JPH09282006A - 位置制御装置 - Google Patents

位置制御装置

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JPH09282006A
JPH09282006A JP8097052A JP9705296A JPH09282006A JP H09282006 A JPH09282006 A JP H09282006A JP 8097052 A JP8097052 A JP 8097052A JP 9705296 A JP9705296 A JP 9705296A JP H09282006 A JPH09282006 A JP H09282006A
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目標位置がストッパ位置の場合のPI制御で
の戻り時の応答性悪化を防止する。 【解決手段】 目標位置XTを設定する一方(S1)、
実際位置XAを検出して(S2)、偏差ΔX=XT−X
Aを算出する(S3)。そして、偏差ΔXに比例した比
例分補正量P=Gp・ΔXを算出し(S5)、偏差ΔX
を積分して積分分補正量I=I+Gi・ΔXを算出する
(S6)。しかし、目標位置XTがストッパ位置の場合
は(S4)、比例分補正量Pを増大させ(S7)、積分
分補正量Iの新たな算出を禁止して、積分分補正量Iを
固定する。そして、比例分補正量Pと積分分補正量Iと
を加算して、補正量(補正デューティ)PI=P+Iを
算出する(S8)。そして、基本デューティ50%に補正
デューティPIを加算して、制御量(制御デューティ)
DUTY=50+PIを算出する(S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御対象の位置を
目標位置にフィードバック制御する位置制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば内燃機関の吸排気弁の
開閉時期を可変制御する可変動弁機構においては、可変
動弁機構中のバルブタイミング制御部材を駆動するアク
チュエータを備え、バルブタイミング制御部材の位置制
御により、吸排気弁の開閉時期を制御している。
【0003】具体的には、図2に示すように、アクチュ
エータとして、バルブタイミング制御部材を駆動する油
圧シリンダ1と、この油圧シリンダ1の2つの油圧作動
室A,Bへの油圧の流れを制御する電磁弁2とを備えて
いる。油圧シリンダ1は、その出力ロッド1aのストロ
ーク位置によって、バルブタイミング制御部材の位置を
定め、これにより吸排気弁の開閉時期を定めることがで
きる。
【0004】電磁弁2は、ON位置で、オイルポンプ3
からの油圧を一方の油圧作動室Aに導いて、他方の油圧
作動室Bの油圧をドレンし、OFF位置で、オイルポン
プ3からの油圧を前記他方の油圧作動室Bに導いて、前
記一方の油圧作動室Aの油圧をドレンするようになって
いる。従って、コントロールユニット4により、電磁弁
2をデューティ駆動して、そのデューティ(ON時間割
合)を制御することにより、油圧シリンダ1のストロー
ク位置を調整して、吸排気弁の開閉時期を制御すること
ができる。
【0005】尚、電磁弁2へのデューティを50%より大
きくすることにより油圧シリンダ1は突出作動し、デュ
ーティを50%より小さくすることにより油圧シリンダ1
は引込み作動する。そして、デューティを50%とするこ
とにより、中立状態となって、そのときの作動位置でほ
ぼ停止するようになっている。一方、内燃機関の吸排気
弁の開閉時期を機関運転状態(機関回転数及び負荷)に
応じた目標時期にフィードバック制御すべく、油圧シリ
ンダ1のストローク位置を目標位置にフィードバック制
御するが、これは次のように行っている。
【0006】出力ロッド1a先端部の実際位置を検出す
る位置センサ5が設けられ、この位置センサ5からの信
号がコントロールユニット4に入力されている。コント
ロールユニット4においては、所定の時間隔毎に、目標
位置を設定する一方、実際位置を検出して、目標位置と
実際位置との偏差を算出する。そして、偏差に比例した
比例分補正量Pと、偏差を積分した積分分補正量Iとを
算出し、これらを加算して、補正量(補正デューティ)
PI=P+Iを算出する。そして、この補正量に基づい
て、電磁弁2に対する制御量(制御デューティ)を算出
している。具体的には、基本デューティ50%に補正デュ
ーティPIを加算して、電磁弁2に対する制御デューテ
ィを算出している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の位置制御装置におけるPIフィードバック制
御では、目標位置がストッパ位置(ストッパにより規制
される上下の限界位置)となった場合、フィードバック
制御により実際位置が目標位置であるストッパ位置に追
い付いた後も、不要な積分分補正量がついてしまう結
果、その後の応答性が悪化するという問題点があった。
【0008】これを図4及び図5により説明する。図4
は目標位置がステップ変化した通常の場合(変化後の目
