JPH09261285A - 多値vsb復調器 - Google Patents
多値vsb復調器Info
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- JPH09261285A JPH09261285A JP6295896A JP6295896A JPH09261285A JP H09261285 A JPH09261285 A JP H09261285A JP 6295896 A JP6295896 A JP 6295896A JP 6295896 A JP6295896 A JP 6295896A JP H09261285 A JPH09261285 A JP H09261285A
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- Japan
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- signal
- frequency
- vsb
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- sampling
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高精度な多値VSB復調器を提供することを
目的とする。 【解決手段】 多値VSB変調信号を、IF信号周波数
fC=(m+q/p)・シンボル周波数fSなる条件を満
たすIF信号に変換し、このIF信号をサンプリング周
波数fSP=n・fSなるサンプリング周波数にてサンプリ
ングして、ディジタルのIFサンプル値系列に変換し、
このIFサンプル値系列に対して、直交検波、ナイキス
トフィルタ処理を施してVSB復調を行う。
目的とする。 【解決手段】 多値VSB変調信号を、IF信号周波数
fC=(m+q/p)・シンボル周波数fSなる条件を満
たすIF信号に変換し、このIF信号をサンプリング周
波数fSP=n・fSなるサンプリング周波数にてサンプリ
ングして、ディジタルのIFサンプル値系列に変換し、
このIFサンプル値系列に対して、直交検波、ナイキス
トフィルタ処理を施してVSB復調を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル変調さ
れて伝送された信号の復調を行う復調器に関し、特に、
多値VSB(vestigial sideband:残留側波帯)変調信
号の復調を行う多値VSB復調器に関する。
れて伝送された信号の復調を行う復調器に関し、特に、
多値VSB(vestigial sideband:残留側波帯)変調信
号の復調を行う多値VSB復調器に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号、及び音声信号の如き情報デー
タをディジタル伝送する際の変調方式として、多値VS
B変調が知られている。例えば、16値VSB変調にお
いては、先ず、伝送すべき符号化情報データ(例えば、
誤り訂正符号化されたデータ)を4ビット毎に実数値シ
ンボル系列{a k}に変換する。尚、かかる実数値シン
ボル系列の任意の1シンボルは16種類の実数値のいず
れかを取り、これら16値の内、何れの値をとるかは4
ビットデータの組み合わせにより決定される。
タをディジタル伝送する際の変調方式として、多値VS
B変調が知られている。例えば、16値VSB変調にお
いては、先ず、伝送すべき符号化情報データ(例えば、
誤り訂正符号化されたデータ)を4ビット毎に実数値シ
ンボル系列{a k}に変換する。尚、かかる実数値シン
ボル系列の任意の1シンボルは16種類の実数値のいず
れかを取り、これら16値の内、何れの値をとるかは4
ビットデータの組み合わせにより決定される。
【0003】実数値シンボル系列{ak}は、次式で表
される過程によって16値VSB変調信号f(t)に変換
される。
される過程によって16値VSB変調信号f(t)に変換
される。
【0004】
【数1】
【0005】p :搬送波再生パイロット g(t) :複素基底域VSB変調信号 h(t) :複素基底域送出VSBパルス exp{} :複素指数関数 real[] :括弧内の複素数の実部 j :虚数単位 fRF :送出搬送波周波数 T :送出シンボル周期 ここで、複素基底域パルスh(t)のフーリエ変換は、図
1(a)又は(b)に示されるが如きVSB特性を有する。
又、pilotは受信側での搬送波再生を容易にせしめるた
めに重畳されるパイロット成分である。
1(a)又は(b)に示されるが如きVSB特性を有する。
又、pilotは受信側での搬送波再生を容易にせしめるた
めに重畳されるパイロット成分である。
【0006】かかる16値VSB変調信号は、伝送路を
介して受信側へと伝送される。図2は、かかる伝送路を
