JP6679927B2 - オフセット値補正装置およびオフセット値補正方法 - Google Patents

オフセット値補正装置およびオフセット値補正方法 Download PDF

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Description

本発明は、オフセット値補正技術に関し、特に受信した信号におけるオフセット値を補正するオフセット値補正装置およびオフセット値補正方法に関する。
デジタル通信では、送信機において、シンボルへデジタル変調した信号を送信し、受信機において、検波値と基準シンボル値とを対比することによって、各シンボル期間のシンボルを決定する。ここで、送信シンボルの生成および受信シンボルの検出には、基準値が必要である。例えば、デジタル変調としてFSK(Frequency Shift Keying)を採用した場合、基準値は基準周波数に相当する。送信機の基準周波数と受信機の基準周波数との間に生じたずれは、受信機の検波信号中にDC(Direct Current)オフセットとなって出現し、受信機におけるシンボル検出を阻害する。このDCオフセットをキャンセルするために、例えば、HPF(High−Pass Filter)によってDC成分が吸収される(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−60725号公報
デジタル変調の場合、検波信号にもDC成分が含まれているので、DCオフセットを吸収するためにHPFを使用すると、必要な情報も欠落してしまう。必要な情報の欠落は、固定劣化の要因になる。また、DCオフセット量が大きくなれば、DC成分を吸収するまでの時間も長くなるので、同期を確立するまでの期間が長くなる。その結果、データ受信が成功するまでの期間も長くなる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、オフセットを短期間で正確に補正する技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のオフセット値補正装置は、一部に正弦波波形が含まれた受信信号を入力する入力部と、入力部に入力した受信信号に対して微分処理を実行する微分処理部と、微分処理部において微分処理を実行した受信信号と余弦波波形のパターンとして記憶した参照信号との相関処理を実行する相関処理部と、相関処理部における相関処理の結果をもとに推定したタイミングであって、かつ入力部に入力した受信信号に正弦波波形が含まれたタイミングにおいて、入力部に入力した受信信号の値をオフセット値として取得する取得部と、取得部において取得したオフセット値によって、入力部に入力した受信信号を補正する補正部と、を備える。
本発明の別の態様は、オフセット値補正方法である。この方法は、一部に正弦波波形が含まれた受信信号を入力するステップと、入力した受信信号に対して微分処理を実行するステップと、微分処理を実行した受信信号と余弦波波形のパターンとして記憶した参照信号との相関処理を実行するステップと、相関処理の結果をもとに推定したタイミングであって、かつ入力した受信信号に正弦波波形が含まれたタイミングにおいて、入力した受信信号の値をオフセット値として取得するステップと、オフセット値によって、入力した受信信号を補正するステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、オフセットを短期間で正確に補正できる。
本発明の実施例に係る通信システムの構成を示す図である。 図1の送信装置から送信される信号のフォーマットを示す図である。 図3(a)−(c)は、図2の同期ワードのデータ構造を示す図である。 図1の受信装置の構成を示す図である。 図4のベースバンドフィルタ部から出力される検波信号を示す図である。 図6(a)−(c)は、図4の受信装置の処理概要を示す図である。 図7(a)−(c)は、図4の受信装置の別の処理概要を示す図である。 図4の受信装置による受信処理を示すフローチャートである。
本発明を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施例は、デジタル変調方式を使用し、かつ送信装置と受信装置によって構成される通信システムに関する。一例として、デジタル変調方式にFSKが使用され、通信として無線通信が実行される。前述のごとく、送信装置の基準周波数と受信装置の基準周波数とがずれている場合、受信装置において検波された信号には、DCオフセットが含まれる。DCオフセットの存在によって受信特性が悪化するので、DCオフセットの補正が必要とされる。DCオフセットの補正のためにHPFを使用すると、情報成分の欠落により補正精度が悪化するとともに、補正するまでの期間が長くなる。これらを改善するために、本実施例では、次の処理を実行する。
