JPH09284808A - データ伝送装置 - Google Patents
データ伝送装置Info
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- JPH09284808A JPH09284808A JP8114265A JP11426596A JPH09284808A JP H09284808 A JPH09284808 A JP H09284808A JP 8114265 A JP8114265 A JP 8114265A JP 11426596 A JP11426596 A JP 11426596A JP H09284808 A JPH09284808 A JP H09284808A
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- signal
- axis
- circuit
- signals
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/38—Transmitter circuitry for the transmission of television signals according to analogue transmission standards
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D1/00—Demodulation of amplitude-modulated oscillations
- H03D1/22—Homodyne or synchrodyne circuits
- H03D1/2245—Homodyne or synchrodyne circuits using two quadrature channels
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
- H04N5/455—Demodulation-circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】データ伝送装置に関し、例えばテレビジョンカ
メラシステム等のケーブルを使用したデータの伝送に適
用して、直交変調して伝送したデータを簡易かつ確実に
復調することができるようにする。 【解決手段】所定位相だけ位相の異なる基準信号による
検波信号SX1、SY1を生成し、この検波信号SX
1、SY1の信号レベルを補正して元の座標系に変換す
る。
メラシステム等のケーブルを使用したデータの伝送に適
用して、直交変調して伝送したデータを簡易かつ確実に
復調することができるようにする。 【解決手段】所定位相だけ位相の異なる基準信号による
検波信号SX1、SY1を生成し、この検波信号SX
1、SY1の信号レベルを補正して元の座標系に変換す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送装置に
関し、例えばテレビジョンカメラシステム等のケーブル
を使用したデータ伝送に適用して、所定位相だけ位相の
異なる基準信号による検波信号を生成し、この検波信号
の信号レベルを補正することにより、直交変調して伝送
したデータ等を簡易かつ確実に復調することができるよ
うにする。
関し、例えばテレビジョンカメラシステム等のケーブル
を使用したデータ伝送に適用して、所定位相だけ位相の
異なる基準信号による検波信号を生成し、この検波信号
の信号レベルを補正することにより、直交変調して伝送
したデータ等を簡易かつ確実に復調することができるよ
うにする。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョンカメラシステム等の
映像装置においては、アナログ信号によりビデオ信号を
伝送するようになされたシステムと、ディジタル信号に
よりビデオ信号を伝送するようになされたシステムとが
ある。
映像装置においては、アナログ信号によりビデオ信号を
伝送するようになされたシステムと、ディジタル信号に
よりビデオ信号を伝送するようになされたシステムとが
ある。
【0003】このうちアナログ信号によるビデオ信号の
伝送においては、伝送路として同軸ケーブル等が適用さ
れ、伝送時に劣化する信号レベル等を補正するために、
AGC回路、イコライザ回路等が利用される。
伝送においては、伝送路として同軸ケーブル等が適用さ
れ、伝送時に劣化する信号レベル等を補正するために、
AGC回路、イコライザ回路等が利用される。
【0004】これに対してディジタル信号によるビデオ
信号の伝送においては、所定のサンプリング周波数によ
りビデオ信号をサンプリングしてディジタルビデオ信号
を生成し、このディジタルビデオ信号をシリアルデータ
に変換して伝送する。さらに伝送路については、既存の
設備を有効に利用することから、アナログ信号により伝
送する場合と同一の同軸ケーブル等が使用され、伝送時
のビット誤りを有効に回避できるように、適応等化回路
等が利用されるようになされている。
信号の伝送においては、所定のサンプリング周波数によ
りビデオ信号をサンプリングしてディジタルビデオ信号
を生成し、このディジタルビデオ信号をシリアルデータ
に変換して伝送する。さらに伝送路については、既存の
設備を有効に利用することから、アナログ信号により伝
送する場合と同一の同軸ケーブル等が使用され、伝送時
のビット誤りを有効に回避できるように、適応等化回路
等が利用されるようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のケ
ーブルを使用したディジタルビデオ信号の伝送に多値直
交振幅変調方式(QAM:Quadrature Amplitude Modul
ation )を適用して、伝送効率を向上できると考えられ
る。この場合、従来の多値直交振幅変調による無線通信
装置と同様の構成により、ディジタルビデオ信号を伝送
することが考えられる。
ーブルを使用したディジタルビデオ信号の伝送に多値直
交振幅変調方式(QAM:Quadrature Amplitude Modul
ation )を適用して、伝送効率を向上できると考えられ
る。この場合、従来の多値直交振幅変調による無線通信
装置と同様の構成により、ディジタルビデオ信号を伝送
することが考えられる。
【0006】すなわち図6は、無線通信装置等に適用さ
れる多値直交振幅変調方式の復調回路を示すブロック図
である。この復調回路1において、復調器2は、検波回
路より出力されるベースバンドの多値直交振幅変調信号
(以下QAM信号と呼ぶ)S1を受け、それぞれI軸及
びQ軸を基準にしてなる同期検波信号を出力する。アナ
ログディジタル変換回路(A/D)3は、これら2系統
の同期検波信号をディジタル信号に変換し、IQ分離回
