JPH09281680A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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Publication number
JPH09281680A
JPH09281680A JP11413396A JP11413396A JPH09281680A JP H09281680 A JPH09281680 A JP H09281680A JP 11413396 A JP11413396 A JP 11413396A JP 11413396 A JP11413396 A JP 11413396A JP H09281680 A JPH09281680 A JP H09281680A
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JP
Japan
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developing solution
developing
guide member
photosensitive material
developer
Prior art date
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Pending
Application number
JP11413396A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Masuda
好広 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP11413396A priority Critical patent/JPH09281680A/ja
Publication of JPH09281680A publication Critical patent/JPH09281680A/ja
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像むらの発生を防止することができる現像
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 感光材料が現像液中で最初に挟持される
搬送ローラ33a、33bと感光材料が次に挟持される
搬送ローラ34a、34bとの間において、感光材料の
乳剤面側に配設されたガイド部材44には、開口部48
が形成されている。現像槽12の底部には、現像液をガ
イド部材44の開口部48を向く方向以外の方向に噴出
する現像液の噴出管52と、この噴出管52より噴出さ
れる現像液の流れの方向を、ガイド部材44の開口部4
8を向く方向に偏向する偏向板53とが配設されてい
る。噴出管52に穿設された複数の孔部54から噴出さ
れる現像液は、偏向板53との衝突時に、感光材料の搬
送方向と直交する方向において均一な圧力を有する層流
となり、感光材料に到達した際にその幅方向においてほ
ぼ均一な状態で乳剤面と接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、現像槽内に貯留
された現像液中に、ペーパやフィルムをベースとした銀
塩方式の平版印刷版や写真製版用感光材料等の感光材料
を浸漬して、その現像処理を行う現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の現像装置においては、現
像液を貯留した現像槽内に複数の搬送ローラ対を配置
し、現像処理すべき感光材料をこれらの搬送ローラ対に
より挟持して搬送している。そして、各々の搬送ローラ
対の間には、感光材料の先端部を各搬送ローラ対に案内
するためのガイド部材を配設している。
【0003】このような現像装置における現像工程にお
いては、現像槽に貯留された現像液は、感光材料と接触
することにより化学反応を起こして劣化する。このた
め、劣化した現像液を感光材料の表面から迅速に除去す
ることを目的として、現像液の撹拌が行われる。現像液
を撹拌するためには、例えば、搬送ローラ対により搬送
される感光材料の側方に現像液の噴出口を設け、現像液
を感光材料に沿って感光材料の搬送方向と直交する方向
に噴出することにより、現像液を現像槽中に循環させる
方式が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の現像
装置においては、感光材料を案内するためのガイド部材
のうち、特に感光材料の乳剤面側に配設されたガイド部
材が劣化した現像液の撹拌の障害となり、感光材料がこ
のようなガイド部材付近を通過する際に感光材料の現像
むらが発生する場合がある。
【0005】また、現像液の噴出口付近においては、現
像液の流れが強いことから、感光材料がこの部分を通過
する際に現像むらが発生しやすい。このため、現像液の
流速を小さくすると、噴出口とは反対側において流量不
足による現像むらが発生する。
【0006】このため、感光材料の乳剤面側に多数の現
