JPH09294983A - 水処理装置の制御方法 - Google Patents

水処理装置の制御方法

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JPH09294983A
JPH09294983A JP8134390A JP13439096A JPH09294983A JP H09294983 A JPH09294983 A JP H09294983A JP 8134390 A JP8134390 A JP 8134390A JP 13439096 A JP13439096 A JP 13439096A JP H09294983 A JPH09294983 A JP H09294983A
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良浩 寒川
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Yoshiyuki Fukuoka
好之 福岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン交換樹脂を用いた硬水軟化装置出装置
においては、長時間に亘り通水を行わないでいると樹脂
から無害の有機物が流出し、これが処理水中に若干の臭
いや色水として混入する。 【解決手段】 原水をその単位時間当たりの流量を押し
出し工程時よりも増大させて処理容器,ドレンラインを
順次含む洗浄流路に流通させる洗浄工程を設け、通水流
路における原水又は処理容器により処理された処理水の
流れが所定時間以上無いことを検出した時前記洗浄工程
を行った後に通水工程に移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原水を処理材を
収容した処理容器、処理水ラインを順次含む通水流路に
流通させる通水工程を所定量実行した時に、再生液を処
理容器、ドレンラインを順次含む再生流路に流通させる
再生工程と、原水を処理容器、ドレンラインを順次含む
押し出し流路に流通させる押し出し工程とを順次行い、
通水工程に戻る再生制御を行う硬水軟化装置等の水処理
装置の制御方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の硬水軟化装置
出装置においては、一般的に硬水軟化用の処理材として
イオン交換樹脂が用いられる。こうした装置において
は、長時間に亘り処理容器内への通水を行わないでいる
と樹脂から無害の有機物が流出し、これが通水を再開し
た時処理水中に若干の臭いや色水として混入することに
なる。このため硬水軟化装置を家庭用に用いた場合、苦
情の原因となる可能性がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決すべくなされたものであって、原水を処理材を収容
した処理容器,処理水ラインを順次含む通水流路に流通
させる通水工程を所定量実行した時に、再生液を処理容
器,ドレンラインを順次含む再生流路に流通させる再生
工程と、原水を処理容器,ドレンラインを順次含む押し
出し流路に流通させる押し出し工程とを順次行い、通水
工程に戻る制御を行う水処理装置において、原水をその
単位時間当たりの流量を前記押し出し工程時よりも増大
させて処理容器,ドレンラインを順次含む洗浄流路に流
通させる洗浄工程を設け、通水流路における原水又は処
理容器により処理された処理水の流れが所定時間以上無
いことを検出した時前記洗浄工程を行った後に通水工程
に移行する水処理装置の制御方法を第1の特徴とし、
【0004】又、原水タンク,原水ライン,処理材を収
容した処理容器,処理水ラインを順次含み、原水ライン
又は処理水ラインに給水ポンプを介挿した通水流路と、
再生液タンク,再生液ライン,処理容器,ドレンライン
を順次含む再生流路と、原水タンク,原水流下ライン,
処理容器,ドレンラインを順次含む押し出し流路と、前
記給水ポンプを駆動して通水流路に原水を流通させる通
水工程を所定量実行した時に、前記再生流路に再生液を
流通させる再生工程及び前記押し出し流路に原水を自然
落下により流通させる押し出し工程を順次行い、通水工
程に戻る制御を行う水処理装置において、原水タンク,
原水ライン,処理容器,ドレンラインを順次含み、原水
ラインに給水ポンプを介挿した洗浄流路に前記給水ポン
プを駆動して原水を流通させる洗浄工程を設け、通水流
路における原水又は処理容器により処理された処理水の
流れが所定時間以上無いことを検出した時前記洗浄工程
を行った後に通水工程に移行する水処理装置の制御方法
を第2の特徴とするものである。
【0005】上記の手段によれば、通水流路における原
水又は処理水の流れが所定時間以上無いことが検出した
時、自動的に洗浄工程が実行され、処理容器内は急速に
