JPH0928664A - カテーテルチューブ - Google Patents

カテーテルチューブ

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JPH0928664A
JPH0928664A JP7201562A JP20156295A JPH0928664A JP H0928664 A JPH0928664 A JP H0928664A JP 7201562 A JP7201562 A JP 7201562A JP 20156295 A JP20156295 A JP 20156295A JP H0928664 A JPH0928664 A JP H0928664A
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catheter tube
lumens
bent
lumen
wire
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Toshihiko Osada
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Abstract

(57)【要約】 【構成】カテーテルチューブ1は、チューブ本体2を有
し、その内部には、4つのルーメン31、32、33、
34がチューブ長手方向に沿って形成されている。ルー
メン31には、内視鏡を構成する光ファイバー束8が収
納され、ルーメン32は、流体の注入・吸引に用いられ
る。ルーメン33、34の屈曲部21以外の部分には、
平板コイルよりなる抗収縮部材6が収納され、その内側
には、それぞれワイヤー41、42が挿通されている。
ワイヤー41、42の先端は、屈曲部21の先端に埋
設、固定され、屈曲部21は、牽引されたワイヤーの先
端がある方向に屈曲する。チューブ本体2の中間部と屈
曲部21の先端における各ルーメン31〜34の配置
は、互いに90°位相が回転した状態となっている。 【効果】湾曲した管状器官内に挿通されたとき、先端の
屈曲部を管状器官の内側へ向けて屈曲させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、血管、心
臓、消化管、尿道、胆管、腹腔等の身体腔内に挿入して
用いられ、挿入部位の観察、診断、医療処置等を行うカ
テーテルチューブに関する。
【0002】
【従来の技術】身体腔内に挿入して用いられるカテーテ
ルチューブにおいて、カテーテルチューブの先端を目的
とする部位の方向へ向けたり、目的とする部位に位置さ
せたりするために、遠隔操作によりその先端部を屈曲さ
せる屈曲機構(首振り機構)を有するカテーテルチュー
ブが開発されている。特に、内視鏡を構成するカテーテ
ルチューブにおいては、観察部位の視野を選択するため
に、先端部の屈曲機構は、重要な機構の一つとなってい
る。
【0003】近年、内視鏡の細径化が進むにつれて、節
輪を用いない構造の屈曲機構が開発されている。
【0004】その一例として、ある程度の剛性が付与さ
れた非湾曲部(中間部)とその先端側に位置する屈曲部
とで構成されたチューブ本体の長手方向に沿って複数の
ルーメンが形成されたマルチルーメンカテーテルがあ
る。
【0005】図11に示すように、このマルチルーメン
カテーテル10には、光ファイバー束8を収納するルー
メン11および液体注入用のルーメン12の他に、カテ
ーテル中心軸を介して対向する2つのワイヤー挿通用の
ルーメン13、14が形成され、両ルーメン13、14
内に屈曲部18を牽引して屈曲させるためのワイヤー1
5、16がそれぞれ挿通されている。そして、カテーテ
ル基端側においてワイヤー15、16を牽引操作するこ
とにより、屈曲部18は、牽引したワイヤーの方向に屈
曲する。
【0006】また、マルチルーメンカテーテル10の非
湾曲部(中間部)17では、ワイヤー15、16を牽引
したときそれに伴って湾曲しないように、ワイヤー挿通
用のルーメン13、14内に比較的高剛性の部材(図示
せず)が収納されている。
【0007】ところで、このようなマルチルーメンカテ
ーテル10は、血管、胆管等の管状器官7内に挿入され
たとき、管状器官7の湾曲に追従して湾曲するが、ワイ
ヤー挿通用のルーメン13、14内には抗収縮性の部材
が収納、固定されていることから、ワイヤー挿通用ルー
メン13、14の存在する方向には湾曲し難く、よっ
て、図11に示すように、光ファイバーを収納するルー
メン11および液体注入用のルーメン12の存在する方
向に湾曲する。