介して伝送された上記16値VSB変調信号の復調を行
う16値VSB復調器の構成を示す図である。図2にお
いて、チューナ1は、かかる16値VSB変調信号を受
信し、この16値VSB変調信号を、後述する位相誤差
検出回路3から供給される位相誤差信号に応じてその局
部発振周波数を調整しつつIF(intermediate frequen
cy)信号に変換する。この際、チューナ1は、後述する
AGC(automatic gain control)2から供給されるA
GC信号に応じてかかるIF信号の利得調整をも行う。
介して受信側へと伝送される。図2は、かかる伝送路を
介して伝送された上記16値VSB変調信号の復調を行
う16値VSB復調器の構成を示す図である。図2にお
いて、チューナ1は、かかる16値VSB変調信号を受
信し、この16値VSB変調信号を、後述する位相誤差
検出回路3から供給される位相誤差信号に応じてその局
部発振周波数を調整しつつIF(intermediate frequen
cy)信号に変換する。この際、チューナ1は、後述する
AGC(automatic gain control)2から供給されるA
GC信号に応じてかかるIF信号の利得調整をも行う。
【0007】ナイキストフィルタ4は、前述した送出V
SBパルスh(t) との総合特性がナイキスト特性となる
ように上記IF信号のパルス整形を行い、これを直交検
波器5に供給する。直交検波器5は、かかるナイキスト
フィルタ4によって波形整形されたIF信号を複素周波
数変換して複素基底域信号を得る。図中のi及びjは夫
々、かかる複素基底域信号の実部及び虚部である。位相
誤差検出回路3は、この複素基底域信号から重畳パイロ
ットの位相角を推定し、この推定位相角と所定位相角と
の誤差をチューナ内のVCOに負帰還することで位相誤
差のない検波動作を実施せしめる。LPF(low pass f
ilter)6は、上記複素基底域信号の実部信号から、上記
検波過程で生じたイメージスペクトラム等の不要な周波
数成分を除去した信号をAGC2、A/D変換器7、及
びサンプリングクロック発生回路8の各々に供給する。
AGC2は、かかるLPF6から供給された信号の信号
レベルを所定レベルに調整すべきAGC信号を発生して
これを上記チューナ1に帰還供給する。サンプリングク
ロック発生回路8は、LPF6から供給された信号中か
ら、送出シンボル周波数(fS=1/T)に同期したタ
イミングクロックを抽出、あるいは再生し、これを上記
A/D変換器7に、サンプリングクロックとして供給す
る。
SBパルスh(t) との総合特性がナイキスト特性となる
ように上記IF信号のパルス整形を行い、これを直交検
波器5に供給する。直交検波器5は、かかるナイキスト
フィルタ4によって波形整形されたIF信号を複素周波
数変換して複素基底域信号を得る。図中のi及びjは夫
々、かかる複素基底域信号の実部及び虚部である。位相
誤差検出回路3は、この複素基底域信号から重畳パイロ
ットの位相角を推定し、この推定位相角と所定位相角と
の誤差をチューナ内のVCOに負帰還することで位相誤
差のない検波動作を実施せしめる。LPF(low pass f
ilter)6は、上記複素基底域信号の実部信号から、上記
検波過程で生じたイメージスペクトラム等の不要な周波
数成分を除去した信号をAGC2、A/D変換器7、及
びサンプリングクロック発生回路8の各々に供給する。
AGC2は、かかるLPF6から供給された信号の信号
レベルを所定レベルに調整すべきAGC信号を発生して
これを上記チューナ1に帰還供給する。サンプリングク
ロック発生回路8は、LPF6から供給された信号中か
ら、送出シンボル周波数(fS=1/T)に同期したタ
イミングクロックを抽出、あるいは再生し、これを上記
A/D変換器7に、サンプリングクロックとして供給す
る。
【0008】A/D変換器7は、上記LPF6から供給
されてくる信号を、かかるサンプリングクロック毎にサ
ンプリングして、ディジタルの受信離散信号列を得る。
等化器9は、かかる受信離散信号系列に対して等化処理
を施すことにより、伝送路に生じた妨害、及び装置内部
で生じる歪み等を除去した受信離散信号系列を出力す
る。シンボル値判定回路10は、この等化処理が施され
た受信離散信号系列が、16値の内のいずれのシンボル
値に該当するものであるかを判定し、このシンボル値に
対応した符号化情報データを出力する。
されてくる信号を、かかるサンプリングクロック毎にサ
ンプリングして、ディジタルの受信離散信号列を得る。
等化器9は、かかる受信離散信号系列に対して等化処理
を施すことにより、伝送路に生じた妨害、及び装置内部
で生じる歪み等を除去した受信離散信号系列を出力す
る。シンボル値判定回路10は、この等化処理が施され
た受信離散信号系列が、16値の内のいずれのシンボル
値に該当するものであるかを判定し、このシンボル値に
対応した符号化情報データを出力する。
