JPH09285788A - 電解水生成装置及び同装置を含む電解水生成システム - Google Patents

電解水生成装置及び同装置を含む電解水生成システム

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JPH09285788A
JPH09285788A JP8100488A JP10048896A JPH09285788A JP H09285788 A JPH09285788 A JP H09285788A JP 8100488 A JP8100488 A JP 8100488A JP 10048896 A JP10048896 A JP 10048896A JP H09285788 A JPH09285788 A JP H09285788A
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JP
Japan
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water
electrolyzed water
electrolyzed
data
water tank
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JP8100488A
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Inventor
Yoshinori Kamiya
喜則 紙谷
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電解水の性状及び生成条件を時間経過にした
がって記録しておいて、電解水の性状に異常が発生した
場合でも、その原因を的確に究明できるとともに同異常
に的確に対処できるようにする。 【解決手段】 希塩水タンク20から供給される希塩水
を電解槽30にて電気分解して、酸性及びアルカリ性イ
オン水タンク40,50にそれぞれ蓄える。この電解水
の生成中、各種センサが電解水の性状及び生成条件を検
出するとともに、電気制御回路80はインターフェース
回路85に電解水の性状及び生成条件を表すデータを継
続的に出力する。記録装置90は、インターフェース回
路85内のデータを定期的に取り込んで、同データを時
刻を表すデータと共に記録メモリ93に時間経過にした
がって記録する。また、電気制御回路80内に記録メモ
リを設けて、前記各データを同メモリに記録するように
してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水又は電解促進剤
を含む水を電気分解して電解水を生成する電解水生成装
置又は同装置を含む電解水生成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電解水生成装置においては、生成
された電解水のペーハー(pH)、酸化還元電位(OR
P)、温度などの性状を検出するとともに、同性状を表
示器にて表示して、使用者が生成された電解水の性状を
視覚確認できるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置にあっては、電解水の性状を常に監視していなければ
同性状を正確に把握することができず、不便であった。
また、電解水の性状に異常が発生した場合でも、それが
電解水生成装置の異常によるものか、外部から供給され
る水などの外的条件によるものかなどの異常の原因を判
断することは難しかった。
【0004】
【発明の概要】本発明は上記問題に対処するためになさ
れたもので、その目的は、電解水の性状を常に監視して
いなくても同性状を正確に把握することができ、また電
解水の性状に異常が発生した場合でも、その原因を的確
に究明できるとともに同異常に的確に対処できるように
した電解水生成装置又は同装置を含む電解水生成システ
ムを提供することにある。
【0005】上記目的を達成するために本発明の特徴の
一つは、電解水生成装置に、生成された電解水の性状又
は生成条件のうちの少なくとも一方を検出する検出手段
と、同検出結果を表すデータを継続的に出力するための
出力手段とを設けたことにある。この場合、この電解水
生成装置の出力手段に、前記データを時間経過にしたが
って記録する記録装置を接続して、同電解水生成装置及
び記録装置を含む電解水生成システムを構成するように
すれば、電解水の性状や、生成条件が時間経過にしたが
って記録され、電解水生成後においても同性状や、生成
条件を時間経過にしたがって確認することができる。し
たがって、この電解水生成装置又は電解水生成システム
によれば、電解水の性状を常に監視していなくても同性
状を正確に把握することができ、また電解水の性状に異
常が発生した場合でも、その原因を的確に究明できると
ともに同異常に的確に対処できるようになる。なお、こ
の場合、記録装置は、前記データと共に、検出手段によ
る検出の時を表すデータを記録するようにするとよい。
【0006】また、本発明の他の特徴は、電解水生成装
置自体に、生成された電解水の性状又は生成条件のうち
の少なくとも一方を検出する検出手段と、同検出結果を
表すデータを時間経過にしたがって記録する記録手段と
を設けるようにしたことにある。これによっても、電解
水の性状を常に監視していなくても同性状を正確に把握
することができ、また電解水の性状に異常が発生した場