【0008】この場合、マルチルーメンカテーテル10
は、管状器官7の湾曲外側72の内壁に密着し、ワイヤ
ー15または16を牽引すると、カテーテル先端の屈曲
部18は、その牽引したワイヤーの方向、すなわち図1
1中の上下方向に屈曲するので、屈曲部18を管状器官
7の中心部へ向け難く、その部分を内視鏡で良好に観察
し難いという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、湾曲した管
状器官内に挿通されたときでも、屈曲部を管状器官の内
側へ向けて屈曲させることができるカテーテルチューブ
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(6)の本発明により達成される。
【0011】(1) ワイヤー操作により屈曲する屈曲
部と、該屈曲部より基端側に形成され、曲げ剛性が周方
向で不均一な中間部とを有するカテーテルチューブであ
って、前記中間部の湾曲し難い方向と前記屈曲部の屈曲
方向とが異なっていることを特徴とするカテーテルチュ
ーブ。
【0012】(2) ワイヤー操作により屈曲する屈曲
部と、該屈曲部より基端側に形成され、曲げ剛性が周方
向で不均一な中間部とを有し、前記中間部から前記屈曲
部に渡って一対のワイヤー収納用のルーメンが形成され
たカテーテルチューブであって、前記ルーメンの前記中
間部と前記屈曲部とにおける横断面上の配置が最大でほ
ぼ90°回転していることを特徴とするカテーテルチュ
ーブ。
【0013】(3) 前記中間部における前記一対のル
ーメン内に、抗収縮部材が収納されている上記(2)に
記載のカテーテルチューブ。
【0014】(4) 前記抗収縮部材は、平板コイルで
構成され、該平板コイルの内側にワイヤーが収納されて
いる上記(3)に記載のカテーテルチューブ。
【0015】(5) ワイヤー操作により屈曲する屈曲
部と、該屈曲部より基端側に形成され、曲げ剛性が周方
向で不均一な中間部とを有するカテーテルチューブであ
って、チューブ本体と、その長手方向に沿ってチューブ
本体の中心軸から互いに反対方向に離間して形成された
一対のワイヤー収納用のルーメンと、前記中間部におけ
る前記各ルーメン内に収納された抗収縮部材と、両抗収
縮部材の内側にそれぞれ挿通され、その一端が前記チュ
ーブ本体の先端付近に固定された一対のワイヤーとを有
し、前記ルーメンの前記中間部と前記ワイヤーの固定点
付近とにおける横断面上の配置がぼぼ90°回転してお
り、前記ワイヤーの一方を牽引すると、前記屈曲部が前
記中間部の曲げ剛性が低い方向とほぼ同方向に屈曲する
よう構成したことを特徴とするカテーテルチューブ。
【0016】(6) 前記チューブ本体の前記ワイヤー
収納用のルーメン間に、観察器具または医療処置・診断
具を収納する少なくとも1つのルーメンを有する上記
(2)ないし(5)のいずれかに記載のカテーテルチュ
ーブ。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のカテーテルチュー
ブを添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明す
る。
【0018】図1は、本発明のカテーテルチューブを内
視鏡(ファイバースコープ)を構成するカテーテルチュ
ーブに適用した場合の実施例を示す全体側面図、図2
は、図1に示すカテーテルチューブの先端部の構成を示
す斜視図、図3は、図2中のIII −III 線での断面図、
図4は、図2中のIV−IV線での断面図、図5は、図4中
のV−V線での断面図、図6は、図4中のVI−VI線での
断面図、図7は、図4中のVII −VII 線での断面図、図
8は、図4中のVIII−VIII線での断面図である。以下の
説明において、図1〜図4中の右側を「基端」、左側を
「先端」という。
【0019】図1〜図8に示すように、本発明のカテー
テルチューブ1は、チューブ本体2を有する。このチュ
ーブ本体2としては、例えば、軟質ポリ塩化ビニル、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリアミ
ド、ポリテトラフルオロエチレン、シリコーンゴム、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体のような可撓性を有する高
分子材料で構成されている。
【0020】また、カテーテルチューブ1をX線透視下
で確認できるようにするために、チューブ本体2にX線
造影性を付与しておくのが好ましく、その方法として
