JPH09154950A - カテーテルチューブ - Google Patents

カテーテルチューブ

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JPH09154950A
JPH09154950A JP7323362A JP32336295A JPH09154950A JP H09154950 A JPH09154950 A JP H09154950A JP 7323362 A JP7323362 A JP 7323362A JP 32336295 A JP32336295 A JP 32336295A JP H09154950 A JPH09154950 A JP H09154950A
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JP
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lumen
tube
pulling
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catheter
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JP7323362A
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English (en)
Inventor
Shin Maki
伸 牧
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】先端部を湾曲する機能を備え、かつ細径化も図
れるカテーテルチューブを提供する。 【解決手段】カテーテルチューブ1は、チューブ本体2
を有し、その内部には、4つのルーメンが形成されてい
る。そのうちの3つのルーメン32、33、34は、互
いに近接又は接触し、且つカテーテル外周の近傍に位置
している。ルーメン32、34のカテーテルの屈曲部
(先端部)以外の部分には、平板コイルよりなる抗収縮
部材6が収納され、ルーメン33には、牽引ワイヤー4
1が挿通されている。ワイヤールーメン33と抗収縮部
材ルーメン32、34を分離することにより、個々のル
ーメン径を小さくでき、その結果カテーテル外径を細径
化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、心臓、血
管、膵管、消化管、尿道、腹腔等の身体腔内に挿入して
用いられ、挿入部位の観察や医療処置を行うカテーテル
チューブに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、切開などが必要とされる、患者へ
の侵襲の大きな手術が、次第に低侵襲な手技に置き換わ
ってきている。特に、内視鏡を利用した、内視鏡下手術
の応用分野の広がりは、近年目を見張るものがある。い
ち早く確立された消化器分野の適用を筆頭に、呼吸器、
耳鼻咽喉科、脳神経外科、産婦人科、整形外科など、適
応例が後を絶たない。
【0003】細型内視鏡カテーテルシステムは基本的に
患者の体内などに挿入されるカテーテル部と、術者が手
で操作する本体操作部(操作具)から構成されている。
カテーテル先端部には、カテーテルを複雑な体内走向路
に沿って挿入させるため先端部を目的とする方向に導
く、或いは視野を変化させるための先端湾曲機能が付加
されていることが一般的である。またこのカテーテル
は、一般にワーキングチャンネルと呼ばれる、イメージ
ファイバーやライトガイドファイバーを収納するルーメ
ン、生理食塩水や各種薬液を体腔内に注入するためのフ
ラッシュ用ルーメン、鉗子類を中心とした各種処置具を
挿通するための処置具用ルーメン等の複数のルーメンを
持つ。これらのルーメンを利用し、各種診断、治療、処
置を行い、低侵襲手技を可能にしている。
【0004】このような内視鏡の一例として、ある程度
の剛性が付与された非湾曲部(中間部)とその先端側に
位置する屈曲部とで構成されたチューブ本体の長手方向
に沿って複数のルーメンが形成されたマルチルーメンカ
テーテルがある。
【0005】図7に示すように、このマルチルーメンカ
テーテル10には、光ファイバー束8を収納するルーメ
ン11およびフラッシュ用のルーメン12の他に、カテ
ーテル中心軸を介して対向する2つのワイヤー挿通用の
ルーメン13、14が形成され、両ルーメン13、14
内に屈曲部18を牽引して屈曲させるためのワイヤー1
