JP3767983B2 - 電解水生成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、希塩水を電解槽内の電極間に電圧を加えることで電気分解し、電解水を生成する電解水生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種の電解水生成装置は、外部からの水(原水)を連続的に電解槽に供給するとともに、電解槽内の電極間に電圧を印加して外部からの水を電気分解することで電解水を生成している。また、この電解槽に供給する水にはタンク内に蓄えられている濃塩水を連続的に供給し、電気分解を促進するようにしている。このとき例えば特開平6―339691号公報にみられるように、電解水生成停止後、即ち電圧印加の停止及び濃塩水の供給停止後も一定時間又は一定流量だけ外部からの水を電解槽に供給することで電解槽から電解水(酸性水及びアルカリ水)を排出し、酸性水による装置の金属部分の腐食や、アルカリ水によるカルシウムの装置内への付着を防止しようとするものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では電解水生成停止後に一定時間(又は一定流量)だけ水を供給しているので、この一定時間が短かすぎる場合(又はこの一定流量が小さすぎる場合)には、電解槽からそれまでに生成されていた電解水を十分排出しきれない場合がある。このため、一定時間をある程度長く(又は一定流量を大きく)設定せざるを得ないが、その結果、生成されていた電解水を十分排出できる一方で、水を無駄に供給してしまっている場合があるという問題点がある。
【0004】
【発明の概要】
本発明は、上記した問題に対処すべくなされたものであり、濃塩水供給停止後に、生成されていた電解水の排出程度を示す電解槽内のイオン伝導度が、所定値以下であるか否かを検出し、このイオン伝導度が所定値以下となるまで原水を継続して供給することで、無駄な水の供給を回避しつつ、電解槽内のイオン伝導度を許容値以下に低下させることを可能とした電解水生成装置を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、第1の発明はイオン伝導度検出手段が検出する電解槽内のイオン伝導度が所定値以下であるか否かを検出する電解水判定手段と、濃塩水供給手段が濃塩水の供給を停止した後、前記電解水判定手段により電解槽内のイオン伝導度が所定値以下であることが検出されるまでの期間は、原水供給手段による原水の供給を継続する原水供給継続手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
第1の発明によれば、濃塩水の供給を停止した後、電解槽内のイオン伝導度が所定値以下であることが検出される時点まで原水を電解槽へ供給し続けるので、無駄な水の供給を回避した上で、電解槽内のイオン伝導度を許容値以下に低下させることができる。
【0007】
第2の発明は、イオン伝導度検出手段が検出する電解槽内のイオン伝導度が所定値以下であるか否かを検出する電解水判定手段と、濃塩水供給手段が濃塩水の供給を停止した後、前記電解水判定手段により電解槽内のイオン伝導度が所定値以下であることが検出された時点から所定時間経過するまでの期間は、原水供給手段による原水の供給を継続する原水供給継続手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
第2の発明によれば、濃塩水の供給を停止した後、電解槽内のイオン伝導度が所定値以下であることが検出された時点から更に所定時間経過する時点まで原水を供給し続けるので、無駄な水の供給を最小限とした上で、電解槽内のイオン伝導度を更に低下させることができる。
【0009】
第3の発明は、イオン伝導度検出手段が検出する電解槽内のイオン伝導度と、第1の所定値及び第1の所定値より小さい第2の所定値とをそれぞれ比較する電解水判定手段と、濃塩水供給手段による濃塩水の供給停止後、前記電解水判定手段の比較結果が電解槽内のイオン伝導度が第1の所定値以下であることを示した時点から所定時間経過する時点、又は、前記電解水判定手段の比較結果が前記イオン伝導度が第2の所定値以下であることを示す時点のうち、いずれか早い時点まで前記原水供給手段による原水の供給を継続する原水供給継続手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
