JP3599139B2 - ぬれ感の少ない布帛及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スポーツ用衣料、インナーなどに用い多量に汗をかいてもぬれ感の少ない布帛及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のぬれ感の少ない布帛を得るための紡績糸として、親水性繊維と疎水性繊維を組み合わせたものが知られている。二層構造を利用して、外層に疎水性を示す繊維、内層に親水性を示す繊維を組み合わせたものなどが提案されているが、これらは外層、内層ともに短繊維束同士の二層構造糸のものであって、親水性繊維に疎水性繊維を薄く被覆させることが困難であり、吸水率を上げるために、親水性繊維の混率を上げると、疎水性繊維の被覆率が低下してしまい、ぬれ感を感じるなどの問題があり満足できるものが得られていなかった。
【0003】
そこで、このような技術を改良するために先にぬれ感の少ない複合糸を出願した(特開平7−189062号公報)。この内容は、吸水性ステープル束のまわりに撥水性を示すフィラメントが巻き付いた二層構造をしており、該ステープル束が全体において占める割合が重量比で65〜90重量%を占め、該フィラメントが前記吸水性ステープル束を被覆率60%以上で被覆していることを特徴とするぬれ感の少ない複合糸である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような複合糸は、フィラメントをフロントローラーから紡出されるステープル束に巻き付けるもので、フィラメントとステープルの外層、内層の反転、被覆ムラなど糸質的に不安定なものになりやすい問題点があった。またこの製造方法で、細番手の複合糸を安定的に紡出することは困難であるという問題点もあった。
そこで、本発明は、複合糸の表層において、安定的にフィラメントがステープル束のまわりに存在する糸構造をとり、汗をすばやく吸収し、ぬれ感の少ない複合糸及びその製造方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる課題を解決するために、次の手段を取るものである。すなわち、本発明は、親水性短繊維の粗糸とモジュラスST10が0.5≦ST10(gf/d)≦1.5で、かつ編地にした時の撥水度(JISL−1092のスプレー法)が70以上である疎水性フィラメントから得られた複合糸であり、該複合糸中における親水性短繊維と疎水性フィラメントとの割合が重量%比で80〜40:20〜60の範囲で、かつ該複合糸の表層において該疎水性フィラメントが占有率60%以上でループ構造状をなして存在する複合糸を用いてなることを特徴とするぬれ感の少ない布帛である。
【0006】
また、本発明は、編地にした時の撥水度(JISL−1092のスプレー法)が70以上である疎水性フィラメントのモジュラスST10が下記の範囲にあるマルチフィラメント糸を開繊し、親水性短繊維の粗糸と疎水性フィラメントとの割合が重量%比で80〜40:20〜60の範囲で重ねて複合糸となし、ついで該複合糸を用いて布帛にした後、該複合糸の表層における疎水性フィラメントが占有率60%以上でループ構造状の糸構造になるように熱処理することを特徴とするぬれ感の少ない布帛の製造方法である。
0.5≦ST10(gf/d)≦1.5
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を詳細に説明する。汗をかいたときのぬれ感は、肌上に残留する水分および衣服が汗を吸収してぬれた部分と肌との接触によるものと考えられる。多量の汗をかいても、ぬれ感の少ない快適な衣料を得るためには、高い吸水力を持ち、汗を吸収する部分と肌との接触部分が吸水を妨げない限り、小さいことが重要である。
【0008】
ここで疎水性フィラメントが、主として親水性短繊維束のまわりに存在する糸構造とすることにより、高い吸水力を持ち、さらに複合糸表面において疎水性フィラメントが肌に触れるため乾いた感じを与える。親水性短繊維が肌に触れにくい構造にするためには、フィラメントが糸表面においてループ状に浮き上がった構造を取ることが好ましい。そして、親水性短繊維の周りに存在するフィラメントが60%以上であることが必要である。60%未満であると、汗を吸収した親水性短繊維が肌に触れやすくぬれ感を感じる。糸表面において60%以上の割合でフィラメントが被覆するためには、複合糸中での親水性短繊維とポリエステルフィラメントの含有率は、重量比で80〜40:20〜60である。親水性短繊維の割合が80%をこえると、フィラメントの混率が20%未満となり、糸表面で60%以上を占めることが困難となり、汗を吸収してぬれる部分が肌に接触しやすくなり、ぬれ感を減少させることが難しい。またフィラメントの混率が60%をこえると親水性短繊維の割合が40%未満になり、汗の吸収が困難となり肌側に汗が残留して不快感が残る。