5、16がそれぞれ挿通されている。そして、血管、膵
管等の管状器官19内にカテーテル10を挿入し、体外
に位置するカテーテル基端側においてワイヤー15、1
6を牽引操作することにより、屈曲部18は、牽引した
ワイヤーの方向に屈曲する。
【0006】また、マルチルーメンカテーテル10の非
湾曲部(中間部)17では、ワイヤー15、16を牽引
したときそれに伴って湾曲しないように、ワイヤー挿通
用のルーメン13、14内に、密巻きコイルのような比
較的高剛性の部材(図示せず)が収納されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
に応用分野の広がりと共に、カテーテル細径化の要求が
高まっている。同時に鉗子等の処置具も細径且つ多機能
なものが次々と開発されている。
【0008】この流れにより、細径カテーテルにおける
ワーキングチャンネル径も制限され、十分な径が確保す
ることが難しい。特にカテーテルは複雑な体内走向路に
沿って挿入されるため、留置時にはカテーテル本体は様
々なカーブ形状を持つことになる。同時にワーキングチ
ャンネルもカーブし、断面形状の変形が避け難い。ワー
キングチャンネル径に余裕が無い場合、処置具等の挿入
・抜去の操作性が著しく低下することになる。適応部位
によっては、ワーキングチャンネル、湾曲機構用ルーメ
ンを設けることができない場合もある。
【0009】また上記した図7に示す構造のカテーテル
について述べると、このカテーテル10では、カテーテ
ル先端部のみを湾曲させるための密巻きコイルをワイヤ
収納ルーメンと同じルーメン13、14内に収納してい
る。そのため、牽引した際にワイヤがルーメン内を良好
に摺動できるように、コイルとワイヤとの間の隙間を十
分に広くとる必要があり、それゆえある程度径の大きな
コイルを用いる必要がある。従ってこのような構造にお
いては、コイルを収納するルーメン、ひいてはカテーテ
ルの径が必然的に大きくなり、カテーテルの細径化に限
界がある。またコイル収納ルーメン13、14の径が大
きくなることは、必然的に、ファイバ収納用ルーメン1
1およびフラッシュ用ルーメン12の十分な径を確保し
難いことにもつながる。
【0010】本発明は上記のような点に鑑みてなされた
ものであって、先端部を湾曲させる機能を備え、各種処
置具やファイバスコープ等を収納するルーメンの径を十
分に確保でき、かつカテーテルの細径化も図れるカテー
テルチューブを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(6)の本発明により達成される。
【0012】(1) チューブ本体と、該チューブ本体
のほぼ全長に渡って延びた第一のルーメン、第二のルー
メンおよび第三のルーメンと、該チューブ本体の先端付
近を残して、前記第二のルーメン内にチューブ本体軸方
向に移動できないように設置された少なくとも一つの抗
収縮部材と、先端部が該チューブ本体の先端付近に止着
され、前記第三のルーメン内に設置された少なくとも一
つの牽引ワイヤーと、該牽引ワイヤーをチューブ本体基
端方向へ牽引しうる牽引具とを有し、該牽引ワイヤーを
チューブ本体基端方向へ牽引することにより、該チュー
ブ本体の先端部分が湾曲するよう構成したカテーテルチ
ューブであって、前記第一のルーメンと比べて、前記第
二のルーメンと前記第三のルーメンが互いに近接又は接
触した位置に設けられ、かつ前記第二のルーメンと前記
第三のルーメンが該チューブ本体外周近傍に設けられて
いることを特徴とするカテーテルチューブ。
【0013】(2) チューブ本体と、該チューブ本体
のほぼ全長に渡って延びた第一のルーメン、第二のルー
メン、第三のルーメンおよび第四のルーメンと、該チュ
ーブ本体の先端付近を残して、前記第二のルーメン、前
記第四のルーメンの各々の内部にチューブ本体軸方向に
移動できないように設置された一対の抗収縮部材と、先
端部が該チューブ本体の先端付近に止着され、前記第三
のルーメン内に設置された少なくとも一つの牽引ワイヤ
ーと、該牽引ワイヤーをチューブ本体基端方向へ牽引し
うる牽引具とを有し、該牽引ワイヤーをチューブ本体基
端方向へ牽引することにより、該チューブ本体の先端部
分が湾曲するよう構成したカテーテルチューブであっ
て、前記第一のルーメンと比べて、前記第二のルーメン
と前記第四のルーメンが前記第三のルーメンを挟むよう
に互いに近接又は接触した位置に設けられ、かつ前記第
二のルーメン、前記第三のルーメンおよび前記第四のル
ーメンが該カテーテル外周近傍に設けられていることを
