JPH0928751A - スチームサウナ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スチームサウナ装置の温風の送風量を可変と
し、入浴者の好みに応じた風量を実現し、サウナ入浴の
快適性を向上させる。 【解決手段】 エアー吸込口（２２）及びスチーム噴出
口（２３）を前面部に配置した箱体（２１）の内部に、
給湯器（３２）に接続された、噴射口（３０）を複数有
する湯水の噴射ノズル（２９）が備えられ、この噴射ノ
ズル（２９）よりも箱体（２１）の奥側に、スチーム噴
出口（２３）に向かう湾曲面を有する反射板（３７）が
設けられたスチームサウナ装置に、送風量を調節する手
段を組み込む。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、スチームサウナ
装置に関するものである。さらに詳しくは、この発明
は、装置構成及び構造が簡略化され、コスト低減などに
有効な新しいスチームサウナ装置において、その温風の
送風量を可変とし、入浴者の好みに応じた風量を実現す
ることのできる、快適性に優れたスチームサウナ装置に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】日々の疲れを癒し、リフレッシュして活
力を補うことへの関心の高まりにつれて、家庭等におけ
る入浴の形態も多種多様のものとなってきている。その
一態様として、スチームサウナがこれまでに提供されて
おり、たとえばスチーム発生器を浴室、シャワールーム
等に設置し、家庭でも手軽にサウナ入浴を楽しめるよう
にしている。

【０００３】このようなスチームサウナとして、この発
明の発明者らは、簡略化された装置構成及び構造を有す
るスチームサウナ装置を提案している。このスチームサ
ウナ装置は、たとえば図９の模式図に示すことができ
る。スチームサウナ装置は、箱体（１）を備え、その前
面部には、エアー吸込口（２）及びスチーム噴出口
（３）が上下に形成されている。これらのエアー吸込口
（２）及びスチーム噴出口（３）は、浴室、シャワール
ーム等のサウナバスに利用される室内と箱体（１）内部
とが連通するように、サウナ室内に向けて配置される。

【０００４】箱体（１）の内部には、エアー吸込口
（２）の近傍に湯水の噴射ノズル（４）が備え付けられ
ている。この噴射ノズル（４）には、先端に湯水の噴射
口が複数形成されている。噴射ノズル（４）よりも箱体
（１）の奥側には、反射板（５）が、エアー吸込口
（２）及びスチーム噴出口（３）と対向面上に設けられ
ている。また、反射板（５）は、箱体（１）の奥側から
スチーム噴射口（３）にかけて湾曲してもいる。上記し
た噴射ノズル（４）の噴射口は、この反射板（５）に向
けられている。

【０００５】また、スチームサウナ装置においては、噴
射ノズル（４）が、電動弁等の弁（６）を介して給湯器
（７）に接続されている。給湯器（７）は、操作部
（８）に電気的に接続されており、この操作部（８）に
設定された温度の温水（たとえば６０〜７５℃程度）、
冷水等を噴射ノズル（４）に供給することができるよう
にしている。

【０００６】弁（６）が開放された状態において、温水
は、給湯器（７）から噴射ノズル（４）に導かれ、反射
板（５）に向かって噴射される。図１０に示したよう
に、噴射ノズル（４）先端に形成された噴射口（９）か
ら温水が噴射される時、この温水噴射にともなって噴射
ノズル（４）周辺に負圧が発生する。この負圧によっ
て、噴射ノズル（４）周辺のエアー（１０）が吸引さ
れ、これに誘発されて、サウナ室内のエアーが、図９に
示した箱体（１）前面上部のエアー吸込口（２）を通じ
て箱体（１）の内部に吸い込まれる。吸い込まれたエア
ーは、さらに、粒径数百μｍの湯粒子混じりの温風とな
る。

【０００７】次いで、この温風は、反射板（５）に当た
り、風向を変え、箱体（１）の前面下部のスチーム噴出
口（３）を通ってサウナ室内に噴出する。温風が反射板
（５）に当たる時、これに含まれる湯粒子は、箱体
（１）内部に滴下し、湯粒子により温められた温風が、
スチーム噴出口（３）からサウナ室内に噴出する。この
温風によって、室内及び入浴者が温められ、スチームサ
ウナとしての効果が得られる。