路5は、このアナログディジタル変換回路の出力信号を
I軸及びQ軸を基準にした同期検波結果SI及びSQに
分離して出力する。
れる多値直交振幅変調方式の復調回路を示すブロック図
である。この復調回路1において、復調器2は、検波回
路より出力されるベースバンドの多値直交振幅変調信号
(以下QAM信号と呼ぶ)S1を受け、それぞれI軸及
びQ軸を基準にしてなる同期検波信号を出力する。アナ
ログディジタル変換回路(A/D)3は、これら2系統
の同期検波信号をディジタル信号に変換し、IQ分離回
路5は、このアナログディジタル変換回路の出力信号を
I軸及びQ軸を基準にした同期検波結果SI及びSQに
分離して出力する。
【0007】トランスバーサルフィルタ6Iは、係数計
算回路7Iで計算される係数Ckにより同期検波結果S
Iを補正して出力し、判定回路8Iは、このトランスバ
ーサルフィルタ6Iの出力信号を多値のディジタル信号
に変換し、これによりI軸を基準にした復調結果DIを
出力する。減算回路9Iは、この復調結果DIとトラン
スバーサルフィルタ6Iの出力とを減算することによ
り、誤差データERIを生成し、係数計算回路7Iは、
この誤差データERIが値0に収束するように、係数C
kを計算する。
算回路7Iで計算される係数Ckにより同期検波結果S
Iを補正して出力し、判定回路8Iは、このトランスバ
ーサルフィルタ6Iの出力信号を多値のディジタル信号
に変換し、これによりI軸を基準にした復調結果DIを
出力する。減算回路9Iは、この復調結果DIとトラン
スバーサルフィルタ6Iの出力とを減算することによ
り、誤差データERIを生成し、係数計算回路7Iは、
この誤差データERIが値0に収束するように、係数C
kを計算する。
【0008】また同様にトランスバーサルフィルタ6Q
は、係数計算回路7Qの係数Ckにより同期検波結果S
Qを補正し、判定回路8Qは、この同期検波結果SQよ
りQ軸を基準にした復調結果DQを出力する。減算回路
9Qは、この復調結果DQとトランスバーサルフィルタ
6Qの出力から誤差データERQを生成し、係数計算回
路7Qは、この誤差データERQが値0に収束するよう
に、係数Ckを計算する。
は、係数計算回路7Qの係数Ckにより同期検波結果S
Qを補正し、判定回路8Qは、この同期検波結果SQよ
りQ軸を基準にした復調結果DQを出力する。減算回路
9Qは、この復調結果DQとトランスバーサルフィルタ
6Qの出力から誤差データERQを生成し、係数計算回
路7Qは、この誤差データERQが値0に収束するよう
に、係数Ckを計算する。
【0009】このようにして同期検波結果SI及びSQ
を処理するトランスバーサルフィルタ6I及び6Qは、
図7に示すように、同一の回路構成により形成され、同
期検波結果SI及びSQの繰り返し周期に遅延時間が設
定されてなる遅延回路Z1〜Z4を直列接続し、この直
列回路の一端に同期検波結果SI又はSQを入力する。
トランスバーサルフィルタ6I及び6Qは、各遅延回路
Z1〜Z4の入力信号と、最終段の出力信号とを乗算回
路構成の重み付け回路M1〜M5に入力し、ここで係数
Ck(Ck1〜Ck5)によりそれぞれ重み付けした
後、加算回路10により加算して出力する。
を処理するトランスバーサルフィルタ6I及び6Qは、
図7に示すように、同一の回路構成により形成され、同
期検波結果SI及びSQの繰り返し周期に遅延時間が設
定されてなる遅延回路Z1〜Z4を直列接続し、この直
列回路の一端に同期検波結果SI又はSQを入力する。
トランスバーサルフィルタ6I及び6Qは、各遅延回路
Z1〜Z4の入力信号と、最終段の出力信号とを乗算回
路構成の重み付け回路M1〜M5に入力し、ここで係数
Ck(Ck1〜Ck5)によりそれぞれ重み付けした
後、加算回路10により加算して出力する。
【0010】これらの処理により復調回路1は、適応等
化の手法を適用してQAM信号をI軸及びQ軸を基準に
して復調した後、復調結果DQ及びDIを1系統のディ
ジタル信号に変換するようになされ、これによりQAM
信号により無線伝送した種々のデータを復調するように
なされている。
化の手法を適用してQAM信号をI軸及びQ軸を基準に
して復調した後、復調結果DQ及びDIを1系統のディ
ジタル信号に変換するようになされ、これによりQAM
信号により無線伝送した種々のデータを復調するように
なされている。
【0011】ところがこのような復調回路を適用して、
テレビジョンカメラシステム等でディジタルビデオ信号
を伝送する場合、ディジタルビデオ信号を確実に伝送す
ることが困難な問題がある。
テレビジョンカメラシステム等でディジタルビデオ信号
を伝送する場合、ディジタルビデオ信号を確実に伝送す
ることが困難な問題がある。
【0012】すなわち映像信号の伝送においては、同軸
ケーブル等の既存の設備を使用した有線通信が前提にな
り、このような有線通信においては、伝送距離に応じ
て、受信端側の周波数特性が大きく変化する。これによ
り従来の無線通信に適用される適応等化方式を単に適用
しただけでは、係数Ckを正しく収束させることが困難
になり、ディジタルビデオ信号を正しく復調することが
困難になる。
ケーブル等の既存の設備を使用した有線通信が前提にな
り、このような有線通信においては、伝送距離に応じ
て、受信端側の周波数特性が大きく変化する。これによ
り従来の無線通信に適用される適応等化方式を単に適用
しただけでは、係数Ckを正しく収束させることが困難
になり、ディジタルビデオ信号を正しく復調することが
困難になる。
【0013】この問題を解決する1つの方法として、予
め設定した期間で、ディジタルビデオ信号に代えてトレ
ーニングデータを伝送し、このトレーニングデータによ
り係数Ckを正しく収束させる方法が考えられる。とこ
ろがこの方法の場合、その分ディジタルビデオ信号の伝
送効率が低下する問題がある。またこの場合でも、伝送
距離が延び、周波数特性が大きく変化した場合等にあっ
ては確実にトレーニングデータを検出して係数Ckを収
束させることが困難と考えられ、場合によっては誤差デ
ータが増大する方向に係数Ckが切り換わって、いわゆ
る発振の状態に陥る場合も考えられる。
め設定した期間で、ディジタルビデオ信号に代えてトレ
ーニングデータを伝送し、このトレーニングデータによ
り係数Ckを正しく収束させる方法が考えられる。とこ
ろがこの方法の場合、その分ディジタルビデオ信号の伝
送効率が低下する問題がある。またこの場合でも、伝送
距離が延び、周波数特性が大きく変化した場合等にあっ
ては確実にトレーニングデータを検出して係数Ckを収
束させることが困難と考えられ、場合によっては誤差デ
ータが増大する方向に係数Ckが切り換わって、いわゆ
る発振の状態に陥る場合も考えられる。
【0014】さらに適応等化においては、係数Ckの設
定により復調結果のビット誤りが大きく変化し、本来的