特徴とするカテーテルチューブ。
【0014】(3) チューブ本体と、該チューブ本体
のほぼ全長に渡って延びた第一のルーメン、第二のルー
メン、第三のルーメンおよび第四のルーメンと、該チュ
ーブ本体の先端付近を残して、前記第二のルーメン、前
記第四のルーメンの各々の内部にチューブ本体軸方向に
移動できないように設置された一対の抗収縮部材と、先
端部が該チューブ本体の先端付近に止着され、前記第三
のルーメン内に設置された少なくとも一つの牽引ワイヤ
ーと、該牽引ワイヤーをチューブ本体基端方向へ牽引し
うる牽引具とを有し、該牽引ワイヤーをチューブ本体基
端方向へ牽引することにより、該チューブ本体の先端部
分が湾曲するよう構成したカテーテルチューブであっ
て、前記第一のルーメンと比べて、前記第二のルーメン
と前記第四のルーメンが前記第三のルーメンを挟むよう
に互いに近接又は接触した位置に設けられ、かつこれら
の第二のルーメン、前記第三のルーメンおよび前記第四
のルーメンが、該チューブ本体の外周に沿って互いに離
間した位置に複数組設けられていることを特徴とするカ
テーテルチューブ。
【0015】(4) 前記抗収縮部材が密巻きコイルで
構成されている上記(1)ないし(3)のいずれかに記
載のカテーテルチューブ。
【0016】(5) 前記チューブ本体の外周面付近に
補強材を埋設した上記(1)ないし(4)のいずれかに
記載のカテーテルチューブ。
【0017】(6) 前記第一のルーメン内に、観察器
具または医療処置・診断具を収納した上記(1)ないし
(5)のいずれかに記載のカテーテルチューブ。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施例に基づき詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明のカテーテルチューブを内
視鏡(ファイバースコーブ)を構成するカテーテルチュ
ーブに適用した場合の実施例を示す全体側面図、図2
は、図1に示すカテーテルチューブの先端部の構成を示
す斜視図、図3は、図2中のIII −III での縦断面図、
図4は、図2中のIV−IV線での縦断面図、図5は、図4
中のV−V線での横断面図、図6は、図4中のVI−VI線
での横断面図である。以下の説明において、図1ないし
図4中の右側を「基端」、左側を「先端」という。
【0020】図1ないし図6に示すように、本発明のカ
テーテルチューブ1は、チューブ本体2を有する。この
チューブ本体2としては、例えぱ、軟質ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポ
リアミド、ポリテトラフルオロエチレン、シリコーンゴ
ム、エチレンー酢酸ビニル共重合体のような可撓性を有
する高分子材料で構成されている。
【0021】また、カテーテルチューブ1をX線透視下
で確認できるようにするために、チューブ本体2にX線
造影性を付与しておくのが好ましく、その方法として
は、例えば、チューブ本体2の構成材料中に例えぱ硫酸
バリウム、酸化ビスマス、タングステン等のX線不透過
物質を配合する方法、このようなX線不透過物質による
マーカーを埋設または表面に付着する方法等が挙げられ
る。
【0022】また、挿入する体腔等に対する摺動性を向
上するために、チューブ本体2の外表面に、例えば親水
性ポリマー(例えぱ無水マレイン酸共重合体)やフッ素
系樹脂(例えばポリテトラフルオロエチレン)のような
低摩擦材料をコーティングしてもよい。
【0023】チューブ本体2の先端側には、後述するワ
イヤー牽引操作により屈曲または湾曲する屈曲部21が
形成されており、チューブの基端部23には、屈曲部2
1の屈曲操作を行う操作具9が設置されている。チュー
プ本体2の屈曲部21と基端部23との間は、中間部2
2で構成されている。この中間部22は、カテーテルチ
ュープ1を例えば血菅、膵管のような管状器官に挿入し
たとき、当該管状器官の湾曲や屈曲には追従して湾曲す
る程度の可撓性を有しているが、後述するワイヤー牽引
操作によっては湾曲しないように構成されている。
【0024】チュープ本体2の内部には、その長手方向
のほぼ全長に渡り、第一のルーメン31、第二のルーメ
ン32、第三のルーメン33およぴ第四のルーメン34
が形成されている。
【0025】第一のルーメン31の先端はチューブ本体
2の先端面に開放しており、第一のルーメン31には、
カテーテルチューブ1を挿入する管状器官内を観察する
観察器具としての光ファイバー束8が収納されている。
