JPH09289664A - メッセージ受信装置 - Google Patents

メッセージ受信装置

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JPH09289664A
JPH09289664A JP10138996A JP10138996A JPH09289664A JP H09289664 A JPH09289664 A JP H09289664A JP 10138996 A JP10138996 A JP 10138996A JP 10138996 A JP10138996 A JP 10138996A JP H09289664 A JPH09289664 A JP H09289664A
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Yasuhiko Shiina
靖彦 椎名
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信者とそのメッセージとの関連性を判断し
易い報知出力を実現できるようにすることを課題とす
る。 【解決手段】 今回の受信メッセージデータが過去に受
信して格納済みの受信メッセージデータの内のいずれか
と同一内容であった場合(ステップS26)、さらにそ
の同一内容をもつ過去の受信メッセージデータの送信者
名と今回の送信者名とが一致すると(ステップS27、
S28)、今回の受信メッセージを表示する際に、その
送信者名及びグループ名と再受信した旨の注意事項とを
表示し(ステップS29)、送信者名の一致がなくても
相互に属するグループ名の一致が得られると(ステップ
S33)、今回の受信メッセージを表示する際に、同一
内容の受信メッセージの送信者名と今回の送信者名と共
通のグループ名とを表示する(ステップS34)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信メッセージと
その送信者との関連性に応じた報知を行うメッセージ受
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ページャー等のメッセージ受信装
置は、基地局等から送られてくる無線電波によるデータ
を、その受信回路で受信し、受信データに基づいた表示
内容を表示部に表示出力している。
【0003】このようなメッセージ受信装置では、メッ
セージが受信されると、その受信メッセージと内部メモ
リに記憶されている受信済みのメッセージとを比較し
て、その両メッセージが同一内容であった場合に、さら
にその両メッセージの送信者が同一であれば、通常とは
異なる報知方法で報知処理が実施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来例によるメッセージ受信装置は、同じ送信者から同一
内容のメッセージが繰り返し送られてきた場合には通常
とは異なる報知から送信者とそのメッセージとの関連性
を容易に判断できるが、同一のグループに属している複
数の送信者から同一内容のメッセージが重複して送られ
てきた場合には、送信者が異なっていることから、その
メッセージが同様の要件を表すものであっても別件とし
て通常の報知が行われてしまうので、同一のグループに
属している複数の送信者から同一内容のメッセージが送
られてきても、その報知から送信者とそのメッセージと
の関連性を判断するのは困難であるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上述した従来例による課題を解
消するため、同一内容の複数のメッセージ受信があった
場合に、送信者とそのメッセージとの関連性を判断し易
い報知出力を実現することが可能なメッセージ受信装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るメッセージ受信装置は、自己宛てのメッセージ情報を
受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたメ
ッセージ情報を記憶する記憶手段と、前記受信手段によ
り受信されたメッセージ情報が前記記憶手段にすでに記
憶されているメッセージ情報と同一内容であるか否かを
判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段により
同一内容であるという判断結果が得られた場合に、その
同一内容と判断された2つのメッセージ情報を送信した
送信者が共通のグループに属しているか否かを判断する
第2の判断手段と、前記第2の判断手段により共通のグ
ループに属しているという判断結果が得られた場合に報
知処理を実行する報知手段とを備える。
【0007】以上の構成によれば、受信手段は、自己宛
てのメッセージ情報を受信し、記憶手段は、受信手段に
より受信されたメッセージ情報を記憶し、第1の判断手
段は、受信手段により受信されたメッセージ情報が記憶
手段にすでに記憶されているメッセージ情報と同一内容
であるか否かを判断し、第2の記憶手段は、第1の判断
手段により同一内容であるという判断結果が得られた場
合に、その同一内容と判断された2つのメッセージ情報
を送信した送信者が共通のグループに属しているか否か
を判断し、報知手段は、第2の判断手段により共通のグ
ループに属しているという判断結果が得られた場合に報
知処理を実行する。
【0008】従って、メッセージ受信があった場合に
は、その受信メッセージと過去の受信済みメッセージと
の同一性を判断し、過去に同一内容があった場合にその
同一内容のメッセージをもつ送信者とのグループ関係を
みて、報知するようにしたので、共通グループからの受
信メッセージであることが報知により明らかとなって、
複数の送信者から同一内容のメッセージが送られてきた
場合に、同一グループからのメッセージであるか否かを
容易に知らせることが可能になる。
【0009】請求項2記載の発明に係るメッセージ受信
