JPH0929574A - 自動工具交換装置を有するnc工作機のハンド付きシャンク - Google Patents

自動工具交換装置を有するnc工作機のハンド付きシャンク

Info

Publication number
JPH0929574A
JPH0929574A JP19817095A JP19817095A JPH0929574A JP H0929574 A JPH0929574 A JP H0929574A JP 19817095 A JP19817095 A JP 19817095A JP 19817095 A JP19817095 A JP 19817095A JP H0929574 A JPH0929574 A JP H0929574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shank
shaft
holding
cam
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19817095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2969326B2 (ja
Inventor
Yoshikazu Yamazaki
好和 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamazaki Co Ltd
Original Assignee
Yamazaki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamazaki Co Ltd filed Critical Yamazaki Co Ltd
Priority to JP19817095A priority Critical patent/JP2969326B2/ja
Publication of JPH0929574A publication Critical patent/JPH0929574A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2969326B2 publication Critical patent/JP2969326B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 専用のロボットを設けることなくワークの搬
入・搬出を行うことにより、安価にかつ小型になるよう
にする。 【構成】 主軸の軸端に着脱可能に連結されるシャンク
を保持ケースに回転自在に設け、保持ケース内に作動軸
を軸方向にのみ移動可能に設け、該作動軸と前記シャン
クとの間にシャンクの回転運動を直線運動に変換して作
動軸に伝達するカム装置を設け、保持ケースの下部に挾
持爪を懸垂支持し、作動軸の直線運動を挾持爪の接離方
向の運動に変換するリンク機構を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の工具を適宜
交換しながらワークの加工ができるようにした自動工具
交換装置を有するNC工作機に関し、特にヘッドの主軸
に着脱可能に支持されるハンド付きシャンクに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来は、テーブルに対するワークの供給
・搬出を自動的に行なうために、専用のロボットを設け
るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、高
価になるとともに、専用の設置場所を要する欠点があっ
た。本発明はハンド付きシャンクをヘッドの主軸と自動
工具交換装置とに適宜受渡し可能とし、ヘッド側に取付
けられた際に、該ヘッドの主軸を回転させることによ
り、ワークを挾持・解除できるようにすることにより、
上記欠点を解消した自動工具交換装置を有するNC工作
機のハンド付きシャンクを得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の如く構成したものである。即ち、主
軸の軸端に着脱可能に連結されるシャンクを保持ケース
に回転自在に設け、保持ケース内に作動軸を軸方向にの
み移動可能に設け、該作動軸と前記シャンクとの間にシ
ャンクの回転運動を直線運動に変換して作動軸に伝達す
るカム装置を設け、保持ケースの下部に挾持爪を懸垂支
持し、作動軸の直線運動を挾持爪の接離方向の運動に変
換するリンク機構を設ける構成にしたものである。ま
た、主軸の軸端に着脱可能に連結されるシャンクを保持
ケースに回転自在に設け、保持ケース内に作動軸を軸方
向にのみ移動可能に設け、前記シャンクと作動軸との間
にシャンクの正回転のみを作動軸に伝達する第1一方ク
ラッチを設け、該第1一方クラッチと作動軸との間にシ
ャンクの正回転運動を直線往復運動に変換して作動軸に
伝達するカム装置を設け、保持ケースの下部に旋回体を
介して挾持爪を旋回可能に懸垂支持し、作動軸の直線往
復運動を挾持爪の接離方向の運動に変換するリンク機構
を設け、前記シャンクと旋回体との間にシャンクの逆回
転のみを旋回体に伝達する第2一方クラッチを設ける構
成にしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基い
て説明する。図面において、図1は本発明が適用される
自動工具交換装置を有するNC工作機の要部正面図、図
2は本発明の第1実施例を示すハンド付きシャンクの断
面図、図3はそのカム装置部の正面図、図4はその挾持