に、ノイズ等の影響により係数Ckを正しく収束させる
ことが困難な場合もある。
定により復調結果のビット誤りが大きく変化し、本来的
に、ノイズ等の影響により係数Ckを正しく収束させる
ことが困難な場合もある。
【0015】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、直交変調方式を適用して有線伝送等により伝送した
データを簡易かつ確実に復調することができるデータ伝
送装置を提案しようとするものである。
で、直交変調方式を適用して有線伝送等により伝送した
データを簡易かつ確実に復調することができるデータ伝
送装置を提案しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、I軸基準信号及びQ軸基準信号に
対して、所定の位相だけ位相の異なる基準信号による直
交変調信号の検波信号に生成し、この検波信号の信号レ
ベルを補正した後、I軸基準信号及びQ軸基準信号によ
る検波信号に変換する。
め本発明においては、I軸基準信号及びQ軸基準信号に
対して、所定の位相だけ位相の異なる基準信号による直
交変調信号の検波信号に生成し、この検波信号の信号レ
ベルを補正した後、I軸基準信号及びQ軸基準信号によ
る検波信号に変換する。
【0017】受信端における符号配置は、伝送路の特性
により、I軸及びQ軸に対して、所定角度だけ傾いた基
準軸にほぼ軸対称に変化する。これによりI軸基準信号
及びQ軸基準信号に対して、所定の位相だけ位相の異な
る基準信号による直交変調信号の検波信号においては、
このほぼ軸対称の変化を各基準軸方向について表すこと
になる。これによりこの検波信号の信号レベルを補正す
ることにより、符号配置の変化を全体として簡易に補正
することができる。これによりこの信号レベル補正結果
をI軸基準信号及びQ軸基準信号による検波信号に変換
して処理することにより、有線伝送等により大きく直交
変調信号の信号レベル等が変化した場合でも、伝送され
たデータを確実に復調することができる。
により、I軸及びQ軸に対して、所定角度だけ傾いた基
準軸にほぼ軸対称に変化する。これによりI軸基準信号
及びQ軸基準信号に対して、所定の位相だけ位相の異な
る基準信号による直交変調信号の検波信号においては、
このほぼ軸対称の変化を各基準軸方向について表すこと
になる。これによりこの検波信号の信号レベルを補正す
ることにより、符号配置の変化を全体として簡易に補正
することができる。これによりこの信号レベル補正結果
をI軸基準信号及びQ軸基準信号による検波信号に変換
して処理することにより、有線伝送等により大きく直交
変調信号の信号レベル等が変化した場合でも、伝送され
たデータを確実に復調することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
発明の実施の形態を詳述する。
【0019】図2は、本発明の実施の形態に係るデータ
伝送装置の送信回路を示すブロック図である。この送信
回路11は、例えばテレビジョンカメラに収納されて、
撮像結果でなるディジタルビデオ信号を64値の直交振
幅変調によりカメラコントロールユニットに伝送する。
伝送装置の送信回路を示すブロック図である。この送信
回路11は、例えばテレビジョンカメラに収納されて、
撮像結果でなるディジタルビデオ信号を64値の直交振
幅変調によりカメラコントロールユニットに伝送する。
【0020】この送信回路11において、プリプロセス
回路12は、ディジタルビデオ信号S3を受け、誤り訂
正符号を付加した後、スクランブル処理、符号化処理す
る。これによりプリプロセス回路12は、ディジタルビ
デオ信号を10ビットのデータ列に変換し、この10ビ
ットのデータ列をI軸変調用及びQ軸変調用の3ビット
のデータ列DI1及びDQ1に変換する。このときプリ
プロセス回路12は、この送信回路11より送信される
QAM信号S4について、各符号配置位置における符号
の発生確率が等しくなるように、ディジタルビデオ信号
をデータ処理する。
回路12は、ディジタルビデオ信号S3を受け、誤り訂
正符号を付加した後、スクランブル処理、符号化処理す
る。これによりプリプロセス回路12は、ディジタルビ
デオ信号を10ビットのデータ列に変換し、この10ビ
ットのデータ列をI軸変調用及びQ軸変調用の3ビット
のデータ列DI1及びDQ1に変換する。このときプリ
プロセス回路12は、この送信回路11より送信される
QAM信号S4について、各符号配置位置における符号
の発生確率が等しくなるように、ディジタルビデオ信号
をデータ処理する。
【0021】変調器13は、この3ビットのデータ列D
I1及びDQ1をそれぞれディジタルアナログ変換回路
(D/A)14I及び14Qに入力し、ここでディジタ
ルアナログ変換処理する。乗算回路15I及び15Q
は、それぞれ発振回路(OSC)16より出力されるI
軸変調用の基準信号SOI及びQ軸変調用の基準信号S
QI(すなわちI軸変調用の基準信号をsin(ωt)
とおいてsin(ωt+π/2)で表される正弦波信号
でなる)と、ディジタルアナログ変換回路14I及び1
4Qの出力信号とを乗算することにより、これら出力信
号をI軸変調用及びQ軸変調用の基準信号により振幅変
調して出力する。
I1及びDQ1をそれぞれディジタルアナログ変換回路
(D/A)14I及び14Qに入力し、ここでディジタ
ルアナログ変換処理する。乗算回路15I及び15Q
は、それぞれ発振回路(OSC)16より出力されるI
軸変調用の基準信号SOI及びQ軸変調用の基準信号S
QI(すなわちI軸変調用の基準信号をsin(ωt)
とおいてsin(ωt+π/2)で表される正弦波信号
でなる)と、ディジタルアナログ変換回路14I及び1
4Qの出力信号とを乗算することにより、これら出力信
号をI軸変調用及びQ軸変調用の基準信号により振幅変
調して出力する。
【0022】加算回路17は、乗算回路15I及び15
Qの出力信号を加算し、これにより変調器13は、符号
Aにより符号配置を示すように、64値のQAM信号S
4を出力する。送信回路11は、同軸ケーブルを介し
て、このQAM信号S4をカメラコントロールユニット
に伝送する。
Qの出力信号を加算し、これにより変調器13は、符号
Aにより符号配置を示すように、64値のQAM信号S
4を出力する。送信回路11は、同軸ケーブルを介し
て、このQAM信号S4をカメラコントロールユニット
に伝送する。
【0023】図1は、カメラコントロールユニットの受
信回路を示すブロック図であり、カメラコントロールユ
ニットは、同軸ケーブルにより伝送されたQAM信号S
4をこの受信回路21に入力する。
信回路を示すブロック図であり、カメラコントロールユ
ニットは、同軸ケーブルにより伝送されたQAM信号S
4をこの受信回路21に入力する。
