JPH09276597A - 蒲団乾燥装置 - Google Patents

蒲団乾燥装置

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JPH09276597A
JPH09276597A JP12211396A JP12211396A JPH09276597A JP H09276597 A JPH09276597 A JP H09276597A JP 12211396 A JP12211396 A JP 12211396A JP 12211396 A JP12211396 A JP 12211396A JP H09276597 A JPH09276597 A JP H09276597A
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blowing
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Yoshiaki Inoue
義昭 井ノ上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 敷蒲団及び掛け蒲団の双方を効率よく乾燥さ
せることができる蒲団乾燥装置を提供する。 【解決手段】 ベッド基台1内部に空洞11を設ける。
送風装置2により空洞11内に温風を送風する送風口2
1を設ける。ベッド基台1の上面に多数の吹き出し孔1
2aを穿設した吹き出し面12を設ける。吹き出し面1
2の周辺部分14には吹き出し孔12aを設けない。ベ
ッド基台1の吹き出し面12及び送風口21以外は密閉
して形成し、各側面、底面及び上面の周辺部分14の内
壁に断熱材13を貼る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寝具としての敷蒲
団及び掛け蒲団を乾燥させる蒲団乾燥装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】寝具としての蒲団は、睡眠中の発汗など
により湿気をおびやすく、何らかの方法で乾燥させなく
てはならない。古来から行われている晴れた日に天火に
干す方法が最も理想的ではあるが、この方法は天候に左
右されやすく、また干している間は外出が制限されるこ
とになる。
【0003】そこで、近年、温風による強制乾燥を行う
蒲団乾燥機が普及してきている。これは、図4に示すよ
うに温風を送風する送風装置61と、送風装置61に接
続されたエアマット62からなり、エアマット62の上
下面は通気性のよい生地でできている。このエアマット
62を敷蒲団4と掛け蒲団5の間に挟み込むようにして
入れ、送風装置61より温風をエアマット62内に送風
することにより、エアマット62全体が膨らんで、その
上下面から温風がムラなく吹き出すことにより、上下の
蒲団を強制乾燥させようとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すように、エアマット62の上下面から吹き出した温
風は、エアマット62の上側にある掛け蒲団5全体には
充満しやすく、しかも容易に外気に放出されるため効率
的な乾燥がなされる。一方、エアマット62の下側にあ
る敷蒲団4には充満しにくい上、その下面が床と接して
いるため、一旦敷蒲団4内に入り込んだ温風は殆ど排出
されない。このため敷蒲団4は乾燥効率が良くなく、乾
燥できるのはその上面4aのみで、下面4bについては
十分な乾燥がなされない。ところが、湿気が溜まりやす
いのは、むしろ掛け蒲団5より敷蒲団4、特にこの下面
4bであることから、このような従来の蒲団乾燥機で
は、蒲団全体を完全に乾燥させることは困難であるとい
う問題があった。本発明は、上記問題に鑑みなされたも
ので、敷蒲団及び掛け蒲団の双方を効率よく乾燥させる
ことができる蒲団乾燥装置を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、蒲
団乾燥装置を、内部に空洞が設けられたベッド基台と、
該空洞内に温風を送風する送風装置と、ベッド基台上面
に設けられ多数の吹き出し孔が穿設された吹き出し面
と、該吹き出し面を除く前記ベッド基台の各内壁に設け
られた断熱材とからなり、前記ベッド基台上面に吹き出
し孔の設けられていない周辺部分が吹き出し面を囲むよ