は、例えば、チューブ本体2の構成材料中に例えば硫酸
バリウム、酸化ビスマス、タングステン等のX線不透過
物質を配合する方法、このようなX線不透過物質による
マーカーを埋設または表面に付着する方法等が挙げられ
る。
【0021】また、挿入する体腔等に対する摺動性を向
上するために、チューブ本体2の外表面に、例えば親水
性ポリマーやフッ素系樹脂(例えばポリテトラフルオロ
エチレン)のような低摩擦材料をコーティングしてもよ
い。
【0022】チューブ本体2の先端側には、後述するワ
イヤー操作により屈曲または湾曲する屈曲部21が形成
されており、チューブの基端部23には、屈曲部21の
屈曲操作やその他の操作を行う操作具9が設置されてい
る。チューブ本体2の屈曲部21と基端部23との間
は、中間部22で構成されている。この中間部22は、
カテーテルチューブ1を例えば血管、胆管のような管状
器官に挿入したとき、当該管状器官の湾曲や屈曲には追
従して湾曲する程度の可撓性を有しているが、後述する
ワイヤー牽引操作によっては湾曲しないように構成され
ている。
【0023】チューブ本体2の内部には、その長手方向
のほぼ全長に渡り、4つのルーメン31、32、33お
よび34が形成されている。
【0024】ルーメン31および32は、横断面におい
て、それぞれチューブ本体2の中心軸から互いに反対方
向に離間して形成されており、両ルーメン31、32の
先端は、それぞれ、チューブ本体2の先端面に開放して
いる。
【0025】ルーメン31には、カテーテルチューブ1
を挿入する管状器官内を観察する観察器具としての光フ
ァイバー束8が収納されている。この光ファイバー束8
は、管状器官の内壁へレーザー光を照射する等の医療処
置にも使用することができる。
【0026】光ファイバー束8は、図5に示すように、
送光用ファイバー(ライトガイド)81および受光用フ
ァイバー(イメージファイバー)82で構成されてお
り、これらの光ファイバーを例えばエポキシ、アクリ
ル、シリコーンゴム等の樹脂で固めて束状としたもので
ある。
【0027】送光用ファイバー81および受光用ファイ
バー82は、石英、多成分ガラス、プラスチックス等よ
りなる光ファイバーで構成されている。
【0028】また、光ファイバー束8の先端には、観察
部位からの反射光を集光するレンズ83が装着され、こ
の部分はルーメン31の先端の開口付近に位置してい
る。なお、光ファイバー束8は、ルーメン31に対し、
固定的に設置されているのが好ましいが、ルーメン31
に対し摺動可能とし、光ファイバー束8の先端部がルー
メン31の先端開口より出没自在とすることもできる。
【0029】操作具9の基端側(図1中右側)の図示し
ない光源より発せられた光は、送光用ファイバー81内
を伝達し、その先端から観察部分へ照射され、その反射
光をレンズ83で集光して受光用ファイバー82の先端
より取り込み、その映像が該ファイバー82内を伝達さ
れ、操作具9の基端側の受像部(図示せず)へと導かれ
る。
【0030】ルーメン32は、チューブ本体2の先端へ
開放しており、その先端開口より管状器官内に流体を注
入し、あるいは、管状器官内から流体を吸引することが
できる。具体的には、このルーメン32は、カテーテル
チューブ1を挿入、留置した管状器官内へ薬液等を投与
するのに用いられ、あるいは、内視鏡により管状器官内
を観察する場合に、視界の妨げとなる血液、胆汁等の体
液を押し出すための透明液体(例えば、生理食塩水、ぶ
どう糖液)を噴射するフラッシュ用チャンネルとしても
用いられる。
【0031】また、ルーメン31、32は、上記の他、
ガイドワイヤー、医療処置・診断具等の挿通用チャンネ
ルとして用いることもできる。医療処置・診断具として
は、例えば、鉗子類、細胞診ブラシ、注射針、高周波、
超音波、電気水圧衝撃波等を発するプローブ類(結石破
砕用)、各種センサーおよびその導線が挙げられる。
【0032】なお、ルーメン31、32の少なくとも一
方の内面を前述した低摩擦材料で構成する(例えば、低
摩擦材料の被覆層を形成)こともできる。この場合に
は、そのルーメン内に挿入される光ファイバー束や医療
処置、診断具等の摺動抵抗が減少し、これらの挿入操作
や移動、回転等をより円滑に行うことができる。
【0033】ルーメン33および34は、屈曲部21を
屈曲するためのワイヤー41、42を収納するためのル
ーメンである。
【0034】これらのルーメン33、34は、横断面に
おいて、それぞれチューブ本体2の中心軸から互いに反
対方向に離間して、かつルーメン31、32と直行する