【0009】かかる符号化情報データを図示せぬ誤り訂
正回路にて誤り訂正処理することにより、伝送されてき
た情報データを得ることが出来るのである。しかしなが
ら、かかる構成においては、温度変動等の影響により、
上記ナイキストフィルタ及び直交検波器自体の特性が変
動し、VSB復調を良好に実施することが出来なくなる
という問題が生じる。又、直交検波器から出力される実
部周波数信号i及び虚部周波数信号jにDCオフセット
が重畳する場合があり、この際、定常位相誤差が生じて
VSB復調精度が低下してしまうのである。
正回路にて誤り訂正処理することにより、伝送されてき
た情報データを得ることが出来るのである。しかしなが
ら、かかる構成においては、温度変動等の影響により、
上記ナイキストフィルタ及び直交検波器自体の特性が変
動し、VSB復調を良好に実施することが出来なくなる
という問題が生じる。又、直交検波器から出力される実
部周波数信号i及び虚部周波数信号jにDCオフセット
が重畳する場合があり、この際、定常位相誤差が生じて
VSB復調精度が低下してしまうのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
を解決せんとして為されたものであり、多値VSB変調
信号を良好に復調することが出来る多値VSB復調器を
提供することを目的とする。
を解決せんとして為されたものであり、多値VSB変調
信号を良好に復調することが出来る多値VSB復調器を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による多値VSB
復調器は、情報データを所定ビット数毎に多値シンボル
値に変換した信号をシンボル周波数fSでVSB変調し
て送出する多値VSB変調器から送信されてくる多値V
SB変調信号を復調して前記情報データを得る多値VS
B復調器であって、前記多値VSB変調信号を、fC=
(m+q/p)・fS{mは整数、qは0以外の整数、p
は|q|<pを満たす整数}なる周波数fCのIF信号
に変換する手段と、前記IF信号を、fSP=n・fS{n
は自然数}なるサンプリング周波数fSPでサンプリング
してディジタルのIFサンプル値系列に変換するA/D
変換器と、前記IFサンプル値系列を複素周波数変換し
て複素基底域信号を得る直交検波器と、前記複素基底域
信号をパルス整形しこのパルス整形した信号中の実部信
号を前記シンボル周波数fSでリサンプリングして離散
信号系列を得るナイキストフィルタと、前記離散信号系
列が前記多値シンボル値の内のいずれのシンボル値に該
当するかを判定しこの判定したシンボル値に対応した情
報データを出力するシンボル値判定手段とを有すること
を特徴としている。
復調器は、情報データを所定ビット数毎に多値シンボル
値に変換した信号をシンボル周波数fSでVSB変調し
て送出する多値VSB変調器から送信されてくる多値V
SB変調信号を復調して前記情報データを得る多値VS
B復調器であって、前記多値VSB変調信号を、fC=
(m+q/p)・fS{mは整数、qは0以外の整数、p
は|q|<pを満たす整数}なる周波数fCのIF信号
に変換する手段と、前記IF信号を、fSP=n・fS{n
は自然数}なるサンプリング周波数fSPでサンプリング
してディジタルのIFサンプル値系列に変換するA/D
変換器と、前記IFサンプル値系列を複素周波数変換し
て複素基底域信号を得る直交検波器と、前記複素基底域
信号をパルス整形しこのパルス整形した信号中の実部信
号を前記シンボル周波数fSでリサンプリングして離散
信号系列を得るナイキストフィルタと、前記離散信号系
列が前記多値シンボル値の内のいずれのシンボル値に該
当するかを判定しこの判定したシンボル値に対応した情
報データを出力するシンボル値判定手段とを有すること
を特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】図3は、本発明による多値VSB
復調器の構成を示す図である。図3において、チューナ
21は、図示せぬ送信装置から伝送路を介して送信され
てくる多値VSB変調信号を受信する。例えば、16値
VSB変調器を搭載した送信装置においては、先ず、伝
送すべき符号化情報データ系列(例えば、誤り訂正符号
化されたデータ)を4ビット毎に実数値シンボル系列
{ak}に変換する。尚、かかる実数値シンボル系列の
任意の1シンボルは16種類の実数値のいずれかを取る
ものであり、これら16値の内、何れの値をとるかは4
ビットデータの組み合わせにより決定される。次に、か
かる実数値シンボル系列{ak}を、次式で表される過
程によって16値VSB変調信号f(t)に変換し、これ
を伝送路を介して送出するのである。
復調器の構成を示す図である。図3において、チューナ
21は、図示せぬ送信装置から伝送路を介して送信され
てくる多値VSB変調信号を受信する。例えば、16値
