JPH09293784A - フィールドプログラマブルゲートアレイ - Google Patents

フィールドプログラマブルゲートアレイ

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JPH09293784A
JPH09293784A JP10741696A JP10741696A JPH09293784A JP H09293784 A JPH09293784 A JP H09293784A JP 10741696 A JP10741696 A JP 10741696A JP 10741696 A JP10741696 A JP 10741696A JP H09293784 A JPH09293784 A JP H09293784A
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JP
Japan
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logic
chip
wiring
units
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP10741696A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Miyazaki
敏明 宮崎
Hideyuki Tsuboi
秀幸 坪井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ上に論理部、IO部および配線要素が
形成され、チップ製造後に実現すべき回路をプログラム
することのできるフィールドプログラマブルゲートアレ
イにおいて、チップ製造後の回路設計を容易にする。 【解決手段】 論理部およびIO部のそれぞれについ
て、配線要素に対する接続形態を同一にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチップ上の論理回路
の構造に関する。特に、実現すべき回路をチップ製造後
にプログラムすることのできるフィールドプログラマブ
ルゲートアレイ(以下「FPGA」という)に関する。
【0002】
【従来の技術】チップの製造後に実現すべき回路をユー
ザが自由にプログラムできるFPGAは、回路の論理を
実現する論理実現部がチップの中央部に配置されてコア
部を形成し、それを取り囲む形でチップ外部との接点と
なる入出力部(IO部)が配置された形状となってい
る。コア部には数十ゲート規模以下の論理が実現できる
プログラム可能な論理部が整然と配置され、さらに、プ
ログラム可能な配線要素によってそれらを互いに接続
し、所望の回路を実現する構造となっている。
【0003】ユーザによる論理回路の設計は、専用のC
AD(Computer Aided Design )により行われる。すな
わち、CADにより各論理部の回路および配線要素によ
る接続を設計し、作成されたプログラムデータにより、
実際の回路設定および配線接続を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のFPGAの構造
では、チップ上により多くの素子を集積することなどの
理由から論理部をコア部に集中させ、IO部については
単なるリード線の引き出しのための部分として周辺部に
配置していた。このため、コア部の周辺部しかIO部に
直接接続できず、コア部に比較的小規模な回路を実現し
た場合には、IO部までの配線が長くなり配線遅延が大
きくなってしまう課題があった。また、その逆に、大規
模な回路を実現した場合には、コア部内の有限の配線要
素を回路実現のために多く用い、回路の入出力端子とI
O部とを結ぶ配線に迂回が生じ、やはり配線遅延の増大
を招くことがあった。
【0005】また、CADにより回路設計を行う場合に
は、最初にコア部内の論理設計および配線設計を行い、
それが完了した後に、コア部とIO部との配線を設計す
るようになっていた。たしかに、設計工数の観点から
は、このような設計方法が有利と考えられる。しかし、
コア部の内部配線については最適化できるかもしれない
が、コア部とIO部との間の配線についての最適化は困
難であり、配線の複雑さや回路動作への影響を考える
と、必ずしも最適とはいえない場合が生じる可能性があ
った。コア部内の配線とIO部への配線とを同時に設計
することも考えられるが、従来のFPGAの構造では、
コア部の内部配線とコア部とIO部との配線とでその形
態が異なり、複雑なCADアルゴリズムが必要となる欠
点があった。
【0006】本発明は、このような課題を解決し、配線
設計が容易な構造のFPGAを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のFPGAは、ひ
とつのチップ上に、チップ製造後に回路の論理の設定が
可能な複数の論理部と、チップ外部との電気的な接続が
可能な複数のIO部と、論理部とIO部とのそれぞれの
間の接続をチップ製造後に行うためにあらかじめ配置さ
れた配線要素とを備え、論理部およびIO部はそれぞ
れ、配線要素に対する接続形態が同一に形成されたこと
を特徴とする。
【0008】このような構成により、各論理部とIO部
とが、それらを結ぶ配線要素に対して同一に見えるた
め、結線対象が論理部かIO部かを意識する必要がなく
なり、CADアルゴリズムを単純化できる。また、論理
部とIO部とを任意に配置することが可能となり、論理
部をチップ上の配列に沿って配置し、IO部の少なくと
も一部については、その配列の内部にその位置の論理部
と置き替えて配置することができる。
【0009】IO部をチップの周辺部だけでなく中心部
にも設けるには、配線構造を変更する必要はなく、該当
する論理部を単にIO部に置き替えればよい。したがっ
て、チップ設計の変更も容易である。IO部をチップの
中心部に設けることで、実現した論理回路からIO部ま
での配線遅延を小さく抑えた配線設計が容易になる。さ
らに、ボールグリッドアレイ構造のパッケージにチップ
を収納する場合にも、IO部がチップ周辺にある従来の
構造に比べ、IO部とパッケージのピンまでの配線も短
くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第一の実施形態を
示す図であり、FPGAチップ上の論理部、IO部およ
び配線要素の配置例を示す。この実施形態では、ひとつ
のFPGAチップ101上に、チップ製造後に回路の論
理の設定が可能な複数の論理部102と、チップ外部と
の電気的な接続が可能な複数のIO部103と、論理部
102とIO部103とのそれぞれの間の接続をチップ
製造後に行うためにあらかじめ配置された配線要素10
4とを備える。配線要素104は碁盤目状に配置され、
その間に論理部102およびIO部103が配置され
る。
【0011】図2は図1に示した105の部分を拡大し
た図である。ここでは、一つの論理部102と二つのI
