JPH09291433A - 放熱性および肌離れ性に優れた編織物 - Google Patents

放熱性および肌離れ性に優れた編織物

Info

Publication number
JPH09291433A
JPH09291433A JP8096991A JP9699196A JPH09291433A JP H09291433 A JPH09291433 A JP H09291433A JP 8096991 A JP8096991 A JP 8096991A JP 9699196 A JP9699196 A JP 9699196A JP H09291433 A JPH09291433 A JP H09291433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
heat dissipation
sweating
composite yarn
yarn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8096991A
Other languages
English (en)
Inventor
Sonoko Ishimaru
園子 石丸
Mitsuo Tanida
光雄 谷田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP8096991A priority Critical patent/JPH09291433A/ja
Publication of JPH09291433A publication Critical patent/JPH09291433A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、発汗時の放熱性を高め、運動時の
暑熱感、および運動後の冷え感を減少させ、かつ発汗が
伴う場合の衣服の肌離れ性に優れた編織物に関する織物
を提供する。 【構成】 単糸10デニール以上の疎水性フィラメント
を含有する複合糸を用いてなる編織物において発汗シミ
ュレート装置による放熱量が200Kcal/m2/hr以上、模
擬皮膚残留汗量が100g/m2/hr 以下であり、水分率3
0%での投影面積が25cm2 以上であり、かつ表面摩擦
係数が0.35以下である放熱性および肌離れ性に優れ
た編織物。尚、発汗シミュレーション装置による測定条
件は、環境20℃,65%RH、基体30℃、発汗量4
10g/m2/hr 、測定時間は発汗開始から15分間であ
る。投影面積の測定条件は円板の直径7cm、試料の直径
24.5cmであり、全投影面積から円板の面積を減算す
る。表面摩擦係数は、人工皮脂付着フィルムと湿潤試料
との摩擦係数を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発汗時の放熱性を
高め、運動時の暑熱感、および運動後の冷え感を減少さ
せ、かつ発汗が伴う場合の衣服の肌離れ性に優れた編織
物に関する。
【0002】
【従来の技術】運動時の暑熱感、および運動後の冷え感
を減少させるため、従来、吸湿性繊維の使用、あるいは
吸湿性繊維と非吸湿性繊維の2層構造、または繊維表面
に微細凹凸をつけた繊維の使用による毛細管現象の利用
等が行われている。しかし、従来の方法では、多量発汗
時の暑熱感を小さくすることは難しく、大きな効果は得
られなかった。また、衣服の肌離れ性を向上させるため
の改良は十分なされていないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、発汗時の放
熱性を高め、運動時の暑熱感、および運動後の冷え感を
小さくし、かつ発汗が伴う場合の衣服の肌離れ性に優れ
た編織物を提供することを目的とする
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次の構成を有する。単糸10デニール
以上の疎水性フィラメントを含有する複合糸を少なくと
も一部に用いてなる編織物において、発汗シミュレート
装置による放熱量が200Kcal/m2/hr以上、模擬皮膚残
留汗量が100g/m2/hr 以下であり、水分率30%での
投影面積が25cm2 以上であり、かつ表面摩擦係数が
0.35以下であることを特徴とする放熱性および肌離
れ性に優れた編織物である。発汗シミュレート装置によ
る測定条件は、環境20℃,65%RH、基体30℃、
発汗量410g/m2/hr 、測定時間は発汗開始から15分
間である。投影面積の測定条件は円板の直径7cm、試料
の直径24.5cmであり、全投影面積から円板の面積を
減算する。表面摩擦係数は、人工皮脂付着フィルムと湿
潤試料との摩擦係数を求める。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。発汗シミ
ュレート装置とは、特願平6−278206号「発汗状