装置は、請求項1記載の発明において、前記報知手段
は、さらに、前記受信手段により前記メッセージ情報が
受信された場合に報知処理を実行する手段を備え、前記
第2の判断手段により共通のグループに属しているとい
う判断結果が得られた場合と、前記受信手段により前記
メッセージ情報が受信された場合とで前記報知手段によ
る報知処理を変更する変更手段を備えたことを特徴とす
る。
【0010】以上の構成によれば、自己宛てのメッセー
ジが通常通り受信された場合と、過去に受信されたメッ
セージと同一内容のメッセージが共通グループからのも
のであった場合とで報知を異なるようにしたので、共通
グループからの受信メッセージであることが通常との報
知の違いから明らかとなって、複数の送信者から同一内
容のメッセージが送られてきた場合に、同一グループか
らのメッセージであるか否かを報知の違いで容易に知ら
せることが可能になる。
【0011】請求項3記載の発明に係るメッセージ受信
装置は、請求項1記載の発明において、前記第1の判断
手段により同一内容であるという判断結果が得られた場
合に、その同一内容と判断された2つのメッセージ情報
を送信した送信者が同一送信者であるか否かを判断する
第3の判断手段を備え、前記報知手段は、さらに、前記
第3の判断手段により同一送信者であるという判断結果
が得られた場合に報知処理を実行する手段を備え、前記
第2の判断手段により共通のグループに属しているとい
う判断結果が得られた場合と、前記第3の判断手段によ
り同一送信者であるという判断結果が得られた場合とで
前記報知手段による報知処理を変更する変更手段とを備
えたことを特徴とする。
【0012】以上の構成において、第3の判断手段は、
第1の判断手段により同一内容であるという判断結果が
得られた場合に、その同一内容と判断された2つのメッ
セージ情報を送信した送信者が同一送信者であるか否か
を判断し、報知手段においては、さらに、第3の判断手
段により同一送信者であるという判断結果が得られた場
合に報知処理を実行し、変更手段は、第2の判断手段に
より共通のグループに属しているという判断結果が得ら
れた場合と、第3の判断手段により同一送信者であると
いう判断結果が得られた場合とで報知手段による報知処
理を変更する。
【0013】従って、受信されたメッセージの送信者が
過去に同一内容のメッセージを送信したものと同一か、
共通グループかに応じて報知を異なるようにしても、送
信者とその受信メッセージとの関連性が報知の違いから
明らかとなって、同一内容のメッセージが複数送られて
きた場合に、同一グループからのメッセージであるか、
あるいは、同一送信者からのメッセージであるかを容易
に知らせることが可能になる。
【0014】請求項4記載の発明に係るメッセージ受信
装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明におい
て、前記メッセージ情報は、送信者データを含み、前記
記憶手段は、前記送信者データと該送信者データが示す
送信者が属しているグループを示すグループデータとを
対応づけて記憶する手段を備え、前記第2の判断手段
は、前記メッセージ情報に含まれている送信者データと
一致する送信者データと対応して前記記憶手段に記憶さ
れているグループデータに基づいて共通のグループに属
しているか否かを判断することを特徴とする。
【0015】以上の構成によれば、送信者データとグル
ープデータとを対応づけて記憶するようにしたので、同
一内容の受信メッセージについて、メッセージ情報に含
まれる送信者データを基にして共通のグループに属して
いるか否かを容易に判断することが可能である。
【0016】請求項5記載の発明に係るメッセージ受信
装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明におい
て、前記メッセージ情報は、グループデータを含み、前
記第2の判断手段は、前記メッセージ情報に含まれてい
るグループデータに基づいて共通のグループに含まれて
いるか否かを判断することを特徴とする。
【0017】以上の構成によれば、メッセージ情報にグ
ループデータを含めたことで、同一内容の受信メッセー
ジについて、メッセージ情報に含まれるグループデータ
を基にして共通のグループに属しているか否かを容易に
判断することが可能である。
【0018】請求項6記載の発明に係るメッセージ受信
装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明におい
て、前記報知手段は前記報知処理に表示処理を含み、前
記変更手段は前記表示処理を変更することを特徴とす
る。
【0019】以上の構成によれば、受信されたメッセー
ジの送信者が過去に同一内容のメッセージを送信したも
のと同一か、共通グループかに応じて表示を異なるよう
にしても、送信者とその受信メッセージとの関連性が表
示の違いから明らかとなる。
【0020】請求項7記載の発明に係るメッセージ受信
装置は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明におい
て、前記報知処理は報知音の出力処理を含み、前記変更
手段は前記報知音の出力処理を変更することを特徴とす
る。
【0021】以上の構成によれば、受信されたメッセー
ジの送信者が過去に同一内容のメッセージを送信したも
のと同一か、共通グループかに応じて報知音を異なるよ
うにしても、送信者とその受信メッセージとの関連性が
報知音の違いから明らかとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は本
発明に係るメッセージ受信装置の一実施の形態であるペ
ージャーの内部構成を示すブロック図であり、図2は後
述する氏名テーブル71の内容を示す図であり、図3は
後述する伝言メッセージテーブル72の内容を示す図で
ある。
【0023】図1に示したページャーは、例えば、CP
U1、アンテナ2、受信部3、デコーダ部4、ID−R
