JPH09290314A - キャビネットの作製方法 - Google Patents
キャビネットの作製方法Info
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- JPH09290314A JPH09290314A JP12793296A JP12793296A JPH09290314A JP H09290314 A JPH09290314 A JP H09290314A JP 12793296 A JP12793296 A JP 12793296A JP 12793296 A JP12793296 A JP 12793296A JP H09290314 A JPH09290314 A JP H09290314A
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- cabinet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 略V型の断面を有する溝を設けた板材を折り
曲げてキャビネット形状のものを作製する際に、簡単な
手順で材料板に略V字状の溝を彫ることができ、しか
も、加工終了まで材料板に無理な力がかからないように
する。 【解決手段】 テーブル18又は主軸20の移動により
刃物と材料との相対的な位置関係を3次元的に制御する
ことができる数値制御工作機を用いて、材料板10から
キャビネットを作製する方法であって、材料板10をテ
ーブル18に固定し、円錐型ビット22が取り付けられ
た主軸20をテーブル18に対して相対的に移動させ
て、固定された材料板10に略V字状の溝12を彫った
後、該略V字状の溝12の底部の薄肉部14を折り曲げ
てキャビネット形状とする。
曲げてキャビネット形状のものを作製する際に、簡単な
手順で材料板に略V字状の溝を彫ることができ、しか
も、加工終了まで材料板に無理な力がかからないように
する。 【解決手段】 テーブル18又は主軸20の移動により
刃物と材料との相対的な位置関係を3次元的に制御する
ことができる数値制御工作機を用いて、材料板10から
キャビネットを作製する方法であって、材料板10をテ
ーブル18に固定し、円錐型ビット22が取り付けられ
た主軸20をテーブル18に対して相対的に移動させ
て、固定された材料板10に略V字状の溝12を彫った
後、該略V字状の溝12の底部の薄肉部14を折り曲げ
てキャビネット形状とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略V型の断面を有
する溝を設けた板材を折り曲げてキャビネット形状のも
のを作製する方法に関するものである。
する溝を設けた板材を折り曲げてキャビネット形状のも
のを作製する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】略V型断面の溝(以下、「略V溝」とい
う。)を設けた板材を折り曲げてキャビネット状のもの
を作る場合がある。この略V溝を板材に形成するには、
丸鋸を設けた工作機を使用するのが一般的である。例え
ば、図7に示すような材料板から図9に示すようなキャ
ビネットを作製するには次のようにする。
う。)を設けた板材を折り曲げてキャビネット状のもの
を作る場合がある。この略V溝を板材に形成するには、
丸鋸を設けた工作機を使用するのが一般的である。例え
ば、図7に示すような材料板から図9に示すようなキャ
ビネットを作製するには次のようにする。
【0003】まず、図7に示す材料板10の一点鎖線に
従って、糸鋸盤等(図示せず)により材料板10の輪郭
をカットする。次に、糸鋸盤等から略V溝を形成させる
ための別の工作機(図示せず)に材料板10を載せ替え
る。この略V溝を形成させるための工作機は、90度の
角度をもって取り付けられた2枚の丸鋸を用いて略V溝
をカットするものであり、材料載置台(テーブル)を前
後方向に動かしながら、しだいに略V溝がカットされる
ように構成されている。
従って、糸鋸盤等(図示せず)により材料板10の輪郭
をカットする。次に、糸鋸盤等から略V溝を形成させる
ための別の工作機(図示せず)に材料板10を載せ替え
る。この略V溝を形成させるための工作機は、90度の
角度をもって取り付けられた2枚の丸鋸を用いて略V溝
をカットするものであり、材料載置台(テーブル)を前
後方向に動かしながら、しだいに略V溝がカットされる
ように構成されている。
【0004】そして、この工作機により、まず図7に示
す破線1に沿って略V溝をカットしたのち、材料板10
