JPH09292196A - 蓄冷式冷房装置 - Google Patents

蓄冷式冷房装置

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JPH09292196A
JPH09292196A JP33963196A JP33963196A JPH09292196A JP H09292196 A JPH09292196 A JP H09292196A JP 33963196 A JP33963196 A JP 33963196A JP 33963196 A JP33963196 A JP 33963196A JP H09292196 A JPH09292196 A JP H09292196A
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tubes
rows
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pack
evaporator
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JP33963196A
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English (en)
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Seiji Miwa
誠治 三輪
Masami Konaka
将見 小中
Takayasu Kojima
孝易 児島
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄冷材の凍結時の体積膨張に起因する蓄冷用
蒸発器チューブの変形を確実に抑制する。 【解決手段】 蓄冷用蒸発器10の複数列のチューブ1
0aの間に、蓄冷材を収納した蓄冷パック23を配置す
るとともに、この複数列のチューブ10aの間隔を所定
の大きさに保持する間隔保持用のステー30を蓄冷用蒸
発器10に装着する。これにより、蓄冷材が凍結して体
積膨張するときのチューブ押し広げ力をステー30にて
受け止めて、複数列のチューブ10aの間隔が広がるの
を防止できるため、蓄冷用蒸発器チューブの変形を確実
に抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蓄冷材の融解潜熱を
利用して室内を冷房する蓄冷式冷房装置に関するもの
で、車両(例えばトラック)の仮眠室内を冷房する冷房
装置として好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の仮眠室を冷房する蓄冷式冷
房装置としては、特開昭62−149509号公報に記
載の装置が知られており、この従来装置では、トラック
の運転室の後方に、仮眠室を形成し、この仮眠室の後方
の壁面に冷却ユニットを配設し、この冷却ユニットの下
方部に吸入口を、また上方部に吹出口をそれぞれ設け、
さらにその内部には蓄冷式冷却器と送風機を設けてい
る。
【0003】上記蓄冷式冷却器は、車両の空調用冷凍サ
イクルに設けられた冷媒蒸発器と、この蒸発器にて冷却
され蓄冷する蓄冷材とから構成され、トラックの走行時
に冷媒蒸発器により蓄冷材を冷却して蓄冷材を凍結して
おき、そしてトラックの停車時に運転者が仮眠室で仮眠
するときには、送風機を作動させて、蓄冷材部分の空気
流路に送風して、この蓄冷材と送風空気との間で熱交換
を行って、送風空気を冷却し、その冷却空気を吹出口か
ら仮眠室内に吹き出すようにしている。
【0004】ところで、本出願人は、上記蓄冷材を収納
した蓄冷パックに関して、先に、特願平6−31840
3号の特許出願において、内部の蓄冷材の重量により蓄
冷パックの下部が膨らむことを防止するために、図5に
示す形状を持った蓄冷パックを提案している。すなわ
ち、図5において、蓄冷用蒸発器10の偏平チューブ1
0aの間に配設される蓄冷パック23をポリエチレンの
ような樹脂にて成形するとともに、この蓄冷パック23
に、天地方向に凹凸状に延びる凹凸面231と、天地方