【0009】
なお、疎水性フィラメントとしては、ポリエステル、ベンゾエート、ポリプロピレン、ポリアミド等の合成繊維フィラメント、レーヨン、キュプラなどの再生繊維、ジアセテート、トリアセテートなどの半合成繊維などが挙げられるが、フィラメントや製編織後の編織物に撥水加工を行なっても良い。フィラメントの単繊維繊度は3d以下が好ましい。3dをこえると風合いの硬いものとなり、衣料用に適しなくなる。
ここで、疎水性の定義は下記のとおりである。すなわち、JISL−1092(1977)のスプレー法で測定した撥水度70以上の性能を有するものをいう。そのときのサンプルとして、編地の反末から50cm以上、耳のあるものは耳端から10cm以上離れた部分からランダムに取り出した20cm×20cmの試験片5枚を用いた。なお、上記スプレー法で処理したぬれた試験片を判定標準表と比較対照して採点し、その平均値で表わす(整数位まで)。
【0010】
他方、親水性短繊維とは、例えば綿繊維、脱スケールした羊毛繊維、ポリノジック、ビスコースレーヨン、銅アンモニアレーヨン、麻等の親水性繊維および吸水加工した疎水性繊維等があげられる。吸水性繊維の繊度は0.3〜3dが好ましい。0.3d未満になると吸水性が低下し、3dを超えると複合糸を構成する繊維本数が少なくなり、糸強力が低下して好ましくない。
なお、親水性の定義は下記のとおりである。すなわち、JISL−1018−1977の滴下法により、編地の反末から50cm以上、耳のあるものは、耳端から10cm以上離れた部分からランダムに取り出した20cm×20cmの試験片を5枚採取し、直径1.5cmの金属製リングに取り付け、27±2℃の蒸留水を入れたビューレットを5秒ごとに1m 当たり15〜25滴の水滴で滴下するように調整したのち、試験片の表面がビューレットの先端から1cmになるようにして水滴が滴下しはじめるとき、ストップウォッチを動かし、試験片上の水滴が特別な反射をしなくなったときの時間(秒)を測定し、その平均値で表す。
ここで、試料の平均湿潤時間5秒以内の性能を有するものを親水性と定義する。
【0011】
また該複合糸を構成する繊維は、上記親水性繊維およびポリエステルフィラメントのみからなるものに限定されず、布帛にハリ・コシを与えるために、複合糸の芯糸として単繊維の繊度の太いものを複合したり、その他の目的で他のステープルまたはフィラメントを複合しても差し支えない。
【0012】
ここで、本発明の製造方法について説明する。まず、親水性短繊維の原綿を混打綿工程、カード工程、コーマ工程、練条工程、粗紡工程を経て粗糸となし、ついで精紡工程に供給してフロントローラから紡出する。この際、モジュラスST10 が0.5〜1.5g/d、好ましくは0.5〜1.0g/dを満たす疎水性フィラメントからなるマルチフィラメントからなるマルチフィラメント糸を開繊好ましくは電気開繊して、フロントローラの直前上流において前記ドラフトされつつある粗糸と重ねて複合糸とし、布帛にしてから熱処理する。
【0013】
疎水性フィラメントのモジュラスST10が0.5〜1.5gf/dのものを用いるのは、熱処理によって占有率が60%以上でループ構造状の糸構造を安定して作るためである。フィラメントのモジュラスが0.5gf/d未満であると、フィラメント剛性が弱過ぎて、フィラメントにより親水性短繊維と肌との空間を保つことが不可能となる。また、1.5gf/dをこえると、フィラメントは直接肌に触れるため、風合いのかたいものとなり、風合い的に好ましくない。また該ポリエステルフィラメントの単繊維の繊度は3d以下が好ましい。3dを超えると風合いのかたいものとなり、衣料用に適したものにならない。モジュラスが上記の範囲にあるものの例として、自発伸長性マルチフィラメント糸があげられる。なお、延伸糸であっても未延伸糸であっても良い。
【0014】
【実施例】
以下に本発明を具体的に実施例にもとづいて説明する。なお、測定方法は下記のとおりである。
【0015】
イ.フィラメントのモジュラスST10
ツェルベルガーウスター(株)製「ウスターテンソラピッド」を用いて測定した強力/伸び曲線上での10%伸長時の強力を表わす(n=5)。
【0016】
ロ.表層のフィラメントの占有率(%)
短繊維のみを染色した複合糸の側面をランダムに5ケ所選び、その糸の側面の100倍の拡大写真を撮り、そのフィラメントの占めている面積比率より計算した。
【0017】
ハ.吸水率(%)
東洋紡エンジニアリング製「ラローズ法吸水性測定装置」を用いて測定した。
▲1▼ 温度20℃、湿度65%RHの室内で一昼夜調湿した試料織編物から直径6cmの円形試料片を切り取る。(n=5)
▲2▼ 試験片の重さ(a)を測る。
▲3▼ グラスフィルター上に試料を置き、吸い上げる水の量を測定する。(1分後、2分後、5分後の値(b)をみる)→特許には5分のデータを使用。