をテーブルからはずし、位置決めをし直してから破線2
に沿って略V溝をカットする。最後にもう一度材料板1
0をテーブルからはずし、今度は材料板10の方向を9
0度変えてから再度テーブルに固定して、破線3に沿っ
て略V溝をカットする。このようにして、図8に示すよ
うなものができる。12は略V溝である。略V溝12の
底部は、図10に示すように、薄肉部14となってお
り、簡単に折り曲げることができるので、これを内側に
折り曲げることにより、図9に示すようなキャビネット
形状のものができる。
す破線1に沿って略V溝をカットしたのち、材料板10
をテーブルからはずし、位置決めをし直してから破線2
に沿って略V溝をカットする。最後にもう一度材料板1
0をテーブルからはずし、今度は材料板10の方向を9
0度変えてから再度テーブルに固定して、破線3に沿っ
て略V溝をカットする。このようにして、図8に示すよ
うなものができる。12は略V溝である。略V溝12の
底部は、図10に示すように、薄肉部14となってお
り、簡単に折り曲げることができるので、これを内側に
折り曲げることにより、図9に示すようなキャビネット
形状のものができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術では、前述のように1本の略V溝12をカットする毎
に、材料板10をテーブルからはずして位置決め・固定
をし直さなければならず、たいへん煩わしい。また、テ
ーブルからはずした材料板10を作業者が扱う際に、材
料板10の自重などにより材料板10に曲げ応力が作用
することがあり、すでにカットした略V溝12の底の薄
肉部14が割れてしまうことがあった(図10参照)。
この割れを防止するには、図11に示すように、表面に
塩化ビニール等のシート16を貼った材料板10を使え
ばよいが、このような材料板は高価であるし、塗装仕様
に適さない。
術では、前述のように1本の略V溝12をカットする毎
に、材料板10をテーブルからはずして位置決め・固定
をし直さなければならず、たいへん煩わしい。また、テ
ーブルからはずした材料板10を作業者が扱う際に、材
料板10の自重などにより材料板10に曲げ応力が作用
することがあり、すでにカットした略V溝12の底の薄
肉部14が割れてしまうことがあった(図10参照)。
この割れを防止するには、図11に示すように、表面に
塩化ビニール等のシート16を貼った材料板10を使え
ばよいが、このような材料板は高価であるし、塗装仕様
に適さない。
【0006】本発明は上記の諸点に鑑みなされたもの
で、本発明の目的は、略V型の断面を有する溝(略V
溝)を設けた板材を折り曲げてキャビネット形状のもの
を作製する際に、簡単な手順で材料板に略V溝を彫るこ
とができ、しかも、加工終了まで材料板に無理な力がか
からないキャビネットの作製方法を提供することにあ
る。
で、本発明の目的は、略V型の断面を有する溝(略V
溝)を設けた板材を折り曲げてキャビネット形状のもの
を作製する際に、簡単な手順で材料板に略V溝を彫るこ
とができ、しかも、加工終了まで材料板に無理な力がか
からないキャビネットの作製方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のキャビネットの作製方法は、テーブル又
は主軸の移動により刃物と材料との相対的な位置関係を
3次元的に制御することができる数値制御工作機を用い
て、材料板からキャビネットを作製する方法であって、
材料板をテーブルに固定し、円錐型の先端部を有する刃
が取り付けられた主軸をテーブルに対して相対的に移動
させて、固定された材料板に略V字状の溝を彫ることを
特徴としている。
めに、本発明のキャビネットの作製方法は、テーブル又
は主軸の移動により刃物と材料との相対的な位置関係を
3次元的に制御することができる数値制御工作機を用い
て、材料板からキャビネットを作製する方法であって、
材料板をテーブルに固定し、円錐型の先端部を有する刃
が取り付けられた主軸をテーブルに対して相対的に移動
させて、固定された材料板に略V字状の溝を彫ることを
特徴としている。
【0008】また、本発明の方法は、テーブル又は主軸
の移動により刃物と材料との相対的な位置関係を3次元
的に制御することができる数値制御工作機を用いて、材
料板からキャビネットを作製する方法であって、円錐型
の先端部を有する刃が取り付けられた状態の主軸をテー
ブルに対して相対的に移動させて、テーブルに固定され
た材料板に略V字状の溝を彫り、輪郭を削るのに適した
刃が取り付けられた状態の主軸をテーブルに対して相対
