JPH0928906A - 遊技場用データ管理システム - Google Patents

遊技場用データ管理システム

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JPH0928906A
JPH0928906A JP18942995A JP18942995A JPH0928906A JP H0928906 A JPH0928906 A JP H0928906A JP 18942995 A JP18942995 A JP 18942995A JP 18942995 A JP18942995 A JP 18942995A JP H0928906 A JPH0928906 A JP H0928906A
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Makoto Okazaki
誠 岡崎
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Daikoku Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機に係る遊技データを、多数の遊技客に
対して同時期に提供できるようになると共に、その遊技
データ表示のためのデータ表示部の視認性を常時におい
て最適な状態に保持すること。 【解決手段】 パチンコ遊技機1の上方に配置される表
示ユニット10は、パチンコ遊技機1の前に着座した遊
技客からの視認が容易な第1の位置と、パチンコ遊技機
1の前に立った遊技客からの視認が容易な第2の位置と
の間で往復回動可能になっている。制御部14は、パチ
ンコ遊技機1の稼働状態及び非稼働状態を、パチンコ遊
技機1のパチンコ玉発射機構の操作状態で出力される操
作検知信号Sg及び遊技客の着座状態で出力される着座
信号Sdに基づいて判断し、稼働状態で表示ユニット1
0を駆動装置12を通じて第1の位置へ回動させ、非稼
働状態で表示ユニット10を第2の位置へ復帰回動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数台の遊技機に
係る遊技データを利用して顧客サービスを行い得るよう
にした遊技場用データ管理システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】パチンコホールにおい
ては、店内に設置されたパチンコ遊技機に係る遊技情報
のうち、遊技客にとって有益な情報を提供することによ
り、パチンコホール内での遊技に対する興趣の向上及び
これに伴う集客力アップを図ることが行われている。
【0003】具体的には、従来では、CRTディスプレ
イなどより成る表示装置及び操作用キーボードを備えた
情報提供端末機をパチンコホール内の適宜場所に設置
し、上記表示装置に対して、パチンコ遊技機に関する出
玉率、特賞状態の発生回数及び発生履歴、打止状態の発
生回数などの遊技データを選択的に表示できるように構
成することが行われている。
【0004】しかし、上記のような情報提供端末機は、
パチンコホール内の1〜2箇所に設置されるのが普通で
あるため、遊技データの提供サービスを、同時期に多数
の遊技客に提供することが困難になり、結果的に、その
利用者数が限られて、集客力アップを図るという本来の
目的を十分に達成できなくなる虞があった。
【0005】そこで、近年では、液晶ディスプレイなど
より成るパネル状表示部を、各パチンコ遊技機の上方位
置に1対1で対応するように配置し、各表示部に対し、
対応するパチンコ遊技機に係る遊技データを選択的に表
示するシステムが実現されており、このようなシステム
は、大表示容量の液晶ディスプレイパネルの大幅なコス
トダウンが進んでいるなどの理由により大いに有望視さ
れている。
【0006】ところで、上記表示部は、遊技機の前の通
路に立った状態の遊技客からの視認が容易な方向へ向け
て配置されているのが現状であるが、このような配置で
は、液晶ディスプレイの視野角が比較的狭いという事情
によって、遊技機の前に着座した遊技客からは表示部に
よる表示データが視認し辛くなるという問題点があっ
た。かといって、表示部を着座状態の遊技客側に向けて
配置した場合には、通路に立った状態の遊技客からの視
認性が悪化することになる。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、遊技機に係る遊技データを、当該遊
技機と1対1で対応したデータ表示部を通じて多数の遊
技客に対して同時期に提供できるようになって、その遊
技データ提供サービスの有益性を高め得ると共に、デー
タ表示部の視認性を常時において最適な状態に保持でき
るようになる遊技場用データ管理システムを実現するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、多数台の遊技機に係る遊技データを蓄積す
るためのデータ記憶手段と、遊技機と1対1で対応する
ように設けられ当該遊技機での遊技客からの視認が容易
な第1の位置と遊技機の前に立った状態の遊技客からの
視認が容易な第2の位置との間で往復移動可能に設けら
れたデータ表示部と、このデータ表示部に対し前記デー
タ記憶手段の蓄積データを選択的に表示させるための表
示制御手段と、前記データ表示部を前記第1の位置及び
第2の位置間で往復移動させるための駆動装置と、前記
遊技機の状態若しくは当該遊技機の周辺装置の状態に応
じて、前記データ表示部を前記第1の位置及び第2の位
置の何れかへ前記駆動装置により選択的に移動させる位
置制御手段とを備えた構成としたものである。
【0009】このような構成によれば、多数台の遊技機
と1対1で対応するように設けられたデータ表示部に
は、多数台の遊技機に係る遊技データが選択的に表示さ
れるようになるから、その遊技データを多数の遊技客に
対して同時期に提供可能となる。この場合、上記データ
表示部は、前記遊技機の状態若しくは当該遊技機の周辺
装置の状態に応じて、遊技機での遊技客からの視認が容
易な第1の位置、及び遊技機の前に立った状態の遊技客
からの視認が容易な第2の位置の何れかへ選択的に移動
されることになるから、そのデータ表示部の視認性を常
時において最適な状態に保持することが可能となる(請
求項1)。
【0010】この場合、前記表示制御手段を、前記デー
タ表示部に対し前記蓄積データ以外の情報を選択的に表
示させる構成としても良く、このような構成によれば、
データ表示部による表示機能を多様化できて、その付加
価値の向上を図り得るようになる(請求項2)。
【0011】また、前記表示制御手段を、前記データ表
示部が前記第2の位置にある状態では、当該データ表示
部に対し前記蓄積データのうち対応する遊技機に係る遊
技データを表示させる構成とすることもできる。このよ
うな構成によれば、遊技機の前に立った状態の遊技客
は、当該遊技機に係る遊技データを上記データ表示部の
表示により容易に確認できるようになるから、遊技デー
タを提供するサービスの実用性が向上することになる
(請求項3)。
【0012】さらに、前記遊技機の稼働状態及び非稼働
状態を検出する検出手段を備えた上で、前記位置制御手
段を、前記検出手段が前記遊技機の稼働状態を検出した
ときに前記データ表示部を第1の位置へ移動させ、遊技
機の非稼働状態を検出したときにデータ表示部を第2の
位置へ復帰移動させる構成とすることもできる。
【0013】このような構成によれば、遊技機が稼働状
態となったときには、データ表示部が、当該遊技機での
遊技客からの視認が容易な第1の位置へ自動的に移動さ
れ、その後に遊技機が非稼働状態となったときには、デ
ータ表示部が遊技機の前に立った状態の遊技客からの視
認が容易な第2の位置へ自動的に復帰移動されるから、
データ表示部の視認性を常時において最適な状態に保持
できることになる(請求項4)。
【0014】また、前記遊技機と1対1で対応した位置
に当該遊技機での遊技に供するための遊技媒体を放出可
能に設けられた放出機構と、この放出機構を通じた遊技
媒体の放出に必要なデータを記録して成る記録担体と、
前記遊技機と1対1で対応するように設けられ前記記録
担体が挿入された状態で当該記録担体の記録データを読
み取るデータ読み取り手段とを備えた上で、前記位置制
御手段を、前記データ読み取り手段に前記記録担体が挿
入されたときに前記データ表示部を第1の位置へ移動さ
せ、当該データ読み取り手段から記録担体が排出された
ときにデータ表示部を第2の位置へ復帰移動させる構成
としても良い。
【0015】この構成によれば、遊技客が遊技機での遊
技のために放出機構から遊技媒体を放出させるべく、記
録担体をデータ読み取り手段に挿入したときには、デー
タ表示部が、当該遊技機での遊技客からの視認が容易な
第1の位置へ自動的に移動され、その後に、遊技終了に
伴い記録担体をデータ読み取り手段から排出させたとき
には、データ表示部が遊技機の前に立った状態の遊技客
からの視認が容易な第2の位置へ自動的に復帰移動され
るから、この場合においても、データ表示部の視認性を
常時において最適な状態に保持できることになる(請求
項5)。
【0016】前記遊技機と1対1で対応した位置に当該
遊技機での遊技に供するための遊技媒体を放出可能に設
けられた放出機構と、この放出機構を通じた遊技媒体の
放出に必要なデータを記録して成る記録担体と、前記遊
技機と1対1で対応するように設けられ前記記録担体の
スライド操作若しくは記録担体の挿入状態で当該記録担
体の記録データを読み取るデータ読み取り手段と、前記
遊技機の非稼働状態を検出する検出手段とを備えた上
で、前記位置制御手段を、前記データ読み取り手段が前
記記録担体の記録データを読み取ったときに前記データ
表示部を第1の位置へ移動させ、前記検出手段が前記遊
技機の非稼働状態を検出したときにデータ表示部を第2
の位置へ復帰移動させる構成としても良い。
【0017】この構成によれば、遊技客が遊技機での遊
技のために放出機構から遊技媒体を放出させるべく、記
録担体のスライド操作若しくは記録担体の挿入操作によ
り当該記録担体の記録データをデータ読み取り手段に読
み取らせたときには、データ表示部が、当該遊技機での
遊技客からの視認が容易な第1の位置へ自動的に移動さ
れ、その後に遊技機が非稼働状態となったときには、デ
ータ表示部が遊技機の前に立った状態の遊技客からの視
認が容易な第2の位置へ自動的に復帰移動されるから、
この場合においても、データ表示部の視認性を常時にお
いて最適な状態に保持できることになる(請求項6)。
【0018】また、前記遊技機と1対1で対応する位置
に配置された操作スイッチと、前記遊技機の非稼働状態
を検出する検出手段とを備えた上で、前記位置制御手段
を、前記操作スイッチの操作に応じて前記データ表示部
を第1の位置へ移動させ、前記検出手段が前記遊技機の
非稼働状態を検出したときにデータ表示部を第2の位置
へ復帰移動させる構成としても良い。
【0019】この構成によれば、遊技機にて遊技を開始
しようとする遊技客が操作スイッチを操作したときに
は、データ表示部が、当該遊技機での遊技客からの視認
が容易な第1の位置へ自動的に移動され、その後に遊技
機が非稼働状態となったときには、データ表示部が遊技
機の前に立った状態の遊技客からの視認が容易な第2の
位置へ自動的に復帰移動されるから、この場合において
も、データ表示部の視認性を常時において最適な状態に
保持できることになる(請求項7)。
【0020】前記遊技機と1対1で対応する位置に配置
された操作スイッチと、前記遊技機と1対1で対応した
位置に当該遊技機での遊技に供するための遊技媒体を放
出可能に設けられた放出機構と、この放出機構を通じた
遊技媒体の放出に必要なデータを記録して成る記録担体
と、前記遊技機と1対1で対応するように設けられ、前
記記録担体が挿入された状態で当該記録担体の記録デー
タを読み取るデータ読み取り手段とを備えた上で、前記
位置制御手段を、前記操作スイッチの操作に応じて前記
データ表示部を第1の位置へ移動させ、前記データ読み
取り手段から記録担体が排出されたときにデータ表示部
を第2の位置へ復帰移動させる構成としても良い。
【0021】この構成によれば、遊技機にて遊技を開始
しようとする遊技客が操作スイッチを操作したときに
は、データ表示部が、当該遊技機での遊技客からの視認
が容易な第1の位置へ自動的に移動され、その後に遊技
終了に伴い記録担体をデータ読み取り手段から排出させ
たときには、データ表示部が遊技機の前に立った状態の
遊技客からの視認が容易な第2の位置へ自動的に復帰移
動されるから、この場合においても、データ表示部の視
認性を常時において最適な状態に保持できることになる
(請求項8)。
【0022】さらに、多数台の遊技機に係る遊技データ
を蓄積するためのデータ記憶手段と、遊技機と1対1で
対応するように設けられ当該遊技機での遊技客からの視
認が容易な方向に向けて配置された第1の表示部と遊技
機の前に立った状態の遊技客からの視認が容易な方向に
向けて配置された第2の表示部とを有したデータ表示部
と、このデータ表示部に対し前記データ記憶手段の蓄積
データのうち当該データ表示部と対応された遊技機に係
る遊技データを表示させるための表示制御手段とを備え
た上で、前記表示制御手段を、常時において前記遊技デ
ータを前記第2の表示部に表示させると共に、前記遊技
機若しくは当該遊技機の周辺装置が所定の状態になるの
に応じて上記遊技データを前記第1の表示部に表示させ
る制御を行う構成とすることもできる。
【0023】このような構成においても、多数台の遊技
機と1対1で対応するように設けられたデータ表示部に
は、当該遊技機に係る遊技データが表示されるようにな
るから、その遊技データを多数の遊技客に対して同時期
に提供可能となる。この場合、上記データ表示部は、遊