爪部の断面図である。図1において、1はベッドに起立
支持された支柱(コラム)であり、NC制御装置により
左右(X軸)及び前後(Y軸)方向に移動制御されるよ
うになっている。上記支柱2の正面(前面)側にZ軸サ
ーボモーター(図示省略)によって上下方向に移動制御
されるヘッド支持台2を取り付け、このヘッド支持台2
にヘッド3及び該ヘッド3の主軸4を駆動する主軸モー
ター5を取り付ける。
【0006】上記ヘッド3は、主軸4の下端を下方に突
出させるとともに、該主軸4の下端部に工具15及び後
述するハンド付きシャンク16のシャンク部が着脱可能
に嵌合係止するコーン型のソケット(図示省略)を形成
する。6は上記ソケットに嵌合した工具15のシャンク
部を係脱するためのアンクランプ駆動部、7はテーブ
ル、7aはワークWをテーブルに固定する治具、8は未
加工のワークW1をテーブルの近傍まで移送する嵌入コ
ンベア、9は加工済のワークW2を搬出する搬出コンベ
アである。
【0007】上記支柱の左側部に従来より知られている
自動工具交換装置(ATCユニット)10を取り付け
る。この自動工具交換装置10は、水平軸を中心として
旋回する円板状の旋回体の外周部に多数のシャンクホル
ダー11を所定ピッチで取り付け、各シャンクホルダー
11にエンドミル15a、ドリル15b等の多種類の工
具15及びハンド付きシャンク16を係脱可能に係止す
る。また、上記シャンクホルダー11とヘッド3との中
間部に垂直軸心を中心として回動する中継アーム12を
設ける。
【0008】そして、シャンクホルダー11側の工具1
5又はハンド付きシャンク16と、ヘッド3側の工具1
5又はハンド付きシャンク16とを交換する際には、自
動工具交換装置10の所定のシャンクホルダー11aを
下方に移動させるとともに、該下方に移動したシャンク
ホルダー11aを下向きに回動させ、この状態で中継ア
ーム12を作動させて上記シャンクホルダー11aとヘ
ッド3側の工具15又はハンド付きシャンク16とを適
宜交換する。
【0009】上記ハンド付きシャンク16は図2〜図4
に示すようになっている。図2において、17は保持ケ
ースであり、この保持ケース17の上部にベアリング1
8を介してシャンク19を回転自在に取り付ける。この
シャンク19は、保持ケース17に嵌合する軸部19a
を下方に向けて段階的に小径に形成し、中間径の軸部を
ベアリング18により保持ケース17に回転自在に支持
する。また、シャンク19の上部は保持ケース17から
上方に突出させるとともに、上方に向かって小径となる
テーパー軸部19bに形成する。
【0010】また、上記保持ケース17の下部に作動軸
21を上下方向に摺動可能に嵌挿し、保持ケース17に
固定した回り止めピン22の先端を上記作動軸21の上
部外周に形成した上下方向のガイド溝23に摺動可能に
係合させて上下方向(軸方向)にのみ移動可能にする。
上記シャンク19と作動軸21との間にシャンク19の
回転運動を直線運動に変換して作動軸21に伝達するカ
ム装置を設ける。即ち、シャンク19の下部に駆動円筒
カム24を下向きにして固定し、作動軸21の上部に上
向きの被動円筒カム25を形成し、作動軸21をリター
ンバネ26により上方に押圧付勢して上記駆動円筒カム
24と被動円筒カム25のカム面同志を圧接させる。
【0011】上記駆動円筒カム24及び被動円筒カム2
5は、図3に示すように、両者が対抗する端面に山部と
谷部とを90度の回転角度で有する波型のカム面24
a,25aを形成し、シャンク19が回転して駆動円筒
カム24のカム面24aの山部24a−1が被動円筒カ
ム25のカム面25aの山部25a−1に対面した際に
リターンバネ26に抗して作動軸21を下方に移動さ
せ、上記山部24a−1が被動円筒カム25のカム面2
5aの谷部25a−2に対面した際に作動軸21をリタ
ーンバネ26の反力で上方に移動させるようになってい
る。
【0012】上記保持ケース17の下部に左右に対抗す
る一対のブラケット30,30を下方に向けて突出固定
し、各ブラケット30,30の下端部に前後方向に対抗
する一対の挾持爪31,31を接離可能に取り付ける。
即ち、図4に示すように、ガイド軸32を左右方向(前
後方向)に延長配置して各ブラケット30,30の下端
の両側に固定し、該ガイド軸32に上記挾持爪31,3
1を互いに対抗させ、その上部をブッシュ33を介して
摺動可能に嵌合させる。
【0013】上記各挾持爪31,31をリンク機構35
を介して前述した作動軸21の下端に連結する。このリ
ング機構35は、図4に示すように、倒立L型に屈曲し
た一対のリンクアーム36,36を対抗させてその屈曲
部を支点ピン37によりブラケット30に揺動可能に連
結し、各リンクアーム36,36の上辺の端部を共通す
る連結ピン38により作動軸21の下端に連結し、ま
た、各リンクアーム36,36の下辺の端部を係合ピン
39,39により各挾持爪31,31の上端に連結して
なり、これにより、作動軸21が上方に移動されると、
各リンクアーム36,36を介して各挾持爪31,31
が互いに接近する方向(図4の右半部実線の状態)に移
動され、ワークW(図1)を挾持する。逆に、作動軸2
1が下方に移動されると、各リンクアーム36,36を
介して各挾持爪31,31が互いに離間する方向(図4
の左半部実線の状態)に移動され、ワークWの挾持を解
除する。
【0014】図2において、40は保持ケース17の上
部に設けたセットピンであり、左方に突出する係合片4
1を有し、バネ42により上方に突出付勢する。係合片