VSB変調器を搭載した送信装置においては、先ず、伝
送すべき符号化情報データ系列(例えば、誤り訂正符号
化されたデータ)を4ビット毎に実数値シンボル系列
{ak}に変換する。尚、かかる実数値シンボル系列の
任意の1シンボルは16種類の実数値のいずれかを取る
ものであり、これら16値の内、何れの値をとるかは4
ビットデータの組み合わせにより決定される。次に、か
かる実数値シンボル系列{ak}を、次式で表される過
程によって16値VSB変調信号f(t)に変換し、これ
を伝送路を介して送出するのである。
【0013】
【数2】
【0014】p :搬送波再生パイロット g(t) :複素基底域VSB変調信号 h(t) :複素基底域送出VSBパルス exp{} :複素指数関数 real[] :括弧内の複素数の実部 j :虚数単位 fRF :送出搬送波周波数 T :送出シンボル周期 チューナ21は、上記の如き多値VSB変調信号を、後
述する位相誤差検出回路23から供給される位相誤差信
号に応じてその局部発振周波数を調整しつつ所定周波数
のIF(intermediate frequency)信号に変換する。こ
の際、チューナ21は、後述するAGC(automatic ga
in control)22から供給されるAGC信号に応じてか
かるIF信号の利得調整をも行う。BPF(band pass
filter)24は、後述するA/D変換器25がそのサン
プリング動作の際にエイリアシングを起こさないよう
に、上記IF信号に対して帯域制限を施す。つまり、B
PF24は、上記IF信号中から、このA/D変換器2
5がエイリアシングを起こさないような帯域成分のみを
抽出し、この際得られた帯域制限IF信号をA/D変換
器25に供給するのである。
述する位相誤差検出回路23から供給される位相誤差信
号に応じてその局部発振周波数を調整しつつ所定周波数
のIF(intermediate frequency)信号に変換する。こ
の際、チューナ21は、後述するAGC(automatic ga
in control)22から供給されるAGC信号に応じてか
かるIF信号の利得調整をも行う。BPF(band pass
filter)24は、後述するA/D変換器25がそのサン
プリング動作の際にエイリアシングを起こさないよう
に、上記IF信号に対して帯域制限を施す。つまり、B
PF24は、上記IF信号中から、このA/D変換器2
5がエイリアシングを起こさないような帯域成分のみを
抽出し、この際得られた帯域制限IF信号をA/D変換
器25に供給するのである。
【0015】A/D変換器25は、後述するサンプリン
グクロック発生回路26から供給されるサンプリングク
ロック毎に上記帯域制限IF信号をサンプリングし、得
られたディジタルのIFサンプル値系列をAGC22、
サンプリングクロック発生回路26及び直交検波器27
の各々に供給する。AGC22は、かかるIFサンプル
値系列に基づいてかかるIFサンプル値各々を所定の範
囲内に収束すべきAGC信号を発生し、これを上記チュ
ーナ21に帰還供給する。
グクロック発生回路26から供給されるサンプリングク
ロック毎に上記帯域制限IF信号をサンプリングし、得
られたディジタルのIFサンプル値系列をAGC22、
サンプリングクロック発生回路26及び直交検波器27
の各々に供給する。AGC22は、かかるIFサンプル
値系列に基づいてかかるIFサンプル値各々を所定の範
囲内に収束すべきAGC信号を発生し、これを上記チュ
ーナ21に帰還供給する。
【0016】サンプリングクロック発生回路26は、上
記IFサンプル値系列に基づいて位相補正した所定周波
数のサンプリングクロックを発生し、これをA/D変換
器25に供給する。ここで、かかるIFサンプル値系列
は、周波数領域においてサンプリング周波数毎の周期ス
ペクトラムをもつが、ここにおいて、サンプリング前の
多値VSB変調信号スペクトラムが互いに重複すること
なく独立して存在するように、上記IF信号の周波数、
及びサンプリングクロックの周波数各々が設定されてい
る。
記IFサンプル値系列に基づいて位相補正した所定周波
数のサンプリングクロックを発生し、これをA/D変換
器25に供給する。ここで、かかるIFサンプル値系列
は、周波数領域においてサンプリング周波数毎の周期ス
ペクトラムをもつが、ここにおいて、サンプリング前の
多値VSB変調信号スペクトラムが互いに重複すること
なく独立して存在するように、上記IF信号の周波数、
及びサンプリングクロックの周波数各々が設定されてい
る。
【0017】図4〜図6は、かかる条件を満たすように
IF信号周波数、及びサンプリング周波数を各種設定し
た場合におけるスペクトラムを示す図である。図4(a)
は、送信されてくる多値VSB変調信号のシンボル周波
数fSに対して、
IF信号周波数、及びサンプリング周波数を各種設定し