合でも、その原因を的確に究明できるとともに同異常に
的確に対処できるようになる。なお、この場合も、記録
手段は、前記データと共に、検出手段による検出の時を
表すデータを記録するようにするとよい。
【0007】また、この場合、電解水生成装置に記録手
段に記録したデータを出力する出力手段を設けるように
するとよい。そして、この電解水生成装置の出力手段
に、同出力手段から出力されたデータを記録する記録装
置を接続して、同電解水生成装置及び記録装置を含む電
解水生成システムを構成するようにすれば、大量のデー
タを長時間に渡り記録しておくことができ、電解水の性
状や生成条件を過去の長時間に渡って確認できて、電解
水の性状の異常の原因の究明及び同異常に対する対処に
とってより有効になる。
【0008】
【発明の実施の形態】
a.第1実施形態 まず、本発明の第1実施形態を図面を用いて説明する
と、図1は同実施形態に係る電解水生成装置及び記録装
置からなる電解水生成システムの全体を概略的に示して
いる。
【0009】電解水生成装置は、濃塩水を蓄える濃塩水
タンク10と、同タンク10の下方に設けられて希塩水
を蓄える希塩水タンク20と、希塩水タンク20から供
給される希塩水を電気分解する電解槽30と、電解槽3
0にて生成された酸性イオン水を蓄える酸性イオン水タ
ンク40と、酸性イオン水の生成に付随して生成される
アルカリ性イオン水を蓄えるアルカリ性イオン水タンク
50とを備えている。
【0010】濃塩水タンク10には、電解促進剤として
の塩化ナトリウム、塩化カリウムなどの塩が多量に補給
されるとともに、図示しない外部給水源(例えば、水
道)から給水管11を介して水が圧送されるようになっ
ている。この給水管11には電磁バルブ12が介装され
ており、同バルブ12はオン状態にて外部から給水管1
1を介して水を濃塩水タンク10に供給する。濃塩水タ
ンク10は補給された塩を水によりほぼ飽和状態に溶解
させてなる濃塩水で常に満たされており、溶解し得ない
残りの塩Sは同タンク10の底部に常に沈澱している。
【0011】また、濃塩水タンク10内には、水位セン
サ13、温度センサ14及び濃度センサ15が収容され
ている。水位センサ13は、濃塩水の水位が所定の上限
水位以上になったことを検出するとともに、同濃塩水の
水位が同上限水位より低い下限水位以下になったことも
検出して同検出を表す信号を出力する。温度センサ14
は、濃塩水の水温を検出して検出温度を表す信号を出力
する。濃度センサ15は、濃塩水の濃度を検出して検出
濃度を表す信号を出力する。
【0012】濃塩水タンク10には、希塩水タンク20
に濃塩水を供給するための供給管16が同タンク10の
底部にて上方向に侵入し、同供給管16の上端面は、沈
澱している塩Sが混入しないように前記下限水位より若
干だけ低い位置にて開口している。供給管16には電磁
バルブ17が介装されており、同バルブ17はオン状態
にて濃塩水タンク10内の濃塩水を供給管16を介して
希塩水タンク20に供給する。
【0013】希塩水タンク20の上方には供給管16の
下端出口及び給水管21の出口が配置されており、同タ
ンク20には、前記濃塩水が供給管16を介して供給さ
れるとともに、外部給水源からの水も給水管21を介し
て供給されるようになっている。この給水管21には電
磁バルブ22が介装されていて、同バルブ22はオン状
態にて外部からの水を給水管21を介して希塩水タンク
20に供給する。
【0014】希塩水タンク20内には、濃度センサ23
及び水位センサ24が収容されている。濃度センサ23
は希塩水タンク20内の希塩水の濃度Cを検出して、検
出濃度Cを表す信号を出力する。水位センサ24は希塩
水の水位が所定の上限水位以上になったことを検出する
とともに、同希塩水の水位が同上限水位より低い下限水
位以下になったことも検出して、同検出を表す信号を出
力する。
【0015】また、希塩水タンク20の底部には、攪拌
用の導管25及び電解槽30に希塩水を供給するための
供給管26の入口が接続されている。導管25の他端は
希塩水タンク20の側壁に接続されるとともに導管25
の中間部には電動ポンプ27が介装されており、同ポン
プ27は作動状態にて希塩水タンク20内の希塩水を攪
拌する。供給管26にも電動ポンプ28が介装されてい
て、同ポンプ28は作動状態にて希塩水タンク20内の
希塩水を供給管26を介して電解槽30に供給する。供
給管26には電動ポンプ28の下流にて流量センサ29
が介装されており、同センサ29は電動ポンプ28によ
り汲み上げてられて希塩水タンク20から電解槽30に
供給される希塩水の流量を検出して、同検出流量を表す
信号を出力する。
【0016】なお、濃塩水タンク10及び希塩水タンク
20の各側壁にはオーバーフローパイプ18が接続され
ており、同パイプ18は前記水位センサ13,24によ
りそれぞれ検出される上限水位より若干高い位置にて各
タンク10,20内に開口している。これにより、各タ
ンク10,20の水位がオーバーフローパイプ18の各
開口位置より高くなると、各タンク10,20内の塩水
が外部に排出されるようになっている。
【0017】電解槽30は内部が隔膜31によって第1
及び第2液室32,33に区画されていて、各液室3
2,33には、電動ポンプ28の作動により供給管26
を介した希塩水が供給されるようになっている。各液室