方向に、すなわちルーメン31、32に対し位相がほぼ
90°ずれた位置に形成されている。また、両ルーメン
33、34の先端は、それぞれ閉塞されている。
【0035】基端部23および中間部22におけるルー
メン33、34内には、それぞれ、平板状の線材を螺旋
状にほとんど隙間なく巻回した平板コイルよりなる抗収
縮部材6が収納されている。この抗収縮部材6は、柔軟
性を有し、湾曲は可能であるが、その長手方向には実質
的に収縮しない抗収縮性を有しており、ワイヤー41、
42の牽引に伴うチューブ本体2の収縮を防止する。
【0036】抗収縮部材6の先端部は、チューブ本体2
の屈曲部21と中間部22との境界部24付近まで挿入
されており、この境界部24において固定されている。
すなわち、境界部24の外周面を例えば熱収縮チューブ
(図示せず)で被覆した状態で加熱、加圧(締め付け)
すると、チューブ本体材料が溶融または軟化し、ルーメ
ン33、34の内腔が狭くなり、ルーメン33、34の
チューブ本体外周側の内壁面が内側へ突出するよう変形
して、各抗収縮部材6の外周面に押圧、密着し、それら
の摩擦力により、各抗収縮部材6の先端部がルーメン3
3、34に対し固定される。
【0037】なお、抗収縮部材6の先端部の固定は、前
記方法に限らず、例えば、境界部24において、ルーメ
ン33、34の内面と各抗収縮部材6の外周面とを接着
剤(充填材)等で接着する方法、かしめ部材によるかし
めにより各抗収縮部材6を締め付けて固定する方法等を
採用してもよい。
【0038】各抗収縮部材6のルーメン33、34に対
する固定は、その他の箇所、例えば、チューブ本体2の
基端部23においてもなされている。なお、固定箇所お
よび固定面積が多過ぎると、抗収縮部材6の柔軟性が損
なわれるため、抗収縮部材6は、先端部と基端部の2箇
所程度で固定されるのが好ましい。
【0039】ルーメン33、34の内径は、抗収縮部材
6の外径の1.0〜2.0倍程度とするのが好ましく、
1.0〜1.2倍程度とするのがより好ましい。ルーメ
ン33、34の内径が抗収縮部材6の外径の1.0倍未
満であると、抗収縮部材6を挿入できず、2.0倍を超
えると、チューブ本体2の細径化が十分に図れず、ま
た、ワイヤー41、42を基端側(手元側)へ牽引した
ときに、抗収縮部材6がルーメン33、34内で蛇行し
てしまい、中間部22が湾曲してしまうおそれがある。
【0040】ルーメン33、34の各抗収縮部材6の中
心部には、それぞれ挿通孔61が形成されており、両挿
通孔61内には、屈曲部21を牽引して湾曲させるため
のワイヤー41、42が挿通されている。ワイヤー4
1、42は、それぞれの挿通孔61の先端開口より露出
し、屈曲部21におけるルーメン33、34内に挿通さ
れている。そして、ワイヤー41、42の先端(ヘッ
ド)43、44は、それぞれ、ルーメン33、34の閉
塞された部分に埋設、固定されている。この場合、ワイ
ヤー41、42の先端43、44は、チューブ本体2の
先端面に露出しないように配設されている。
【0041】ワイヤー41、42の先端43、44は、
それぞれ、チューブ本体2の中心軸から偏心した位置、
好ましくはチューブ本体2の外周付近に固定されてお
り、そのため、ワイヤー41、42のうちの一方を基端
側へ牽引すると、図1中の一点鎖線で示すように、屈曲
部21は、その牽引したワイヤーの先端のある側へ屈曲
する。この場合、境界部24および基端部23において
抗収縮部材6がチューブ本体2に対し固定されており、
さらに抗収縮部材6の径方向の移動(蛇行)はルーメン
33、34の内面により規制されているので、ワイヤー
41、42の牽引による中間部22の湾曲はほとんど生
じず、抗収縮部材6が存在しない屈曲部21のみが確実
に屈曲する。
【0042】なお、ワイヤー41、42としては、頻回
の牽引操作により断線を生じることがない程度の強度お
よび耐久性を有し、また、伸びの少ないものが好まし
く、例えばステンレス鋼、超弾性合金等の金属線や、ポ
リアミド、ポリエチレン、ポリアリレート、ポリエステ
ル、ポリイミド等の高張力樹脂繊維、カーボンファイバ
ー等による単線や繊維束が挙げられる。
【0043】また、ワイヤー41、42の外径は、その
構成材料やチューブ本体2の横断面形状、寸法、構成材
料等の諸条件により異なるが、ワイヤー41、42を例
えばポリアリレート製撚り糸またはステンレス鋼の単線
で構成した場合、その外径は、30〜500μm 程度、
特に、50〜300μm 程度とするのが好ましい。
【0044】抗収縮部材6の構成材料としては、例え