第3の発明によれば、濃塩水の供給停止後から、
(1) イオン伝導度が第1の所定値以下であることを示した時点から所定時間経過する時点
(2) イオン伝導度が第1の所定値より小さい第2の所定値以下であることを示す時点
のうち、いずれか早い時点まで原水を供給し続ける。従って、イオン伝導度を第1の所定値以下に必ず低下させることができるとともに、その後に使用する水量を少なく抑えつつ、電解槽内のイオン伝導度を更に確実に低下させることができる。
【0011】
第4の発明は、上述の第1から第3の発明のいずれかにおいて、イオン伝導度検出手段が、前記濃塩水供給手段による濃塩水の供給を停止した後も電圧印加手段により所定電圧を電極間へ継続的に印加し、前記所定電圧が継続的に印加されている場合の前記電極間の電流値によりイオン伝導度を検出するよう構成されたことを特徴とする。
【0012】
第4の発明によれば、電解水生成装置が元来備えている電解槽内の電極及び電圧印加手段を、イオン伝導度の検出に利用できるので、新たなセンサー類が不要であり、コスト上昇を招かずに上述の目的を達成できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第1,第2及び第3の実施形態を図面に基づいて説明する。図1はいずれの実施形態にも共通する電解水生成装置を概略的に示しており、この電解水生成装置は生成器本体1と濃塩水タンク30とリモートコントローラ45等を備えている。また、生成器本体1は電解槽10を含む水路系部品と電気制御回路60を含む電気系部品とからなっている。
【0014】
電解槽10の内部は隔膜11によって一対の電極室12,13に区画されており、各電極室12,13にはそれぞれ給水管20を介して水(原水)が供給される。各電極室12,13はそれぞれ電極14,15を互いに対向させて収容しており、電源40が両電極14,15に正負の直流電圧を印加するように接続されている。この電源から直流電圧が両電極14,15に印加されることで前記供給された水が電気分解されて電解水が生成される。電解槽10の各電極室12,13には導出管16,17(通路)が接続されており、電解水はその先端部である注出口16a,17aから外部へ注出される。一方、電源40から電極14,15への直流電圧の供給回路には分流器42を介した電流計50が接続されており、電流計50は両電極14,15間を流れる電流が計測電流値Iとして計測されるように電気制御回路60に接続されている。また、前記した電源40は電気制御回路60に接続され、制御回路60からの制御信号により出力電圧が所定の電圧に調整可能に構成されている。尚、電源40は常に一定の電圧を印加する定電圧源であってもよい。
【0015】
給水管20は、図示しない外部給水源(例えば水道)から水が圧送されるよう構成されるとともに、上流から下流に向かう順に減圧弁21及び開閉弁であるウオーターバルブ22(WV)を介装している。減圧弁21は外部給水源から圧送される水の圧力を減圧し、所定圧力範囲内に保つ。ウオーターバルブ22は電気制御回路60と電気的に接続されて開閉制御され、開状態(オン)にて外部からの水を供給管20を介して電解槽10へ供給する。
【0016】
濃塩水タンク30は生成器本体1とは別体であり、内部に濃塩水を蓄えている。この濃塩水タンク30には電気制御回路60に接続された水位センサ33と、塩水吸い込み管55がタンク30上部から挿入されている。塩水吸い込み管は生成器本体1内でポンプ38の入力部に接続される。ポンプ38の出力部は濃塩水供給管37に接続され、この濃塩水供給管37は逆止弁39を介して前述の給水管20のウオーターバルブ22下流の位置に接続される。ポンプ38は電動式であり、電気制御回路60と電気的に接続され、圧送量が可変に制御されるよう構成されている。従って、ポンプ38は前記濃塩水タンク30から、その送出量に応じた濃塩水を吸引し、出力部から濃塩水供給管37に送出し、その結果、電解槽10には濃塩水タンク30からの濃塩水と外部給水源からの水とが混合された希塩水が給水管20を介して供給されることになる。即ち、このポンプ38の圧送量制御により濃塩水の添加量が制御されることになる。
【0017】