32,33には、直流電源回路60から直流電圧が印加
される第1及び第2電極34,35が対向して収容され
ている。この直流電圧の印加により希塩水タンク20か
ら供給された希塩水が電気分解され、各液室32,33
にて生成された酸性及びアルカリ性の各イオン水(電解
水)が各液室32,33に入力端を接続した第1及び第
2導出管36,37を介して出力されるようになってい
る。この場合、第1電極34に正電圧が印加されるとと
もに第2電極35に負電圧が印加されれば、第1液室3
2にて酸性のイオン水が生成されるとともに第2液室3
3にてアルカリ性のイオン水が生成される。第1電極3
4に負電圧が印加されるとともに第2電極35に正電圧
が印加されれば、第1液室32にてアルカリ性のイオン
水が生成されるとともに第2液室33にて酸性のイオン
水が生成される。
【0018】また、直流電源回路60には、電圧計61
及び電流計62が接続されている。電圧計61は、第1
及び第2電極34,35間に印加される電圧Eを検出し
て、同検出電圧Eを表す信号を出力する。電流計62
は、第1及び第2電極34,35間に流れる電流Iを検
出して、同検出電流Iを表す信号を出力する。
【0019】第1及び第2導出管36,37の各出力端
は切り換えバルブ71の第1及び第2流入ポート71
a,71bにそれぞれ接続され、同バルブ71の第1及
び第2流出ポート71c,71dは第3及び第4導出管
72,73の入力端にそれぞれ接続されている。この切
り換えバルブ71は、電動モータ74により第1状態及
び第2状態に切り換えられるようになっており、第1状
態にて第1流入ポート71aを第1流出ポート71cに
連通させるとともに、第2流入ポート71bを第2流出
ポート71dに連通させる。また、第2状態にて、第1
流入ポート71aを第2流出ポート71dに連通させる
とともに、第2流入ポート71bを第1流出ポート71
cに連通させる。切り換えバルブ71の第1状態及び第
2状態は、位置センサ75により検出されるようになっ
ている。
【0020】第3及び第4導出管72,73の各出力端
は酸性イオン水タンク40及びアルカリ性イオン水タン
ク50に侵入しており、両タンク40,50には第3及
び第4導出管72,73を介して酸性及びアルカリ性の
各イオン水が供給されるようになっている。導出管73
はアルカリ性イオン水タンク50の底部近くにて開口し
ている。
【0021】酸性イオン水タンク40の底部には取り出
し管41の一端が接続されるとともに、同管41にはコ
ック42が介装され、同コック42の操作により適宜取
り出し管41の他端から酸性イオン水が取り出されるよ
うになっている。
【0022】酸性イオン水タンク40には、水位センサ
43、ペーハーセンサ44、酸化還元電位センサ45及
び温度センサ46が収容されている。水位センサ43は
酸性イオン水の水位が同タンク40の満杯に近い上限水
位以上になったことを検出するとともに、同酸性イオン
水の水位が同上限水位より低い下限水位以下になったこ
とも検出して、同検出を表す信号を出力する。ペーハー
センサ44は、酸性イオン水のペーパー(pH)を検出
して、同検出ペーハーを表す信号を出力する。酸化還元
電位センサ45は、酸性イオン水の酸化還元電位ORP
を検出して、同検出酸化還元電位を表す信号を出力す
る。温度センサ46は、酸性イオン水の温度を検出し
て、同検出温度を表す信号を出力する。
【0023】また、酸性イオン水タンク40にはオーバ
ーフローパイプ47が設けられ、同パイプ47の上端は
同タンク40の前記上限水位より高い位置まで延出され
るとともに、同パイプ47の下端は導出管73の中間部
に接続されている。なお、このオーバーフローパイプ4
7は余剰の酸性イオン水をアルカリ性イオン水タンク5
0に排出する機能を果たすとともに、電気分解により発
生した塩素ガスをアルカリ性イオン水にとけ込ませる機
能も果たしている。
【0024】アルカリ性イオン水タンク50には排出管
51も侵入しており、同管51に介装させた電動ポンプ
52の作動により同タンク50内のアルカリ性イオン水
を外部に排出するようにしている。また、アルカリ性イ
オン水タンク50にも、水位センサ53が収容され、同
センサ53はアルカリ性イオン水の水位が所定の上限水
位以上になったことを検出するとともに、同アルカリ性
イオン水の水位が同上限水位より低い下限水位以下にな
ったことも検出して、同検出を表す信号を出力する。
【0025】この電解水生成装置は、前記各種センサ1
3,14,23,24,29,43〜46,53,6
1,62,75、電磁バルブ12,17,22、電動ポ
ンプ27,28,52、直流電源回路60及び電動モー
タ74に接続された電気制御回路80を備えている。こ
の電気制御回路80はマイクロコンピュータなどにより
構成されており、図2,3に示すフローチャートに対応
したプログラムを実行して、電磁バルブ12,17,2
2の開閉、電動ポンプ27,28,52、直流電源回路
60及び電動モータ74の作動を制御するとともに、検
出した電解水の性状及び生成条件を継続的に出力する。
電気制御回路80は第1〜第3タイマ80a〜80cを
内蔵している。
【0026】この電気制御回路80には、切り換えラン
プ81、バルブ切り換えスイッチ82,電極交換スイッ
チ83、表示器84及び出力インターフェース回路85
も接続されている。切り換えランプ81は、電極34,
35に対する印加電圧の切り換え時期を使用者に知らせ