た場合におけるスペクトラムを示す図である。図4(a)
は、送信されてくる多値VSB変調信号のシンボル周波
数fSに対して、
【0018】
【数3】IF信号周波数fC =(3・k+0.5)・fS
k:整数 と設定した場合におけるサンプリング前(A/D変換器
25による)の信号スペクトラムを示す図である。ここ
で、
k:整数 と設定した場合におけるサンプリング前(A/D変換器
25による)の信号スペクトラムを示す図である。ここ
で、
【0019】
【数4】サンプリング周波数fSP=3・fS とした場合におけるサンプリング後(A/D変換器25
による)のスペクトラムを図4(b)に示す。すなわち、
かかる図4に示される実施例においては、サンプリング
周波数fSPをシンボル周波数fSの3倍とし、一方、I
F信号周波数fCをサンプリング周波数fSPの定倍(3・
k)にシンボル周波数fSの1/2を加算した周波数に
設定している。この際、搬送波信号の周波数fhは、か
かるシンボル周波数fSの1/2倍の位置に存在する。
による)のスペクトラムを図4(b)に示す。すなわち、
かかる図4に示される実施例においては、サンプリング
周波数fSPをシンボル周波数fSの3倍とし、一方、I
F信号周波数fCをサンプリング周波数fSPの定倍(3・
k)にシンボル周波数fSの1/2を加算した周波数に
設定している。この際、搬送波信号の周波数fhは、か
かるシンボル周波数fSの1/2倍の位置に存在する。
【0020】図5(a)は、送信されてくる多値VSB変
調信号のシンボル周波数fSに対して、
調信号のシンボル周波数fSに対して、
【0021】
【数5】IF信号周波数fC =(2・k+0.25)・fS と設定した場合におけるサンプリング前(A/D変換器
25による)の信号スペクトラムを示す図である。ここ
で、
25による)の信号スペクトラムを示す図である。ここ
で、
【0022】
【数6】サンプリング周波数fSP=2・fS とした場合におけるサンプリング後(A/D変換器25
による)のスペクトラムを図5(b)に示す。すなわち、
かかる図5に示される実施例においては、サンプリング
周波数fSPをシンボル周波数fSの2倍とし、一方、I
F信号周波数fCをサンプリング周波数fSPの定倍(2・
k)にシンボル周波数fSの1/4を加算した周波数に
設定している。この際、搬送波信号の周波数fhは、か
かるシンボル周波数fSの1/4倍の位置に存在する。
による)のスペクトラムを図5(b)に示す。すなわち、
かかる図5に示される実施例においては、サンプリング
周波数fSPをシンボル周波数fSの2倍とし、一方、I
F信号周波数fCをサンプリング周波数fSPの定倍(2・
k)にシンボル周波数fSの1/4を加算した周波数に
設定している。この際、搬送波信号の周波数fhは、か
かるシンボル周波数fSの1/4倍の位置に存在する。
【0023】図6(a)は、送信されてくる多値VSB変
調信号のシンボル周波数fSに対して、
調信号のシンボル周波数fSに対して、
【0024】
【数7】IF信号周波数fC =(2・k−0.75)・fS と設定した場合におけるサンプリング前(A/D変換器
25による)の信号スペクトラムを示す図である。ここ
で、
25による)の信号スペクトラムを示す図である。ここ
で、
【0025】
【数8】サンプリング周波数fSP=2・fS とした場合におけるサンプリング後(A/D変換器25
による)のスペクトラムを図6(b)に示す。すなわち、
かかる図6に示される実施例においては、サンプリング
周波数fSPをシンボル周波数fSの2倍とし、一方、I
F信号周波数fCをサンプリング周波数fSPの定倍(2・
k)にシンボル周波数fSの−3/4を加算した周波数
に設定している。この際、搬送波信号の周波数fhは、
かかるシンボル周波数fSの−3/4倍の位置に存在す
る。
による)のスペクトラムを図6(b)に示す。すなわち、
かかる図6に示される実施例においては、サンプリング
周波数fSPをシンボル周波数fSの2倍とし、一方、I
F信号周波数fCをサンプリング周波数fSPの定倍(2・
k)にシンボル周波数fSの−3/4を加算した周波数
に設定している。この際、搬送波信号の周波数fhは、
かかるシンボル周波数fSの−3/4倍の位置に存在す
る。
【0026】図3における直交検波器27は、上述の如
くサンプリングされたIFサンプル値系列に対して複素
周波数変換を施して、複素基底域信号系列を得る。すな
わち、直交検波器27は、供給されてくるIFサンプル
値系列にIF信号周波数fCに対応した複素指数関数系
列を乗算することにより、複素基底域信号系列を得るの
である。
くサンプリングされたIFサンプル値系列に対して複素
周波数変換を施して、複素基底域信号系列を得る。すな
わち、直交検波器27は、供給されてくるIFサンプル
値系列にIF信号周波数fCに対応した複素指数関数系
列を乗算することにより、複素基底域信号系列を得るの