技機での遊技客からの視認が容易な方向に向けて配置さ
れた第1の表示部と、遊技機の前に立った状態の遊技客
からの視認が容易な方向に向けて配置された第2の表示
部とを備えた構成とされており、通常状態においては遊
技データが上記第2の表示部に表示されると共に、遊技
機の状態若しくは当該遊技機の周辺装置が所定の状態に
なるに応じて、上記遊技データが前記第1の表示部に表
示されることになるから、そのデータ表示部の視認性を
常時において最適な状態に保持することが可能となる
(請求項9)。
【0024】この場合、前記表示制御手段を、前記デー
タ表示部に対し前記蓄積データ以外の情報を選択的に表
示させる構成としても良く、このような構成によれば、
データ表示部による表示機能を多様化できて、その付加
価値の向上を図り得るようになる(請求項10)。
【0025】また、前記表示制御手段を、前記第2の表
示部に対しては前記蓄積データのうち当該第2の表示部
と対応した遊技機に係る遊技データを表示させる構成と
することもできる。このような構成によれば、遊技機の
前に立った状態の遊技客は、当該遊技機に係る遊技デー
タを上記第2の表示部の表示により容易に確認できるよ
うになるから、遊技データを提供するサービスの実用性
が向上することになる(請求項11)。
【0026】さらに、前記遊技機の稼働状態及び非稼働
状態を検出する検出手段を備えた上で、前記表示制御手
段を、前記検出手段が前記遊技機の稼働状態を検出した
ときに前記第1の表示部を遊技データ表示状態に切り換
え、遊技機の非稼働状態を検出したときに第1の表示部
による遊技データ表示状態を停止させる構成とすること
もできる。
【0027】この構成によれば、遊技機が稼働状態とな
ったときには、当該遊技機での遊技客からの視認が容易
な方向に向けて配置された第1の表示部が遊技データ表
示状態に切り換えられ、その後に遊技機が非稼働状態と
なったときには、上記第1の表示部による遊技データ表
示状態を停止されるから、データ表示部の視認性を常時
において最適な状態に保持できることになる(請求項1
2)。
【0028】また、前記遊技機と1対1で対応した位置
に当該遊技機での遊技に供するための遊技媒体を放出可
能に設けられた放出機構と、この放出機構を通じた遊技
媒体の放出に必要なデータを記録して成る記録担体と、
前記遊技機と1対1で対応するように設けられ、前記記
録担体が挿入された状態で当該記録担体の記録データを
読み取るデータ読み取り手段とを備えた上で、前記表示
制御手段を、前記データ読み取り手段に前記記録担体が
挿入されたときに前記第1の表示部を遊技データ表示状
態に切り換え、当該データ読み取り手段から記録担体が
排出されたときに第1の表示部による遊技データ表示状
態を停止させる構成とすることもできる。
【0029】この構成によれば、遊技客が遊技機での遊
技のために放出機構から遊技媒体を放出させるべく、記
録担体をデータ読み取り手段に挿入したときには、第1
の表示部が遊技データ表示状態に切り換えられ、その後
に、遊技終了に伴い記録担体をデータ読み取り手段から
排出させたときには、上記第1の表示部による遊技デー
タ表示状態を停止されるから、この場合においても、デ
ータ表示部の視認性を常時において最適な状態に保持で
きることになる(請求項13)。
【0030】また、前記遊技機と1対1で対応した位置
に当該遊技機での遊技に供するための遊技媒体を放出可
能に設けられた放出機構と、この放出機構を通じた遊技
媒体の放出に必要なデータを記録して成る記録担体と、
前記遊技機と1対1で対応するように設けられ前記記録
担体のスライド操作若しくは記録担体の挿入状態で当該
記録担体の記録データを読み取るデータ読み取り手段
と、前記遊技機の非稼働状態を検出する検出手段とを備
えた上で、前記表示制御手段を、前記データ読み取り手
段が前記記録担体の記録データを読み取ったときに前記
第1の表示部を遊技データ表示状態に切り換え、前記検
出手段が前記遊技機の非稼働状態を検出したときに第1
の表示部による遊技データ表示状態を停止させる構成と
することもできる。
【0031】この構成によれば、遊技客が遊技機での遊
技のために放出機構から遊技媒体を放出させるべく、記
録担体のスライド操作若しくは記録担体の挿入操作によ
り当該記録担体の記録データをデータ読み取り手段に読
み取らせたときには、第1の表示部が遊技データ表示状
態に切り換えられ、その後に遊技機が非稼働状態となっ
たときには、上記第1の表示部による遊技データ表示状
態を停止されるから、この場合においても、データ表示
部の視認性を常時において最適な状態に保持できること
になる(請求項14)。
【0032】また、前記遊技機と1対1で対応する位置
に配置された操作スイッチと、前記遊技機の非稼働状態
を検出する検出手段とを備えた上で、前記表示制御手段
を、前記操作スイッチの操作に応じて前記第1の表示部
を遊技データ表示状態に切り換え、前記検出手段が前記
遊技機の非稼働状態を検出したときに第1の表示部によ
る遊技データ表示状態を停止させる構成とすることもで
きる。
【0033】この構成によれば、遊技機にて遊技を開始
しようとする遊技客が操作スイッチを操作したときに
は、第1の表示部が遊技データ表示状態に切り換えら
れ、その後に遊技機が非稼働状態となったときには、上
記第1の表示部による遊技データ表示状態を停止される
から、この場合においても、データ表示部の視認性を常
時において最適な状態に保持できることになる(請求項
15)。
【0034】また、前記遊技機と1対1で対応する位置
に配置された操作スイッチと、前記遊技機と1対1で対
応した位置に当該遊技機での遊技に供するための遊技媒
体を放出可能に設けられた放出機構と、この放出機構を
通じた遊技媒体の放出に必要なデータを記録して成る記
録担体と、前記遊技機と1対1で対応するように設けら
れ前記記録担体が挿入された状態で当該記録担体の記録
データを読み取るデータ読み取り手段とを備えた上で、
前記表示制御手段を、前記操作スイッチの操作に応じて
前記第1の表示部を遊技データ表示状態に切り換え、前
記データ読み取り手段から記録担体が排出されたときに
第1の表示部による遊技データ表示状態を停止させる構
成とすることもできる。
【0035】この構成によれば、遊技機にて遊技を開始
しようとする遊技客が操作スイッチを操作したときに
は、第1の表示部が遊技データ表示状態に切り換えら
れ、その後に遊技終了に伴い記録担体をデータ読み取り
手段から排出させたときには、上記第1の表示部による
遊技データ表示状態を停止されるから、この場合におい
ても、データ表示部の視認性を常時において最適な状態
に保持できることになる(請求項16)。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明をパチンコホールに
適用した第1実施例について図1〜図14を参照しなが
ら説明する。全体の構成を示す図10において、パチン
コ遊技機1はパチンコホール内に一列状配置の複数台を
一単位とした状態で多数台列設されるものであり、各パ
チンコ遊技機1の上方位置には、これと1対1で対応す
るようにして呼び出しランプユニット2が設置されてい
る。
【0037】上記呼び出しランプユニット2は、パチン
コ遊技機1と、パチンコホール内の管理室に設置された
集中管理コンピュータ3(本発明でいうデータ記憶手段
に相当)及びパチンコホール内の適宜場所に設置された
情報提供端末4との間での信号中継機能などを備えた構
成となっている。また、上記集中管理コンピュータ3及
び情報提供端末4は、互いの間での信号授受を後述のよ
うに行う構成となっている。
【0038】図8には、上記呼び出しランプユニット2
の外観が示されている。この図8において、呼び出しラ
ンプユニット2は、前面が半円弧状に張り出した蒲鉾形
状の本体ケース5を備えており、その本体ケース5の上
部には、打止表示ランプ6、特賞表示ランプ7及び呼び
出しランプ8が三段積み状に設けられている。また、本
体ケース5には、例えばプッシュロックスイッチより成
る呼び出しスイッチ9が設けられている共に、中央部に
形成された凹部5aに、矩形状液晶ディスプレイパネル
を主体に構成された表示ユニット10(本発明でいうデ
ータ表示部に相当)が配置されており、この表示ユニッ
ト10は、図9に示すように、横方向に伸びる支軸10
a、10aを中心に上下方向へ回動可能に設けられてい
る。
【0039】図9において、上記各支軸10aは、表示
ユニット10の側部中央から突設されたもので、そのう
ちの一方の支軸10aが図示しない適宜の静止部位に固
定された軸受11により支持されている。本体ケース5
内に配置された駆動装置12は、モータ12a及び減速
機12bを組み合わせて構成されており、その出力軸が
前記支軸10aに対し図示しない継手を介して連結され
ている。
【0040】この場合、表示ユニット10は、パチンコ
遊技機1の前で着座状態にある遊技客からの視認が容易
となる下向きの第1の位置(図8(b)及び図9中の二
点鎖線参照)と、パチンコ遊技機1の前に立った状態の
遊技客からの視認が容易となる正面向きの第2の位置
(図8(a)及び図9中の実線参照)との間で往復回動
可能となっており、駆動装置12により上記各位置間で
往復回動される構成となっている。尚、表示ユニット1
0は、後述の説明から明らかなように、対応するパチン
コ遊技機1が非稼働状態にある常時においては、正面向
きの第2の位置へ回動されている。
【0041】また、上記表示ユニット10の表示画面上
には、例えばマトリックス方式の透明タッチスイッチ
(図1に符号25を付して示す)が設定されている。
尚、13は表示ユニット10からコネクタ13aを介し
て引き出されたフレキシブル配線である。
【0042】図1には、呼び出しランプユニット2及び
これに関連した部分の電気的構成が示されており、以下
これについて説明する。パチンコ遊技機1は、具体的に
は図示しないが、通常の入賞孔の他に、動作状態で入賞
率が極端に高くなる電気役物を備えた特賞用入賞孔と、
パチンコ玉が入賞したときに上記電気役物を所定の確率
(パチンコ遊技機1の機種によっては不確定の確率)で
動作状態に切り換えるためのスタート入賞孔とを備えた
周知の構成となっている。
【0043】このパチンコ遊技機1は、遊技に伴うアウ
ト玉数及びセーフ玉数をそれぞれ示すアウト玉計数信号
Sa及びセーフ玉計数信号Sb、前記電気役物の動作状
態つまり特賞状態が発生したことを示す特賞信号Sf、
前記スタート入賞孔へのパチンコ玉の入賞に応じたスタ
ート信号Ss、図示しないパチンコ玉発射機構の操作ハ
ンドルが操作状態にあることを示す操作検知信号Sgを
それぞれリアルタイムで出力する構成となっており、そ
れらの信号は、呼び出しランプユニット2に与えられる
ようになっている。
【0044】尚、上記特賞信号Sfは、この実施例では
パチンコ遊技機1が特賞状態にある期間中継続して出力
される構成となっているが、特賞発生時点で特賞発生信
号を出力し、特賞終了時点で特賞終了信号を出力する構
成も可能である。
【0045】また、パチンコ遊技機1用の椅子1aに
は、遊技客の着座を検出して着座信号Sdを発生する着
座センサ(図示せず)が設けられており、上記着座信号
Sdも呼び出しランプユニット2に与えられるようにな
っている。
【0046】呼び出しランプユニット2からパチンコ遊
技機1に対しては、打止信号Szが与えられるようにな
っており、パチンコ遊技機1は、打止信号Szの入力期
間中には前記パチンコ玉発射機構の電源を遮断して遊技
不能な打止状態に切換わる構成となっている。
【0047】呼び出しランプユニット2は、以下のよう
な構成となっている。即ち、本発明でいう検出手段及び
位置制御手段の機能を兼用する制御部14を中心に構成
されたもので、この制御部14に対しては、前記呼び出
しスイッチ9からのオン信号、パチンコ遊技機1からの
特賞信号Sf、スタート信号Ss、操作検知信号Sg、
図示しない着座センサからの着座信号Sdがそれぞれ入
力されるようになっている。
【0048】アウト玉数レジスタ15は、パチンコ遊技
機1からのアウト玉計数信号Saにより示される数値を
順次累積記憶するようになっており、前記制御部14か
ら一定周期で出力される転送指令信号を受ける毎に、累
積記憶数値を示す数値信号Δaを当該制御部14へ転送
すると共に、記憶内容をリセットする構成となってい
る。
【0049】セーフ玉数レジスタ16は、パチンコ遊技
機1からのセーフ玉計数信号Sbにより示される数値を
順次累積記憶するようになっており、前記制御部14か
ら一定周期で出力される転送指令信号を受ける毎に、累
積記憶数値を示す数値信号Δbを当該制御部14へ転送
すると共に、記憶内容をリセットする構成となってい
る。
【0050】制御部14は、CPUを含む論理制御回路
を含んで構成されたもので、前記集中管理コンピュータ
3及び情報提供端末4との間での送受信回路17及び1
8を介した信号送受信動作、前記打止信号Szをドライ
バ19を通じてパチンコ遊技機1に与える動作、前記打
止表示ランプ6、特賞表示ランプ7及び呼び出しランプ
8の点灯状態をそれぞれドライバ20、21及び22を
介して制御する動作、前記表示ユニット10の表示内容
をドライバ23を介して制御する動作、前記駆動装置1
2を通じた表示ユニット10の回動位置の調節をドライ
バ24を介して制御する動作を、予め設定された制御プ
ログラムに基づいて行うようになっている。
【0051】また、制御部14は、表示ユニット10に
設けられたタッチスイッチ25をスキャニングすること
により、当該タッチスイッチ25からその押圧操作位置
を示す信号を受ける構成となっている。
【0052】上記制御部14は、後で詳述する表示ユニ
ット10に係る制御機能の他に、アウト玉数レジスタ1