態を模擬した温湿度の測定方法」に記載の装置を言う。
すなわち、発汗孔を有する基体、および産熱体からなる
産熱発汗機構と、発汗孔に水を供給するための送水機
構、基体の温度を制御する産熱制御機構を備えた発汗シ
ミュレート装置である。基体は黄銅、基体面積は120
cm2 、基体に付与した発汗孔は6個である。また、産熱
体は面状ヒータを使用する。送水機構には、CPU制御
により電磁弁を間欠的に開閉する方法である。さらに、
積算電力計を設置し消費電力時間から放熱量を求めるこ
とを可能にしてある。疑似皮膚には、ポリエステルフィ
ラメントからなるポアサイズ100〜120μmの織物
を使用する。
【0006】本発明における上記発汗シミュレート装置
における測定条件は、環境20℃,65%RH、基体3
0℃、発汗量410g/m2/hr 、測定時間は発汗開始から
15分間である。発汗開始後15分間の放熱量が200
Kcal/m2/hr以上であると、発汗時の暑熱感が小さくなる
効果を示す。発汗中の放熱量が大きいと、発汗が停止し
た後の回復性に優れ、運動後の冷え感も小さくなる傾向
を示す。望ましくは、220〜300Kcal/m2/hrあると
より顕著な効果を示す。
【0007】発汗シミュレート装置による模擬皮膚残留
汗量は、発汗15分前後の模擬皮膚増加重量から求め
る。模擬皮膚残留汗量が100g/m2/hr 以下であると、
衣服着用時、汗腺から出てくる汗の蒸発を妨げず、放熱
性を高く維持することが可能である。また、皮膚上の汗
量が少ないことは、べたつき感、ぬれ感等の不快感も小
さくすることが可能となる。望ましくは、30〜85g/
m2/hr であるとより大きい効果を有する。
【0008】本発明における水分率30%での投影面積
は、直径7cm、高さ10.5cmの円板に、直径24.5
cmの円形の試料をのせ、上からみた投影面積を画像処理
により求める。全投影面積から円板の面積を減算した値
を投影面積として用いるが、この値が25cm2 以上であ
ると身体と衣服との間に空間ができやすく、運動により
編織物の動きが大きくなるため、換気が生じやすく、放
熱性が高まる。また、逆に運動後は、身体と衣服との間
に空間が保持されるため保温性が高まり冷え感が小さく
なる。投影面積が30〜100cm2あると、本効果は促
進される。
【0009】本発明における肌離れ性とは、汗をかいて
も衣服が肌にくっついたりべたついたりしにくい性質の
ことをいう。肌離れ性の評価は、表面特性試験機KES
(Kawabata's Evaluation System for Fabrics)−SE
(カトーテック(株)製)を使用する。160g/m2の水
を付与した湿潤試料と、オレイン酸、スクアレン、トリ
オレインからなる人工皮脂を付与したフィルムとの摩擦
係数を測定する。荷重は100g/cm2 である。表面摩擦
係数が、0.35以下であると優れた肌離れ性を有す
る。望ましくは、0.20〜0.32であると大きい効
果が得られる。
【0010】本発明における編織物は、少なくとも一部
の糸が複合糸から構成される。該複合糸は単糸デニール
が10d以上の疎水性フィラメントを含有する。デニー
ルの大きいフィラメントを使用することにより、編織物
の剛性が高くなる。高密度編織物によっても剛性は高く
なるが、その場合、糸−糸間の空隙が小さくなり発汗時
の放熱性が低下してしまうので好ましくない。編織物の
剛性が高いと、身体と衣服との間の空間が大きくなり、
運動すると編織物が大きく動いて換気を促進する。と同
時に、運動後は空間ができやすく保温性が高まる、か
つ、ぬれた衣服が肌に接しにくいため、冷たい感覚も小
さくなる。効果をより大きくするためには、単糸デニー
ルが20d以上のフィラメントが好ましい。さらに、デ
ニールの大きい繊維は、肌に直接触れると肌触りが悪い
ため、複合糸の表層部に現れない構造が望ましい。ま
た、糸内部に水分を保持しない方が速やかに汗を外気に
発散することができるため、表層部に現れないデニール
の大きいフィラメントは、疎水性繊維を用いることが好
ましい。尚、本発明の疎水性フィラメントとは、ポリエ
ステル、アセテート、トリアセテート、ポリウレタン、
ポリプロピレン等、特に限定するものではない。
【0011】本発明における編織物の少なくとも一部を
構成する複合糸は、糸表面積の30%以上が疎水性フィ
ラメントから構成されることが望ましい。望ましくは糸
表面積の50%以上が疎水性フィラメントから構成され
る。糸表層部がステープルから構成されると、ステープ
ルの毛羽のために、糸−糸間の空隙が静止空気層をつく
り空気の流通が低下するため、湿分を含んだ空気が外気
へ移行しにくくなる。そのために、放熱量が小さくな
る。糸表層部を全て疎水性フィラメントで構成してもよ
いが、その場合は、表面に微細孔やスリットを付与した
フィラメントを使用したり、吸水加工を行う等、フィラ
メントの水への濡れ性を高める工夫を行うことが望まし
