JPH09284540A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
- Publication number
- JPH09284540A JPH09284540A JP8117135A JP11713596A JPH09284540A JP H09284540 A JPH09284540 A JP H09284540A JP 8117135 A JP8117135 A JP 8117135A JP 11713596 A JP11713596 A JP 11713596A JP H09284540 A JPH09284540 A JP H09284540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image information
- document
- transmission
- image
- original
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数枚の原稿の画情報を合成して送信する機
能を有するファクシミリ装置において、送信側の利点だ
けでなく、受信側においても中途半端な受信原稿が生じ
ないようにした合成送信を可能にする。 【解決手段】 複数枚の原稿の画情報を合成して送信す
る機能を有するファクシミリ装置において、受信機から
送られてくるDIS(あるいはNSF等)によって知り
得る最大原稿幅に対応する定型カット紙の長さに収まる
ように原稿を合成して送信する原稿合成・送信手段と、
定型カット紙の長さに収まらないときは、次ページ原稿
として再び合成、送信作業を開始する原稿再合成・送信
手段とを設ける。
能を有するファクシミリ装置において、送信側の利点だ
けでなく、受信側においても中途半端な受信原稿が生じ
ないようにした合成送信を可能にする。 【解決手段】 複数枚の原稿の画情報を合成して送信す
る機能を有するファクシミリ装置において、受信機から
送られてくるDIS(あるいはNSF等)によって知り
得る最大原稿幅に対応する定型カット紙の長さに収まる
ように原稿を合成して送信する原稿合成・送信手段と、
定型カット紙の長さに収まらないときは、次ページ原稿
として再び合成、送信作業を開始する原稿再合成・送信
手段とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数枚の原稿の
画情報を合成して送信する機能を有するファクシミリ装
置に関する。
画情報を合成して送信する機能を有するファクシミリ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、原稿を読み取る原稿読み取り
手段と、複数枚の原稿の画情報を蓄積する画情報蓄積メ
モリとを備え、複数枚の原稿の画情報を合成して送信す
る機能を有するファクシミリ装置は公知である(例え
ば、特開平4−302269号公報)。このような機能
を有するファクシミリ装置によれば、ページ間の手順を
省略することができるので、トータルの送信時間の短縮
が可能である。
手段と、複数枚の原稿の画情報を蓄積する画情報蓄積メ
モリとを備え、複数枚の原稿の画情報を合成して送信す
る機能を有するファクシミリ装置は公知である(例え
ば、特開平4−302269号公報)。このような機能
を有するファクシミリ装置によれば、ページ間の手順を
省略することができるので、トータルの送信時間の短縮
が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】先に述べた複数枚の原
稿の画情報を合成して送信する機能を有するファクシミ
リ装置によれば、トータルの送信時間を短縮することが
できる。しかし、相手先(受信側)のファクシミリ装置
が定型カット紙を使用している機種の場合、合成された
画情報が1ページの長さを超えてしまうと、分割記録さ
れて2ページにまたがる原稿が発生する虞があり、送信
時間の短縮による通信料金の節減の効果が、必ずしも有
利とはいえない、という不都合があった。すなわち、送
信側にとっては送信時間の短縮による効果が期待できる
が、相手側では中途半端な受信原稿になってしまう、と
いう問題がある。
稿の画情報を合成して送信する機能を有するファクシミ
リ装置によれば、トータルの送信時間を短縮することが
できる。しかし、相手先(受信側)のファクシミリ装置
が定型カット紙を使用している機種の場合、合成された
画情報が1ページの長さを超えてしまうと、分割記録さ
れて2ページにまたがる原稿が発生する虞があり、送信
時間の短縮による通信料金の節減の効果が、必ずしも有
利とはいえない、という不都合があった。すなわち、送
信側にとっては送信時間の短縮による効果が期待できる
が、相手側では中途半端な受信原稿になってしまう、と
いう問題がある。
【0004】この発明では、送信側の利点だけでなく、
受信側においても中途半端な受信原稿が生じないように
した合成送信を可能にしたファクシミリ装置を実現する
ことを課題としている(請求項1から請求項4の発
明)。また、受信側において、原稿を合成した状態が判
別できるようにしたファクシミリ装置を実現することが
第2の課題である(請求項2と請求項3の発明)。さら
に、送信側において、送信結果について確認できるよう
にしたファクシミリ装置を実現することが第3の課題で
ある(請求項4の発明)。
受信側においても中途半端な受信原稿が生じないように
した合成送信を可能にしたファクシミリ装置を実現する
ことを課題としている(請求項1から請求項4の発
明)。また、受信側において、原稿を合成した状態が判
別できるようにしたファクシミリ装置を実現することが
第2の課題である(請求項2と請求項3の発明)。さら
に、送信側において、送信結果について確認できるよう
にしたファクシミリ装置を実現することが第3の課題で
ある(請求項4の発明)。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、原
稿を読み取る原稿読み取り手段と、複数枚の原稿の画情