▲4▼ 次式により吸水率を求める。
給水率(%)=〔b(ml)/a(g)〕×100
【0018】
ニ.ぬれ感
ぬれ感の判定は官能テストにより、水分率200%〜8%(水分付与なし)の範囲の40’s綿糸を用いたスムース編地5点を、ぬれ感1〜5級〔1級=水分率200%、2級=水分率160%、3級=水分率80%、4級=水分率25%、5級=水分率8%(水分付与なし)〕の標準試料を用いて、実施例および比較例の試料に1.5g/70cm2 を付与し3名の被験者の前腕において2回ずつ級判定させ、平均値を出したものである。
【0019】
実施例1
綿繊維粗糸(70ゲレン/15yds、親水性0秒)をリング精紡機で27.3倍にドラフトし、紡出する際に、60d/36fのポリエステルマルチフィラメント糸(モジュラスST10=0.67gf/d、撥水度100)を電気開繊装置で開繊し開繊状態で前記綿繊維と複合し、実撚(撚係数K=4.0)をかけつつ複合糸を製造した。この複合糸を用いて26インチ28Gで天竺編地(目付160g/m2 )を編成した。ついでこの編地を乾熱処理した後、精練・糊抜きを行った。この編地についてぬれ感の判定を行い、表1に示した。なお、ポリエステルマルチフィラメント糸の乾熱160℃、30分の熱収縮率は−7%であった。
【0020】
比較例1
実施例1においてポリエステルマルチフィラメントに60d−36fをモジュラスST10=3.1gf/dのもの(撥水度100)を用いる以外は実施例1と同様にして製造した複合糸を用いて、実施例1と同様に編地にしてぬれ感を判定し、表1に示した。なお、乾熱160℃、30分の熱収縮率は9.5%であった。
【0021】
比較例2
実施例1においてポリエステルマルチフィラメントに30d−18f、モジュラスST10=0.67gf/dのもの(撥水度100)を用いる以外は実施例1と同様にして製造した複合糸からなる編地を用いて、実施例1と同様にぬれ感を判定し、表1に示した。
【0022】
比較例3
実施例1においてポリエステルマルチフィラメントに120d−72f、モジュラスST10=0.67gf/dのもの(撥水度100)を用いる以外は実施例1と同様にして製造した複合糸からなる編地を用いて、実施例と同様にぬれ感を判定し、表1に示した。
【0023】
【表1】
【0024】
表1において、実施例1はポリエステルフィラメントが糸の表面を62%占有しており、しかも短繊維が66重量%を占めており吸水率も充分でぬれ感も小さかった。比較例1は、糸表面でループ状にフィラメントが浮き上がった構造にならず、表面におけるフィラメントの占有率が31%と低く、ぬれ感を感じるものとなった。比較例2はフィラメントの混率が低いため、糸表面におけるフィラメントの占有率が32%と低く、ぬれ感を感じるものとなった。比較例3は、短繊維の混率が低いため吸水率が不十分なため、ぬれ感をやや感じるものとなった。
【0025】
【発明の効果】
本発明の布帛における複合糸は、親水性短繊維束の周りにポリエステルフィラメントが存在する構造で、すばやく吸水するため、ぬれ感の少ない布帛となり、スポーツ衣料、インナーなど多量に汗をかくときに着用する衣服において好適である。また、本発明方法は、叙上の複合糸を用いた布帛を安定して再現性良く製造することができる。
Claims (2)
- 親水性短繊維の粗糸とモジュラスST10が0.5≦ST10(gf/d)≦1.5で、かつ編地にした時の撥水度(JISL−1092のスプレー法)が70以上である疎水性フィラメントから得られた複合糸であり、該複合糸中における親水性短繊維と疎水性フィラメントとの割合が重量%比で80〜40:20〜60の範囲で、かつ該複合糸の表層において該疎水性フィラメントが占有率60%以上でループ構造状をなして存在する複合糸を用いてなることを特徴とするぬれ感の少ない布帛。
- 編地にした時の撥水度(JISL−1092のスプレー法)が70以上である疎水性フィラメントのモジュラスST10が下記の範囲にあるマルチフィラメント糸を開繊し、親水性短繊維の粗糸と疎水性フィラメントとの割合が重量%比で80〜40:20〜60の範囲で重ねて複合糸となし、ついで該複合糸を用いて布帛にした後、該複合糸の表層における疎水性フィラメントが占有率60%以上でループ構造状の糸構造になるように熱処理することを特徴とするぬれ感の少ない布帛の製造方法。
0.5≦ST10(gf/d)≦1.5
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JP33926295A JP3599139B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | ぬれ感の少ない布帛及びその製造方法 |
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