この光ファイバー束8は、管状器官の内壁ヘレーザー光
を照射する等の医療処置にも使用することができる。
【0026】光ファイバー束8は、図5に示すように、
送光用ファイバー(ライトガイド)81および受光用フ
ァイバー(イメージファイバー)82で構成されてお
り、これらの光ファイバーを例えばエポキシ、アクリ
ル、シリコーンゴム等の樹脂で固めて束状としたもので
ある。
【0027】送光用ファイバー81および受光用ファイ
バー82は、石英、多成分ガラス、プラスチックス等よ
りなる光ファイバーで構成されている。
【0028】また、光ファイバー束8の先端には、観察
部位からの反射光を集光するレンズ83が装着され、こ
の部分はルーメン31の先端の開口付近に位置してい
る。なお、光ファイバー束8は、ルーメン31に対し、
固定的に設置されているのが好ましいが、ルーメン31
に対し摺動可能とし、光ファイバー束8の先端部がルー
メン31の先端開口より出没自在とすることもできる。
【0029】操作具9の基端側(図1中右側)の図示し
ない光源より発せられた光は、送光用ファイバー81内
を伝達し、その先端から観察部分へ照射され、その反射
光をレンズ83で集光して受光用ファイバー82の先端
より取り込み、その映像が該ファイバー82内を伝達き
れ、操作具9の基端側の受像部(図示せず)ヘと導かれ
る。
【0030】光ファイバー束8がルーメン31に対し、
固定的に設置されていない場合、ルーメン31と光ファ
イバー束8の間隙を用いて、管状器官内に流体を注入
し、あるいは、管状器官内から流体を吸引することがで
きる。具体的には、このルーメン31を、カテーテルチ
ューブ1を挿入、留置した管状器官内へ薬液等を投与す
るのに用いられ、あるいは、内視鏡により管状器官内を
観察する場合に、視界の妨げとなる血液、胆汁等の体液
を押し出すための透明液体(例えば、生理食塩水、ぶど
う糖液)を噴射するフラッシュ用チャンネルとして用い
ることもできる。
【0031】また、ルーメン31は上記の他、ガイドワ
イヤー、医療処置・診断具等の挿通用チャンネルとして
用いることもできる。医療処置・診断具としては、例え
ば、鉗子類、細胞診ブラシ、注射針、高周波、超音波、
電気水圧衝撃波等を発するプローブ類(結石破砕用)、
各種センサーおよびその導線が挙げられる。
【0032】第二のルーメン32と第四のルーメン34
は、屈曲部21の屈曲操作の際に中間部22および基端
部23の湾曲を防止する抗収縮部材6を収納するための
ルーメンである。
【0033】また、第三のルーメン33は屈曲部21を
屈曲するワイヤー41を収納するためのルーメンであ
る。
【0034】これら第二のルーメン32、第三のルーメ
ン33および第四のルーメン34は、チューブ本体2の
横断面において、それぞれチュープ本体2の外周近傍
に、互いに近接した位置に形成されており、且つ第三の
ルーメン33は第二のルーメン32と第四のルーメン3
4に挟まれる位置にある。また、両ルーメン33、34
の先端は、それぞれ閉塞されている。
【0035】このように、抗収縮部材6を収納するルー
メンとワイヤー41を収納するルーメンを別々にするこ
とにより、ワイヤー41を良好に摺動させるための隙間
を確保する必要がなく、抗収縮部材6の径を小さくでき
る。したがって、ルーメン32、33、34の径、すな
わちチューブ本体2の径を小さくでき、カテーテルチュ
ーブ1を細径にすることができる。
【0036】第二のルーメン32および第四のルーメン
34は、第三のルーメン33に対してほぼ接触状態に設
けることが好ましく、具体的には、第二のルーメン32
および第四のルーメン34のそれぞれと第三のルーメン
33との離間距離(言い換えれば、ルーメン間のチュー
ブ本体2の厚み)が、0.2mm以下、より好ましくは
0.1〜0.2mm程度であるとよい。この程度であれ
ば、ワイヤー41の牽引による中間部22の湾曲(撓
み)が生じ難く、屈曲部21のみが確実に屈曲する。
【0037】中間部22およぴ基端部23におけるルー
メン32、34内には、それぞれ、平板状の線材を螺旋
状にほとんど隙間なく巻回した密巻き平板コイルよりな
る抗収縮部材6が収納されている。この抗収縮部材6
は、柔軟性を有し、湾曲は可能であるが、その長手方向
には実質的に収縮しない抗収縮性を有しており、ワイヤ
ー41の牽引に伴うチューブ本体2の収縮、湾曲を防止
する。
【0038】両抗収縮部材6の先端部は、チューブ本体
2の屈曲部21と中間部22との境界部24付近まで挿
入されており、この境界部24において固定されてい