るためのものである。バルブ切り換えスイッチ82は、
電極34,35に対する印加電圧の切り換え及び切り換
えバルブ71の切り換えを指示するものである。電極交
換スイッチ83は、電極34,35を交換した際に操作
するためのスイッチである。なお、電極34,35は通
常3000時間程度が寿命とされている。表示器84
は、酸性イオン水の性状及び生成条件を表示するための
ものである。インターフェース回路85は、電解水の性
状及び生成条件を表すデータを外部に継続的に出力する
ための出力手段を構成するものである。このインターフ
ェース回路85にはコネクタ85aが設けられており、
同コネクタ85aには上記構成の電解水生成装置にケー
ブルCBを介して記録装置90が接続可能となってい
る。
【0027】記録装置90は、ケーブルCBが接続され
るコネクタ91aを備えたインターフェース回路91を
有する。この記録装置は、一般的なコンピュータ装置と
同様の構成をとるもので、インターフェース回路91の
接続されるバスBUSには、図4のフローチャートに対
応したプログラムの実行に主要な役割を果たすCPU9
2a,ROM92b及びRAM92cの他に、記録メモ
リ93、時計回路94、操作スイッチ95、表示器9
6、プリンタ97及び外部記録装置98がそれぞれ接続
されている。
【0028】記録メモリ93は、不揮発性RAM又は揮
発性RAMで構成されていて、電解水の性状及び生成条
件を表すデータを、前記性状及び生成条件の検出時刻を
表すデータと共に時間経過に従って記録する。なお、こ
の記録メモリ93を記録装置90に内蔵のコンパクトデ
ィスクなどの他のメモリ装置で構成してもよい。時計回
路94は、常時動作していて、年月日などの日付け及び
時分秒などの時刻を常に計時しているものである。操作
スイッチ95は、この記録装置93の種々の動作を指示
するものである。表示器96は種々のデータを表示する
もので、プリンタ97は種々のデータを印刷するもので
ある。外部記録装置98は、フロッピーディスク、コン
パクトディスクなどの外部記録媒体へのデータの書き込
み、同媒体からのデータの読出しを行うものである。
【0029】次に、上記のように構成した実施例の動作
を説明すると、電解促進剤としての塩化ナトリウム、塩
化カリウムなどの塩Sを濃塩水タンク10内に多量に投
入して、同タンク10内の濃塩水をほぼ飽和状態にする
とともに、残留の塩Sが同タンク10の底に常に沈澱し
ている状態にしておく。なお、塩Sが不足している場合
には随時補充する。その後、電源スイッチ(図示しな
い)の投入により、電気制御回路80は図2のステップ
100にてプログラムの実行を開始し、ステップ102
にて、電極交換スイッチ83がオンされたか否かを判定
する。
【0030】電極交換スイッチ83は、電極34,35
の使用時間が所定の寿命時間(例えば3000時間程
度)を越えたために、電極34,35を交換した後に電
源スイッチの投入する際にオン操作されるものであり、
同スイッチ83がオン操作されなければ、電気制御回路
80はステップ102にて「NO」と判定してプログラ
ムをステップ106に進める。一方、電極34,35が
交換されて電極交換スイッチ83がオン操作されると、
電気制御回路80はステップ102にて「YES」と判
定して第1タイマ80aをリセットスタートさせる。こ
れにより、第1タイマ80aは「0」からの時間計測を
開始するので、同タイマ80aは電極34,35の使用
時間を計測し続けることになる。
【0031】次に、電気制御回路80は、ステップ10
6にて、濃塩水タンク10及び希塩水タンク20に対し
て初期給水するとともに、希塩水タンク20内の希塩水
濃度を初期調整する。この初期給水においては、水位セ
ンサ13,24により検出される濃塩水及び希塩水の各
水位が下限水位未満であれば、各水位が上限水位になる
まで電磁バルブ12,22をそれぞれオン状態に切り換
え、濃塩水タンク10及び希塩水タンク20に外部から
それぞれ給水する。また、前記希塩水濃度の初期調整に
おいては、濃度センサ23により検出した希塩水の濃度
Cが所定の低濃度Coより若干低い下限濃度Co−ΔC
より低ければ、電磁バルブ17をオン状態に制御して、
同濃度Cが所定の低濃度Coより若干高い上限濃度Co
+ΔCになるまで濃塩水タンク10内の濃塩水を希塩水
タンク20に補充する。
【0032】次に、電気制御回路80は、ステップ10
8にて電動ポンプ27,28を作動させる。これによ
り、電動ポンプ27は希塩水タンク20内の希塩水を攪
拌するとともに、電動ポンプ28は同希塩水を電解槽3
0の各液室32,33に供給する。次に、ステップ11
0にて位置センサ75により検出される切り換えバルブ
71の状態に応じて電極34,35に電圧を印加する。
この電圧の印加においては、位置センサ75によって切
り換えバルブ71の第1状態が検出されていれば、電圧
の印加を緩和するために、まず電極34が正になるよう
に電極34,35間に1秒間だけ2Vの電圧を印加す
る。そして、その後に電極34が正になるように電極3
4,35間に50Vの電圧を印加する。これにより、電
解槽30は供給された希塩水を前記低い電圧で電気分解
した後に高い電圧で電気分解して、第1液室32にて生
成された酸性イオン水を第1導出管36に供給するとと
もに、第2液室33にて生成されたアルカリ性イオン水
を第2導出管37に供給する。この場合、第1導出管3