的に移動させて、テーブルに固定された材料板の輪郭を
削ることを特徴としている。本発明の方法において、材
料板としては、繊維の方向性のない材料を使用すること
が望ましい。また、材料板として、繊維の方向性がな
く、かつ、表面にシートが貼られていない材料を使用す
ることが望ましい。
の移動により刃物と材料との相対的な位置関係を3次元
的に制御することができる数値制御工作機を用いて、材
料板からキャビネットを作製する方法であって、円錐型
の先端部を有する刃が取り付けられた状態の主軸をテー
ブルに対して相対的に移動させて、テーブルに固定され
た材料板に略V字状の溝を彫り、輪郭を削るのに適した
刃が取り付けられた状態の主軸をテーブルに対して相対
的に移動させて、テーブルに固定された材料板の輪郭を
削ることを特徴としている。本発明の方法において、材
料板としては、繊維の方向性のない材料を使用すること
が望ましい。また、材料板として、繊維の方向性がな
く、かつ、表面にシートが貼られていない材料を使用す
ることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、工作機として、数値制御
(NC)ルーターのような数値制御(NC)工作機を用
いて、材料板からキャビネット形状のものを作製する方
法について、図1〜図6を参照しながら説明する。NC
工作機(本体は図示せず。)は、テーブル又は主軸の移
動により、刃物と材料との相対的な位置関係を3次元的
に自由に制御することができるものである。なお、本発
明は、以下に述べる実施の形態に何ら限定されるもので
はない。
(NC)ルーターのような数値制御(NC)工作機を用
いて、材料板からキャビネット形状のものを作製する方
法について、図1〜図6を参照しながら説明する。NC
工作機(本体は図示せず。)は、テーブル又は主軸の移
動により、刃物と材料との相対的な位置関係を3次元的
に自由に制御することができるものである。なお、本発
明は、以下に述べる実施の形態に何ら限定されるもので
はない。
【0010】まず、図1に示すような材料板10を用意
し、材料板10をNC工作機のテーブル18に真空吸着
方式で固定する。図2及び図6には表れていないが、材
料板10とテーブル18の間には、材料板10をテーブ
ル18に位置決め、固定するための治具が挟まれてい
る。この治具は、テーブル18に載置しようとする材料
板の種類に応じて交換されるものである。治具には、材
料板10に施されるべき輪郭の形状に合わせて、溝が掘
られている。この溝があるため、材料板10の輪郭加工
される部分は、テーブル18との間にある程度の間隔、
例えば5mmの間隔が空いた状態となる。材料板10とし
ては、例えば厚さ9mmのものが用いられる。
し、材料板10をNC工作機のテーブル18に真空吸着
方式で固定する。図2及び図6には表れていないが、材
料板10とテーブル18の間には、材料板10をテーブ
ル18に位置決め、固定するための治具が挟まれてい
る。この治具は、テーブル18に載置しようとする材料
板の種類に応じて交換されるものである。治具には、材
料板10に施されるべき輪郭の形状に合わせて、溝が掘
られている。この溝があるため、材料板10の輪郭加工
される部分は、テーブル18との間にある程度の間隔、
例えば5mmの間隔が空いた状態となる。材料板10とし
ては、例えば厚さ9mmのものが用いられる。
【0011】図3及び図4は、請求項1又は2にいう円
錐型の先端部を有する刃の例を示したものである。図2
では、図3に表された円錐型ビット22がNC工作機の
主軸20に取り付けられた場合を示している。そして、
図2に示すように、円錐型ビット22が取り付けられた
状態の主軸20をテーブル18に対して相対的に移動さ
せる。この場合、主軸20の方を移動させてもよいし、
テーブル18の方を移動させても構わない。図2に示す
矢印は、主軸20が材料板10に対して相対的にどのよ
うに移動するかをあらわすものである。このようにし
て、テーブル18に固定された材料板10に、必要な略
V字状の溝(略V溝)12をすべて彫る。この切削工程
においては、円錐型ビット22が請求項1又は2の「円
錐型の先端部を有する刃」に相当する。このとき、材料
板10における略V溝12の底部の薄肉部14の厚み
は、例えば0.5mmである(図5参照)。
錐型の先端部を有する刃の例を示したものである。図2
では、図3に表された円錐型ビット22がNC工作機の
主軸20に取り付けられた場合を示している。そして、
図2に示すように、円錐型ビット22が取り付けられた
状態の主軸20をテーブル18に対して相対的に移動さ