標位置がストッパ位置ではない場合)の挙動の概略を示
している。目標位置がステップ変化すると、目標位置と
実際位置との偏差が大となるため、大きな比例分補正量
Pが発生し、また、積分分補正量Iも徐々に増大して、
実際位置を目標位置に近づける。そして、実際位置はわ
ずかながら目標位置を超えて、いわゆるオーバーシュー
トを生じるが、これにより、積分分補正量Iが徐々に減
少して、収束する。
【0009】この後、目標位置がステップ変化して元に
戻る場合も、同様の動きをする。図5は目標位置がスト
ッパ位置へステップ変化した場合(変化後の目標位置が
ストッパ位置の場合)の挙動の概略を示している。目標
位置がストッパ位置へステップ変化すると、目標位置と
実際位置との偏差が大となるため、大きな比例分補正量
Pが発生し、また、積分分補正量Iも徐々に増大して、
実際位置を目標位置に近づける。しかし、目標位置はス
トッパ位置であるため、実際位置が目標位置を超えるこ
とはない。このため、オーバーシュートを生じないの
で、積分分補正量Iは減少することなく、大の状態に保
持されてしまう。
【0010】すると、目標位置がステップ変化して元に
戻る場合に、積分分補正量Iをゼロの状態に戻す時間の
分、応答遅れ(ワインドアップ現象)を生じる。このよ
うに、行きと帰りとでの応答性(図での実際位置の変化
の傾き)が異なってしまうのである。積分分補正量I
は、定常偏差を吸収するために必要であるが、目標位置
がストッパ位置のときには、応答性悪化の原因となる。
【0011】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、目標位置がストッパ位置へステップ変化して後の戻
り時の応答性悪化を防止して、制御性を向上させること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明では、図1に示すようにして、位置制御装置を構
成する。この位置制御装置は、制御対象を駆動するアク
チュエータの他、制御対象の目標位置を設定する目標位
置設定手段と、制御対象の実際位置を検出する実際位置
検出手段と、目標位置と実際位置との偏差を算出する偏
差算出手段と、前記偏差に比例した比例分補正量を算出
する比例分補正量算出手段と、前記偏差を積分して積分
分補正量を算出する積分分補正量算出手段と、比例分補
正量と積分分補正量との和に基づいて前記アクチュエー
タに対する制御量を算出する制御量算出手段と、を備え
ることを前提とする。
【0013】そして、目標位置がストッパ位置(ストッ
パにより規制される上下の限界位置)か否かを判定する
ストッパ位置判定手段と、目標位置がストッパ位置のと
きに、前記比例分補正量算出手段により算出される比例
分補正量を増大させる比例分補正量増大手段と、目標位
置がストッパ位置のときに、前記積分分補正量算出手段
により算出される積分分補正量を減少させる積分分補正
量減少手段と、を設けたことを特徴とする。
【0014】このようにした場合、目標位置がストッパ
位置へステップ変化すると、目標位置と実際位置との偏
差に応じて、比例分補正量が発生するが、目標位置がス
トッパ位置の場合は、より大きな比例分補正量が発生す
るので、実質的に比例分補正量のみの制御でも、実際位
置を目標位置であるストッパ位置に応答よく制御するこ
とができる。その一方、積分分補正量については減少す
るので、実際位置が目標位置であるストッパ位置になっ
ても、積分分補正量が大きくなるのが防止される。
【0015】よって、目標位置が再び変化してストッパ
位置から元に戻る際に、積分分補正量の減少に時間を要
しないので、戻り時の応答性も良好となる。請求項2に
係る発明では、前記比例分補正量算出手段は、前記偏差
に所定の比例ゲインを乗じて、比例分補正量を算出する
ものであり、前記比例分補正量増大手段は、目標位置が
ストッパ位置のときに、前記比例ゲインを増大させるも
のであることを特徴とする。
【0016】このように、目標位置がストッパ位置のと
きに、偏差に乗じる比例ゲインを大きくすれば、比例分
補正量を的確に増大させて、実質的に比例分補正量のみ
の制御でも、十分な応答性が得られる。請求項3に係る
発明では、前記積分分補正量算出手段は、前記偏差と所
定の積分ゲインとの積を積算して、積分分補正量を算出
するものであり、前記積分分補正量減少手段は、目標位
置がストッパ位置のときに、前記積分分補正量算出手段
による新たな積分分補正量の算出を禁止して、積分分補
正量を固定するものであることを特徴とする。
【0017】このように、目標位置がストッパ位置のと
きに、積分分補正量を固定すれば、偏差の存在にかかわ
らず、積分分補正量の増大を確実に抑制できるので、積
分分補正量による戻り時の応答性の悪化を確実に防止す
ることができる。請求項4に係る発明では、前記アクチ
ュエータは、制御対象を駆動する油圧シリンダと、ON
状態で油圧シリンダの一方の室へ油圧を導入し、OFF
状態で油圧シリンダの他方の室へ油圧を導入する電磁弁
とを含んで構成されることを特徴とする。