5及びセーフ玉レジスタ16から数値信号Δa及びΔb
が転送される毎に、それらの数値信号Δa及びΔbを集
中管理コンピュータ3へ送受信回路17を介して送信す
る機能、並びにパチンコ遊技機1から特賞信号Sf及び
スタート信号Ssを受ける毎に、それらの信号Sf及び
Ssを集中管理コンピュータ3へ送受信回路17を介し
て送信する機能を備えた構成となっている。
【0053】ここで、集中管理コンピュータ3は、上述
のように入力される数値信号Δa及びΔb、特賞信号S
f、スタート信号Ssに基づいて、パチンコ遊技機1毎
の管理データ(アウト玉数及びセーフ玉数の差、出玉
率、特賞回数、スタート入賞孔への入賞回数など)を演
算すると共に、その演算結果に基づいたパチンコ遊技機
1の打止制御機能を備えた周知構成のものである。
【0054】この場合、集中管理コンピュータ3にあっ
ては、打止となったパチンコ遊技機1が発生したとき
に、当該パチンコ遊技機1に対応した呼び出しランプユ
ニット2に対して打止指令信号を送信するものであり、
当該呼び出しランプユニット2内の制御部14は、上記
打止指令信号を受信したときに前記打止信号Szをパチ
ンコ遊技機1へ送信する構成となっている。
【0055】また、集中管理コンピュータ3は、上記演
算結果に基づいて、各パチンコ遊技機1に関する以下
、に述べるような累計データと、出玉推移グラフ及
び特賞履歴グラフ作成用データとを、情報提供端末4及
び表示ユニット10において表示するための遊技データ
として当日及び過去の所定日数分にわたって蓄積する構
成となっている。
【0056】…各営業日の日付を示すデータと、各営
業日におけるパチンコ遊技機1毎の累計アウト玉数、累
計セーフ玉数、累計スタート回数(スタート入賞孔へ入
賞回数)、累計特賞回数、累計打止回数、特賞確率(累
計特賞回数÷累計スタート回数)を含む累計データ。
【0057】…パチンコ遊技機1において特賞が発生
した各時点毎の累計アウト玉数及び差玉数(アウト玉数
−セーフ玉数)を示す履歴データと、特賞が終了した各
時点毎の累計アウト玉数及び差玉数とを示す履歴データ
とを組み合わせて成る出玉推移グラフ及び特賞履歴グラ
フ作成用データ。
【0058】前記情報提供端末4は、集中管理コンピュ
ータ3に上述のように蓄積された遊技データ(累計デー
タ、出玉推移グラフ及び特賞履歴グラフ作成用データ)
を受信して選択的に表示するためのもので、以下におい
ては、この情報提供端末4について説明する。
【0059】図11には情報提供端末4の概略構成が機
能ブロックの組み合わせにより示されている。この図1
1において、情報提供端末4は、上記遊技データを表示
するためのCRTディスプレイなどより成る比較的大形
の表示部4a、キーボードより成る操作部4b、呼び出
しランプユニット2内の制御部14との間でデータの送
受信を行うための入出力部4c、表示部4aの表示制御
や呼び出しランプユニット2及び集中管理コンピュータ
3との間のデータ送受信制御を行うためのCPUを含ん
で成る制御部4dを備えた構成となっている。
【0060】上記制御部4dは、集中管理コンピュータ
3から受信した前記遊技データを、操作部4bの操作に
応じて種々アレンジした状態で表示部4aに選択的に表
示させるという周知の機能の他に、図12に示すような
データ送受信機能を備えた構成となっている。
【0061】この図12の内容は、制御部4dによるメ
インプログラム中において例えば割り込みルーチンとし
て繰り返し実行されるもので、まず、呼び出しランプユ
ニット2から出力されるデータリクエスト信号Rdの受
信の有無を判断し、非受信状態ではそのままリターンす
るが、受信した場合には、データ作成ルーチン及びデー
タ送信ルーチンを順次実行した後にリターンする。
【0062】ここで、データリクエスト信号Rdは図1
3に示すように、当該データリクエスト信号Rdである
ことを示す識別コード、送信源となった呼び出しランプ
ユニット2を示す端末番号コード(例えば対応するパチ
ンコ遊技機1の台番号を示すコード)、エンドコードを
組み合わせた構成となっている。尚、端末番号コード
は、任意の十進数χ(実際には4ビットの2進コード)
で示される3桁の数字列である。
【0063】上記データ作成ルーチンでは、集中管理コ
ンピュータ3から受信した遊技データに基づいて図14
に示すようなフォーマットの返信データAdを作成す
る。即ち、図14において、返信データAdは、当該返
信データAdであることを識別コード、送信先の呼び出
しランプユニット2を示す端末番号コード(前記データ
リクエスト信号Rdに含まれるもの)、表示用遊技デー
タ、エンドコードを組み合わせた構成となっている。
【0064】この場合、上記表示用遊技データは、前回
の特賞が終了した時点からのスタート回数に対応付け
て、当日を含む例えば過去3日分の遊技データΔ1〜Δ
3を並べた構成となっている。上記遊技データΔ1〜Δ
3は、該当日を示す日付データ、累計スタート回数、累
計特賞回数、累計打止回数を示す各データと、出玉推移
グラフ及び特賞履歴グラフ作成用データ(パチンコ遊技
機1において特賞が発生した各時点毎の累計アウト玉数
及び差玉数を示す履歴データ、特賞が終了した各時点毎
の累計アウト玉数及び差玉数を示す履歴データ)を組み
合わせた構成となっている。
【0065】前記データ送信ルーチンでは、上記のよう
に作成した返信データAdを、当該返信データAdに含
まれる端末番号コードに対応した呼び出しランプユニッ
ト2へ送信する。
【0066】さて、以下においては、呼び出しランプユ
ニット2側の制御部による制御内容のうち、本発明の要
旨に直接関係した表示ユニット10に係る制御機能につ
いて説明する。図3には、制御部14に設定された検出
手段としての機能、つまりパチンコ遊技機1の稼働状態
及び非稼働状態を検出する機能を実現するための稼働判
定ルーチンの内容が示されている。
【0067】この稼働判定ルーチンでは、操作検知信号
Sgまたは着座信号Sdが入力されるまで、若しくはそ
れら操作検知信号Sg及び着座信号Sdの入力状態が停
止されるまで待機する(ステップB1、B2)。
【0068】操作検知信号Sgまたは着座信号が入力さ
れた場合(ステップB1で「YES」)には、稼働中フ
ラグFonが「1」にセットされているか否かを判断する
(ステップB3)。このとき、上記稼働中フラグFonが
セットされていた場合には、ステップB2へ移行する
が、セットされていなかった場合には、タイマ動作時間
が5〜10秒程度に設定された内部遅延タイマのタイマ
動作をスタートさせ(ステップB4)、この後には、当
該内部遅延タイマがタイムアップするまで、若しくは操
作検知信号Sg及び着座信号Sdの入力が停止されるま
で待機する(ステップB5、B6)。
【0069】内部遅延タイマがタイムアップする前の時
点で操作検知信号Sg及び着座信号Sdの入力が停止さ
れたときには、そのままステップB1へ戻るが、タイム
アップしたときには稼働中フラグFonを「1」にセット
するステップB7を実行した後にステップB1へ戻る。
【0070】前記ステップB2で「YES」と判断した
場合(操作検知信号Sg及び着座信号Sdの入力状態が
停止された場合)には、稼働中フラグFonが「0」にリ
セットされているか否かを判断する(ステップB8)。
上記稼働中フラグFonがリセットされていた場合には、
ステップB1へ戻るが、リセットされていなかった場合
には、タイマ動作時間が5〜10秒程度に設定された内
部遅延タイマのタイマ動作をスタートさせ(ステップB
9)、この後には、当該内部遅延タイマがタイムアップ
するまで、若しくは操作検知信号Sgまたは着座信号S
dが入力されるまで待機する(ステップB10、B1
1)。
【0071】内部遅延タイマがタイムアップする前の時
点で操作検知信号Sgまたは着座信号Sdが入力された
ときには、そのままステップB1へ戻るが、タイムアッ
プしたときには稼働中フラグFonを「0」にリセットす
るステップB12を実行した後にステップB1へ戻る。
【0072】要するに、上記のような稼働判定ルーチン
が行われる結果、対応するパチンコ遊技機1側において
パチンコ玉発射機構の操作ハンドルが操作されたとき、
または当該パチンコ遊技機1用の椅子1aに遊技客が着
座したときには、その操作状態または着座状態が内部遅
延タイマに設定されたタイマ動作時間(5〜10秒程
度)以上継続したときに、稼働中フラグFonが「1」に
セットされるものであり、このような稼働中フラグFon
のセットに応じて、対応するパチンコ遊技機1が稼働状
態にある旨の検出が行われることになる。さらに、パチ
ンコ遊技機1側においてパチンコ玉発射機構の操作ハン
ドルの操作が解除されたとき、または当該パチンコ遊技
機1用の椅子1aから遊技客が立ち上がったときには、
その操作解除状態または立ち上がり状態が内部遅延タイ
マに設定されたタイマ動作時間(5〜10秒程度)以上
継続したときに、稼働中フラグFonが「0」にリセット
されるものであり、このような稼働中フラグFonのリセ
ットに応じて、対応するパチンコ遊技機1が非稼働状態
にある旨の検出が行われることになる。
【0073】図2には、制御部14に設定された位置制
御手段としての機能、つまり表示ユニット10を前述し
た第1の位置及び第2の位置(図8(b)、(a)参
照)へ選択的に回動させる機能、並びに当該表示ユニッ
ト10の表示内容を制御する機能を実現するための表示
制御ルーチンの内容が示されている。
【0074】この表示制御ルーチンは、制御部14の電
源立ち上げに応じて開始されるもので、まずリクエスト
処理ルーチンA1を実行する。このルーチンA1では、
当該制御部14が属する呼び出しランプユニット2の端
末番号コードを含むデータリクエスト信号Rd(図13
参照)を作成して、情報提供端末4へ送信すると共に、
その送信に応じて情報提供端末4側からアンサバックさ
れてくる返信データAd(図14参照)、つまり対応す
るパチンコ遊技機1に係る遊技データを図示しない記憶
手段に記憶する。
【0075】引き続いて、タイマ動作時間が例えば5分
に設定された内部タイマのタイマ動作をスタートさせ
(ステップA2)、この後に表示ユニット10に対して
図4に示すような通常画面を表示する(ステップA
3)。具体的には、図4の通常画面には、当日の日付及
び現在時刻を示す文字a1 、「大当たり回数/特賞確
率」の文字a2 、「2日前、前日、当日」の文字a3 、
前記返信データAdに基づいて作成した大当たりデータ
ΔF及び特賞確率データΔKが、当日を含む過去3日分
について前記文字a3 と対応した状態で表示される。
尚、上記大当たり回数とは、前述した特賞状態の発生回
数のことである。
【0076】尚、上記大当たりデータΔFは、返信デー
タAd中の累計特賞回数に対応したデータであり、ま
た、特賞確率データΔKは、返信データAd中の累計特
賞回数及び累計スタート回数に基づいた演算(累計特賞
回数÷累計スタート回数)により得られるデータであ
る。
【0077】上記通常画面表示ステップA3の実行後に
は、前記稼働中フラグFonが「1」にセットされた状態
となるまで若しくは前記内部タイマがタイムアップする
まで待機する(ステップA4、A5)。この場合、内部
タイマがタイムアップした場合には、前記リクエスト処
理ルーチンA1へ戻る。
【0078】これに対して、稼働中フラグFonがセット
された状態となったとき、つまり対応するパチンコ遊技
機1が稼働状態となったときには、表示ユニット駆動処
理ルーチンA6を実行する。このルーチンA6では、ド
ライバ24を通じて駆動装置12を動作させることによ
り、表示ユニット10を下向きの第1の位置(図8
(b)参照)へ回動させる。これにより、表示ユニット
10は、パチンコ遊技機1の前で着座状態にある遊技客
からの視認が容易な状態となる。
【0079】上記表示ユニット駆動処理ルーチンA6の
実行後には、表示ユニット10に対して図5に示すよう
な稼働中画面を表示する(ステップA7)。具体的に
は、図5の通常画面は、前述した図4のような通常画面
中に、「出玉」、「履歴」の文字b1 、b2 及びこれら
を囲む枠を追加表示した形態のものである。
【0080】この場合、文字b1 、b2 に対応した部分
が手指などにより押圧操作されたときには、その押圧操
作位置が前記タッチスイッチ25のスキャニングに応じ
て特定されるようになっており、当該タッチスイッチ2
5にあっては、上記のような押圧操作箇所が、それぞれ
出玉推移グラフ選択スイッチ(文字b1 部分)、特賞履
歴グラフ選択スイッチ(文字b2 部分)として機能する
ようになっている。
【0081】上記稼働中画面を表示した状態では、出玉
推移グラフ選択スイッチ(文字b1部分)を通じた出玉
推移グラフ選択操作、特賞履歴グラフ選択スイッチ(文
字b2 部分)を通じた特賞履歴グラフ選択操作の何れか
が行われた否かを判断し(ステップA8、A9)、何れ
の選択操作も行われていない状態では、稼働中フラグF
onが「0」にリセットされたか否かを判断する(ステッ
プA10)。
【0082】稼働中フラグFonがリセットされた状態と
なったとき(ステップA10で「YES」)、つまり対
応するパチンコ遊技機1が非稼働状態となったときに
は、表示ユニット復帰処理ルーチンA11を実行した後
に、前記通常画面表示ステップA3へ移行する。上記表
示ユニット復帰処理ルーチンA11では、ドライバ24
を通じて駆動装置12を動作させることによって、表示
ユニット10を正面向きの第1の位置(図8(a)参
照)へ回動させる。これにより、表示ユニット10は、
パチンコ遊技機1の前に立った状態にある遊技客からの
視認が容易な状態となる。
【0083】これに対して、ステップA10で「NO」
と判断される場合、つまり稼働中フラグFonが「1」に