【0024】かくするにつき符号Bにより示すように、
この受信回路21に入力されるQAM信号S4は、伝送
路でなる同軸ケーブルの振幅特性、位相特性により、そ
れぞれI軸及びQ軸より所定角度だけ傾いた仮想の基準
軸(以下変形の基準軸と呼ぶ)に対して、ほぼ軸対称に
変形した菱形形状の符号配置を示すようになり、この変
形の程度が伝送路の特性、伝送距離に応じて大きく変化
することになる。同軸ケーブルによる伝送の場合、この
仮想の基準軸は、それぞれI軸及びQ軸より45度だけ
傾くようになる。
この受信回路21に入力されるQAM信号S4は、伝送
路でなる同軸ケーブルの振幅特性、位相特性により、そ
れぞれI軸及びQ軸より所定角度だけ傾いた仮想の基準
軸(以下変形の基準軸と呼ぶ)に対して、ほぼ軸対称に
変形した菱形形状の符号配置を示すようになり、この変
形の程度が伝送路の特性、伝送距離に応じて大きく変化
することになる。同軸ケーブルによる伝送の場合、この
仮想の基準軸は、それぞれI軸及びQ軸より45度だけ
傾くようになる。
【0025】受信回路21においては、このQAM信号
S4を復調器22に入力する。ここで図3に示すよう
に、復調器22は、乗算回路23I及び23Qにおい
て、それぞれI軸復調用の基準信号SOIとQAM信号
S4、Q軸復調用の基準信号SOQとQAM信号S4と
を乗算することにより、基準信号SOI及びSQIを基
準にしてQAM信号S4を同期検波し、検波信号SI2
及びSQ2を生成する。ここでこのI軸復調用及びQ軸
復調用の基準信号SOI及びSOQは、発振回路24で
生成する。この受信回路21においては、送信回路11
側で各符号配置位置における符号の発生確率が等しくな
るようにディジタルビデオ信号をデータ処理したことを
利用して、復調結果を統計的に処理して制御信号DCを
生成し、この制御信号DCにより発振回路24の動作を
制御し、これによりQAM信号S4に対して、送信回路
11側のI軸変調用及びQ軸変調用の基準信号SOI及
びSOQに、この受信回路21側の基準信号SOI及び
SOQが位相同期するようになされている。
S4を復調器22に入力する。ここで図3に示すよう
に、復調器22は、乗算回路23I及び23Qにおい
て、それぞれI軸復調用の基準信号SOIとQAM信号
S4、Q軸復調用の基準信号SOQとQAM信号S4と
を乗算することにより、基準信号SOI及びSQIを基
準にしてQAM信号S4を同期検波し、検波信号SI2
及びSQ2を生成する。ここでこのI軸復調用及びQ軸
復調用の基準信号SOI及びSOQは、発振回路24で
生成する。この受信回路21においては、送信回路11
側で各符号配置位置における符号の発生確率が等しくな
るようにディジタルビデオ信号をデータ処理したことを
利用して、復調結果を統計的に処理して制御信号DCを
生成し、この制御信号DCにより発振回路24の動作を
制御し、これによりQAM信号S4に対して、送信回路
11側のI軸変調用及びQ軸変調用の基準信号SOI及
びSOQに、この受信回路21側の基準信号SOI及び
SOQが位相同期するようになされている。
【0026】アナログディジタル変換回路(A/D)2
6I及び26Qは、検波信号SI2及びSQ2より再生
クロックを生成し、この再生クロックを基準にしたタイ
ミングでそれぞれ検波信号SI2及びSQ2を順次アナ
ログディジタル変換処理する。IQ分離回路27(図
1)は、このアナログディジタル変換回路26I及び2
6Qの出力信号をI軸成分とQ軸成分とに分離して出力
し、この実施の形態ではアナログディジタル変換回路2
6I及び26Qの出力信号をそれぞれ続く移相器28の
I軸成分処理系統とQ軸成分処理系統に分離して出力す
ることにより、このIQ分離回路27を構成する。
6I及び26Qは、検波信号SI2及びSQ2より再生
クロックを生成し、この再生クロックを基準にしたタイ
ミングでそれぞれ検波信号SI2及びSQ2を順次アナ
ログディジタル変換処理する。IQ分離回路27(図
1)は、このアナログディジタル変換回路26I及び2
6Qの出力信号をI軸成分とQ軸成分とに分離して出力
し、この実施の形態ではアナログディジタル変換回路2
6I及び26Qの出力信号をそれぞれ続く移相器28の
I軸成分処理系統とQ軸成分処理系統に分離して出力す
ることにより、このIQ分離回路27を構成する。
【0027】この移相器28は、アナログディジタル変
換回路26I及び26Qの出力信号を加算回路30Iに
て加算し、また減算回路30Qにて加算する。これによ
り移相器28は、加算回路30I及び減算回路30Qの
出力信号をSX1及びSY1とおいて、次式の演算処理
を実行する。なおここでθは、I軸及びQ軸に対する変
形の基準軸の傾きである。
換回路26I及び26Qの出力信号を加算回路30Iに
て加算し、また減算回路30Qにて加算する。これによ
り移相器28は、加算回路30I及び減算回路30Qの
出力信号をSX1及びSY1とおいて、次式の演算処理
を実行する。なおここでθは、I軸及びQ軸に対する変
形の基準軸の傾きである。
【0028】
【数1】
【数2】
【0029】これにより移相器28は、I軸及びQ軸を
基準にしてなる検波信号SI2及びSQ2を、I軸及び
Q軸に対して45度だけ傾いてなる座標系に座標変換
し、検波信号SI2及びSQ2を変形の基準軸を基準に
してなる検波信号SX1及びSY1に変換する。かくす
るにつき、この検波信号SX1及びSY1による符号配
置は、図1において符号Cにより示すように、この座標
変換した基準軸に対して軸対称に変形していることにな
る。
基準にしてなる検波信号SI2及びSQ2を、I軸及び
Q軸に対して45度だけ傾いてなる座標系に座標変換
し、検波信号SI2及びSQ2を変形の基準軸を基準に
してなる検波信号SX1及びSY1に変換する。かくす
るにつき、この検波信号SX1及びSY1による符号配
置は、図1において符号Cにより示すように、この座標
変換した基準軸に対して軸対称に変形していることにな
る。
【0030】図4に示すように、AGC回路31Iは、
検波信号SX1をピークホールド回路32Iに入力し、
ここでピークホールドする。比較回路33Iは、このピ
ークホールド回路32Iのピークホールド結果と基準電
圧REFXとを比較して比較結果を出力し、乗算回路3
4Iは、検波信号SX1と比較結果とを乗算することに
より、検波信号SX1の信号レベルを基準電圧REFX
により決まる信号レベルに補正する。これによりAGC
回路31Iは、検波信号SX1のピークレベルを基準に
して、検波信号SX1の信号レベルを補正し、検波信号
SX1及びSY1による符号配置の変形について、X軸
方向の変形を基準電圧REFXにより決まる程度に補正
する。
検波信号SX1をピークホールド回路32Iに入力し、
ここでピークホールドする。比較回路33Iは、このピ
ークホールド回路32Iのピークホールド結果と基準電