リモートコントローラ45も、生成器本体1とは別体に構成され、導出管16,17の注出口16a,17a付近に配置される。このリモートコントローラ45には、電気制御回路60に接続された表示ランプ43及び注出スイッチ41(操作スイッチ)が備えられる。表示ランプ43は電気制御回路60から表示制御信号を受けて点灯制御される。また、注出スイッチ41は生成器本体1内の各部に電解水生成の作動の開始、終了を指示するための開始信号、終了信号を含む操作信号を電気制御回路60に送出する。尚、この注出スイッチ41は使用者が一度押圧すればオン状態を保ち、再度押圧するとオフ状態を保つよう構成されている。
【0018】
この電解水生成装置は、上記ウオーターバルブ22、ポンプ38、電源40、表示ランプ43、注出スイッチ41及び電流計50に接続された電気制御回路60を備えている。電気制御回路60はマイクロコンピュータにより構成され、第1の実施形態においては図2及び図8に示すフローチャート(ルーチン)に対応したプログラムを、また、第2の実施形態においては図4及び図8に示すフローチャートに対応したプログラムを、また第3の実施形態においては図6及び図8に示すフローチャートを実行して、ウオーターバルブ22の開閉、ポンプ38、及び電源40の作動制御を行う。尚、第1から第3の実施形態における上記ウオーターバルブ22等の動作及び後述するフラグの状態が、図3、図5及び図7にそれぞれ示されている。また、図2、図4及び図6のルーチンは前述のマイクロコンピュータにより所定時間毎に実行される。
【0019】
次に、上記のように構成した第1の実施形態の動作を説明する。電気制御回路60は図示しないメイン電源が投入された段階でフラグFを「0」にクリアする。
【0020】
そして図2のルーチンを所定のタイミングにてステップ200から実行し、ステップ205にて注出スイッチ41がオンとなっているか、オフになっているかをモニターする。今、時刻t1(図3参照)にて使用者が注出スイッチ41をオフからオンに変更すると、ステップ205で「YES」と判定され、電解水生成のための処置を以降のステップで実行する。即ち、ステップ210で電源40から電極14,15間に一定電圧V0を印加させ、ステップ215でウオーターバルブ22をオン(開)して原水の供給を開始させ、同時にステップ220にて図8に示すサブルーチンを実行し、ポンプ38による添加量フィードバック制御を開始する。その後プログラムはステップ295に進められ本ルーチンを一旦終了する。
【0021】
ここで図8に基づいて上記添加量フィードバックサブルーチンを先に説明する。前述のように電極14,15間には電源40による直流電圧(一定電圧V0)が印加され、電気分解を行うが、その際の計測電流値I(電流計50の計測値)が導電率(イオン伝導度)を表す。そこで所望の電解水を得るためには、この計測電流値Iを電流目標値ITとすればよく、濃塩水の添加量を増減してこれを達成する。尚、この電流目標値ITは、注出される電解水(アルカリ性水及び酸性水)が、要求されるPh値になるように設定されたものである。そこで、図8のサブルーチンでは、計測電流値Iが電流目標値ITより大きい場合には、計測電流値Iを低下させる。即ち、濃塩水タンクから供給される濃塩水の添加量を減少させるべくポンプ38の圧送量Pを△Pだけ低下させ(ステップ800,805,815及び820)、計測電流値Iが電流目標値ITより小さい場合には計測電流値Iを増加させるべく濃塩水の添加量を増加させる。即ち、ポンプ38の圧送量Pを△Pだけ増大させる(ステップ800,805,810及び820)。また、計測電流値Iが電流目標値ITと等しい場合には、そのままの圧送量Pを維持する(ステップ800,805及び820)。そして、プログラムはステップ820から図2のステップ295へと進められ本ルーチンを一旦終了する。この制御状態は、次に注出スイッチ41がオフされるまでは継続され、この間に電解水が生成・注出される。
【0022】