送信装置から送信される信号は、例えば、パケット信号、バースト信号等のようにフレーム信号として形成される。フレーム信号には、同期ワードが含まれる。同期ワードは、受信装置において、送信装置とのフレーム同期を確立させるための情報であり、既知の情報である。ここでは、同期ワードの少なくとも一部に正弦波波形が含められる。受信装置は、送信装置からのフレーム信号を受信し、周波数検波を実行するとともに、所定のサンプリングレートによってアナログ−デジタル変換を実行する。また、受信装置は、デジタル変換された検波信号をサンプルごとに微分する。当該微分によって、正弦波波形は余弦波波形に変換され、受信装置は、検波信号の中から余弦波波形を検出する。
余弦波波形を検出した場合、受信装置は、正弦波波形が原点を通過すべきタイミングにおける検波信号の値をDCオフセット値として取得する。さらに、受信装置は、取得したDCオフセット値によって検波信号を補正する。このように、受信装置は検波信号をサンプルごとに微分するので、DCオフセット量の大きさに関係なく、DCオフセット値が取得され、検波信号の補正が可能になる。正弦波波形を微分しても位相が変わるだけであるので、情報成分を欠落させずに、検波信号が補足される。
図1は、本発明の実施例に係る通信システム100の構成を示す。通信システム100は、送信装置10、受信装置20を含む。送信装置10は、FSK等のデジタル変調を実行する無線装置である。図2は、送信装置10から送信される信号、例えば、フレーム信号のフォーマットを示す。図示のごとく、同期ワード、データが順に配置される。なお、フレーム信号のフォーマットは、これに限定されず、他の要素が含められてもよい。
図3(a)−(c)は、同期ワードのデータ構造を示す。図3(a)は、2値FSKを使用する場合の同期ワードを示し、24シンボル、24ビットで構成される。ここで、「1」と「0」は、例えば、±1800Hzの周波数偏移幅に対応する。図3(a)において下線によって示された「11001100」の8ビットの部分が、前述の正弦波波形の部分に相当する。図3(b)は、4値FSKを使用する場合の同期ワードを示し、24シンボル、48ビットで構成される。4値FSKにおいて、シンボルの4値「11」、「10」、「00」、「01」が、「−3」、「−1」、「1」、「3」にそれぞれ対応づけられており、「−3」と「3」が、例えば±1800Hzの周波数偏移幅に対応する。
4値FSKの「11」、「01」が2値FSKの「0」、「1」にそれぞれ対応するので、図3(b)の同期ワードは図3(a)の同期ワードと実質的に同一である。これらは、APCO Project25のFDMA(Frequency Division Multiple Access)において規定された同期ワードである。なお、図3(b)においても、下線によって示された「0101111101011111」の16ビットの部分が、前述の正弦波波形の部分に相当する。図3(c)は、図3(b)を16進数で表現した同期ワードを示す。図1に戻る。
受信装置20は、送信装置10からのフレーム信号を受信する。受信装置20には、局部発振器が設けられており、当該局部発振器から出力される局部発振信号の基準周波数は、送信装置10に設けられた局部発振器から出力される局部発振信号の基準周波数とずれている。そのため、受信装置20において検波された信号には、DCオフセットが含まれる。受信装置20では、当該DCオフセットを補正するための処理が実行される。以下では、受信装置20の構成ととともに、この処理を具体的に説明する。
図4は、受信装置20の構成を示す。受信装置20は、周波数検波部30、ベースバンドフィルタ部32、微分処理部34、第1相関処理部36、SW部38、取得部40、遅延部42、補正部44、第2相関処理部46、判定処理部48を含む。
周波数検波部30は、図示しない送信装置10から受信したフレーム信号を入力する。周波数検波部30は、局部発振器を備え、局部発振器から出力される局部発振信号を使用して、フレーム信号に対して周波数検波を実行する。また、周波数検波部30は、周波数検波を実行したフレーム信号に対して、所定のサンプリングレートによってアナログ−デジタル変換を実行する。サンプリングレートは、シンボルレートよりも高速になるように設定される。その結果、周波数検波部30は、周波数検波を実行し、かつデジタル変換されたフレーム信号(以下、これを「受信信号」、「検波信号」という)をベースバンドフィルタ部32に出力する。前述のごとく、検波信号には、DCオフセットが含まれる。なお、周波数検波部30において、周波数検波とアナログ−デジタル変換の順番は逆であってもよい。
ベースバンドフィルタ部32は、周波数検波部30からの検波信号を入力する。検波信号の同期ワードの部分には、正弦波波形が含まれる。ベースバンドフィルタ部32は、検波信号に対してフィルタリングを実行することによって、検波信号に含まれた高周波成分を低減する。ベースバンドフィルタ部32は、フィルタリングを実行した検波信号(以下、これもまた「検波信号」、「受信信号」という)を出力する。図5は、ベースバンドフィルタ部32から出力される検波信号を示す。横軸が時間を示し、縦軸が振幅を示す。これは、検波信号のうち、前述したAPCO Project25のFDMAにおける同期ワードを示す。正弦波波形部分60は、1200Hzの正弦波波形に相当する。また、正弦波波形は、振幅の原点から開始し、振幅の原点で終了するような1.5周期の波形である。図4に戻る。