である。
【0027】例えば、図4に示されるが如く、シンボル
周波数fSに対してサンプリング周波数fSP=3・fS、
搬送波周波数fh=0.5・fSである場合には、周期6の繰
り返し系列 exp{-(2π/6)kj}を乗算すれば良い。この
際、
周波数fSに対してサンプリング周波数fSP=3・fS、
搬送波周波数fh=0.5・fSである場合には、周期6の繰
り返し系列 exp{-(2π/6)kj}を乗算すれば良い。この
際、
【0028】
【数9】 乗算複素系列の実部={1, 0.5, -0.5, -1, -0.5, 0.5} 乗算複素系列の虚部={0, -0.866, -0.866, 0, 0.866, 0.866} となる。又、図5に示されるが如く、シンボル周波数f
Sに対してサンプリング周波数fSP=2・fS、搬送波周
波数fh=0.25・fSである場合には、周期8の繰り返し
系列 exp{-(2π/8)kj}を乗算すれば良い。
Sに対してサンプリング周波数fSP=2・fS、搬送波周
波数fh=0.25・fSである場合には、周期8の繰り返し
系列 exp{-(2π/8)kj}を乗算すれば良い。
【0029】この際、
【0030】
【数10】 乗算複素系列の実部={1, 0.707, 0, -0.707, -1, -0.707, 0, 0.707} 乗算複素系列の虚部={0, -0.707, -1, -0.707, 0, 0.707, 1, 0.707} となる。又、図6に示されるが如く、シンボル周波数f
Sに対してサンプリング周波数fSP=2・fS、搬送波周
波数fh=−0.75・fSである場合には、周期8の繰り返
し系列 exp{-(2π)/(3/8)kj}を乗算すれば良い。
Sに対してサンプリング周波数fSP=2・fS、搬送波周
波数fh=−0.75・fSである場合には、周期8の繰り返
し系列 exp{-(2π)/(3/8)kj}を乗算すれば良い。
【0031】この際、
【0032】
【数11】 乗算複素系列の実部={1, -0.707, 0, 0.707, -1, 0.707, 0, -0.707} 乗算複素系列の虚部={0, 0.707, -1, 0.707, 0, -0.707, 1, -0.707} となる。位相誤差検出回路23は、この複素基底域信号
から重畳パイロットの位相角を推定し、この推定位相角
と所定位相角との誤差をチューナ21内のVCOに負帰
還することで位相誤差のない検波動作を実施せしめる。
から重畳パイロットの位相角を推定し、この推定位相角
と所定位相角との誤差をチューナ21内のVCOに負帰
還することで位相誤差のない検波動作を実施せしめる。
【0033】ナイキストフィルタ28は、例えば、複素
係数FIRフィルタからなり、上記送出VSBパルスh
(t)との総合特性がナイキスト特性となるようにパルス
整形を行う。ナイキストフィルタ28は、このパルス整
形した信号の内、実部信号をシンボルレートでリサンプ
リングした離散信号系列を等化器29に供給する。かか
るナイキストフィルタ28の動作により、IF信号をサ
ンプリングした際に生じたイメージスペクトラム(図
4、図5及び図6各々に示されているイメージスペクト
ラムIMG)の除去が為される。
係数FIRフィルタからなり、上記送出VSBパルスh
(t)との総合特性がナイキスト特性となるようにパルス
整形を行う。ナイキストフィルタ28は、このパルス整
形した信号の内、実部信号をシンボルレートでリサンプ
リングした離散信号系列を等化器29に供給する。かか
るナイキストフィルタ28の動作により、IF信号をサ
ンプリングした際に生じたイメージスペクトラム(図
4、図5及び図6各々に示されているイメージスペクト
ラムIMG)の除去が為される。
【0034】等化器29は、かかるナイキストフィルタ
28から供給される離散信号系列に対して等化処理を施
すことにより、伝送路で生じた妨害、及び装置内部で生
じる歪み等を除去した離散信号系列を出力する。シンボ
ル値判定回路30は、この等化処理が施された受信離散
信号系列が、多値(例えば16値)シンボル値の内のい
ずれのシンボル値に該当するものであるかを判定し、こ
のシンボル値に対応した符号化情報データを出力する。
28から供給される離散信号系列に対して等化処理を施
すことにより、伝送路で生じた妨害、及び装置内部で生
じる歪み等を除去した離散信号系列を出力する。シンボ
ル値判定回路30は、この等化処理が施された受信離散
信号系列が、多値(例えば16値)シンボル値の内のい
ずれのシンボル値に該当するものであるかを判定し、こ
のシンボル値に対応した符号化情報データを出力する。
【0035】以上の如く、本発明による多値VSB復調
器においては、先ず、伝送路を介して送信されてくる多
値VSB変調信号を、
器においては、先ず、伝送路を介して送信されてくる多
値VSB変調信号を、
【0036】