向に略直線的に延びる側面230とを形成し、凹凸面2
31の凹部およびこの凹部が接続される側面230の中
央部位を他の部分より厚肉とした形状となし、この厚肉
部分にて凹凸形状を補強するようにしている。凹凸面2
31の凹部と偏平チューブ10aの表面との間には、送
風空気を流通させる空気流路24を形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記図
5の蓄冷パック23を蓄冷用蒸発器10の偏平チューブ
10aの間に組み込んだ蓄冷式冷房装置を試作、検討し
た結果、次のごとき不具合が発生することが判明した。
すなわち、先願のものでは、蓄冷材凍結時の体積膨張を
蓄冷パック23の凹凸形状の伸びにより吸収させようと
しているが、蓄冷パック23と蓄冷用蒸発器10の偏平
チューブ10aとは図5に示すように長い距離で接触し
ているため、凹凸形状の伸びだけで蓄冷材凍結時の体積
膨張を十分吸収することができない。
【0006】その結果、蓄冷材凍結時の体積膨張に伴う
パック内圧が偏平チューブ10aに加わり、この内圧は
偏平チューブ10aを押し広げようとする力として、偏
平チューブ10aに作用する。このチューブ押し広げ力
は、蓄冷材凍結時ごとに何回も繰り返し加わるので、偏
平チューブ10aが図11に示すように外側へ押し広げ
られた状態に変形するという不具合が発生する。
【0007】この偏平チューブ10aの外側への変形に
より、偏平チューブ10aと蓄冷パック23の凸部との
間に隙間が発生して、蓄冷パック23の凸部の表面積の
うち、偏平チューブ10aに接触できない部分が発生す
るとともに、蓄冷パック23と偏平チューブ10aとの
間の接触圧も不均一となり、蓄冷時において蓄冷パック
23の冷却効率が低下するので、蓄冷時間(蓄冷材の凍
結完了に要する時間)が長くかかるという問題を生じ
る。
【0008】また、極端な場合には、蓄冷パック23の
うち、偏平チューブ10aに接触できない部分では、蓄
冷材が完全に凍結しないという事態が発生し、蓄冷不足
を起こす。本発明は上記点に鑑みてなされたもので、蓄
冷材の凍結時の体積膨張に起因する蓄冷用熱交換器チュ
ーブの変形を確実に抑制することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1〜7記載の発明では、蓄冷用熱交換器(1
0)の複数列のチューブ(10a)の間に、蓄冷材を収
納したパック状部材(23)を配置するとともに、この
複数列のチューブ(10a)の間隔を所定の大きさに保
持する間隔保持手段(30、300)を蓄冷用熱交換器
(10)に装着したことを特徴としている。 これによ
り、蓄冷材が凍結して体積膨張するときのチューブ押し
広げ力を間隔保持手段(30、300)にて受け止め
て、複数列のチューブ(10a)の間隔が広がるのを防
止できるため、蓄冷用熱交換器チューブの変形を確実に
抑制することができる。
【0010】従って、パック状部材(23)とチューブ
(10a)との間の接触圧がチューブの変形で不均一に
なることを防止して、蓄冷時におけるパック状部材(2
3)の冷却効率の低下を防止できる。特に、請求項6記
載の発明では、間隔保持手段(300、301、30
2)に温度センサ(40)を保持するクランプ部(30
1a)が一体成形されていることを特徴としており、こ
れにより、間隔保持手段に温度センサのクランプ機能を
も兼務させることができる。
【0011】また、請求項7記載の発明では、蓄冷用熱
交換器は、減圧手段(9)にて減圧膨張した冷媒を蒸発
させる蒸発器(10)からなり、減圧手段(9)に備え
られる筒状体(90)を保持するクランプ部(302
a)が間隔保持手段(300、301、302)に一体
成形されていることを特徴としており、これにより、間
隔保持手段に減圧手段(9)の筒状体(90)のクラン
プ機能をも兼務させることができる。
【0012】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1実施形態)図1は本発明をトラック用仮眠室の蓄
冷式冷房装置に適用した場合の冷凍サイクルを示すもの
で、1は圧縮機で、トラックの走行用エンジン(図示せ