せる。この場合、主軸20の方を移動させてもよいし、
テーブル18の方を移動させても構わない。図2に示す
矢印は、主軸20が材料板10に対して相対的にどのよ
うに移動するかをあらわすものである。このようにし
て、テーブル18に固定された材料板10に、必要な略
V字状の溝(略V溝)12をすべて彫る。この切削工程
においては、円錐型ビット22が請求項1又は2の「円
錐型の先端部を有する刃」に相当する。このとき、材料
板10における略V溝12の底部の薄肉部14の厚み
は、例えば0.5mmである(図5参照)。
【0012】次に、今度はこの円錐型ビット22により
材料板10の輪郭をカットする。すなわち、図2の破線
にそって薄肉部を残さないような深さで輪郭を削ってい
く。この切削工程においては、円錐型ビット22が請求
項2の「輪郭を削るのに適した刃」に相当する。次に、
主軸20に取り付けられている円錐型ビット22を円柱
型ビット24に取り替える。そして、図6に示すよう
に、円柱型ビット24を取り付けられた状態の主軸20
をテーブル18に対して相対的に移動させて、テーブル
18に固定された材料板10の輪郭をカットする。この
切削工程においては、円柱型ビット24が請求項2の
「輪郭を削るのに適した刃」に相当する。なお、主軸を
複数有する数値制御(NC)工作機であれば、円錐型ビ
ット22と円柱型ビット24とを別々の主軸に取り付け
ておいてもよい。さらに、略V溝12を彫る前に輪郭を
削るようにしてもよいし、円錐型ビット22により輪郭
の一部をカットした後に略V溝を彫り、その後円柱型ビ
ット24で残りの輪郭をカットするようにしてもよい。
以上のようにして加工された材料板10は、略V溝12
の底部の薄肉部14が内側に折り曲げられてキャビネッ
ト形状となる(図9参照)。
材料板10の輪郭をカットする。すなわち、図2の破線
にそって薄肉部を残さないような深さで輪郭を削ってい
く。この切削工程においては、円錐型ビット22が請求
項2の「輪郭を削るのに適した刃」に相当する。次に、
主軸20に取り付けられている円錐型ビット22を円柱
型ビット24に取り替える。そして、図6に示すよう
に、円柱型ビット24を取り付けられた状態の主軸20
をテーブル18に対して相対的に移動させて、テーブル
18に固定された材料板10の輪郭をカットする。この
切削工程においては、円柱型ビット24が請求項2の
「輪郭を削るのに適した刃」に相当する。なお、主軸を
複数有する数値制御(NC)工作機であれば、円錐型ビ
ット22と円柱型ビット24とを別々の主軸に取り付け
ておいてもよい。さらに、略V溝12を彫る前に輪郭を
削るようにしてもよいし、円錐型ビット22により輪郭
の一部をカットした後に略V溝を彫り、その後円柱型ビ
ット24で残りの輪郭をカットするようにしてもよい。
以上のようにして加工された材料板10は、略V溝12
の底部の薄肉部14が内側に折り曲げられてキャビネッ
ト形状となる(図9参照)。
【0013】このような手順によれば、材料板10は一
度テーブル18に固定すれば、加工が終わるまでテーブ
ル18から取り外す必要がなく、従来の方法のような煩
わしさが全くない。また、加工終了まで材料板10の薄
肉部14に無理な力がかかることもなく、材料板10が
割れる心配もない。このため、材料板10として塩化ビ
ニール貼りのような高価で塗装仕様に不向きなものを使
う必要がない。また、材料板10としては、例えば中密
度繊維質木材のような繊維の方向性のないものを使うの
が好ましい。このような材料を使うと、どのような方向
に略V溝12を彫っても、特に割れ易い薄肉部14とい
うものができなくなる。
度テーブル18に固定すれば、加工が終わるまでテーブ
ル18から取り外す必要がなく、従来の方法のような煩
わしさが全くない。また、加工終了まで材料板10の薄
肉部14に無理な力がかかることもなく、材料板10が
割れる心配もない。このため、材料板10として塩化ビ
ニール貼りのような高価で塗装仕様に不向きなものを使
う必要がない。また、材料板10としては、例えば中密
度繊維質木材のような繊維の方向性のないものを使うの
が好ましい。このような材料を使うと、どのような方向
に略V溝12を彫っても、特に割れ易い薄肉部14とい
うものができなくなる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 材料板は、一度テーブルに固定すれば加工が終
わるまでテーブルから取り外す必要がないので、従来の
方法のような煩わしさが全くない。 (2) 加工終了まで材料板の薄肉部に無理な力がかか
ることがないので、材料板が割れる心配はなく、また、