セットされた状態にある場合には、前記内部タイマがタ
イムアップしたか否かを再判断する(ステップA1
2)。内部タイマがタイムアップしていない状態では前
記判断ステップA8へ戻るが、タイムアップしたときに
は、前述同様のデータリクエスト信号Rdを作成して情
報提供端末4へ送信すると共に、これに伴う返信データ
Adを記憶するリクエスト処理ルーチンA13、上記内
部タイマのタイマ動作をリスタートするステップA14
を順次実行した後に、前記稼働中画面表示ステップA7
へ戻る。
【0084】稼働中画面(図5参照)の表示状態で、出
玉推移グラフ選択操作が行われた場合(ステップA8で
「YES」)には、表示ユニット10に対して図6に示
すような出玉推移グラフ画面を表示する(ステップA1
5)。具体的には、図6の出玉推移グラフ画面には、当
日の日付及び現在時刻を示す文字c1 、「出玉推移グラ
フ」の文字c2 、前記返信データAdに基づいて作成し
た出玉推移グラフΔG、「履歴」、「終了」の各文字c
3 、c4 及びこれらを囲む枠が表示される。
【0085】この場合、文字c3 、c4 に対応した部分
が押圧操作されたときには、その押圧操作位置が前記タ
ッチスイッチ25のスキャニングに応じて特定されるよ
うになっており、当該タッチスイッチ25にあっては、
上記のような押圧操作箇所が、それぞれ特賞履歴グラフ
選択スイッチ(文字c3 部分)、終了スイッチ(文字c
4 部分)として機能するようになっている。
【0086】また、上記出玉推移グラフΔGは、返信デ
ータAd中の出玉推移グラフ及び特賞履歴グラフ作成用
データ(図14中に示した履歴データ)に基づいて作成
されるもので、それらの履歴データのうち当日分の各デ
ータについて1画面分ずつの出玉推移グラフΔGを得る
ようになっている。この場合、出玉推移グラフΔGは、
履歴データ中の特賞発生時点及び特賞終了時点の各累計
アウト玉数を横軸とし、特賞発生時点及び特賞終了時点
の各差玉数を縦軸として作成されるものであり、このグ
ラフΔGからはパチンコ遊技機1における出玉の推移状
態が一目で分かるようになる。
【0087】尚、前記出玉推移グラフ及び特賞履歴グラ
フ作成用データは当日を含む過去3日分のデータである
から、3日分の出玉推移グラフを一度に表示する構成と
することも可能である。
【0088】上記出玉推移グラフ画面を表示した状態で
は、特賞履歴グラフ選択スイッチ(文字c3 部分)を通
じた特賞履歴グラフ選択操作、終了スイッチ(文字c4
部分)を通じた終了指定操作の何れかが行われたか否か
を判断し(ステップA16、A17)、何れの選択操作
も行われていない状態では、稼働中フラグFonが「0」
にリセットされたか否かを判断する(ステップA1
8)。
【0089】稼働中フラグFonがリセットされた状態と
なったとき(ステップA18で「YES」)、つまり対
応するパチンコ遊技機1が非稼働状態となったときに
は、前記表示ユニット復帰処理ルーチンA11を実行し
て、表示ユニット10を正面向きの第1の位置へ回動さ
せた後に、通常画面表示ステップA3へ移行する。
【0090】これに対して、ステップA18で「NO」
と判断される場合、つまり稼働中フラグFonが「1」に
セットされた状態にある場合には、前記内部タイマがタ
イムアップしたか否かを再判断する(ステップA1
9)。内部タイマがタイムアップしていない状態では前
記判断ステップA16へ戻るが、タイムアップしたとき
には、データリクエスト信号Rdを作成して情報提供端
末4へ送信すると共に、これに伴う返信データAdを記
憶するリクエスト処理ルーチンA20、上記内部タイマ
のタイマ動作をリスタートするステップA21を順次実
行した後に、前記出玉推移グラフ画面表示ステップA1
5へ戻る。
【0091】出玉推移グラフ画面を表示した状態で、終
了スイッチ(文字c4 部分)を通じた終了指定操作が行
われたとき(ステップA17で「YES」)には、前記
稼働中画面表示ステップA7へ戻る。
【0092】また、出玉推移グラフ画面の表示状態で、
特賞履歴グラフ選択スイッチ(文字c3 部分)を通じた
特賞履歴グラフ選択操作が行われたとき(ステップA1
6で「YES」)には、特賞履歴画面表示ステップA2
2へ移行する。
【0093】上記特賞履歴画面表示ステップA22は、
前記ステップA9で「YES」と判断された場合、つま
り、図5に示された稼働中画面表示状態で特賞履歴グラ
フ選択スイッチ(文字b2 部分)を通じた特賞履歴グラ
フ選択操作が行われたときにも実行される構成となって
いる。
【0094】この特賞履歴画面表示ステップA22で
は、表示ユニット10に対して図7に示すような特賞履
歴画面を表示する。具体的には、図7の特賞履歴画面に
は、当日の日付及び現在時刻を示す文字d1 、「特賞履
歴」の文字d2 、前記返信データAdに基づいて作成し
た特賞履歴グラフΔH、「出玉」、「終了」の各文字d
3 、d4 及びこれらを囲む枠が表示される。
【0095】この場合、文字d3 、d4 に対応した部分
が押圧操作されたときには、その押圧操作箇所が前記タ
ッチスイッチ25のスキャニングに応じて特定されるよ
うになっており、当該タッチスイッチ25にあっては、
上記のような押圧操作箇所が、それぞれ出玉推移グラフ
選択スイッチ(文字d3 部分)、終了スイッチ(文字d
4 部分)として機能するようになっている。
【0096】また、上記特賞履歴グラフΔHは、返信デ
ータAd中の出玉推移グラフ及び特賞履歴グラフ作成用
データ(図14中に示した履歴データ)に基づいて作成
されるもので、それらの履歴データの全部(当日を含む
過去3日分のデータ)についての特賞履歴グラフΔHを
得るようになっている。この場合、特賞履歴グラフΔH
は、履歴データ中の特賞発生時点の累計アウト玉数デー
タに基づいて、特賞発生時点を時間軸(当日を含む過去
3日分)である横軸にプロット(「$」印)することに
より作成されるものであり、このグラフΔHからは、パ
チンコ遊技機1における特賞状態の発生履歴が過去3日
分について一目で分かるようになる。尚、特賞履歴グラ
フΔH中には、対応する位置に「2日前」、「前日」、
「本日」の各文字が表示される。
【0097】上記特賞履歴画面を表示した状態では、出
玉推移グラフ選択スイッチ(文字d3 部分)を通じた出
玉推移グラフ選択操作、終了スイッチ(文字d4 部分)
を通じた終了指定操作の何れかが行われたか否かを判断
し(ステップA23、A24)、何れの選択操作も行わ
れていない状態では、稼働中フラグFonが「0」にリセ
ットされたか否かを判断する(ステップA25)。
【0098】稼働中フラグFonがリセットされた状態と
なったとき(ステップA25で「YES」)、つまり対
応するパチンコ遊技機1が非稼働状態となったときに
は、前記表示ユニット復帰処理ルーチンA11を実行し
て、表示ユニット10を正面向きの第1の位置へ回動さ
せた後に、通常画面表示ステップA3へ移行する。
【0099】これに対して、ステップA25で「NO」
と判断される場合、つまり稼働中フラグFonが「1」に
セットされた状態にある場合には、前記内部タイマがタ
イムアップしたか否かを再判断する(ステップA2
6)。内部タイマがタイムアップしていない状態では前
記判断ステップA23へ戻るが、タイムアップしたとき
には、データリクエスト信号Rdを作成して情報提供端
末4へ送信すると共に、これに伴う返信データAdを記
憶するリクエスト処理ルーチンA27、上記内部タイマ
のタイマ動作をリスタートするステップA28を順次実
行した後に、前記特賞履歴画面表示ステップA22へ戻
る。
【0100】特賞履歴画面を表示した状態で、終了スイ
ッチ(文字d4 部分)を通じた終了指定操作が行われた
とき(ステップA24で「YES」)には、前記稼働中
画面表示ステップA7へ戻る。
【0101】また、特賞履歴画面の表示状態で、出玉推
移グラフ選択スイッチ(文字d3 部分)を通じた出玉推
移グラフ選択操作が行われたとき(ステップA23で
「YES」)には、前記出玉推移グラフ画面表示ステッ
プA15へ移行する。
【0102】要するに、上記した本実施例の構成によれ
ば、多数台のパチンコ遊技機1と1対1で対応するよう
に設けられた表示ユニット10には、当該パチンコ遊技
機1に係る遊技データ(大当たり回数、特賞確率、出玉
推移グラフ、特賞履歴グラフ)が、所定の形式(図4〜
図7参照)で選択的に表示されるようになるから、その
遊技データを多数の遊技客に対して同時期に提供可能と
なる。この場合、上記遊技データは、表示ユニット10
の表示内容を制御するための制御部14に設定された内
部タイマがタイムアップする毎(5分経過毎)に新たな
データに差し替えられる構成となっているから、常に最
新の遊技データを提供できることになる。従って、この
ように遊技客側に有益な最新情報が提供される結果、パ
チンコホール内での遊技に対する興趣が向上すると共
に、これに伴う集客力アップを期待できるようになる。
【0103】また、上記制御部14は、対応するパチン
コ遊技機1の稼働状態を、そのパチンコ遊技機1に設け
られたパチンコ玉発射機構用操作ハンドルの操作状態を
示す操作検知信号Sg及び遊技客の着座状態を示す着座
信号Sdに基づいて検出機能を有し、パチンコ遊技機1
が稼働状態となったときに、表示ユニット10を、当該
パチンコ遊技機1での遊技客からの視認が容易な下向き
の第1の位置へ自動的に移動させ、その後にパチンコ遊
技機1が非稼働状態となったときには、表示ユニット1
0を、パチンコ遊技機1の前に立った状態の遊技客から
の視認が容易な正面向きの第2の位置へ自動的に復帰移
動させるようになっているから、表示ユニット10の視
認性を常時において最適な状態に保持できることにな
り、その表示ユニット10を設けたことに伴う効果を最
大限に発揮できるようになる。
【0104】尚、上記第1実施例では、表示ユニット1
0に対して、対応するパチンコ遊技機1についての遊技
データのみを表示する構成としたが、他のパチンコ遊技
機1に係る遊技データを選択的に表示する構成としても
良く、この構成によれば、パチンコ遊技機1に係る遊技
データの提供サービスをさらに充実したものにできるよ
うになる。
【0105】この場合、表示ユニット10が正面向きの
第2の位置にある状態では、当該表示ユニット10に対
し対応するパチンコ遊技機1に係る遊技データのみを表
示し、表示ユニット10が下向きの第1の位置にある状
態では、当該表示ユニット10に対し他のパチンコ遊技
機1に係る遊技データも選択的に表示する構成とするこ
とができる。このような構成とした場合には、パチンコ
遊技機1の前に立った状態の遊技客は、当該パチンコ遊
技機1に係る遊技データを上記表示ユニット10の表示
により容易に確認できるようになる、また、パチンコ遊
技機1の前で着座状態にある遊技客に対しては、他のパ
チンコ遊技機1に係る遊技データも提供されるようにな
るから、遊技データを提供するサービスの実用性が一段
と向上することになる さらに、表示ユニット10に対しパチンコ遊技機1に係
る遊技データ以外の情報、例えばパチンコホール側から
遊技客へのメッセージ、イベント情報、遊技上の注意事
項その他の種々の情報を選択的に表示させる構成として
も良く、このような構成によれば、表示ユニット10に
よる表示機能を多様化できて、その付加価値の向上を図
り得るようになる。
【0106】図15〜図17には本発明の第2実施例が
示されており、以下これについて前記第1実施例と異な
る部分のみ説明する。図17において、呼び出しランプ
ユニット2の本体ケース5には、その前面にカード挿入
口26及びイジェクトボタン27が設けられ、内部には
カード挿入口26と対応する位置にカードリーダライタ
28(本発明でいうデータ読み取り手段に相当)が収納
されている。上記カードリーダライタ28は、カード挿
入口26から挿入された図示しないプリペイドカード
(本発明でいう記録担体に相当)を内部に取り込んで、
そのプリペイドカードに記憶データを読み取る構成とな
っている。尚、上記プリペイドカードには、残高データ
の他に、当該プリペイドカードを識別するための識別コ
ード、通し番号などのデータが磁気記録された周知構成
のものである。
【0107】呼び出しランプユニット2及びこれに関連
した部分の電気的構成を示す図15において、前記カー
ドリーダライタ28は、制御部14との間でデータの授
受を行うように設けられており、イジェクトボタン27
の操作信号も当該カードリーダライタ28を通じて制御
部14に与えられる構成となっている。パチンコ遊技機
1側には、賞球用及び貸出用のパチンコ玉を周知の上皿
へ放出するための放出機構29と、当該放出機構29を
通じてパチンコ玉の貸出を受けるときに操作される玉貸
スイッチ30が設けられており、玉貸スイッチ30のオ
ン信号は制御部14に与えられるようになっている。
【0108】上記放出機構29は、パチンコ遊技機1に
おいて入賞パチンコ玉が発生する毎に規定個数のパチン
コ玉を賞球として放出し、また、制御部14からドライ
バ31を介して放出指令が与えられる毎に規定個数のパ
チンコ玉を貸玉として放出する構成となっている。ま
た、制御部14は、カードリーダライタ28に残高デー
タがあるプリペイドカードが挿入された状態で、玉貸ス
イッチ30からオン信号が入力されたときに、前記放出
機構29を動作させて規定個数のパチンコ玉を放出させ
ると共に、プリペイドカードの残高データを、その放出
パチンコ玉相当分だけカードリーダライタ28を通じて
減少させるという払い出し制御を行う構成となってい
る。
【0109】制御部14による表示制御ルーチンの内容
を示す図16において、表示ユニット10に対して通常
画面(図4参照)を表示するステップA3の実行後に
は、カードリーダライタ28がプリペイドカードを取り