報を蓄積する画情報蓄積メモリとを備え、複数枚の原稿
の画情報を合成して送信する機能を有するファクシミリ
装置において、受信機から送られてくるDIS(あるい
はNSF等)によって知り得る最大原稿幅に対応する定
型カット紙の長さに収まるように原稿を合成して送信す
る原稿合成・送信手段と、定型カット紙の長さに収まら
ないときは、次ページ原稿として再び合成、送信作業を
開始する原稿再合成・送信手段とを設けている。
稿を読み取る原稿読み取り手段と、複数枚の原稿の画情
報を蓄積する画情報蓄積メモリとを備え、複数枚の原稿
の画情報を合成して送信する機能を有するファクシミリ
装置において、受信機から送られてくるDIS(あるい
はNSF等)によって知り得る最大原稿幅に対応する定
型カット紙の長さに収まるように原稿を合成して送信す
る原稿合成・送信手段と、定型カット紙の長さに収まら
ないときは、次ページ原稿として再び合成、送信作業を
開始する原稿再合成・送信手段とを設けている。
【0006】請求項2の発明では、請求項1のファクシ
ミリ装置において、原稿を合成したときの境界に境界線
を画情報として、あるいは原稿の境界に原稿のページ数
を付加し、原稿の合成具合を受信機において認識可能に
する手段を設けている。
ミリ装置において、原稿を合成したときの境界に境界線
を画情報として、あるいは原稿の境界に原稿のページ数
を付加し、原稿の合成具合を受信機において認識可能に
する手段を設けている。
【0007】請求項3の発明では、請求項1のファクシ
ミリ装置において、原稿を合成したとき、ページの合成
状況を送付表に記載して最終ページとして送信する手段
を設けている。
ミリ装置において、原稿を合成したとき、ページの合成
状況を送付表に記載して最終ページとして送信する手段
を設けている。
【0008】請求項4の発明では、原稿を読み取る原稿
読み取り手段と、複数枚の原稿の画情報を蓄積する画情
報蓄積メモリとを備え、複数枚の原稿の画情報を合成し
て送信する機能を有するファクシミリ装置において、原
稿の合成・送信後に、ページの合成状況と送信結果とを
記載したレポートを出力する手段を設けている。
読み取り手段と、複数枚の原稿の画情報を蓄積する画情
報蓄積メモリとを備え、複数枚の原稿の画情報を合成し
て送信する機能を有するファクシミリ装置において、原
稿の合成・送信後に、ページの合成状況と送信結果とを
記載したレポートを出力する手段を設けている。
【0009】
第1の実施の形態 この第1の実施の形態は、主として請求項1と請求項2
の発明に対応しているが、請求項3と請求項4の発明に
も関連しており、請求項1の発明が基本発明である。こ
の第1の実施の形態では、複数枚の原稿の画情報を合成
して送信する動作において、送信原稿の1ページが受信
原稿の2ページにまたがらないようにページ分けして送
信する点に特徴を有している。ここで、ファクシミリ装
置について、そのハード構成を説明する。
の発明に対応しているが、請求項3と請求項4の発明に
も関連しており、請求項1の発明が基本発明である。こ
の第1の実施の形態では、複数枚の原稿の画情報を合成
して送信する動作において、送信原稿の1ページが受信
原稿の2ページにまたがらないようにページ分けして送
信する点に特徴を有している。ここで、ファクシミリ装
置について、そのハード構成を説明する。
【0010】図1は、この発明のファクシミリ装置につ
いて、その要部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロ
ック図である。図において、1は読み取り部、2は記録
部、3は符号化復号化部、4はシステム制御部、5はシ
ステムメモリ、6は画情報メモリ、7は操作表示部、8
は通信制御部、9はモデム、10はデジタル回線の回線
終端装置(DSU)を示す。
いて、その要部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロ
ック図である。図において、1は読み取り部、2は記録
部、3は符号化復号化部、4はシステム制御部、5はシ
ステムメモリ、6は画情報メモリ、7は操作表示部、8
は通信制御部、9はモデム、10はデジタル回線の回線
終端装置(DSU)を示す。
【0011】この図1に示すファクシミリ装置は、シス
テム制御部4が後出の図5と図6のフローに従って制御
を行う点を除けば、基本的には従来の装置と同様の構成
である。最初に、従来と共通の構成と動作について、簡
単に説明する。読み取り部1は、CCDや密着センサ等
で構成され、送信あるいはコピーする画像を読み取る機
能を有している。記録部2は、読み取った画情報や受信
した画情報を記録紙に記録したり、種々の管理レポート
等を出力して記録する。符号化復号化部3は、公知の符
号化方式によって送信する画情報データを圧縮し、ま
た、受信した画情報データを復号化して元の画像に再生
する機能を有している。
テム制御部4が後出の図5と図6のフローに従って制御
を行う点を除けば、基本的には従来の装置と同様の構成
である。最初に、従来と共通の構成と動作について、簡
単に説明する。読み取り部1は、CCDや密着センサ等
で構成され、送信あるいはコピーする画像を読み取る機
能を有している。記録部2は、読み取った画情報や受信
した画情報を記録紙に記録したり、種々の管理レポート
等を出力して記録する。符号化復号化部3は、公知の符
号化方式によって送信する画情報データを圧縮し、ま
た、受信した画情報データを復号化して元の画像に再生
する機能を有している。
【0012】システム制御部4は、すでに述べたよう
に、この図1のファクシミリ装置の全体の制御を司る機
能を有しており、従来の装置と同様の制御を行う他に、
後述するこの発明に固有の制御を行うを有している。こ
のシステム制御部4には、ファクシミリ装置を制御する
ためのソフトウェアが記録されているROMが内蔵され
ており、ROMに記憶されたプログラムの命令によって
全ての制御を行う。システムメモリ5は、種々の制御に
必要なパラメータ等を記憶する不揮発性メモリで、画情
報メモリ6に記憶された画情報を管理するためのファイ