洗浄され、その後通水工程に移行する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の水処理装置の実施の形態
としては、原水を処理材を収容した処理容器,処理水ラ
インを順次含む通水流路に流通させる通水工程を所定量
実行した時に、再生液を処理容器,ドレンラインを順次
含む再生流路に流通させる再生工程と、原水を処理容
器,ドレンラインを順次含む押し出し流路に流通させる
押し出し工程とを順次行い、通水工程に戻る制御を行う
水処理装置において、原水をその単位時間当たりの流量
を前記押し出し工程時よりも増大させて処理容器,ドレ
ンラインを順次含む洗浄流路に流通させる洗浄工程を設
け、通水流路における原水又は処理容器により処理され
た処理水の流れが所定時間以上無いことを検出した時前
記洗浄工程を行った後に通水工程に移行する水処理装置
の制御方法とする。
【0007】この実施の形態について以下に詳細に説明
する。この実施の形態においては、水処理装置は、次の
3つの形態を含む。即ち、原水供給ラインから原水を一
度原水タンクに貯溜し、通水工程時その貯溜した原水を
給水ポンプの作用で処理容器に供給し、押し出し工程時
原水タンクの原水を自然落下により処理容器に供給する
形態(第1の形態:タンク・給水タンク介在形態)と、
原水供給ラインから原水を一度原水タンクに貯溜すると
共に原水供給ラインを直接的に処理容器に接続し、通水
工程時原水を原水供給ラインから直接処理容器に供給
し、押し出し工程時原水タンクの原水を自然落下により
処理容器に供給する形態(第2の形態:直圧・タンク併
存形態)と、原水タンクを設けず、通水工程時及び押し
出し工程時共に原水を原水供給ラインから直接処理容器
に供給するする形態(第3の形態:直圧形態)とであ
る。これらの形態において、原水ラインは原水が流通す
るラインを、再生液ラインは再生液が流通するライン
を、処理水ラインは処理材にて処理された処理済原水が
流通するラインを、ドレンラインは処理容器内の排水す
べき液体を排出するラインをそれぞれ意味する。
【0008】第1の形態とする場合について説明する。
この形態において、通水流路は、原水タンク、処理容
器、処理水ラインを順次含んだものである。原水タンク
は原水を一端貯溜するための手段であり、処理容器は内
部に処理材を収容する手段である。原水ラインは原水タ
ンクの原水を処理容器に供給する供給路である。原水ラ
インの処理容器側の端部は通常処理容器の上部に接続さ
れるが、処理容器内の処理材中に先端を挿入するように
接続することもできる。処理水ラインは処理容器に接続
され、処理容器内を原水を流通させることにより生成さ
れた処理水を供給する供給路である。処理水ラインの処
理容器への接続位置は、原水が処理材を流通した後処理
水ラインから流出するように、原水ラインの先端に対し
て処理材を挟んだ位置であって、通常は処理容器の下部
となるが、これに限定されない。この通水流路には原水
を吸引し圧送する給水ポンプが介挿される。この介挿位
置は、原水タンクと処理容器との間の原水ライン、又は
処理容器出口側の処理水ラインである。通水工程は、給
水ポンプを駆動して原水タンクの原水を通水流路に流通
させる。この通水工程が所定量実行されると、再生工程
が実行される。この所定量とは、通水工程の実行時間、
又は処理水の流量、又は原水の流量等が所定値に達する
ことを意味する。
【0009】再生流路は、再生液ライン、処理容器、ド
レンラインを順次含んだものである。この再生流路の再
生液ラインには、必要に応じて再生液タンクが含まれ
る。この再生液タンクは処理容器内の処理材を再生する
再生液を貯溜する手段である。再生液ラインは、再生液
タンクの再生液を処理容器へ供給する供給路である。ド
レンラインは処理容器に接続され、再生作用を終えた再
生液を排出するための排出路である。再生液の処理容器
への流れは、再生液タンクを処理容器より上方に設けて
重力による自然落下方式により生成させるか、原水の流
れを発生させ、この流れによるジェットポンプ作用によ
り生成させる。ジェットポンプによる場合は、原水と再
生液とは混合された状態で処理容器に供給される。又、
再生液の濃度を薄める必要が有る場合には、原水タンク
より原水が自然落下により流下する原水流下ラインを再
生液ラインの処理容器手前、若しくは処理容器内の処理
材の手前にて接続して、再生液ラインの再生液と原水流
下ラインの原水とを混合して薄めた後に、処理容器に供
給するように構成する。再生液として適当な濃度に調整
済のものが再生液タンクに貯溜される場合には、この混
合の為の手段は不要である。再生工程時は、再生液、又
は再生液と原水との混合液を再生通路に流通させる。
【0010】押し出し流路は、原水タンク、原水流下ラ
イン、処理容器、ドレンラインを順次含み、原水タンク