込むまで若しくは内部タイマがタイムアップするまで待
機する(ステップA29、A5)。この場合、内部タイ
マがタイムアップした場合には、リクエスト処理ルーチ
ンA1へ戻り、プリペイドカードを取り込んだ場合に
は、そのプリペイドカードが適正なものか否かを判断す
る(ステップA30)。
【0110】プリペイドカードが不適正なものであった
場合には、そのプリペイドカードを排出するステップA
31を実行して通常画面表示ステップA3へ戻るが、適
正なものであった場合には、表示ユニット駆動処理ルー
チンA6以降の制御を実行する。
【0111】また、稼働中画面(図5参照)を表示した
状態で、出玉推移グラフ選択スイッチ(文字b1 部分)
を通じた出玉推移グラフ選択操作、特賞履歴グラフ選択
スイッチ(文字b2 部分)を通じた特賞履歴グラフ選択
操作が何れも行われていない状態(ステップA8、A9
で「NO」と判断した状態)では、イジェクトボタン2
7の操作状態を判断する(ステップA32)。この場
合、イジェクトボタン27の非操作状態では、判断ステ
ップA12以降の制御を実行するが、操作状態では、取
り込み中のプリペイドカードを排出するステップA33
を実行した後に、表示ユニット復帰処理ルーチンA11
以降の制御を実行する。
【0112】以上のような構成とした本実施例によれ
ば、遊技客がパチンコ遊技機1での遊技のために放出機
構29からパチンコ玉を放出させるべく、プリペイドカ
ードをカード挿入口26を通じてカードリーダライタ2
8に挿入したときには、表示ユニット10が、当該パチ
ンコ遊技機1での遊技客からの視認が容易な下向きの第
1の位置へ自動的に移動され、その後に、遊技終了に伴
いプリペイドカードをカードリーダライタ28から排出
させたときには、表示ユニット10がパチンコ遊技機1
の前に立った状態の遊技客からの視認が容易な正面向き
の第2の位置へ自動的に復帰移動されるから、この場合
においても、前記第1実施例と同様の効果を奏し得るよ
うになる。
【0113】尚、上記実施例では、記録担体として残高
データを記録したプリペイドカードを利用した場合につ
いて説明したが、例えば会員登録された遊技客に予め発
行した会員カードを記録担体として利用することも可能
であり、この場合には、例えばパチンコ玉数を示す数値
データを、当該会員カードのIDコードに対応させた状
態の所謂貯玉データとして集中管理コンピュータ3(別
途設けたホストコンピュータでも可)に記録しておき、
遊技客は、必要に応じて上記貯玉データを利用してパチ
ンコ玉の貸出を受けるというシステムを構築することに
なる。
【0114】また、上記のような会員カードを利用して
システムを構築する場合には、前述した第2実施例にお
けるカードリーダライタ28に代えて、読み取り専用の
カードリーダを設ければ良いが、このカードリーダとし
ては、挿入された会員カードを取り込んだ状態でデータ
を読み込む形式のもの以外に、手に持ったままの状態の
会員カードがスリット状の磁気ヘッドに対してスライド
操作されるのに応じてデータを読み込む形式のものを利
用することも可能である。
【0115】図18〜図20には、上記のようなスライ
ド形式のカードリーダを利用した本発明の第3実施例が
示されており、以下これについて前記第1実施例と異な
る部分のみ説明する。
【0116】図20において、呼び出しランプユニット
2の本体ケース5には、その前面に上下方向のスリット
32が設けられ、内部にはスリット32と対応する位置
に磁気ヘッド(図示せず)を有したカードリーダ33
(本発明でいうデータ読み取り手段に相当)が収納され
ている。上記カードリーダ33は、スリット32に対し
図示しない会員カード(本発明でいう記録担体に相当)
がスライド操作されたときに、当該会員カードの磁気ス
トライプ部分からデータを読み込む構成となっている。
尚、上記会員カードの磁気ストライプ部分には、パチン
コホール固有のIDコード、会員ナンバー、有効期限な
どのデータが記録されている。
【0117】呼び出しランプユニット2及びこれに関連
した部分の電気的構成を示す図18において、前記カー
ドリーダ33は、制御部14との間でデータの授受を行
うように設けられており、パチンコ遊技機1側には、第
2実施例と同様に、放出機構29及び玉貸スイッチ30
が設けられている。
【0118】この場合、制御部14は、カードリーダ3
3が会員カードからIDコード及び会員ナンバーを読み
取った状態で、そのIDコード及び会員ナンバーを集中
管理コンピュータ3側に蓄積されている顧客データベー
スと照会することにより当該会員カードの適否を判断
し、適正な会員カードであり、尚且つその会員カードに
対応した貯玉データが集中管理コンピュータ3側に存在
する場合には、玉貸スイッチ30からオン信号が入力さ
れる毎に、前記放出機構29を動作させて規定個数のパ
チンコ玉を放出させると共に、上記貯玉データを、その
放出パチンコ玉相当分だけ減少させるという払い出し制
御を行う構成となっている。
【0119】制御部14による表示制御ルーチンの内容
を示す図19において、表示ユニット10に対して通常
画面(図4参照)を表示するステップA3の実行後に
は、カードリーダ33が会員カードの記憶データを読み
取るまで若しくは内部タイマがタイムアップするまで待
機する(ステップA34、A5)。この場合、内部タイ
マがタイムアップした場合には、リクエスト処理ルーチ
ンA1へ戻り、会員カードの記憶データを読み取った場
合(スリット32に対し会員カードがスライド操作され
た場合)には、その会員カードが適正なものか否かを集
中管理コンピュータ3側に蓄積された前述の顧客データ
ベースを利用して判断する(ステップA35)。
【0120】会員カードが不適正なものであった場合に
は、例えば表示ユニット10に対し会員カードが使用で
きない旨のメッセージを表示するステップA36を実行
して通常画面表示ステップA3へ戻るが、適正なもので
あった場合には、表示ユニット駆動処理ルーチンA6以
降の制御を実行する。
【0121】以上のような構成とした本実施例によれ
ば、遊技客がパチンコ遊技機1での遊技のために放出機
構29からパチンコ玉を放出させるべく、スリット32
に対する会員カードのスライド操作を行ったときには、
表示ユニット10が、当該パチンコ遊技機1での遊技客
からの視認が容易な下向きの第1の位置へ自動的に移動
され、その後にパチンコ遊技機1が非稼働状態となった
ときには、表示ユニット10がパチンコ遊技機1の前に
立った状態の遊技客からの視認が容易な正面向きの第2
の位置へ自動的に復帰移動されるから、この場合におい
ても、前記第1実施例と同様の効果を奏し得るようにな
る。
【0122】図21〜図23には本発明の第4実施例が
示されており、以下これについて前記第1実施例と異な
る部分のみ説明する。図23において、呼び出しランプ
ユニット2の本体ケース5には、表示ユニット10に近
接した位置に、自動復帰形のモーメンタリスイッチより
成る操作スイッチ34が設けられている。
【0123】呼び出しランプユニット2及びこれに関連
した部分の電気的構成を示す図21において、前記操作
スイッチ34からのオン信号は、制御部14に入力され
る構成となっている。
【0124】制御部14による表示制御ルーチンの内容
を示す図22において、表示ユニット10に対して通常
画面(図4参照)を表示するステップA3の実行後に
は、前記操作スイッチ34からのオン信号が入力される
まで若しくは内部タイマがタイムアップするまで待機す
る(ステップA37、A5)。この場合、内部タイマが
タイムアップした場合には、リクエスト処理ルーチンA
1へ戻り、操作スイッチ34からのオン信号が入力され
たときには、表示ユニット駆動処理ルーチンA6移行の
制御を実行する。
【0125】以上のような構成とした本実施例によれ
ば、パチンコ遊技機1での遊技を開始しようとする遊技
客が操作スイッチ34を操作したときには、表示ユニッ
ト10が、当該パチンコ遊技機1での遊技客からの視認
が容易な下向きの第1の位置へ自動的に移動され、その
後にパチンコ遊技機1が非稼働状態となったときには、
表示ユニット10がパチンコ遊技機1の前に立った状態
の遊技客からの視認が容易な正面向きの第2の位置へ自
動的に復帰移動されるから、この場合においても、前記
第1実施例と同様の効果を奏し得るようになる。
【0126】図24〜図27には本発明の第5実施例が
示されており、以下これについて上述した各第1実施例
と異なる部分のみ説明する。図27において、呼び出し
ランプユニット2の本体ケース5には、前記第1実施例
と同様のカード挿入口26及びイジェクトボタン27が
設けられていると共に、前記第4実施例と同様の操作ス
イッチ34が設けられており、内部にはカード挿入口2
6と対応する位置にカードリーダライタ28が収納され
ている。
【0127】呼び出しランプユニット2及びこれに関連
した部分の電気的構成を示す図24において、前記カー
ドリーダライタ28は、制御部14との間でデータの授
受を行うと共に、イジェクトボタン27の操作信号も当
該カードリーダライタ28を通じて制御部14に与えら
れる構成となっている。また、前記操作スイッチ34か
らのオン信号は、制御部14に入力される構成となって
いる。さらに、パチンコ遊技機1側には、第2実施例と
同様に、放出機構29及び玉貸スイッチ30が設けられ
ている。
【0128】制御部14は、図25に示すような表示制
御ルーチンと図26に示すような表示ユニット10の位
置制御のための位置制御ルーチンとを実行する構成とな
っている。
【0129】図26に示した位置制御ルーチンは、例え
ばメインプログラム中における割り込みルーチンとして
実行されるもので、操作スイッチ34及びイジェクトボ
タン27の操作状態を判断し(ステップC1、C2)、
両者とも操作されていない状態ではそのままリターンす
る。
【0130】操作スイッチ34が操作された場合(ステ
ップC1で「YES」)には、カードリーダライタ28
が適正なプリペイドカードを取り込んだ状態にあるか否
かを判断する(ステップC3)。プリペイドカードの非
取り込み状態ではステップC2へ移行するが、取り込み
状態では、表示ユニット10が第1の位置(下向きの位
置)にあるか否かを判断する(ステップC4)。表示ユ
ニット10が第1の位置にあった場合には、ステップC
2へ移行するが、第1の位置になかった場合(実際には
正面向きの第2の位置にあった場合)には、ドライバ2
4を通じて駆動装置12を動作させることにより、表示
ユニット10を第1の位置へ回動させるという表示ユニ
ット駆動処理ルーチンC5を実行してリターンする。
【0131】イジェクトボタン27が操作された場合
(ステップC2で「YES」)には、表示ユニット10
が第2の位置(正面向きの位置)にあるか否かを判断す
る(ステップC6)。表示ユニット10が第2の位置に
あった場合には、そのままリターンするが、第2の位置
になかった場合(実際には下向きの第1の位置にあった
場合)には、ドライバ24を通じて駆動装置12を動作
させることにより、表示ユニット10を第2の位置へ回
動させるという表示ユニット復帰処理ルーチンC7を実
行してリターンする。
【0132】従って、以上のような制御が行われる結
果、操作スイッチ34が操作されたときには、適正なプ
リペイドカードが挿入されている状態でのみ表示ユニッ
ト10が第1の位置へ自動的に回動され、この状態から
イジェクトボタン27が操作されてプリペイドカードが
排出されたときには、表示ユニット10が第2の位置へ
自動的に復帰回動されることになる。
【0133】次に、図25に示した表示制御ルーチンに
ついて説明する。この表示制御ルーチンは、制御部14
の電源立ち上げに応じて開始されるもので、まず、デー
タリクエスト信号Rd(図13参照)を作成して、情報
提供端末4へ送信すると共に、その送信に応じて情報提
供端末4側からアンサバックされてくる返信データAd
(図14参照)を図示しない記憶手段に記憶するという
リクエスト処理ルーチンD1を実行する。
【0134】引き続いて、タイマ動作時間が例えば5分
に設定された内部タイマのタイマ動作をスタートさせ
(ステップD2)、この後には表示ユニット10が第1
の位置にあるか否かを判断する(ステップD3)。
【0135】表示ユニット10が第1の位置になかった
場合(第2の位置にあった場合)には、表示ユニット1
0に対して通常画面(図4参照)を表示するステップD
4を実行した後に、前記内部タイマがタイムアップした
か否かを判断する(ステップD5)。この場合、内部タ
イマがタイムアップしていない状態では前記ステップD
3へ戻るが、タイムアップしたときには、前記リクエス
ト処理ルーチンD1以降の制御を再実行する。
【0136】これに対して、表示ユニットが第1の位置
にある場合(ステップD3で「YES」)、つまり、適
正なプリペイドカードの挿入状態で操作スイッチ34が
操作されていた場合には、表示ユニット10に対して稼
働中画面(図5参照)を表示するステップD6を実行す
る。
【0137】このように稼働中画面を表示した状態で
は、出玉推移グラフ選択スイッチ(図5中の文字b1 部
分)を通じた出玉推移グラフ選択操作、特賞履歴グラフ
選択スイッチ(図5中の文字b2 部分)を通じた特賞履
歴グラフ選択操作の何れかが行われた否かを判断し(ス
テップD7、D8)、何れの選択操作も行われていない
状態では、前記内部タイマがタイムアップしたか否かを
再判断する(ステップD9)。
【0138】内部タイマがタイムアップしていない状態
では前記判断ステップD7へ戻るが、タイムアップした
ときには、前述同様のデータリクエスト信号Rdを作成
して情報提供端末4へ送信すると共に、これに伴う返信
データAdを記憶するリクエスト処理ルーチンD10、
