JPH09296968A - 吸収式冷凍機 - Google Patents

吸収式冷凍機

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JPH09296968A
JPH09296968A JP8109692A JP10969296A JPH09296968A JP H09296968 A JPH09296968 A JP H09296968A JP 8109692 A JP8109692 A JP 8109692A JP 10969296 A JP10969296 A JP 10969296A JP H09296968 A JPH09296968 A JP H09296968A
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combustion surface
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flame
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Masatoshi Asakawa
正俊 浅川
Hidetoshi Arima
秀俊 有馬
Norikazu Kubota
伯一 久保田
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液管型ボイラによる高温再生器における加熱
室の局部的な過熱による弊害をなくして小型化した吸収
式冷凍機を提供する。 【解決手段】 高温再生器5は、吸収液の稀液2aを流
通する垂直な液管51を行列状に配置した加熱室63
を、面状火炎形バーナー60Xの燃焼面60D2で加熱
して稀液2aから冷媒蒸気7aを蒸発させる。第1に
は、水平面内における燃焼面60D2の燃焼面幅60B
Xを液管51の行列状の配置幅51BXよりも狭い幅に
する。第2には、水平面内における燃焼面60D2の火
炎量を中央部分では大きく、壁部50B側では小さくす
る。第3には、垂直面内における燃焼面60D2の火炎
量を上方では大きく、下方では小さくする。稀液2aの
流動が、流路51aでは上昇方向に、また、流路50a
・50bでは稀液2aが下降方向に流動するので、加熱
室63の局部的な過熱による腐食事故のない小型化した
吸収式冷凍機を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高温再生器の加
熱効果を向上するようにした吸収式冷凍機機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】吸収式冷凍機としては、吸収剤を臭化リ
チウム、冷媒を水として混合した臭化リチウム水溶液な
どの吸収液を用いた図5のような吸収冷凍機100が周
知である。
【0003】図5において、太い実線部分は冷媒液・吸
収液・冷却用水などの液体管路、二重線部分は冷媒蒸気
の蒸気管路であり、まず、吸収液の循環系を、吸収器1
の底部に溜っている低濃度の吸収液、つまり、稀液2a
を起点として説明する。
【0004】稀液2aは、ポンプP1により、管路3を
経て、高温再生器5に入る。高温再生器5は、下方から
バーナーなどの加熱器6で加熱しているので、稀液2a
に中に含まれている冷媒が蒸発して、高温になった中濃
度の吸収液、つまり、中間液2bと、冷媒蒸気7aとに
分離する。
【0005】高温の中間液2bは、管路8を経て、高温
側の熱交換器9に入る。熱交換器9で、高温の中間液2
bは、管路3を通る稀液2aに熱を与えて放熱し、温度
が低下した後、管路10を経て、低温再生器11に入
る。
【0006】低温再生器11では、管路21を経て、中
間液2bを加熱する低温再生器11内の放熱管11Aに
冷媒蒸気7aを送り込んで加熱しているので、中間液2
bの中に含まれている冷媒が蒸発して、高温になった高
濃度の吸収液、つまり、濃液2cと、冷媒蒸気7bとに
分離する。
【0007】高温の濃液2cは、管路12を経て、低温
側の熱交換器13に入る。熱交換器13で、高温の濃液
2cは、管路3を通る稀液2aに熱を与えて放熱し、中
温になった後、管路14を経て、吸収器1内の散布器1
Aに入り、散布器1Aの多数の穴から散布する。
【0008】散布した濃液2cは、冷却管1Bの外側を
流下する際に、隣接する蒸発器26から入ってくる冷媒
蒸気7cを吸収して稀薄化するときに、吸収器1内の冷
却管1Bを流通する冷却用水32aによって冷却され
て、低温の稀液2aに戻り、吸収液の一巡が終えるとい
う吸収液循環を繰り返すものである。