電気制御回路60はその後も所定時間毎に図2のルーチンを実行するので、時刻t2にて使用者が注出スイッチ41をオフとすると、これをステップ205にて検出し、電解水生成停止処置を実行するべくステップ225以降へとプログラムを進める。まず、ステップ225にてポンプ38を停止し、濃塩水の電解槽への供給を停止させる。続くステップ230以降では、電解槽10内のイオン伝導度が所定値以下となるまで原水の供給を継続する処置を行う。具体的にはまずステップ230にてフラグFが「1」か否かを判定する。フラグFは濃塩水の供給停止後も原水の供給を継続するためのフラグであるが、この時点では「0」であるので、プログラムはステップ235へ進められ、ステップ235にて本ルーチンを前回実行した際の注出スイッチ41の状態がオンであったか否かを判定する。オンであった場合には、今回初めて注出スイッチ41がオフへと変化したことを意味するので、原水の継続供給を開始すべくフラグFを「1」へ変更する。尚、このフラグFの「1」への変更により、次回以降の本ルーチンの実行時においては、ステップ230からステップ245へと直接進められるようになる。
【0023】
続くステップ245では後のステップ250で使用される計測電流値Iが電解槽10内のイオン伝導度(導電率)を示すようにすべく、電源40から電極14,15間に一定電圧V1を印加させる。そしてステップ250にて計測電流値Iが所定基準値I0と比較される。尚、この所定基準値I0は、所定基準値I0が示すイオン伝導度まで低下した電解水(酸性水及びアルカリ水)であれば、電解水生成装置停止後に装置内に残存しても、酸性水による金属部分の腐食やアルカリ性水によるカルシウムの装置内への付着が防止できる値に設定された値である。この時点では、電解水の生成を終了した直後であるので(計測電流値I>所定基準値I0)であり、ステップ295にて一旦本ルーチンを終了する。尚、前記一定電圧V1は電解水生成中の電圧V0と等しくされているが、異なる値としても良い。例えば、V1をV0より小さく選ぶことは、時刻t2からt3の期間で電解水生成は必要でなく、計測電流値Iのモニターのみを実行するだけであるので、無駄な電力の消費防止や不要な電解水の生成を回避して継続供給に必要な水量を少なくしうる。
【0024】
このように、濃塩水の供給を停止し、原水の供給(及び電圧の印加)のみ継続していると、電解槽内の電解水が次第に希釈化され、従ってイオン伝導度(生成されていた電解水の原水に対する割合)が小さくなってくる。これに伴い計測電流値Iも次第に減少し、時刻t3にて所定基準値I0を下回ると、もはや電解槽10内は所定値以下のイオン伝導度となったことを意味するので、原水の供給及び電圧の印加を停止する。具体的には、図2のルーチンにおけるステップ250の判定が「YES」となるので、ステップ255に進められ、ステップ255にてウオーターバルブ22をオフ(閉)して原水の供給を停止し、また電源40から電極14,15間への一定電圧V1の印加も停止する。そして、ステップ260にてフラグFを「0」に変更させた後ステップ295にて本ルーチンを終了する。
【0025】
この様に、第1の実施形態によれば、電解水の生成停止を指示する注出スイッチ41からの停止信号を受けて、濃塩水供給手段としてのポンプ38の作動を停止し、その後も電極14,15間には電源40から一定電圧を供給して計測電流値Iをモニターすることで電解槽10内のイオン伝導度が所定値以下となったか否かを判断し、所定値以下(計測電流値I<所定基準値I0)となった時点でウオーターバルブ22を閉じて原水の供給を停止し、同時に電圧の印加も停止する。従って、原水の供給を停止した時点では電解槽内のイオン伝導度(導電率)が許容値以下となっているので、装置停止後の残存電解水による装置の腐食等の問題を回避することができる。
【0026】
次に、第2の実施形態の動作を図4及び図5を用いて説明する。第1の実施形態との主たる相違点は、第1の実施形態では計測電流値Iが所定基準値I0を下回った時点で原水の供給を停止したのに対し、第2の実施形態では計測電流値Iが所定基準値I0を下回った後、更に所定時間は原水の供給を継続することである。尚、図4において図2と同一ステップには同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
【0027】