を処理容器より上方へ位置させ、重力による自然落下に
より原水を原水タンク−原水流下ライン−処理容器−ド
レンラインと流通させる。押し出し流路の原水流下ライ
ンは自然落下式で、通水流路の原水ラインはポンプによ
る強制通水の為に、両ラインは基本的には別ラインとす
るが、一部を共用することは可能である。押し出し工程
時は、原水タンクの原水を自然落下により押し出し通路
に流通させる。
【0011】洗浄流路は、原水タンク、原水ライン、処
理容器、ドレンラインを順次含んだものであり、原水タ
ンクと処理容器との間の原水ラインに給水ポンプを介挿
する。洗浄流路は、通水流路の給水ポンプ及び原水ライ
ンの一部を共用することにより、洗浄流路の原水ライン
に給水ポンプを介挿できる。又、この洗浄流路の原水ラ
インは、処理水ラインの一部を共用しても良いし、共用
しなくても良い。又、洗浄流路のドレンラインは押し出
し流路のドレンラインを共用するのが望ましいが、別個
に設けることも可能である。洗浄工程時は、給水ポンプ
を駆動して原水タンクの原水を洗浄流路に流通させる。
この洗浄工程は押し出し工程の後に設けられ、再生制御
は、再生工程、押し出し工程及び洗浄工程を含むことに
なる。この再生制御には必要に応じて呼び水工程が含ま
れる。この呼び水工程は、再生工程の前工程として設け
られ、再生流路のドレンライン中の空気を抜き、水で満
たし、再生工程時の再生液の自然落下を容易にする工程
である。洗浄工程時の原水の単位時間当たりの流量を押
し出し工程時のそれよりも増大させるには、洗浄工程時
給水ポンプを流路に介挿してこれを駆動することで流量
を増大でき、押し出し工程時給水ポンプを介挿せず自然
落下により原水を供給することで流量を減少できる。
尚、押し出し工程時の原水の単位時間当たりの流量を減
少させるのは処理材による再生をゆっくりと時間をかけ
て行う必要がある為である。
【0012】そして、通水流路における原水の流れ、又
は処理容器より流出する処理水の流れが所定時間以上無
いことが検出されると、前記の洗浄工程が所定時間実行
される。この検出は、例えば通水流路に設けたフロース
イッチ等の水流検出手段により行われる。この水流検出
手段は、給水ポンプの制御用手段としても共用できる。
【0013】第2の形態とする場合は、通水流路は、原
水供給ライン、原水ライン、処理材を収納した処理容
器、処理水ラインを順次含む構成とし、再生流路は、再
生液ライン、処理容器、ドレンラインを順次含む構成と
し、押し出し流路は、原水タンク、原水ライン、処理容
器、ドレンラインを順次含む構成とし、洗浄流路は、原
水供給ライン、原水ライン、処理容器、ドレンラインを
順次含む構成とする。この形態においては原水供給ライ
ンの上流側(水処理装置の装置外)にポンプ手段を有す
る場合と有しない場合とがあり、何れにしても原水ライ
ンの水圧は水道圧程度の圧力となっている。この形態に
おいて、洗浄工程時は原水供給ラインから直接的に水圧
の高い原水を処理容器に供給し、押し出し工程時は原水
タンクか自然落下により水圧の低い原水を供給するよう
構成しているので、洗浄工程時の原水の単位時間当たり
の流量は押し出し工程時のそれよりも大きくなってい
る。
【0014】第3の形態とする場合は、通水流路は、原
水供給ライン、原水ライン、処理材を収納した処理容
器、処理水ラインを順次含む構成とし、再生流路は、再
生液ライン、処理容器、ドレンラインを順次含む構成と
し、押し出し流路は、原水供給ライン、原水ライン、処
理容器、ドレンラインを順次含む構成とし、洗浄流路
は、原水供給ライン、原水ライン、処理容器、ドレンラ
インを順次含む構成とする。この形態において、洗浄流
路と押し出し流路の流通抵抗を調整する、例えば押し出
し流路の適所にオリフィス等の流通抵抗部材を介在さ
せ、洗浄流路には流通抵抗部材を介在させないことで、
洗浄工程時の原水の単位時間当たりの流量を押し出し工
程時のそれよりも大きくする。
【0015】
【実施例】上記の発明の実施の形態は、処理材をイオン
交換樹脂とし、再生液を食塩水とした家庭用の硬水軟化
装置に具体化される。この硬水軟化装置に適用した実施
例を以下に図面に従い説明する。
【0016】図1〜図5は、この発明を実施した硬水軟
化(軟水)装置の構成を示す概略説明図で、それぞれ通
水工程、呼び水工程、再生工程、押し出し工程、洗浄工
程を示している。符号1は、樹脂筒(筒状の樹脂製処理
容器)であって、この樹脂筒1内の下部に樹脂保持部材
としての所定量の硅石2が収容されており、この硅石2
の上方部に設置した樹脂保持部材としての金網3との間
に所定量のイオン交換樹脂(処理材)4を収容してい
る。樹脂筒1の上方に原水タンク5と塩水タンク(再生
液タンク)6を並列に設け、樹脂筒1の下部に設けた原
水入口部7と原水タンク5の下部を原水ライン8で接続