像液噴出孔を穿設したスプレー管を配設し、このスプレ
ー管から感光材料の乳剤面に直接現像液を噴出すること
も考えられるが、この場合においては、スプレー管から
噴出した現像液が感光材料に到達する際の圧力むらによ
り、現像後の感光材料に筋状の現像むらが発生する。
【0007】上述した現像むらは、感光材料として現像
液との接触後初期の段階で急速に現像反応が進行するよ
うな、いわゆる初期現像の速い感光材料を処理する場合
に、初期現像の後半段階で特に顕著となる。このような
初期現像の速い感光材料としては、例えば三菱製紙株式
会社製のシルバーディジプレート及びシルバーマスター
等やアグファーゲベルト社製のセットプリント及びスー
パーマスター(いずれも商品名)等の軽印刷用に用いら
れる銀塩方式の平版印刷板があげられる。
【0008】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、現像むらの発生を防止することがで
きる現像装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、感光材料を、ガイド部材および搬送ローラ対によっ
て搬送することにより、現像槽に貯留された現像液中を
通過させてその現像処理を行う現像装置において、前記
感光材料の乳剤面側に位置するガイド部材に現像液が流
通可能な開口部を形成するとともに、前記開口部を通過
して前記感光材料の乳剤面に至る現像液の層流を形成す
る層流形成手段を配設したことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、感光材料を、ガ
イド部材および搬送ローラ対によって搬送することによ
り、現像槽に貯留された現像液中を通過させてその現像
処理を行う現像装置において、前記感光材料の乳剤面側
に配置され、現像液が流通可能な開口部が形成されたガ
イド部材と、前記ガイド部材に形成された開口部を向く
方向以外の方向に現像液を噴出する現像液噴出管と、前
記現像液噴出管による現像液の噴出方向に配設され、前
記現像液噴出管より噴出される現像液の流れの方向を前
記ガイド部材に形成された開口部を向く方向に偏向する
偏向部材とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、銀塩方式の平版
印刷版を、ガイド部材および搬送ローラ対によって搬送
することにより、現像槽に貯留された現像液中を通過さ
せてその現像処理を行う現像装置において、前記平版印
刷版が現像液中において最初に挟持される搬送ローラ対
とこの搬送ローラ対に続いて前記平版印刷版が挟持され
る搬送ローラ対との間の位置において前記平版印刷版の
乳剤面側に配置され、現像液が流通可能な開口部が形成
されたガイド部材と、前記ガイド部材に形成された開口
部を向く方向以外の方向に現像液を噴出する現像液噴出
管と、前記現像液噴出管による現像液の噴出方向に配設
され、前記現像液噴出管より噴出される現像液の流れの
方向を前記ガイド部材に形成された開口部を向く方向に
偏向する偏向部材とを備えたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明を適用する現像
装置の側断面図である。
【0013】この現像装置は、ペーパーやフィルムをベ
ースとした銀塩方式の平版印刷板を現像処理するもので
あり、現像液を貯留する現像槽12と、リンス液を貯留
するリンス槽13と、水洗水を貯留する水洗槽14と、
乾燥用のブロアー15を有する乾燥部16とを備える。
【0014】感光材料は、フィードトレイ22より、そ
の乳剤面を下にした状態で供給口23に挿入される。供
給口23を通過した感光材料は、図示しない駆動モータ
により駆動される複数のローラ対およびガイド部材より
なる搬送装置により搬送され、現像槽12に貯留された
現像液中を通過することにより、その現像処理がなされ
る。現像槽12を通過した感光材料は、同様にリンス槽
13および水洗槽14を順次通過して現像後処理を施さ
れ、乾燥部16で乾燥された後に排出口24より排出さ
れる。
【0015】なお、銀塩方式の平版印刷板を処理する場
合においては、水洗槽14を省略することも可能であ
る。また、ペーパやフィルムをベースとした製版用の感
光材料を処理する場合には、リンス槽13のかわりに、
定着液を貯留する定着槽が使用される。
【0016】次に、この発明を適用した現像槽の構成に
ついて説明する。図2は、上記現像槽12の側断面図で
ある。
【0017】上述したように、その乳剤面を下にした状
態で供給口23に挿入された感光材料は、現像液の液面
上方に配置された二対の搬送ローラ31a、31bおよ
び32a、32bにより感光材料の搬送経路Pに沿って
搬送され、現像液中に浸漬される。現像液中に浸漬され
た感光材料は、各々対をなす搬送ローラ33a、33b
と、34a、34bと、35a、35bと、36a、3
6bと、37a、37bとにより、搬送経路Pに沿って
搬送され、現像槽12より排出される。また、各搬送ロ
ーラ対の間には、ガイド部材41、42、43、44、