る。すなわち、境界部24の外周面を例えば熱収縮チュ
ーブ(図示せず)で被覆した状態で加熱、加圧(締め付
け)すると、チューブ本体2の材料が溶融または軟化
し、ルーメン32、34の内腔が狭くなり、ルーメン3
2、34のチューブ本体外周側の内壁面が内側へ突出す
るよう変形して、各抗収縮部材6の外周面に押圧、密着
し、それらの摩擦力により、各抗収縮部材6の先端部が
ルーメン32、34に対し固定される。
【0039】なお、抗収縮部材6の先端部の固定は、前
記方法に限らず、例えば、境界部24において、ルーメ
ン32、34の内面と各抗収縮部材6の外周面とを接着
剤(充填材)等で接着する方法、かしめ部材によるかし
めにより各抗収縮部材6を締め付けて固定する方法等を
採用してもよい。
【0040】各抗収縮部材6のルーメン32、34の基
端部(図示せず)も、チューブ本体2の基端部23にお
いて、上記先端部と同様の方法で固定されている。これ
により、ワイヤー41を牽引しても、その牽引につられ
て抗収縮部材6がルーメン32、34内を移動すること
がなく、屈曲部21のみを確実に屈曲することができ
る。
【0041】なお、抗収縮部材6のルーメン32、34
への固定箇所は、上記先端部及び基端部に限定されず、
例えば抗収縮部材6の途中部分を固定してもよいが、固
定箇所及び固定面積が大きすぎると、抗収縮部材6の柔
軟性が損なわれるため、上記の通り先端部と基端部の2
カ所程度で抗収縮部材6を固定するのが好ましい。
【0042】抗収縮部材6を収納するルーメンは、一つ
でもよいが、図示のようにワイヤー41を収納するルー
メン33を挟むように2つ設けることが好ましい。これ
により、ワイヤー41の牽引力が抗収縮部材6に対して
完全に平行には作用しないことによって生じるそれぞれ
の抗収縮部材6の牽引ワイヤー41の方向への湾曲が、
他方の抗収縮部材6によって互いに打ち消され、中間部
22は湾曲(撓み)し難く、屈曲部21のみを確実に屈
曲させることができる。
【0043】ルーメン32、34の内径は、具体的に
は、0.1〜0.5mm程度、より好ましくは0.2〜
0.4mmである。また、ルーメン32、34の内径
は、抗収縮部材6の外径の1.0〜2.0倍程度とする
のが好ましく、1.01〜1.4倍程度とするのがより
好ましい。ルーメン33、34の内径が抗収縮部材6の
外径の1.0倍未満であると、抗収縮部材6を挿入でき
ず、2.0倍を超えると、チューブ本体2の細径化が十
分に図れず、また、ワイヤー41を基端側(手元側)へ
牽引したときに、抗収縮部材6がルーメン32、34内
で蛇行してしまい、中間部22が湾曲してしまうおそれ
がある。
【0044】ルーメン33には、屈曲部21を牽引して
湾曲させるためのワイヤー41が挿通されている。そし
て、ワイヤー41の先端(ヘッド)43は、ルーメン3
3の閉塞された部分に埋設され、これによりチューブ本
体2の先端付近に止着されている。この場合、ワイヤー
41の先端43は、チューブ本体2の先端面に露出しな
いように配設されている。
【0045】ワイヤー41の先端43は、それぞれ、チ
ューブ本体2の中心軸から偏心した位置、好ましくはチ
ュープ本体2の外周付近に止着されており、そのため、
ワイヤー41を基端側へ牽引すると、図1中の一点鎖線
で示すように、屈曲部21は、その牽引したワイヤー4
1の先端のある側へ屈曲する。
【0046】なお、ワイヤー41としては、頻回の牽引
操作により断線を生じることがない程度の強度および耐
久性を有し、また、伸びの少ないものが好ましく、例え
ばステンレス鋼、超弾性合金等の金属線や、ポリアミ
ド、ポリエチレン、ポリアリレート、ポリエステル、ポ
リイミド等の高張力樹脂繊維、カーボンファイバ等によ
る単線や繊維束が挙げられる。
【0047】また、ワイヤー41の外径は、その構成材
料やチューブ本体2の横断面形状、寸法、構成材料等の
諸条件により異なるが、ワイヤー41を例えばポリアリ
レート製撚り糸またはステンレス鋼の単線で構成した場
合、その外径は30〜500μm程度、特に、50〜3
00μm程度とするのが好ましい。
【0048】抗収縮部材6の構成材料としては、例え
ば、ステンレス鋼、炭素鋼、タングステン鋼、銅または
真鍮のような銅系合金、アルミニウム、白金、超弾性合
金等の各種金属材料や、ポリテトラフルオロエチレン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
エステル等の各種樹脂が挙げられる。
【0049】また、抗収縮部材6の厚さ等の寸法は、そ