ルも、このシステムメモリ5に記憶される。そして、装
置の電源を落してもメモリ内容が消えないように、図示
されないバッテリによってバックアップされている。
に、この図1のファクシミリ装置の全体の制御を司る機
能を有しており、従来の装置と同様の制御を行う他に、
後述するこの発明に固有の制御を行うを有している。こ
のシステム制御部4には、ファクシミリ装置を制御する
ためのソフトウェアが記録されているROMが内蔵され
ており、ROMに記憶されたプログラムの命令によって
全ての制御を行う。システムメモリ5は、種々の制御に
必要なパラメータ等を記憶する不揮発性メモリで、画情
報メモリ6に記憶された画情報を管理するためのファイ
ルも、このシステムメモリ5に記憶される。そして、装
置の電源を落してもメモリ内容が消えないように、図示
されないバッテリによってバックアップされている。
【0013】画情報メモリ6は、読み取り部1によって
読み取られ画像処理された画情報や、交信によって受信
された画信号を必要に応じて記憶させるメモリ手段であ
る。操作表示部7は、パネル上に設けられた表示用LC
DやLED、操作キー等から構成され、装置の動作状態
を表示したり、オペレータが各種の操作を行う機能を有
している。通信制御部8は、伝送制御を司る機能を有す
る。モデム9は、回線と通信制御部8との間で、アナロ
グ信号の変調/復調を行う機能を有している。デジタル
回線の回線終端装置(Digital Service
Unit)10は、デジタル回線の端末を構成してい
る。
読み取られ画像処理された画情報や、交信によって受信
された画信号を必要に応じて記憶させるメモリ手段であ
る。操作表示部7は、パネル上に設けられた表示用LC
DやLED、操作キー等から構成され、装置の動作状態
を表示したり、オペレータが各種の操作を行う機能を有
している。通信制御部8は、伝送制御を司る機能を有す
る。モデム9は、回線と通信制御部8との間で、アナロ
グ信号の変調/復調を行う機能を有している。デジタル
回線の回線終端装置(Digital Service
Unit)10は、デジタル回線の端末を構成してい
る。
【0014】以上が、従来と共通する構成と動作の概要
である。次に、この発明のファクシミリ装置の固有の送
信時の動作を説明する。発呼側のファクシミリ装置で
は、操作表示部7の操作によって、相手先のファクシミ
リ装置の番号(加入者番号等)の入力と、合成送信であ
る旨の指定とを行い、原稿蓄積動作を起動させる。
である。次に、この発明のファクシミリ装置の固有の送
信時の動作を説明する。発呼側のファクシミリ装置で
は、操作表示部7の操作によって、相手先のファクシミ
リ装置の番号(加入者番号等)の入力と、合成送信であ
る旨の指定とを行い、原稿蓄積動作を起動させる。
【0015】図2は、この発明のファクシミリ装置につ
いて、送信時における蓄積データの流れを示す図であ
る。図における符号は図1と同様である。
いて、送信時における蓄積データの流れを示す図であ
る。図における符号は図1と同様である。
【0016】送信時における蓄積データは、この図2に
示すように、読み取り部1によってラインデータを取り
込み、符号化復号化部3において、公知の符号化方式に
よって画情報を圧縮した後、画情報メモリ6に画情報フ
ァイルとして格納する。この場合に、システムメモリ5
には、その画情報に対する管理情報を作業ファイル(動
作ファイル)に格納しておく。この状態を、次の図3に
詳しく示す。
示すように、読み取り部1によってラインデータを取り
込み、符号化復号化部3において、公知の符号化方式に
よって画情報を圧縮した後、画情報メモリ6に画情報フ
ァイルとして格納する。この場合に、システムメモリ5
には、その画情報に対する管理情報を作業ファイル(動
作ファイル)に格納しておく。この状態を、次の図3に
詳しく示す。
【0017】図3は、この発明のファクシミリ装置につ
いて、送信時におけるシステムメモリ5内の作業ファイ
ルと画情報メモリ6内の画情報ファイルの構成の一例を
示す図である。図において、Aは作業ファイル、Bは宛
先情報、Cは画情報ファイル、Dは次ページの画情報フ
ァイルを示す。
いて、送信時におけるシステムメモリ5内の作業ファイ
ルと画情報メモリ6内の画情報ファイルの構成の一例を
示す図である。図において、Aは作業ファイル、Bは宛
先情報、Cは画情報ファイル、Dは次ページの画情報フ
ァイルを示す。
【0018】先に述べたように、発呼側のファクシミリ
装置で、相手先のファクシミリ装置の番号(加入者番号
等)の入力と、合成送信である旨の指定とを行い、送信
原稿の蓄積動作を起動させる。この原稿の蓄積時には、
システムメモリ5内に、Aで示すような、送信原稿の個
別管理を行うための作業ファイルと、Bで示すような宛
先情報とを作成する。図3の作業ファイルAは、動作種
別として「合成送信」、起動時刻、宛先情報アドレスの
先頭、宛先数、読み取り時の画/ファイル情報格納メモ
リのアドレスの先頭等のパラメータから構成されてい
る。
装置で、相手先のファクシミリ装置の番号(加入者番号
等)の入力と、合成送信である旨の指定とを行い、送信
原稿の蓄積動作を起動させる。この原稿の蓄積時には、
システムメモリ5内に、Aで示すような、送信原稿の個
別管理を行うための作業ファイルと、Bで示すような宛
先情報とを作成する。図3の作業ファイルAは、動作種
別として「合成送信」、起動時刻、宛先情報アドレスの
先頭、宛先数、読み取り時の画/ファイル情報格納メモ
リのアドレスの先頭等のパラメータから構成されてい
る。
【0019】また、宛先情報Bは、図3に示したよう
に、aの「発呼番号」、bの「次宛先情報アドレス」、
cの「送信ページ」、dの「ページ毎の合成数」のよう
なパラメータから構成されている。この図3には、宛先
が1つの場合を示している。次に、作業ファイルAの
「読み取り時の画/ファイル情報格納メモリのアドレス
の先頭」によって指定される画情報ファイルは、Cで示
すような構成である。すなわち、「総ライン数」、「次
ページアドレス」、「線密度」、「圧縮モード」、「原