微分処理部34は、ベースバンドフィルタ部32からの検波信号を入力する。微分処理部34は、検波信号に対して微分処理を実行する。微分処理は、1サンプル間隔での検波信号の差分を計算することに相当する。ここでは、検波信号の同期ワードにおける正弦波波形に対する微分処理をさらに具体的に説明する。微分処理部34に入力された正弦波波形は、次のように示される。
f(t)=sin(ωt)+α ・・・(1)
ここで、角速度ωは実質的にはサンプリング周波数を示し、αはDCオフセットを示す。
正弦波波形に対して微分処理を実行すると、次のように示される。
df(t)/dt=d(sin(ωt)+α)/dt=cos(ωt) ・・・(2)
式(2)に示すように、正弦波波形は微分処理によって余弦波波形に変換される。これは、1サンプル間隔での検波信号の差分を計算することによって、相対的な振幅が導出される。なお、正弦波波形と余弦波波形とは位相が異なるだけの関係であるので、正弦波波形に含まれた情報成分は欠落されない。微分処理部34は、微分処理した検波信号を第1相関処理部36に出力する。
第1相関処理部36は、微分処理部34から、微分処理した検波信号を入力する。第1相関処理部36は、余弦波波形のパターンを参照信号として記憶しており、微分処理した検波信号と、参照信号との相関処理を実行する。第1相関処理部36は、相関処理の結果である相関値のピークを検出することによって、検波信号に正弦波波形が含まれたタイミングを推定する。
図6(a)−(c)は、受信装置20の処理概要を示す。図6(a)は、検波信号の正弦波波形の部分を示し、図6(b)は、微分処理した検波信号の余弦波波形の部分を示し、図6(c)は、相関処理の結果である相関値の変化を示す。参照信号と一致するタイミングは「T」であり、このタイミング「T」で相関値は最大となる。相関値が最大のタイミング「T」では、微分処理した検波信号の余弦波は振幅のピークであり、検波信号が本来の原点を通過するタイミングになる。検波信号にDCオフセットαが含まれる場合、このタイミング「T」における検波信号の値そのものが、DCオフセットαに相当する。図7(a)−(c)は、受信装置20の別の処理概要を示す。これらは、図6(a)−(c)における1周期を1.5周期とした場合である。なお、図7(c)では、参照信号も1.5周期とされている。図4に戻る。
第1相関処理部36は、タイミング「T」を特定した場合に、SW部38を「オフ」から「オン」に切りかえる。SW部38は、ベースバンドフィルタ部32からの検波信号を入力する。SW部38は、通常、「オフ」にされているので、入力した検波信号を出力しない。一方、SW部38は、第1相関処理部36からの指示に応じて、「オフ」から「オン」に切りかわる。前述のごとく、これは、タイミング「T」が特定された場合になされる。「オン」に切りかわると、SW部38は、そのタイミングで入力した検波信号を取得部40に出力する。SW部38は、1サンプリングの検波信号を出力すると、「オフ」に戻る。
取得部40は、SW部38からの検波信号であって、かつ1サンプリングの検波信号を入力する。これは、前述のごとく、検波信号に正弦波波形が含まれたタイミング、特に正弦波波形が原点を通過すべきタイミング「T」における検波信号を入力することに相当する。取得部40は、入力した検波信号の値をDCオフセット値として取得する。DCオフセットが生じていない場合、正弦波波形が原点を通過すべきタイミング「T」において、検波信号の値は、「0」になるべきである。そのため、当該タイミング「T」での検波信号の値が「0」でなければ、その検波信号の値は、DCオフセット値を示す。取得部40は、ベースバンドフィルタ部32からの検波信号の出力が終了するまで、つまり周波数検波部30におけるフレーム信号の入力が終了するまで、DCオフセット値を保持する。
遅延部42は、ベースバンドフィルタ部32からの検波信号を入力する。遅延部42は、SW部38、取得部40での処理遅延の期間だけ検波信号を遅延させる。遅延部42は、遅延させた検波信号(以下、これもまた「検波信号」という)を補正部44に出力する。補正部44は、遅延部42からの検波信号を入力する。一方、補正部44は、取得部40からのDCオフセット値によって、検波信号を補正する。具体的に説明すると、補正部44は、検波信号からDCオフセット値を減算することによって、検波信号に含まれたDCオフセット値を低減する。補正部44は、補正した検波信号(以下、これもまた「検波信号」という)を第2相関処理部46に出力する。
第2相関処理部46は、遅延部42からの検波信号を入力する。第2相関処理部46は、同期ワードを記憶しており、検波信号と同期ワードとの相関処理を実行する。第2相関処理部46は、相関処理の結果である相関値のピークを検出することによって、フレームおよびシンボルのタイミング同期を確立させる。第2相関処理部46は、タイミング同期を確立した検波信号のデータ部分を判定処理部48に出力する。判定処理部48は、第2相関処理部46からのデータ部分を入力する。判定処理部48は、データ部分に対して判定処理を実行することによって、データを取得する。判定処理には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