圧REFXとを比較して比較結果を出力し、乗算回路3
4Iは、検波信号SX1と比較結果とを乗算することに
より、検波信号SX1の信号レベルを基準電圧REFX
により決まる信号レベルに補正する。これによりAGC
回路31Iは、検波信号SX1のピークレベルを基準に
して、検波信号SX1の信号レベルを補正し、検波信号
SX1及びSY1による符号配置の変形について、X軸
方向の変形を基準電圧REFXにより決まる程度に補正
する。
【0031】AGC回路31Qは、検波信号SY1をピ
ークホールド回路32Qに入力し、ここでピークホール
ドする。比較回路33Qは、このピークホールド回路3
2Qのピークホールド結果と基準電圧REFYとを比較
して比較結果を出力し、乗算回路34Qは、検波信号S
Y1と比較結果とを乗算することにより、検波信号SY
1の信号レベルを基準電圧REFYにより決まる信号レ
ベルに補正する。これによりAGC回路31Qは、検波
信号SY1のピークレベルを基準にして、検波信号SY
1の信号レベルを補正し、検波信号SX1及びSY1に
よる符号配置の変形について、Y軸方向の変形を基準電
圧REFYにより決まる程度に補正する。
ークホールド回路32Qに入力し、ここでピークホール
ドする。比較回路33Qは、このピークホールド回路3
2Qのピークホールド結果と基準電圧REFYとを比較
して比較結果を出力し、乗算回路34Qは、検波信号S
Y1と比較結果とを乗算することにより、検波信号SY
1の信号レベルを基準電圧REFYにより決まる信号レ
ベルに補正する。これによりAGC回路31Qは、検波
信号SY1のピークレベルを基準にして、検波信号SY
1の信号レベルを補正し、検波信号SX1及びSY1に
よる符号配置の変形について、Y軸方向の変形を基準電
圧REFYにより決まる程度に補正する。
【0032】これによりAGC回路31I及び31Q
は、図1において符号Dにより示すように、送信回路1
1より送出直後の、何ら変形していない符号配置に対応
するように、検波信号SX1及びSY1による符号配置
を補正する。
は、図1において符号Dにより示すように、送信回路1
1より送出直後の、何ら変形していない符号配置に対応
するように、検波信号SX1及びSY1による符号配置
を補正する。
【0033】移相器36は、AGC回路31I及び31
Qの出力信号SX2及びSY2をI軸及びQ軸の座標軸
に座標変換することにより、このように符号配置の変形
を補正してなる出力信号SX2及びSY2を元の座標系
に変換する。すなわち移相器36において、減算回路3
7Iは、AGC回路31I及び31Qの出力信号SX2
及びSY2を減算して出力し、加算回路37Qは、出力
信号SX2及びSY2を加算して出力し、これによりそ
れぞれ次式の座標変換処理を実行する。
Qの出力信号SX2及びSY2をI軸及びQ軸の座標軸
に座標変換することにより、このように符号配置の変形
を補正してなる出力信号SX2及びSY2を元の座標系
に変換する。すなわち移相器36において、減算回路3
7Iは、AGC回路31I及び31Qの出力信号SX2
及びSY2を減算して出力し、加算回路37Qは、出力
信号SX2及びSY2を加算して出力し、これによりそ
れぞれ次式の座標変換処理を実行する。
【0034】
【数3】
【数4】
【0035】ビットシフト回路38I及び38Qは、減
算回路37Iの出力信号SI4及び加算回路37Qの出
力信号SQ4を1ビット、ビットシフトし、これにより
各2回の座標変換処理により変化した出力信号SI4及
びSQ4の信号レベルを1/2に低減して、元の検波信
号SI2及びSQ2に対応する信号レベルに補正する。
算回路37Iの出力信号SI4及び加算回路37Qの出
力信号SQ4を1ビット、ビットシフトし、これにより
各2回の座標変換処理により変化した出力信号SI4及
びSQ4の信号レベルを1/2に低減して、元の検波信
号SI2及びSQ2に対応する信号レベルに補正する。
【0036】等化器40は、ビットシフト回路38I及
び38Qの出力信号SI5及びSQ5を適応等化し、こ
れによりさらに一段と確実にQAM信号S4を復調でき
るようにする。すなわち図5に示すように、等化器40
は、図7について上述したと同一構成の、4系統のトラ
ンスバーサルフィルタ41II、41IQ、41QI、
41QQを有し、出力信号SI5をトランスバーサルフ
ィルタ41II、41IQに、出力信号SQ5をトラン
スバーサルフィルタ41QI、41QQに入力する。
び38Qの出力信号SI5及びSQ5を適応等化し、こ
れによりさらに一段と確実にQAM信号S4を復調でき
るようにする。すなわち図5に示すように、等化器40
は、図7について上述したと同一構成の、4系統のトラ
ンスバーサルフィルタ41II、41IQ、41QI、
41QQを有し、出力信号SI5をトランスバーサルフ
ィルタ41II、41IQに、出力信号SQ5をトラン
スバーサルフィルタ41QI、41QQに入力する。
【0037】加算回路42Iは、それぞれ出力信号SI
5及びSQ5に割り当てられたトランスバーサルフィル
タ41II及び41QIより出力信号を受け、これらの
出力信号を加算して出力することにより、I軸を基準に
した検波結果SI5よりQ軸を基準にした検波結果SQ
5の影響を除去して出力する。判定回路43Iは、この
加算回路42Iの出力信号YIを判定して本来の信号レ
ベルと推定される信号レベルに補正して出力する。減算
回路44Iは、この判定回路43Iの出力信号akと加
算回路42Iの出力信号YIとを減算することにより誤
差データERIを生成して出力する。
5及びSQ5に割り当てられたトランスバーサルフィル
タ41II及び41QIより出力信号を受け、これらの
出力信号を加算して出力することにより、I軸を基準に
した検波結果SI5よりQ軸を基準にした検波結果SQ
5の影響を除去して出力する。判定回路43Iは、この
加算回路42Iの出力信号YIを判定して本来の信号レ
ベルと推定される信号レベルに補正して出力する。減算
回路44Iは、この判定回路43Iの出力信号akと加
算回路42Iの出力信号YIとを減算することにより誤
差データERIを生成して出力する。
【0038】同様に、加算回路42Qは、それぞれ出力
信号SI5及びSQ5に割り当てられたトランスバーサ
ルフィルタ41IQ及び41QQより出力信号を受け、
これらの出力信号を加算して出力することにより、Q軸
を基準にした検波結果SQ5よりI軸を基準にした検波
結果SI5の影響を除去して出力する。判定回路43Q
は、この加算回路42Qの出力信号YQを判定して本来
の信号レベルと推定される信号レベルに補正して出力す
る。減算回路44Qは、この判定回路43Qの出力信号
akと加算回路42Qの出力信号YQとを減算すること
により誤差データERQを生成して出力する。
信号SI5及びSQ5に割り当てられたトランスバーサ
