JP3680532B2 - 冷え感の少ないポリエステル複合糸 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主としてスポ−ツ用衣料、一般の肌着などの衣料に使用して好適な芯部が単繊維の繊度5〜20(d)のポリエステルフィラメント(A)と鞘部が繊度0.2〜1.5(d)のポリエステルステ−プルファイバ−及びポリエステルフィラメント(B)との混繊繊維束からなり、かつ(A)と(B)との重量比が1:2〜2.5である芯鞘構造の複合糸であって、鞘部を構成するポリエステルフィラメント(B)の一部が該複合糸の表面にル−プ状に突出してなる冷え感の少ないポリエステル系複合糸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ポリエステル繊維は羊毛や木綿に比較して熱の伝導率が大で、保温性が低いため、保温性の織編物を得るためにポリエステル中空繊維や原料樹脂中にセラミックス等を練り込んで得られた繊維が使用された。しかしながらこれら、従来のポリエステル改良繊維は保温性は高いものの、衣料とした場合の風合いが硬くなり、かつ接触冷温感が高く、肌に触れた時には所謂合成繊維に特有な冷たさを感ずる欠点がある。しかしながら接触冷温感の低いとされているウ−ルは毛羽が多く、直接人の肌に触れると所謂チクツキを感ずる欠点があり、直接肌着としては使用することは不向きである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、従来の合成繊維、特に衣料用として重要視されているポリエステル繊維を使用した各種衣料、例えば、スポ−ツ用衣料や肌着用衣料などの直接人体に触れる衣料は、従来の天然繊維に比較した場合、接触冷温感が大で所謂冷え感があるという問題点がある。本発明は上記の問題点を解決して、ポリエステル繊維の価値を高めるためにポリエステル繊維の持つ望ましい良好な風合いを保持して、更に冷え感の少ない衣料用繊維を提供することを目的として鋭意研究した結果、容易に工業的生産が可能な、本発明の冷え感の少ないポリエステル複合糸に関する発明を完成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1は、芯部が単繊維の繊度5〜20デニ−ル(d)のポリエステルフィラメント(A)、鞘部が繊度0.2〜1.5dのポリエステルステ−プルファイバ−とポリエステルフィラメント(B)との混繊繊維束からなる芯鞘構造の複合糸にして、かつ鞘部を構成するポリエステルフィラメント(B)の一部が、該複合糸の表面にル−プ状に突出してなることを特徴とする冷え感の少ないポリエステル複合糸であり、
その第2は、芯鞘構造の複合糸の鞘部を構成するポリエステルフィラメント(B)の10%伸長時の応力が、下記の範囲にあることを特徴とする上記第1記載の冷え感の少ないポリエステル複合糸であり、
0.5≦ST10≦2.0
ここにST10は10%伸長時の応力を示す。
その第3は、ポリエステルフィラメント(A)とポリエステルフィラメント(B)との重量比が1:2〜2.5であることを特徴とする上記第1又は第2記載の冷え感の少ないポリエステル複合糸に関するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に本発明を詳細に説明する。
人の肌が布帛を形成する繊維に触れた時の接触冷温感、所謂冷え感は主として繊維の熱伝導度に関係する。冷え感の少ない快適な衣料を得るためには空気の熱伝導度が繊維自身の熱伝導度よりも1桁低い値であるため、繊維に空気が多く含まれれば、多く含まれるほど暖かいので、繊維に空気を多く含ませる必要がある。従来から知られているように、繊維のフィラメントそのものよりもステ−プルにして紡績糸にした方が接触冷温感が小さい。即ち、暖かく感ずるのは上記のような理由によるものである。しかしながら繊維間隙がミリメ−タ−(mm)のオ−ダ−に達すると繊維内空気に対流が起こり、繊維間隙の空気含有量が少なくなる。これを回避するために糸の表面に細かい捲縮を与えることによって、繊維に更に多くの空気を含ませることが可能になり、肌に触れた時の冷え感の少ない繊維又は布帛を得ることができる。
【0006】