6は第3導出管72に連通するとともに第2導出管37
は第4導出管73に連通しているので、前記生成された
酸性イオン水は酸性イオン水タンク40に供給されると
ともに、アルカリ性イオン水はアルカリ性イオンタンク
50に供給される。
【0033】一方、位置センサ75によって切り換えバ
ルブ71の第2状態が検出されていれば、まず電極34
が負になるように電極34,35間に1秒間だけ2Vの
電圧を印加する。そして、その後に電極35が正になる
ように電極34,35間に50Vの電圧を印加する。こ
れにより、この場合も、電解槽30は供給された希塩水
を前記低い電圧で電気分解した後に高い電圧で電気分解
して、第2液室33にて生成された酸性イオン水を第2
導出管37に供給するとともに、第1液室32にて生成
されたアルカリ性イオン水を第1導出管36に供給す
る。第2導出管37は第3導出管72に連通するととも
に第1導出管36は第4導出管73に連通しているの
で、前記生成された酸性イオン水は酸性イオン水タンク
40に供給されるとともに、アルカリ性イオン水はアル
カリ性イオンタンク50に供給される。
【0034】これにより、電解槽30にて電気分解され
た酸性イオン水は酸性イオン水タンク40に蓄えられ始
めるとともに、アルカリ性イオン水はアルカリ性イオン
水タンク50に蓄えられ始める。ただし、電極34,3
5間に低電圧が印加されている場合には、所定の性状を
有する電解水(酸性イオン水及びアルカリ性イオン水)
が生成されないので、使用者は前記電動ポンプ27,2
8の始動直後にはコック42を操作して酸性イオン水タ
ンク40の酸性イオン水を外部に排出することが好まし
い。
【0035】前記ステップ110の処理後、電気制御回
路80は、ステップ112にて第2タイマ80bをリセ
ットスタートする。そして、ステップ116にて第2タ
イマ80bの計測時間が所定時間(例えば6時間)に達
するまで、ステップ114の給水処理及びステップ11
6の判定処理を実行し続ける。ステップ114の給水処
理においては、ステップ106の処理と同様にして、濃
塩水タンク10の濃塩水の水位が低下した場合には、外
部から給水して同タンク10内の濃塩水の水位を下限水
位と上限水位との間に維持する。また、希塩水タンク2
0内の水位が低下した場合には、外部から給水するとと
もに濃塩水タンク10から濃塩水を補給して、希塩水タ
ンク20内にほぼ所定濃度Coの希塩水をその水位が下
限水位と上限水位との間になるように維持する。
【0036】このようなステップ114,116の循環
処理中、酸性イオン水タンク40内には酸性イオン水が
蓄えられ続けるとともに、アルカリ性イオン水タンク5
0内にアルカリ性イオン水が蓄えられ続ける。そして、
酸性イオン水タンク40に蓄えられた酸性イオン水はコ
ック42を操作することにより、外部に取り出されて利
用される。また、外部に取り出される量が少なくて、酸
性イオン水タンク40内の酸性イオン水の水位が上限水
位以上に上昇した場合には、図示しないプログラムの実
行により電解水の生成処理が休止される。一方、アルカ
リ性イオン水タンク50に蓄えられたアルカリ性イオン
水は、水位センサ53の水位検出結果を用いた図示しな
いプログラムの実行により、適宜外部へ排出される。
【0037】上記のような電解水の生成処理中、第2タ
イマ80bが所定時間T1の計測を終了すると、電気制
御回路80はステップ116にて「YES」と判定し
て、ステップ118にて切り換えランプ81を点灯し、
プログラムをステップ120以降に進める。ステップ1
20の処理は前記ステップ114の処理と同様に構成さ
れており、これにより希塩水タンク10への給水、濃塩
水タンク20への給水及び濃塩水の補給が続行される。
前記切り換えランプ81の点灯は、電極34,35に対
する電圧及び切り換えバルブ71の状態を切り換えるた
めの時期を使用者に知らせるためのもので、使用者がバ
ルブ切り換えスイッチ83を操作しなければ、ステップ
122にて「NO」と判定してステップ120,122
からなる循環処理を実行し続ける。
【0038】一方、使用者がバルブ切り換えランプ81
の点灯に気付いて、バルブ切り換えスイッチ82を操作
すれば、電気制御回路80はステップ122にて「YE
S」と判定して、プログラムをステップ124以降に進
める。ステップ124においては切り換えランプ124
を消灯し、ステップ126においては電極34,35に
対する電圧の印加を停止する。この電圧印加の停止にお
いても、印加電圧の大きな変化を避けるために同印加電
圧をまず1秒間だけ2Vに落として、その後に印加電圧
を0Vにする。次に、ステップ128にて電動ポンプ2
7,28の作動を停止させ、ステップ130にて切り換
えバルブ71を位置センサ75による検出を利用して切
り換える。すなわち、切り換えバルブ71が第1状態に
あれば第2状態に切り換え、また第2状態にあれば第1
状態に切り換える。そして、この切り換えバルブ71の
切り換え後、プログラムをステップ108,110以降
に進める。
【0039】ステップ108においては電動ポンプ2
7,28の作動を開始し、ステップ110においては電
極34,35に対する電圧印加を開始する。この場合、
前記ステップ130の処理により切り換えバルブ71が
第1状態から第2状態へ、又は第2状態から第1状態に
切り換えられているので、電極34,35に対する印加