ば、ステンレス鋼、炭素鋼、タングステン鋼、銅または
真鍮のような銅系合金、アルミニウム、白金、超弾性合
金等の各種金属材料や、ポリテトラフルオロエチレン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
エステル等の各種樹脂が挙げられる。
【0045】また、抗収縮部材6の厚さ等の寸法は、そ
の構成材料やチューブ本体2の横断面形状、寸法、構成
材料等の諸条件により異なるが、例えば平板コイルに用
いる線材が長方形断面のステンレス材である場合、その
厚さは、10μm 〜1mm程度、特に、10〜300μm
程度とするのが好ましい。
【0046】また、抗収縮部材6を構成する平板コイル
は、できるだけ隙間のない密着巻コイルであるのが好ま
しい。すなわち、平板コイル間の隙間の合計は、抗収縮
部材6の全長の10%以下であるのが好ましく、3%以
下であるのがより好ましい。これにより、中間部22に
おける抗収縮部材6のたわみが生じにくくなり、チュー
ブ本体2の収縮をより確実に防止することができる。
【0047】なお、抗収縮部材6の平板コイルは、一層
一条巻きに限られるものではなく、複数層、複数条巻き
であってもよい。
【0048】また、抗収縮部材6の外周面に接着剤層
(図示せず)を設けることもでき、これにより、抗収縮
部材6をルーメン33、34の内面に対しより強固に固
定することができる。
【0049】また、抗収縮部材6は、図示の平板コイル
からなるものの他、超弾性合金製パイプ、螺旋スリット
を施した金属管等、中間部22の管状器官の湾曲や屈曲
に追従できる程度の可撓性を妨げない程度に柔軟で、長
手方向の抗収縮性を有するものであってもよい。
【0050】さて、本発明のカテーテルチューブ1にお
いては、中間部22と先端部21とにおけるルーメン3
1〜34の配置に特徴を有する。以下、詳述する。
【0051】図5に示すように、基端部23および中間
部22においては、各ルーメン31〜34は、いずれも
チューブ本体2の中心軸から偏心した位置に形成され、
そのうちのルーメン31、32は、チューブ本体2の横
断面上でぞれぞれ図中左側および右側に位置し、ルーメ
ン33、34は、チューブ本体2の横断面上でぞれぞれ
図中上側および下側に位置している。換言すれば、チュ
ーブ本体2の周方向に沿って、ルーメン33、32、3
4、31が、図5中時計回りでこの順に形成されてい
る。
【0052】そして、各ルーメン31〜34は、チュー
ブ本体2の先端方向へ境界部24までは、このような配
置で形成されるが、境界部24を越えて屈曲部21に入
ると、図7に示すように、各ルーメン31〜34は、互
いの位置関係を保ちながら、先端へ向かうに従い徐々に
所定方向(基端側から見て時計回り)に回転し(ねじれ
を生じ)、さらに、図8に示すように、ワイヤー41、
42の固定点付近(ルーメン33、34の最先端)で
は、各ルーメン31〜34の配置が前記中間部22にお
ける配置に比べ、基端側から見て時計回りに位相が90
°回転した状態となる。
【0053】このような各ルーメン31〜34の配置
は、例えば次のような方法により形成することができ
る。
【0054】押し出し成形により各ルーメン31〜34
を有するチューブ本体2を直線状に成形し、所望の長さ
に切断した後、このチューブ本体2の各ルーメン31〜
34内にそれぞれ芯金を挿入し(ルーメンのつぶれを防
止するため)、チューブ本体材料の軟化温度以上の温度
で加熱しつつ屈曲部21を中間部22に対し所定方向に
約90°ねじり、その後、冷却、固化する。
【0055】また、この方法の他、中間部22を構成す
る直線状のチューブと、屈曲部21を構成する螺旋状に
ねじれた短チューブとをそれぞれ別個に製造し、これら
を例えば融着、接着等により接続してもよい。
【0056】基端部23および中間部22においては、
ルーメン33、34内に抗収縮部材6が収納されている
ため、カテーテルチューブ1は、曲げ剛性が周方向で不
均一である。すなわち、ルーメン33、34の存在する
方向(図5中のY1 、Y2 方向)の曲げ剛性が高く、こ
れに比べ、ルーメン31、32の存在する方向(図5中
のX1 、X2 方向)の曲げ剛性は低い。
【0057】図9に示すように、カテーテルチューブ1
を管状器官7の湾曲部位71に挿入したときには、その
湾曲に追従してカテーテルチューブ1も湾曲するが、そ
の湾曲方向は、自然な状態では曲げ剛性が低い方向とな
るため、中間部22においては、湾曲部位71の湾曲外
側72にルーメン31または32が位置するようにな