【０００８】また、図１１の＜ａ＞及び＜ｂ＞に例示し
たように、温風は、浴室（１１）、シャワールーム等の
室内を循環し、室内全体が十分に温まる。なお、滴下し
た湯は、箱体（１）の外部に排水するようにしている。
このスチームサウナ装置においては、熱気の噴出及び循
環を行うために従来必要とされていたファン及びモータ
が不要で、このため、装置構成及び構造が簡略化されて
おり、コスト低減に寄与する。しかも、熱気使用タイプ
のため、浴室、シャワールーム等のサウナ室内を均一に
温めることができ、しかも適温までの所要時間を、熱気
を使用しない場合に比べて短縮することができるという
利点がある。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに優れたスチームサウナ装置ではあっても、より快適
なサウナ入浴を実現するためには、さらに検討すべき余
地が残されていた。すなわち、図９に示したように、こ
のスチームサウナ装置においては、噴射ノズル（４）を
給湯器（７）に直結しているため、噴射ノズル（４）か
らの湯水の噴射量は、給湯器（７）の給湯圧により一義
的に決められる。このため、噴射ノズル（４）からの温
水の噴射量に依存する温風の送風量は、給湯器（７）の
給湯圧に応じて設定されることとなり、たとえば入浴者
の好みなどに応じて可変とすることはできないという問
題がある。

【００１０】この問題は、たとえばサウナ室内の温度を
検知することにより室温を設定温度に維持するように制
御する場合に顕在化される。つまり、温度制御を噴射ノ
ズル（４）からの温水噴射のＯＮ／ＯＦＦのみで行う
と、温風発生時と無風時とでは体感温度に大きなギャッ
プが生じ、入浴者は不快に感ずることがある。この発明
は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、従
来のスチームサウナ装置の欠点を解消し、温風の送風量
を可変とし、入浴者の好みの風量を実現することのでき
る、快適性に優れたスチームサウナ装置を提供すること
を目的としている。

【００１１】

【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、エアー吸込口及びスチーム噴出
口を前面部に配置した箱体と、その内部に備えられた、
給湯器に接続され、噴射口を複数有する噴射ノズル、並
びに、この噴射ノズルよりも箱体奥側に設けられ、スチ
ーム噴出口に向かう湾曲面を有する反射板とを有するス
チームサウナ装置において、送風量を調節する手段が組
み込まれたことを特徴とするスチームサウナ装置を提供
する。

【００１２】

【発明の実施の形態】図１及び図２は、各々、この発明
のスチームサウナ装置を例示した透視図及び断面図であ
る。たとえばこれらの図１及び図２に示したように、ス
チームサウナ装置は、箱体（２１）を備えている。箱体
（２１）の前面部には、その上部にエアー吸込口（２
２）が、下部にはスチーム噴出口（２３）が形成されて
いる。

【００１３】このような箱体（２１）は、その背板（２
４）が浴室壁（２５）と同一面上に配置されるように、
浴室内に設置することができる。また、上面部にカウン
ター（２６）を設け、エアー吸込口（２２）付近の前面
部にエプロン（２７）を設けることもできる。スチーム
噴出口（２３）にはルーバー（２８）を備えることがで
きる。

【００１４】このような箱体（２１）の内部にあって、
エアー吸込口（２２）の近傍に、湯水の噴射ノズル（２
９）が収められている。噴射ノズル（２９）には、先端
に、複数の噴射口（３０）が形成されている。この噴射
ノズル（２９）は、配管（３１）を介して、給湯器（３
２）からカラン（３３）へと延びる給湯経路（３４）に
接続されている。その接続部には、止水栓（３５）を介
在させている。このような給湯経路（３４）から噴射ノ
ズル（２９）への管路には、電動弁（３６）が設けられ
ている。