し、この原水ライン8中に、給水ポンプ9、給水ポンプ
9方向の流れを阻止する第1逆止弁G1、フロースイッ
チ(水流検出手段)10、圧力スイッチ(圧力検出手
段)11、および第1弁V1を上流側より順次介挿して
いる。樹脂筒1の上部には軟水出口部12を設け、この
軟水出口部12に軟水ライン(処理水ライン)13を接
続し、途中に第2弁V2及びアキュームレータ14を挿
入している。そして、軟水ライン13の第2弁V2の下
流側と、原水ライン8の圧力スイッチ11と前記第1弁
V1との間を、原水ライン8から分岐するようにバイパ
スライン15で接続し、その途中に第3弁V3を挿入し
ている。このバイパスライン15は、樹脂筒1内のイオ
ン交換樹脂3の再生中における断水を回避するものであ
る。尚、前記アキュームレータ14は、軟水ライン13
の蛇口(図示省略)からのチョロもれ、チョロ出し等に
よる給水ポンプ9の発停回数を減らすものである。
【0017】更に、塩水タンク6の下部と軟水ライン1
2の軟水出口部12に近接した位置とを塩水流下ライン
(再生液ライン)16で接続し、この塩水流下ライン1
6中に塩水タンク6方向の流れを阻止する第2逆止弁G
2および第4弁V4を上流側より順次介挿している。そ
して、塩水流下ライン16の第4弁V4下流側と、原水
タンク5の下部に接続される原水流下ライン17の下流
側端とを樹脂筒1の手前で接続している。原水流下ライ
ン17の途中には原水タンク5方向の流れを阻止する第
3逆止弁G3を挿入している。そして、樹脂筒1の下部
に設けた原水入口部7にドレンライン18を接続し、そ
の途中に第5弁V5を挿入している。
【0018】前記原水タンク5には、水位制御装置19
(例えばボールタップ方式)が設けてあり、この水位制
御装置19により水道水等の原水を供給する原水供給ラ
イン20が接続してある。塩水タンク6内にはネット2
1が設けてあって、このネット21上に塩22を載置す
ると共に、塩水タンク6のネット21下方部分は仕切り
体23により第1の部分6Aと第2の部分6Bとに区画
されている。この第1の部分5Aと原水タンク5とを補
水ライン24で接続し、塩水タンク6へ原水を供給する
ようにしている。符号G4は、補水ライン24に挿入し
た原水タンク5方向の流れを阻止する第4逆止弁であ
る。前記隔壁23は原水タンク5から供給される原水と
既に形成されている飽和塩水とが再生工程時に塩水タン
ク6の下方部で混合するのを防止するための部材であ
る。尚、塩水流下ライン16は第2の部分6B底部に接
続される。ネット21上の塩22は、原水タンク5より
供給される原水に溶解して飽和塩水を生成する。原水タ
ンク5及び塩水タンク6は夫々原水オーバーフロー管2
5、塩水オーバーフロー管26を備えている。以上の実
施例の説明において、ラインとは流路又は経路を意味
し、更に具体的には管路を意味する。
【0019】以上の構成において、各通水工程、呼び水
工程、再生工程、押し出し工程、洗浄工程に対応する通
水流路、呼び水流路、再生流路、押し出し流路、洗浄流
路を整理して説明する。通水流路は、原水タンク5−原
水ライン8−樹脂筒1−処理水ライン13を順次含んだ
ものである。この通水流路には、給水ポンプ9、第1逆
止弁G1、第1弁V1、第2弁V2が含まれる。呼び水
流路は、原水タンク5−原水ライン8の一部(給水ポン
プ9を含む)−ドレンライン18を順次含んだものであ
る。この呼び水流路には、第1逆止弁G1、第1弁V
1,第5弁V5が含まれる。再生流路は、濃度の濃い塩
水(再生液)とこれを薄める原水とを混合して樹脂筒1
のイオン交換樹脂4に供給する流路であり、塩水タンク
6−塩水流下ライン16−軟水ライン13の一部−樹脂
筒1−ドレンライン18を順次含むと共に、原水タンク
5−原水流下ライン17のラインを含む。この再生流路
には、第2逆止弁G2、第4弁V4、第5弁V5、第3
逆止弁G3が含まれる。押し出し流路は、原水タンク5
−原水流下ライン17−樹脂筒1−ドレンライン18を
順次含む。押し出し流路には、第3逆止弁G3、第5弁
V5が含まれる。洗浄流路は、原水タンク5−原水ライ
ン(原水ライン8の一部−バイパスライン15−軟水ラ
イン13の一部からなり、洗浄工程時原水が流通すると
いう意味での原水ラインである)−樹脂筒1−ドレンラ
イン18を順次含んだものである。このように、洗浄流
路の原水ラインはバイパスライン15の第3弁V3を介
挿した部分と軟水ライン13の第2弁V2を介挿した部
分を共用しているが、これは回路構成を簡単化する為で
ある。この洗浄流路には第1逆止弁G1、第3弁V3、
第2弁V2、第5弁V5が含まれる。
【0020】上記の各流路に含まれる第1弁V1〜第5
弁V5は、この実施例ではカム機構(図示省略)にて開
閉制御される切換弁装置VAとして構成されるが、別個