材料板として塩化ビニール貼りのような高価で塗装仕様
に不向きなものを使う必要がなくなる。 (3) 材料板として、繊維の方向性のない材料を使う
場合は、どのような方向にV字状の溝を彫っても、特に
割れ易い薄肉部はできなくなる。
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 材料板は、一度テーブルに固定すれば加工が終
わるまでテーブルから取り外す必要がないので、従来の
方法のような煩わしさが全くない。 (2) 加工終了まで材料板の薄肉部に無理な力がかか
ることがないので、材料板が割れる心配はなく、また、
材料板として塩化ビニール貼りのような高価で塗装仕様
に不向きなものを使う必要がなくなる。 (3) 材料板として、繊維の方向性のない材料を使う
場合は、どのような方向にV字状の溝を彫っても、特に
割れ易い薄肉部はできなくなる。
【図1】本発明のキャビネットの作製方法を実施する際
に用いる材料板の一例を示す斜視図である。
に用いる材料板の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態によるキャビネットの作製
方法において、材料板に略V溝を彫っている状態を示す
斜視図である。
方法において、材料板に略V溝を彫っている状態を示す
斜視図である。
【図3】本発明のキャビネットの作製方法を実施する際
に用いる円錐型の先端部を有する刃の一例を示す拡大斜
視図である。
に用いる円錐型の先端部を有する刃の一例を示す拡大斜
視図である。
【図4】本発明のキャビネットの作製方法を実施する際
に用いる円錐型の先端部を有する刃の他の例を示す拡大
斜視図である。
に用いる円錐型の先端部を有する刃の他の例を示す拡大
斜視図である。
【図5】略V溝が彫られた材料板の拡大断面図である。
【図6】本発明の実施の形態によるキャビネットの作製
方法において、材料板の輪郭に沿って削っている状態を
示す斜視図である。
方法において、材料板の輪郭に沿って削っている状態を
示す斜視図である。
【図7】従来の方法を実施する際に用いる材料板の一例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図8】従来の方法で、図7に示す材料板の輪郭をカッ
トし略V溝を形成させた状態を示す斜視図である。
トし略V溝を形成させた状態を示す斜視図である。
【図9】加工された材料板を折り曲げてキャビネット形
状とした状態を示す斜視図である。
状とした状態を示す斜視図である。
【図10】略V溝が彫られた材料板の拡大断面図であ
る。
る。
【図11】略V溝が彫られた材料板の表面に塩化ビニー
ル等のシートが貼られた状態を示す拡大断面図である。
ル等のシートが貼られた状態を示す拡大断面図である。
10 材料板 12 略V溝 14 薄肉部 16 シート 18 テーブル 20 主軸 22 円錐型ビット 22a 円錐型の先端部を有する刃 24 円柱型ビット
Claims (4)
- 【請求項1】 テーブル又は主軸の移動により刃物と材
料との相対的な位置関係を3次元的に制御することがで
きる数値制御工作機を用いて、材料板からキャビネット
を作製する方法であって、 材料板をテーブルに固定し、円錐型の先端部を有する刃
が取り付けられた主軸をテーブルに対して相対的に移動
させて、固定された材料板に略V字状の溝を彫ることを
特徴とするキャビネットの作製方法。 - 【請求項2】 テーブル又は主軸の移動により刃物と材
料との相対的な位置関係を3次元的に制御することがで
きる数値制御工作機を用いて、材料板からキャビネット
を作製する方法であって、 円錐型の先端部を有する刃が取り付けられた状態の主軸
をテーブルに対して相対的に移動させて、テーブルに固
定された材料板に略V字状の溝を彫り、輪郭を削るのに
適した刃が取り付けられた状態の主軸をテーブルに対し
て相対的に移動させて、テーブルに固定された材料板の
輪郭を削ることを特徴とするキャビネットの作製方法。 - 【請求項3】 材料板として、繊維の方向性のない材料
を使用する請求項1又は2記載のキャビネットの作製方
法。 - 【請求項4】 材料板として、繊維の方向性がなく、か
つ、表面にシートが貼られていない材料を使用する請求