ルフィルタ41IQ及び41QQより出力信号を受け、
これらの出力信号を加算して出力することにより、Q軸
を基準にした検波結果SQ5よりI軸を基準にした検波
結果SI5の影響を除去して出力する。判定回路43Q
は、この加算回路42Qの出力信号YQを判定して本来
の信号レベルと推定される信号レベルに補正して出力す
る。減算回路44Qは、この判定回路43Qの出力信号
akと加算回路42Qの出力信号YQとを減算すること
により誤差データERQを生成して出力する。
【0039】係数計算回路45は、誤差データERIよ
りトランスバーサルフィルタ41II及び41IQの係
数CkII及びCkQIを計算して出力するのに対し、
誤差データERQよりトランスバーサルフィルタ41Q
I及び41QQの係数CkQI及びCkQQを計算して
出力する。ここでこの係数の計算は、次式
りトランスバーサルフィルタ41II及び41IQの係
数CkII及びCkQIを計算して出力するのに対し、
誤差データERQよりトランスバーサルフィルタ41Q
I及び41QQの係数CkQI及びCkQQを計算して
出力する。ここでこの係数の計算は、次式
【数5】 の一般式により表される演算処理により実行される。な
おここでDは評価関数である。かくするにつきこの等化
器40は、符号配置の変形を補正した後、適応等化処理
を実行することにより、同軸ケーブルの長さ等が大きく
変化した場合でも、確実に適応等化することができる。
おここでDは評価関数である。かくするにつきこの等化
器40は、符号配置の変形を補正した後、適応等化処理
を実行することにより、同軸ケーブルの長さ等が大きく
変化した場合でも、確実に適応等化することができる。
【0040】ポストプロセス回路46は、この等化器4
0の出力信号SI6及びSQ6をそれぞれ8値しきい値
回路47I及び47Qに受け、ここでそれぞれ8値しき
い値を基準にして3ビットのディジタル信号に変換す
る。ビット変換回路49は、この8値しきい値回路47
I及び47Qのディジタル信号DI2及びDQ2を受
け、これを元の10ビットのディジタルビデオ信号S3
に変換して出力する。
0の出力信号SI6及びSQ6をそれぞれ8値しきい値
回路47I及び47Qに受け、ここでそれぞれ8値しき
い値を基準にして3ビットのディジタル信号に変換す
る。ビット変換回路49は、この8値しきい値回路47
I及び47Qのディジタル信号DI2及びDQ2を受
け、これを元の10ビットのディジタルビデオ信号S3
に変換して出力する。
【0041】以上の構成において、ディジタルビデオ信
号S3は(図2)、プリプロセス回路12において、所
定のデータ処理を受け、各符号配置位置における符号の
発生確率が等しくなるように、I軸変調用及びQ軸変調
用の3ビットのデータ列DI1及びDQ1に変換され
る。このデータ列DI1及びDQ1は、それぞれディジ
タルアナログ変換回路(D/A)14I及び14Qにお
いてディジタルアナログ変換処理され、その結果得られ
るアナログ信号がI軸変調用の基準信号SOIとQ軸変
調用の基準信号SQIとでそれぞれ振幅変調された後、
続く加算回路17において加算される。これによりディ
ジタルビデオ信号S3の伝送に供する64値のQAM信
号S4が生成され、このQAM信号S4が同軸ケーブル
を介してカメラコントロールユニットに伝送される。
号S3は(図2)、プリプロセス回路12において、所
定のデータ処理を受け、各符号配置位置における符号の
発生確率が等しくなるように、I軸変調用及びQ軸変調
用の3ビットのデータ列DI1及びDQ1に変換され
る。このデータ列DI1及びDQ1は、それぞれディジ
タルアナログ変換回路(D/A)14I及び14Qにお
いてディジタルアナログ変換処理され、その結果得られ
るアナログ信号がI軸変調用の基準信号SOIとQ軸変
調用の基準信号SQIとでそれぞれ振幅変調された後、
続く加算回路17において加算される。これによりディ
ジタルビデオ信号S3の伝送に供する64値のQAM信
号S4が生成され、このQAM信号S4が同軸ケーブル
を介してカメラコントロールユニットに伝送される。
【0042】このカメラコントロールユニットにおい
て、QAM信号S4は(図1)、同軸ケーブルの特性に
より、それぞれI軸及びQ軸より所定角度だけ傾いた変
形の基準軸に対して、ほぼ軸対称に変形した菱形形状の
符号配置を示すようになり、同軸ケーブルによる伝送の
場合、この仮想の基準軸がそれぞれI軸及びQ軸より4
5度だけ傾いた基準軸になる。
て、QAM信号S4は(図1)、同軸ケーブルの特性に
より、それぞれI軸及びQ軸より所定角度だけ傾いた変
形の基準軸に対して、ほぼ軸対称に変形した菱形形状の
符号配置を示すようになり、同軸ケーブルによる伝送の
場合、この仮想の基準軸がそれぞれI軸及びQ軸より4
5度だけ傾いた基準軸になる。
【0043】このQAM信号S4は、復調器22におい
て(図3)、I軸復調用及びQ軸復調用の基準信号SO
I及びSOQを基準にして同期検波され、その検波信号
SI2及びSQ2がアナログディジタル変換回路26I
及び26Qにおいて、順次ディジタル信号に変換され
る。さらに続く移相器28において、(1)式及び
(2)式に示す簡易な加減算処理により変形の基準軸を
座標軸にしてなる検波信号SI2及びSQ2に変換され
る。これによりQAM信号S4の検波信号SX1及びS
Y1による符号配置は、図1において符号Cにより示す
ように、この座標変換した変形の基準軸に対して軸対称
に変形していることになる。
て(図3)、I軸復調用及びQ軸復調用の基準信号SO
I及びSOQを基準にして同期検波され、その検波信号
SI2及びSQ2がアナログディジタル変換回路26I
及び26Qにおいて、順次ディジタル信号に変換され
る。さらに続く移相器28において、(1)式及び
(2)式に示す簡易な加減算処理により変形の基準軸を
座標軸にしてなる検波信号SI2及びSQ2に変換され
る。これによりQAM信号S4の検波信号SX1及びS
Y1による符号配置は、図1において符号Cにより示す
ように、この座標変換した変形の基準軸に対して軸対称
に変形していることになる。
【0044】これら検波信号SX1及びSY1は(図
4)、AGC回路31I及び31Qのピークホールド回
路32Qにおいて、それぞれ変形の基準軸方向のピーク
レベルが検出され、このピークレベルが基準電圧REF
X及びREFYにより規定される信号レベルになるよう
に、乗算回路41I及び31Qにおいて全体の信号レベ
ルが補正される。これにより検波信号SX2及びSY2
は、図1において符号Dにより示すように、送信回路1
1より送出直後の、何ら変形していない符号配置に対応
するように、符号配置の変形が補正される。
4)、AGC回路31I及び31Qのピークホールド回
路32Qにおいて、それぞれ変形の基準軸方向のピーク