の5つの電磁弁により構成できる。前記カム機構はバル
ブ駆動モータ31により駆動され、各工程に対応するよ
うに回転位置が制御される。この切換弁装置VAは、各
弁の開閉状態を制御することで、その異なる開閉状態に
対応して通水流路、呼び水流路、再生流路、押し出し流
路及び洗浄流路を形成する。又、第2逆止弁G2〜第4
逆止弁G4は一つの逆止弁ボックス32内に一体的に設
けている。
【0021】そして、この切換弁装置VA及び給水ポン
プ9は、図6に示すようにマイクロコンピュータ等を含
む制御装置Cにより、予め記憶された処理手順に従い、
フロースイッチ10,圧力スイッチ11,切換弁装置V
Aの切換状態(各工程位置)を検出する位置検出手段3
3等からの信号を入力して制御される。フロースイッチ
10は所定の第1設定流量を検出した時、水流有信号
(給水ポンプ駆動要求信号)を出力し、第1設定流量よ
り所定値少ない第2設定流量を検出した時、水流無信号
(給水ポンプ停止要求信号)を出力し、圧力スイッチ1
1は第1設定圧力以下の検出により給水ポンプ駆動要求
信号を出力し、第1設定圧力よりも所定値高い第2設定
圧力以上の検出により給水ポンプ停止要求信号を出力す
る。制御装置Cによる制御は、図7に示すように初期設
定制御CAと通水制御CBと再生制御CCと洗浄制御C
Dとに大別される。初期設定制御CAはリセットスイッ
チ(図示せず)を操作する等リセットがかけられた時行
われる制御で、洗浄工程SJと原点出し工程SG(切換
弁装置VAを原点位置である通水工程位置とする制御)
とを行う。通水制御CBは切換弁装置VAを通水工程S
T位置として通水工程STを行う制御である。再生制御
CCは、通水工程STが所定日数行われ、かつ現在時刻
が再生時刻に等しくなった時にイオン交換樹脂の再生を
行う制御であり、呼び水工程SY、再生工程SS、押し
出し工程SO、洗浄工程SJ及び原点出し工程SOを順
次行う。呼び水工程は、装置の構造によっては不要な場
合がある。各呼び水工程、再生工程、押し出し工程、洗
浄工程は各工程位置の検出と工程の実行(工程の実行と
は呼び水、再生等の動作の実行を意味する)を含む。こ
こで洗浄工程SJは必ずしも必要としない。洗浄制御C
Dは、フロースイッチ10が所定時間以上(例えば、2
4時間以上)流れを検出しない等の所定の条件を満たし
た時、洗浄工程を行う制御である。洗浄制御CDの一例
のは図8に示すようなものである。
【0022】以下に、本実施例における上記の各制御を
説明する。先ず、通水制御CBについて説明する。図1
を参照して、初期設定制御CAにより切換弁装置VAは
通水工程位置に制御される。この工程位置制御は、切換
弁装置VAの開閉状態を制御するカム機構を駆動する回
転軸(いずれも図示省略)を回転駆動し、その回転位置
を位置検出手段33により検出することで行われる。通
水工程STにおける切換弁装置VAの開閉状態は、第1
弁V1:開、第2弁V2:開、第3弁V3:閉、第4弁
V4:閉、第5弁V5:閉とされる。そして蛇口を開く
と、原水タンク5内の原水は原水ライン8を介して樹脂
筒1へ流入する。これによりフロースイッチ10からの
水流有の信号、又は圧力スイッチ11の所定圧力以下の
検出信号により、給水ポンプ9が駆動され、原水は樹脂
筒1の下部より上向流として通水される。この通水によ
り、原水はイオン交換樹脂4の作用によって軟水化さ
れ、軟水(処理水)としての樹脂筒1の上部に設けた軟
水出口部12より軟水ライン13を介して蛇口へ供給さ
れる。この通水工程では第3逆止弁G3の阻止作用によ
り樹脂筒1出口12から原水タンク5への処理水の流れ
は阻止される。
【0023】次に、イオン交換樹脂3を再生する再生制
御Cについて説明する。この再生制御においては再生工
程SSに入る前に、図2の呼び水工程SYが所定時間
(例えば数秒〜数十程度)行われるのでこれについて説
明する。切換弁装置VAは樹脂筒1の上方、又は樹脂筒
1の上部の側方に設けられるので、ドレンライン18が
ストレートに下方へ向けて配管されるのではなく、樹脂
筒1の下部から切換弁装置VAの第5弁V5へと上方へ
配管され、その後反転して下方へ向けて配管される構造
となっている。この為、ドレンライン18に空気が流入
すると、水頭圧差が取れなくなり、再生工程SS時にド
レンライン18を通して原水及び塩水がスムーズに流下
しない場合がある。前記呼び水工程SYは、こうした不
具合を無くすために、再生工程SSで原水又は塩水が流
通する経路、特にドレンライン18を原水で充満させる
工程である。この呼び水工程時の切換弁装置の開閉状態
は、第1弁V1:開、第2弁V2:閉、第3弁V3:
開、第4弁V4:開、第5弁V5:開とされる。その結
果、原水タンク5内の原水が樹脂筒1へ流れることによ
り、フロースイッチ10からの水流有の信号が出力され
る、又は圧力スイッチ11の所定圧力以下の検出信号が