稿幅」、「画情報」から構成されている。「総ライン
数」は、画情報の総ラインの情報である。「次ページア
ドレス」は、図3にDで示すように、次のページの画情
報が格納されている画情報ファイルの情報である。
に、aの「発呼番号」、bの「次宛先情報アドレス」、
cの「送信ページ」、dの「ページ毎の合成数」のよう
なパラメータから構成されている。この図3には、宛先
が1つの場合を示している。次に、作業ファイルAの
「読み取り時の画/ファイル情報格納メモリのアドレス
の先頭」によって指定される画情報ファイルは、Cで示
すような構成である。すなわち、「総ライン数」、「次
ページアドレス」、「線密度」、「圧縮モード」、「原
稿幅」、「画情報」から構成されている。「総ライン
数」は、画情報の総ラインの情報である。「次ページア
ドレス」は、図3にDで示すように、次のページの画情
報が格納されている画情報ファイルの情報である。
【0020】画情報ファイルは、そのページ数に応じ
て、この図3に示したような構成の画情報ファイルC,
Dが、各ページ毎に作成される。「線密度」は、例えば
200dpiのように、通常は1つの文書は、同様の線
密度であるが、一部が異なっていても実施可能であるこ
とはいうまでもない。同様に、「圧縮モード」や「原稿
幅」も、通常は1つの文書は同様である。送信原稿の蓄
積(原稿読み取り)が開始されると、図3に示したよう
な作業ファイルA,宛先情報B、および各ページ毎に、
図3に示したような画情報ファイルC,Dを作成する。
このファイル作成作業は、システム制御部4が行う。
て、この図3に示したような構成の画情報ファイルC,
Dが、各ページ毎に作成される。「線密度」は、例えば
200dpiのように、通常は1つの文書は、同様の線
密度であるが、一部が異なっていても実施可能であるこ
とはいうまでもない。同様に、「圧縮モード」や「原稿
幅」も、通常は1つの文書は同様である。送信原稿の蓄
積(原稿読み取り)が開始されると、図3に示したよう
な作業ファイルA,宛先情報B、および各ページ毎に、
図3に示したような画情報ファイルC,Dを作成する。
このファイル作成作業は、システム制御部4が行う。
【0021】この場合に、図3に示した宛先情報Bにつ
いては、「送信ページ数」と「ページ毎の合成数」は、
現時点で未設定とする。そして、送信原稿の読み取りが
終了し、作業ファイル、画情報ファイル、宛先情報が完
成された時点で、宛先情報を参照して最初の宛先へ発呼
する。この送信時のデータの流れは、次の図4に示すよ
うになる。
いては、「送信ページ数」と「ページ毎の合成数」は、
現時点で未設定とする。そして、送信原稿の読み取りが
終了し、作業ファイル、画情報ファイル、宛先情報が完
成された時点で、宛先情報を参照して最初の宛先へ発呼
する。この送信時のデータの流れは、次の図4に示すよ
うになる。
【0022】図4は、この発明のファクシミリ装置につ
いて、送信時におけるデータの流れを示す図である。図
における符号は図1と同様である。
いて、送信時におけるデータの流れを示す図である。図
における符号は図1と同様である。
【0023】画情報メモリ6には、先の図2と図3に関
連して説明したように、画情報メモリ6には、送信する
画情報の画情報ファイルが格納(蓄積)されており、ま
た、システムメモリ5には、その画情報の管理情報に関
する作業ファイルが作成されている。この状態で、画情
報メモリ6に蓄積された画情報を、符号化復号化部3に
おいて一旦再生し、プロトコルによって得られた相手先
のファクシミリ装置の機能、すなわち、線密度や受信可
能原稿幅の情報に応じて、縮小処理、境界線埋め込み処
理、原稿数埋め込み処理、圧縮処理を行った後に、通信
制御部8を介して送信する。
連して説明したように、画情報メモリ6には、送信する
画情報の画情報ファイルが格納(蓄積)されており、ま
た、システムメモリ5には、その画情報の管理情報に関
する作業ファイルが作成されている。この状態で、画情
報メモリ6に蓄積された画情報を、符号化復号化部3に
おいて一旦再生し、プロトコルによって得られた相手先
のファクシミリ装置の機能、すなわち、線密度や受信可
能原稿幅の情報に応じて、縮小処理、境界線埋め込み処
理、原稿数埋め込み処理、圧縮処理を行った後に、通信
制御部8を介して送信する。
【0024】この場合の制御も、システム制御部4によ
って行われ、「次読み取り原稿切り換え」で、送信原稿
に境界線の埋め込み、原稿枚数の埋め込みを行う。ま
た、先に未設定としておいた送信ページ数とそれぞれの
ページで何枚の原稿が合成されたかの情報を、図3に示
した宛先情報Bに記憶していく。以上のように、交信に
際してのプロトコルにおいて受信側から送られた受信可
能原稿幅の情報と、画情報ファイルのページ毎の原稿幅
とを確認し、必要に応じて縮小処理等を行って、原稿合
成の判断を行う。この場合の原稿合成の判断は、次の図
5と図6に示すフローチャートに従って行う。
って行われ、「次読み取り原稿切り換え」で、送信原稿
に境界線の埋め込み、原稿枚数の埋め込みを行う。ま
た、先に未設定としておいた送信ページ数とそれぞれの
ページで何枚の原稿が合成されたかの情報を、図3に示
した宛先情報Bに記憶していく。以上のように、交信に
際してのプロトコルにおいて受信側から送られた受信可
能原稿幅の情報と、画情報ファイルのページ毎の原稿幅
とを確認し、必要に応じて縮小処理等を行って、原稿合
成の判断を行う。この場合の原稿合成の判断は、次の図
5と図6に示すフローチャートに従って行う。
【0025】図5と図6は、この発明ファクシミリ装置
において、複数枚の原稿を合成して送信する場合におけ
る主要な処理の流れを示すフローチャートである。図に
おいて、#1〜#17はステップ、〜は接続点を示
す。
において、複数枚の原稿を合成して送信する場合におけ
る主要な処理の流れを示すフローチャートである。図に
おいて、#1〜#17はステップ、〜は接続点を示
す。
【0026】ステップ#1で、送信時の線密度を決定
(または変更)する。ステップ#2で、相手先の受信可
能原稿幅と送信線密度から送信ページ総ライン数を計算