る。そして、図10に示すように、屈曲部21は、湾曲
部位71の湾曲外側72の管状器官内壁に密着する。そ
して、屈曲部21の先端側においては、湾曲部位71の
湾曲外側72にルーメン33または34が位置するよう
になる。
【0058】この状態で例えばワイヤー41を基端方向
へ牽引すると、屈曲部21は、その牽引されたワイヤー
41の固定点、すなわち先端43が存在する方向(図8
中のX1 方向)へ屈曲し、逆に、ワイヤー42を基端方
向へ牽引すると、屈曲部21は、その牽引されたワイヤ
ー42の固定点、すなわち先端44が存在する方向(図
8中のX2 方向)へ屈曲する。従って、このような屈曲
部21の屈曲方向は、カテーテルチューブ1の中間部2
2における曲げ剛性が低い方向とほぼ同方向となり、管
状器官7の湾曲部位71に挿入されたカテーテルチュー
ブ1において、図9中の点線で示すように、屈曲部21
を管状器官7の中心側、すなわち湾曲部位71の湾曲内
側73へ屈曲させることができ、管状器官7内を広い視
野で観察することや、広範囲で医療処置等を行うことが
可能となる。
【0059】なお、図示されていないが、チューブ本体
2の外周部等には、チューブ本体2のほぼ全長に渡りま
たは長手方向の一部に、各ルーメン31〜34を囲むよ
うに管状の補強材が埋設されているのが好ましい。この
補強材としては、例えば、ステンレス鋼、超弾性合金等
の金属材料や、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル、ポリイミド、ABS樹脂等の樹脂
材料、カーボンファイバー等よりなる線状体で構成され
たもの、特にこの線状体を交差させて網状に形成した編
組体で構成されたものが好ましい。
【0060】このように、補強材の設置により、カテー
テルチューブ1のねじり剛性が高まり、基端部23側で
の回転の際のトルク伝達性が向上する。さらに、チュー
ブ本体2が湾曲したとき、それに伴ってルーメン31〜
34が閉塞または狭窄し難く、また、チューブ本体2が
例えばカテーテルチューブ挿入用のシースに設けられた
逆流防止弁等により締め付けられても、ルーメン31〜
34が潰れることによる閉塞または狭窄が防止される。
【0061】図1に示すように、カテーテルチューブ1
の基端側に接続された操作具9は、操作具本体91を有
し、該操作具本体91の先端部に形成されたマニホール
ド部92よりチューブ本体2の基端部23が挿入されて
いる。また、操作具本体91の基端側には、把持部93
が形成されており、該把持部93の基端部には、内視鏡
の光ファイバー束8を前記ルーメン31へ挿入するため
のコネクタ94が装着されている。また、把持部93に
は、斜め方向に分岐した分岐部95が形成され、該分岐
部95の端部には、前記ルーメン32へ例えば液体を注
入するコネクタ96が装着されている。コネクタ94お
よびルーメン31、コネクタ96およびルーメン32
は、操作具本体91内で、それぞれ、図示しない管路に
より接続されている。
【0062】操作具本体91のマニホールド部92と把
持部93との間には、ワイヤー41、42を牽引操作す
る操作ダイヤル97が回転可能に支持されている。この
操作ダイヤル97の回転軸には、図示しない巻き取りリ
ールが固着され、操作ダイヤル97と一体的に回転す
る。ワイヤー41、42の基端側は、それぞれ、ルーメ
ン33、34の基端から露出して操作具本体91内を通
り、前記巻き取りリールに互いに反対方向に巻き付けら
れている。これにより、操作ダイヤル97を例えば図1
中時計回りに回転すると、ワイヤー42が牽引され、ワ
イヤー41が弛緩して屈曲部21が図3中上方へ屈曲
し、操作ダイヤル97を前記と逆方向に回転すると、ワ
イヤー41が牽引され、ワイヤー42が弛緩して屈曲部
21が図3中下方へ屈曲する。
【0063】以上、本発明のカテーテルチューブを図示
の実施例に基づき説明したが、本発明は、これに限定さ
れるものではない。
【0064】本発明のカテーテルチューブにおいて、各
ルーメンの数や配置は、図示の構成のものに限定され
ず、例えばルーメン31、32の少なくとも一方が存在
しないものや、ルーメン31〜34に加え、他の1また
は2以上のルーメンが付加されているものであってもよ
い。
【0065】また、本発明のカテーテルチューブは、チ
ューブ本体2の先端部に、作動流体の注入・排出により
拡張・収縮するバルーン(図示せず)を設けたバルーン
カテーテルとすることもできる。この場合、バルーン内
へ作動流体を供給するためのルーメンを付加することが
できる。
【0066】