41は、シャンク19が保持ケース17に取付けられる
前段で、シャンク19の外周に形成した位置決め溝43
に下方から係合して該シャンク19の回転を規制し、カ
ム面24a,25aの初期接触位置を決定する。また、
セットピン40はシャンク19がヘッド3に係合した際
に、該ヘッド3のケース下面に形成した係合部44に係
合して保持ケース17の初期回転角度、従って挾持爪3
1の向きを決定するとともに、上記係合部44によって
下方に移動され、係合片41を位置決め溝43から離脱
させてシャンク19の回転を許容する。
【0015】上記第1実施例によれば、シャンク19の
テーパー軸部19bをヘッド3の主軸4に取り付け、こ
の状態で搬入コンベア8上のワークW1をテーブル7側
の治具7aに供給する際には、NC制御装置からの指令
により、以下の如く動作させる。まず、主軸4を介して
シャンク19を例えば正転方向に90度回転させ、図3
において駆動円筒カム24のカム面24aの山部24a
−1を被動円筒カム25のカム面25aの山部25a−
1に対面させる。さすれば、作動軸21が下方に移動さ
れ、リンクアーム36,36を介して各挾持爪31,3
1が互いに離間する方向に移動、つまり拡開作動され
る。この状態でヘッド3をX軸、Y軸方向に移動制御し
て搬入コンベア8上のワークW1の直上位置まで移動さ
せた後、該ヘッド3を下降させて挾持爪31,31をワ
ークW1に嵌合させる。
【0016】次いで、上記主軸4を介してシャンク19
を逆転方向に90度(又は正転方向にさらに90度)回
転させ、図3において駆動円筒カム24のカム面24a
の山部24a−1を被動円筒カム25のカム面25aの
谷部25a−2に対面させる。さすれば、作動軸21が
リターンバネ26の反力で上方に移動され、各リンクア
ーム36,36を介して各挾持爪31,31が互いに接
近方向に移動、つまり挾持作動され、上記ワークW1を
挾持する。この状態でヘッド3を上昇させるとともに、
水平方向に移動させて治具7aの直上位置まで移動させ
た後、上記ヘッド3を下降させる。次いで主軸4を介し
てシャンク19を再び正転方向に90度(又は逆転方向
にさらに90度)回転させ、駆動円筒カム24のカム面
24aの山部24a−1を被動円筒カム25のカム面2
5aの山部25a−1に対面させて作動軸21を下方に
移動させて各挾持爪31,31を開作動させ、上記ワー
クW1を治具7a上に載置する。
【0017】次に、テーブル7(治具7a)上のワーク
Wを搬出コンベア9上に排出する際には、NC制御装置
からの指令により、以下の如く動作させる。まず、主軸
4を正転方向に90度回転させ、シャンク19を介して
駆動円筒カム24のカム面24aの山部24a−1を被
動円筒カム25のカム面25aの山部25a−1に対面
させ、前述と同様に作動軸21を下方に移動させて各挾
持爪31,31を拡開作動させる。この状態でヘッド3
を水平方向に移動させて治具7aの上方に配置した後、
該ヘッド3を下降させて挾持爪31,31をワークWに
嵌合させる。
【0018】次いで、主軸4を逆転方向に90度(又は
正転方向にさらに90度)回転させ、シャンク19を介
して駆動円筒カム24のカム面24aの山部24a−1
を被動円筒カム25のカム面25aの谷部25a−2に
対面させ、作動軸21をリターンバネ26の反力で上方
に移動させて各挾持爪31,31を挾持作動させ、上記
ワークWを挾持する。この状態でヘッド3を上昇させる
とともに、水平方向に移動させて搬出コンベア9の上方
に配置した後、ヘッド3を下降させる。次いで主軸4を
再び正転方向に90度(又は逆転方向にさらに90度)
回転させ、シャンク19を介して駆動円筒カム24のカ
ム面24aの山部24a−1を被動円筒カム25のカム
面25aの山部25a−1に対面させて作動軸21を上
動させ、各挾持爪31,31を開作動させて上記ワーク
Wを搬出コンベア9上に載置する。
【0019】次に治具7a上のワークWを加工する際に
は、自動工具交換装置10を従来と同様に作動させてヘ
ッド3側のハンド付きシャンク16と工具ホルダー11
側の所定の工具とを交換する。即ち、中継アーム12に
よりヘッド3側のハンド付きシャンク16を受け取り、
これを下端の工具ホルダー11aに受渡す。次いで例え
ばエンドミル15aを保持している工具ホルダー11を
下端側に移動させ、上記中継アーム12により上記エン
ドミル15aを受け取り、これをヘッド3の主軸4に受
渡す。次いでヘッド3の主軸を起動させ、支柱1及びヘ
ッド支持台2を移動制御して治具7a上のワークWを加
工する。
【0020】図5は第2実施例を示す。このものは、駆
動円筒カム24−1をシャンク19の軸部19aに嵌合
させるとともに、両者をシャンク19の正回転のみを伝
達する第1一方クラッチ50を介して連結し、この駆動
円筒カム24−1のカム面24aを前述した第1実施例
と同様にして作動軸21に設けた被動円筒カム25のカ
ム面25aに圧接させる。また、作動軸21の下端に上
下方向の軸線を中心として回転自在の回転継ぎ手21a
を取付け、この回転継ぎ手21aの下端に第1実施例と
同様のリンクアーム36,36を懸垂支持する。また、
保持ケース17の下部に外周部にギヤ歯51aが形成さ
れた旋回体51を回転自在に設け、該旋回体51の下部
に前述した第1実施例と同様に左右に対抗する一対のブ
ラケット30,30を下方に向けて突出固定する。
【0021】上記シャンク19の軸部19aの上部に駆
動ギヤ52を固定し、該駆動ギヤ52を第1伝導ギヤ5