ず)により電磁クラッチ1aを介して駆動されるように
なっている。2は圧縮機1から吐出された高温、高圧の
ガス冷媒を冷却し凝縮する凝縮器、3はこの凝縮器2で
凝縮した液冷媒を溜めて液冷媒のみを導出する受液器で
ある。
【0014】4は冷媒流れを断続する常開式の電磁弁、
5は液冷媒を減圧し膨張させる減圧手段としての温度作
動式膨張弁で、5aはその感温筒である。6は冷媒蒸発
器で、トラックの運転室空調用のものであって、トラッ
クの運転室前方の計器盤下方部に配設された空調ユニッ
ト(図示せず)内に設置されている。この空調ユニット
内には図示しない送風機により空気が送風され、この送
風空気が蒸発器6により冷却された後、図示しないヒー
タユニット、吹出口機構を経て車室内へ吹き出すように
なっている。
【0015】7は上記運転室空調用の機器(5、6)を
有する空調用冷媒回路で、前記電磁弁4はこの空調用冷
媒回路7への冷媒流れを断続する。8はこの空調用冷媒
回路7と並列に設けられた蓄冷用冷媒回路、9はこの蓄
冷用冷媒回路8に流入する液冷媒を減圧し膨張させる減
圧手段としての定圧膨張弁で、その下流側が所定圧力以
下に低下すると開弁するものである。
【0016】10は蓄冷用冷媒蒸発器(蓄冷用熱交換
器)で、後述の蓄冷材を冷却し、凍結させるためのもの
である。11は逆止弁で、空調用蒸発器6側から蓄冷用
蒸発器10へ高温冷媒が逆流するのを防止して、蓄冷用
蒸発器10の上流側から下流側への一方向のみに冷媒を
流すものである。蓄冷用冷媒回路8の機器(9、10、
11)はトラックの運転室後方の仮眠室内に設置される
冷却ユニット16のケース内に設置される。
【0017】図2は本発明装置をトラック用仮眠室に設
置する具体的形態を示すもので、トラックの運転室12
の後方に、ベッド13が配設された仮眠室14が形成さ
れている。この仮眠室14と運転室12との間は図示し
ないカーテン等により仕切ることができるようになって
いる。そして、上記仮眠室14において、車両幅方向一
端側の側壁15に冷却ユニット16が配設されている。
【0018】この冷却ユニット16は、図3、4に示す
ように縦長で、かつ薄型の直方体形状に形成された樹脂
製のケース17を有し、このケース17の下方部に仮眠
室14内の空気を吸入する吸入口18が設けられてい
る。この吸入口18は図3に示すように、多数の小さい
穴から構成され、かつこの穴は冷却ユニット16の前面
幅方向の略全域にわたって形成されている。
【0019】また、ケース17の上方部には冷風を車両
幅方向他端側の側壁(図示せず)に向かって吹き出す格
子状の吹出口19が設けられている。ケース17の内部
の上方部に、上記吹出口19に連通した空気流路20が
形成されている。この空気流路20内に位置するように
して、図示しないモータで駆動される遠心式送風機21
が配置されている。この空気流路20の下方部に、冷却
器設置用の室22が区画形成されており、この室22内
に前記した蓄冷用冷媒蒸発器10と、この蒸発器10に
より冷却される蓄冷パック23が設置されている。
【0020】なお、図4において、25は前記室22の
上部で、ケース17の後壁面側の部位に設けられた連通
口で、室22の上部を送風機21の吸入側に連通するも
のである。冷却器を構成する蒸発器10と蓄冷パック2
3はケース17の幅方向(図3の左右方向)の略全域に
設置されているが、吸入口18も前述の通り、ケース1
7の幅方向の略全域に設置されているので、吸入空気は
前記空気流路24に均一に流入し、ケース17の幅方向
の略全域において蓄冷材パック23と熱交換を行うの
で、熱交換面積の増大を図ることができる。
【0021】ケース17の前面上部には、吹出口19の
側方に隣接するようにして、仮眠室冷房用制御パネル2
6が設置されており、この制御パネル26には送風機2
1の速度制御スイッチの操作レバー等が設けられる。上
記した蒸発器10は本例ではアルミニュウム製の多穴偏
平チューブ10a(図5参照)を用いて構成されてい
る。この多穴偏平チューブ10aは蓄冷パック23の幅
寸法L(図4参照)と同等の幅寸法を持った断面偏平状
に形成され、周知のごとく多数の冷媒通路用の穴が並列