レベルが検出され、このピークレベルが基準電圧REF
X及びREFYにより規定される信号レベルになるよう
に、乗算回路41I及び31Qにおいて全体の信号レベ
ルが補正される。これにより検波信号SX2及びSY2
は、図1において符号Dにより示すように、送信回路1
1より送出直後の、何ら変形していない符号配置に対応
するように、符号配置の変形が補正される。
【0045】このようにして符号配置の変形が補正され
た検波信号SX2及びSY2は、続く移相器36におい
て、(3)式及び(4)式に示す簡易な加減算処理によ
り、元の座標系の検波信号SI4及びSQ4に変換さ
れ、ビットシフト回路38I及び38Qにより信号レベ
ルが補正される。
た検波信号SX2及びSY2は、続く移相器36におい
て、(3)式及び(4)式に示す簡易な加減算処理によ
り、元の座標系の検波信号SI4及びSQ4に変換さ
れ、ビットシフト回路38I及び38Qにより信号レベ
ルが補正される。
【0046】さらに続く等化器40(図5)において、
検波信号SI5及びSQ5は、適応等化の処理を受け
る。このとき4系統のトランスバーサルフィルタ41I
I〜41QQにより等化した後、それぞれ加算回路42
I及び42Qにおいて、I軸による等化出力とQ軸によ
る等化出力とを加算した後、誤差データERI及びER
Qを生成し、これらの誤差データERI及びERQより
係数CkII〜CkQQを生成することにより、検波信
号SI5及びSQ5は、相互の影響が除去されて適応等
化処理される。さらにこのとき予め符号配置の変形が補
正されてなることにより、発振等の状況が有効に回避さ
れて、正しく等化処理される。
検波信号SI5及びSQ5は、適応等化の処理を受け
る。このとき4系統のトランスバーサルフィルタ41I
I〜41QQにより等化した後、それぞれ加算回路42
I及び42Qにおいて、I軸による等化出力とQ軸によ
る等化出力とを加算した後、誤差データERI及びER
Qを生成し、これらの誤差データERI及びERQより
係数CkII〜CkQQを生成することにより、検波信
号SI5及びSQ5は、相互の影響が除去されて適応等
化処理される。さらにこのとき予め符号配置の変形が補
正されてなることにより、発振等の状況が有効に回避さ
れて、正しく等化処理される。
【0047】これによりこの等化器40の出力信号SI
6及びSQ6は、続くポストプロセス回路46におい
て、ビット誤りを有効に回避して、元のディジタルビデ
オ信号S3に復調される。
6及びSQ6は、続くポストプロセス回路46におい
て、ビット誤りを有効に回避して、元のディジタルビデ
オ信号S3に復調される。
【0048】以上の構成によれば、I軸及びQ軸を基準
にした検波信号SI2及びSQ2を変形の基準軸を基準
にした検波信号SX1及びSY1に変換した後、信号レ
ベルを補正して元の座標系に戻すことにより、簡易な加
減算処理と、信号レベルの補正処理により、符号配置の
変形を補正することができる。これにより同軸ケーブル
を介して64値のQAM信号によりディジタルビデオ信
号を伝送して、簡易なかつ確実にディジタルビデオ信号
を復調することができる。
にした検波信号SI2及びSQ2を変形の基準軸を基準
にした検波信号SX1及びSY1に変換した後、信号レ
ベルを補正して元の座標系に戻すことにより、簡易な加
減算処理と、信号レベルの補正処理により、符号配置の
変形を補正することができる。これにより同軸ケーブル
を介して64値のQAM信号によりディジタルビデオ信
号を伝送して、簡易なかつ確実にディジタルビデオ信号
を復調することができる。
【0049】なお上述の実施の形態においては、I軸及
びQ軸を基準にした検波信号SI2及びSQ2を加減算
処理することにより、変形の基準軸を基準にした検波信
号SX1及びSY1を生成する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、I軸基準信号及びQ軸基準信号
に対して所定位相だけ位相の異なる基準信号を生成し、
この基準信号により直接QAM信号を同期検波して、変
形の基準軸を基準にした検波信号SX1及びSY1を生
成してもよい。このようにすれば、さらに一段と全体構
成を簡略化することができる。
びQ軸を基準にした検波信号SI2及びSQ2を加減算
処理することにより、変形の基準軸を基準にした検波信
号SX1及びSY1を生成する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、I軸基準信号及びQ軸基準信号
に対して所定位相だけ位相の異なる基準信号を生成し、
この基準信号により直接QAM信号を同期検波して、変
形の基準軸を基準にした検波信号SX1及びSY1を生
成してもよい。このようにすれば、さらに一段と全体構
成を簡略化することができる。
【0050】また上述の実施の形態においては、復調結
果を統計的に処理して検波用の基準信号SOI及びSO
Qを生成する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、別途パイロット信号を伝送し、このパイロット信
号により検波用の基準信号SOI及びSOQを生成して
もよい。
果を統計的に処理して検波用の基準信号SOI及びSO
Qを生成する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、別途パイロット信号を伝送し、このパイロット信
号により検波用の基準信号SOI及びSOQを生成して
もよい。
【0051】さらに上述の実施の形態においては、検波
信号SI2及びSQ2をディジタル信号に変換して処理
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、全
体をアナログ信号処理回路で構成しても良く、また例え
ば適応等化の直前でディジタル信号に変換して処理して
もよい。
信号SI2及びSQ2をディジタル信号に変換して処理
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、全
体をアナログ信号処理回路で構成しても良く、また例え
ば適応等化の直前でディジタル信号に変換して処理して
もよい。
【0052】また上述の実施の形態においては、ピーク
ホールド結果により検波信号SX1及びSY1の信号レ
ベルを補正する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、検波信号SX1及びSY1の平均値レベルを基
準にして検波信号SX1及びSY1の信号レベルを補正
してもよい。
ホールド結果により検波信号SX1及びSY1の信号レ
ベルを補正する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、検波信号SX1及びSY1の平均値レベルを基