【0009】次に、冷媒の循環系を、吸収器1に入った
冷媒蒸気7Cを起点にして説明する。冷媒蒸気7cは、
上記の吸収液循環系で説明したように、吸収器1内の散
布器1Aから分散した濃液2cに吸収されて、稀液2a
の中に入り、高温再生器5で冷媒蒸気7aになる。
【0010】冷媒蒸気7aは、管路21を経て、低温再
生器11の放熱管11Aに入り、中間液2bに熱を与え
て放熱し、凝縮して冷媒液24aになった後、管路22
を経て、凝縮器25の底部に入る。
【0011】凝縮器23は、隣接する低温再生器11と
の間の多数の通路11Bを経て入ってくる冷媒蒸気7b
を、凝縮器23内の冷却管23Aを通る冷却用水32a
で冷却し、冷媒蒸気7bを凝縮して低温の冷媒液24a
にする。冷媒液24aは、管路25を経て、蒸発器26
に入り、蒸発器26の低部に溜まって冷媒液24bにな
る。
【0012】ポンプP2は、冷媒液24bを、管路28
を経て、散布器26Aに送り、散布器26Aの多数の穴
から散布することを繰り返す。散布した冷媒液24b
は、蒸発器26内の熱交管26Bを通る被熱操作流体、
つまり、冷温水/戻水35aを冷却する。この冷却の際
に、冷媒液24bは、冷温水/戻水35aから熱を吸収
して蒸発し、冷媒蒸気7cになった後、隣接する吸収器
1との間の多数の通路26Cを経て、吸収器1に戻り、
冷媒の一巡が終えるという冷媒循環を繰り返すものであ
る。
【0013】以上のよう運転により、高温再生器5と低
温再生器11との二重の再生動作によって、吸収液と冷
媒、つまり、熱操作流体を循環しながら蒸発器26内の
熱交管26B、つまり、熱交換用配管によって、管路3
6から与えられる被熱操作流体、つまり、冷温水/戻水
35aを冷却し、管路37から冷温水35bを室内冷房
機器などの冷却対象機器などの冷却負荷に冷却用被熱操
作流体として与える二重効用の冷却を行っており、主と
して、冷房用に用いている。
【0014】そして、冷却用水32aが各目的箇所を冷
却して加温された冷却用水/戻水32bは管路34を経
て、放熱装置、例えば、空冷による冷却塔または空冷熱
交換器などに送られ、放熱して低温の冷却用水32aに
戻され。
【0015】吸収式冷凍機100は、以上のように、二
重効用の冷却を行うように構成されているものである
が、図5に点線で示したように、高温再生器5で蒸発し
た冷媒蒸気7aと高温熱交換器9に入れるべき高温の中
間液2bを蒸発器26に与える管路41に設けた開閉弁
V1を開いて、直接、蒸発器26に戻すとともに、蒸発
器26の下部に溜まっている冷媒液24bを、管路28
と管路4との間を側路する管路43に設けた開閉弁V2
を開いて冷媒液24bを吸収液2aに混入するように切
換えることにより、低温再生器11を用いずに、高温再
生器5のみの運転によって、吸収液循環と冷媒循環とを
行いながら蒸発器26内の熱交管26B、つまり、熱交
換用配管によって、管路36から与えられる被熱操作流
体、つまり、冷温水/戻水35aを加温し、冷水に代え
て温水を供給にするようした構成を付加することによ
り、冷却負荷210を加温負荷に変更し、主として暖房
用に用いている。
【0016】さらに、上記の二重効用の冷却を行うよう
にした構成において、冷媒蒸気7bの管路21の途中に
熱交換器81を設け、加温負荷を加温して戻された温水
/戻水82aを冷媒蒸気7bとの熱交換により加温して
温水82bとして供給することにより、管路37の冷温
水32bは冷却負荷に冷却熱源として供給する動作を行
わせた状態で、この動作と同時に、温水52bを加温負
荷に加温熱源として供給する動作を行わせるようにした
冷水温水併給型のものがある。
【0017】そして、吸収式冷凍機100の制御部70
は、所要の各部の状態を検出して得られる各検出信号
と、運転条件などを入力する操作部(図示せず)から与
えられる各操作信号とにもとづいて、所要の制御処理を
行い、所要の各制御対象に各制御信号を与えることによ
り、目的とする運転を行うように構成されている。
【0018】また、こうした吸収式冷凍機100におい
て、高温再生器5の部分の構成として、図6のような液
管型ボイラによる構成(以下、第1従来技術という)が
特開昭63−294467・特開平6−221718に
よって開示されている。
【0019】図6において、太線で示す箇所は、構成部
材の肉厚部分であって、一般に、金属材料、例えば、ス
テンレス鋼材の板または管によって構成されている部分
であり、斜線のハッチングを施した箇所は稀液2aを収
容している部分である。
【0020】そして、加熱器6を相当するノズル形バー