【００１５】反射板（３７）は、その上端部が背板（２
４）上に固定され、下端部は、スチーム噴出口（２６）
に固定されており、箱体（２１）奥側の背板（２４）か
らスチーム噴出口（２６）に向かう湾曲面を有してい
る。また、下端部には排水溜め部（３８）が形成されて
もいる。上記した噴射ノズル（２９）の噴射口（３０）
は、この反射板（３７）側に向けられている。

【００１６】さらに、箱体（２１）の内部には、噴射ノ
ズル（２９）から噴射した温水を箱体（２１）から排出
するための排水管（３９）が備えられている。たとえば
以上の構成を有するスチームサウナ装置では、電動弁
（３６）が開放された状態において、給湯器（３２）か
ら温水を噴射ノズル（２９）に導き、その噴射口（３
０）から反射板（３７）に向かって噴射すると、温水噴
射にともなって噴射ノズル（２９）周辺に負圧が発生す
る。この負圧によって、噴射ノズル（２９）周辺のエア
ーが吸引され、これに誘発されて、浴室内のエアーが、
箱体（２１）前面上部のエアー吸込口（２２）を通じて
箱体（２１）の内部に吸い込まれる。吸い込まれたエア
ーは、さらに、粒径数百μｍの湯粒子混じりの温風とな
る。

【００１７】次いで、この温風は、反射板（３７）に当
たり、風向を変え、箱体（２１）の前面下部のスチーム
噴出口（２３）を通って浴室内に噴出する。温風が反射
板（３７）に当たる時、これに含まれる湯粒子は、箱体
（２１）内部で滴下し、反射板（３７）下端部の排水溜
め部（３８）に導かれた後に、排水管（３９）を経由し
て箱体（２１）の外部に排出される。一方、湯粒子によ
り温められた温風は、スチーム噴出口（２３）から浴室
内に噴出する。この温風は入浴者を温め、また、浴室内
を循環することにより浴室全体を十分に温め、スチーム
サウナとしての効果が得られる。

【００１８】この発明のスチームサウナ装置には、上記
装置に、スチーム噴出口（２３）から噴出する温風の送
風量を調節する手段が組み込まれており、この送風量の
調節手段によって、より快適なサウナ入浴が実現される
ように、温風量を制御するようにしている。以下、実施
例を示し、この発明のスチームサウナ装置についてさら
に詳しく説明する。

【００１９】

【実施例】図３及び図４は、各々、この発明のスチーム
サウナ装置における送風量調節手段の一例を示した斜視
図及び断面図である。たとえばこれらの図３及び図４に
示した例においては、箱体（２１）の前面上部に２つの
エアー吸込口（２２）が形成されている。

【００２０】そして、この例においては、送風量調節手
段として、エアー吸込口（２２）にシャッター（４１）
が設けられている。シャッター（４１）の中央部には操
作レバー（４２）が備えられている。箱体（２１）の前
面部には、この操作レバー（４２）に対応する位置に、
縦長の長穴（４３）が形成されており、操作レバー（４
２）は、この長穴（４３）を貫通し、箱体（４１）より
手前側に突出している。

【００２１】操作レバー（４２）を上げると、シャッタ
ー（４１）が上がり、エアー吸込口（２２）の開口面積
が拡大される。この状態においては、温水噴射によるエ
アーの吸込量は多くなり、その結果、温風の送風量が多
くなる。一方、操作レバー（４２）を下げると、シャッ
ター（４１）が下がり、エアー吸込口（２２）の開口面
積が縮小される。この時には、上記の場合と逆に、温風
の送風量は少なくなる。

【００２２】このように、エアー吸込口（２２）の開口
面積を可変とするだけで、温風の送風量を変えることが
でき、適宜な送風量に調節することが可能となる。室温
状態、入浴者の体温状態などに応じて送風量を変更する
ことができ、サウナ入浴の快適感が増す。また、設定温
度に室温を維持する場合、温風発生のＯＮ／ＯＦＦのみ
による制御に比べ、体感温度のギャップが軽減される。

【００２３】なお、シャッター（４１）の上下の移動
は、図３及び図４に示した操作レバー（４３）を介して
の操作に限定されることはなく、スチームサウナ装置の
操作部を介してのリモートコントロールによって行われ
るようにしても構わない。図５は、この発明のスチーム
サウナ装置における送風量調節手段の別の例を示した斜
視図である。