以上の構成による受信装置20の動作を説明する。図8は、受信装置20による受信処理を示すフローチャートである。周波数検波部30は、受信信号を取得し(S10)、周波数検波処理を実行する(S12)。ベースバンドフィルタ部32は、検波信号に対してベースバンドフィルタ処理を実行する(S14)。フレーム同期が確立していなければ(S16のN)、微分処理部34は、1サンプル微分処理を実行する(S18)。第1相関処理部36は、余弦波波形の相関処理を実行する(S20)。余弦波波形の相関が検出された場合(S22のY)、取得部40は、DCオフセット値の抽出処理を実行する(S24)。
余弦波波形の相関が検出されない場合(S22のN)、ステップ24はスキップされる。補正部44は、検波信号からDCオフセット値を減算する(S26)。第2相関処理部46は、フレーム同期のための相関処理を実行する(S28)。フレーム同期が確立すれば(S30のY)、判定処理部48は、シンボルからビットへの判定処理を実行する(S32)。フレーム同期が確立しなければ(S30のN)、ステップ32はスキップされる。フレーム同期が確立していれば(S16のY)、ステップ18からステップ30はスキップされる。
本実施例によれば、微分処理を実行した検波信号と、余弦波波形との相関処理を実行するので、DCオフセットの影響を受けずに、検波信号に正弦波波形が含まれたタイミングを検出できる。また、検波信号に正弦波波形が含まれたタイミングでの検波信号の値を抽出するので、DCオフセット値を取得できる。また、微分処理と相関処理の結果をもとにDCオフセット値を取得するので、DCオフセット値を取得するまでの期間を短縮できる。また、取得したDCオフセット値によって検波信号を補正するので、DCオフセットを補正するまでの期間を短縮できる。
また、正弦波波形が含まれたタイミングでの検波信号の値を取得するので、DCオフセット量によらずにDCオフセットを吸収できる。また、DCオフセット量によらずにDCオフセットが吸収されるので、同期を取得するまでの期間を短縮できる。また、同期ワード内の正弦波成分に着目して微分するので、固定劣化が起こらずに正確に同期ワードを捕捉できる。また、微分処理は単に1サンプル前の値と減算するだけなので負荷を軽減できる。
また、正弦波波形が原点を通過すべきタイミングにおいて、検波信号の値をDCオフセット値として取得するので、DCオフセット値の精度を向上できる。また、正弦波波形が原点を通過すべきタイミングにおいて、検波信号の値をDCオフセット値として取得するので、処理を簡易にできる。また、受信信号の入力が終了するまで、オフセット値を保持するので、正弦波波形がデータに含まれていても、処理を正確に継続できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10 送信装置、 20 受信装置、 30 周波数検波部、 32 ベースバンドフィルタ部、 34 微分処理部、 36 第1相関処理部、 38 SW部、 40 取得部、 42 遅延部、 44 補正部、 46 第2相関処理部、 48 判定処理部、 100 通信システム。

Claims (4)

  1. 一部に正弦波波形が含まれた受信信号を入力する入力部と、
    前記入力部に入力した受信信号に対して微分処理を実行する微分処理部と、
    前記微分処理部において微分処理を実行した受信信号と余弦波波形のパターンとして記憶した参照信号との相関処理を実行する相関処理部と、
    前記相関処理部における相関処理の結果をもとに推定したタイミングであって、かつ前記入力部に入力した受信信号に正弦波波形が含まれたタイミングにおいて、前記入力部に入力した受信信号の値をオフセット値として取得する取得部と、
    前記取得部において取得したオフセット値によって、前記入力部に入力した受信信号を補正する補正部と、
    を備えることを特徴とするオフセット値補正装置。
  2. 前記取得部は、前記相関処理部による相関処理の結果が最大となるタイミングにおいて、前記入力部に入力した受信信号の値をオフセット値として取得することを特徴とする請求項1に記載のオフセット値補正装置。
  3. 前記取得部は、前記入力部における受信信号の入力が終了するまで、オフセット値を保持することを特徴とする請求項1または2に記載のオフセット値補正装置。
  4. 一部に正弦波波形が含まれた受信信号を入力するステップと、
    入力した受信信号に対して微分処理を実行するステップと、
    微分処理を実行した受信信号と余弦波波形のパターンとして記憶した参照信号との相関処理を実行するステップと、
    相関処理の結果をもとに推定したタイミングであって、かつ入力した受信信号に正弦波波形が含まれたタイミングにおいて、入力した受信信号の値をオフセット値として取得するステップと、
    オフセット値によって、入力した受信信号を補正するステップと、
    を備えることを特徴とするオフセット値補正方法。
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