ナー60、つまり、先混合形ガスバーナーは、燃料ガス
60Aと空気60Bとを混合した混合ガスをノズル61
の先端側で燃焼させるものであり、この燃焼による火炎
62にもとづく熱エネルギーを、加熱室63を囲む容器
50の内壁50Bと加熱室63に設けた垂直な液管51
とに与えた後に排熱ガスとして排出路64から排出す
る。
【0021】稀液2aは、流入管52から加熱室63を
囲む容器50の内部に流入し、容器50の外壁50Aと
内壁50Bとの間の隙間と、〔a−a断面〕のように、
千鳥掛けの行列状に配置した各液管51の内部とに貯留
され、火炎62にもとづく加熱エネルギーを受けて冷媒
蒸気7aを蒸発させて容器50の上方の空間部分に貯留
しながら管路21から流出するとともに、冷媒蒸気7a
を蒸発させて濃度の高くなった中間液2bを管路8に流
出する。なお、蒸発したての冷媒蒸気7aには、飛沫状
の吸収液成分が含まれているので、迂回板54で流出経
路を迂回させることによって、冷媒蒸気7aのみを管路
21に流出できるようにしている。
【0022】なお、特開昭63−294467の構成で
は、加熱室63の構成が折り返し状の経路に形成され、
液管51を折り返した側の経路に配置するとともに、経
路の後方に位置する液管51には吸熱を向上させるため
のひれ状体、つまり、吸熱フィン51X1を設ける構成
を開示している。
【0023】また、特開平6−221718の構成で
は、液管51を加熱室63の加熱経路に沿って長くした
偏平状の液管にして形成するとともに、偏平状の液管5
1の後方側に吸熱フィンを設ける構成を開示している。
【0024】加熱器6に利用できる元混合形ガスバーナ
ーの一種として、図7の構成(以下、第2従来技術とい
う)が日本機械学会昭和35年6月発行「機械工学便
覧」第12編・第40図などによって開示されている。
【0025】図7において、太線で示す箇所は、構成部
材の肉厚部分であって、一般に、金属材料、例えば、ス
テンレス鋼材の板などによって構成されている部分であ
り、交差線のハッチングを施した箇所は多穴面状耐火ブ
ロック60Dの断面部分である。
【0026】そして、燃料ガス60Aは、混合室60C
で、燃焼に必要な酸素量を含む量の空気60Bと混合さ
れて混合ガスになった後に、多穴面状耐火ブロック60
Dの導穴60D1を通った外側の燃焼面60D2で多数
の面状の火炎になって燃焼するように仕組まれており、
火炎が平面状に分布したバーナー(この発明において、
面状火炎形バーナーという)60Xを形成している。
【0027】多穴面状耐火ブロック60Dは、厚板状の
耐火材料、例えば、チタン合金などに図のような多数の
微細な導穴60D1を設けたものを主体として形成した
ものである。
【0028】そして、図8のように、上記の第1従来技
術におけるノズル形バーナー60、つまり、先混合形ガ
スバーナーの部分に代えて、上記の第2従来技術による
面状火炎形バーナー60Xを設けた高温再生器5の構成
(以下、第3従来技術という)が提案されている。
【0029】図8において、加熱器6に相当する面状火
炎形バーナー60Xは、例えば、図7と同様の構成をも
つものであるが、多穴面状耐火ブロック60Dの導穴6
0D1の部分を簡略して図示したものである。
【0030】各液管51の配置は、燃焼面60D2に最
も近い部分に配置した液管51の一群を第1管群51A
とし、燃焼面60D2から最も遠い部分に配置した液管
51の一群を第3管群51Cとし、これらの中間に配置
した液管51の一群を第2管群51Bとしている。
【0031】そして、間仕切50Cは、第1管群51A
と第2管群51Bとの区分箇所に位置で、容器50の底
側の外壁50Aと内壁50Bとの間を仕切る間仕切であ
り、ポンプP1によって送り込まれた稀液2aが、燃焼
面60D2による加熱によって、第1管群51Aの部分
では、〔B−B断面〕に示す矢印のように、液管51内
の流路51aと、外壁50Aと内壁50Bとの間の流
路、つまり、壁部側の流路50a・50bと底部側の流
路50cのいずれの流路でも、上昇方向に流動し、容器
50の上方側から第2管群51Bと第3管群51Cに向
かって流動するようにしている。
【0032】また、第3管群51Cでは、第1管群51
Aと第2管群51Bとの箇所で既に熱エネルギーの大半
を失った後の加熱が行われることになるので、直径を細
くした液管51Yにして稀液2aの流動量を少なくする
とともに、液管51Yに吸熱フィン51Y1を設けて吸
熱量を増加するようにしている。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】上記の第1従来技術に