45、46、47が配設されている。なお、上記各搬送
ローラ31a、31b、32a、32b、33a、33
b、34a、34b、35a、35b、36a、36
b、37a、37bは、図示しないモータの駆動により
同期して回転するように構成されている。
【0018】なお、この実施の形態においては、感光材
料としてペーパーやフィルムをベースとした銀塩方式の
平版印刷板を使用しているが、銀塩方式の平版印刷板は
前述したように現像液との接触後の初期の段階で急速に
現像反応が進行するという性質を有することから、感光
材料を現像液中に浸漬後、感光材料の乳剤面ができるだ
け長い時間ローラにより挟持されない構成とすることが
好ましい。このため、現像液の液面と一対の搬送ローラ
33a、33bとの距離は、他の対をなす搬送ローラ間
の距離より長く設定されている。
【0019】前記各ガイド部材41、42、43、4
4、45、46、47のうち、感光材料が現像液中で最
初に挟持される搬送ローラ対を構成する搬送ローラ33
a、33bと感光材料が次に挟持される搬送ローラ対を
構成する搬送ローラ34a、34bとの間の位置におい
て感光材料の乳剤面側に配設されたガイド部材44に
は、図4に示すように、その長手方向に沿って複数の開
口部48が形成されている。一方、現像槽12の底部に
は、現像液をガイド部材44の開口部48を向く方向以
外の方向に噴出する現像液の噴出管52と、この噴出管
52より噴出される現像液の流れの方向を、ガイド部材
44の開口部48を向く方向に偏向する偏向板53とが
配設されている。
【0020】この現像液の噴出管52は、図3に示すよ
うに、その外周に複数の孔部54を一列に穿設した管状
体の一端部55を閉止し、現像槽12からポンプ等で吸
引した現像液をその他端部56より供給することによっ
て、各孔部54から現像液を噴出するようにしたもので
ある。なお、孔部54の直径は、現像液の供給側から離
隔するほど順次小さくなっており、これにより各孔部5
4から噴出される現像液の量が噴出管52の長手方向に
おいてほぼ均一となるようになっている。
【0021】このような構成において、搬送ローラ33
a、33bからガイド部材44に案内されて搬送ローラ
34a、34bに搬送される感光材料の乳剤面には、ガ
イド部材44に設けられた開口部48を通って、現像液
が供給される。
【0022】このとき、噴出管52に穿設された複数の
孔部54から噴出される現像液は、ガイド部材44の開
口部48を向く方向以外の方向に噴出される。そして、
この現像液の噴出方向には偏向板53が配設されてお
り、現像液は偏向板53に衝突することにより、その流
れの方向が開口部48を向く方向に変換される。そし
て、この衝突時に、噴出管52の孔部54から噴出され
た現像液は、感光材料の搬送方向と直交する方向(図2
における紙面に垂直な方向)において均一な圧力を有す
る層流となり、感光材料に到達した際に、その幅方向に
おいてほぼ均一な状態で乳剤面と接触する。このため、
現像後の感光材料に現像むらが発生することはない。
【0023】特に、この実施の形態のように、感光材料
として初期現像の速い銀塩方式の平版印刷板を使用した
場合においては、前述したように、感光材料を現像液中
に浸漬後、感光材料の乳剤面ができるだけ長い時間ロー
ラにより挟持されない構成とすることが好ましいため、
現像液の液面と一対の搬送ローラ33a、33bとの距
離を大きく設定していることから、初期現像の後半段階
となる、感光材料が現像液中において最初に挟持される
搬送ローラ33a、33bと、略U字状の感光材料の搬
送経路Pにおける感光材料の反転部付近に配置され、搬
送ローラ33a、33bに続いて感光材料が挟持される
搬送ローラ34a、34bとの間の位置で現像むらが発
生しやすい。このため、この実施の形態においては、搬
送ローラ33a、33bと搬送ローラ34a、34bと
の間の位置において、感光材料の乳剤面側に現像液を供
給することにより、このような現像むらの発生を有効に
防止している。
【0024】次に、この発明の他の実施形態を図5およ
び図6に基づいて説明する。この実施形態においては、
噴出管52と偏向板53とに換えて、互いに同芯状に配
置された噴出管62と偏向管63とを使用する点が、図
2に示す第1実施形態とは異なる。
【0025】この噴出管62は、図3に示す噴出管52
同様、その外周に複数の孔部64を一列に穿設した管状
体の一端部を閉止し、その他端部から現像液を供給する
ことにより各孔部64から現像液を噴出するようにした
ものである。この噴出管62の孔部64は、図5に示す
ように、ガイド部材44の開口部48とは逆方向を向く
ように配置されている。また、偏向管63は、図6に示
すように、管状の本体に、その長手方向を向くスリット
65を形成したものである。この偏向管63は、図5に
示すように、上記噴出管62と同芯状に、かつ、そのス
リット65がガイド部材44の開口部48の方向を向く
ように配置されている。
【0026】この構成において、噴出管62に穿設され
た複数の孔部64から噴出される現像液は、偏向管63