3に噛合させる。この伝導ギヤ53は、シャンク19と
平行に配置して保持ケース17に回転自在に設けた伝導
軸54の上端部に、シャンク19の逆回転のみを伝達す
る第2一方クラッチ55を介して連結する。また、上記
伝導軸54の下端部に第2伝導ギヤ56を固定し、該第
2伝導ギヤ56を上記旋回体51のギヤ歯51aに噛合
させる。57は保持ケース17の下部に取り付けた割り
出し用のボールプランジャであり、旋回体51の下部外
周に所定の回転角度で形成した係止凹部(図示省略)に
係合して旋回体51の不用意な旋回を防止する。その他
は前述した第1実施例と同構造となっている。
【0022】上記第2実施例によれば、主軸4を介して
シャンク19が例えば正転方向に90度回転すると、第
2一方クラッチ55が不作動になるとともに、第1一方
クラッチ50が係合作動し、駆動円筒カム24−1が正
転方向に90度回転してカム面24aの山部が被動円筒
カム25のカム面25aの山部に対面する。これによ
り、作動軸21が下方に移動され、第1実施例と同様に
して挾持爪31,31が拡開作動する。この状態でワー
クWを嵌合させる。次いで主軸4を介してシャンク19
をさらに正転方向に90度回転させると、上記第1一方
クラッチ50を介して駆動円筒カム24が正転方向にさ
らに90度回転してカム面24aの山部が被動円筒カム
25のカム面25aの谷部に対面する。これにより、作
動軸21が上方に移動して挾持爪31,31が閉作動
し、上記ワークWを挾持する。
【0023】次に、上記主軸4を介してシャンク19が
逆転すると、第1一方クラッチ50が不作動になるとと
もに、第2一方クラッチ55が係合作動し、第1伝導ギ
ヤ53、伝導軸54、第2伝導ギヤ56を介して旋回体
51が旋回され、挾持爪31が上下軸心を中心として旋
回してワークWの向きが所定方向に変更されることにな
る。これにより、ワークWを搬入コンベア8からテーブ
ル7に、またテーブル7から搬出コンベア9に移送する
際に該ワークWを所定の向きに変更して移送することが
できる。なお、上記旋回体51が設定された角度位置に
旋回されると、割り出し用のボールプランジャ57が旋
回体51の外周に設けた係止凹部に係合して旋回体51
の不用意な旋回を防止することになる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明
は、ヘッドの主軸と自動工具交換装置とに適宜受渡しで
きるシャンクに挾持爪を設けるとともに、この挾持爪を
主軸の回転によって開閉作動させるようにしたので、従
来のように専用のロボットを設けることなくワークの搬
入・搬出を行うことができ、安価になるとともに、小型
にして設置場所が低減する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される自動工具交換装置を有する
NC工作機の要部正面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示すハンド付きシャンク
の断面図である。
【図3】本発明によるカム装置部の正面図である。
【図4】本発明による挾持爪部の断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すハンド付きシャンク
の断面図である。
【符号の説明】
1 支柱(コラム) 2 ヘッド支持台 3 ヘッド 4 主軸 5 主軸モーター 6 アンクランプ駆動部 7 テーブル 7a 治具 8 搬入コンベア 9 搬出コンベア 10 自動工具交換装置(ATCユニット) 11 シャンクホルダー 12 中継アーム 15 工具 15a エンドミル 15b ドリル 16 ハンド付きシャンク 17 保持ケース 18 ベアリング 19 シャンク 19a 軸部 19b テーパー軸部 21 作動軸 21a 回転継ぎ手 22 廻り止めピン 23 ガイド溝 24 駆動円筒カム(カム装置) 24a カム面 25 被動円筒カム(カム装置) 25a カム面 26 リターンバネ 30 ブラケット 31 挾持爪 32 ガイド軸 33 ブッシュ 35 リンク機構 36 リンクアーム 37 支点ピン 38 連結ピン 39 係合ピン 40 セットピン 41 係合片 42 バネ 43 位置決め溝 44 係合部 50 第1一方クラッチ 51 旋回ギヤ 51a ギヤ歯 52 駆動ギヤ 53 第1伝導ギヤ 54 伝導軸 55 第2一方クラッチ 56 第2伝導ギヤ 57 ボールプランジャ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸の軸端に着脱可能に連結されるシャ
    ンクを保持ケースに回転自在に設け、保持ケース内に作
    動軸を軸方向にのみ移動可能に設け、該作動軸と前記シ
    ャンクとの間にシャンクの回転運動を直線運動に変換し
    て作動軸に伝達するカム装置を設け、保持ケースの下部
    に挾持爪を懸垂支持し、作動軸の直線運動を挾持爪の接
    離方向の運動に変換するリンク機構を設けたことを特徴
    とする自動工具交換装置を有するNC工作機のハンド付
    きシャンク。
  2. 【請求項2】 主軸の軸端に着脱可能に連結されるシャ
    ンクを保持ケースに回転自在に設け、保持ケース内に作
    動軸を軸方向にのみ移動可能に設け、前記シャンクと作
    動軸との間にシャンクの正回転のみを作動軸に伝達する
    第1一方クラッチを設け、該第1一方クラッチと作動軸
    との間にシャンクの正回転運動を直線往復運動に変換し