第1の実施形態同様、電気制御回路60は図4のルーチンを所定のタイミングにてステップ400から実行するが、図5における時刻t2までは第1の実施形態における図3の時刻t2までと同一である。電気制御回路60はその後も所定時間毎に図4のルーチンを実行するので、時刻t2にて使用者が注出スイッチ41をオフとすると、これをステップ205にて検出し、電解水生成停止処置を実行するべくステップ225へとプログラムを進め、ステップ225にてポンプ38を停止し、濃塩水の電解槽への供給を停止させる。続くステップ430,435,235,445,245,250及び460では、電解槽10内のイオン伝導度が所定値以下となるまで、電極14,15間に電源40から一定電圧を印加し、イオン伝導度が所定値以下(計測電流値I<所定基準値I0)となったか否かをモニターする。この期間も、原水の供給は継続される。
【0028】
具体的にはまずステップ430にてフラグGが「1」であるか否かを判定する。フラグGは後述するタイマー起動のためのフラグであり、計測電流値Iが所定基準値I0以下となるまでは「0」に保れるよう操作される。即ち、この時刻t2ではフラグGは「0」(起動時にクリアされている)であるので、プログラムはステップ435に進められ、フラグFが「1」か否かを判定する。フラグFは原水の供給を濃塩水の供給停止後も継続するとともに電極14,15間に一定電圧を印加するためのフラグであるが、この時点では「0」であるので、ステップ235にて、本ルーチンを前回実行した際の注出スイッチ41の状態がオンであったか否かを判定する。オンであった場合には、今回初めて注出スイッチ41がオフへと変化したことを意味するので、原水の継続供給の実行及び一定電圧の印加を開始すべくステップ445にてフラグFを「1」へ変更する。尚、このフラグFの「1」への変更により、次回以降の本ルーチン実行時には、ステップ435からステップ245へと直接進められるようになる。
【0029】
続くステップ245では後のステップ250で使用される計測電流値Iが電解槽10内のイオン伝導度(導電率)を示すようにすべく、電源40から電極14,15間に一定電圧V1を印加させる。尚、このV1とステップ210におけるV0の関係は第1の実施形態と同様である。そして、ステップ250にて計測電流値Iが所定基準値I0と比較される。この時点では、電解水の生成を終了した直後であるので(計測電流値I>所定基準値I0)であり、ステップ250は「No」と判定され、続くステップ495にて一旦本ルーチンを終了する。
【0030】
このように、濃塩水の供給を停止し、原水の供給のみ継続していると、電解槽内の電解水が次第に希釈化され、従ってイオン伝導度が小さくなってくる。これに伴い計測電流値Iも次第に減少し、時刻t3にて所定基準値I0を下回る。このことは、もはや電解槽10内は所定値以下のイオン伝導度を有する水(電解水、液体)となったことを意味する。しかしながら、原水の種類(マグネシウム、カルシウム、ナトリウム等を多く含む硬水等)によっては、計測電流値Iが相対的に小さくならない場合があるので、前記の所定基準値I0がやや大きめの値に設定されることがあり、この場合、計測電流値Iが所定基準値I0以下となった時点以降も原水を供給してより確実にイオン伝導度を低下させた方がよい。また、導出管16,17内にはイオン伝導度の大きい水が残存しているので、これを排出してしまう必要もある。
【0031】
従って、本実施形態では、さらに所定時間だけ原水の供給を継続すべく、ステップ460以降が設けられている。即ち、ステップ250にて「YES」と判定された後、ステップ460では電極14,15間への電源40による電圧印加を停止し、フラグFを「0」、フラグGを「1」へと変更する。そして、ステップ465にて、この時点までは「0」に保たれていたタイマー値Tに初めて「1」を加算して、実質的にタイマーを起動させ、続くステップ470にて前記した所定時間が経過したか否かをタイマー値Tが所定時間値T0以上になったか否かモニターすることで判定する。具体的には、次回以降の本ルーチンを実行時において、フラグGが「1」となっているのでプログラムはステップ400,205,225,430及び465と進み、ステップ465にてタイマー値Tを「1」だけ増加させ、ステップ470でタイマー値Tが所定時間値T0以上となったか否かを判定する。この所定時間値T0は、例えば導出管16,17内の、イオン伝導度が計測電流値I=所定基準値I0に対応した値に到っていない水を排出してしまうのに必要な時間に応じた値、或は、所定基準値I0がやや大きめに設定してある場合であっても、同所定時間T0が経過すれば十分にイオン伝導度が低下し、原水の供給を停止してもよいと判断される時間に対応した値に設定される。
【0032】