本発明は上記の考え方を更に進め、前記に記載した本発明の構成を取らしめたもので、鞘部を構成するポリエステルフィラメントの一部が、繊維表面においてル−プ形状を取らしめているため、繊維が人の肌に触れた時には、冷え感が少なく、しかも人の肌に直接触れる繊維部分が従来の繊維表面のように毛羽のみではなく主としてル−プ部分であるため、人の肌に対してはポリエステル繊維のル−プの作用、更には後記に記載するポリエステルフィラメントの太さ(デニ−ル)の調節と相俟って、本発明によって得られた布帛はソフトであり、かつ風合いの良好な織編物を得ることができる。また本発明の冷え感の少ないポリエステル複合糸を構成する繊維はそれより得られた織編物にハリ・コシを与えるために、複合糸の芯部に使用されるポリエステルフィラメントとしては単繊維のデニ−ル(d)を5〜20dにする必要がある。5d未満では製造され織編物のハリ・コシが不足するし、また20dを超過すると本発明の芯糸として使用した場合に風合いが劣るため共に本発明には使用することができない。
【0007】
また複合糸の鞘部に使用されるポリエステルステ−プルファイバ−は0.2〜1.5dにする必要がある。このため直接肌に繊維が触れてもチクツキ感の少ない肌にやさしいソフトな風合いの布帛を得ることができる。しかしながら0.2d未満の場合は鞘部を構成するポリエステルフィラメントの強力不足であるため鞘として使用することができない。また1.5dを超過すると本発明の目的とする肌にやさしい、ソフトな風合いの布帛が得られず、共に本発明には使用することがてきない。鞘部のポリエステルフィラメント(B)は10%の伸長時の応力が0.5〜2.0g(f/d)のものを使用する必要がある。これは熱処理によりル−プ構造状の糸構造を安定ならしめるためである。ポリエステルフィラメント(B)の応力が0.5g(f/d)未満ではポリエステルフィラメント(B)の剛性が小さすぎて、ポリエステルフィラメントによってポリエステルステ−プルファイバ−と肌との間に空間を持つことが不可能になる。またポリエステルフィラメント(B)は直接肌に触れる関係上2.0g(f/d)を超過する場合は風合いが硬いものになるため、風合いの上で好ましくない。ポリエステルフィラメントの応力が上記の範囲にあるものとしては自発伸長性マルチフィラメント糸が挙げられる。また芯部と鞘部とのポリエステルフィラメントの重量比は1:2〜2.5であることが必要である。この重量比によって芯部を構成するポリエステルフィラメント(A)は繊維の強度、伸度、ハリ・コシに優れた特性を示す。また上記の如く鞘部を構成するポリエステルフィラメントは芯部に対して重量比が1:2〜2.5であることによって、糸表面のポリエステルフィラメント(B)のル−プ状の突出しを安定化し得ることができ、冷え感の少ないポリエステル複合糸が得られる。重量比が2未満又は重量比が2.5を超過すると、共に上記の本発明の複合糸の優れた性質を発揮することがてきない。
【0008】
【実施例】
以下に本発明を実施例によって説明するが、本発明は実施例のみに限定されるものではない。また本発明に使用される複合糸を評価する物性の測定法を下記に示す。
イ.ポリエステルフィラメントの10%伸長時の応力
ツェルベルガ−ウスタ−(株)製「ウスタ−テンソラピッド」を用いて測定した強力/伸び曲線上での10%伸長時の強力で示す。
ロ.冷え感
肌に触れた時の冷え感を表す方法として、カト−テック(株)社製のサ−モラボIIを用いて、織編物の接触冷え感を測定した。BTボックス(熱源板)を人間の肌温として35±1℃に設定し、その上にTボックス(温度検出及び蓄熱板)をおき35±1℃に設定する。外気温20±1℃に設定したwaterボックス(定温台)の上に織編物をのせ、35±1℃になったTボックスを織編物の上におき、熱移動を示す熱流量の最大値Qmaxを測定する。
ハ.保温率(%)
保温率を測定する方法として、カト−テック(株)製のサ−モラボIIを用いて、織編物の保温率を測定した。BTボックスを人間の肌温として35±1℃に設定し、実験室内の温度を20±1℃に保ち、風速1m/秒の風をあてた時の保温率を測定した。
ニ.湿潤感