よる高温再生器5の構成では、ノズル形バーナー60、
つまり、先混合形ガスバーナーを用いているため、火炎
62が集中して長い形状にならざるを得ないこと、ま
た、稀液2aを流通する感情Aの通る液管51が火炎6
2に直接的に触れるように構成したのでは、火炎が冷却
されて未燃焼ガスが残留してしまうなどの理由によっ
て、全体形状を小型に構成することが困難である。
【0034】全体形状を小型に構成するために、上記の
第3従来技術のように、面状火炎形バーナー60Xを設
けるとともに、面状火炎形バーナー60Xの近傍に液管
51を配列して構成したのみでは、内壁50Aと外壁5
0Bとの間の流路50a・50bにおける稀液2aと液
管51内の流路51aにおける稀液2aとが同様の加熱
状態で加熱されるため、流路50a・50b内の稀液2
aと流路51a内の稀液2aとが、図8の〔B−B断
面〕における矢印方向のように、いずれも上昇方向に流
動するので、高温化による腐食事故が全体または局部的
に生ずるという不都合が生ずる。このため、こうした不
都合を無くして、稀液2aの流れがバランスよく流動す
るように構成した小型安価な吸収式冷凍装置の提供が望
まれているという課題がある。
【0035】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
な吸収液の稀液を流通する垂直な液管を水平面内におい
て行列状の配置にした加熱室を、面状火炎形バーナーの
燃焼面で加熱することにより上記の稀液から冷媒蒸気を
蒸発させるようようにした吸収式冷凍機において、上記
の加熱室の過熱を避けるために、水平面内における上記
の燃焼面の幅を上記の液管の行列状の配置幅よりも狭い
幅に形成する燃焼面形成手段を設ける第1の構成と、
【0036】この第1の構成における燃焼面形成手段に
代えて、上記の加熱室の過熱を避けるために、水平面内
における上記の燃焼面の火炎量を中央部分では大きく上
記の壁部側では小さくなる配置に形成する燃焼面形成手
段を設ける第2の構成と、
【0037】上記の第1の構成における燃焼面形成手段
に代えて、上記の加熱室の過熱を避けるために、水平面
内における上記の燃焼面の火炎量を中央部分で大きく中
央部分から上記の壁部側に至るに従って段階的に小さく
なる配置に形成する燃焼面形成手段を設ける第3の構成
と、
【0038】上記の第1の構成における燃焼面形成手段
に代えて、上記の加熱室の過熱を避けるために、水平面
内における上記の燃焼面の火炎量を中央部分では大きく
中央部分から上記の壁部側に至るに従って徐々に小さく
なる配置に形成する燃焼面形成手段を設ける第4の構成
と、
【0039】上記の第1の構成における燃焼面形成手段
に代えて、上記の加熱室の過熱を避けるために、垂直面
内における上記の燃焼面の火炎量を上方では大きく下方
では小さくなる配置に形成する燃焼面形成手段を設ける
第5の構成と、
【0040】上記の第1の構成における燃焼面形成手段
に代えて、上記の加熱室の過熱を避けるために、垂直面
内における上記の燃焼面の火炎量を中央部分から上方で
は大きく中央部分から下方に至る従って段階的に小さく
なる配置に形成する燃焼面形成手段を設ける第6の構成
と、
【0041】上記の第1の構成における燃焼面形成手段
に代えて、上記の加熱室の過熱を避けるために、垂直面
内における上記の燃焼面の火炎量を中央部分から上方で
は大きく中央部分から下方に至る従って徐々に小さくな
る配置に形成する燃焼面形成手段を設ける第7の構成と
により、上記の課題を解決したものである。
【0042】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態として、図
8のような構成の高温再生器5に対して、この発明を適
用した場合の実施例を説明する。
【0043】
【実施例】以下、図1〜図4により実施例を説明する。
図1〜図4において、図5〜図8における符号と同一の
符号で示す部分は、図5〜図8で説明した同一符号の部
分と同一の機能をもつ部分である。また、図1〜図4に
おいて同一の符号で示す部分は、図1〜図4のいずれか
の図において説明した同一符号の部分と同一の機能をも
つ部分である。
【0044】〔面状火炎形バーナー構成の第1実施例〕
面状火炎形バーナー構成の第1実施例を図1によって説
明する。図1の構成において、図8の構成と異なる箇所
は、面状火炎形バーナー60Xの燃焼面60D2の幅6
0BXを、液管51の水平面内における行列状の配置幅
51BXよりも小さくすることにより、燃焼面60D2
からの火炎が、両側の内壁50Bを直接的に加熱しない