形成されている。
【0022】そして、この偏平チューブ10aは図5に
示すように上下端部に折り曲げ部を有し、上下(天地)
方向に蛇行するように形成されている。これにより、偏
平チューブ10aは天地方向に並列に延びる複数列のチ
ューブを構成している。10b、10cは冷媒の出入口
パイプである。そして、この冷媒蒸発器10の偏平チュ
ーブ10aの左右両側の偏平面に密着するように蓄冷パ
ック23が配置されている。この蓄冷パック23は図示
するように天地方向に縦長の凹凸形状に形成されてお
り、樹脂で成形された薄肉のパック状(袋状)部材の内
部に水、あるいは軟ゲル状の蓄冷材を封入したものであ
る。
【0023】また、パック23の材質としては、送風空
気との熱交換性向上のため、薄肉化しやすい材質例えば
ポリエチレン、ナイロン等が好適である。図3、5にお
いて、24は凹凸形状の蓄冷パック23の凹部と冷媒蒸
発器10の偏平チューブ10aとの間に形成された空気
流路である。図4の矢印イはこの空気流路24を通過す
る空気の流れを示す。
【0024】次に、上記蓄冷パック23の具体的形態に
ついて述べると、蓄冷パック23は、天地方向に略直線
的に延びる2つの側面230(図5の紙面垂直方向の前
後の2つの面)を有し、この2つの側面230の間を、
天地方向に凹凸状に延びる2つの凹凸面(図5左右方向
の2つの凹凸面)231で結合した形状となっている。
【0025】ここで、蓄冷パック23のうち、前記2つ
の凹凸面231、231の凹部およびこの凹部が接続さ
れる前記2つの側面230の中央部位が他の部分に比し
て厚肉に形成されている。これにより、この厚肉部分に
よるコラム構造を蓄冷パック23の天地方向の全長にわ
たって形成することができ、凹凸形状が効果的に補強さ
れるので、蓄冷パック23内に水等の蓄冷材を収納して
も、蓄冷パック23の下部が蓄冷材の重量にて膨らむこ
とがない。
【0026】また、凹凸面231、231のうち、凸部
の肉厚を最も薄く設定して、この凸部を蒸発器10のチ
ューブ偏平面に密着させることにより、蒸発器10と蓄
冷パック23との間の伝熱性を良好にしている。次に、
蓄冷用蒸発器10および蓄冷パック23のケース17内
への組付構造を説明すると、図6に示すように、蒸発器
10の左右両側には、樹脂製のサイドプレート10d、
10eを配置する。このサイドプレート10d、10e
にはケース17の内側面との間で空気層を形成する凹部
10fが形成され、断熱効果を高めるようにしてある。
【0027】また、蒸発器10の上側には、偏平チュー
ブ10aのU状折り曲げ部を嵌合保持する樹脂製の押さ
えプレート10gを配置する。また、蒸発器10の下側
には、偏平チューブ10aのU状折り曲げ部を嵌合保持
する樹脂製の支持プレート10hを配置する。この支持
プレート10hは蒸発器10で発生するドレン水を受け
るドレンパンの役割を兼ねており、ドレン水排出穴(図
示せず)が開けられている。
【0028】さらに、蓄冷パック23内の蓄冷材が凍結
する時の体積膨張によって、蒸発器チューブ10aに図
5の左右方向へ押し広げる力が作用して、蒸発器チュー
ブ10aが図11のように変形するのを抑制するため
に、以下の工夫をしている。図7、8の例では、蓄冷パ
ック23を天地方向に2段に分割し、そして、蒸発器チ
ューブ10aの天地方向の中間部位に、櫛形状に成形さ
れた樹脂製のステー(間隔保持手段)30を装着してい
る。このステー30は、天地方向に延びる複数列のチュ
ーブ10aの間に挿入される複数の櫛歯30aを有する
櫛形状に成形されている。
【0029】この櫛形状のステー30はポリプロピレン
のようなある程度の弾性を有する樹脂にて成形するとと
もに、各櫛歯30aの幅寸法を複数列のチューブ30a
の間隔より若干大きく設定することにより、複数列のチ
ューブ30aの間にステー30を圧入状態にて挿入す
る。この圧入によりステー30は複数列のチューブ30
aの間に装着され、保持される。これと同時に、各櫛歯
30aの挿入により複数列のチューブ30aの間隔を所
定の大きさに確実に保持できる。
【0030】ここで、櫛形状のステー30は、蒸発器1
0の空気流れ方向(チューブ幅L方向)の前後両側に配
置される。また、櫛形状のステー30は、その長手方向
の両側の側端部30bをサイドプレート10d、10e
に設けた凹溝10i(図6参照、但し、図6ではサイド
プレート10d側の凹溝10iの図示を省略)内に嵌入
することにより、櫛形状のステー30の装着位置を規定
するようにしてある。ここで、ステー30の装着位置の
固定を確実にするために、前記圧入に加えて、ステー3
0をねじ止め等にてサイドプレート10d、10eに固
定するようにしてもよい。
【0031】ステー30の組付に際しては、図8に示す
ように、最初に、ステー30を蒸発器10のチューブ1
0aの中間位置に圧入にて装着し、次に、このステー3
0の上下両側のチューブ10a間に蓄冷パック30を矢
印Bのごとく装着する。次に、上記構成において本実施
形態の作動を説明する。トラック走行中(エンジン作動
中)に図示しないエアコンスイッチが投入されると、電
磁クラッチ1aに通電され、圧縮機1が電磁クラッチ1
aを介して車両エンジンに連結され、圧縮機1はエンジ
ンにより駆動され、作動する。
【0032】この圧縮機1の作動により図1の冷凍サイ
クルに冷媒が循環する。すなわち、電磁弁4は常開式で
あるため、この電磁弁4を通って空調用冷媒回路7に冷
媒が循環し、空調用蒸発器6にて空調ユニットの送風機
の送風空気が冷却、除湿され、トラック運転室12の空
調を行う。このとき、蓄冷用冷媒回路8の定圧膨張弁9
はその下流側圧力が所定圧(例えば冷媒R134aの場
合、1.0Kg/cm2 、蒸発温度:−10°C)以下
に低下しないので、閉弁した状態を維持する。
【0033】上記トラック走行中に、図示しない蓄冷ス
イッチを投入すると、電磁弁制御回路が始動して、この
制御回路から電磁弁4に所定時間間隔にて通電信号が入
力され、電磁弁4が所定時間間隔ごとに短時間だけ閉弁
する。すると、空調用冷媒回路7への冷媒が遮断される
ので、圧縮機1の冷媒吸入作用により蓄冷用冷媒回路8
の圧力が急激に低下して、前記所定圧以下となり、定圧
膨張弁9が開弁する。この定圧膨張弁9の開弁は断続的
に短時間だけ行われるので、空調用蒸発器6の冷却作用
低下への影響は非常に小さい。
【0034】定圧膨張弁9の断続的な開弁による冷媒供
給によって蓄冷用蒸発器10が蓄冷パック23の冷却作
用を果して、蓄冷パック23内の蓄冷材(水等)を凍結
させ、蓄冷をしておく。このとき、蓄冷パック23の最
も薄肉部分である、凹凸面231の凸部が蒸発器10の
チューブ偏平面に当接しているので、蒸発器10により
効率よく蓄冷パック23を冷却できる。
【0035】また、上記蓄冷時に蓄冷材(水)は凍結し
て体積膨張するが、本実施形態によれば、ステー30の
各櫛歯30aを複数列のチューブ30aの間に挿入する
ことにより、各櫛歯30aにて複数列のチューブ30a
の間隔を所定の大きさに確実に保持できる。したがっ
て、蓄冷材(水)の凍結、体積膨張が何回も繰り返され
ても、蒸発器10が図11のごとく蓄冷材(水)の凍結
時の体積膨張で押し広げられ変形することを良好に防止
できる。
【0036】なお、本発明者らの試作検討によれば、蓄
冷パック23として、肉厚0.5〜0.7mmの低密度
ポリエチレン、幅(チューブ10a間の間隔と同じ)2
7mmのものを用い、蓄冷材として水を用いるととも
に、ステー30として、厚さ5mm、櫛歯30aの高さ
h(図7参照)35mmとすることにより、蒸発器10
の変形を良好に防止できることを確認できた。
【0037】一方、トラック駐車時に、仮眠室14で運
転者等が仮眠するときには、仮眠室冷房用制御パネル2
6に設けられた、送風機21の速度制御手段を操作し
て、送風機21を車載バッテリを電源として作動させ
る。すると、冷却ユニット16のケース17内に図4に
示す矢印の経路で送風空気が流れ、送風空気は蓄冷パッ
ク23と蒸発器10との間の空気流路24を通過すると
きに蓄冷パック23と熱交換して、冷却されて冷風とな
る。この冷風は、連通口25、空気流路20を通って、
吹出口19から図2の矢印ロのごとく仮眠室14内へ吹
出し、さらに仮眠室14のベッド13上の仮眠者Aに沿
って矢印ハのごとく室内空気が吸入口18に吸入される
ので、仮眠室14の冷房を良好に行うことができる。
【0038】蓄冷パック23内の蓄冷材が完全に融解し
て温度上昇するまでの間、駐車時の仮眠室冷房を行うこ
とができる。 (第2実施形態)第1実施形態では、蒸発器10の複数
列のチューブ10a間の間隔を保持する手段として、複
数列のチューブ10aの間に挿入される複数の櫛歯30
aを有する櫛形状に成形されたステー30を用いている
が、第2実施形態では、図9に示すように、複数列のチ
ューブ10a間の間隔を保持する手段として、複数列の
チューブ10aのうち、最も外側のチューブ10a間の
間隔を保持するように、コの字形状に成形したステー3
00を用いている。このステー300により蒸発器10
の左右側面から蒸発器外形を挟み込む形態としても、蓄
冷材の凍結時の体積膨張による蒸発器10の変形を防止
できる。
【0039】第2実施形態のステー300は、蒸発器1
0の左右側面から蒸発器外形を挟み込むものであるか
ら、第1実施形態のステー30のごとく櫛歯30aを挿
入するスペースをチューブ10a間に確保する必要がな
いので、蓄冷パック23を天地方向に1段のみ配置する
場合に有効である。 (第3実施形態)図10の第3実施形態は、上記した櫛
歯30aを有する櫛形状のステー30と、コの字形状の
ステー300とを併用するものである。すなわち、上下
2段の蓄冷パック23の中間位置に櫛形状のステー30
を配置するとともに、この櫛形状のステー30と、チュ
ーブ10aの上下両端部との中間位置にコの字形状のス
テー300を配置することにより、蒸発器10の上下寸
法(高さ)が大きい場合にも、より確実に、蓄冷材の凍
結時の体積膨張による蒸発器10の変形を防止できるよ
うにしたものである。 (第4実施形態)図12の第4実施形態は、図10の第
3実施形態において、コの字形状のステーに、吸込空気
の温度センサおよび定圧膨張弁のクランプ機能を兼務さ
せるようにしたものである。
【0040】すなわち、蒸発器10の前面側(空気上流
側)に位置するコの字形状のステー301にクランプ部
301aを樹脂にて一体形成している。このクランプ部
301aは図13に拡大図示するように、サーミスタか
らなる温度センサ40を保持するためのものであって、
ステー301の下面から下方へ狭い幅で垂下する形状で
ある。
【0041】クランプ部301aの先端側には温度セン
サ40の素子部40aへの通風が良好となるように切欠
き部301bが形成してある。また、クランプ部301
aの先端の前面部にはT字形状で突出する係止保持部3
01cが一体成形してある。この係止保持部301bの
台部(クランプ部301aの面から突出する部位)にリ
ード線40bを載置した後、係止片301cによりリー
ド線40bを弾性的に保持しながら、係止片301cを
係止保持部301bに係止する。
【0042】ここで、係止片301cは樹脂等の弾性を
有する材料で略U字形状に成形され、その先端には引っ
掛け用の爪片を有し、この爪片はリード線40bを弾性
的に保持しながら係止保持部301bに係止される。図
14は温度センサ40の取付後の状態を示す具体例であ
り、ステー301、クランプ部301aの表面には補強
用リブが形成されている。
【0043】なお、サーミスタからなる温度センサ40
は、冷却ユニット16のケース17の下方部の吸入口1
8(図2〜4参照)から吸入される吸込空気温度(仮眠
室14の室温)を検出するものであり、温度センサ40
の検出信号は制御回路(図示せず)に入力され、この制
御回路により吸込空気温度と設定温度とを比較して、仮
眠室14の室温が設定温度に維持されるように、送風機
21の作動を断続する。
【0044】また、コの字形状のステー301の前面部
には穴301eを有する円筒状の突出部301fが一体
成形され、穴301eに後述の目的で使用される樹脂リ
ベット41が脱着可能に装着されている。図15は上記
樹脂リベット41の使用目的を説明するものであって、
図15に示す冷却ユニット16ではケース17の前面部
42をシャフト43により開閉自在なドア構造にし、そ
して、この前面部42の先端に取付金具44を設けると
ともに、ケース17の本体部の側面に取付金具45を設