【００２４】この図５の例においては、送風量調節手段
として、スチーム噴出口（２３）に、その開口面積を可
変とするシャッター（４１）が設けられている。シャッ
ター（４１）の左端部には操作レバー（４２）が設けら
れ、これに対応する位置の箱体（２１）の前面部に、縦
長の長穴（４３）が形成されている。シャッター（４
１）を操作レバー（４２）によって上げると、スチーム
噴出口（２３）の開口面積が拡大され、温風の送風量を
増大させることができる。一方、シャッター（４１）を
下げると、スチーム噴出口（２３）の開口面積が縮小さ
れ、送風量を減少させることができる。

【００２５】図６は、この発明のスチームサウナ装置に
おける送風量調節手段の別の例を示した斜視図である。
この図６の例においては、噴射ノズル（２９）の先端に
形成された複数の噴射口（３０）の開口数をシャッター
（４１）によって可変とするようにしている。すなわ
ち、送風量調節手段として、噴射ノズル（２９）の内部
に、その先端に対向するシャッター（４１）が装入され
ており、これを操作可能とするように、操作レバー（４
２）が設けられている。また、噴射ノズル（２９）に
は、操作レバー（４２）に対応する位置に、横長の長穴
（４３）が形成されており、操作レバー（４３）は、こ
の長穴（４３）から突出している。

【００２６】この例においては、シャッター（４１）
は、１個の噴射口（３０）のみを塞ぐようにしている。
つまり、操作レバー（４２）を介してのシャッター（４
１）の操作によって、噴射ノズル（２９）の噴射口（３
０）は、５個全てが開放される場合と、４個が開放され
る場合とに使い分けられる。開口数を４個とすると、開
口数が５個の場合に比べ、温水の噴射量が減少する。温
水の噴射量が減少すると、温水噴射にともなって発生す
る負圧が減少するため、送風量が低下する。このため、
噴射ノズル（２９）に形成された噴射口（３０）の開口
数を変えることによって、温風の送風量を調節すること
が可能となる。

【００２７】なお、噴射口（３０）の個数については特
に制限はなく、また、開口数についても格別の限定はな
い。シャッター（４１）により２個以上の噴射口（３
０）を塞ぐようにしても構わない。また、シャッター
（４１）の操作方式についても操作レバー（４２）によ
るものに限定されることはない。スチームサウナ装置の
操作部を介してのリモートコントロールなども可能であ
る。

【００２８】図７は、この発明のスチームサウナ装置に
おける送風量調節手段の別の例を示した断面図である。
この図７の例においては、送風量調節手段として、噴射
ノズル（２９）の噴射位置を可変とする手段が設けられ
ている。より具体的には、噴射ノズル（２９）は、上下
に移動自在とされ、その配置高さの変更が可能とされて
いる。そして、この噴射ノズル（２９）には、操作レバ
ー（４２）が設けられ、箱体（２１）の前面部に設けた
開口部からこれを手前側に突出させている。これによっ
て、操作レバー（４２）を介しての操作が可能となって
いる。

【００２９】噴射ノズル（２９）の噴射位置が変化する
と、噴射ノズル（２９）から反射板（３７）までの距離
がｌ₁ ，ｌ₂ …のように変化し、これによって、前述し
たエアー吸込口から吸い込まれるエアーの吸込量が変化
する。これと同時に、温風が反射板（３７）に当たる角
度も変化し、反射抵抗が変化する。このため、スチーム
噴出口（２３）から噴出される温風の送風量が変化する
のである。

【００３０】この場合にも、噴射ノズル（２９）の噴射
位置を可変とする手段については特に制限はない。操作
レバー（４２）以外の方式であっても構わなく、リモー
トコントロール等の適宜な方式を採用することができ
る。図８は、この発明のスチームサウナ装置における送
風量調節手段の別の例を示した断面図である。