【実施例】次に、本発明のカテーテルチューブを具体的
実施例に基づいてさらに詳細に説明する。
【0067】図1〜図8に示す構造のカテーテルチュー
ブを以下の方法により作製した。各ルーメン31〜34
に対応する内側金型とチューブ本体の外周面を規定する
外側金型とを用いて、押し出し成形によりチューブ本体
を直線状に成形し、約50cmの長さに切断した後、この
チューブ本体2の各ルーメン31〜34内にそれぞれ芯
金を挿入し、屈曲部21付近を約200℃の熱風で加熱
しつつ屈曲部21を中間部22に対し所定方向に約90
°ねじり、その後、冷却、固化した。
【0068】次に、ルーメン33、34よりそれぞれ芯
金を抜き取り、それらのルーメンにそれぞれ平板コイル
(抗収縮部材6)を挿入した。平板コイルの先端部外面
に予めウレタン系接着剤を塗布、乾燥し、該接着剤塗布
部を境界部24に一致させた状態で、境界部24に熱収
縮チューブを巻き付け、200℃の熱風で熱収縮させ
て、チューブ本体2を変形させるとともに前記接着剤を
軟化させ、各平板コイルをルーメン33、34に対し接
着固定した。
【0069】次に、チューブ本体2の基端側から両抗収
縮部材6の挿通孔61内にそれぞれワイヤー41、42
を挿通し、ワイヤー41、42の先端をチューブ本体2
の先端にほぼ一致させた状態で、チューブ本体2の先端
に対し金型による加熱加工を施して、ルーメン33、3
4を閉塞するとともに、その閉塞部にワイヤー41、4
2の先端43、44をそれぞれ埋設、固定した。
【0070】次に、ルーメン31、32よりそれぞれ芯
金を抜き取り、ルーメン31内に光ファイバー束8を挿
入して、本発明のカテーテルチューブを得た。
【0071】最後に、カテーテルチューブの基端部に図
1に示す構成の操作具9を装着して、内視鏡を構成し
た。
【0072】このようにして得られた内視鏡用カテーテ
ルチューブの諸条件は、次の通りである。
【0073】<チューブ本体> 構成材料:熱可塑性ポリウレタン(タングステンフィラ
ー含有、軟化点:95℃) 外径:2.5mm 全長:約50cm 屈曲部の長さ:約5cm ルーメン数:4本 操作ワイヤーおよび平板コイル収納用ルーメン:2本
(内径0.5mm) 光ファイバー束収納用ルーメン:1本(内径1.0mm) 医療処置、診断具収納用ルーメン:1本(内径1.0m
m) ルーメンの配置:図3〜図8に示す配置。最大でぼぼ9
0°位相が回転している。
【0074】<平板コイル> 構成材料:ステンレス鋼(SUS304) 構造:一条一層密着巻き 外径:約0.5mm 内径:約0.25mm 平板の厚さ:約0.1mm コイル間の隙間(合計):平板コイル全長の0.1%
【0075】<ワイヤー> 構成材料:ポリアリレート製撚り糸 本数:2本 外径:約0.2mm
【0076】<光ファイバー束> 構成:イメージファイバー(直径約3μm の石英ファイ
バー約2000本) ライトガイド(直径約50μm の石英ファイバー25
本) 外径:約0.9mm 設置:光ファイバー束収納用ルーメンに対し固定的に設
【0077】[実験]上記実施例のカテーテルチューブ
について、操作具9の操作ダイヤル97を回転操作し
て、屈曲部21を屈曲させたところ、いずれも良好に屈
曲動作が行われ、ルーメンの潰れによる閉塞、狭窄も生
じなかった。
【0078】次に、上記実施例のカテーテルチューブを
X線透視下で確認しつつ実験動物の胆管に挿入し、カテ
ーテルチューブの先端付近を湾曲する胆管内で停止さ
せ、次いで、ルーメン32より生理食塩水を注入して前
方の胆汁を排除し、この状態で、前記操作具9の操作ダ
イヤル97を操作して屈曲部21を屈曲させつつ、内視
鏡にて観察を行った。
【0079】その結果、胆管内を広い視野でかつ鮮明な
画像で観察することができた。
【0080】なお、本発明のカテーテルチューブの用途
は、前述した内視鏡用のカテーテルチューブに限らず、
例えば、アブレーションカテーテル、心拍出量測定用カ
テーテル等の各種カテーテルチューブや、腹腔鏡下手術
等に用いるトロカール管、その他各種管体等に適用する
ことができる。
【0081】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のカテーテル
チューブによれば、中間部の湾曲し難い方向と屈曲部の
屈曲方向とが異なっていること、特に、ワイヤー収納用
ルーメンの中間部と屈曲部とにおける横断面上の配置が
最大でぼぼ90°回転していることにより、カテーテル
チューブが湾曲した管状器官内に挿通されたときでも、
屈曲部を管状器官の内側へ向けて屈曲させることができ