の内壁に衝突し、噴出管62の外壁と偏向管63の内壁
とにより形成された流路に沿って移動した後、スリット
65からガイド部材44の開口部48を向く方向に流出
する。この過程において、現像液の流れは感光材料の搬
送方向と直交する方向において均一な圧力を有する層流
となり、ガイド部材44の開口部48を介して感光材料
に到達した際に、その幅方向においてほぼ均一な状態で
乳剤面と接触する。
【0027】次に、この発明のさらに他の実施形態を図
7および図8に基づいて説明する。この実施形態におい
ては、板状のガイド部材44に換えて、棒状の部材を溶
接して形成したガイド部材74を使用する点が、図5に
示す実施形態とは異なる。
【0028】このガイド部材74は、図8に示すよう
に、感光材料の搬送方向と直交する方向(図7における
紙面に垂直な方向)に延びる一対のステンレス製の支持
棒75と、これらの支持棒75に一定のピッチで溶接さ
れた複数のステンレス製のガイド棒76とにより構成さ
れる。そして、このガイド部材74においては、支持棒
75およびガイド棒76により囲まれた大きな開口部7
8が形成される。
【0029】この構成において、噴出管62に穿設され
た複数の孔部64から噴出される現像液の流れは、図5
に示す実施形態と同様、感光材料の搬送方向と直交する
方向において均一な圧力を有する層流となり、ガイド部
材74の開口部78を介して感光材料に到達した際に、
その幅方向においてほぼ均一な状態で乳剤面と接触す
る。
【0030】次に、この発明のさらに他の実施形態を図
9に基づいて説明する。この実施形態においては、図2
に示す偏向板53の代わりに現像槽2の一部を利用する
点が、図2に示す第1実施形態とは異なる。
【0031】図9に示す現像槽12においては、側壁と
底部とに亘る凸部83が凸設されている。そして、図3
に示す噴出管52は、この凸部83に向けて現像液を噴
出するように、その孔部54の向きが配置されている。
【0032】この構成において、噴出管52に穿設され
た複数の孔部54から噴出される現像液は、現像槽2に
凸設された凸部83に衝突することにより、その流れの
方向をガイド部材44の開口部48を向く方向に変換さ
れる。そして、この衝突時に、現像液の流れは感光材料
の搬送方向と直交する方向において均一な圧力を有する
層流となり、開口部48を介して感光材料に到達した際
に、その幅方向においてほぼ均一な状態で乳剤面と接触
する。
【0033】次に、この発明のさらに他の実施形態を図
10および図11に基づいて説明する。この実施形態に
おいては、噴出孔54を有する噴出管52に換えて、ス
リット状の開口部94を有する噴出管92を使用するこ
とにより、偏向板53を省略した点が、図2に示す第1
実施形態とは異なる。
【0034】この噴出管92は、図11に示すように、
その外周に複数のスリット94を一列に穿設した管状体
の一端部を閉止し、その他端部から現像液を供給するこ
とにより各孔部94から現像液を噴出するようにしたも
のである。この噴出管92の各スリット94は、図10
に示すように、ガイド部材44の開口部48の方向を向
くように配置されている。なお、この実施形態において
は、各スリット94の形状を安定させるために複数個の
スリット94を一列に並べているが、これらを単一のス
リットとしてもよい。
【0035】この構成において、噴出管92に穿設され
た複数のスリット94から噴出される現像液は、ガイド
部材44の開口部48を向く方向に流出する。このと
き、噴出管92に供給する現像液の流量や各スリット9
4の幅等を調整することによって、各スリット94から
流出する現像液の流れは、スリット94からの流出過程
において、感光材料の搬送方向と直交する方向において
均一な圧力を有する層流となり、ガイド部材44の開口
部48を介して感光材料に到達した際に、その幅方向に
おいてほぼ均一な状態で乳剤面と接触する。
【0036】以上の実施形態においては、いずれも、感
光材料の乳剤面を外側に向けた状態で感光材料を搬送し
て現像処理するものについて説明したが、乳剤面を内側
に向けて搬送するようにしてもよい。この場合において
は、層流状の現像液を供給する手段は、内側(乳剤面
側)に配置される。
【0037】また、以上の実施形態においては、現像槽
から吸引した現像液を現像液の噴出管に供給して現像槽
に再度噴出することにより、現像槽中で現像液を循環す
る場合について述べたが、未使用の現像液を噴出管に供
給して現像槽に噴出させるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、層流形
成手段より供給された現像液が、感光材料の乳剤面側に
位置するガイド部材に形成された開口部を介して、感光
材料の乳剤面に供給される。このため、感光材料の乳剤
面付近において、現像液が効果的に撹拌される。このと
き、現像液は感光材料の搬送方向と直交する方向におい
て均一な圧力を有する層流となっており、感光材料の乳
剤面と均一に接触することから、現像後の感光材料にむ
らが発生することを有効に防止することができる。