ように構成した箇所である。
【0045】この構成によれば、両側面側の内壁50B
と外壁50Aとの間の流路50a・50bを流通する稀
液2aが局部的に激しく加熱されることがないので、
〔B−B断面〕における矢印方向のように、第1管群5
1Aにおける流路51aでは上昇方向に流動し、流路5
0a・50bでは下降方向に流動するため、稀液2aの
流れがバランスのよい流動を行い得るようになり、局部
的な高温化による腐食事故を防止できることになる。
【0046】〔面状火炎形バーナー構成の第2実施例〕
面状火炎形バーナー構成の第2実施例を図2によって説
明する。図2は、図8の〔a−a断面〕に相当する構成
部分、つまり、水平面内における構成部分であり、図8
の構成と異なる箇所は、面状火炎形バーナー60Xの燃
焼面60D2の火炎量を、中央部分BYでは大きくし、
中央部分BYから壁部側に至るに従って、つまり、内壁
50Bに近付くに従って、段階的に小さくする配置に形
成したものである。
【0047】具体的には、例えば、中央部分に位置する
多穴面状耐火ブロック部分60Daでは、図8における
導穴60D1の単位面積当たりの配置数が多いか、また
は、導穴60D1の直径が大きくて、燃焼面60D2に
おける火炎量が大きいようにし、両側に位置する多穴面
状耐火ブロック部分60Dbでは、導穴60D1の単位
面積当たりの配置数が少ないか、または、導穴60D1
の直径が小さくて、燃焼面60D2における火炎量が小
さいようにすることにより、火炎量に2段の段階的な変
化を持たせているが、導穴60D1の配置密度の変化の
種類、または、導穴60D1の直径の変化の種類を更に
多くすれば、更に多くの段階的な変化をもつ構成にする
ことができる。
【0048】この構成によれば、両側面側の内壁50B
に対する加熱量のみを少なくできるため、外壁50Aと
の間の流路50a・50bを流通する稀液2aが局部的
に激しく加熱されることがないので、図1の〔B−B断
面〕における矢印方向と同様に、第1管群51Aにおけ
る流路51aでは上昇方向に流動し、流路50a・50
bでは下降方向に流動するため、稀液2aの流れがバラ
ンスのよい流動を行い得るようになり、局部的な高温化
による腐食事故を防止できることになる。
【0049】〔面状火炎形バーナー構成の第3実施例〕
面状火炎形バーナー構成の第3実施例を図2の第2実施
例を基準にして説明する。第3実施例では、図2の第2
実施例における導穴60D1の配置密度の変化の種類、
または、導穴60D1の直径の変化を、例えば、両側に
至るに従って、1つ毎に順次に小さくするように構成す
ることによって、面状火炎形バーナー60Xの燃焼面6
0D2の火炎量を、中央部分BYでは大きくし、中央部
分BYから壁部側に至るに従って、つまり、内壁50B
に近付くに従って、徐々に小さくする配置に形成したも
のである。
【0050】この構成によれば、第3実施例の場合と同
様に、両側面側の内壁50Bに対する加熱量のみを少な
くできるため、外壁50Aとの間の流路50a・50b
を流通する稀液2aが局部的に激しく加熱されることが
ないので、図1の〔B−B断面〕における矢印方向と同
様に、第1管群51Aにおける流路51aでは上昇方向
に流動し、流路50a・50bでは下降方向に流動する
ため、稀液2aの流れがバランスのよい流動を行い得る
ようになり、局部的な高温化による腐食事故を防止でき
ることになる。
【0051】〔面状火炎形バーナー構成の第4実施例〕
面状火炎形バーナー構成の第4実施例を図3によって説
明する。図3は、図8の〔正面縦断面〕に相当する構成
部分、つまり、垂直面内における構成部分であり、図8
の構成と異なる箇所は、面状火炎形バーナー60Xの燃
焼面60D2の火炎量を、中央部分BZから上方では大
きくし、中央部分から下方に至るに従って、つまり、底
側の内壁50Bに近付くに従って、段階的に小さく配置
に形成したものである。
【0052】具体的には、中央部分から上方に位置する
多穴面状耐火ブロック部分60Dcでは、図8における
導穴60D1の単位面積当たりの配置数が多いか、また
は、導穴60D1の直径が大きくて、燃焼面60D2に
おける火炎量が大きいようにし、中央部分から下方側に
位置する多穴面状耐火ブロック部分60Ddでは、導穴
60D1の単位面積当たりの配置数が少ないか、また
は、導穴60D1の直径が小さくて、燃焼面60D2に
おける火炎量が小さいようにすることにより、火炎量に
2段の段階的な変化を持たせているが、導穴60D1の
配置密度の変化の種類、または、導穴60D1の直径の