OM5、キー入力部6、ROM7A、RAM7B、ダイ
アラバッファ8、DTMF(Dual Tone Multi-Frequenc
y )信号発生部9、アンプ(図1にはAMPで示す)1
0,13,16、スピーカ11,14、鳴音信号発生部
12、点滅パターン信号発生部15、LED17、キャ
ラクタジェネレータ(図1にはCGで示す)18、表示
バッファ19、及び表示部20を具備している。
【0024】CPU1は、ROM7Aに格納された各種
プログラムに従ってページャー全体の動作を制御するも
のであり、図1に示した如く結合された各ユニットを制
御信号で制御したり、データのリード/ライトを制御す
る。このCPU1は、本ページャーが具備する送受信機
能により、図4及び図5の各フローチャートに従って送
信処理、受信処理を実行する。
【0025】ROM7Aは、図4及び図5にそれぞれ示
したフローチャートに従う制御プログラム、送受信処理
に使用される各種パラメータ、後述の図3に示した伝言
メッセージテーブル72等を格納している。RAM7B
は、後述の図2に示した氏名テーブル71と、図示せぬ
が各種プログラムを実行させた際に使用するワークエリ
アとを具備している。
【0026】RAM7Bにおいて、氏名テーブル71
は、図2に示したように、このページャーの所有者名デ
ータ、各名前に対応させて、その人が属するグループ名
ひとつを示すグループ名データ、その人の電話番号デー
タ、その人が所有しているページャーの識別番号を示す
呼出番号データ、及び、図示せぬ受信/送信メッセージ
メモリエリアを登録しておくメモリであり、キー入力部
6の操作によりその内容を追加、削除、または編集する
ことができる。図2に示した氏名テーブル71におい
て、例えば、氏名「山田」データには、グループ名「ス
キーサークル」データ、電話番号「T1」データ、呼出
番号「C1」データ、そして図示せぬ受信、送信メッセ
ージデータが記憶されている。同様に、氏名「鈴木」デ
ータには、上記氏名「山田」と共通のグループ名「スキ
ーサークル」データ、電話番号「T2」データ、呼出番
号「C2」データ、そして図示せぬ送信、受信メッセー
ジデータが記憶されている。また、氏名「佐藤」データ
には、上記氏名「山田」、「鈴木」とは異なるグループ
名「テニスサークル」データ、電話番号「T3」デー
タ、呼出番号「C3」データ、そして図示せぬ送信、受
信メッセージデータが記憶されている。
【0027】ROM7Aにおいて、伝言メッセージテー
ブル72は、図3に示したように、各伝言No.01〜
n(nは自然数)に対応させて、伝言メッセージデー
タ、及び同一内容であるという判断基準を示す識別情報
(a〜k)を定型伝言メッセージとして登録しておくメ
モリである。例えば、伝言No.01には、伝言メッセ
ージ「集合」データが対応しており、これには識別情報
aが割り当てられている。また、伝言No.02には、
伝言メッセージ「集まれ」データが対応しており、これ
は、伝言No.01の伝言メッセージ「集合」データと
その内容が同一に値するとして、共通の識別情報aが割
り当てられる。同様に、伝言No.04、No.05に
ついても、それぞれ、伝言メッセージ「信州」、「長
野」のデータとなり、共通の識別情報c,cが割り当て
られる。
【0028】なお、本実施の形態を実現させるには、氏
名テーブル71及び伝言メッセージテーブル72の各内
容は、送受信関係にある相手先ページャーとの間で共通
化しておくことを条件とする。また、上述した伝言メッ
セージテーブル72はROM72Aに格納されるものと
したが、伝言メッセージテーブル72の伝言No.n+
1以降を使用者が追加、削除、編集できるようにしても
よく、この場合には、伝言No.n+1以降のテーブル
部分をRAM7Bに設けるものとする。
【0029】アンテナ2は、図示せぬ送信基地局(サー
ビスセンター)から無線で送信される変調波(アドレス
データ、メッセージデータ等)を受信して受信部3に出
力する受信装置であり、受信部3は、デコーダ部4の制
御に従って、IDデータの内のフレームデータで設定さ
れた自己フレームのタイムスロットで間欠駆動し、アン
テナ2に受信された信号を検波、復調して、デコーダ部
4に出力する機能を有している。ID−ROM5は、本
ページャーに設定されたアドレスデータ、間欠受信タイ
ミングを示すフレームデータ等のデータを登録するメモ
リである。デコーダ部4は、受信部3より入力した呼出
番号データ(アドレスデータ)と、ID−ROM5に登
録されたアドレスデータとを照合して、一致の際には、
CPU1に一致信号を出力して、その受信動作を受信部
3に対して継続させるように制御する機能を有してい
る。キー入力部6は、ダイアラキー、テンキー、モード
キー、セレクトキー、設定キー、電源スイッチ等を具備
した操作入力装置であり、各種操作に伴う信号をCPU
1に出力する。
【0030】ダイアラバッファ8は、DTMF信号を発
生させるための呼出番号データと送信データとを一時記
憶するメモリであり、これらデータをCPU1より供給
される。DTMF信号発生部9は、CPU1の制御に従
い、ダイアラバッファ8に格納された呼出番号や送信デ
ータに対応したDTMF信号を発生してアンプ10に出
力する。アンプ10は、入力されたDTMF信号を増幅
して、スピーカ11に出力し、スピーカ11は、図示せ
ぬ電話機等の端末の送話器に向かってアンプ10から出
力されたDTMF信号を拡声出力する。このダイアラバ
ッファ8、DTMF信号発生部9、及びアンプ10によ
り相手先ページャーを呼び出すための送信系の構成が得
られる。
【0031】鳴音信号発生部12は、CPU1の制御に
従い、CPU1より駆動信号を受け取って鳴音信号を発
生し、これをアンプ13に出力する。アンプ13は、鳴
音信号発生部12から出力された鳴音信号を増幅し、ス
ピーカ14に出力する。スピーカ14は、増幅された鳴
音信号に基づいて鳴音を拡声出力する。
【0032】点滅パターン信号発生部15は、CPU1