出力されることにより、給水ポンプ9が駆動される。原
水は原水ライン8−ドレンライン18を流通し、この流
通路内の空気を抜き、原水で満たすと共に、原水ライン
8−樹脂筒1経由で、樹脂筒1から第2逆止弁G2迄の
間及び樹脂筒1から第3逆止弁G3迄の間の流路を原水
で満たす。この呼び水工程SYが所定時間実行された
後、塩水による再生工程SSに移行する。
【0024】次に、再生工程SSについて説明する。こ
の工程時の切換弁装置VAの開閉状態は、図3に示すよ
うに第1弁V1:閉、第2弁V2:閉、第3弁V3:
開、第4弁V4:開、第5弁V5:開とされる。その結
果、塩水タンク6内の飽和塩水が塩水流下ライン16を
介して重力により流下する。一方、原水タンク5内の原
水が原水流下ライン17を介して流下し、再生工程時再
生液の入口部となる軟水出口部12において飽和塩水と
原水が混合する。そして、所定濃度(約10%)の塩水
となり、樹脂筒1の上部より流下してイオン交換樹脂4
を再生する。再生後の塩水はドレンライン18を介して
系外に排出する。この再生工程時、第3弁V3が開いて
いるので、家庭での使用者が軟水ライン13の先に接続
される蛇口(図示省略)を開くと、水流が発生しフロー
スイッチ10の作動により給水ポンプ9が駆動される。
その結果、原水タンク5−原水ライン8の一部−バイパ
スライン15−軟水ライン13の一部を経て原水が供給
されるので、水の使用に支障を来すことは無い。そし
て、この塩水再生工程が所定時間(例えば約15分)実
行される。即ち、所定量の塩水を流下させてイオン交換
樹脂4の再生が完了すると、次の押し出し工程SOに移
る。
【0025】この押し出し工程SOにつき説明する。こ
の工程時の切換弁装置VAの開閉状態は、図4に示すよ
うに第1弁V1:閉、第2弁V2:閉、第3弁V3:
開、第4弁V4:閉、第5弁V5:開とされる。その結
果、原水タンク5の原水が原水流下ライン17を通して
自然落下して樹脂筒1内に流入し、イオン交換樹脂4内
に残留する塩分を押し出しして水洗する。この水洗後の
水はドレンライン18を介して系外に排出される。この
押し出し工程SOは所定時間(例えば約120分)実行
され、所定量の原水を流下させて塩分を押出し再生を完
了する。この再生完了後は後述の洗浄工程SJを経て原
点だし工程SGを行う。正常時の再生制御においては洗
浄工程は必ずしも必要ではない。
【0026】ここで前記再生工程中の原水タンク5より
塩水タンク6への補水について図3に従い説明する。即
ち、再生工程時は既に再生工程前に生成され貯溜された
飽和塩水が塩水流下ライン16を通して流下するが、こ
の流下に伴い補水ライン24を通して原水タンク5から
原水が塩水タンク6内の第1の部分6Aに流入し、隔壁
23の上端部を乗り越えて第2の部分6Bへ流入する。
このように、飽和塩水が流下するに従い飽和塩水の水位
が低下する分、原水が補給されるが、比重差により飽和
塩水層の上方に濃度の薄い原水層が位置し、この二層状
態を比較的保持しながら、飽和塩水の流下が行われる。
この補水による塩水タンク6内の水位制御は、原水タン
ク5の水位制御装置19の作用により行われ、ネット2
1より上方の所定水位LW迄流入し、原水に塩が溶ける
ことで再生時の飽和塩水を生成し貯留する。最終的に飽
和塩水となるのは再生制御CCの終了後、しばらくの時
間(例えば約12時間)経過後となる。
【0027】次に、洗浄制御CDについて説明する。図
8を参照して、ステップS1(以下SXはステップSX
を意味する)で、フロースイッチ10により水流が有る
かどうかを判定する。ここでNOが判定されると、S2
へ移行し、水流無時間のカウントを開始し、S3へ移行
し水流無が所定時間(例えば24時間)カウントされた
かどうかを判定し、NOであればS1へ戻る。こうし
て、水流無が所定時間連続してカウントされると、S3
から洗浄工程STへ移行し、STでは洗浄工程位置を検
出し、洗浄工程を例えば約5分間実行する。
【0028】この洗浄工程SJの実行について説明す
る。この工程時の切換弁装置VAの開閉状態は、図5に
示すように第1弁V1:閉、第2弁V2:開、第3弁V
3:開、第4弁V4:閉、第5弁V5:開とされる。そ
の結果、原水タンク5の原水が原水ライン8を流下する
ことに伴うフロースイッチ10又は圧力スイッチ11の
作動により、給水ポンプ9が駆動される。原水タンク5
内の原水は、給水ポンプ9の吸引、吐出作用により原水
ライン8の一部−バイパスライン15−軟水ライン13
の一部−樹脂筒1−ドレンライン18からなる洗浄流路
を流通する。こうして、給水ポンプ9の作用により樹脂
筒1への単位時間当たりの供給原水量は、押し出し工程
時と比較して大きく(例えば、約15倍)なり、樹脂筒
1内の残留水は急速に系外へ排出される。S4の洗浄工
