JPH0928579A - 自動製パン機 - Google Patents

自動製パン機

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Publication number
JPH0928579A
JPH0928579A JP17983895A JP17983895A JPH0928579A JP H0928579 A JPH0928579 A JP H0928579A JP 17983895 A JP17983895 A JP 17983895A JP 17983895 A JP17983895 A JP 17983895A JP H0928579 A JPH0928579 A JP H0928579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bread
baking
yeast
dry yeast
kneading
Prior art date
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Pending
Application number
JP17983895A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumiko Uno
須美子 宇野
Akihisa Nakano
昭久 仲野
Hironobu Tanaka
裕展 田中
Kouji Noda
効司 野田
Shuhei Takemura
修平 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP17983895A priority Critical patent/JPH0928579A/ja
Publication of JPH0928579A publication Critical patent/JPH0928579A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21BBAKERS' OVENS; MACHINES OR EQUIPMENT FOR BAKING
    • A21B7/00Baking plants
    • A21B7/005Baking plants in combination with mixing or kneading devices

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライイースト投入後、混練開始前におい
て、一定時間の休止時間を設けることにより、パン生地
を効率良く膨化させることを目的とする。 【構成】 焼成室1内に装着したパン焼き型3を設け、
モーター4により駆動される練り羽根6の制御を行う制
御装置11と、自動的にドライイーストの投入を行うイ
ースト投入口9を備えた自動製パン機において、制御装
置11はドライイースト投入後、混練開始前にモーター
4の動作を一定時間休止することを特徴とする自動製パ
ン機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭で使用する自動
製パン機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭で使用されている自動製
パン機で、混練工程において、混練の直前あるいは混練
中にイースト投入を行う構成とした自動製パン機があっ
た。
【0003】以下に従来の自動製パン機について説明す
る。図1は従来の自動製パン機の基本構造を示すもので
ある。図1において、1は焼成室、2はヒーター、3は
着脱自在に装着されたパン焼き型、4はモーター、5は
モーター4の動力を伝達するベルト、6はモーター4に
より駆動される練り羽根、7はパン焼き型3の外面に当
接してプロセス判定や温度制御のためパン焼き型3の温
度を検知する温度検知部、8は蓋、9はドライイースト
を投入するイースト投入口、10はイースト投入口9の
弁に連動してドライイーストを落下させるソレノイド、
11は温度検知部7からの信号により、ヒーター2やモ
ーター4を制御して、パン焼きを行うマイクロコンピュ
ーターを搭載した制御装置、12は調理メニューや状態
などを表示する表示部、13は入力装置である。
【0004】このような従来の自動製パン機について、
以下その動作について説明する。まず、焼成室1内にパ
ン焼き型3と練り羽根6をセットし、前記パン焼き型内
にドライイースト以外のパンの材料と水をセットし、次
に焼成室1上部に設けられたイースト投入口9にドライ
イーストをセットし、13の入力装置より調理条件を入
力し、調理をスタートさせる。尚、従来のイースト投入
口のあるパンの調理工程は図3のようになっており、混
練工程の開始直前に、イースト投入口より、ドライイー
ストを投入して混練を開始するというものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、ねかし工程終了後、パン焼き型内に投入
されたドライイーストとパンの材料と水がすぐに混練さ
れるため、ドライイーストは水分を吸収する時間が短く
活性化しにくいため、パン生地が膨化しにくいという問
題点を有していた。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、ドライイーストの活性化を促進させ、パン生地が
膨化しやすい自動製パン機を提供することを第1の目的
とする。
【0007】また、最適のパンの出来映えが再現できる
ようにすることを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明の第1の手段は、ヒーターを有する焼成
室と、前記焼成室内に着脱自在に装着し得るパン焼き型
と、前記焼成室の下方に設けられたモーターと、前記モ
ーターにより回転駆動される練り羽根と、前記焼成室内
の温度を検知する温度検知部と、調理条件を入力する入
力装置と、前記温度検知部からの温度および前記入力装
置からの入力情報によりパン焼き制御を行う制御装置
と、ドライイーストを自動的に前記パン焼き型内に投入
を行うイースト投入口を備え、ドライイースト投入後、
混練工程開始前に、前記制御装置によって一定時間のモ
ーターの動作を休止させる一定休止時間を設けたことを
特徴とする自動製パン機とする。
【0009】また、第2の目的を達成するために本発明
の第2の手段は、第1の手段に加えて一定休止時間を5
〜30分間とした自動製パン機とする。
【0010】
【作用】上述からもわかるように、従来の構成では、ド