電圧の正負の極性も切り換えられる。そして、印加電圧
の切り換えから所定時間T1が経過するまで、酸性及び
アルカリ性イオン水からなる電解水の生成が続行され
る。このような電極34,35の印加電圧の極性の変更
により同電極34,35の消耗も小さく抑えられる。ま
た、印加電圧の切り換え時には、適度な性状の電解水が
生成されないおそれがあるので、コック42を開いて生
成された酸性イオン水を排出したほうがよいことは上述
のとおりである。前記スイッチ110の処理後、ステッ
プ112にて第2タイマ80bをリセットスタートし
て、ふたたびステップ114,116の循環処理を実行
して、酸性及びアルカリ性イオン水からなる電解水を生
成し続ける。
【0040】また、以上のような電解水の生成が長時間
(例えば3000時間程度)行われて、電極34,35
が消耗された場合には、電極34,35自体を取り替え
る必要がある。この場合、電源スイッチの投入を解除し
て、電解水生成装置の作動をすべて停止させて、電極3
4,35を交換する。そして、同交換後に電解水生成装
置を作動開始する場合には、電源スイッチの投入時に電
極交換スイッチ83をオン操作する。これにより、この
場合には上述したように第1タイマ80aがリセットス
タートされるので、第1タイマ80aは電極34,35
の交換時からの時間を再び計測し始める。
【0041】一方、電気制御回路80の作動中、第3タ
イマ80cが所定の短時間を計測して同短時間毎にタイ
マインタラプト信号を発生すると、同制御回路80は同
タイマインタラプト信号毎に図3のタイマインタラプト
プログラムを実行する。このタイマインタラプトプログ
ラムはステップ140にて開始され、ステップ142に
てペーハーセンサ44、酸化還元電位センサ45及び温
度センサ46から酸性イオン水タンク40内の酸性イオ
ン水のペーパー(pH)、酸化還元電位ORP及び温度
を表す信号を電解水の性状を表す信号として入力する。
また、電気制御回路80は、同ステップ142にて、濃
度センサ15及び温度センサ14からの濃塩水タンク1
0の濃塩水の濃度及び温度を表す信号、濃度センサ23
からの希塩水タンク20内の希塩水の濃度を表す信号、
流量センサ29からの流量を表す信号、電圧計61及び
電流計62からの電圧E及び電流Iを表す信号、第1タ
イマ80aにより計測されている電極34,35の使用
時間を表す信号、第2タイマ80bにより計測されてい
る電極34,35に対する印加電圧の正負の切り換えか
らの時間を表す信号を、電解水の生成条件を表す信号と
して入力する。
【0042】次に、電気制御回路80は、ステップ14
4にて前記電解水の性状及び生成条件を表すデータをイ
ンターフェース回路85に出力する。インターフェース
回路85は前記データを以前のデータに代えて更新記憶
するとともに、コネクタ85aを介して各データを出力
可能状態にする。次に、電気制御回路80は、ステップ
146にて、前記電解水の性状及び生成条件を表すデー
タに基づいて表示器84にて電解水の性状及び生成条件
を表示する。これにより、使用者は現在の電解水の性状
及び生成条件を視覚確認できる。そして、前記ステップ
146の処理後、ステップ148にてこのタイマインタ
ラプトプログラムの実行を終了する。
【0043】一方、記録装置90は常時作動しており、
CPU92aは、ステップ200の実行開始後、ステッ
プ202〜208からなる循環処理を実行し続けてい
る。ステップ202においては、CPU92aに内蔵の
タイマに基づいて所定時間(例えば、数十分〜数時間)
が経過したか否かが判定される。所定時間が経過する毎
に、CPU92aはステップ202にて「YES」と判
定して、ステップ204にてインターフェース回路85
に記憶されている電解水の性状及び生成条件を表すデー
タを、コネクタ85a、ケーブルCB、コネクタ91a
及びインターフェース回路91を介して入力し、ステッ
プ206にて前記入力したデータを時計回路94にて計
時されている現在の年月日及び時刻を表すデータと共に
記録メモリ93に順次記録していく。所定時間が経過す
るまでは、CPU92aはステップ202にて「NO」
と判定して、プログラムをステップ208に進める。な
お、インターフェース回路85に記憶されている電解水
の性状及び生成条件を表すデータは短時間毎に更新され
ているので、前記時刻を表すデータは前記電解水の性状
及び生成条件の検出時刻を表すことになる。
【0044】ステップ208においては、操作スイッチ
95の操作により、時間経過にしたがって記録メモリ9
3に記録されている電解水の性状及び生成条件を表すデ
ータ、並びに同性状及び生成条件を検出した日時及び時
刻を表すデータを読出して、表示器96に表示させた
り、プリンタ97にて印刷させたり、外部記録装置とし
てのフロッピーディスク、コンパクトディスクなどに記
録し直したりする。
【0045】上記のように第1実施形態によれば、電解
水生成装置に記録装置90を接続して、記録装置90に
て時間経過にしたがって電解水の性状及び生成条件と共
にそれらの検出時刻を記録するようにしたので、電解水
の生成後においても電解水の性状及び生成条件を時間経
過にしたがって確認することができる。したがって、こ
の電解水生成システムによれば、電解水の性状を常に監
視していなくても同性状を正確に把握することができ、
また電解水の性状に異常が発生した場合でも、その原因
を的確に究明できるとともに対処できるようになる。