の制御に従い、CPU1より駆動信号を受け取って点滅
パターン信号を発生し、これをアンプ16に出力する。
アンプ16は、点滅パターン信号発生部15から入力さ
れる点滅パターン信号を増幅して、発光素子であるLE
D17に出力する。LED17は、増幅された点滅パタ
ーン信号に基づいて点滅駆動する。
【0033】キャラクタジェネレータ18は、CPU1
から文字コードを受け取りキャラクタパターンを発生
し、これを表示データとして表示バッファ20に展開す
るものであり、表示バッファ19は、CPU1から図形
等の表示データを入力したり、キャラクタジェネレータ
18から文字の表示データを入力してビットマップ展開
し、これを表示部20に出力する。表示部20は、表示
バッファ19に格納された表示データに基づいて表示駆
動し、文字(数字含む)、図形等の表示画像を形成す
る。この表示部20として、例えば、LCD(Liquid C
rystal Display)、EL(Electro Luminescent)等の
表示素子が好適である。
【0034】次に、動作について説明する。図4は本実
施の形態による送信処理を説明するフローチャートであ
り、図5は本実施の形態による受信処理を説明するフロ
ーチャートである。そして、図6〜図8はメッセージ受
信時の表示例を示す図である。
【0035】ページャー1が送信側端末として機能する
場合には、図4に示したフローチャートのように、送信
処理が実行される。なお、この送信処理の前処理とし
て、電源投入後に、送信モードが選択されるものとす
る。
【0036】この送信モードに入ると、送信側ページャ
ー1において、まず、送信メッセージ作成が開始され
る。これは、ステップS1において実行されるものであ
り、送信メッセージはキー入力部6のキー操作により作
成され、その送信メッセージデータはRAM7Bに格納
される。この送信メッセージ作成では、通常のページャ
ーにおける作成動作と同様に、図3に示した伝言メッセ
ージテーブル72を用いて定型伝言メッセージを作成し
たり、図示せぬがROM7Aに設けたフリーワード変換
テーブルを用いてフリーワード伝言メッセージを作成す
ることが可能である。
【0037】このように、ステップS1において送信メ
ッセージが作成されると、続くステップS2において、
呼出番号が選択される。この呼出番号はキー入力部6の
キー操作により氏名テーブル71から選択され、その呼
出番号を示す呼出番号データはダイアラバッファ8に一
時格納される。
【0038】そして、続くステップS3においてダイア
ラキーのキー操作が検出されると、処理はステップS4
に移行して、発呼処理が行われる。このダイアラキーの
操作を行う際に、使用者は、図示せぬ電話機等の端末の
送話器に向かってスピーカ11を当てておき、そのスピ
ーカ11から拡声される呼出番号が送話器に集音できる
ようにセットする。ページャー1の内部においては、ダ
イアラキーのキー操作に応じてDTMF信号発生部9で
は、CPU1の制御に従い、ダイアラバッファ8に一時
格納された呼出番号データを取り込んでDTMF信号を
発生し、これをアンプ10及びスピーカ11を介して拡
声出力させる処理が実行される。この拡声は送話器に集
音され、端末においてその音が電気信号に変換されその
端末に接続される電話回線等を介して図示せぬページン
グシステムのサービスセンタに送られる。
【0039】この発呼処理(ステップS4)に対応して
サービスセンタとの回線接続が確立すると、端末に対し
てガイダンス応答が行われる(ステップS5)。
【0040】この後、処理はステップS6に移行し、再
びダイアラキーのキー操作の有無を判断する。ここで、
ダイアラキーのキー操作が検出されると、処理はステッ
プS7に移行する。このダイアラキーの操作を行う際に
も、使用者は、図示せぬ電話機等の端末の送話器に向か
ってスピーカ11を当てておき、そのスピーカ11から
拡声される送信データが送話器に集音できるようにセッ
トする。ページャー1の内部においては、ダイアラキー
のキー操作に応じて今度は予めキー操作により作成して
RAM7Bの氏名テーブル71に格納しておいた所有者
名データが送信者名データとして読み出され、ダイアラ
バッファ8に一時格納される。DTMF信号発生部9で
は、CPU1の制御に従い、ダイアラバッファ8に一時
格納された送信者名データを取り込んでDTMF信号を
発生し、これをアンプ10及びスピーカ11を介して拡
声出力させる処理が実行される。この拡声は送話器に集
音され、端末においてその音が電気信号に変換されその
端末に接続される電話回線等を介して図示せぬページン
グシステムのサービスセンタに送られる(ステップS
7)。
【0041】続いて、上述した送信者名の場合と同様
に、ステップS1で作成してRAM7Bに格納しておい
た送信メッセージデータが読み出され、ダイアラバッフ
ァ8に一時格納される。DTMF信号発生部9では、C
PU1の制御に従い、ダイアラバッファ8に一時格納さ
れた送信メッセージデータを取り込んでDTMF信号を
発生し、これをアンプ10及びスピーカ11を介して拡
声出力させる処理が実行される。この拡声は送話器に集
音され、端末においてその音が電気信号に変換されその
端末に接続される電話回線等を介して図示せぬページン
グシステムのサービスセンタに送られる(ステップS
8)。
【0042】このように、送信者名と送信メッセージと
がサービスセンタに送信されると、サービスセンタにお
いて、その呼出番号を電波に変換してその呼出番号をも
つ相手先ページャーを選択呼出しするとともに、送信者
名と送信メッセージとが無線送信する。
【0043】ページャー1が送信側端末として機能して
いない場合には、通常、図5に示したフローチャートの
ように、受信待機状態となり、受信処理が実行されるこ
とになる。なお、この受信処理の前処理として、電源投
入後に、送信モードが選択されていない状態とする。
【0044】受信側ページャー1では、着信待ち状態で