変化の種類を更に多くすれば、更に多くの段階的な変化
をもつ構成にすることができる。
【0053】この構成によれば、底面側の流路50cに
対する加熱量のみを少なくできるため、外壁50Aとの
間の流路50cを流通する稀液2aが局部的に激しく加
熱されることがないので、底側の流路50cの局部的な
沸騰による稀液2aの流動阻害を無くして、バランスの
よい稀液2aの流動を行わせ得るため、局部的な高温化
による腐食事故を防止することができる。
【0054】〔面状火炎形バーナー構成の第5実施例〕
面状火炎形バーナー構成の第5実施例は、第4実施例に
おける導穴60D1の配置密度の変化の種類、または、
導穴60D1の直径の変化を、例えば、中央部分から下
方に至るに従って、1つ毎に順次に小さくするように構
成することによって、面状火炎形バーナー60Xの燃焼
面60D2の火炎量を、中央部分BZから下方に至るに
従って、つまり、底面側の内壁50Bに近付くに従っ
て、徐々に小さく配置に形成したものである。
【0055】この構成によれば、第4実施例の場合と同
様に、底面側の流路50cに対する加熱量のみを少なく
できるため、底側の流路50cの局部的な沸騰による稀
液2aの流動阻害を無くして、バランスのよい稀液2a
の流動を行わせ得るため、局部的な高温化による腐食事
故を防止することができる。
【0056】〔吸収液流入路構成の実施例〕吸収液流入
路構成の実施例を図4によって説明する。図4におい
て、分流部分3Aは管路3から流入する稀液2aを、第
1管群51Aの各液管51に直接的に流入するように方
向付けるためのものであり、内部に設けた仕切壁3Bに
は、第1管群51Aの各液管51に対向する箇所に流入
穴3B1を配置してある。
【0057】そして、管路3から流入してきた稀液2a
は、〔B−B断面〕における矢印方向のように、各流入
穴3B1によって矢印で示す方向に指向付けられるた
め、最初に液管51内の流路51aを矢印のように上昇
した後に、外壁50Aと内壁50Bとの間の流路50a
・50bを下降するように流動する。また、図1・図2
のように、両側面側の火炎量を小さくした構成の場合に
は、さらに、稀液2aが外壁50Aと内壁50Bとの間
の流路50a・50bを下降方向に流動するというバラ
ンスのよい稀液2aの流動を得ることができるので、腐
食事故を防止できることになる。
【0058】〔実施例の構成の要約〕上記の実施例の構
成を要約すると、面状火炎形バーナー構成の第1実施例
の構成では、吸収液の稀液2aを流通する垂直な液管5
1を水平面内において行列状の配置にした加熱室63
を、面状火炎形バーナー60Xの燃焼面60D2で加熱
することにより上記の稀液2aから冷媒蒸気7cを蒸発
させるようようにした吸収式冷凍機100において、
【0059】上記の加熱室63の過熱を避けるために、
水平面内における上記の燃焼面60D2の幅60BXを
上記の液管51の行列状の配置幅51BXよりも狭い幅
に形成する燃焼面形成手段を設ける第1の構成を構成し
ており、
【0060】面状火炎形バーナー構成の第1実施例と第
2実施例の構成では、上記の第1の構成における燃焼面
形成手段に代えて、上記の加熱室63の過熱を避けるた
めに、例えば、導穴60D1の単位面積当たりの配置
数、または、導穴60D1の直径が大きを変えて配置す
ることにより、水平面内における上記の燃焼面60D2
の火炎量を中央部分BYでは上記の壁部側では小さくな
る配置に形成する燃焼面形成手段を設ける第2の構成を
構成しており、
【0061】面状火炎形バーナー構成の第1実施例の構
成では、上記の第1の構成における燃焼面形成手段に代
えて、上記の加熱室63の過熱を避けるために、例え
ば、導穴60D1の単位面積当たりの配置数、または、
導穴60D1の直径が大きを変えて配置することによ
り、水平面内における上記の燃焼面60D2の火炎量を
中央部分BYで大きく中央部分から上記の壁部側に至る
に従って段階的に小さくなる配置に形成する燃焼面形成
手段を設ける第3の構成を構成しており、
【0062】面状火炎形バーナー構成の第2実施例の構
成では、上記の第1の構成における燃焼面形成手段に代
えて、上記の加熱室63の過熱を避けるために、例え
ば、導穴60D1の単位面積当たりの配置数、または、
導穴60D1の直径が大きを変えて配置することによ
り、水平面内における上記の燃焼面60D2の火炎量を
中央部分BYでは大きく中央部分から上記の壁部側に至
るに従って徐々に小さくなる配置に形成する燃焼面形成
手段を設ける第4の構成を構成しており、
【0063】面状火炎形バーナー構成の第3実施例と第