【0046】b.第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態に係る電解水生成システム
について図面を用いて説明すると、図5は同システムの
電気制御回路80と記録装置90のみをブロック図によ
り示している。他の部分に関しては、上記第1実施形態
と同じである。
【0047】電気制御回路80は、図1の場合に比べて
詳細に示すように、バスBUS2に接続されたプログラ
ムの実行に主要な役割を果たす第1〜第3タイマ80a
〜80cを内蔵したCPU80A、ROM80B、RA
M80Cを備えている。また、上記第1実施形態の場合
と同様な切り換えランプ81、バルブ切り換えスイッチ
82及び電極交換スイッチ83は、インターフェース回
路80Dを介してバスBUS2に接続されているととも
に、上記第1実施形態の場合と同様な各種センサ13,
14,23,24,29,43〜46,53,61,6
2,75、電磁バルブ12,17,22、電動ポンプ2
7,28,52、直流電源回路60及び電動モータ74
もインターフェース回路80Dを介してバスBUS2に
接続されている。
【0048】また、このバスBUS2には、上記第1実
記形態の記録装置90内に設けたものと同種の表示器8
4、操作スイッチ86、記録メモリ87及び時計回路8
8も接続されている。なお、この記録メモリ87は電解
水生成装置の動作とは無関係にデータを常に保存してい
るとともに、時計回路88も常に動作している。さら
に、バスBUS2には上記第1実施形態と同様なインタ
ーフェース回路85も接続されている。このインターフ
ェース回路85には、コネクタ85a及びケーブルCB
を介して上記第1実施形態と同様な記録装置90が接続
されるようになっている。
【0049】このように構成した第2実施形態において
も、CPU80Aは、上記第1実施形態の場合と同様
に、第1及び第2タイマ80a,80bの作用のもとに
図2のフローチャートに対応したプログラムの実行によ
り電解水を生成する。そして、この電解水生成中、第3
タイマ80cが所定時間を計測する毎に、CPU80A
は図3のステップ144の処理をステップ144aの処
理に代えた図6のタイマインタラプトプログラムを実行
する。ただし、この場合の実行頻度は上記第1実施形態
に比べて少なく、例えば数十分〜数時間毎に行われる。
ステップ144aにおいては、上記第1実施形態の記録
装置90にて実行される図4のステップ206の処理と
同様に、ステップ142の処理により入力した電解水の
性状及び生成条件を表す信号に基づいて、同電解水の性
状及び生成条件を表すデータを時計回路88にて計時さ
れている年月日及び時刻を表すデータと共に記録メモリ
87に時間経過にしたがって記録していく。そして、こ
の場合には、図示しないプログラムの実行により、記録
メモリ87に記録されているデータが操作スイッチ86
の操作のもとに表示器84にて表示され、使用者は前記
時間経過にしたがったデータをいつでも確認できる。
【0050】なお、上記の場合、ステップ142による
電解水の性状及び生成条件の入力と、ステップ144a
によるデータの記録と、ステップ146によるデータの
表示とを同一タイミングで所定時間毎に行うようにし
た。しかし、これらのステップ142,146の処理を
所定の短時間毎に行い、ステップ144aの処理を比較
的長い所定時間毎に行うようにしてもよい。これによれ
ば、電解水の性状と生成条件をリアルタイムで視覚的に
確認できるとともに、記録メモリ87の容量がそれほど
大きくなくても、ある程度の期間にわたる電解水の性状
と生成条件を同メモリ87に記録することができる。
【0051】また、この第2実施形態においては、電解
水生成装置内に設けた記録メモリ87に同電解水の性状
及び生成条件を表すデータがそれらの検出時刻を表すデ
ータと共に時間経過にしたがって記録されている。しか
し、この記録メモリ87は電解生成装置に内蔵された小
容量のメモリで構成されているので、多くのデータを記
録しておくことができない。この場合、記録装置90を
この電解水生成装置に接続することにより、記録装置8
0の操作スイッチの操作及び図示しないプログラムの実
行により、電解水生成装置内の記録メモリ87内のデー
タが記録装置90の記録メモリ93に転送されて記録さ
れる。そして、記録装置90において、記録メモリ93
に記録されている時間経過にしたがった電解水の性状及
び生成条件を表すデータ並びにそれらの検出時刻を表す
データを、操作スイッチ95の操作により、表示器96
に表示させたり、プリンタ97にて印刷させたり、外部
記録装置としてのフロッピーディスク、コンパクトディ
スクなどに記録し直したりすることについては上記第1
実施形態の場合と同様である。
【0052】したがって、上記第2実施形態に係る電解
水生成システムによれば、電解水生成装置自体だけで、
短時間であるならば、電解水の性状及び生成条件を常に
監視していなくても同性状及び生成条件を時間経過にし
たがって正確に確認することができ、また電解水の性状
に異常が発生した場合でも、その原因を的確に究明でき
るとともに同異常に的確に対処できるようになる。ま
た、電解水生成装置に記録装置90を接続して、大量の
データを長時間に渡り記録しておくことができ、過去の
長時間に渡って電解水の性状や生成条件を確認できて、
電解水の性状の異常の原因の究明及び同異常に対する対
