMPで希釈して添加し、ポリマ濃
度10wt%、固有粘度2.6、溶液粘度3500ポイ
ズ(30℃)の芳香族ポリアミド溶液を得た。
【0034】このポリマ溶液を5μmカットのフィルタ
−を通した後、口金からエンドレスベルト上にキャスト
した。ベルトは、材質はSUS304製、厚み1mm、
幅0.5m、長さ5m、表面の粗さRtは0.09μm
である。またベルトを支持するドラムは、直径が0.8
mであった。その他のベルトの精度は表1に示したとお
りである。なお流延角度は、口金をベルトの走行方向に
対し90度にセットしたので、溶接部に対しては10度
である。
【0035】このベルト上でポリマ溶液を150℃の熱
風で2分間加熱して溶媒を蒸発させ、自己保持性を有す
るフィルムをベルトから連続的に剥離した。次に50℃
の水槽内へフィルムを導入して残存溶媒と中和で生じた
無機塩などを抽出し、さらに300℃のテンタ−で1.
5分間水分の乾燥と熱処理を行なって厚さ5μmの芳香
族ポリアミドフィルムを得た。この間にフィルム長手方
向と幅方向に各々1.2倍、1.35倍延伸を行なっ
た。このフイルムの製膜は非常に安定しており、また溶
接部のフイルムの厚みむらも5%と良好であった。な
お、このフイルムはヤング率が、長手方向1450kg
/mm2 、幅方向1510kg/mm2 であった。
【0036】実施例2、3 実施例1と同一のポリマ溶液を用いて表1に示すベルト
を使ってフィルムを製膜した。製膜性、フイルムの厚み
むらとも優れたものであった。
【0037】実施例4 実施例1と同一のポリマ溶液を用いて表1に示すベルト
を使ってフィルムを製膜した。なお流延角度を溶接部に
対し7度にするように口金をベルト走行方向に対し、8
7度に置いた。製膜性、フイルムの厚みむらとも優れた
ものであった。
【0038】比較例1 実施例1と同一のポリ溶液を用いて表1に示す支持体で
フィルムを製膜した。平坦度は使用前は良好であった
が、ならし運転後に再度測定したところ、1/100と
悪化していた。このベルトを使用して製膜したところ、
製膜性、フイルムの厚みむらは満足できるものではなか
った。
【0039】比較例2 実施例1と同一のポリ溶液を用いて表1に示す支持体で
フィルムを製膜した。最初から平坦度が悪いため、製膜
性、厚みむらとも満足できるものではなかった。
【0040】比較例3 溶接継ぎ角度が小さいベルトを使用し、実施例1と同様
に製膜したが、ベルトの蛇行が大きく製膜が安定しなか
った。また得られたフイルムの厚みむらも悪かった。
【0041】
【表1】
【0042】
【発明の効果】本発明の支持体を使用することにより、
ベルトの走行性が安定で、かつフイルム破れの少ない安
定した製膜が可能となる。また得られた溶液製膜フィル
ムは、厚みむらの良好なものである。特に芳香族ポリア
ミドフィルムとしたときは、その主要な用途である磁気
記録媒体用に要求されるフイルムの厚みむらが、非常に
優れ、良好な電磁変換特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト溶接部の溶接継ぎ角度及びフィルム流延
角度を求めるための一例を示した図であり、ベルト上面
から流延装置及びベルト面をみた上面模式図である。
【図2】ベルト溶接部の溶接継ぎ角度及びフィルム流延
角度を求めるための別の一例を示した図であり、ベルト
上面から流延装置及びベルト面をみた上面模式図であ
る。
【図3】ベルトの溶接部の裏面が凹部を形成する場合に
溶接部の平坦度を求めるための一例を示した図であり、
該ベルト溶接部の裏面部分について、ベルト長手方向と
平行な厚み方向概略断面図である。
【図4】ベルトの溶接部の裏面が凸部を形成する場合に
溶接部の平坦度を求めるための一例を示した図であり、
該ベルト溶接部の裏面部分について、ベルト長手方向と
平行な厚み方向概略断面図である。
【符号の説明】
1:ベルト 2:溶接線 3:溶接継ぎ角度 4:ベルト進行方向 5:流延装置(口金など) 6:溶接部に対する流延角度 7:定規

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリマ溶液を支持体上に流延して成形する
    フイルムの製造方法において、該支持体がエンドレスベ
    ルトであり、該ベルトの溶接部の溶接継ぎ角度がベルト
    の進行方向に対して70〜88度であり、該ベルトの溶
    接部の平坦度が1/150以下であることを特徴とする
    フィルムの製造方法。
  2. 【請求項2】該ベルトの溶接部の溶接継ぎ角度が75〜
    85度であることを特徴とする請求項1に記載のフィル
    ムの製造方法。
  3. 【請求項3】該ベルトの溶接部の平坦度が1/300以
    下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のフィ
    ルムの製造方法。
  4. 【請求項4】該ベルトの溶接部に対し、2〜20の角度
    でフイルムを流延することを特徴とする請求項1から3
    のいずれかに記載のフィルムの製造方法。
  5. 【請求項5】該ベルトの溶接部に対し、5〜15の角度
    でフイルムを流延することを特徴とする請求項1から4
    のいずれかに記載のフィルムの製造方法。
  6. 【請求項6】フイルムが芳香族ポリアミドフイルム、あ
    るいは芳香族ポリイミドフイルムであることを特徴とす
    る請求項1から5のいずれかに記載のフィルムの製造方
    法。
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