上記内部タイマのタイマ動作をリスタートするステップ
D11を順次実行した後に、前記稼働中画面表示ステッ
プD6へ戻る。
【0139】稼働中画面(図5参照)の表示状態で、出
玉推移グラフ選択操作が行われた場合(ステップD7で
「YES」)には、表示ユニット10に対して出玉推移
グラフ画面(図6参照)を表示するステップD12を実
行する。
【0140】このように出玉推移グラフ画面を表示した
状態では、特賞履歴グラフ選択スイッチ(図6中の文字
c3 部分)を通じた特賞履歴グラフ選択操作、終了スイ
ッチ(図6中の文字c4 部分)を通じた終了指定操作の
何れかが行われたか否かを判断し(ステップD13、D
14)、何れの選択操作も行われていない状態では、前
記内部タイマがタイムアップしたか否かを再判断する
(ステップD15)。
【0141】内部タイマがタイムアップしていない状態
では前記判断ステップD13へ戻るが、タイムアップし
たときには、データリクエスト信号Rdを作成して情報
提供端末4へ送信すると共に、これに伴う返信データA
dを記憶するリクエスト処理ルーチンD16、上記内部
タイマのタイマ動作をリスタートするステップD17を
順次実行した後に、前記出玉推移グラフ画面表示ステッ
プD12へ戻る。
【0142】出玉推移グラフ画面を表示した状態で、終
了スイッチ(文字c4 部分)を通じた終了指定操作が行
われたとき(ステップD14で「YES」)には、前記
稼働中画面表示ステップD6へ戻る。
【0143】また、出玉推移グラフ画面の表示状態で、
特賞履歴グラフ選択スイッチ(文字c3 部分)を通じた
特賞履歴グラフ選択操作が行われたとき(ステップD1
3で「YES」)には、特賞履歴画面(図7参照)を表
示するためのステップD18を実行する。
【0144】上記特賞履歴画面表示ステップD18は、
前記ステップD8で「YES」と判断された場合、つま
り、図5に示された稼働中画面表示状態で特賞履歴グラ
フ選択スイッチ(文字b2 部分)を通じた特賞履歴グラ
フ選択操作が行われたときにも実行される構成となって
いる。
【0145】この特賞履歴画面表示ステップD18の実
行後には、特賞履歴画面中の出玉推移グラフ選択スイッ
チ(文字d3 部分)を通じた特賞履歴グラフ選択操作、
終了スイッチ(文字d4 部分)を通じた終了指定操作の
何れかが行われたか否かを判断し(ステップD19、D
20)、何れの選択操作も行われていない状態では、前
記内部タイマがタイムアップしたか否かを再判断する
(ステップD21)。
【0146】内部タイマがタイムアップしていない状態
では前記判断ステップD19へ戻るが、タイムアップし
たときには、データリクエスト信号Rdを作成して情報
提供端末4へ送信すると共に、これに伴う返信データA
dを記憶するリクエスト処理ルーチンD22、上記内部
タイマのタイマ動作をリスタートするステップD23を
順次実行した後に、前記特賞履歴画面表示ステップD1
8へ戻る。
【0147】特賞履歴画面を表示した状態で、終了スイ
ッチ(文字d4 部分)を通じた終了指定操作が行われた
とき(ステップD20で「YES」)には、前記稼働中
画面表示ステップD6へ戻る。
【0148】また、特賞履歴画面の表示状態で、出玉推
移グラフ選択スイッチ(文字d3 部分)を通じた出玉推
移グラフ選択操作が行われたとき(ステップD19で
「YES」)には、前記出玉推移グラフ画面表示ステッ
プD12へ移行する。
【0149】このように構成した本実施例によれば、パ
チンコ遊技機1での遊技を開始しようとする遊技客が、
適正なプリペイドカードをカード挿入口26に挿入した
状態で操作スイッチ34を操作したときには、表示ユニ
ット10が、当該パチンコ遊技機1での遊技客からの視
認が容易な下向きの第1の位置へ自動的に移動され、そ
の後にイジェクトボタン27が操作されてプリペイドカ
ードが排出されたときには、表示ユニット10がパチン
コ遊技機1の前に立った状態の遊技客からの視認が容易
な正面向きの第2の位置へ自動的に復帰移動されるか
ら、この場合においても、前記第1実施例と同様の効果
を奏し得るようになる。特に、本実施例では、表示ユニ
ット10を第1の位置へ回動させるためには、適正なプ
リペイドカードの挿入と操作スイッチ34の操作とがそ
れぞれ必要になるから、当該表示ユニット10が無闇に
回動される虞がなくなる。
【0150】図28〜図30には本発明の第6実施例が
示されており、以下これについて前記第1実施例と異な
る部分のみ説明する。図30には、本実施例においてパ
チンコ遊技機1の上方に設置される呼び出しランプユニ
ット35の外観が示されている。この図30において、
呼び出しランプユニット35の中央部に設けられた表示
ユニット36(本発明でいうデータ表示部に相当)は、
本体ケース37の中央部に形成された凹部37aに位置
された第1の表示部36aと、この第1の表示部36a
の上方に位置された第2の表示部36bとから構成され
ている。
【0151】この場合、第1の表示部36aは、当該呼
び出しランプユニット35に対応したパチンコ遊技機1
での遊技客からの視認が容易な下方向に向けて配置さ
れ、第2の表示部36bは、パチンコ遊技機1の前に立
った状態の遊技客からの視認が容易な正面方向に向けて
配置されている。
【0152】上記本体ケース37の上部における第2の
表示部35bの両側には、打止表示ランプ6′、特賞表
示ランプ7′及び呼び出しランプ8′が三段積み状に設
けられている。また、本体ケース37には、例えばプッ
シュロックスイッチより成る呼び出しスイッチ9が設け
られている。この場合、上記第1の表示部36aの表示
画面上には、マトリックス方式の透明タッチスイッチ
(図28に符号25を付して示す)が設定されている。
【0153】呼び出しランプユニット35及びこれに関
連した部分の電気的構成を示す図28において、本発明
でいう検出手段及び表示制御手段の機能を兼用する制御
部38は、集中管理コンピュータ3及び情報提供端末4
との間での送受信回路17及び18を介した信号送受信
動作、打止信号Szをドライバ19を通じてパチンコ遊
技機1に与える動作、前記打止表示ランプ6′、特賞表
示ランプ7′及び呼び出しランプ8′の点灯状態をそれ
ぞれドライバ20、21及び22を介して制御する動作
の他に、前記表示ユニット36が有する第1の表示部3
6a及び第2の表示部36bの表示内容を、それぞれド
ライバ39及び40を介して制御する動作を行うように
なっている。
【0154】上記制御部38は、第1実施例における制
御部14と同様に、パチンコ遊技機1の稼働状態及び非
稼働状態を操作検知信号Sg及び着座信号Sdに基づい
て検出という検出手段としての機能を有し、パチンコ遊
技機1の稼働状態を検出したときに稼働中フラグFonを
「1」にセットすると共に、非稼働状態を検出したとき
に稼働中フラグFonを「0」にリセットする構成となっ
ている。
【0155】図29には、制御部38に設定された表示
制御手段としての機能、つまり表示ユニット36が有す
る第1の表示部36a及び第2の表示部36bの表示内
容を制御する機能を実現するための表示制御ルーチンの
内容が示されており、以下これについて説明する。
【0156】この表示制御ルーチンは、制御部38の電
源立ち上げに応じて開始されるもので、まず、データリ
クエスト信号Rd(図13参照)を作成して、情報提供
端末4へ送信すると共に、その送信に応じて情報提供端
末4側からアンサバックされてくる返信データAd(図
14参照)を図示しない記憶手段に記憶するというリク
エスト処理ルーチンE1を実行する。
【0157】引き続いて、タイマ動作時間が例えば5分
に設定された内部タイマのタイマ動作をスタートさせ
(ステップE2)、この後に表示ユニット36の第2の
表示部36bに対して通常画面(図4参照)を表示する
ステップE3を実行する。
【0158】上記通常画面表示ステップE3の実行後に
は、前記稼働中フラグFonが「1」にセットされた状態
となるまで若しくは前記内部タイマがタイムアップする
まで待機する(ステップE4、E5)。この場合、内部
タイマがタイムアップした場合には、前記リクエスト処
理ルーチンE1へ戻る。
【0159】これに対して、稼働中フラグFonがセット
された状態となったとき、つまり対応するパチンコ遊技
機1が稼働状態となったときには、表示ユニット36の
第1の表示部36aに対して稼働中画面(図5参照)を
表示するステップE6を実行する。
【0160】このように第1の表示部36aに稼働中画
面を表示した状態では、出玉推移グラフ選択スイッチ
(図5中の文字b1 部分)を通じた出玉推移グラフ選択
操作、特賞履歴グラフ選択スイッチ(図5中の文字b2
部分)を通じた特賞履歴グラフ選択操作の何れかが行わ
れた否かを判断し(ステップE8、E9)、何れの選択
操作も行われていない状態では、稼働中フラグFonが
「0」にリセットされたか否かを判断する(ステップE
9)。
【0161】稼働中フラグFonがリセットされた状態と
なったとき(ステップE9で「YES」)、つまり対応
するパチンコ遊技機1が非稼働状態となったときには、
第1の表示部36aの表示を終了させるステップE10
を実行した後に前記通常画面表示ステップE3へ移行す
る。
【0162】これに対して、ステップE9で「NO」と
判断される場合、つまり稼働中フラグFonがセットされ
た状態にある場合には、前記内部タイマがタイムアップ
したか否かを再判断する(ステップE11)。内部タイ
マがタイムアップしていない状態では前記判断ステップ
E7へ戻るが、タイムアップしたときには、前述同様の
データリクエスト信号Rdを作成して情報提供端末4へ
送信すると共に、これに伴う返信データAdを記憶する
リクエスト処理ルーチンE12、上記内部タイマのタイ
マ動作をリスタートするステップE13を順次実行した
後に、前記稼働中画面表示ステップE6へ戻る。
【0163】第1の表示部36aに稼働中画面(図5参
照)が表示された状態で、出玉推移グラフ選択操作が行
われた場合(ステップE7で「YES」)には、第1の
表示部36aに対して出玉推移グラフ画面(図6参照)
を表示するステップE14を実行する。
【0164】このように第1の表示部36aに出玉推移
グラフ画面を表示した状態では、特賞履歴グラフ選択ス
イッチ(図6中の文字c3 部分)を通じた特賞履歴グラ
フ選択操作、終了スイッチ(図6中の文字c4 部分)を
通じた終了指定操作の何れかが行われたか否かを判断し
(ステップE15、E16)、何れの選択操作も行われ
ていない状態では、稼働中フラグFonが「0」にリセッ
トされたか否かを判断する(ステップE17)。
【0165】稼働中フラグFonがリセットされた状態と
なったとき(ステップE17で「YES」)、つまり対
応するパチンコ遊技機1が非稼働状態となったときに
は、前記表示終了ステップE10を実行して、第1の表
示部36aの表示を終了させた後に、通常画面表示ステ
ップE3へ移行する。
【0166】これに対して、ステップE17で「NO」
と判断される場合、つまり稼働中フラグFonが「1」に
セットされた状態にある場合には、前記内部タイマがタ
イムアップしたか否かを再判断する(ステップE1
8)。内部タイマがタイムアップしていない状態では前
記判断ステップE15へ戻るが、タイムアップしたとき
には、データリクエスト信号Rdを作成して情報提供端
末4へ送信すると共に、これに伴う返信データAdを記
憶するリクエスト処理ルーチンE19、上記内部タイマ
のタイマ動作をリスタートするステップE20を順次実
行した後に、前記出玉推移グラフ画面表示ステップE1
4へ戻る。
【0167】第1の表示部36aに出玉推移グラフ画面
が表示された状態で、終了スイッチ(文字c4 部分)を
通じた終了指定操作が行われたとき(ステップE16で
「YES」)には、前記稼働中画面表示ステップE6へ
戻る。
【0168】また、第1の表示部36aに出玉推移グラ
フ画面が表示された状態で、特賞履歴グラフ選択スイッ
チ(文字c3 部分)を通じた特賞履歴グラフ選択操作が
行われたとき(ステップE15で「YES」)には、特
賞履歴画面(図7参照)を表示するためのステップE2
1を実行する。
【0169】上記特賞履歴画面表示ステップE21は、
前記ステップE8で「YES」と判断された場合、つま
り、第1の表示部36aに図5に示された稼働中画面が
表示された状態で特賞履歴グラフ選択スイッチ(文字b
2 部分)を通じた特賞履歴グラフ選択操作が行われたと
きにも実行される構成となっている。
【0170】上記のような特賞履歴画面表示ステップE
21の実行後には、特賞履歴画面中の出玉推移グラフ選
択スイッチ(文字d3 部分)を通じた出玉推移グラフ選
択操作、終了スイッチ(文字d4 部分)を通じた終了指
定操作の何れかが行われたか否かを判断し(ステップE
22、E23)、何れの選択操作も行われていない状態
では、稼働中フラグFonが「0」にリセットされたか否
かを判断する(ステップE24)。
【0171】稼働中フラグFonがリセットされた状態と
なったとき(ステップE24で「YES」)、つまり対
応するパチンコ遊技機1が非稼働状態となったときに
は、前記表示終了ステップE10を実行して、第1の表
示部36aによる表示を終了させた後に、通常画面表示
ステップE3へ移行する。
【0172】これに対して、ステップE24で「NO」
と判断される場合、つまり稼働中フラグFonが「1」に
セットされた状態にある場合には、前記内部タイマがタ
イムアップしたか否かを再判断する(ステップE2
5)。内部タイマがタイムアップしていない状態では前
記判断ステップE22へ戻るが、タイムアップしたとき
には、データリクエスト信号Rdを作成して情報提供端
末4へ送信すると共に、これに伴う返信データAdを記
憶するリクエスト処理ルーチンE26、上記内部タイマ