【0018】このシステムの場合、電磁弁をデューティ
駆動して、そのデューティを制御することにより、制御
対象の位置を制御することができる。請求項5に係る発
明では、請求項4に係る発明のシステムにおいて、前記
制御量算出手段は、基本デューティ50%に、比例分補正
量と積分分補正量との和に基づく補正デューティを加算
して、前記電磁弁への制御デューティを算出するもので
あることを特徴とする。
【0019】前記システムの場合、基本デューティ50%
にて中立状態となるので、これに補正デューティとし
て、比例分補正量と積分分補正量との和を加算(その和
がマイナス値であれば、実質的には減算)して、制御デ
ューティを求めればよい。請求項6に係る発明では、前
記制御対象は、内燃機関の吸排気弁の開閉時期を可変制
御する可変動弁機構であることを特徴とする。
【0020】これにより、内燃機関の吸排気弁の開閉時
期を精度よく制御して、運転性を向上させることができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。位置制御装置のシステム構成は、図2に示した通
りである。図2のコントロールユニット4において、本
実施形態では、図3のフローチャートに従って演算処理
を行う。
【0022】図3のフローチャートに示す位置制御ルー
チンについて説明する。尚、本ルーチンは所定の時間隔
(例えば10ms)毎に実行される。ステップ1(図にはS
1と記してある。以下同様)では、目標位置XTを設定
する。例えば内燃機関の可変動弁機構では、機関回転数
と負荷とからマップを参照してバルブタイミング制御部
材(出力ロッド1a先端部)の目標位置XTを設定す
る。この部分が目標位置設定手段に相当する。
【0023】ステップ2では、位置センサ5により実際
位置XAを検出する。この部分が位置センサ5と共に実
際位置検出手段に相当する。ステップ3では、目標位置
XTから実際位置XAを減算して、偏差ΔX=XT−X
Aを算出する。この部分が偏差算出手段に相当する。ス
テップ4では、目標位置XTがストッパ位置(ストッパ
により規制される上下の限界位置)か否かを判定する。
この部分がストッパ位置判定手段に相当する。
【0024】目標位置がストッパ位置でない場合は、ス
テップ5,6を実行する。ステップ5では、偏差ΔXに
所定の比例ゲインGpを乗じて、比例分補正量P=Gp
・ΔXを算出する。この部分が比例分補正量算出手段に
相当する。ステップ6では、偏差ΔXに所定の積分ゲイ
ンGi(但し、Gi<Gp)を乗じ、これを前回までの
積分分補正量Iに加算して、積分分補正量I=I+Gi
・ΔXを算出する。この部分が積分分補正量算出手段に
相当する。
【0025】目標位置がストッパ位置の場合は、ステッ
プ7のみを実行する。ステップ7では、偏差ΔXに、前
記比例ゲインGpより大きく設定した比例ゲインGp’
を乗じて、比例分補正量P=Gp’・ΔXを算出する。
この部分が比例分補正量増大手段に相当する。従って、
目標位置がストッパ位置の場合は、積分分補正量Iの新
たな算出(ステップ6)は行わない。このとき、積分分
補正量Iは前回値に固定される。
【0026】このように、目標位置がストッパ位置の場
合は、積分分補正量Iの新たな算出(偏差の積分)を行
わないので、積分分補正量Iは増大しない。よって、こ
の部分が積分分補正量減少手段に相当する。これらの後
は、ステップ8以降へ進む。ステップ8では、比例分補
正量Pと積分分補正量Iとを加算して、補正量(補正デ
ューティ)PI=P+Iを算出する。
【0027】ステップ9では、基本デューティ50%に補
正デューティPIを加算して、制御量として制御デュー
ティDUTY=50+PIを算出する。この部分が制御量
算出手段に相当する。そして、ステップ10では、この制
御デューティDUTYに基づいて、電磁弁2を駆動す
る。
【0028】図6は目標位置がストッパ位置へステップ
変化した場合(変化後の目標位置がストッパ位置の場
合)の挙動の概略を示している。目標位置XTがストッ
パ位置へステップ変化すると、目標位置XTと実際位置
XAとの偏差ΔXに応じて、比例分補正量Pが発生する
が、目標位置XTがストッパ位置の場合は、大きな比例
ゲインGp’により、大きな比例分補正量Pが発生する
ので、実質的に比例分補正量Pのみの制御でも、実際位
置XAを目標位置XTであるストッパ位置に応答よく制
御することができる。
【0029】その一方、積分分補正量Iについては、目
標位置XTがストッパ位置の場合は、積分分補正量Iの
新たな算出が禁止されて、積分分補正量Iが小さい状態
で固定されるので、実際位置XAが目標位置XTである
ストッパ位置になっても、積分分補正量Iが大きくなる
のが防止される。よって、目標位置XTが再び変化して
ストッパ位置から元に戻る際に、積分分補正量Iの減少
に時間を要しないので、戻り時の応答性も良好となる。
【0030】目標位置がストッパ位置でない通常の場合
の挙動の概略は図4に示した通りである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、目標位置がストッパ位置のときに、比例分