【数12】IF信号周波数fC=(m+q/p)・fS fS:シンボル周波数 m:整数 q:0以外の整数 p:|q|<pを満たす整数 なる周波数のIF信号に変換する。
【0037】次に、このIF信号を
【0038】
【数13】サンプリング周波数fSP=n・fS n:自然数 なるサンプリング周波数fSPにてサンプリングして、デ
ィジタルのIFサンプル値系列に変換し、このIFサン
プル値系列に対して、直交検波、ナイキストフィルタ処
理を施す構成としている。
ィジタルのIFサンプル値系列に変換し、このIFサン
プル値系列に対して、直交検波、ナイキストフィルタ処
理を施す構成としている。
【0039】よって、かかる構成によれば、ナイキスト
フィルタ及び直交検波器を、温度変動及びDCオフセッ
トの影響を受けにくいディジタル回路構成にて実現出来
るので、高精度な多値VSB復調器を得ることが出来る
のである。尚、上記図3に示される実施例においては、
チューナ21におけるIF信号周波数fCを、上述した
如き条件、すなわち、fC=(m+q/p)・fSに設定
することを提案している。しかしながら、このチューナ
21にて得られるIF信号の周波数は、上記IF信号周
波数fCより高くても構わない。この際、かかるIF信
号の周波数を、ダウンコンバートしてからサンプリング
すれば良いのである。
フィルタ及び直交検波器を、温度変動及びDCオフセッ
トの影響を受けにくいディジタル回路構成にて実現出来
るので、高精度な多値VSB復調器を得ることが出来る
のである。尚、上記図3に示される実施例においては、
チューナ21におけるIF信号周波数fCを、上述した
如き条件、すなわち、fC=(m+q/p)・fSに設定
することを提案している。しかしながら、このチューナ
21にて得られるIF信号の周波数は、上記IF信号周
波数fCより高くても構わない。この際、かかるIF信
号の周波数を、ダウンコンバートしてからサンプリング
すれば良いのである。
【0040】
【発明の効果】以上の如く、本発明による多値VSB復
調器においては、伝送路を介して送信されてくる多値V
SB変調信号を、IF信号周波数fC=(m+q/p)・
シンボル周波数fSなる条件を満たすIF信号に変換
し、このIF信号をサンプリング周波数fSP=n・fSな
るサンプリング周波数にてサンプリングして、ディジタ
ルのIFサンプル値系列に変換し、このIFサンプル値
系列に対して、直交検波、ナイキストフィルタ処理を施
して復調を行う構成としている。
調器においては、伝送路を介して送信されてくる多値V
SB変調信号を、IF信号周波数fC=(m+q/p)・
シンボル周波数fSなる条件を満たすIF信号に変換
し、このIF信号をサンプリング周波数fSP=n・fSな
るサンプリング周波数にてサンプリングして、ディジタ
ルのIFサンプル値系列に変換し、このIFサンプル値
系列に対して、直交検波、ナイキストフィルタ処理を施
して復調を行う構成としている。
【0041】よって、本発明による多値VSB復調器に
よれば、ナイキストフィルタ及び直交検波器を、温度変
動及びDCオフセットの影響を受けにくいディジタル構
成に出来るので、高精度な多値VSB復調器を提供する
ことができるのである。
よれば、ナイキストフィルタ及び直交検波器を、温度変
動及びDCオフセットの影響を受けにくいディジタル構
成に出来るので、高精度な多値VSB復調器を提供する
ことができるのである。
【図1】VSB特性を示す図である。
【図2】従来の多値VSB復調器の構成を示す図であ
る。
る。
【図3】本発明による多値VSB復調器の構成を示す図
である。
である。
【図4】本発明による多値VSB復調器におけるサンプ
リング前、及びサンプリング後各々の信号スペクトラム
を示す図である。
リング前、及びサンプリング後各々の信号スペクトラム
を示す図である。
【図5】本発明による多値VSB復調器におけるサンプ
リング前、及びサンプリング後各々の信号スペクトラム
を示す図である。
リング前、及びサンプリング後各々の信号スペクトラム
を示す図である。
【図6】本発明による多値VSB復調器におけるサンプ
リング前、及びサンプリング後各々の信号スペクトラム
を示す図である。
リング前、及びサンプリング後各々の信号スペクトラム
を示す図である。
21 チューナ 24 BPF 25 A/D変換器 26 サンプリングクロック発生回路 27 直交検波器 28 ナイキストフィルタ
Claims (5)
- 【請求項1】 情報データを所定ビット数毎に多値シン
ボル値に変換した信号をシンボル周波数fSでVSB変
調して送出する多値VSB変調器から送信されてくる多
値VSB変調信号を復調して前記情報データを得る多値
VSB復調器であって、 前記多値VSB変調信号を、fC=(m+q/p)・fS
{mは整数、qは0以外の整数、pは|q|<pを満た
す整数}なる周波数fCのIF信号に変換する手段と、 前記IF信号を、fSP=n・fS{nは自然数}なるサン