する。ステップ#3で、読み取り原稿の線密度が異なる
かどうか判断する。線密度が異なるときは、再び先のス
テップ#1に戻り、線密度を変更して、同様の処理を行
う。
(または変更)する。ステップ#2で、相手先の受信可
能原稿幅と送信線密度から送信ページ総ライン数を計算
する。ステップ#3で、読み取り原稿の線密度が異なる
かどうか判断する。線密度が異なるときは、再び先のス
テップ#1に戻り、線密度を変更して、同様の処理を行
う。
【0027】そして、先のステップ#3で、読み取り原
稿の線密度が相手先の線密度と同じであると判断したと
きは、ステップ#4へ進む。ステップ#4では、読み取
り原稿の幅の方が大きいかどうか判断する。読み取り原
稿の幅の方が大きければ、次のステップ#5で、原稿ラ
イン数を間引き後のライン数に補正して、ステップ#6
へ進む。また、先のステップ#4で判断した結果、読み
取り原稿の幅の方が大きくないときも、ステップ#6へ
進む。
稿の線密度が相手先の線密度と同じであると判断したと
きは、ステップ#4へ進む。ステップ#4では、読み取
り原稿の幅の方が大きいかどうか判断する。読み取り原
稿の幅の方が大きければ、次のステップ#5で、原稿ラ
イン数を間引き後のライン数に補正して、ステップ#6
へ進む。また、先のステップ#4で判断した結果、読み
取り原稿の幅の方が大きくないときも、ステップ#6へ
進む。
【0028】ステップ#6で、読み取り原稿のページ総
ライン数に収まっているかどうか判断する。ページ総ラ
イン数に収まっているときは、次のステップ#7で、読
み取り原稿幅でなく、受信可能原稿幅で送信する(この
場合には、読み取り幅の方が小さくても、受信可能原稿
幅で送信する)。この場合に、システム制御部4によっ
て送信原稿のページ境界を示す境界線あるいはページ数
を付加する。ステップ#8で、ページ総ライン数から送
信したライン数を減算する。ステップ#9で、次の読み
取り原稿情報を読み出す。ステップ#10で、全データ
の送信が終了したかどうか判断する。全データの送信が
終了したときは、図5のフローを終了する。
ライン数に収まっているかどうか判断する。ページ総ラ
イン数に収まっているときは、次のステップ#7で、読
み取り原稿幅でなく、受信可能原稿幅で送信する(この
場合には、読み取り幅の方が小さくても、受信可能原稿
幅で送信する)。この場合に、システム制御部4によっ
て送信原稿のページ境界を示す境界線あるいはページ数
を付加する。ステップ#8で、ページ総ライン数から送
信したライン数を減算する。ステップ#9で、次の読み
取り原稿情報を読み出す。ステップ#10で、全データ
の送信が終了したかどうか判断する。全データの送信が
終了したときは、図5のフローを終了する。
【0029】また、先のステップ#6で判断した結果、
ページ総ライン数に収まっていないときは、ステップ#
11に進み、ページ内で既に画情報が送られているかど
うか判断する。もし、ページ内で既に画情報が送られて
いれば、ステップ#17(図6の)へ進む。ページ内
で既に画情報が送られていないときは、ステップ#12
で、先のステップ#7と同様に、読み取り原稿幅でな
く、受信可能原稿幅で送信する(この場合にも、読み取
り幅の方が小さくても、受信可能原稿幅で送信する)。
ページ総ライン数に収まっていないときは、ステップ#
11に進み、ページ内で既に画情報が送られているかど
うか判断する。もし、ページ内で既に画情報が送られて
いれば、ステップ#17(図6の)へ進む。ページ内
で既に画情報が送られていないときは、ステップ#12
で、先のステップ#7と同様に、読み取り原稿幅でな
く、受信可能原稿幅で送信する(この場合にも、読み取
り幅の方が小さくても、受信可能原稿幅で送信する)。
【0030】ステップ#13で、1ページ分の送信を終
了する。ステップ#14で、次の読み取り原稿情報を読
み出す。ステップ#15で、全データの送信が終了した
かどうか判断する。全データの送信が終了したときは、
図5のフローを終了する。また、ステップ#15で判断
した結果、全データの送信が終了していないときは、再
び先のステップ#2へ戻り、同様の処理を行う。
了する。ステップ#14で、次の読み取り原稿情報を読
み出す。ステップ#15で、全データの送信が終了した
かどうか判断する。全データの送信が終了したときは、
図5のフローを終了する。また、ステップ#15で判断
した結果、全データの送信が終了していないときは、再
び先のステップ#2へ戻り、同様の処理を行う。
【0031】これに対して、先のステップ#10で判断
した結果、全データの送信が終了していないときは、ス
テップ#16(図6の)へ進む。ステップ#16で、
読み取り原稿の線密度が異なるかどうか判断する。読み
取り原稿の線密度が異ならないとき(相手先の線密度と
同じとき)は、再び先のステップ#4(図5の)に戻
り、以下同様の処理を行う。また、先のステップ#16
で判断した結果、読み取り原稿の線密度が相手先の線密
度と異なるときは、ステップ#17へ進む。ステップ#
17で、1ページ分の送信を終了すると、先のステップ
#2(図5の)へ戻り、以下同様の処理を行う。
した結果、全データの送信が終了していないときは、ス
テップ#16(図6の)へ進む。ステップ#16で、
読み取り原稿の線密度が異なるかどうか判断する。読み
取り原稿の線密度が異ならないとき(相手先の線密度と
同じとき)は、再び先のステップ#4(図5の)に戻
り、以下同様の処理を行う。また、先のステップ#16
で判断した結果、読み取り原稿の線密度が相手先の線密
度と異なるときは、ステップ#17へ進む。ステップ#
17で、1ページ分の送信を終了すると、先のステップ
#2(図5の)へ戻り、以下同様の処理を行う。
【0032】以上のステップ#1〜#17の処理によっ
て、合成送信に際して、1ページの送信原稿が受信機側
の受信原稿で2ページにまたがってしまうという不都合
がなく、また、送信原稿の各ページの境界も明らかな状
態で送信されると共に、通信時間の短縮も実現される。
ここで、G3ファクシミリ装置における交信手順を説明