うに設けられているようにしたものである。
【0006】また、内部に空洞が設けられたマットレス
と、該空洞内に温風を送風する送風装置と、マットレス
上面に設けられ通気性よく形成された吹き出し面と、該
吹き出し面を除く前記マットレスの各内壁に設けられた
断熱材とからなり、前記マットレス上面に通気性の低い
周辺部分が吹き出し面を囲むように設けられているよう
にしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】上面に敷蒲団を載せるベッド基台
または、ベッド基台の上に載置してその上にパッドを敷
いて寝るマットレスに温風を送風する空洞を設け、この
空洞の上面側に温風を吹き出す吹き出し面を設け、温風
による熱を蒲団の下面から伝え、敷蒲団及び掛け蒲団を
効率よく乾燥させるものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。 実施例1 図1は実施例1の蒲団乾燥装置の斜視図、図2は図1の
A−A線における部分断面図である。
【0009】図1に示すように、本実施例の蒲団乾燥装
置は、内部に空洞11が設けられたベッド基台1と、空
洞11内に温風を送風する送風装置2からなり、送風装
置2はベッド基台1の後部側面1aに設けられた送風口
21に送風ホース22を介して接続されている。
【0010】ベッド基台1は、その上面には多数の吹き
出し孔12aが穿設された吹き出し面12が設けられ、
この吹き出し面12の周辺部分14には吹き出し孔12
aが設けられていない。また、ベッド基台1は箱状に形
成され、上面の吹き出し面12及び送風口21以外は密
閉して形成され、各側面、底面及び上面の周辺部分14
の内壁には断熱材13が貼られている。
【0011】次に、本実施例の作用について説明する。
図2に示すように、送風ホース22を介して送風口21
から空洞11内に吹き込まれた温風10は、空洞11内
全体に広がり内圧が高まり、吹き出し孔12aから温風
10が吹き出し、敷蒲団4の底面に当たる。これによ
り、温風10は敷蒲団4内全体に充満しながら敷蒲団4
の上方に向かって抜けようとする。この抜け出た温風1
0は更に掛け蒲団5内に充満した後に掛け蒲団5から出
て、外気に放出される。温風が敷蒲団4及び掛け蒲団5
に充満してから抜け出ることにより、蒲団内部が乾燥さ
れると共に過熱される。
【0012】また、空洞11内に充満した温風10によ
り、空洞11内の温度が急激に上昇する。特に、吹き出
し面12を除きその各面は密閉されており、それに加え
各内壁に貼られた断熱材13により蓄熱効率が向上す
る。その熱が敷蒲団4に伝わることにより敷蒲団4内の
温度が上昇し、さらにその熱が掛け蒲団5に伝わる。
【0013】尚、空洞11内が断熱材13の耐熱温度を
越えるほど高温になることはないため、断熱材13とし
ては発泡スチロール系などの発泡材、またはガラス繊維
やフェルトといった繊維系のもなど幅広く適用できる。
【0014】敷蒲団4を敷く上面には、吹き出し面12
を囲むように吹き出し孔が設けられていない周辺部分1
4が設けられており、この部分からは温風10が出ない
ようにされている。このため、周辺部分14が接してい
る敷蒲団4の周辺部分は密封された状態になり、この敷
蒲団4の周辺部分から温風10が側方に抜け出ることは
なく、効率よく敷蒲団4内に充満する。
【0015】さらに、敷蒲団4を覆うように掛けられた
掛け蒲団5の側辺部51は垂れ下がって、敷蒲団4を包
むようになるため、敷蒲団4内に蓄積された熱は側方へ
放出されることなく、効率よく掛け蒲団5に伝わること
になる。
【0016】各蒲団内部は高温になるため、ダニなどを
効率よく退治できる。また、この蒲団乾燥装置では、各
蒲団を就寝するために敷いた状態で乾燥させることがで
きることから、冬場は就寝前にこの乾燥装置による乾燥
を行うことにより、乾いたしかも温かい蒲団に寝ること
ができる。
【0017】実施例2 図3は実施例2の蒲団乾燥装置の一部欠截斜視図であ
る。実施例1においては、ベッド基台1内に空洞11を
設けて、その上に蒲団を敷いていたが、本実施例におい
ては、従来のベッド基台の上に載置するマットレスの内
部に空洞を設けて、その中に温風を吹き込むようにした
ものである。
【0018】このマットレス3は、その外皮が通気性の