い。
【0012】本発明における編織物の少なくとも一部を
構成する複合糸には、吸湿性ステープルが、5〜40%
含まれることが望ましい。40%を超えると汗を保持し
過ぎてしまうため、発汗中の放熱量が少なくなり、運動
後に発汗が停止してもいつまでも放熱が持続する。した
がって、発汗時の暑熱感は大きくなり、かつ発汗停止後
の冷え感が大きくなる。吸湿性ステープルが0%の場合
は、非吸湿性繊維に吸水加工を施す等、水への濡れ性を
高めることが望ましい。また、このとき非吸湿性フィラ
メントのみを使用する場合、デニールの異なるフィラメ
ントを用い、糸表層部にデニールの大きい繊維を、糸内
層部にデニールの小さい繊維を多く配置することにより
毛細管現象による水分の移行が促進される。吸湿性ステ
ープルの含有量が20〜30%であると、発汗時の放熱
量を効果的に高め、かつ発汗初期のむれ感をも小さくす
ることが可能となる。尚、本発明の吸湿性ステープルと
は、綿、レーヨン、ポリノジック、麻、ウール、吸湿加
工ポリエステル等、特に限定されるものではない。
【0013】本発明における編織物の少なくとも一部を
構成する複合糸の撚り係数は、k=3.5以上であるこ
とが望ましい。撚り係数が小さいと糸−糸間の空隙が小
さくなり、通気性が小さくなるため、放熱量も少なくな
る。したがって、撚り係数はk=3.5以上必要であ
る。望ましくは、k=4.0以上であると発汗時の放熱
量が大きくなる。
【0014】本発明における編織物の少なくとも一部を
構成する複合糸は、3種類以上の異なる繊維から構成さ
れることが望ましい。3種類以上の異なる繊維とは、異
なる素材、ステープルとフィラメントの違い、デニール
の違い、断面形状、伸長・収縮率の違い等を、異なる種
類として扱う。
【0015】編組織、織組織は特に限定はしないが、薄
地、かつ糸−糸間の空隙が大きくなる組織が望ましい。
多層構造編地にする場合でも、糸と糸とが厚み方向で重
なりにくい組織が好ましい。メッシュ構造の組織も好ま
しい。
【0016】次に実施例及び比較例を示すが、本発明の
編織物は、以下の実施例のみに限定されるものではな
い。
【0017】
【実施例】
実施例1 最内層が20デニールのポリエステルモノフィラメン
ト、中間層が綿とエステルステープル、最外層がポリエ
ステルフィラメントの複合糸からなる編物を作成した。
混率はエステル/綿=70/30である。複合糸の番手
は30’s、撚り係数はk=4.0である。組織は天竺
である。最外層のエステルフィラメントの被覆率は、9
0%である。
【0018】実施例2 最内層が20デニールのポリエステルモノフィラメン
ト、中間層がエステルステープル、最外層がポリエステ
ルフィラメントの複合糸からなる編物を作成した。複合
糸の混率は、ポリエステル100%、番手は30’s、
撚り係数はk=4.0である。組織は天竺である。最外
層のエステルフィラメントの被覆率は、90%である。
【0019】実施例3 2つの繊維束からなる複合糸であって、一方の繊維束は
ポリエステルフィラメントからなり、他方の繊維束は芯
部が20デニールのポリエステルモノフィラメント、鞘
部がポリエステルステープルと綿から構成された複合糸
からなる編物を作成した。混率はエステル/綿=70/
30である。複合糸の番手は30’s、撚り係数はk=
4.0である。組織は天竺である。最外層のエステルフ
ィラメントの被覆率は、50%である。
【0020】実施例4 2つの繊維束を撚り係数4.0で精紡交撚してなる複合
糸であって、一方の繊維束はポリエステルフィラメント
からなり、他方の繊維束は芯部が20デニールのポリエ
ステルモノフィラメント、鞘部がポリエステルステープ
ルから構成された複合糸からなる編物を作成した。複合
糸の混率はポリエステル100%、番手は30’sであ
る。組織は天竺である。最外層のエステルフィラメント
の被覆率は、50%である。
【0021】実施例5 2つの繊維束からなる複合糸であって、一方の繊維束は
ポリエステルフィラメントからなり、他方の繊維束は芯
部が20デニールのポリエステルモノフィラメント、鞘
部がポリエステルステープルから構成された複合糸を含
む編物を作成した。複合糸の混率はポリエステル100
%、番手は50’s、撚り係数はk=4.0である。最
外層のエステルフィラメントの被覆率は、50%であ
る。組織は、複合糸とポリエステルフィラメント50デ
ニール24フィラメントとの交編によるリバーシブル組
織である。
【0022】実施例6 芯部が、20デニールのポリエステルモノフィラメント
と、単糸デニール0.4デニールのポリエステルフィラ
メントからなり、鞘部が単糸デニール1.5デニールの
ポリエステルフィラメントからなる芯鞘型複合糸からな
る編物を作成した。編物には吸水加工を実施した。組織
は鹿子リバーシブル組織である。
【0023】実施例7 芯部が、20デニールのポリエステルモノフィラメント