着信が検出されると(ステップS21、S22)、通常
通りメッセージ受信を行い、送信側ページャー1より送
られてきた送信者名データと受信メッセージデータとを
RAM7Bの空きデータバンクに格納する処理が行われ
る(ステップS23)。この後、ステップS24におい
て、報知動作の継続時間をカウントするため、タイマを
駆動させて時間の計測が開始される。
【0045】続くステップS25において、メモリチェ
ックとして、RAM7Bの空きデータバンクに格納され
た受信メッセージデータと、過去に既に受信して氏名テ
ーブル71に格納済みの受信メッセージデータとの照合
が行われる。その結果、受信メッセージデータと同一内
容の受信メッセージデータが記憶されていなかった場合
には(ステップS26)、処理はステップS32に移行
し、通常通りに、LED17を点滅表示させたり、スピ
ーカ14より鳴音出力したり、受信メッセージを表示す
ることで、受信側ページャー1の所有者に対する着信報
知が行われる。例えば、送信者名「佐藤」という人物か
ら「新宿に集まれ」という伝言メッセージが送られてき
た場合、図6に示したように、表示部20に、受信メッ
セージ「新宿に集まれ」データに基づく伝言メッセージ
「新宿に集まれ」MSG1が表示され、その上段に、送
信者名「佐藤」データに基づく送信者名「佐藤」100
と、その送信者名「佐藤」と同一の氏名「佐藤」に対応
して氏名テーブル71に記憶されているグループ名「テ
ニスサークル」データに基づくグループ名「テニスサー
クル」200がと表示される。
【0046】その結果、受信側ページャー1の所有者
は、この表示部20に表示された伝言メッセージ「新宿
に集まれ」MSG1、送信者名「佐藤」100、及びグ
ループ名「テニスサークル」200から、会社の友人の
佐藤氏から新宿に集まる旨の伝言が届いたということを
確認することができる。
【0047】この通常の報知は継続して実施されるが、
ステップS30においてこの報知を停止させるキー操作
が検出されたり、ステップS36においてステップS2
4で時間の計測が開始されてから一定時間の経過(タイ
ムアップ)が確認されると、処理はステップS30から
はステップS31に、ステップS36からはステップS
37に移行して、いずれにおいても報知を停止して処理
を終了する。
【0048】また、受信メッセージデータと同一内容の
受信メッセージデータが記憶されていた場合には(ステ
ップS26)、処理はステップS27に移行する。この
ステップS27及びS28では、RAM7Bの空きデー
タバンクに格納された送信者名データを読み出し、氏名
テーブル71の名前欄を参照して、同一内容と判断され
た受信メッセージはともに同一の送信者が送信したもの
であるか否かの判断が下される。
【0049】ステップS28において、同一送信者から
の受信メッセージであることが確認された場合、処理は
ステップS29に移行して、再受信があったことを報知
する再受信処理を実行する。例えば、過去に送信者名
「山田」という人物から「渋谷に集合」という伝言メッ
セージが受信されて、その名前「山田」データに対応さ
せて受信メッセージ「渋谷に集合」データを格納済みで
あった場合、今回、再び「山田」という同一送信者から
「渋谷に集まれ」という伝言メッセージが送られてくる
と、既に格納済みの受信メッセージ「渋谷に集合」デー
タと今回受信された受信メッセージ「渋谷に集まれ」デ
ータとが、伝言メッセージテーブル72の参照により、
どちらも識別情報が「a」に相当すると判断される。こ
れは、お互いに同一内容の伝言メッセージであるという
関係になる。
【0050】したがって、ステップS26において、今
回の受信メッセージ「渋谷に集まれ」データと同一内容
の受信メッセージ「渋谷に集合」データがあるという判
断結果が得られ、続くステップS27において、その同
一内容をもつ受信メッセージ「渋谷に集合」データに対
応する名前欄を調べると、送信者名「山田」データが得
られ、その送信者名「山田」データと、今回の受信メッ
セージ「渋谷に集まれ」データに対応する送信者名「山
田」データとは一致することから(ステップS28)、
同一送信者である「山田」という人物から再度同一内容
の伝言メッセージが送られてきたという判断が下され
る。
【0051】このような場合には、上述したステップS
29による再受信処理が実行されることになり、同一送
信者から同一内容の伝言が届いたとして、図7に示した
ように、表示部20に、今回の伝言メッセージ「渋谷に
集まれ」MSG2が表示され、その上段に、再度送信し
てきた人物を示す送信者名「山田」101(送信者名
「山田」データに基づくもの)、今回の受信が再受信
(再呼出)であることを示す注意事項「再呼出」300
(予めROM7Aに格納されたデータに基づくもの)、
及び再送信してきた人物の属するグループ名「スキーサ
ークル」201(グループ名「スキーサークル」データ
に基づくもの)が表示される。
【0052】その結果、受信側ページャー1の所有者
は、この表示部20に表示された伝言メッセージ「渋谷
に集まれ」MSG2、送信者名「山田」101、注意事
項「再呼出」及びグループ名「スキーサークル」201
から、スキーサークルの山田氏から渋谷に集まる旨の伝
言が、同一内容で、再度届いたということを確認するこ
とができる。
【0053】この同一内容の伝言、同一送信者での報知
もまた継続して実施されるが、ステップS30において
この報知を停止させるキー操作が検出されたり、ステッ
プS36においてステップS24で時間の計測が開始さ
れてから一定時間の経過(タイムアップ)が確認される
と、処理はステップS30からはステップS31に、ス
テップS36からはステップS37に移行して、いずれ
においても報知を停止して処理を終了する。
【0054】また、ステップS28において、同一送信
者からの受信メッセージでないことが確認された場合、
処理はステップS33に移行して、同一内容をもつ過去
の受信メッセージを送信した送信者が今回の受信メッセ