処にとってより有効になる c.その他の変形例 なお、上記第1及び第2実施形態においては、希塩水を
電解槽30にて電気分解するようにしたが、本発明は外
部から供給される水をそのまま電気分解するようにして
もよい。この場合、希塩水タンク20に常に一定量の水
を蓄えておくようにすればよい。
【0053】また、上記第1及び第2実施形態において
は、電解槽30にて電気分解された酸性イオン水のみを
取り出して利用するようにしたが、アルカリ性イオン水
をも取り出して、酸性イオン水及びアルカリ性イオン水
の両イオン水を利用するようにしてもよい。
【0054】また、上記第1及び第2実施形態において
は、濃塩水タンク10内にて補給された塩を水に溶かし
て濃塩水を生成するようにしたが、予め決められた高濃
度の濃塩水を同タンク10内に適宜補給するようにして
もよい。また、予め決められた高濃度の濃塩水を蓄えた
容器をカートリッジ式にしておいて、同容器を適宜この
電解水生成装置に装着するようにしてもよい。
【0055】また、上記第1及び第2実施形態において
は、電磁バルブ17を用いて濃塩水タンク10内の濃塩
水を希塩水タンク20に補給するようにしたが、濃塩水
タンク10が希塩水タンク20の側方又は下方に位置す
るような場合には、同バルブ17に代えて電動ポンプを
用いるようにするとよい。これは、前記濃塩水を蓄えた
カートリッジ式の容器を用いる場合も同じである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る電解水生成シス
テムの全体概略図である。
【図2】 図1の電気制御回路により実行されるメイン
プログラムのフローチャートである。
【図3】 図1の電気制御回路により実行されるタイマ
インターラプトプログラムのフローチャートである。
【図4】 図2の記録装置にて実行されるプログラムの
フローチャートである。
【図5】 本発明の第2実施形態に係る電解水生成シス
テムの一部を示す部分図である。
【図6】 図5の電気制御回路にて実行されるタイマイ
ンターラプトプログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
10…濃塩水タンク、14…温度センサ、15…濃度セ
ンサ、20…希塩水タンク、23…濃度センサ、29…
流量センサ、30…電解槽、40…酸性イオン水タン
ク、44…ペーハーセンサ、45…酸化還元電位セン
サ、46…温度センサ、50…アルカリ性イオン水タン
ク、60…直流電源回路、61…電圧計、62…電流
計、71…切り換えバルブ、80…電気制御回路(マイ
クロコンピュータ)、80a〜80c…タイマ、81…
切換えランプ、82…バルブ切換えスイッチ、83…電
極交換スイッチ、84…表示器、85…インターフェー
ス回路、87…記録メモリ、88…時計回路、90…記
録装置、91…インターフェース回路、92a…CP
U、93…記録メモリ、94…時計回路、98…外部記
録装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水又は電解促進剤を含む水を電気分解し
    て電解水を生成する電解水生成装置に、生成された電解
    水の性状又は生成条件のうちの少なくとも一方を検出す
    る検出手段と、同検出結果を表すデータを継続的に出力
    するための出力手段とを設けたことを特徴とする電解水
    生成装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の電解水生成装置を
    有するとともに、前記出力手段に接続されて前記データ
    を時間経過にしたがって記録する記録装置を有すること
    を特徴とする電解水生成システム。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の記録装置は、前記
    データと共に、前記検出手段による検出の時を表すデー
    タを記録するものである電解水生成システム。
  4. 【請求項4】 水又は電解促進剤を含む水を電気分解し
    て電解水を生成する電解水生成装置において、生成され
    た電解水の性状又は生成条件のうちの少なくとも一方を
    検出する検出手段と、同検出結果を表すデータを時間経
    過にしたがって記録する記録手段とを備えたことを特徴
    とする電解水生成装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項4に記載の記録手段は、前記
    データと共に、前記検出手段による検出の時を表すデー
    タを記録するものである電解水生成装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項4又は5に記載の電解水生成
    装置に、前記記録手段に記録したデータを出力する出力
    手段を設けたことを特徴とする電解水生成装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項6に記載の電解水生成装置を
    有するとともに、前記出力手段に接続されて同出力手段
    から出力されたデータを記録する記録装置を有すること
    を特徴とする電解水生成システム。
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