準にして検波信号SX1及びSY1の信号レベルを補正
してもよい。
【0053】さらに上述の実施の形態においては、I軸
及びQ軸に対する変形の基準軸の傾きに対応して、I軸
及びQ軸に対して45度傾いた座標系に検波信号SI2
及びSQ2を座標変換して信号レベルを補正する場合に
ついて述べたが、本発明は45度傾いた座標系に変換し
て処理する場合に限らず、要は伝送系の特性等によって
傾きが異なる場合は、この傾きに対応して座標系を設定
することにより、種々の伝送路を介して伝送されるQA
M信号を正しく復調することができる。
及びQ軸に対する変形の基準軸の傾きに対応して、I軸
及びQ軸に対して45度傾いた座標系に検波信号SI2
及びSQ2を座標変換して信号レベルを補正する場合に
ついて述べたが、本発明は45度傾いた座標系に変換し
て処理する場合に限らず、要は伝送系の特性等によって
傾きが異なる場合は、この傾きに対応して座標系を設定
することにより、種々の伝送路を介して伝送されるQA
M信号を正しく復調することができる。
【0054】また上述の実施の形態においては、併せて
適応等化する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、必要に応じて適応等化の処理を省略してもよい。
またこれに代えてAGC回路より出力されるディジタル
信号を直後に等化するようにしても良い。
適応等化する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、必要に応じて適応等化の処理を省略してもよい。
またこれに代えてAGC回路より出力されるディジタル
信号を直後に等化するようにしても良い。
【0055】さらに上述の実施の形態においては、64
値のQAM信号によりディジタルビデオ信号を伝送する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、多値の
QAM信号により種々のデータを伝送する場合、さらに
は直交変調により種々のデータ、伝送する場合に広く適
用することができる。
値のQAM信号によりディジタルビデオ信号を伝送する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、多値の
QAM信号により種々のデータを伝送する場合、さらに
は直交変調により種々のデータ、伝送する場合に広く適
用することができる。
【0056】また上述の実施の形態においては、伝送路
に同軸ケーブルを適用した場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、種々のケーブルにより直交変調信号
を伝送する場合、さらには無線通信により伝送する場合
等に広く適用することができる。
に同軸ケーブルを適用した場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、種々のケーブルにより直交変調信号
を伝送する場合、さらには無線通信により伝送する場合
等に広く適用することができる。
【0057】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、所定位相
だけ位相の異なる基準信号による検波信号を生成し、こ
の検波信号の信号レベルを補正して元の座標系に変換す
ることにより、簡易かつ確実に直交変調して伝送したデ
ータを復調することができる。
だけ位相の異なる基準信号による検波信号を生成し、こ
の検波信号の信号レベルを補正して元の座標系に変換す
ることにより、簡易かつ確実に直交変調して伝送したデ
ータを復調することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る受信回路を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1の受信回路に対応する送信回路を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】図1の復調器等を詳細に示すブロック図であ
る。
る。
【図4】図1のAGC回路等を詳細に示すブロック図で
ある。
ある。
【図5】図1の等化器等を詳細に示すブロック図であ
る。
る。
【図6】無線通信に適用される復調回路を示すブロック
図である。
図である。
【図7】図6のトランスバーサルフィルタを示すブロッ
ク図である。
ク図である。
2、22……復調器、6I、6Q、41II〜41QQ
……トランスバーサルフィルタ、7I、7Q、45……
係数計算回路、8I、8Q、43I、43Q……判定回
路、9I、9Q、30Q、37I……減算回路、28、
36……移相器、15I、15Q、30I、37Q……
加算回路、31I、31Q……AGC回路、40……等
化器
……トランスバーサルフィルタ、7I、7Q、45……
係数計算回路、8I、8Q、43I、43Q……判定回
路、9I、9Q、30Q、37I……減算回路、28、
36……移相器、15I、15Q、30I、37Q……
加算回路、31I、31Q……AGC回路、40……等
化器
Claims (4)
- 【請求項1】 直交変調信号よりデータを復調するデー
タ伝送装置において、 前記直交変調の際のI軸基準信号及びQ軸基準信号に対
して、所定の位相だけ位相の異なる基準信号による前記
直交変調信号の検波信号を出力する復調手段と、 前記検波信号の信号レベルを補正する信号レベル補正手
段と、 前記信号レベル補正手段の出力信号を前記I軸基準信号
及びQ軸基準信号による検波信号に変換する信号変換手
段とを備えることを特徴とするデータ伝送装置。 - 【請求項2】 前記復調手段は、 前記I軸基準信号及びQ軸基準信号による前記直交変調
信号の検波信号を出力する検波手段と、 前記検波手段の検波結果を、前記位相の異なる基準信号
による検波信号に変換する信号変換手段とを有すること
を特徴とする請求項1に記載のデータ伝送装置。 - 【請求項3】 前記データ伝送装置は、 前記信号変換手段の出力信号、又は前記信号レベル補正
手段の出力信号を適応等化する等化回路を有することを
特徴とする請求項1に記載のデータ伝送装置。 - 【請求項4】 前記データ伝送装置は、 同軸ケーブルを介して前記直交変調信号を入力し、 前記所定の位相は、45度の位相でなることを特徴とす
る請求項1に記載のデータ伝送装置。
Priority Applications (5)
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JP8114265A JPH09284808A (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | データ伝送装置 |
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