4実施例の構成では、上記の第1の構成における燃焼面
形成手段に代えて、上記の加熱室63の過熱を避けるた
めに、例えば、導穴60D1の単位面積当たりの配置
数、または、導穴60D1の直径が大きを変えて配置す
ることにより、垂直面内における上記の燃焼面60D2
の火炎量を上方では大きく下方では小さくなる配置に形
成する燃焼面形成手段を設ける第5の構成を構成してお
り、
【0064】面状火炎形バーナー構成の第3実施例の構
成では、上記の第1の構成における燃焼面形成手段に代
えて、上記の加熱室63の過熱を避けるために、例え
ば、導穴60D1の単位面積当たりの配置数、または、
導穴60D1の直径が大きを変えて配置することによ
り、垂直面内における上記の燃焼面60D2の火炎量を
中央部分BZから上方では大きく中央部分から下方に至
る従って段階的に小さくなる配置に形成する燃焼面形成
手段を設ける第6の構成を構成しており、
【0065】面状火炎形バーナー構成の第4実施例の構
成では、上記の第1の構成における燃焼面形成手段に代
えて、上記の加熱室63の過熱を避けるために、例え
ば、導穴60D1の単位面積当たりの配置数、または、
導穴60D1の直径が大きを変えて配置することによ
り、垂直面内における上記の燃焼面60D2の火炎量を
中央部分BZから上方では大きく中央部分から下方に至
る従って徐々に小さくなる配置に形成する燃焼面形成手
段を設ける第7の構成を構成していることになるもので
ある。
【0066】〔変形実施〕この発明は次のように変形し
て実施することを含むものである。
【0067】(1)冷媒蒸気7aを流出する管路21の
下側に、図6の場合と同様の迂回板54を設けて構成す
る。
【0068】
【発明の効果】この発明によれば、以上のように、吸収
液の稀液から冷媒蒸気を蒸発させるための高温再生器の
加熱室を面状火炎形バーナーで加熱するとともに、面状
火炎形バーナーの燃焼面における火炎の配置を、加熱室
の両側面側と底面側の壁部側では小さくしたり、水平面
内の中央部分と垂直面内の上方部分では大きくしたりし
ているため、加熱室を流通する稀液を局部的に激しく加
熱させることがないように、バランスのよい稀液の流動
を行わせることができるので、内壁の局部的な高温化に
よる腐食事故を防止することができる。
【0069】また、面状火炎形バーナーを加熱室内に配
置した稀液を流通して加熱するための液管にごく接近し
て配置することができるため、稀液の加熱を効率良く行
えるとともに、高温再生器を小型にして、小型安価な吸
収式冷凍装置を提供し得るなどの特長がある。
【図面の簡単な説明】
図面中、図1〜図4はこの発明の実施例を、また、図5
〜図8は従来技術を示し、各図の内容は次のとおりであ
る。
【図1】要部構成正面縦断面・平面横断面・側面縦断面
【図2】要部構成平面横断面図
【図3】要部構成正面縦断面図
【図4】要部構成正面縦断面・側面縦断面図
【図5】全体ブロック構成図
【図6】要部構成正面縦断面・平面横断面・側面縦断面
【図7】要部構成正面縦断面図
【図8】要部構成正面縦断面・平面横断面・側面縦断面
【符号の説明】
1 吸収器 1A 散布器 1B 冷却管 2a 稀液 2b 中間液 2c 濃度 3 管路 3A 分流分流 3B 仕切壁 3B1 流入穴 5 高温再生器 6 加熱器 6A 加熱調整器 7a 冷媒蒸気 7b 冷媒蒸気 7c 冷媒蒸気 8 管路 9 熱交換器 10 管路 11 低温再生器 11A 放熱管 11B 通路 12 管路 13 熱交換器 14 管路 21 管路 22 管路 23 凝縮器 23A 冷却管 24a 冷媒液 24b 冷媒液 25 管路 26 蒸発器 26A 散布器 26B 冷却管 28 管路 31 管路 32a 冷却用水 32b 冷却用水/戻水 33 管路 34 管路 35a 冷温水/戻水 35b 冷温水 36 管路 37 管路 41 管路 45 管路 50 容器 50A 外壁 50B 内壁 50C 間仕切 50a 流路 50b 流路 50c 流路 51 液管 51A 第1管群 51B 第2管群 51BX 配置幅 51C 第3管群 51X1 吸熱フィン 51Y 液管 51Y1 吸熱フィン 51a 流路 52 流入管 54 迂回板 60 ノズル形バーナー 60A 燃料ガス 60B 空気 60BX 燃焼面幅 60C 混合室 60D 多穴面状耐火ブロック 60D1 導穴 60D2 燃焼面 60Da 多穴面状耐火ブロック部分 60Db 多穴面状耐火ブロック部分 60Dc 多穴面状耐火ブロック部分 60Dd 多穴面状耐火ブロック部分 60X 面状火炎形バーナー 61 ノズル 62 火炎 63 加熱室 64 排出路 70 制御部 100 吸収式冷凍機 BY 中央部分 BZ 中央部分 P1 ポンプ P2 ポンプ V1 開閉弁 V2 開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅川 正俊 東京都豊島区南大塚1−5−5 (72)発明者 有馬 秀俊 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 久保田 伯一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収液の稀液を流通する垂直な液管を水