の構成材料やチューブ本体2の横断面形状、寸法、構成
材料等の諸条件により異なるが、例えば平板コイルに用
いる線材が長方形断面のステンレス鋼材である場合、そ
の厚さは、10μm〜1mm程度、特に、10〜300μm
程度とするのが好ましい。
【0050】また、抗収縮部材6を構成する平板コイル
は、できるだけ隙間のない密巻きコイル(密着巻きコイ
ル)であるのが好ましい。すなわち、平板コイル間の隙
間の合計は、抗収縮部材6の全長の10%以下であるの
が好ましく、3%以下であるのがより好ましい。これに
より、中間部22における抗収縮部材6のたわみが生じ
にくくなり、チューブ本体2の収縮をより確実に防止す
ることができる。
【0051】なお、抗収縮部材6の平板コイルは、一層
一条巻きに限られるものではなく、複数層、複数条巻き
であってもよい。
【0052】また、抗収縮部材6は、図示の平板コイル
からなるものの他、超弾性合金製パイプ、超弾性合金
線、螺旋スリットを施した金属管等、中間部22の管状
器官の湾曲や屈曲に追従できる程度の可撓性を妨げない
程度に柔軟で、長手方向の抗収縮性を有するものであっ
てもよい。
【0053】抗収縮部材6をコイルあるいは螺旋スリッ
トを施した金属管で構成した場合、図示のように、コイ
ルの先端部をルーメン32、34との固定部分(境界部
24)よりも先端側に延長させることが好ましい。この
ように上記固定部分を越えて延長する遊び部分を設ける
ことで、チューブ本体2の上記固定部分におけるキンク
(折れ曲がり)を防止することができる。
【0054】また、図示しないが、抗収縮部材6の中
に、細径の硬質線材を挿通することにより、抗収縮部材
6の座屈を防止することもできる。上記硬質線材として
は、例えば、ステンレス鋼、超弾性合金等からなる金属
線や、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエステル、ポリイミド、ABS樹脂等の樹脂材料、カー
ボンファイバー等よりなる線状体が好適である。
【0055】チューブ本体2の外周部(外周面近傍)に
は、チューブ本体2の少なくとも基端部23および中間
部22に、各ルーメン31〜34を囲むように管状の補
強材5が埋設されている。本実施例では、補強材5は、
基端部23および中間部22に設置されるとともに、屈
曲部21の途中まで延長されており(図3、図4参照)
これにより、屈曲部21における曲げ剛性が先端へ向か
って減少するように設定されている。
【0056】この補強材5としては、例えば、ステンレ
ス鋼、超弾性合金等の金属材料や、ポリアミド、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリイミド、
ABS樹脂等の樹脂材料、カーボンファイバー等よりなる
線状体で構成されたもの、特にこの線状体を交差させて
網状に形成した編組体(ブレード)で構成されたものが
好ましい。
【0057】このような補強材5の設置により、カテー
テルチューブ1のねじり剛性が高まり、基端部23側で
の回転操作の際、その回転力が先端部21側へ伝達され
るトルク伝達性が向上する。さらに、チューブ本体2が
湾曲したとき、特に急角度に湾曲したとき、それに伴っ
てルーメン31、32、33、34が閉塞または狭窄す
ることが防止される。また、補強材5の先端位置の設定
により、屈曲部21における剛性を他段階に調整するこ
とができ、ワイヤー操作による屈曲部21における屈
曲、湾曲をより容易かつ適正な形状で行うことができ
る。
【0058】なお、補強材5の先端の位置は、図示のご
とき屈曲部21の途中に限らず、例えば、境界部24
(屈曲部21の基端)や中間部22の途中であってもよ
い。
【0059】図1に示すように、カテーテルチューブ1
の基端側に接続きれた操作具9は、操作具本体91を有
し、該操作具本体91の先端部に形成されたマニホール
ド部92よりチューブ本体2の基端部23が挿入されて
いる。また、操作具本体91の基端側には、把持部93
が形成されており、該把持部93の基端部には、内視鏡
の光ファイパー束8を前記第一ルーメン31へ挿入する
ためのコネクタ94が装着されている。また、把持部9
3には、斜め方向に分岐した分岐部95が形成され、該
分岐部95の端部には、例えば、液体を前記ルーメン3
1へ注入するコネクタ96が装着されている。
【0060】操作具本体91のマニホールド部92と把
持部93との間には、ワイヤー41を牽引操作する操作
ダイヤル97が回転可能に支持されている。この操作ダ
イヤル97の回転軸には、図示しない巻き取りリールが