肌に触れた時の冷え感を表す方法として、冷え感の場合と同様にカト−テック(株)製のサ−モラボIIを用いて、織編物の湿潤感をも測定した。BTボックス(熱源板)を人間の肌温として35±1℃に設定し、その上にTボックス(温度検出及び蓄熱板)をおき、35±1℃に設定する。外気温20±1℃に設定したwaterボックス(定温台)の上に織編物をのせ、35±1℃になったTボックスを織編物の上におき、熱移動を示す熱流量の最大値Qmaxを測定する。乾燥時のQmaxの値をQdryとする。高速応答性のため熱・水分同時移動の基礎特性である水分を含む布の有効熱伝導率、熱拡散率、保温性能などにも用いることができることを利用して、湿潤時の熱流量の最大値Qmaxを測定する。湿潤時の条件は成人男性が、ジョギングをおこなった時の汗の量200cc/1.6m3 ・hを想定して、6.5×6.5cmにカットした試料に、0.53ccの水を万遍なくいきわたるように注射器により分散させ、10分間放置後、湿潤時の熱流量の最大値Qmaxを測定する。このQmaxの値をQwetとする。このQdryとQwetの差から下記に示す式によって湿潤等級を求める。
X=Qdry−Qwet
湿潤等級(級)=−62.309X+4.931256
【0009】
【実施例1】
ポリエステル繊維粗糸(45ゲレン/15yds、単繊維度0.7d)リング精紡機で51.9倍にドラフトし、紡出する際に、芯に繊度30d/5fのポリエステルマルチフィラメントを用い、鞘に60d/36fのポリエステルフィラメント糸を電気開繊装置で開繊し開繊状態で複合し、実撚(撚係数K=4.0)をかけつつ複合糸を製造した。この複合糸を用いて30インチ22Gでスム−ス編地(目付171g/m2 )を編成した。ついでこの編地を乾熱処理した後、精練・糊抜きを行った。この編地について冷え感として接触冷寒の測定を行い〔表1〕に示した。
【0010】
【比較例1】
実施例1において、芯に単繊維の繊度20dのポリエステルモノフィラメントを用い、鞘に実施例1と同様の0.7dのポリエステルステ−プルを用い、更に鞘に30d/24fのポリエステルマルチフィラメントを使用し精紡工程でステ−プルに捲きつけながら複合させた複合糸を用いて、実施例1と同様に編地にして、接触冷寒を測定し、〔表1〕に示した。
【0011】
【比較例2】
実施例1において、芯に繊度30d/5fのポリエステルマルチフィラメントを用い、実施例1の0.7dのポリエステルステ−プルと綿との混率が重量比で40:60になるように混繊繊維粗糸を用い、鞘に実施例1のポリエステルフィラメント糸を同様の精紡工程で複合させた複合糸を用いて実施例1と同様に編地にして、接触冷寒を測定し、〔表1〕に示した。
【0012】
【表1】
Figure 0003680532
【0013】
【発明の効果】
本発明の冷え感の少ない複合糸はポリエステルフィラメントが芯部に存在し、鞘部が0.2〜1.5dのポリエステルステ−プルとポリエステルフィラメントとの混繊繊維束からなり鞘部のポリエステルフィラメントの一部が該複合糸表面にル−プ状に突出している3層構造糸であるが故に、本発明の複合糸を使用して製造された織編物の接触冷寒が低く、所謂冷え感が少なく、保温性、含気率が高いという効果を奏する。更に汗をかいた時の湿潤感も少なく、快適であることから、特に秋冬用のスポ−ツ用衣料、肌着などに使用して好適である。

Claims (3)

  1. 芯部が単繊維の繊度5〜20デニ−ル(d)のポリエステルフィラメント(A)、鞘部が繊度0.2〜1.5dのポリエステルステ−プルファイバ−とポリエステルフィラメント(B)との混繊繊維束からなる芯鞘構造の複合糸にして、かつ鞘部を構成するポリエステルフィラメント(B)の一部が、該複合糸の表面にル−プ状に突出してなることを特徴とする冷え感の少ないポリエステル複合糸。
  2. 芯鞘構造の複合糸の鞘部を構成するポリエステルフィラメント(B)の10%伸長時の応力が、下記の範囲にあることを特徴とする請求項1記載の冷え感の少ないポリエステル複合糸。
    0.5≦ST10≦2.0
    ここにST10は10%伸長時の応力を示す。
  3. ポリエステルフィラメント(A)とポリエステルフィラメント(B)との重量比が1:2〜2.5であることを特徴とする請求項1又は2記載の冷え感の少ないポリエステル複合糸。
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