    平面内において行列状の配置にした加熱室を、面状火炎
    形バーナーの燃焼面で加熱することにより前記稀液から
    冷媒蒸気を蒸発させるようようにした吸収式冷凍機であ
    って、 前記加熱室の過熱を避けるために、水平面内における前
    記燃焼面の幅を前記液管の行列状の配置幅よりも狭い幅
    に形成する燃焼面形成手段を具備することを特徴とする
    吸収式冷凍機。
  2. 【請求項2】 吸収液の稀液を流通する垂直な液管を水
    平面内において行列状の配置にした加熱室を、面状火炎
    形バーナーの燃焼面で加熱することにより前記稀液から
    冷媒蒸気を蒸発させるようようにした吸収式冷凍機であ
    って、 前記加熱室の過熱を避けるために、水平面内における前
    記燃焼面の火炎量を中央部分では大きく前記壁部側では
    小さくなる配置に形成する燃焼面形成手段を具備するこ
    とを特徴とする吸収式冷凍機。
  3. 【請求項3】 吸収液の稀液を流通する垂直な液管を水
    平面内において行列状の配置にした加熱室を、面状火炎
    形バーナーの燃焼面で加熱することにより前記稀液から
    冷媒蒸気を蒸発させるようようにした吸収式冷凍機であ
    って、 前記加熱室の過熱を避けるために、水平面内における前
    記燃焼面の火炎量を中央部分では大きく中央部分から前
    記壁部側に至るに従って段階的に小さくなる配置に形成
    する燃焼面形成手段を具備することを特徴とする吸収式
    冷凍機。
  4. 【請求項4】 吸収液の稀液を流通する垂直な液管を水
    平面内において行列状の配置にした加熱室を、面状火炎
    形バーナーの燃焼面で加熱することにより前記稀液から
    冷媒蒸気を蒸発させるようようにした吸収式冷凍機であ
    って、 前記加熱室の過熱を避けるために、水平面内における前
    記燃焼面の火炎量を中央部分では大きく中央部分から前
    記壁部側に至るに従って徐々に小さくなる配置に形成す
    る燃焼面形成手段を具備することを特徴とする吸収式冷
    凍機。
  5. 【請求項5】 吸収液の稀液を流通する垂直な液管を水
    平面内において行列状の配置にした加熱室を、面状火炎
    形バーナーの燃焼面で加熱することにより前記稀液から
    冷媒蒸気を蒸発させるようようにした吸収式冷凍機であ
    って、 前記加熱室の過熱を避けるために、垂直面内における前
    記燃焼面の火炎量を上方では大きく下方では小さくなる
    配置に形成する燃焼面形成手段を具備することを特徴と
    する吸収式冷凍機。
  6. 【請求項6】 吸収液の稀液を流通する垂直な液管を水
    平面内において行列状の配置にした加熱室を、面状火炎
    形バーナーの燃焼面で加熱することにより前記稀液から
    冷媒蒸気を蒸発させるようようにした吸収式冷凍機であ
    って、 前記加熱室の過熱を避けるために、垂直面内における前
    記燃焼面の火炎量を中央部分から上方では大きく中央部
    分から下方に至る従って段階的に小さくなる配置に形成
    する燃焼面形成手段を具備することを特徴とする吸収式
    冷凍機。
  7. 【請求項7】 吸収液の稀液を流通する垂直な液管を水
    平面内において行列状の配置にした加熱室を、面状火炎
    形バーナーの燃焼面で加熱することにより前記稀液から
    冷媒蒸気を蒸発させるようようにした吸収式冷凍機であ
    って、 前記加熱室の過熱を避けるために、垂直面内における前
    記燃焼面の火炎量を中央部分から上方では大きく中央部
    分から下方に至る従って徐々に小さくなる配置に形成す
    る燃焼面形成手段を具備することを特徴とする吸収式冷
    凍機。
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