する。
て、合成送信に際して、1ページの送信原稿が受信機側
の受信原稿で2ページにまたがってしまうという不都合
がなく、また、送信原稿の各ページの境界も明らかな状
態で送信されると共に、通信時間の短縮も実現される。
ここで、G3ファクシミリ装置における交信手順を説明
する。
【0033】図7は、G3ファクシミリ装置について、
そのプロトコルの一例を示す図である。図において、T
Xは送信側、RXは受信側を示す。
そのプロトコルの一例を示す図である。図において、T
Xは送信側、RXは受信側を示す。
【0034】この図7に示すG3プロトコルそれ自体
は、国際標準(ITU)で規定されており、特に説明を
加える点はない。この発明のファクシミリ装置では、受
信機から送られてくるNSFによって記録可能な最大原
稿幅の情報から、定型カット紙の長さに収まるように原
稿を合成して送信するようにしている(請求項1の発
明)。また、送信側からのNSSにおいて、「合成送信
である」旨を相手先に通知する。
は、国際標準(ITU)で規定されており、特に説明を
加える点はない。この発明のファクシミリ装置では、受
信機から送られてくるNSFによって記録可能な最大原
稿幅の情報から、定型カット紙の長さに収まるように原
稿を合成して送信するようにしている(請求項1の発
明)。また、送信側からのNSSにおいて、「合成送信
である」旨を相手先に通知する。
【0035】第2の実施の形態この第2の実施の形態
は、請求項3と請求項4の発明に対応している。先の第
1の実施の形態では、複数枚の原稿の画情報を合成して
送信する場合の動作において、送信原稿の1ページが受
信原稿の2ページにまたがらないようにページ分けして
送信する処理を説明したが、合成送信の場合には、受信
側の最大受信原稿幅によって合成の方法が異なるので、
送信機側では実際に何ページ送信したのかについて確認
するのは困難である。この第2の実施の形態では、合成
送信の終了後に、合成送信レポートを受信側へ送付した
り、ページの合成状況と送信結果を記載したレポートを
出力することにより、送信機側における送達確認を容易
にした点に特徴を有している。ハード構成は図1と同様
であり、また、図2から図7に関連して説明したデータ
の流れ等も共通している。
は、請求項3と請求項4の発明に対応している。先の第
1の実施の形態では、複数枚の原稿の画情報を合成して
送信する場合の動作において、送信原稿の1ページが受
信原稿の2ページにまたがらないようにページ分けして
送信する処理を説明したが、合成送信の場合には、受信
側の最大受信原稿幅によって合成の方法が異なるので、
送信機側では実際に何ページ送信したのかについて確認
するのは困難である。この第2の実施の形態では、合成
送信の終了後に、合成送信レポートを受信側へ送付した
り、ページの合成状況と送信結果を記載したレポートを
出力することにより、送信機側における送達確認を容易
にした点に特徴を有している。ハード構成は図1と同様
であり、また、図2から図7に関連して説明したデータ
の流れ等も共通している。
【0036】図8は、この発明ファクシミリ装置におい
て、合成送信レポートの作成とその内容の一例を示す図
で、(1) は合成送信レポート、(2) は合成送信レポート
の作成時の処理の流れを示す。図における符号は図1と
同様である。
て、合成送信レポートの作成とその内容の一例を示す図
で、(1) は合成送信レポート、(2) は合成送信レポート
の作成時の処理の流れを示す。図における符号は図1と
同様である。
【0037】全ての送信原稿の送出が完了すると、最終
ページとして、この図8(1) に示すような合成送信レポ
ートを作成して送信する。合成送信レポートの送信に際
しては、図8(2) に示すように、システム制御部4にお
いて、宛先情報を参照して「文字コードによるレポート
フォーマット作成」と「文字コード列と文字フォントに
よるビット展開」とを行う。そして、1ライン情報毎に
符号化復号化部3へ転送して圧縮を行い、通信制御部8
へ転送して受信側へ送信する。したがって、受信側で
は、どの送信原稿と送信原稿とが合成されたかについて
正確に知ることができる。また、送信機側でも、次のよ
うな合成送信結果レポートを出力する。
ページとして、この図8(1) に示すような合成送信レポ
ートを作成して送信する。合成送信レポートの送信に際
しては、図8(2) に示すように、システム制御部4にお
いて、宛先情報を参照して「文字コードによるレポート
フォーマット作成」と「文字コード列と文字フォントに
よるビット展開」とを行う。そして、1ライン情報毎に
符号化復号化部3へ転送して圧縮を行い、通信制御部8
へ転送して受信側へ送信する。したがって、受信側で
は、どの送信原稿と送信原稿とが合成されたかについて
正確に知ることができる。また、送信機側でも、次のよ
うな合成送信結果レポートを出力する。
【0038】図9は、この発明ファクシミリ装置におい
て、合成送信結果レポートの作成とその内容の一例を示
す図で、(1) は合成送信結果レポート、(2) は合成送信
結果レポートの作成時の処理の流れを示す。図における
符号は図1と同様である。
て、合成送信結果レポートの作成とその内容の一例を示
す図で、(1) は合成送信結果レポート、(2) は合成送信
結果レポートの作成時の処理の流れを示す。図における
符号は図1と同様である。
【0039】全ての宛先に送信終了後、この図9(1) に
示すような合成送信結果レポートを出力する。レポート
作成にあたっては、図8(1) に示すような合成送信レポ
ートの作成の場合と同様に、システム制御部4におい
て、宛先情報を参照して「文字コードによるレポートフ
ォーマット作成」、「文字コード列と文字フォントによ
るビット展開」とを行う。そして、記録部2へ転送して
記録を行う。
示すような合成送信結果レポートを出力する。レポート
作成にあたっては、図8(1) に示すような合成送信レポ
ートの作成の場合と同様に、システム制御部4におい
て、宛先情報を参照して「文字コードによるレポートフ
ォーマット作成」、「文字コード列と文字フォントによ