のタイマ動作をリスタートするステップE27を順次実
行した後に、前記特賞履歴画面表示ステップE21へ戻
る。
【0173】第1の表示部36aに特賞履歴画面が表示
された状態で、終了スイッチ(文字d4 部分)を通じた
終了指定操作が行われたとき(ステップE23で「YE
S」)には、前記稼働中画面表示ステップE6へ戻る。
【0174】また、第1の表示部36aに特賞履歴画面
が表示された状態で、出玉推移グラフ選択スイッチ(文
字d3 部分)を通じた出玉推移グラフ選択操作が行われ
たとき(ステップE22で「YES」)には、前記出玉
推移グラフ画面表示ステップE14へ移行する。
【0175】要するに上記した本実施例の構成によれ
ば、パチンコ遊技機1での遊技客からの視認が容易な下
向きに配置された第1の表示部36aと、パチンコ遊技
機1の前に立った状態の遊技客からの視認が容易な正面
向きのに配置された第2の表示部36bとを備えた表示
ユニット36を設け、パチンコ遊技機の非稼働状態で
は、前記第2の表示部36bに対して、遊技データのう
ち特賞回数及び特賞確率を示すデータを表示しておき、
パチンコ遊技機1が稼働状態となったときには、前記第
1の表示部36aに対して、上記遊技データの他に出玉
推移グラフ及び特賞履歴グラフを選択的に表示する構成
となっているから、表示ユニット36の視認性を常時に
おいて最適な状態に保持することが可能となるものであ
り、従って、前記第1実施例と同様の効果を奏すること
ができる。
【0176】尚、上記第6実施例では、表示ユニット3
6に対して、対応するパチンコ遊技機1についての遊技
データのみを表示する構成としたが、他のパチンコ遊技
機1に係る遊技データを選択的に表示する構成としても
良い。
【0177】この場合、表示ユニット36のうち、正面
方向に向けて配置された第2の表示部36bに対して
は、対応するパチンコ遊技機1に係る遊技データのみを
表示し、した方向に向けて配置された第1の表示部36
aに対しては、他のパチンコ遊技機1に係る遊技データ
も選択的に表示する構成とすることができる。このよう
な構成とした場合には、パチンコ遊技機1の前に立った
状態の遊技客は、当該パチンコ遊技機1に係る遊技デー
タを上記第2の表示部36bの表示により容易に確認で
きるようになる、また、パチンコ遊技機1の前で着座状
態にある遊技客に対しては、他のパチンコ遊技機1に係
る遊技データも第1の表示部36aにより提供されるよ
うになるから、遊技データを提供するサービスの実用性
が一段と向上することになる さらに、表示ユニット36に対しパチンコ遊技機1に係
る遊技データ以外の情報、例えばパチンコホール側から
遊技客へのメッセージ、イベント情報、遊技上の注意事
項その他の種々の情報を選択的に表示させる構成として
も良い。
【0178】図31〜図33には、上記第6実施例に変
形を加えた本発明の第7実施例が示されており、以下こ
れについて異なる部分のみ説明する。図33において、
呼び出しランプユニット35の本体ケース37には、そ
の前面にプリペイドカードを挿入するためのカード挿入
口41及びイジェクトボタン42が設けられ、内部には
カード挿入口26と対応する位置にカードリーダライタ
43(本発明でいうデータ読み取り手段に相当)が収納
されている。
【0179】呼び出しランプユニット35及びこれに関
連した部分の電気的構成を示す図31において、前記カ
ードリーダライタ43は、制御部38との間でデータの
授受を行うように設けられており、イジェクトボタン4
2の操作信号も当該カードリーダライタ43を通じて制
御部38に与えられる構成となっている。パチンコ遊技
機1側には、前記第2実施例と同様に、制御部38によ
りドライバ31を通じて制御される放出機構29と玉貸
スイッチ30とが設けられており、玉貸スイッチ30の
オン信号は制御部38に与えられるようになっている。
【0180】制御部38による表示制御ルーチンの内容
を示す図32において、表示ユニット36の第2の表示
部36bに対して通常画面(図4参照)を表示するステ
ップE3の実行後には、カードリーダライタ43がプリ
ペイドカードを取り込むまで若しくは内部タイマがタイ
ムアップするまで待機する(ステップE28、E5)。
この場合、内部タイマがタイムアップした場合には、リ
クエスト処理ルーチンE1へ戻り、プリペイドカードを
取り込んだ場合には、そのプリペイドカードが適正なも
のか否かを判断する(ステップE29)。
【0181】プリペイドカードが不適正なものであった
場合には、そのプリペイドカードを排出するステップE
30を実行して通常画面表示ステップE3へ戻るが、適
正なものであった場合には、第1の表示部36aに対し
て稼働中画面(図5参照)を表示するステップE6以降
の制御を実行する。
【0182】また、稼働中画面(図5参照)を表示した
状態で、出玉推移グラフ選択スイッチ(図5中の文字b
1 部分)を通じた出玉推移グラフ選択操作、特賞履歴グ
ラフ選択スイッチ(図5中の文字b2 部分)を通じた特
賞履歴グラフ選択操作が何れも行われていない状態(ス
テップE7、E8で「NO」と判断した状態)では、イ
ジェクトボタン42の操作状態を判断する(ステップE
31)。この場合、イジェクトボタン42の非操作状態
では、判断ステップE11以降の制御を実行するが、操
作状態では、取り込み中のプリペイドカードを排出する
ステップE32を実行した後に、表示終了ステップE1
0以降の制御を実行する。
【0183】以上のような構成とした本実施例によれ
ば、遊技客がパチンコ遊技機1での遊技のために放出機
構29からパチンコ玉を放出させるべく、プリペイドカ
ードをカード挿入口41を通じてカードリーダライタ4
3に挿入したときには、パチンコ遊技機1での遊技客か
らの視認が容易な下向きに配置された第1の表示部36
aに対して、遊技データが表示されるようになるから、
前記第6実施例と同様の効果を奏し得るようになる。
【0184】図34〜図36には、上記第7実施例に変
更を加えた本発明の第8実施例が示されており、以下こ
れについて説明する。即ち、この第8実施例では、記録
担体として、前記第3実施例と同様に、会員登録された
遊技客に予め発行した会員カードを利用するようにして
おり、図36に示すように、呼び出しランプユニット3
5の本体ケース37には、その前面に上下方向のスリッ
ト44が設けられ、内部にはスリット44と対応する位
置に磁気ヘッド(図示せず)を有したカードリーダ45
(本発明でいうデータ読み取り手段に相当)が収納され
ている。上記カードリーダ45は、スリット44に対し
図示しない会員カードがスライド操作されたときに、当
該会員カードの磁気ストライプ部分からデータを読み込
む構成となっている。
【0185】呼び出しランプユニット35及びこれに関
連した部分の電気的構成を示す図34において、前記カ
ードリーダ45は、制御部38との間でデータの授受を
行うように設けられており、パチンコ遊技機1側には、
第7実施例と同様に、放出機構29及び玉貸スイッチ3
0が設けられている。
【0186】この場合、制御部38は、カードリーダ4
5が会員カードからIDコード及び会員ナンバーを読み
取った状態で、そのIDコード及び会員ナンバーを集中
管理コンピュータ3側に蓄積されている顧客データベー
スと照会することにより当該会員カードの適否を判断
し、適正な会員カードであり、尚且つその会員カードに
対応した貯玉データが集中管理コンピュータ3側に存在
する場合には、玉貸スイッチ30からオン信号が入力さ
れる毎に、前記放出機構29を動作させて規定個数のパ
チンコ玉を放出させると共に、上記貯玉データを、その
放出パチンコ玉相当分だけ減少させるという払い出し制
御を行う構成となっている。
【0187】制御部38による表示制御ルーチンの内容
を示す図35において、表示ユニット36の第2の表示
部36bに対して通常画面(図4参照)を表示するステ
ップE3の実行後には、カードリーダ45が会員カード
の記憶データを読み取るまで若しくは内部タイマがタイ
ムアップするまで待機する(ステップE33、E5)。
この場合、内部タイマがタイムアップした場合には、リ
クエスト処理ルーチンE1へ戻り、会員カードの記憶デ
ータを読み取った場合(スリット44に対し会員カード
がスライド操作された場合)には、その会員カードが適
正なものか否かを集中管理コンピュータ3側に蓄積され
た前述の顧客データベースを利用して判断する(ステッ
プE34)。
【0188】会員カードが不適正なものであった場合に
は、例えば表示ユニット36の第1の表示部36a及び
第2の表示部36bの双方に対し会員カードが使用でき
ない旨のメッセージを表示するステップE35を実行し
て通常画面表示ステップE3へ戻るが、適正なものであ
った場合には、第1の表示部36aに対して稼働中画面
(図5参照)を表示するステップE6以降の制御を実行
する。
【0189】以上のような構成とした本実施例によれ
ば、遊技客がパチンコ遊技機1での遊技のために放出機
構29からパチンコ玉を放出させるべく、スリット44
に対する会員カードのスライド操作を行ったときには、
表示ユニット10の第1の表示部36bに対して遊技デ
ータ表示されるようになるから、この場合においても、
前記第7実施例と同様の効果を奏し得るようになる。
【0190】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、次のような変形または拡張が可能であ
る。表示ユニット10或いは36をパチンコ遊技機1の
上方に設けたが、側方位置でも良く、要は、回動機能を
備えた表示ユニット10(第1〜第5実施例)にあって
は、着座状態の遊技客側からの視認性が良好な第1の位
置と、パチンコ遊技機1の前に立った状態の遊技客から
の視認性が良好な第2の位置との間で往復移動する構成
とすれば良く、また、第1の表示部36a及び第2の表
示部36bを備えた表示ユニット36(第6〜第8実施
例)にあっては、第1の表示部36aを着座状態の遊技
客側からの視認性が良好な方向に向いた状態に配置し、
第2の表示部36bをパチンコ遊技機1の前に立った状
態の遊技客からの視認性が良好な方向に向いた状態に配
置する構成とすれば良いものである。
【0191】データ記憶手段として集中管理コンピュー
タ3を利用する構成としたが、情報提供端末4を利用し
てデータ記憶手段を構成しても良い。パチンコ遊技機1
の稼働状態、非稼働状態を検出する検出手段は、アウト
玉計数信号Saを利用したもの、例えば、アウト玉計数
信号Saが出力される毎にトリガされるリトリガブル単
安定マルチバイブレータを利用して構成することも可能
である。
【0192】また、パチンコ遊技機1に設けられた放出
機構29を利用して、貸出用のパチンコ玉を上皿へ放出
する構成としたが、パチンコ遊技機1に隣接した位置に
玉貸機を設け、この玉貸機から貸出用のパチンコ玉を放
出する構成としても良い。さらに、パチンコ遊技機1を
管理対象としたが、遊技用メタルを利用する遊技を行う
遊技機(スロットマシン)を管理対象としても良いもの
である。
【0193】
【発明の効果】本発明によれば以上の説明によって明ら
かなように、遊技機と1対1で対応させた状態で、当該
遊技機での遊技客からの視認が容易な第1の位置と遊技
機の前に立った状態の遊技客からの視認が容易な第2の
位置との間で往復移動可能に設けられたデータ表示部、
若しくは遊技機での遊技客からの視認が容易な方向に向
いた第1の表示部と遊技機の前に立った状態の遊技客か
らの視認が容易な方向に向いた第2の表示部とを有した
データ表示部を設けて、そのデータ表示部に対し多数台
の遊技機に係る遊技データを表示させるように構成する
と共に、遊技機の状態若しくは当該遊技機の周辺装置の
状態に応じて前記データ表示部を前記第1の位置及び第
2の位置の何れかへ移動させる構成、または、常時にお
いて前記遊技データを前記第2の表示部に表示させると
共に、遊技機若しくは当該遊技機の周辺装置が所定の状
態になるのに応じて遊技データを前記第1の表示部に表
示させる制御としたから、遊技機に係る遊技データを、
前記データ表示部を通じて多数の遊技客に対して同時期
に提供できるようになると共に、そのデータ表示部の視
認性を常時において最適な状態に保持できるようになる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における要部の電気的構成
を示す機能ブロック図
【図2】呼び出しランプユニットが有する制御部による
制御内容を示すフローチャートその1
【図3】同制御部による制御内容を示すフローチャート
その2
【図4】表示ユニットによる制御内容を示す図その1
【図5】表示ユニットによる制御内容を示す図その2
【図6】表示ユニットによる制御内容を示す図その3
【図7】表示ユニットによる制御内容を示す図その4
【図8】呼び出しランプユニットの斜視図
【図9】表示ユニット及び駆動装置部分の斜視図
【図10】全体の接続関係を示す機能ブロック図
【図11】情報提供端末の電気的構成を示す機能ブロッ
ク図
【図12】情報提供端末の制御内容を示すフローチャー
【図13】データリクエスト信号のフォーマット例を説
明するための図
【図14】返信データのフォーマット例を説明するため
の図
【図15】本発明の第2実施例における要部の電気的構
成を示す機能ブロック図
【図16】呼び出しランプユニットが有する制御部によ
る制御内容を示すフローチャート
【図17】呼び出しランプユニットの斜視図
【図18】本発明の第3実施例における要部の電気的構
成を示す機能ブロック図
【図19】呼び出しランプユニットが有する制御部によ
る制御内容を示すフローチャート
【図20】呼び出しランプユニットの斜視図
【図21】本発明の第4実施例における要部の電気的構
成を示す機能ブロック図