ージを送信した送信者と同一のグループであるか否かの
判断が下される。そこで、例えば、図7に示したよう
に、「山田」という人物から「渋谷に集まれ」という伝
言メッセージが過去に届いており、その名前「山田」デ
ータに対応させて受信メッセージ「渋谷に集まれ」デー
タを格納済みであった場合、今回、「山田」という送信
者とは共通のグループに属している「鈴木」という人物
から「渋谷に集合」という伝言メッセージが送られてく
ると、既に格納済みの受信メッセージ「渋谷に集まれ」
データ(送信者名「山田」)と今回受信された受信メッ
セージ「渋谷に集合」データ(送信者名「鈴木」)と
が、伝言メッセージテーブル72の参照により、どちら
も識別情報が「a」に相当すると判断される。これは、
お互いに同一内容の伝言メッセージであるという関係に
なる。
【0055】したがって、ステップS26において、今
回の受信メッセージ「渋谷に集合」データと同一内容の
受信メッセージ「渋谷に集まれ」データがあるという判
断結果が得られ、続くステップS27において、その同
一内容をもつ受信メッセージ「渋谷に集まれ」データに
対応する名前欄を調べると、送信者名「山田」データが
得られ、その送信者名「山田」データと、今回の受信メ
ッセージ「渋谷に集合」データに対応する送信者名「鈴
木」データとは一致しないことから(ステップS2
8)、別の送信者ではあるが、送信者名「山田」という
人物に続いて送信者名「鈴木」という人物から再度同一
内容の伝言メッセージが送られてきたという判断が下さ
れる。
【0056】このような場合には、上述したステップS
33でグループ名欄を調べることにより、「山田」と
「鈴木」という人物は同一のグループに属しているとい
う判断が下され、続くステップS34による受信処理が
実行されることになり、同一グループの送信者から同一
内容の伝言が届いたとして、図8に示したように、表示
部20に、今回の伝言メッセージ「渋谷に集合」MSG
3が表示され、その上段に、前回同一内容の伝言メッセ
ージ「渋谷に集まれ」MSG2を送信してきた人物を示
す送信者名「山田」101(送信者名「山田」データに
基づくもの)、再度同一内容の伝言メッセージを送信し
てきた人物を示す送信者名「鈴木」102(送信者名
「鈴木」データに基づくもの)、及び前回と今回の両人
物の属する共通のグループ名「スキーサークル」201
(グループ名「スキーサークル」データに基づくもの)
が表示される。
【0057】その結果、受信側ページャー1の所有者
は、この表示部20に表示された伝言メッセージ「渋谷
に集合」MSG3、前回の送信者名「山田」101、今
回の送信者名「鈴木」102、及び共通のグループ名
「スキーサークル」201から、学校の友人の山田氏に
続いて鈴木氏からも渋谷に集合する旨の伝言が、同一内
容で、再度届いたということを確認することができる。
【0058】この同一内容の伝言、同一グループでの報
知もまた継続して実施されるが、ステップS30におい
てこの報知を停止させるキー操作が検出されたり、ステ
ップS36においてステップS24で時間の計測が開始
されてから一定時間の経過(タイムアップ)が確認され
ると、処理はステップS30からはステップS31に、
ステップS36からはステップS37に移行して、いず
れにおいても報知を停止して処理を終了する。
【0059】さて、ステップS26で同一内容の受信メ
ッセージの存在が確認されても、同一送信者からの受信
メッセージではなく、かつ同一のグループからの受信メ
ッセージではないという判断が下された場合には(ステ
ップS28、S33)、処理はステップS35に移行
し、図6に示した通常の報知と同様に、伝言メッセー
ジ、送信者名、及びグループ名が表示部20に表示さ
れ、キー入力もしくはタイムアップに従って報知処理が
終了制御される。
【0060】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、メッセージ受信があった場合には、その受信メッセ
ージと過去の受信済みメッセージとの同一性を判断し、
過去に同一内容があった場合にその同一内容のメッセー
ジをもつ送信者とのグループ関係をみて、報知を変更す
るようにしたので、送信者とその受信メッセージとの関
連性が報知の違いから明らかとなって、複数の送信者か
ら同一内容のメッセージが送られてきた場合に、同一グ
ループからのメッセージであるか否かを容易に知らせる
ことが可能になる。
【0061】また、受信されたメッセージの送信者が過
去に同一内容のメッセージを送信したものと同一か、共
通グループかに応じて報知を異なるようにしても、送信
者とその受信メッセージとの関連性が報知の違いから明
らかとなる。
【0062】さて、図2に示した氏名テーブル71にお
いては、グループ名データについて、送信者はひとつの
グループに属するものとしていたが、複数のグループに
属するようにしてもよく、この場合には、グループ名デ
ータの欄に、複数のグループ名データを記憶させること
になる。
【0063】また、図4に示した送信処理のステップS
7では、送信者名を送信するようにしていたが、受信側
において送信者名データと同様に送信元を特定できる情
報であればよく、例えば、その送信者名データに代えて
予めRAM7B等に登録しておいた自己の電話番号デー
タを送信するようにしてもよい。この場合、受信側ペー
ジャー1の受信処理(図5参照)においては、ステップ
S27で送信者名データに代わってその受信された電話
番号データを基に図2に示した氏名テーブル71から一
致する電話番号を検索し、一致した電話番号に対応して
記憶されているグループ名データを得るようにすればよ
い。
【0064】また、図4に示した送信処理のステップS
7では、送信者名、あるいは、自己の電話番号ととも
に、ステップS2で選択された呼出番号に対応して氏名
テーブル71に記憶されているグループ名データを送信
するようにしてもよい。この場合、受信側ページャー1