と、単糸デニール0.3デニールのポリエステルフィラ
メントからなり、鞘部が単糸デニール2.0デニールの
分子量20000のポリエチレングリコールを2w.t.%
含有するポリエステルフィラメントからなる芯鞘型複合
糸からなる編物を作成した。編成後、アルカリ減量によ
り、鞘部のポリエステルフィラメントに繊維軸方向の多
条溝を複数本出現させ、吸水加工を実施した。組織は鹿
子リバーシブル組織である。
【0024】実施例8 芯部が20デニールのポリエステルモノフィラメントか
らなり、鞘部がポリエステルフィラメントと綿からなる
複合糸からなる編物を作成した。複合糸の番手は30’
s、撚り係数はk=4.0である。組織は天竺である。
【0025】実施例9 2つの繊維束からなる複合糸であって、一方の繊維束は
ポリエステルフィラメントからなり、他方の繊維束は芯
部が20デニールのポリエステルモノフィラメント、鞘
部がポリエステルステープルと綿から構成された複合糸
からなる織物を作成した。混率はエステル/綿=70/
30である。複合糸の番手は40’s、撚り係数はk=
4.0である。組織は平組織である。
【0026】比較例1 ポリエステルステープルと綿の均一混紡糸により編物を
作成した。番手は30’s、撚り係数k=2.5、組織
は天竺である。
【0027】比較例2 綿100%の編物を作成した。番手は30’s、撚り係
数はk=2.5、組織は天竺である。
【0028】比較例3 ポリエステルフィラメントによる編物を作成した。75
デニールのフィラメントを使用し、組織は鹿子リバーシ
ブルにした。
【0029】比較例4 綿100%の織物を作成した。番手は40’s、組織は
平組織である。
【0030】比較例5 沸水収縮率4%の楕円形横断面のカチオン可染ポリエス
テル75デニール24フィラメントと、沸水収縮率1
4.0%の円断面の30デニール24フィラメントによ
り、芯鞘型異収縮混繊糸を作成し、平組織の織物を作成
した。
【0031】発汗時の放熱量、模擬皮膚残留汗量、およ
び、水分率30%のときの投影面積、ならびに、肌離れ
性の評価結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】実施例1、3、4、および比較例1、2を
Tシャツに縫製し着用テストを実施した結果を表2に示
す。着用テストは、30℃、50%RHの環境下で、踏
み台昇降運動15分間の運動を行った。
【0034】
【表2】
【0035】表1の結果から、実施例はいずれも、発汗
時の放熱性が高く、かつ、模擬皮膚残留汗量が少なく、
かつ、投影面積が大きく、かつ、摩擦係数が小さい傾向
を示す。
【0036】表2の結果から、実施例のシャツは、運動
中の暑熱感が小さく、運動後の冷え感も小さく、肌離れ
性も良好な傾向をしめす。
【0037】
【発明の効果】本発明から得られた編織物は、従来にな
い、発汗時の放熱性を高め、運動時の暑熱感、および運
動後の冷え感を減少させ、かつ、発汗が伴う場合の衣服
の肌離れ性に優れた編織物である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単糸10デニール以上の疎水性フィラメ
    ントを含有する複合糸を少なくとも一部に用いてなる編
    織物において、発汗シミュレート装置による放熱量が2
    00Kcal/m2/hr以上、模擬皮膚残留汗量が100g/m2/h
    r 以下であり、水分率30%での投影面積が25cm2
    上であり、かつ表面摩擦係数が0.35以下であること
    を特徴とする放熱性および肌離れ性に優れた編織物。
  2. 【請求項2】 複合糸が、糸表面積の30%以上が疎水
    性フィラメントから構成されてなることを特徴をする請
    求項1記載の放熱性および肌離れ性に優れた編織物。
  3. 【請求項3】 複合糸が、吸湿性ステープル吸湿性ステ
    ープルを5〜40重量%含有してなることを特徴とする
    請求項1記載の放熱性および肌離れ性に優れた編織物。
  4. 【請求項4】 複合糸の糸の撚り係数kが3.5以上で
    あることを特徴とする請求項1記載の放熱性および肌離
    れ性に優れた編織物。
  5. 【請求項5】 複合糸の糸表層部を構成する疎水性フィ
    ラメントが、繊維表面に微多孔または多条溝を有する繊
    維であることを特徴とする請求項2記載の放熱性および
    肌離れ性に優れた編織物。
  6. 【請求項6】 複合糸が3種類以上の繊維から構成され
    てなることを特徴とする、請求項1記載の放熱性および
    肌離れ性に優れた編織物。
  7. 【請求項7】 複合糸が非吸湿性繊維のみから構成され
    てなることを特徴とする請求項1記載の放熱性および肌
    離れ性に優れた編織物。