程SJが終了すると、S4へ移行し、水流無の積算時間
のカウントをクリアーして、前述の原点だし工程SGへ
移行す,ここでは通水工程ST実行可能な待機上程とす
る。S1でYESが判定されると、S5へ移行し、水流
無の積算時間のカウントをクリアーする。
【0029】本実施例のようなイオン交換樹脂を用いた
硬水軟化装置においては、長時間通水工程が行われなか
った場合、樹脂筒1内においては樹脂から若干の色、臭
いを有する有機物が樹脂筒1内の残留水に溶け出してく
る。又、原水タンク5内の原水が長時間使用されないで
貯溜されると、装置の設置環境如何では、雑菌の繁殖等
衛生上好ましくない状態の発生も考えられる。しかしな
がら、上述の洗浄工程を実行することで、樹脂筒1内の
残留水を急速に排出することができると共に、原水タン
ク5内の原水を系外に急速に排出でき、こうした問題を
解決して次の通水工程に速やかに移行できる効果があ
る。
【0030】尚、上記の本実施例においては、次の制御
も行える構成となっている。即ち、制御装置Cは、電池
(図示省略)を具備し、停電時も時計機能を継続でき
る。又、現在時刻、再生時刻、再生周期(再生制御を行
う周期)を設定する設定手段を備える。又、これらを設
定しない場合でも再生時刻、再生周期のデフォルト値
(初期設定値)が設定される。又、再生時刻になった時
停電であれば、停電復帰時に再生制御を行い、再生中に
停電となれば停電復帰後に再生を継続する。更に、手動
再生スイッチ(図示省略)を設け、このスイッチを操作
すると、強制的に再生制御が実行される。
【0031】次に、本発明の他の実施例を図9に従い説
明する。この実施例において、図1の第1の実施例と異
なるのは、給水ポンプ9を樹脂筒1の出口側の軟水ライ
ン13に設けた点、軟水ライン13の給水ポンプ9の出
口側から分岐して樹脂筒1の上部に至る原水ライン32
を設け、この原水ライン50に第6弁V6を介設し、洗
浄工程における流路を、原水タンク5−原水ライン8の
一部−バイパスライン15(第3弁V3を含む)−軟水
ライ13の一部(給水ポンプ9を含む)−原水ライン5
0−樹脂筒1−ドレンライン18なる洗浄流路としてい
る点である。又、呼び水工程における流路を、洗浄流路
と同じとしている点である。又、圧力スイッチ11及び
フロースイッチ10をポンプ9の出口側へ設けている。
尚、図9において、図1〜図5と同じ構成要素には同じ
符号を付して説明を省略する。
【0032】この実施例では、通水工程、再生工程、押
し出し工程における切換弁装置VAの第1弁V1〜第5
弁V5の開閉状態は、図1〜図5と同様であり、第6弁
V6は各工程で全て閉とする。又、洗浄工程時の切換弁
装置の開閉状態は図9に示すように第1弁V1:閉、第
2弁V2:閉、第3弁V3:開、第4弁V4:閉、第5
弁V5:開、第6弁V6:開とされる。その結果、原水
タンク5の原水が原水ライン8を流下することに伴うフ
ロースイッチ10又は圧力スイッチ11の作動により、
給水ポンプ9が駆動される。原水タンク5内の原水は、
給水ポンプ9の吸引、吐出作用により原水ライン8の一
部−バイパスライン15−軟水ライン13の一部−原水
ライン50−樹脂筒1−ドレンライン18からなる洗浄
流路を流通する。こうして、第1の実施例と同様に洗浄
工程が実行される。又、呼び水工程時の切換弁装置の開
閉状態は第1弁V1:閉、第2弁V2:閉、第3弁V
3:開、第4弁V4:開、第5弁V5:開、第6弁V
6:開とされる。
【0033】尚、本発明は上記の実施例に限定されるも
のではなく、発明の実施の形態の欄にて説明したよう
に、給水ポンプを設けず、原水供給ラインの直圧を処理
容器にかける方式の水処理装置にも適用可能である。こ
の場合、原水供給ラインの上流にポンプを設ける等し
て、原水供給ラインの水圧を確保しておく必要がある。
この実施例を図10に従い説明する。この実施例におい
て、図1の第1の実施例と異なるのは、給水ポンプ9を
設けることなく、通水流路における原水ライン8を原水
供給ライン20に直接接続し、洗浄工程における流路を
原水供給ライン20−原水ライン8の一部−バイパスラ
イン15(第3弁V3を含む)−軟水ライ13の一部−
樹脂筒1−ドレンライン18なる洗浄流路としている点
である。尚、図10において、図1と同じ構成要素には
同じ符号を付して説明を省略する。
【0034】この実施例では、通水工程、呼び水工程、
再生工程、押し出し工程、洗浄工程における切換弁装置
VAの第1弁V1〜第5弁V5の開閉状態は、図1〜図
5と同様であるので説明を省略する。
【0035】
【発明の効果】上記の如く構成される請求項1及び2の
発明によれば、処理容器へ供給される単位時間当たりの
原水の流量を大きい洗浄工程により、短時間で処理容器
内を洗浄することができ、仮に処理材から色や臭いを有
する物質が溶け出したとしてもこれを処理水内へ混入さ