プリング周波数fSPでサンプリングしてディジタルのI
Fサンプル値系列に変換するA/D変換器と、 前記IFサンプル値系列を複素周波数変換して複素基底
域信号を得る直交検波器と、 前記複素基底域信号をパルス整形しこのパルス整形した
信号中の実部信号を前記シンボル周波数fSでリサンプ
リングして離散信号系列を得るナイキストフィルタと、 前記離散信号系列が前記多値シンボル値の内のいずれの
シンボル値に該当するかを判定しこの判定したシンボル
値に対応した情報データを出力するシンボル値判定手段
とを有することを特徴とする多値VSB復調器。 - 【請求項2】 前記n=3、前記m=3、前記q=1、
前記p=2であることを特徴とする請求項1記載の多値
VSB復調器。 - 【請求項3】 前記n=2、前記m=2、前記q=1、
前記p=4であることを特徴とする請求項1記載の多値
VSB復調器。 - 【請求項4】 前記n=2、前記m=2、前記q=−
3、前記p=4であることを特徴とする請求項1記載の
多値VSB復調器。 - 【請求項5】 前記n=2、前記m=0、前記q=−
3、前記p=4であることを特徴とする請求項1記載の
多値VSB復調器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6295896A JPH09261285A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 多値vsb復調器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6295896A JPH09261285A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 多値vsb復調器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09261285A true JPH09261285A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13215348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6295896A Pending JPH09261285A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 多値vsb復調器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09261285A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6046618A (en) * | 1997-05-12 | 2000-04-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Phase correction circuit and method therefor |
JP2001168931A (ja) * | 1999-10-26 | 2001-06-22 | Thomson Licensing Sa | Hdtv受像機の復調器のための位相誤差算定方法 |
JP2013126112A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Fujitsu Ltd | 復調器および復調方法 |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP6295896A patent/JPH09261285A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6046618A (en) * | 1997-05-12 | 2000-04-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Phase correction circuit and method therefor |
JP2001168931A (ja) * | 1999-10-26 | 2001-06-22 | Thomson Licensing Sa | Hdtv受像機の復調器のための位相誤差算定方法 |
JP4518355B2 (ja) * | 1999-10-26 | 2010-08-04 | トムソン ライセンシング | Hdtv受像機の復調器のための位相誤差算定方法 |
JP2013126112A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Fujitsu Ltd | 復調器および復調方法 |
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