【0039】請求項2に記載の発明によれば、現像液噴
出管より噴出され偏向部材により偏向された現像液が、
感光材料の乳剤面側に位置するガイド部材に形成された
開口部を介して、感光材料の乳剤面に供給される。この
ため、感光材料の乳剤面付近において、現像液が効果的
に撹拌される。このとき、現像液は感光材料の搬送方向
と直交する方向において均一な圧力を有する層流となっ
ており、感光材料の乳剤面と均一に接触することから、
現像後の感光材料にむらが発生することを有効に防止す
ることができる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、現像液噴出
管より噴出され偏向部材により偏向された現像液が、銀
塩方式の平版印刷版の乳剤面側に位置するガイド部材に
形成された開口部を介して、平版印刷版の乳剤面に供給
される。このため、平版印刷版の乳剤面付近において、
現像液が効果的に撹拌される。このとき、現像液は平版
印刷版の搬送方向と直交する方向において均一な圧力を
有する層流となっており、平版印刷版の乳剤面と均一に
接触することから、現像後の平版印刷版にむらが発生す
ることを有効に防止することができる。このとき、特
に、初期現像の速い銀塩方式の平版印刷版において現像
むらが発生しやすい位置である、平版印刷版が現像液中
において最初に挟持される搬送ローラ対とこの搬送ロー
ラ対に続いて前記平版印刷版が挟持される搬送ローラ対
との間における前記平版印刷版の乳剤面側の位置におい
て、平版印刷版に均一な現像液の流れを付与しているこ
とから、現像むらを生じやすい銀塩方式の平版印刷版を
適切に現像処理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用する現像装置の側断面図であ
る。
【図2】現像槽12の側断面図である。
【図3】噴出管52の斜視図である。
【図4】ガイド部材44の斜視図である。
【図5】この発明の他の実施形態を示す概要図である。
【図6】偏向管63の斜視図である。
【図7】この発明の他の実施形態を示す概要図である。
【図8】ガイド部材74の斜視図である。
【図9】この発明の他の実施形態を示す概要図である。
【図10】この発明の他の実施形態を示す概要図であ
る。
【図11】噴出管92の斜視図である。
【符号の説明】
12 現像槽 31a 搬送ローラ 31b 搬送ローラ 32a 搬送ローラ 32b 搬送ローラ 44 ガイド部材 48 開口部 52 噴出管 53 偏向板 62 噴出管 63 偏向管 74 ガイド部材 78 開口部 83 凸部 92 噴出管 P 搬送経路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料を、ガイド部材および搬送ロー
    ラ対によって搬送することにより、現像槽に貯留された
    現像液中を通過させてその現像処理を行う現像装置にお
    いて、 前記感光材料の乳剤面側に位置するガイド部材に現像液
    が流通可能な開口部を形成するとともに、前記開口部を
    通過して前記感光材料の乳剤面に至る現像液の層流を形
    成する層流形成手段を配設したことを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 感光材料を、ガイド部材および搬送ロー
    ラ対によって搬送することにより、現像槽に貯留された
    現像液中を通過させてその現像処理を行う現像装置にお
    いて、 前記感光材料の乳剤面側に配置され、現像液が流通可能
    な開口部が形成されたガイド部材と、 前記ガイド部材に形成された開口部を向く方向以外の方
    向に現像液を噴出する現像液噴出管と、 前記現像液噴出管による現像液の噴出方向に配設され、
    前記現像液噴出管より噴出される現像液の流れの方向を
    前記ガイド部材に形成された開口部を向く方向に偏向す
    る偏向部材と、 を備えたことを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 銀塩方式の平版印刷版を、ガイド部材お
    よび搬送ローラ対によって搬送することにより、現像液
    が貯留された現像槽内を通過させてその現像処理を行う
    現像装置において、 前記平版印刷版が現像液中において最初に挟持される搬
    送ローラ対とこの搬送ローラ対に続いて前記平版印刷版
    が挟持される搬送ローラ対との間の位置において前記平
    版印刷版の乳剤面側に配置され、現像液が流通可能な開
    口部が形成されたガイド部材と、 前記ガイド部材に形成された開口部を向く方向以外の方
    向に現像液を噴出する現像液噴出管と、 前記現像液噴出管による現像液の噴出方向に配設され、
    前記現像液噴出管より噴出される現像液の流れの方向を
    前記ガイド部材に形成された開口部を向く方向に偏向す
    る偏向部材と、 を備えたことを特徴とする現像装置。
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