せることなく速やかに排出して、通水工程に移行できる
等効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図は本発明一実施例の通水工程を示す水処理装
置の構成図である。
【図2】図は本発明一実施例の呼び水工程を示す水処理
装置の構成図である。
【図3】図は本発明一実施例の再生工程を示す水処理装
置の構成図である。
【図4】図は本発明一実施例の押し出し工程を示す水処
理装置の構成図である。
【図5】図は本発明一実施例の洗浄工程を示す水処理装
置の構成図である。
【図6】図は本発明の同実施例の電気的概略構成を示す
図である。
【図7】図は本発明の同実施例の制御装置による制御手
順を示すフローチャート図である。
【図8】図は本発明の同実施例の制御装置による他の制
御手順を示すフローチャート図である。
【図9】図は本発明の他実施例の洗浄工程を示す水処理
装置の構成図である。
【図10】図は本発明の他実施例の通水工程を示す水処
理装置の構成図である。
【符号の説明】 1 樹脂筒 4 イオン交換樹脂 5 原水タンク 6 塩水タンク 8 原水ライン 9 給水ポンプ 10 フロースイッチ 13 軟水ライン 16 塩水流下ライン 17 原水流下ライン 18 ドレンライン C 制御装置 V1,V2,V3,V4,V5 弁 VA 切換弁装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 洋司 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 (72)発明者 福岡 好之 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水を処理材を収容した処理容器,処理
    水ラインを順次含む通水流路に流通させる通水工程を所
    定量実行した時に、再生液を処理容器,ドレンラインを
    順次含む再生流路に流通させる再生工程と、原水を処理
    容器,ドレンラインを順次含む押し出し流路に流通させ
    る押し出し工程とを順次行い、通水工程に戻る制御を行
    う水処理装置において、原水をその単位時間当たりの流
    量を前記押し出し工程時よりも増大させて処理容器,ド
    レンラインを順次含む洗浄流路に流通させる洗浄工程を
    設け、通水流路における原水又は処理容器により処理さ
    れた処理水の流れが所定時間以上無いことを検出した時
    前記洗浄工程を行った後に通水工程に移行することを特
    徴とする水処理装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 原水タンク,原水ライン,処理材を収容
    した処理容器,処理水ラインを順次含み、原水ライン又
    は処理水ラインに給水ポンプを介挿した通水流路と、再
    生液タンク,再生液ライン,処理容器,ドレンラインを
    順次含む再生流路と、原水タンク,原水流下ライン,処
    理容器,ドレンラインを順次含む押し出し流路と、前記
    給水ポンプを駆動して通水流路に原水を流通させる通水
    工程を所定量実行した時に、前記再生流路に再生液を流
    通させる再生工程及び前記押し出し流路に原水を自然落
    下により流通させる押し出し工程を順次行い、通水工程
    に戻る制御を行う水処理装置において、原水タンク,原
    水ライン,処理容器,ドレンラインを順次含み、原水ラ
    インに給水ポンプを介挿した洗浄流路に前記給水ポンプ
    を駆動して原水を流通させる洗浄工程を設け、通水流路
    における原水又は処理容器により処理された処理水の流
    れが所定時間以上無いことを検出した時前記洗浄工程を
    行った後に通水工程に移行することを特徴とする水処理
    装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010029785A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Noritz Corp 軟水化システム
JP2011110503A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Noritz Corp 軟水器
JP2012157793A (ja) * 2011-01-28 2012-08-23 Miura Co Ltd イオン交換装置
JP2012166131A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Miura Co Ltd イオン交換装置

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