るビット展開」とを行う。そして、記録部2へ転送して
記録を行う。
【0040】
【発明の効果】請求項1のファクシミリ装置では、受信
機から送られてくるDIS(あるいはNSF等)によっ
て知り得る最大原稿幅に対応する定型カット紙の長さに
収まるように原稿を合成して送信する原稿合成・送信手
段と、定型カット紙の長さに収まらないときは、次ペー
ジ原稿として再び合成、送信作業を開始する原稿再合成
・送信手段とを設けている。したがって、送信原稿の1
ページが受信側で2ページにまたがって記録されるとい
う不都合が回避されると共に、通信時間が短縮されて料
金の節減も可能になる。
機から送られてくるDIS(あるいはNSF等)によっ
て知り得る最大原稿幅に対応する定型カット紙の長さに
収まるように原稿を合成して送信する原稿合成・送信手
段と、定型カット紙の長さに収まらないときは、次ペー
ジ原稿として再び合成、送信作業を開始する原稿再合成
・送信手段とを設けている。したがって、送信原稿の1
ページが受信側で2ページにまたがって記録されるとい
う不都合が回避されると共に、通信時間が短縮されて料
金の節減も可能になる。
【0041】請求項2のファクシミリ装置では、請求項
1のファクシミリ装置において、原稿を合成したときの
境界に境界線を画情報として、あるいは原稿の境界に原
稿のページ数を付加し、原稿の合成具合を受信機におい
て認識可能にする手段を設けている。したがって、請求
項1のファクシミリ装置による効果に加えて、受信側で
送信原稿の合成の状態を正確に知ることが可能になり、
文書管理等を容易かつ確実に行うことができる。
1のファクシミリ装置において、原稿を合成したときの
境界に境界線を画情報として、あるいは原稿の境界に原
稿のページ数を付加し、原稿の合成具合を受信機におい
て認識可能にする手段を設けている。したがって、請求
項1のファクシミリ装置による効果に加えて、受信側で
送信原稿の合成の状態を正確に知ることが可能になり、
文書管理等を容易かつ確実に行うことができる。
【0042】請求項3のファクシミリ装置では、請求項
1のファクシミリ装置において、原稿を合成したとき、
ページの合成状況を送付表に記載して最終ページとして
送信する手段を設けている。したがって、請求項1のフ
ァクシミリ装置による効果に加えて、受信側では、送付
表に記載された内容によって、ページの合成状況を正確
に知ることが可能になる。
1のファクシミリ装置において、原稿を合成したとき、
ページの合成状況を送付表に記載して最終ページとして
送信する手段を設けている。したがって、請求項1のフ
ァクシミリ装置による効果に加えて、受信側では、送付
表に記載された内容によって、ページの合成状況を正確
に知ることが可能になる。
【0043】請求項4のファクシミリ装置では、原稿の
合成・送信後に、ページの合成状況と送信結果とを記載
したレポートを出力する手段を設けている。したがっ
て、請求項3のファクシミリ装置による効果に加えて、
送信側でも、ページの合成状況と送信結果とを正確に知
ることが可能になる。
合成・送信後に、ページの合成状況と送信結果とを記載
したレポートを出力する手段を設けている。したがっ
て、請求項3のファクシミリ装置による効果に加えて、
送信側でも、ページの合成状況と送信結果とを正確に知
ることが可能になる。
【図1】この発明のファクシミリ装置について、その要
部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロック図であ
る。
部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】この発明のファクシミリ装置について、送信時
における蓄積データの流れを示す図である。
における蓄積データの流れを示す図である。
【図3】この発明のファクシミリ装置について、送信時
におけるシステムメモリ5内の作業ファイルと画情報メ
モリ6内の画情報ファイルの構成の一例を示す図であ
る。
におけるシステムメモリ5内の作業ファイルと画情報メ
モリ6内の画情報ファイルの構成の一例を示す図であ
る。
【図4】この発明のファクシミリ装置について、送信時
におけるデータの流れを示す図である。
におけるデータの流れを示す図である。
【図5】この発明ファクシミリ装置において、複数枚の
原稿を合成して送信する場合における主要な処理の流れ
を示すフローチャートである。
原稿を合成して送信する場合における主要な処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図6】この発明ファクシミリ装置において、複数枚の
原稿を合成して送信する場合における主要な処理の流れ
を示すフローチャートである。
原稿を合成して送信する場合における主要な処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図7】G3ファクシミリ装置について、そのプロトコ
ルの一例を示す図である。
ルの一例を示す図である。
【図8】この発明ファクシミリ装置において、合成送信
レポートの作成とその内容の一例を示す図である。
レポートの作成とその内容の一例を示す図である。
【図9】この発明ファクシミリ装置において、合成送信
結果レポートの作成とその内容の一例を示す図である。
結果レポートの作成とその内容の一例を示す図である。
1 読み取り部 2 記録部 3 符号化復号化部 4 システム制御部 5 システムメモリ 6 画情報メモリ 7 操作表示部 8 通信制御部 9 モデム 10 デジタル回線の回線終端装置(DSU)
Claims (4)
- 【請求項1】 原稿を読み取る原稿読み取り手段と、複
数枚の原稿の画情報を蓄積する画情報蓄積メモリとを備
え、複数枚の原稿の画情報を合成して送信する機能を有
するファクシミリ装置において、 受信機から送られてくるDIS(あるいはNSF等)に
よって知り得る最大原稿幅に対応する定型カット紙の長
さに収まるように原稿を合成して送信する原稿合成・送
信手段と、 定型カット紙の長さに収まらないときは、次ページ原稿