の受信処理(図5参照)においては、ステップS33で
その受信されたグループ名データから直接グループの同
一性を判断できることになって処理が簡略化され、受信
側ページャー1においてグループ名を調べる必要が不要
となる。
【0065】また、本実施の形態においては、定型伝言
メッセージを受信する場合について説明したが、通常の
文字データやフリーワードによるメッセージを受信し、
同一内容の受信メッセージが記憶されているか否かを判
断するようにしてもよい。
【0066】また、図5に示した受信処理において、前
述の実施の形態では、過去に同一内容の伝言メッセージ
がなく新規の伝言メッセージであった場合、過去に同一
内容の伝言メッセージがありその送信者が同一であった
場合、過去に同一内容の伝言メッセージがありその送信
者が属するグループとは共通のグループであった場合、
それぞれ図6、図7、図8に示したように表示形態を変
えての報知方法をとっていたが、その表示形態の変化に
代わって報知音をそれぞれの場合に対応させて異なる音
で区別するようにしてもよく、又は、表示形態の変化に
対応して異なる報知音を出力するようにしてもよい。
【0067】また、本実施の形態においては、受信メッ
セージを送信者名と一致する名前データと対応させて記
憶させる構成としたが、氏名テーブルとは関係なく単純
に着信順に複数記憶させる構成としてもよい。
【0068】また、本実施の形態においては、同一内容
のメッセージを送信した送信者が同一発呼者であるか否
か、および同一グループであるか否かを判断するように
したが、同一発呼者であるか否かという判断を行わず
に、同一グループであるか否かという判断のみを行うよ
うにしてもよい(この場合、図5のフローチャートにお
いて、ステップS27〜S29を省略し、ステップS2
6でイエス(YES)の場合、ステップS33に進
む)。
【0069】また、本実施の形態においては、メッセー
ジの送信者が属するグループを固定にしたが、一時的な
グループ(例えば、明日一緒に海へ行くグループ)の場
合にも対応できるように、例えば、氏名テーブルのグル
ープ名欄に代えてフラグ欄を設け、所有者の所定のキー
操作によりフラグが立てられている人たちを同一グルー
プとして判断できるようにしてもよい(他の方法とし
て、単純にグループ名欄のグループ名を所有者の所定の
キー操作により書き換え可能にしてもよい。)。
【0070】また、本実施の形態においては、本発明を
ページングシステムに適用した場合について説明した
が、ネットワーク内のデータベースからの発呼者通知情
報を受信するネットワークシステムに本発明を適用する
ようにしてもよい。
【0071】このように 受信されたメッセージの送信
者が過去に同一内容のメッセージを送信したものと同一
か、共通グループかに応じて表示や報知音を異なるよう
にしたので、送信者とその受信メッセージとの関連性が
表示等の違いから明らかとなって、複数の送信者から同
一内容のメッセージが送られてきた場合に、同一グルー
プからのメッセージであるか否かを容易に知らせること
が可能になる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、メッセージ受信があった場合には、その受信
メッセージと過去の受信済みメッセージとの同一性を判
断し、過去に同一内容があった場合にその同一内容のメ
ッセージをもつ送信者とのグループ関係をみて、報知す
るようにしたので、共通グループからの受信メッセージ
であることが報知により明らかとなって、複数の送信者
から同一内容のメッセージが送られてきた場合に、同一
グループからのメッセージであるか否かを容易に知らせ
ることが可能なメッセージ受信装置を得られるという効
果を奏する。
【0073】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、自己宛てのメッセージが通常通り受
信された場合と、過去に受信されたメッセージと同一内
容のメッセージが共通グループからのものであった場合
とで報知を異なるようにしたので、共通グループからの
受信メッセージであることが通常との報知の違いから明
らかとなって、複数の送信者から同一内容のメッセージ
が送られてきた場合に、同一グループからのメッセージ
であるか否かを報知の違いで容易に知らせることが可能
なメッセージ受信装置を得られるという効果を奏する。
【0074】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、受信されたメッセージの送信者が過
去に同一内容のメッセージを送信したものと同一か、共
通グループかに応じて報知を異なるようにしても、送信
者とその受信メッセージとの関連性が報知の違いから明
らかとなって、同一内容のメッセージが複数送られてき
た場合に、同一グループからのメッセージであるか、あ
るいは、同一送信者からのメッセージであるかを容易に
知らせることが可能なメッセージ受信装置を得られると
いう効果を奏する。
【0075】請求項4記載の発明によれば、請求項1乃
至3のいずれかに記載の発明において、送信者データと
グループデータとを対応づけて記憶するようにしたの
で、同一内容の受信メッセージについて、メッセージ情
報に含まれる送信者データを基にして共通のグループに
属しているか否かを容易に判断することが可能なメッセ
ージ受信装置を得られるという効果を奏する。
【0076】請求項5記載の発明によれば、請求項1乃
至3のいずれかに記載の発明において、メッセージ情報
にグループデータを含めたことで、同一内容の受信メッ
セージについて、メッセージ情報に含まれるグループデ
ータを基にして共通のグループに属しているか否かを容
易に判断することが可能なメッセージ受信装置を得られ
るという効果を奏する。
【0077】請求項6記載の発明によれば、請求項1乃
至5のいずれかに記載の発明において、受信されたメッ
セージの送信者が過去に同一内容のメッセージを送信し
たものと同一か、共通グループかに応じて表示を異なる