補正量を増大させる一方、積分分補正量を減少させるよ
うにしたので、目標位置がストッパ位置へステップ変化
した際の応答性を確保しつつ、そのステップ変化後の戻
り時の応答性悪化を防止して、制御性を向上させること
ができるという効果が得られる。
【0032】請求項2に係る発明によれば、比例ゲイン
の調整により、比例分補正量を的確に増大させること
で、十分な応答性が得られる。請求項3に係る発明によ
れば、新たな積分分補正量の算出を禁止して、積分分補
正量を固定することで、積分分補正量の増大を確実に抑
制して、戻り時の応答性の悪化を確実に防止できる。
【0033】請求項4に係る発明によれば、電磁弁をデ
ューティ駆動して、そのデューティを制御することによ
り、制御対象の位置を制御することができる。請求項5
に係る発明によれば、基本デューティ50%にて中立状態
となるので、これを考慮して制御することができる。請
求項6に係る発明によれば、内燃機関の可変動弁機構に
適用することで、吸排気弁の開閉時期を精度よく制御し
て、運転性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す機能ブロック図
【図2】 本発明の一実施形態のシステム図
【図3】 位置制御ルーチンのフローチャート
【図4】 通常の場合の挙動の概略図
【図5】 目標位置がストッパ位置の場合の従来例の挙
動の概略図
【図6】 目標位置がストッパ位置の場合の実施例の挙
動の概略図
【符号の説明】
1 油圧シリンダ 2 電磁弁 3 オイルポンプ 4 コントロールユニット 5 位置センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05D 3/12 305 G05D 3/12 305V 305L 305E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御対象を駆動するアクチュエータを備え
    て、制御対象の位置を制御する位置制御装置であって、 制御対象の目標位置を設定する目標位置設定手段と、制
    御対象の実際位置を検出する実際位置検出手段と、目標
    位置と実際位置との偏差を算出する偏差算出手段と、前
    記偏差に比例した比例分補正量を算出する比例分補正量
    算出手段と、前記偏差を積分して積分分補正量を算出す
    る積分分補正量算出手段と、比例分補正量と積分分補正
    量との和に基づいて前記アクチュエータに対する制御量
    を算出する制御量算出手段と、を備えるものにおいて、 目標位置がストッパ位置か否かを判定するストッパ位置
    判定手段と、 目標位置がストッパ位置のときに、前記比例分補正量算
    出手段により算出される比例分補正量を増大させる比例
    分補正量増大手段と、 目標位置がストッパ位置のときに、前記積分分補正量算
    出手段により算出される積分分補正量を減少させる積分
    分補正量減少手段と、 を設けたことを特徴とする位置制御装置。
  2. 【請求項2】前記比例分補正量算出手段は、前記偏差に
    所定の比例ゲインを乗じて、比例分補正量を算出するも
    のであり、 前記比例分補正量増大手段は、目標位置がストッパ位置
    のときに、前記比例ゲインを増大させるものであること
    を特徴とする請求項1記載の位置制御装置。
  3. 【請求項3】前記積分分補正量算出手段は、前記偏差と
    所定の積分ゲインとの積を積算して、積分分補正量を算
    出するものであり、 前記積分分補正量減少手段は、目標位置がストッパ位置
    のときに、前記積分分補正量算出手段による新たな積分
    分補正量の算出を禁止して、積分分補正量を固定するも
    のであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    位置制御装置。
  4. 【請求項4】前記アクチュエータは、制御対象を駆動す
    る油圧シリンダと、ON状態で油圧シリンダの一方の室
    へ油圧を導入し、OFF状態で油圧シリンダの他方の室
    へ油圧を導入する電磁弁とを含んで構成されることを特
    徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の位
    置制御装置。
  5. 【請求項5】前記制御量算出手段は、基本デューティ50
    %に、比例分補正量と積分分補正量との和に基づく補正
    デューティを加算して、前記電磁弁への制御デューティ
    を算出するものであることを特徴とする請求項4記載の
    位置制御装置。
  6. 【請求項6】前記制御対象は、内燃機関の吸排気弁の開
    閉時期を可変制御する可変動弁機構であることを特徴と
    する請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の位置制
    御装置。
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