として再び合成、送信作業を開始する原稿再合成・送信
手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 請求項1のファクシミリ装置において、 原稿を合成したときの境界に境界線を画情報として、あ
るいは原稿の境界に原稿のページ数を付加し、原稿の合
成具合を受信機において認識可能にする手段を備えたこ
とを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項3】 請求項1のファクシミリ装置において、 原稿を合成したとき、ページの合成状況を送付表に記載
して最終ページとして送信する手段を備えたことを特徴
とするファクシミリ装置。 - 【請求項4】 原稿を読み取る原稿読み取り手段と、複
数枚の原稿の画情報を蓄積する画情報蓄積メモリとを備
え、複数枚の原稿の画情報を合成して送信する機能を有
するファクシミリ装置において、 原稿の合成・送信後に、ページの合成状況と送信結果と
を記載したレポートを出力する手段を備えたことを特徴
とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8117135A JPH09284540A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8117135A JPH09284540A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09284540A true JPH09284540A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14704325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8117135A Pending JPH09284540A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09284540A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003067295A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-07 | K Laboratory Co Ltd | ネットワークを介した画像データの転送方法 |
-
1996
- 1996-04-16 JP JP8117135A patent/JPH09284540A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003067295A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-07 | K Laboratory Co Ltd | ネットワークを介した画像データの転送方法 |
JP4700237B2 (ja) * | 2001-08-29 | 2011-06-15 | KLab株式会社 | ネットワークを介した画像データの転送方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4086393B2 (ja) | 通信システム、通信装置及びそれらの制御方法 | |
JPH08336036A (ja) | 画像通信装置 | |
US20010038469A1 (en) | Image communication apparatus and its control method | |
JPH09284540A (ja) | ファクシミリ装置 | |
US6563606B1 (en) | Communication apparatus | |
JP3314954B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2002149579A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2626773B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH0898008A (ja) | 画像処理装置 | |
US20020027926A1 (en) | Communication connecting device capable of reducing a load on an IP network and a data output control method | |
JP2005039611A (ja) | 通信端末装置 | |
JP2760139B2 (ja) | ファクシミリ通信方式 | |
JPH05227339A (ja) | Isdn接続の画像データ通信装置およびその印字制御方法 | |
JPH0897945A (ja) | データ通信装置 | |
JP3342173B2 (ja) | 画像処理装置及びその制御方法ならびに画像処理システムの制御方法 | |
JP3391256B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH04188945A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2003189074A (ja) | ファクシミリ通信装置 | |
JP3477337B2 (ja) | 通信端末 | |
JP2994774B2 (ja) | 通信装置 | |
JP4350532B2 (ja) | ファクシミリ装置、ファクシミリ通信方法およびプログラム | |
JPH11298649A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH0898002A (ja) | データ通信装置 | |
JPH07264388A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10215371A (ja) | 画像データ通信装置、及び画像データ通信方法 |