    て作動軸に伝達するカム装置を設け、保持ケースの下部
    に旋回体を介して挾持爪を旋回可能に懸垂支持し、作動
    軸の直線往復運動を挾持爪の接離方向の運動に変換する
    リンク機構を設け、前記シャンクと旋回体との間にシャ
    ンクの逆回転のみを旋回体に伝達する第2一方クラッチ
    を設けたことを特徴とする自動工具交換装置を有するN
    C工作機のハンド付きシャンク。
JP19817095A 1995-07-10 1995-07-10 自動工具交換装置を有するnc工作機のハンド付きシャンク Expired - Lifetime JP2969326B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19817095A JP2969326B2 (ja) 1995-07-10 1995-07-10 自動工具交換装置を有するnc工作機のハンド付きシャンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19817095A JP2969326B2 (ja) 1995-07-10 1995-07-10 自動工具交換装置を有するnc工作機のハンド付きシャンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0929574A true JPH0929574A (ja) 1997-02-04
JP2969326B2 JP2969326B2 (ja) 1999-11-02

Family

ID=16386641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19817095A Expired - Lifetime JP2969326B2 (ja) 1995-07-10 1995-07-10 自動工具交換装置を有するnc工作機のハンド付きシャンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2969326B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002159928A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Shintaku Kogyo Kk ボトルグリッパ
FR2848888A1 (fr) * 2002-12-24 2004-06-25 Process Conception Ing Sa Dispositif de fixation d'une tete de support d'au moins un outil a une broche d'une machine-outil
JP2006021274A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Murata Mach Ltd ローダ装置の段取り替え部品
JP2010046786A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Yasunaga Corp ワークの位置決め装置
US20110008119A1 (en) * 2009-07-03 2011-01-13 Deckel Maho Pfronten Gmbh Method and machine tool for machining a workpiece
US8092357B1 (en) * 2007-12-27 2012-01-10 Honda Motor Co., Ltd. Spindle gripping device and method
US20140271014A1 (en) * 2013-03-13 2014-09-18 Fanuc Corporation Tool holder on which nonrotational tool of machining center is mounted
KR101501775B1 (ko) * 2008-12-04 2015-03-11 두산인프라코어 주식회사 공작기계의 공작물 자동 로딩 및 언로딩 장치
JP2015145026A (ja) * 2014-02-04 2015-08-13 新興機械工業株式会社 ツール、スピンドル装置及びばね製造機
EP2868431A3 (de) * 2013-10-30 2015-08-19 Homag Holzbearbeitungssysteme GmbH Aggregatverstellung
JP2016112631A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 株式会社デンソー チャック装置、及びそれを備えた搬送装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002159928A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Shintaku Kogyo Kk ボトルグリッパ
FR2848888A1 (fr) * 2002-12-24 2004-06-25 Process Conception Ing Sa Dispositif de fixation d'une tete de support d'au moins un outil a une broche d'une machine-outil