【図22】呼び出しランプユニットが有する制御部によ
る制御内容を示すフローチャート
【図23】呼び出しランプユニットの斜視図
【図24】本発明の第5実施例における要部の電気的構
成を示す機能ブロック図
【図25】呼び出しランプユニットが有する制御部によ
る制御内容を示すフローチャートその1
【図26】同制御部による制御内容を示すフローチャー
トその2
【図27】呼び出しランプユニットの斜視図
【図28】本発明の第6実施例における要部の電気的構
成を示す機能ブロック図
【図29】呼び出しランプユニットが有する制御部によ
る制御内容を示すフローチャート
【図30】呼び出しランプユニットの斜視図
【図31】本発明の第7実施例における要部の電気的構
成を示す機能ブロック図
【図32】呼び出しランプユニットが有する制御部によ
る制御内容を示すフローチャート
【図33】呼び出しランプユニットの斜視図
【図34】本発明の第8実施例における要部の電気的構
成を示す機能ブロック図
【図35】呼び出しランプユニットが有する制御部によ
る制御内容を示すフローチャート
【図36】呼び出しランプユニットの斜視図
【符号の説明】
図面中、1はパチンコ遊技機、2は呼び出しランプユニ
ット、3は集中管理コンピュータ(データ記憶手段)、
4は情報提供端末、10は表示ユニット(データ表示
部)、12は駆動装置、14は制御部(検出手段、位置
制御手段)、25はタッチスイッチ、28はカードリー
ダライタ(データ読み取り手段)、29は放出機構、3
3はカードリーダ(データ読み取り手段)、34は操作
スイッチ、35は呼び出しランプユニット、36は表示
ユニット(データ表示部)、36aは第1の表示部、3
6bは第2の表示部、38は制御部(検出手段及び表示
制御手段)、43はカードリーダライタ(データ読み取
り手段)、45はカードリーダ(データ読み取り手段)
を示す。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数台の遊技機に係る遊技データを蓄積
    するためのデータ記憶手段と、 遊技機と1対1で対応するように設けられ、当該遊技機
    での遊技客からの視認が容易な第1の位置と遊技機の前
    に立った状態の遊技客からの視認が容易な第2の位置と
    の間で往復移動可能に設けられたデータ表示部と、 このデータ表示部に対し前記データ記憶手段の蓄積デー
    タを選択的に表示させるための表示制御手段と、 前記データ表示部を前記第1の位置及び第2の位置間で
    往復移動させるための駆動装置と、 前記遊技機の状態若しくは当該遊技機の周辺装置の状態
    に応じて、前記データ表示部を前記第1の位置及び第2
    の位置の何れかへ前記駆動装置により選択的に移動させ
    る位置制御手段とを備えたことを特徴とする遊技場用デ
    ータ管理システム。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記データ表示部
    に対し前記蓄積データ以外の情報を選択的に表示させる
    ように構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    遊技場用データ管理システム。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、前記データ表示部
    が前記第2の位置にある状態では、当該データ表示部に
    対し前記蓄積データのうち対応する遊技機に係る遊技デ
    ータを表示させるように構成されていることを特徴とす
    る請求項1または2記載の遊技場用データ管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記遊技機の稼働状態及び非稼働状態を
    検出する検出手段を備え、 前記位置制御手段は、前記検出手段が前記遊技機の稼働
    状態を検出したときに前記データ表示部を第1の位置へ
    移動させ、遊技機の非稼働状態を検出したときにデータ
    表示部を第2の位置へ復帰移動させる構成となっている
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の遊技場
    用データ管理システム。
  5. 【請求項5】 前記遊技機と1対1で対応した位置に当
    該遊技機での遊技に供するための遊技媒体を放出可能に
    設けられた放出機構と、 この放出機構を通じた遊技媒体の放出に必要なデータを
    記録して成る記録担体と、 前記遊技機と1対1で対応するように設けられ、前記記
    録担体が挿入された状態で当該記録担体の記録データを
    読み取るデータ読み取り手段とを備え、 前記位置制御手段は、前記データ読み取り手段に前記記
    録担体が挿入されたときに前記データ表示部を第1の位
    置へ移動させ、当該データ読み取り手段から記録担体が
    排出されたときにデータ表示部を第2の位置へ復帰移動
    させる構成となっていることを特徴とする請求項1乃至
    3の何れかに記載の遊技場用データ管理システム。
  6. 【請求項6】 前記遊技機と1対1で対応した位置に当
    該遊技機での遊技に供するための遊技媒体を放出可能に
    設けられた放出機構と、 この放出機構を通じた遊技媒体の放出に必要なデータを
    記録して成る記録担体と、 前記遊技機と1対1で対応するように設けられ、前記記
    録担体のスライド操作若しくは記録担体の挿入状態で当
    該記録担体の記録データを読み取るデータ読み取り手段
    と、 前記遊技機の非稼働状態を検出する検出手段とを備え、 前記位置制御手段は、前記データ読み取り手段が前記記
    録担体の記録データを読み取ったときに前記データ表示
    部を第1の位置へ移動させ、前記検出手段が前記遊技機
    の非稼働状態を検出したときにデータ表示部を第2の位
    置へ復帰移動させる構成となっていることを特徴とする
    請求項1乃至3の何れかに記載の遊技場用データ管理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記遊技機と1対1で対応する位置に配
    置された操作スイッチと、 前記遊技機の非稼働状態を検出する検出手段とを備え、 前記位置制御手段は、前記操作スイッチの操作に応じて
    前記データ表示部を第1の位置へ移動させ、前記検出手
    段が前記遊技機の非稼働状態を検出したときにデータ表
    示部を第2の位置へ復帰移動させる構成となっているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技場
    用データ管理システム。
  8. 【請求項8】 前記遊技機と1対1で対応する位置に配
    置された操作スイッチと、 前記遊技機と1対1で対応した位置に当該遊技機での遊
    技に供するための遊技媒体を放出可能に設けられた放出
    機構と、 この放出機構を通じた遊技媒体の放出に必要なデータを
    記録して成る記録担体と、 前記遊技機と1対1で対応するように設けられ、前記記
    録担体が挿入された状態で当該記録担体の記録データを
    読み取るデータ読み取り手段とを備え、 前記位置制御手段は、前記操作スイッチの操作に応じて
    前記データ表示部を第1の位置へ移動させ、前記データ
    読み取り手段から記録担体が排出されたときにデータ表
    示部を第2の位置へ復帰移動させる構成となっているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技場
    用データ管理システム。
  9. 【請求項9】 多数台の遊技機に係る遊技データを蓄積
    するためのデータ記憶手段と、 遊技機と1対1で対応するように設けられ、当該遊技機
    での遊技客からの視認が容易な方向に向けて配置された
    第1の表示部と遊技機の前に立った状態の遊技客からの
    視認が容易な方向に向けて配置された第2の表示部とを
    有したデータ表示部と、 このデータ表示部に対し前記データ記憶手段の蓄積デー
    タを選択的に表示させるための表示制御手段とを備え、 前記表示制御手段は、通常状態において前記遊技データ
    を前記第2の表示部に表示させると共に、前記遊技機若
    しくは当該遊技機の周辺装置が所定の状態になるのに応
    じて上記遊技データを前記第1の表示部に表示させる制
    御を行う構成とされていることを特徴とする遊技場用デ
    ータ管理システム。
  10. 【請求項10】 前記表示制御手段は、前記データ表示
    部に対し前記蓄積データ以外の情報を選択的に表示させ
    るように構成されていることを特徴とする請求項9記載
    の遊技場用データ管理システム。
  11. 【請求項11】 前記表示制御手段は、前記第2の表示
    部に対しては前記蓄積データのうち当該第2の表示部と
    対応した遊技機に係る遊技データを表示させるように構
    成されていることを特徴とする請求項9または10記載
    の遊技場用データ管理システム。
  12. 【請求項12】 前記遊技機の稼働状態及び非稼働状態
    を検出する検出手段を備え、 前記表示制御手段は、前記検出手段が前記遊技機の稼働
    状態を検出したときに前記第1の表示部を遊技データ表
    示状態に切り換え、遊技機の非稼働状態を検出したとき
    に第1の表示部による遊技データ表示状態を停止させる
    構成となっていることを特徴とする請求項9乃至11の
    何れかに記載の遊技場用データ管理システム。
  13. 【請求項13】 前記遊技機と1対1で対応した位置に
    当該遊技機での遊技に供するための遊技媒体を放出可能
    に設けられた放出機構と、 この放出機構を通じた遊技媒体の放出に必要なデータを
    記録して成る記録担体と、 前記遊技機と1対1で対応するように設けられ、前記記
    録担体が挿入された状態で当該記録担体の記録データを
    読み取るデータ読み取り手段とを備え、 前記表示制御手段は、前記データ読み取り手段に前記記
    録担体が挿入されたときに前記第1の表示部を遊技デー
    タ表示状態に切り換え、当該データ読み取り手段から記
    録担体が排出されたときに第1の表示部による遊技デー
    タ表示状態を停止させる構成となっていることを特徴と
    する請求項9乃至11の何れかに記載の遊技場用データ
    管理システム。
  14. 【請求項14】 前記遊技機と1対1で対応した位置に
    当該遊技機での遊技に供するための遊技媒体を放出可能
    に設けられた放出機構と、 この放出機構を通じた遊技媒体の放出に必要なデータを
    記録して成る記録担体と、 前記遊技機と1対1で対応するように設けられ、前記記
    録担体のスライド操作若しくは記録担体の挿入状態で当
    該記録担体の記録データを読み取るデータ読み取り手段
    と、 前記遊技機の非稼働状態を検出する検出手段とを備え、 前記表示制御手段は、前記データ読み取り手段が前記記
    録担体の記録データを読み取ったときに前記第1の表示
    部を遊技データ表示状態に切り換え、前記検出手段が前
    記遊技機の非稼働状態を検出したときに第1の表示部に
    よる遊技データ表示状態を停止させる構成となっている
    ことを特徴とする請求項9乃至11の何れかに記載の遊
    技場用データ管理システム。
  15. 【請求項15】 前記遊技機と1対1で対応する位置に
    配置された操作スイッチと、 前記遊技機の非稼働状態を検出する検出手段とを備え、 前記表示制御手段は、前記操作スイッチの操作に応じて
    前記第1の表示部を遊技データ表示状態に切り換え、前
    記検出手段が前記遊技機の非稼働状態を検出したときに
    第1の表示部による遊技データ表示状態を停止させる構
    成となっていることを特徴とする請求項9乃至11の何
    れかに記載の遊技場用データ管理システム。
  16. 【請求項16】 前記遊技機と1対1で対応する位置に
    配置された操作スイッチと、 前記遊技機と1対1で対応した位置に当該遊技機での遊
    技に供するための遊技媒体を放出可能に設けられた放出
    機構と、 この放出機構を通じた遊技媒体の放出に必要なデータを
    記録して成る記録担体と、 前記遊技機と1対1で対応するように設けられ、前記記
    録担体が挿入された状態で当該記録担体の記録データを
    読み取るデータ読み取り手段とを備え、 前記表示制御手段は、前記操作スイッチの操作に応じて
    前記第1の表示部を遊技データ表示状態に切り換え、前
    記データ読み取り手段から記録担体が排出されたときに
    第1の表示部による遊技データ表示状態を停止させる構
    成となっていることを特徴とする請求項9乃至11の何
    れかに記載の遊技場用データ管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005021472A (ja) * 2003-07-04 2005-01-27 Sankyo Kk 遊技用装置
JP2005224323A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Konami Co Ltd ゲーム機
JP2006149984A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Sun Corp 情報表示装置
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