所定時間が経過した時刻t4になると、ステップ470が「YES」と判定されるので、プログラムはステップ475へと進められ、もはや電解槽内のイオン伝導度は十分に低下していると判断されるので、原水の供給を停止すべくウオーターバルブ22をオフ(閉)し、次回の処理のためにフラグGおよびタイマー値Tを「0」にクリアする。
【0033】
この様に、第2の実施形態によれば、電解水の生成停止を指示する注出スイッチ41からの停止信号を受けて、濃塩水供給手段としてのポンプ38の作動を停止し、その後も電極14,15間には電源40から一定電圧を供給して計測電流値Iをモニターすることで電解槽10内のイオン伝導度が所定値以下となったか否かを判断し、所定値以下(計測電流値I<所定基準値I0)となった時点で電極14,15間への電源40による電圧印加を停止する。そして、その時点から所定時間が経過するまでは原水の供給を継続し、所定時間経過時にウオーターバルブ22を閉じて原水の供給を停止する。従って、原水の供給を停止した時点では電解槽内のイオン伝導度が計測電流値I=所定基準値I0に相当する値より確実に小さくなっているので、原水の種類によって所定基準値I0を相対的に大きめに設定せざるを得ない場合にも十分な希釈化(または洗浄)効果を発揮しうる。また、この所定時間分だけ多く原水を流すことで、導出管16,17内にイオン伝導度の高い水が残存してしまうことも防止できる。
【0034】
第3の実施形態の動作を図6及び図7を用いて説明する。第2の実施形態との主たる相違点は、第2の実施形態では計測電流値Iが所定基準値I0を下回った後は電極14,15間への電源40による電圧印加は停止し、所定時間は原水の供給を継続したが、第3の実施形態においては計測電流値Iが所定基準値I0を下回った後も電圧印加を継続し、計測電流値Iが所定基準値I0より小さい第2の所定基準値I1以下となるか、または計測電流値Iが所定基準値I0を下回った後所定時間が経過するかのいずれか早い時点まで、原水の供給を継続し、電圧も印加しておくようにしたことである。尚、図6において図2及び図4と同一ステップには同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
【0035】
第2の実施形態同様、電気制御回路60は図6のルーチンを所定のタイミングにてステップ600から実行するが、図7における時刻t3までは第2の実施形態における図5の時刻t3までと同一である。そして、電気制御回路60は時刻t3にて計測電流値Iが第1の所定基準値I0以下となった後も電圧印加および原水の供給を継続すべく、ステップ660以降を実行する。即ち、ステップ250にて「YES」と判定された後、フラグFを「0」、フラグGを「1」へと変更するが、第2の実施形態の図4におけるステップ460のように電圧印加をこの時点では停止せず、その後も電圧を印加して計測電流値Iのモニターを継続する。そして、ステップ665にて計測電流値Iが第1の所定基準値I0よりも小さい第2の所定基準値I1以下となったか否かを判定する。この第2の所定基準値I1は、例えば、イオン伝導度が十分低下し、酸性水による装置の腐食やアルカリ性水によるカルシウム等の装置内への付着が殆ど発生しない水となっていることを示す値、若しくは、原水がマグネシウムやカルシウム等の塩を多量に含んだ硬水ではない場合であれば、計測電流値Iが第1の所定基準値I0を下回った後に比較的短時間で低下しうる値に設定されている。
【0036】
さて、計測電流値Iが初めて第1の所定基準値I0を下回った時点では、ステップ665は「NO」と判定されるので、ステップ670においてこの時点までは「0」に保たれていたタイマー値Tに初めて「1」を加算し、実質的にタイマーを起動させ、続くステップ675にて前記した所定時間が経過したか否かをタイマー値Tが所定時間値T0以上になったか否かモニターすることで判定する。ここで、計測電流値Iが所定基準値I1を下回る前に所定時間が経過する場合には(即ち、図7における時刻t4)、ステップ665は「NO」と判定され続け、ステップ675の「YES」判定が時間的に先に発生するので、プログラムはステップ675からステップ680へと進められ、原水の供給を停止すべくウオーターバルブ22をオフ(閉)し、電源40による電極14,15間への電圧印加を停止した上で、次回の処理のためにフラグGおよびタイマー値Tを「0」にクリアする。