EP1433567A1 (fr) * 2002-12-24 2004-06-30 Process Conception Ingenierie S.A. Dispositif de fixation d'une tete de support d'au moins un outil à une broche d'une machine-outil
JP2006021274A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Murata Mach Ltd ローダ装置の段取り替え部品
JP4552539B2 (ja) * 2004-07-08 2010-09-29 村田機械株式会社 ローダ装置の段取り替え部品
US8092357B1 (en) * 2007-12-27 2012-01-10 Honda Motor Co., Ltd. Spindle gripping device and method
JP2010046786A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Yasunaga Corp ワークの位置決め装置
KR101501775B1 (ko) * 2008-12-04 2015-03-11 두산인프라코어 주식회사 공작기계의 공작물 자동 로딩 및 언로딩 장치
US20110008119A1 (en) * 2009-07-03 2011-01-13 Deckel Maho Pfronten Gmbh Method and machine tool for machining a workpiece
US9211619B2 (en) * 2009-07-03 2015-12-15 Deckel Maho Pfronten Gmbh Method and machine tool for machining a workpiece
US20140271014A1 (en) * 2013-03-13 2014-09-18 Fanuc Corporation Tool holder on which nonrotational tool of machining center is mounted
US9364899B2 (en) * 2013-03-13 2016-06-14 Fanuc Corporation Tool holder on which nonrotational tool of machining center is mounted
EP2868431A3 (de) * 2013-10-30 2015-08-19 Homag Holzbearbeitungssysteme GmbH Aggregatverstellung
JP2015145026A (ja) * 2014-02-04 2015-08-13 新興機械工業株式会社 ツール、スピンドル装置及びばね製造機
JP2016112631A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 株式会社デンソー チャック装置、及びそれを備えた搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2969326B2 (ja) 1999-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3254648B2 (ja) 工作機械の自動工具交換装置
US4741078A (en) Multi-function industrial robot
EP1454698B1 (en) Apparatus for automatically changing a robot tool tip member
JPH0929574A (ja) 自動工具交換装置を有するnc工作機のハンド付きシャンク
JPH0436822B2 (ja)
JP2009220207A (ja) 主軸チャック交換機能付き工作機械
JP2535155B2 (ja) 旋回型パレツトチエンジヤ付立形マシニングセンタ
JPS6232061B2 (ja)
JP4096187B2 (ja) 機械加工機
JP2002521210A (ja) 工作機械用の高速復帰ツール送り
JP3929159B2 (ja) タレット刃物台装置
JP2012061526A (ja) 工作機械
JPS6138806A (ja) タ−レットヘッドユニット
JP2003275933A (ja) 工具ホルダ
JP4475393B2 (ja) ワークホルダ
JP2000126968A (ja) 自動工具交換装置
SU1425036A1 (ru) Робототехнический комплекс
JPS60197347A (ja) 回転割出し装置
JPH11170101A (ja) 主軸移動型立形工作機械における工作物交換装置
JPH07100242B2 (ja) マガジン付ヘッド自動交換工作機械
JPH05301189A (ja) タレット式ロボット及びそのハンド
JPH0634918Y2 (ja) 工具交換機能付タレツト装置
JP3907301B2 (ja) タレット刃物台装置
JPH0232087B2 (ja)
JPS6037210Y2 (ja) タ−レットヘッドの回動機構

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120827

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term