ライイーストは水分を吸収する時間が短い為に、活性化
がしにくいものであったが、本発明では、混練工程開始
前に5〜30分間モーターの動作を休止する構成にした
もので、この休止時には、パン材料と水は混練されてい
ない状態のため、イースト投入口から投入されたドライ
イーストは、ねかし工程中に温められた水と接触するこ
とになる。そしてパン材料の混練を開始するまでにドラ
イイーストは水分を吸収して程良く活性化することにな
り、その結果、パン生地の膨化を効率良く行わせること
ができるため、良好なパンを得ることができるものであ
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。なお、本実施例の構成は、従来例で説
明した構成と同じであるので、同一番号を付して詳細な
説明を省略する。
【0012】図1のように構成された自動製パン機につ
いて、図2を用いてその動作を説明する。図2は本発明
の各工程を表す調理工程図である。まず、焼成室1内に
パン焼き型3と練り羽根6をセットし、小麦粉、水等の
材料を投入する。そして蓋8を閉め、イースト投入口9
に所定量のドライイーストを入れる。この状態で入力装
置13よりパン焼き上げ時間を入力し、調理をスタート
させる。ねかし工程が始まり、ヒーター2に通電して温
度を一定に制御する。前記ねかし工程終了後、イースト
投入口9に入ったドライイーストをソレノイド10を使
って、イースト投入口9の下部開口を閉塞している開閉
板(図示せず)を開きのパン焼き型3内にドライイース
トを落下させる。
【0013】この時、投入されたドライイーストは、ね
かし工程中に温められた水と接触する。その後、パンの
材料の混練を開始する前に、一定の休止時間を設け、制
御装置11はその間モーター4を動作させない。そし
て、この休止時間の間に、ドライイーストはねかし工程
中に温められた水と接触し、水分を吸収して程良く活性
化する。その後、制御装置11によって、モーター4を
動作させ、練り羽根6を回転駆動させて、パンの材料の
混練が行われる。その後、第1発酵、ガス抜き、第2発
酵、ガス抜き、成形発酵、焼成が自動的に行われ、設定
した時間にパンが焼き上がる。
【0014】本実施例のように、ドライイースト投入後
の混練開始前に一定の休止時間を設けた場合と、従来の
休止時間を設けない場合の発酵時のパン生地の膨化およ
び、パンの高さを(表1)に比較して示している。
【0015】
【表1】
【0016】この(表1)から明かなように、混練開始
前に休止時間を設けない場合(0分)は、発酵時のパン
生地の膨化および、パンの高さは低く、パンの出来映え
も悪いものとなり、良い効果は得られなかった。また、
休止時間が3分の場合では、休止時間を設けない場合
(0分)よりもパンの高さは約10mm高くなったが、
発酵時のパン生地の膨化量に変化はなく、パンの出来映
えも悪いものとなり、良い効果は得られなかった。さら
に、休止時間が45分、60分では、発酵時の膨化およ
び、パンの高さも低く、パンの出来映えも悪いものとな
り、同様に良い効果は得られなかった。これに対して、
休止時間が5分〜30分のものでは、発酵時のパン生地
の膨化および、パンの高さは高いものとなり、パンの出
来映えも良く、効率良くパン生地を膨化させるという点
で優れた効果が得られた。
【0017】なお、本実施例のプロセスでは休止時間が
15分の時が最適な結果となっているが、その他の制御
条件の変化により、最適な休止時間は5〜30分間の範
囲に有ることがわかっている。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、ドライイースト
投入後、混練開始前に5〜30分間の休止時間を設ける
ことにより、ドライイーストの活性が促進することにな
るため、発酵時のパン生地の膨化が良くなり、その結
果、良好なパンを得ることができる自動製パン機を実現
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動製パン機の全体構成図
【図2】本発明の自動製パン機の調理工程図
【図3】従来の自動製パン機の調理工程図
【符号の説明】
1 焼成室 2 ヒーター 3 パン焼き型 4 モーター 5 ベルト 6 練り羽根 7 温度検知部 8 蓋 9 イースト投入口 10 ソレノイド 11 制御装置 12 表示部 13 入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 効司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 竹村 修平 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室
    内に着脱自在に装着し得るパン焼き型と、前記焼成室の
    下方に設けられたモーターと、前記モーターにより回転
    駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する
    温度検知部と、調理条件を入力する入力装置と、前記温
    度検知部からの温度および前記入力装置からの入力情報
    によりパン焼き制御を行う制御装置と、ドライイースト
    を自動的に前記パン焼き型内に投入を行うイースト投入
    口を備え、ドライイースト投入後、混練工程開始前に、
    前記制御装置によって一定時間のモーターの動作を休止
    させる一定休止時間を設けたことを特徴とする自動製パ
    ン機。
  2. 【請求項2】 一定休止時間は5〜30分間とした請求
    項1記載の自動製パン機。
JP17983895A 1995-07-17 1995-07-17 自動製パン機 Pending JPH0928579A (ja)

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JP17983895A JPH0928579A (ja) 1995-07-17 1995-07-17 自動製パン機

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JP17983895A JPH0928579A (ja) 1995-07-17 1995-07-17 自動製パン機

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JPH0928579A true JPH0928579A (ja) 1997-02-04

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