【0037】
これに対して、所定時間が経過する前に計測電流値Iが所定基準値I1を下回った場合にはステップ665が「YES」と判定され、直接ステップ680に進められ、上述のステップ680が実行される。
【0038】
この様に、第3の実施形態によれば、電解水の生成停止を指示する注出スイッチ41からの停止信号を受けて、濃塩水供給手段としてのポンプ38の作動を停止し、その後も電極14,15間には電源40から一定電圧を供給して計測電流値Iをモニターすることで電解槽10内のイオン伝導度が所定値以下となったか否かを判断し、所定値以下(計測電流値I<所定基準値I0)となった時点を検出する。加えて、その時点以降も原水の供給及び電極14,15間への電源40による電圧印加を継続し、その時点から所定時間が経過する時点、又は計測電流値Iが第1の所定基準値I0より小さい第2の所定基準値I1を下回る時点のうち、いずれか早い時点までは原水の供給を継続しつづける。従って、原水の供給を停止した時点では電解槽内の水のイオン伝導度が確実に所定値以下(所定基準値I0に対応した値以下)となっているので、原水の種類によって所定基準値I0を相対的に大きめに設定せざるを得ない場合にも装置停止後のイオン伝導度を所定基準値I0よりも必ず小さくすることができるとともに、万一、原水の種類によって計測電流値Iが第2の所定基準値I1まで低下しない場合にあっても、所定時間の経過に伴って原水供給を停止するので、原水を供給し続けてしまうことが防止される。
【0039】
以上の上記第1〜第3実施形態においては、分流器42及び電流計50(電流センサと総称する)及び電源40、電極14,15を、イオン伝導度検出手段の構成要素として用いている。これらは、電解水生成装置が本来的に備えているものであるので、余分な伝導度センサー等を新たに加える必要がなく、コストの上昇を防止できる効果がある。
【0040】
更に、上記第1〜第3実施形態においては、注出スイッチ41からの電解水生成停止指示後に濃塩水の供給は停止するが、計測電流値Iのモニターのために電極14,15間への電源40からの電圧印加は継続される。そして、この計測電流値Iが少なくとも所定基準値I0(通常の電解水生成中電流に比べ非常に小さい値)以下となった時点以降に電圧印加が停止される。従って、電解水生成停止後に直ちに電圧印加を停止する場合に比べて、電解水生成停止後の電極14,15間の印加電圧停止まで、および印加電圧停止時の電極間電流値の変化を緩やかにすることが可能となり、電極板への印加電圧停止時の負担を小さくし、もって、電極板の寿命を向上することができる。
【0041】
尚、上記第1〜第3実施形態においては、分流器42及び電流計50(電流センサと総称する)を用いているが、この電流センサの検出バラツキを補償する必要もある。そこで、ゼロ点調整用スイッチを設けてこれを電気制御回路60に接続し、使用者がこのゼロ点調整用スイッチを操作した際の電流センサ出力値を電気制御回路60に記憶させ、実際の電解水生成制御において、電流センサの検出値から、その記憶値分だけ補正(加算または減算)して用いることにより、一層精度の高い制御を達成することもできる。尚、ゼロ点調整用スイッチが操作された際に、電極14,15間に電圧を印加している場合(電解水生成中等)には、その時の電流センサ出力値をゼロ点調整用の値として記憶させないよう構成しておく。また、ゼロ点調整用スイッチを設けなくとも、電気制御回路60が、電解水生成装置の電源投入時から注出スイッチ41操作による電解水生成開始前までの期間、或は、原水及び濃塩水の供給が停止され電解水が生成されていない期間に、電極14,15間に電源40から自動的に所定電圧を与え、その時点の電流センサ検出値(ゼロ点補正値)を記憶して、以降の制御時に用いるよう構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1〜第3実施形態に係る電解水生成装置の全体図である。
【図2】 図1の電気制御回路(マイクロコンピュータ)により実行される第1の実施形態に係るフローチャートである。
【図3】 図1の電解水生成装置の作動を示す第1の実施形態に係るタイムチャートである。
【図4】 図1の電気制御回路(マイクロコンピュータ)により実行される第2の実施形態に係るフローチャートである。