低い生地でできており、その内側には断熱材33が縫合
されている。また、マットレス3の上下面の弾力は内部
のバネ35により得られ、バネ35の間を温風が吹き抜
けるため、実施例1と同様に、その空洞31内に温風を
充満させることができる。
【0019】尚、断熱材33としては、マットレス3自
体に弾力性を要求されることから、可撓性を有するもの
が望ましく、ガラス繊維やフェルトなどの繊維系のもの
が好適である。
【0020】マットレス3の側面には温風をその内部に
送風ずる送風口21aが設けられ、これに送風装置2が
接続される。マットレス3の上面は通気性の高い生地で
できた吹き出し面32と、その周辺部で通気性の低い生
地でできた周辺部分34とからなり、この上に敷蒲団又
はパッドを載置して、その上に掛け蒲団を掛けることに
より、上記実施例1と同様の効果を得られる。
【0021】尚、上記実施例2では吹き出し面32が通
気性の高い生地で形成されていたが、これに限られるも
のではなく、通気性の低い生地で形成し、実施例1のよ
うに多数の吹き出し孔を穿設したものでも同様の効果を
得られる。
【0022】
【発明の効果】本発明では以上のように構成したので、
温風を蒲団全体の下側から通気させることができ、しか
も温風が側方に逃げることもないため熱効率がよく、敷
蒲団および掛け蒲団の双方を効率よく乾燥させることが
できるという優れた効果がある。蒲団を就寝するために
敷いた状態で乾燥を行うことができるため、冬場は就寝
前にこの乾燥装置による乾燥を行うことにより、乾いた
しかも温かい蒲団に寝ることができるという優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の蒲団乾燥装置の斜視図である。
【図2】図1のA−A線における部分断面図である。
【図3】実施例2の蒲団乾燥装置の一部欠截斜視図であ
る。
【図4】従来技術の蒲団乾燥機の使用状態を示す一部欠
截斜視図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【符号の説明】
1‥‥‥ベッド基台 11‥‥空洞 12‥‥吹き出し面 12a‥吹き出し孔 13‥‥断熱材 14‥‥周辺部分 2‥‥‥送風装置 21‥‥送風口 22‥‥送風ホース 3‥‥‥マットレス 31‥‥空洞 32‥‥吹き出し面 33‥‥断熱材 34‥‥周辺部分 21a‥送風口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に空洞が設けられたベッド基台と、
    該空洞内に温風を送風する送風装置と、ベッド基台上面
    に設けられ多数の吹き出し孔が穿設された吹き出し面
    と、該吹き出し面を除く前記ベッド基台の各内壁に設け
    られた断熱材とからなり、前記ベッド基台上面に吹き出
    し孔の設けられていない周辺部分が吹き出し面を囲むよ
    うに設けられていることを特徴とする蒲団乾燥装置。
  2. 【請求項2】 内部に空洞が設けられたマットレスと、
    該空洞内に温風を送風する送風装置と、マットレス上面
    に設けられ通気性よく形成された吹き出し面と、該吹き
    出し面を除く前記マットレスの各内壁に設けられた断熱
    材とからなり、前記マットレス上面に通気性の低い周辺
    部分が吹き出し面を囲むように設けられていることを特
    徴とする蒲団乾燥装置。
  3. 【請求項3】 吹き出し面が通気性の高い生地で形成さ
    れたことを特徴とする請求項2記載の蒲団乾燥装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020036843A (ja) * 2018-09-06 2020-03-12 有限会社エム・アイ 寝具カバー

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04117916A (ja) * 1990-09-10 1992-04-17 Tanaka Giken Kk 布団又はベッドや枕の内部からの送風・除湿システム装置
JP3120853U (ja) * 2006-02-03 2006-04-20 三男 宮原 重機用バケット枢支部の土除け機構

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