項1又は2記載のキャビネットの作製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12793296A JPH09290314A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | キャビネットの作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12793296A JPH09290314A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | キャビネットの作製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09290314A true JPH09290314A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14972209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12793296A Pending JPH09290314A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | キャビネットの作製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09290314A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1655119A1 (de) * | 2004-11-04 | 2006-05-10 | IMA Klessmann GmbH Holzbearbeitungssysteme | Verfahren zum Fertigen von formatierten Leichtbauplatten |
JP2009258563A (ja) * | 2008-04-21 | 2009-11-05 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 傾斜端面を有する光導波路の製造方法 |
WO2012060455A1 (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-10 | 川並鉄工株式会社 | 画像表示パネル及び画像表示パネル設置設備並びに画像表示パネルの製造方法 |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP12793296A patent/JPH09290314A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1655119A1 (de) * | 2004-11-04 | 2006-05-10 | IMA Klessmann GmbH Holzbearbeitungssysteme | Verfahren zum Fertigen von formatierten Leichtbauplatten |
JP2009258563A (ja) * | 2008-04-21 | 2009-11-05 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 傾斜端面を有する光導波路の製造方法 |
WO2012060455A1 (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-10 | 川並鉄工株式会社 | 画像表示パネル及び画像表示パネル設置設備並びに画像表示パネルの製造方法 |
JP5282171B2 (ja) * | 2010-11-05 | 2013-09-04 | 川並鉄工株式会社 | 画像表示パネル及び画像表示パネル設置設備並びに画像表示パネルの製造方法 |
US9235997B2 (en) | 2010-11-05 | 2016-01-12 | Kawanami Ironworks Inc. | Image display panel, image display panel installation equipment, and manufacturing method for image display panel |
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Legal Events
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Effective date: 20041109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050308 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |