JPH09291816A - マフラ構造 - Google Patents

マフラ構造

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JPH09291816A
JPH09291816A JP10787896A JP10787896A JPH09291816A JP H09291816 A JPH09291816 A JP H09291816A JP 10787896 A JP10787896 A JP 10787896A JP 10787896 A JP10787896 A JP 10787896A JP H09291816 A JPH09291816 A JP H09291816A
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JP
Japan
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outer cylinder
oil
muffler
tail pipe
exhaust gas
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Application number
JP10787896A
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English (en)
Inventor
Shoji Kaneko
昭二 金子
Hidemi Yokoyama
英巳 横山
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外筒の外周やマフラ本体にオイルが付着しな
いようにして、マフラがオイルで汚れないようにする。 【解決手段】 外筒45でテールパイプ43の延出部4
3aを覆い、延出部43aから滴下したオイルを外筒4
5のオイル受部45aで受ける。そして、このオイルを
受けるオイル受部45aに延出部43aから放出した排
気ガスを吹き付ける。従って、オイル受部45aに滴下
したオイルを排気ガスで吹き飛ばして、オイル受部45
aに滴下したオイルが外筒45の外周側に廻り込むこと
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動二輪車等に使用
するマフラ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動二輪車の排気管末端若しく
は後部にマフラを配置し、エンジン騒音や排気騒音を低
減する機構が採用されているが、このマフラの後部構造
には、次の図6に示すものや、実開平1−134722
号公報「内燃機関のマフラ」に示されるものがある。
【0003】図6は従来のマフラの側面図である。マフ
ラ100は、エキゾーストマフラに連通したマフラ本体
101と、マフラ本体101に連通して後端部(延出部
102a)が後方に延出したテールパイプ102とから
なる。前記エキゾーストパイプ内に2サイクルエンジン
の排気ポートから排気ガスと混合気とを放出するので、
テールパイプ102は延出部102aの排気口から排気
ガスと混合気とを放出することになる。
【0004】一方、実開平1−134722号公報「内
燃機関のマフラ」に、マフラ筒1(符号は公報に記載さ
れたものを引用した。以下同じ。)の後端部から尾管6
を突出し、突出した尾管6をテールパイプ7で覆う技術
が開示されている。このテールパイプ7は長さを、突出
した尾管6の長さと略同一にしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6のマフラには次の
問題がある。すなわち、テールパイプ102の延出部1
02aの排気口近傍に混合気のオイル103が付着し
て、付着したオイル103が延出部102aの排気口か
ら延出部102aの外周に廻り込み、延出部102aの
外周やマフラ本体101の表面がオイル103で汚れ
る。
【0006】また、実開平1−134722号公報には
次の問題がある。すなわち、尾管6から排気ガスや混合
気を放出するとき、尾管6の後端開口から滴下した混合
気のオイルはテールパイプの後端開口から外周に廻り込
む。これにより、テールパイプ7の外周やマフラ筒1の
表面がオイルで汚れる。
【0007】そこで、本発明の目的は、マフラがオイル
で汚れることを防止する技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1は、マフラのテールパイプから排気
ガスを放出するマフラ構造において、前記テールパイプ
に外筒を被せて2重管構造とし、この外筒でテールパイ
プから滴下したオイルを受け、このオイルを受ける外筒
の所定部分に前記排気ガスを吹き付けることを特徴とす
る。
【0009】テールパイプを覆う外筒は、テールパイプ
から滴下したオイルを外筒の内周で受ける。そして、こ
のオイルを受ける外筒の所定部位にテールパイプから放
出した排気ガスを吹き付ける。従って、外筒の所定部位
に滴下したオイルを排気ガスで吹き飛ばして、オイルの
外筒外周側への廻り込みを防止できる。
【0010】請求項2は、前記外筒の軸線とテールパイ
プの軸線とを交差させたことを特徴とする。外筒の軸線
とテールパイプの軸線とを交差させたので、テールパイ
プから放出した排気ガスを外筒のオイル滴下位置に吹き
付けることができる。従って、外筒に滴下したオイルを
排気ガスで吹き飛ばすことができる。
【0011】請求項3は、前記外筒に共鳴を防止する穴
を開けたことを特徴とする。外筒に穴を開けることによ
り、外筒内で発生した排気音が穴を経て外筒の外側に逃
げるので、排気音が外筒内で共鳴することを防止でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るマフラ構造を備えたス
クータ型自動二輪車の側面図である。スクータ型自動二
輪車1は車体フレーム2と、この車体フレーム2を覆う
ボディカバー10と、前輪25及び後輪27と、後輪2
7を支えるパワーユニット30と、パワーユニット30
に取付けたマフラ構造35等からなり、マフラ構造35
は図2〜図5で詳細に説明する。9aはシートである。
【0013】車体フレーム2はヘッドパイプ3と、この
ヘッドパイプ3に操向可能に支持したフロントフォーク
4と、このフロントフォーク4に連結したハンドル5
と、ヘッドパイプ3から後下方に延出したダウンチュー
ブ6と、このダウンチューブ6の下端から後方に連設し
たリヤフレーム7とからなる。なお、前輪25はフロン
トフォーク4の下端部に懸架するものである。
【0014】リヤフレーム7は平面視略楕円状を呈し、
ダウンチューブ6の後端部から後方に延びる左右一対の
前部フレーム部7a(一方のみを示す)と、これらの前
部フレーム部7aの後部から後上方に延びる左右一対の
中間フレーム部7b(一方のみを示す)と、これらの中
間フレーム部7bの後端を相互に連結する後部フレーム
部7cとからなる。
【0015】ボディカバー10は、ヘッドパイプ3の前
部を覆うフロントカバー11と、運転車の脚部前方を覆
うレッグシールド12と、運転者の足元を支持するフロ
アパネル13と、中間フレーム部7bの前部を覆うセン
ターカバー14と、車体フレーム2の後上部に備えたリ
ヤフェンダ16とからなる。17は前輪25の上部に配
置したフロントフェンダである。
【0016】パワーユニット30は2サイクル強制空冷
型エンジン31と、2サイクル強制空冷型エンジン31
の出力を後輪27に伝達する無段変速機(伝動ケース3
2のみ図示する)とからなる。33はリヤサスペンショ
ン、34は燃料タンクである。
【0017】図2は本発明に係るマフラ構造の側面図で
ある。2サイクル強制空冷型エンジン31の排気ポート
にはエキゾーストパイプ36を介してマフラ構造35を
連結する。このマフラ構造35は、円筒状のマフラ本体
37と、テールパイプ43と、外筒45とからなる。
【0018】図3は本発明に係るマフラ構造の後部斜視
図である。テールパイプ43は、後端部(延出部)43
aがマフラ本体37の後端部から後方に延出したもので
ある。外筒45は、マフラ本体37から延出した延出部
43aに被せたもので、延出部43aからさらに後方に
延出したオイル受部45aと、基端45bに開けた共鳴
防止穴45cとを備える。なお、共鳴防止穴45cは、
図右端に示した方位線に沿って車体よりに斜め上に開
けることが望ましい。そうすれば、共鳴防止穴45cが
外側から見え難いので美観上好ましい。
【0019】図4は本発明に係るマフラ構造の後部断面
図である。マフラ本体37は、筒体38と、セパレータ
39と、リヤキップ40とを備え、セパレータ39及び
リヤキップ40にテールパイプ43を所定の傾斜角度に
取付けたものである。更に、テールパイプ43の軸線を
1、外筒45の軸線をL2とすると、L1とL2とが角度
θで交わるように外筒45を持上げる。これにより、テ
ールパイプ43の延出部43aから放出した排気ガス5
1(図6(b)参照)をオイル受部45aに吹き付ける
ことが可能になる。47はインナパイプである。
【0020】以上に述べた本発明に係るマフラ構造の作
用を次に説明する。図5(a),(b)は本発明に係る
マフラ構造の作用説明図である。(a)は、2サイクル
エンジンのアイドリング状態を示したものである。2サ
イクルエンジンの背圧が低くなりテールパイプ43の延
出部43aから放出する排気ガス51の吹付け力が減少
する。2サイクルエンジンは排気ガス51と一緒に混合
気を放出するので、混合気のオイル50が延出部43a
から滴下して外筒45のオイル受部45aに溜まる。一
方、外筒45内で発生した排気音を共鳴防止穴45cか
ら外側に逃がして排気音の共鳴を防止する。
【0021】(b)は、走行状態を示したもので、2サ
イクルエンジンの背圧が高くなりテールパイプ43の延
出部43aから放出する排気ガス51の吹付け力が増加
する。このとき、オイル受部45aに排気ガス51を吹
き付けるので、オイル受部45aに溜まったオイル50
を排気ガス51で外筒45の外側に吹き飛す。これによ
り、オイル受部45aに溜まったオイル50で外筒45
の外周やマフラ本体37が汚れることを防止する。ま
た、(a)と同様に、外筒45内で発生した排気音を共
鳴防止穴45cから外側に逃がして排気音の共鳴を防止
する。
【0022】尚、前記実施の形態では2サイクルエンジ
ンに取付けたマフラ構造を説明したが、本発明に係るマ
フラ構造は車両の内燃機関に広く採用することができる
ものである。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、テールパイプを覆う外筒は、テール
パイプから滴下したオイルを外筒の内周で受ける。そし
て、このオイルを受ける外筒の所定部位にテールパイプ
から放出した排気ガスを吹き付ける。従って、外筒の所
定部位に滴下したオイルを排気ガスで吹き飛ばして、外
筒の内周に滴下したオイルが外筒の外周側に廻り込むこ
とを防止できる。これにより、外筒の外周やマフラ本体
がオイルで汚れることを防止できる。
【0024】請求項2は、外筒の軸線とテールパイプの
軸線とを交差させたので、テールパイプから放出した排
気ガスを外筒のオイル滴下位置に吹き付けることができ
る。従って、外筒に滴下したオイルを排気ガスで吹き飛
ばすことができる。これにより、外筒の外周やマフラ本
体がオイルで汚れることを防止できる。
【0025】請求項3は、外筒に穴を開けることによ
り、外筒内で発生した排気音が穴を経て外筒の外側に逃
げるので、排気音が外筒内で共鳴することを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマフラ構造を備えたスクータ型自
動二輪車の側面図
【図2】本発明に係るマフラ構造の側面図
【図3】本発明に係るマフラ構造の後部斜視図
【図4】本発明に係るマフラ構造の後部断面図
【図5】本発明に係るマフラ構造の作用説明図
【図6】従来のマフラの側面図
【符号の説明】
35…マフラ構造、37…マフラ本体、43…テールパ
イプ、43a…延出部、45…外筒、45a…オイル受
部、45c…共鳴防止穴(穴)、50…オイル、51…
排気ガス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マフラのテールパイプから排気ガスを放
    出するマフラ構造において、前記テールパイプに外筒を
    被せて2重管構造とし、この外筒でテールパイプから滴
    下したオイルを受け、このオイルを受ける外筒の所定部
    分に前記排気ガスを吹き付けることを特徴とするマフラ
    構造。
  2. 【請求項2】 前記外筒の軸線とテールパイプの軸線と
    を交差させたことを特徴とする請求項1記載のマフラ構
    造。
  3. 【請求項3】 前記外筒に共鳴を防止する穴を開けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のマフラ構造。
JP10787896A 1996-04-26 1996-04-26 マフラ構造 Pending JPH09291816A (ja)

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IT97TO000280 IT1304965B1 (it) 1996-04-26 1997-04-03 Struttura di marmitta
CN97110387A CN1091837C (zh) 1996-04-26 1997-04-24 消音器
ES9700904A ES2144342B1 (es) 1996-04-26 1997-04-25 Estructura de silenciador.

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IT1304965B1 (it) 2001-04-05
ITTO970280A1 (it) 1998-10-03
ES2144342A1 (es) 2000-06-01
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