【図5】 図1の電解水生成装置の作動を示す第2の実施形態に係るタイムチャートである。
【図6】 図1の電気制御回路(マイクロコンピュータ)により実行される第3の実施形態に係るフローチャートである。
【図7】 図1の電解水生成装置の作動を示す第3の実施形態に係るタイムチャートである。
【図8】 図1の電気制御回路(マイクロコンピュータ)により実行され、第1〜第3実施形態に係る図2,4及び6の添加量フィードバックのためのサブルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…電解槽、14,15…電極、20…給水管、22…ウオーターバルブ、38…ポンプ、40…電源、41…注出スイッチ(操作スイッチ)、43…表示ランプ、45…リモートコントローラ、50…電流計、60…電気制御回路。

Claims (4)

  1. 一対の電極を収容してなる電解槽と、
    前記電解槽内に外部からの原水を供給する原水供給手段と、
    前記電解槽内に濃塩水を供給する濃塩水供給手段と、
    前記一対の電極間に所定の電圧を印加する電圧印加手段と
    を具備し、
    前記供給される原水と濃塩水を混合してなる希塩水を前記電解槽内で電気分解して電解水を生成する電解水生成装置において、
    前記電解槽内のイオン伝導度を検出するイオン伝導度検出手段と、
    前記検出されたイオン伝導度が所定値以下であるか否かを判定する電解水判定手段と、
    前記濃塩水供給手段の濃塩水の供給を停止した後、前記電解水判定手段により電解槽内のイオン伝導度が所定値以下であることが判定されるまでの期間は前記原水供給手段による原水の供給を継続する原水供給継続手段とを備えたことを特徴とする電解水生成装置。
  2. 一対の電極を収容してなる電解槽と、
    前記電解槽内に外部からの原水を供給する原水供給手段と、
    前記電解槽内に濃塩水を供給する濃塩水供給手段と、
    前記一対の電極間に所定の電圧を印加する電圧印加手段と
    を具備し、
    前記供給される原水と濃塩水を混合してなる希塩水を前記電解槽内で電気分解して電解水を生成する電解水生成装置において、
    前記電解槽内のイオン伝導度を検出するイオン伝導度検出手段と、
    前記検出されたイオン伝導度が所定値以下であるか否かを判定する電解水判定手段と、
    前記濃塩水供給手段の濃塩水の供給を停止した後、前記電解水判定手段により電解槽内のイオン伝導度が所定値以下であることが判定された時点から所定時間が経過するまでの期間は、前記原水供給手段による原水の供給を継続する原水供給継続手段とを備えたことを特徴とする電解水生成装置。
  3. 一対の電極を収容してなる電解槽と、
    前記電解槽内に外部からの原水を供給する原水供給手段と、
    前記電解槽内に濃塩水を供給する濃塩水供給手段と、
    前記一対の電極間に所定の電圧を印加する電圧印加手段と
    を具備し、
    前記供給される原水と濃塩水を混合してなる希塩水を前記電解槽内で電気分解して電解水を生成する電解水生成装置において、
    前記電解槽内のイオン伝導度を検出するイオン伝導度検出手段と、
    前記検出されたイオン伝導度と、第1の所定値及び同第1の所定値より小さい第2の所定値とをそれぞれ比較する電解水判定手段と、
    前記濃塩水供給手段の濃塩水の供給を停止した後、前記電解水判定手段の比較結果が電解槽内のイオン伝導度が第1の所定値以下であることを示した時点から所定時間経過する時点、又は、前記電解水判定手段によりイオン伝導度が第2の所定値以下であることを示す時点のうち、いずれか早い時点まで前記原水供給手段による原水の供給を継続する原水供給継続手段とを備えたことを特徴とする電解水生成装置。
  4. 前記請求項1、請求項2及び請求項3のうちいずれか一つに記載の電解水生成装置において、
    前記イオン伝導度検出手段は、前記濃塩水供給手段による濃塩水の供給を停止した後も前記電圧印加手段により所定電圧を前記電極へ継続的に印加し、前記所定電圧が継続的に印加されている場合の前記電極間の電流値によりイオン伝導度を検出するよう構成したことを特徴とする電解水生成装置。
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