固着され、操作ダイヤル97と一体的に回転する。ワイ
ヤー41の基端側は、ルーメン33の基端から露出して
操作具本体91内を通り、前記巻き取りリールに巻き付
けられている。これにより、操作ダイヤル97を例えば
図1中時計回りに回転すると、ワイヤー41が牽引さ
れ、屈曲部21が図1中上方へ屈曲(図1中破線で示す
状態)し、操作ダイヤル97を前記と逆方向に回転する
とワイヤー41が弛緩して、屈曲部21が直線状態(図
1中実線で示す状態)に戻る。
【0061】このように屈曲部21を屈曲させつつ、光
ファイバー束8を介して管状器官内の観察を広範囲に行
うことができる。また、ルーメン31を介して液体の注
入、吸引、その他医療処置等を行うこともでき、特に、
それらを広範囲で行うこともできる。
【0062】以上、本発明のカテーテルチューブを図示
の実施例に基づき説明したが、本発明は、これに限定さ
れるものではない。例えば、本発明のカテーテルチュー
ブにおいて、各ルーメンの数や配置は、図示の構成のも
のに限定されず、例えばルーメン32、34の少なくと
も一方が存在しないものや、ルーメン31〜34に加
え、他の1または2以上のルーメンが付加されているも
のであってもよい。
【0063】また、本発明のカテーテルチューブは、チ
ューブ本体2の先端部に、作動流体の注入・排出により
拡張・収縮するバルーン(図示せず)を設けたバルーン
カテーテルとすることもできる。この場合、バルーン内
へ作動流体を供給するためのルーメンを付加することが
できる。
【0064】本発明のカテーテルチューブの用途は、前
述した内視鏡用のカテーテルチューブに限らず、例え
ば、アブレーションカテーテル、心拍出量測定用カテー
テル等の各種カテーテルチューブや、腹腔鏡下手術等に
用いるトロカール管等の、種々の管体に適用することが
できる。
【0065】また、カテーテルチューブを挿入、留置す
る部位についても、血管のほか、例えば、膵管、気管、
食道、胃、腸、尿管、膀胱、胆道、腹腔等の管状器官
や、心臓等の臓器の内部に対しても用いることができ
る。
【0066】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のカテーテル
チューブによれば、抗収縮部材のルーメンとワイヤーの
ルーメンを分離しカテーテルチューブ外周付近において
互いに近傍させたため、チューブ本体の外径を更に細径
化することができ、より細径の部位にアプローチするこ
とが可能となる。
【0067】また、抗収縮部材として、平板コイルより
なる抗収縮部材を設けた場合には、カテーテルチュープ
の細径化を図りつつ、ワイヤーの牽引に伴うチューブ本
体の収縮や湾曲を有効に防止することができる。
【0068】また、チューブ本体の外周面近傍に、線状
体よりなる補強材が埋設きれている場合には、カテーテ
ルチューブのトルク伝達性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカテーテルチューブを内視鏡を構成す
るカテーテルチューブに適用した場合の実施例を示す全
体側面図である。
【図2】図1に示すカテーテルチューブの先端部の構成
を示す斜視図である。
【図3】図2中のIII −III 線断面図である。
【図4】図2中のIV−IV線断面図である。
【図5】図4中のV−V線断面図である。
【図6】図4中のVI−VI線断面図である。
【図7】従来のカテーテルチュープの構造を示す横断面
図である。
【符号の説明】
1 カテーテルチュープ 2 チューブ本体 21 湾曲部 22 中間部 23 基端部 24 境界部 31 第一のルーメン 32 第二のルーメン 33 第三のルーメン 34 第四のルーメン 41 ワイヤー 43 先端 5 補強材 6 抗収縮部材 8 光ファイパー束 81 送光用ファイバー 82 受光用ファイバー 83 レンズ 9 操作具 91 操作具本体 92 マニホールド部 93 把持部 94 コネクタ 95 分岐部 96 コネクタ 97 操作ダイヤル 10 マルチルーメンカテーテル 11〜14 ルーメン 15、16 ワイヤー 17 非湾曲部 18 屈曲部 19 管状器官

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ本体と、 該チューブ本体のほぼ全長に渡って延びた第一のルーメ
    ン、第二のルーメンおよび第三のルーメンと、 該チューブ本体の先端付近を残して、前記第二のルーメ
    ン内にチューブ本体軸方向に移動できないように設置さ