【００３１】この図８の例においては、送風量調節手段
として、噴射ノズル（２９）の噴射角度を変更させる回
転機構が組み込まれている。この回転機構によって、噴
射ノズル（２９）の反射板（３７）に対する角度を変化
させると、図７の例と同様に、噴射ノズル（２９）から
反射板（３７）までの距離がｌ₁ ，ｌ₂ …のように変化
し、これによって、前述したエアー吸込口から吸い込ま
れるエアー吸込量が変化する。また、温風が反射板（３
７）に当たる角度も変化し、反射抵抗が変化する。この
ため、スチーム噴出口（２３）から噴出される温風の送
風量が変化する。

【００３２】もちろんこの発明は、以上の例によって限
定されるものではない。箱体、噴射ノズル及び反射板の
構成及び構造等の細部については様々な態様が可能であ
ることは言うまでもない。

【００３３】

【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、温風の送風量が可変とされ、入浴者の好みなどに
応じた送風量が得られる。より快適なサウナ入浴が実現
される。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明のスチームサウナ装置を例示した透視
図である。

【図２】図１のスチームサウナ装置の断面図である。

【図３】この発明のスチームサウナ装置における送風量
調節手段の一例を示した斜視図である。

【図４】図３の例の断面図である。

【図５】この発明のスチームサウナ装置における送風量
調節手段の別の例を示した斜視図である。

【図６】この発明のスチームサウナ装置における送風量
調節手段の別の例を示した斜視図である。

【図７】この発明のスチームサウナ装置における送風量
調節手段の別の例を示した断面図である。

【図８】この発明のスチームサウナ装置における送風量
調節手段の別の例を示した断面図である。

【図９】従来のスチームサウナ装置の全体構成を例示し
た模式図である。

【図１０】温水が噴射ノズルから噴射される時の状態を
例示した断面図である。

【図１１】＜ａ＞及び＜ｂ＞は、各々、温風の室内循環
を例示した平面図及び側面図である。

【符号の説明】

１ 箱体 ２ エアー吸込口 ３ スチーム噴出口 ４ 噴射ノズル ５ 反射板 ６ 弁 ７ 給湯器 ８ 操作部 ９ 噴射口 １０ エアー １１ 浴室 ２１ 箱体 ２２ エアー吸込口 ２３ スチーム噴出口 ２４ 背板 ２５ 浴室壁 ２６ カウンター ２７ エプロン ２８ ルーバー ２９ 噴射ノズル ３０ 噴射口 ３１ 配管 ３２ 給湯器 ３３ カラン ３４ 給湯経路 ３５ 止水栓 ３６ 電動弁 ３７ 反射板 ３８ 排水溜め部 ３９ 排水管 ４１ シャッター ４２ 操作レバー ４３ 長穴

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 六嶋 一雅 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 小屋本 政則 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 和泉 典昭 大阪府大阪市淀川区新高３丁目９番14号 明治ナショナル工業株式会社内

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 エアー吸込口及びスチーム噴出口を前面
   部に配置した箱体と、その内部に備えられた、給湯器に
   接続され、噴射口を複数有する噴射ノズル、並びに、こ
   の噴射ノズルよりも箱体奥側に設けられ、スチーム噴出
   口に向かう湾曲面を有する反射板とを有するスチームサ
   ウナ装置において、送風量を調節する手段が組み込まれ
   たことを特徴とするスチームサウナ装置。
2. 【請求項２】 送風量の調節手段が、エアー吸込口の開
   口面積を可変とする手段である請求項１記載のスチーム
   サウナ装置。
3. 【請求項３】 送風量の調節手段が、スチーム噴出口の
   開口面積を可変とする手段である請求項１記載のスチー
   ムサウナ装置。
4. 【請求項４】 送風量の調節手段が、噴射ノズルの噴射
   口の開口数を可変とする手段である請求項１記載のスチ
   ームサウナ装置。
5. 【請求項５】 送風量の調節手段が、噴射ノズルの噴射
   位置を可変とする手段である請求項１記載のスチームサ
   ウナ装置。
6. 【請求項６】 送風量の調節手段が、噴射ノズルの噴射
   角度を可変とする手段である請求項１記載のスチームサ
   ウナ装置。