る。その結果、内視鏡を構成するカテーテルチューブの
場合、広い視野で観察することができ、また、広範囲で
医療処置や診断等を行うことが可能となる。
【0082】また、抗収縮部材、特に平板コイルよりな
る抗収縮部材を設けた場合には、カテーテルチューブの
細径化を図りつつ、ワイヤーの牽引に伴うチューブ本体
の収縮や湾曲を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカテーテルチューブの実施例を示す全
体側面図である。
【図2】図1に示すカテーテルチューブの先端部の構成
を示す斜視図である。
【図3】図2中のIII −III 線断面図である。
【図4】図2中のIV−IV線断面図である。
【図5】図4中のV−V線断面図である。
【図6】図4中のVI−VI線断面図である。
【図7】図4中のVII −VII 線断面図である。
【図8】図4中のVIII−VIII線断面図である。
【図9】本発明のカテーテルチューブを管状器官の湾曲
部位へ挿入した状態を示す縦断面図である。
【図10】図9中のX−X線断面図である。
【図11】従来のカテーテルチューブを管状器官の湾曲
部位へ挿入した状態を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 カテーテルチューブ 2 チューブ本体 21 屈曲部 22 中間部 23 基端部 24 境界部 31〜34 ルーメン 41、42 ワイヤー 43、44 先端 6 抗収縮部材 61 挿通孔 7 管状器官 71 湾曲部位 72 湾曲外側 73 湾曲内側 8 光ファイバー束 81 送光用ファイバー 82 受光用ファイバー 83 レンズ 9 操作具 91 操作具本体 92 マニホールド部 93 把持部 94 コネクタ 95 分岐部 96 コネクタ 97 操作ダイヤル 10 マルチルーメンカテーテル 11〜14 ルーメン 15、16 ワイヤー 17 非湾曲部(中間部) 18 屈曲部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤー操作により屈曲する屈曲部と、
    該屈曲部より基端側に形成され、曲げ剛性が周方向で不
    均一な中間部とを有するカテーテルチューブであって、 前記中間部の湾曲し難い方向と前記屈曲部の屈曲方向と
    が異なっていることを特徴とするカテーテルチューブ。
  2. 【請求項2】 ワイヤー操作により屈曲する屈曲部と、
    該屈曲部より基端側に形成され、曲げ剛性が周方向で不
    均一な中間部とを有し、前記中間部から前記屈曲部に渡
    って一対のワイヤー収納用のルーメンが形成されたカテ
    ーテルチューブであって、 前記ルーメンの前記中間部と前記屈曲部とにおける横断
    面上の配置が最大でほぼ90°回転していることを特徴
    とするカテーテルチューブ。
  3. 【請求項3】 前記中間部における前記一対のルーメン
    内に、抗収縮部材が収納されている請求項2に記載のカ
    テーテルチューブ。
  4. 【請求項4】 前記抗収縮部材は、平板コイルで構成さ
    れ、該平板コイルの内側にワイヤーが収納されている請
    求項3に記載のカテーテルチューブ。
  5. 【請求項5】 ワイヤー操作により屈曲する屈曲部と、
    該屈曲部より基端側に形成され、曲げ剛性が周方向で不
    均一な中間部とを有するカテーテルチューブであって、 チューブ本体と、その長手方向に沿ってチューブ本体の
    中心軸から互いに反対方向に離間して形成された一対の
    ワイヤー収納用のルーメンと、前記中間部における前記
    各ルーメン内に収納された抗収縮部材と、両抗収縮部材
    の内側にそれぞれ挿通され、その一端が前記チューブ本
    体の先端付近に固定された一対のワイヤーとを有し、 前記ルーメンの前記中間部と前記ワイヤーの固定点付近
    とにおける横断面上の配置がぼぼ90°回転しており、
    前記ワイヤーの一方を牽引すると、前記屈曲部が前記中
    間部の曲げ剛性が低い方向とほぼ同方向に屈曲するよう
    構成したことを特徴とするカテーテルチューブ。
  6. 【請求項6】 前記チューブ本体の前記ワイヤー収納用
    のルーメン間に、観察器具または医療処置・診断具を収
    納する少なくとも1つのルーメンを有する請求項2ない
    し5のいずれかに記載のカテーテルチューブ。
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