    れた少なくとも一つの抗収縮部材と、 先端部が該チューブ本体の先端付近に止着され、前記第
    三のルーメン内に設置された少なくとも一つの牽引ワイ
    ヤーと、 該牽引ワイヤーをチューブ本体基端方向へ牽引しうる牽
    引具とを有し、 該牽引ワイヤーをチューブ本体基端方向へ牽引すること
    により、該チューブ本体の先端部分が湾曲するよう構成
    したカテーテルチューブであって、 前記第一のルーメンと比べて、前記第二のルーメンと前
    記第三のルーメンが互いに近接又は接触した位置に設け
    られ、かつ前記第二のルーメンと前記第三のルーメンが
    該チューブ本体外周近傍に設けられていることを特徴と
    するカテーテルチューブ。
  2. 【請求項2】 チューブ本体と、 該チューブ本体のほぼ全長に渡って延びた第一のルーメ
    ン、第二のルーメン、第三のルーメンおよび第四のルー
    メンと、 該チューブ本体の先端付近を残して、前記第一のルーメ
    ン、前記第二のルーメンの各々の内部にチューブ本体軸
    方向に移動できないように設置された一対の抗収縮部材
    と、 先端部が該チューブ本体の先端付近に止着され、前記第
    三のルーメン内に設置された少なくとも一つの牽引ワイ
    ヤーと、 該牽引ワイヤーをチューブ本体基端方向へ牽引しうる牽
    引具とを有し、 該牽引ワイヤーをチューブ本体基端方向へ牽引すること
    により、該チューブ本体の先端部分が湾曲するよう構成
    したカテーテルチューブであって、 前記第四のルーメンと比べて、前記第一のルーメンと前
    記第二のルーメンが前記第三のルーメンを挟むように互
    いに近接又は接触した位置に設けられ、かつ前記第一の
    ルーメン、前記第二のルーメンおよび前記第三のルーメ
    ンが該カテーテル外周近傍に設けられていることを特徴
    とするカテーテルチューブ。
  3. 【請求項3】 チューブ本体と、 該チューブ本体のほぼ全長に渡って延びた第一のルーメ
    ン、第二のルーメン、第三のルーメンおよび第四のルー
    メンと、 該チューブ本体の先端付近を残して、前記第一のルーメ
    ン、前記第二のルーメンの各々の内部にチューブ本体軸
    方向に移動できないように設置された一対の抗収縮部材
    と、 先端部が該チューブ本体の先端付近に止着され、前記第
    三のルーメン内に設置された少なくとも一つの牽引ワイ
    ヤーと、 該牽引ワイヤーをチューブ本体基端方向へ牽引しうる牽
    引具とを有し、 該牽引ワイヤーをチューブ本体基端方向へ牽引すること
    により、該チューブ本体の先端部分が湾曲するよう構成
    したカテーテルチューブであって、 前記第四のルーメンと比べて、前記第一のルーメンと前
    記第二のルーメンが前記第三のルーメンを挟むように互
    いに近接又は接触した位置に設けられ、かつこれらの第
    一のルーメン、前記第二のルーメンおよび前記第三のル
    ーメンが、該チューブ本体の外周に沿って互いに離間し
    た位置に複数組設けられていることを特徴とするカテー
    テルチューブ。
  4. 【請求項4】 前記抗収縮部材が密巻きコイルで構成さ
    れている請求項1ないし3のいずれかに記載のカテーテ
    ルチューブ。
  5. 【請求項5】 前記チューブ本体の外周面付近に補強材
    を埋設した請求項1ないし4のいずれかに記載のカテー
    テルチューブ。
  6. 【請求項6】 前記第一のルーメン内に、観察器具また
    は医療処置・診断具を収納した請求項1ないし5のいず
    れかに記載のカテーテルチューブ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06105798A (ja) * 1992-09-30 1994-04-19 Terumo Corp カテーテルチューブ
JPH0788093A (ja) * 1993-03-12 1995-04-04 Heart Rhythm Technol Inc 電気生理学的処置を行うためのカテーテル

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06105798A (ja) * 1992-09-30 1994-04-19 Terumo Corp カテーテルチューブ
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