O部103とを示す。論理部102には配線要素104
への接続のための二つの端子201、202が設けら
れ、それぞれスイッチボックス203、204により配
線要素104に接続される。同様に、二つのIO部10
3にはそれぞれ二つの端子211、212が設けられ、
それぞれがスイッチボックス213、214により配線
要素104に接続される。論理部102用のスイッチボ
ックス203とIO部103用のスイッチボックス21
3とは同一構造であり、同じくスイッチボックス204
と214とは同一構造である。したがって、論理部10
2とIO部103とを取り替えてFPGAを製造する場
合でも、その配線構造には一切変更がなく、配線用のC
ADプログラムのアルゴリズムを変更する必要はない。
【0012】図3は本発明の第二の実施形態を示す図で
あり、図1と同様に、FPGAチップ上の論理部、IO
部および配線要素の配置例を示す。この実施形態は、F
PGAチップ301の周辺部だけでなく内部にもIO部
302〜305が配置されたことが第一の実施形態と異
なる。比較的小規模な回路を実現した場合など、従来の
FPGAでは、回路の入出力をチップ周辺部にしか存在
しないIO部へ接続するための長い配線が必要だった。
これに対し、本実施形態では、FPGAチップ301の
中心部にもIO部302〜305が点在するため、近傍
のIO部に接続することで、信号を外部に引き出すため
の配線が短くできる。
【0013】図4はボールグリッドアレイ構造のパッケ
ージへのFPGAチップの収納を説明する図である。こ
こで、収納されるFPGAチップ401には、その中心
部と周辺部とにそれぞれIO部402、403が設けら
れているものとする。このようなFPGAチップ401
を収納するボールグリッドアレイ構造のパッケージ41
1には、導電性のボール状突起が碁盤目状に配置され、
それがプリントボードとの接点となるピンとして用いら
れる。従来のFPGAでは、IO部がチップの周辺部に
あるため、図4におけるIO部403とピン413との
接続のように、パッケージ周囲のピンへの接続は比較的
容易である。しかし、パッケージの中心部のピンへの接
続は、チップとパッケージとの間に新たに配線基板を挿
入して配線する必要があった。これに対し、IO部がチ
ップの内側に配置されると、図4におけるIO部402
とピン412との接続のように、配線基板がなくても直
接に接続が可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のFPGA
は、各論理部とIO部とが、それらを結ぶ配線要素に対
して同一に見えるため、結線対象が論理部からIO部か
を意識することなく、CADを用いた自動配線を容易に
行うことができる。また、IO部をチップ周辺部だけで
なくチップの中心部にも設けることができるので、実現
した論理回路からIO部までの配線遅延を小さく抑える
配線が可能となる。さらに、ボールグリッドアレイ構造
のパッケージにチップを収納する場合には、IO部がチ
ップ周辺にある従来のチップ構造に比べ、IO部とパッ
ケージのピンまでの配線も短くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示す図。
【図2】図1の一部を拡大して示す図。
【図3】本発明の第二の実施形態を示す図。
【図4】ボールグリッドアレイ構造のパッケージへのF
PGAチップの収納を説明する図。
【符号の説明】
101、301、401 FPGAチップ 102 論理部 103、302〜305、402、403 IO部 104 配線要素 201、202、211、212 端子 203、204、213、214 スイッチボックス 411 パッケージ 412、413 ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ひとつのチップ上に、 チップ製造後に回路の論理の設定が可能な複数の論理部
    と、 チップ外部との電気的な接続が可能な複数の入出力部
    と、 前記複数の論理部と前記複数の入出力部とのそれぞれの
    間の接続をチップ製造後に行うためにあらかじめ配置さ
    れた配線要素とを備えたフィールドプログラマブルゲー
    トアレイにおいて、 前記複数の論理部および前記複数の入出力部はそれぞ
    れ、前記配線要素に対する接続形態が同一に形成された
    ことを特徴とするフィールドプログラマブルゲートアレ
    イ。
  2. 【請求項2】 前記複数の論理部はチップ上の配列に沿
    って配置され、 前記複数の入出力部の少なくとも一部はその配列の内部
    にその位置の論理部と置き替えて配置された請求項1記
    載のフィールドプログラマブルゲートアレイ。
  3. 【請求項3】 チップがボールグリッドアレイ構造のパ
    ッケージに収納された請求項2記載のフィールドプログ
    ラマブルゲートアレイ。
JP10741696A 1996-04-26 1996-04-26 フィールドプログラマブルゲートアレイ Pending JPH09293784A (ja)

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JP10741696A JPH09293784A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 フィールドプログラマブルゲートアレイ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007527613A (ja) * 2003-07-11 2007-09-27 ザイリンクス インコーポレイテッド 縦列アーキテクチャ
JP2012044708A (ja) * 1999-03-04 2012-03-01 Altera Corp プログラマブルロジック集積回路デバイスの相互接続ならびに入力/出力リソース

Cited By (4)

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JP2012044708A (ja) * 1999-03-04 2012-03-01 Altera Corp プログラマブルロジック集積回路デバイスの相互接続ならびに入力/出力リソース
JP2014200106A (ja) * 1999-03-04 2014-10-23 アルテラ コーポレイションAltera Corporation プログラマブルロジック集積回路デバイスの相互接続ならびに入力/出力リソース
JP2007527613A (ja) * 2003-07-11 2007-09-27 ザイリンクス インコーポレイテッド 縦列アーキテクチャ
JP4778422B2 (ja) * 2003-07-11 2011-09-21 ザイリンクス インコーポレイテッド 縦列アーキテクチャ

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