JP8096991A 1996-04-18 1996-04-18 放熱性および肌離れ性に優れた編織物 Pending JPH09291433A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8096991A JPH09291433A (ja) 1996-04-18 1996-04-18 放熱性および肌離れ性に優れた編織物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8096991A JPH09291433A (ja) 1996-04-18 1996-04-18 放熱性および肌離れ性に優れた編織物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09291433A true JPH09291433A (ja) 1997-11-11

Family

ID=14179678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8096991A Pending JPH09291433A (ja) 1996-04-18 1996-04-18 放熱性および肌離れ性に優れた編織物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09291433A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002054056A (ja) * 2000-08-07 2002-02-19 Toyobo Co Ltd クーリング機能に優れる編物
JP2012102417A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Toyobo Specialties Trading Co Ltd 長短複合紡績糸
CN102634902A (zh) * 2012-03-23 2012-08-15 浙江蓝天海纺织服饰科技有限公司 一种防静电散热安全防护工装面料及其制造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002054056A (ja) * 2000-08-07 2002-02-19 Toyobo Co Ltd クーリング機能に優れる編物
JP2012102417A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Toyobo Specialties Trading Co Ltd 長短複合紡績糸
CN102634902A (zh) * 2012-03-23 2012-08-15 浙江蓝天海纺织服饰科技有限公司 一种防静电散热安全防护工装面料及其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI612193B (zh) 多層構造圓形編織物
JP5788895B2 (ja) 多層構造編地
JP5371110B2 (ja) 衣料用編地
US4621489A (en) Textile fabric utilizing cored yarns
EP3604650A1 (en) Garment
JPH10131000A (ja) 編地および運動用衣服
JP2011063896A (ja) 布帛
JP2005105441A (ja) 多層構造編地
JP2001020159A (ja) 清涼編み地
JPH09291433A (ja) 放熱性および肌離れ性に優れた編織物
JPS6262165B2 (ja)
JP7374113B2 (ja) 二層構造編物、及び衣料品
JPH11172539A (ja) 吸汗性と速乾性を有する複合糸
WO2000066822A1 (fr) Textile et element de textile en contact direct avec la peau
JP4334543B2 (ja) 温度調節機能を持つ布帛
JP4228109B2 (ja) 編織物
JP2004011069A (ja) 吸水吸湿性に優れた複合糸、織編物及びそれを用いたスポーツ衣料
TW202043563A (zh) 複合紗及含該複合紗之編織物、以及該複合紗之製造方法
JP3145131B2 (ja) 清涼性に優れた布帛
JP2003064558A (ja) 快適性編物
JP2020176345A (ja) 潜在嵩高性アクリル織物および嵩高アクリル織物の製造方法
JPS6151051B2 (ja)
JP6150748B2 (ja) 芯鞘構造紡績糸及びこれを含む織編物並びに肌着
JPS6254899B2 (ja)
JP3680532B2 (ja) 冷え感の少ないポリエステル複合糸

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050324

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050714