ようにしても、送信者とその受信メッセージとの関連性
を表示の違いから明らかにできるメッセージ受信装置を
得られるという効果を奏する。
【0078】請求項7記載の発明によれば、請求項1乃
至6のいずれかに記載の発明において、受信されたメッ
セージの送信者が過去に同一内容のメッセージを送信し
たものと同一か、共通グループかに応じて報知音を異な
るようにしても、送信者とその受信メッセージとの関連
性を報知音の違いから明らかにできるメッセージ受信装
置を得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメッセージ受信装置の一実施の形
態を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態による氏名テーブルの内容を示す
図である。
【図3】本実施の形態による伝言メッセージテーブルの
内容を示す図である。
【図4】本実施の形態による送信処理を説明するフロー
チャートである。
【図5】本実施の形態による受信処理を説明するフロー
チャートである。
【図6】本実施の形態によるメッセージ受信時の表示例
を示す図である。
【図7】本実施の形態によるメッセージ受信時の他の表
示例を示す図である。
【図8】本実施の形態によるメッセージ受信時の他の表
示例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 アンテナ 3 受信部 4 デコーダ部 5 ID−ROM 6 キー入力部 7A ROM 7B RAM 8 ダイアラバッファ 9 DTMF信号発生部 10,13,16 アンプ 11,14 スピーカ 12 鳴音信号発生部 15 点滅パターン信号発生部 17 LED 18 キャラクタジェネレータ 19 表示バッファ 20 表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自己宛てのメッセージ情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段により受信されたメッセージ情報を記憶す
    る記憶手段と、 前記受信手段により受信されたメッセージ情報が前記記
    憶手段にすでに記憶されているメッセージ情報と同一内
    容であるか否かを判断する第1の判断手段と、 前記第1の判断手段により同一内容であるという判断結
    果が得られた場合に、その同一内容と判断された2つの
    メッセージ情報を送信した送信者が共通のグループに属
    しているか否かを判断する第2の判断手段と、 前記第2の判断手段により共通のグループに属している
    という判断結果が得られた場合に報知処理を実行する報
    知手段とを備えたメッセージ受信装置。
  2. 【請求項2】前記報知手段は、さらに、前記受信手段に
    より前記メッセージ情報が受信された場合に報知処理を
    実行する手段を備え、 前記第2の判断手段により共通のグループに属している
    という判断結果が得られた場合と、前記受信手段により
    前記メッセージ情報が受信された場合とで前記報知手段
    による報知処理を変更する変更手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載のメッセージ受信装置。
  3. 【請求項3】前記第1の判断手段により同一内容である
    という判断結果が得られた場合に、その同一内容と判断
    された2つのメッセージ情報を送信した送信者が同一送
    信者であるか否かを判断する第3の判断手段を備え、 前記報知手段は、さらに、前記第3の判断手段により同
    一送信者であるという判断結果が得られた場合に報知処
    理を実行する手段を備え、 前記第2の判断手段により共通のグループに属している
    という判断結果が得られた場合と、前記第3の判断手段
    により同一送信者であるという判断結果が得られた場合
    とで前記報知手段による報知処理を変更する変更手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のメッセージ受
    信装置。
  4. 【請求項4】前記メッセージ情報は、送信者データを含
    み、 前記記憶手段は、前記送信者データと該送信者データが
    示す送信者が属しているグループを示すグループデータ
    とを対応づけて記憶する手段を備え、 前記第2の判断手段は、前記メッセージ情報に含まれて
    いる送信者データと一致する送信者データと対応して前
    記記憶手段に記憶されているグループデータに基づいて
    共通のグループに属しているか否かを判断することを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のメッセージ
    受信装置。
  5. 【請求項5】前記メッセージ情報は、グループデータを
    含み、 前記第2の判断手段は、前記メッセージ情報に含まれて
    いるグループデータに基づいて共通のグループに含まれ
    ているか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載のメッセージ受信装置。
  6. 【請求項6】前記報知手段は前記報知処理に表示処理を
    含み、前記変更手段は前記表示処理を変更することを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のメッセージ
    受信装置。
  7. 【請求項7】前記報知処理は報知音の出力処理を含み、
    前記変更手段は前記報知音の出力処理を変更することを
    特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のメッセー
    ジ受信装置。
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