けている。
【0045】前面部42をケース17の本体部に閉じた
状態で、上記両取付金具44、45の取付穴(図示せ
ず)に樹脂リベット41を挿通することにより、前面部
42をケース17の本体部に固定する。従って、ドア構
造の前面部42を開閉するたびに、樹脂リベット41を
脱着する必要があり、樹脂リベット41を紛失する場合
がある。しかし、第4実施形態によると、コの字形状の
ステー301の前面部の穴301eに、予備の樹脂リベ
ット41が脱着可能に装着(図14参照)されているの
で、樹脂リベット41を紛失した場合でも、この予備の
樹脂リベット41を用いてドア構造の前面部42をケー
ス17の本体部に固定できる。
【0046】図16は蒸発器10の後面側(空気下流
側)に位置するコの字形状のステー302に、定圧膨張
弁9の筒状体90を保持する略コの字形状のクランプ部
302aを樹脂にて一体形成した状態を示している。こ
こで、筒状体90の内部は定圧膨張弁9のダイヤフラム
作動室(図示せず)に連通しており、この筒状体90内
とダイヤフラム作動室内には媒体(不活性ガス)が所定
圧力にて封入されている。
【0047】筒状体90の外周面には発泡ゴムのような
弾性材からなる断熱材91を装着して、筒状体90内部
の媒体圧力が周囲温度の影響を受けないようにしてあ
る。そして、筒状体90は断熱材91を弾性的に圧縮変
形させながら略コの字形状のクランプ部302aに圧入
固定する。図17は筒状体90をクランプ部302aに
圧入固定した後の状態を示している。
【0048】なお、本例の定圧膨張弁9は通常の温度式
膨張弁を利用して構成されているので、筒状体90は通
常の温度式膨張弁における感温筒と同一形状になってい
るが、定圧膨張弁9であるため、蒸発器出口冷媒温度を
感知する必要はない。 (他の実施形態)なお、本発明は上述した図示実施形態
以外にも種々の態様で実施可能であり、例えばトラック
以外に、1ボックスカーのような車両において、車室後
部の空間を駐車時にエンジンを停止して冷房するような
用途に本発明装置を用いてもよい。
【0049】また、蒸発器10として、偏平チューブ1
0aを蛇行状に屈曲させて構成するタイプの他に、直線
状の偏平チューブ10aを多数並列配置し、その並列配
置した偏平チューブ10aの両端に冷媒の入口、出口タ
ンクを配設するタイプ(一般にマルチフロータイプと称
されている)のものを使用してもよい。また、蓄冷パッ
ク23の表面に残った水分等により異臭、カビ等が発生
することがあるので、この異臭、カビ等の発生防止の対
策として、蓄冷パック23を「防カビ剤」入りの樹脂で
成形するようにしてもよい。
【0050】また、第4実施形態では、クランプ部30
1a、302aをコの字形状のステー301、302に
一体成形しているが、クランプ部301a、302a
を、複数の櫛歯(30a)を有する櫛形状のステー30
に一体成形することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における冷凍サイクルを
示すサイクル図である。
【図2】本発明の第1実施形態による冷却ユニットの設
置形態を示す概略説明図である。
【図3】図2の冷却ユニットの一部破断正面図である。
【図4】図3の冷却ユニットの断面図である。
【図5】冷却ユニット内の蓄冷用蒸発器と蓄冷パックと
の組付関係を示す正面図である。
【図6】冷却ユニット内の蓄冷用蒸発器の組付構造を示
す分解斜視図である。
【図7】本発明の第1実施形態によるチューブ間隔保持
用ステーと蓄冷用蒸発器の組付構造を示す分解斜視図で
ある。
【図8】本発明の第1実施形態において、チューブ間隔
保持用ステーおよび蓄冷パックと蓄冷用蒸発器との組付
方法を示す分解斜視図である。
【図9】本発明の第2実施形態によるチューブ間隔保持
用ステーと蓄冷用蒸発器の組付構造を示す分解斜視図で
ある。
【図10】本発明の第3実施形態によるチューブ間隔保
持用ステーと蓄冷用蒸発器の組付構造を示す分解斜視図
である。
【図11】蓄冷用蒸発器が蓄冷材の凍結時の体積膨張に
より変形した状態を示す正面図である。
【図12】本発明の第4実施形態によるチューブ間隔保
持用ステーと蓄冷用蒸発器の組付構造を示す分解斜視図
である。
【図13】第4実施形態の要部の拡大斜視図である。
【図14】第4実施形態の組付後の要部正面図である。
【図15】第4実施形態の説明に供する冷却ユニットケ
ース構造の上面図である。
【図16】第4実施形態の別の要部の拡大斜視図であ
る。
【図17】第4実施形態の組付後の別の要部正面図であ
る。
【符号の説明】
10……蓄冷用蒸発器、10a……チューブ、14……
仮眠室、16……冷却ユニット、21……送風機、23
……蓄冷パック、24……空気流路、30、300、3
01、302……チューブ間隔保持用ステー、30a…
…櫛歯、301a、302a……クランプ部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄冷材を収納したパック状部材(23)
    と、 このパック状部材(23)を冷却する蓄冷用熱交換器
    (10)と、 前記パック状部材(23)と熱交換可能に形成された空
    気流路(24)と、 この空気流路(24)に送風し、前記パック状部材(2
    3)で冷却された冷風を冷房対象部位に吹き出す送風手
    段(21)とを備え、 前記蓄冷用熱交換器(10)は、並列に配設された複数
    列のチューブ(10a)を有し、 この複数列のチューブ(10a)の間に前記パック状部
    材(23)を配置するとともに、この複数列のチューブ
    (10a)の間隔を所定の大きさに保持する間隔保持手
    段(30、300、301、302)を前記蓄冷用熱交
    換器(10)に装着したことを特徴とする蓄冷式冷房装
    置。
  2. 【請求項2】 前記間隔保持手段(30)は、前記複数
    列のチューブ(10a)の間に挿入される複数の櫛歯
    (30a)を有する櫛形状に成形されていることを特徴
    とする請求項1に記載の蓄冷式冷房装置。
  3. 【請求項3】 前記間隔保持手段(300、301、3
    02)は、前記複数列のチューブ(10a)のうち、最
    も外側のチューブ(10a)間の間隔を保持するように
    コの字形状に成形されていることを特徴とする請求項1
    に記載の蓄冷式冷房装置。
  4. 【請求項4】 前記複数列のチューブ(10a)は天地
    方向に延びるように配置されており、 前記パック状部材(23)は、前記複数列のチューブ
    (10a)の間で、天地方向に縦長に配置されており、 前記間隔保持手段(30、300、301、302)は
    水平方向に延びるように配置されていることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか1つに記載の蓄冷式冷房
    装置。
  5. 【請求項5】 前記間隔保持手段として、前記複数列の
    チューブ(10a)の間に挿入される複数の櫛歯(30
    a)を有する櫛形状に成形されたステー(30)と、 前記複数列のチューブ(10a)のうち、最も外側のチ
    ューブ(10a)間の間隔を保持するようにコの字形状
    に成形されたステー(300、301、302)とを併
    用することを特徴とする請求項1に記載の蓄冷式冷房装
    置。
  6. 【請求項6】 前記間隔保持手段(300、301、3
    02)に温度センサ(40)を保持するクランプ部(3
    01a)が一体成形されていることを特徴とする請求項
    1ないし5のいずれか1つに記載の蓄冷式冷房装置。
  7. 【請求項7】 前記蓄冷用熱交換器は、減圧手段(9)
    にて減圧膨張した冷媒を蒸発させる蒸発器(10)から
    なり、 前記減圧手段(9)に備えられる筒状体(90)を保持
    するクランプ部(302a)が前記間隔保持手段(30
    0、301、302)に一体成形されていることを特徴
    とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の蓄冷式
    冷房装置。
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