JPS6010441Y2 - ふとん乾燥,保温用具 - Google Patents
ふとん乾燥,保温用具Info
- Publication number
- JPS6010441Y2 JPS6010441Y2 JP8575679U JP8575679U JPS6010441Y2 JP S6010441 Y2 JPS6010441 Y2 JP S6010441Y2 JP 8575679 U JP8575679 U JP 8575679U JP 8575679 U JP8575679 U JP 8575679U JP S6010441 Y2 JPS6010441 Y2 JP S6010441Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- air
- futon
- present
- futon drying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は温度調節器付ふとん乾燥機本体に取り付けて用
いるふとん乾燥用及び人体保温用の用具に関するもので
ある。
いるふとん乾燥用及び人体保温用の用具に関するもので
ある。
従来のふとん乾燥機用空気袋は布帛を単に袋状に縫製し
、1箇所より熱風を吹き込み袋が膨らむと同時に組織の
空隙より熱風が吹き出てふとんを乾燥するものである。
、1箇所より熱風を吹き込み袋が膨らむと同時に組織の
空隙より熱風が吹き出てふとんを乾燥するものである。
そして吹き込み口の熱風の圧力、風量、布帛の通気度の
バランスが機能上の必要条件で、その場合袋にかかるふ
とんの重量にも限界があり、一定態上の重量になると袋
が圧縮され、熱風が均一に通過しなくなり、乾燥斑を生
じる。
バランスが機能上の必要条件で、その場合袋にかかるふ
とんの重量にも限界があり、一定態上の重量になると袋
が圧縮され、熱風が均一に通過しなくなり、乾燥斑を生
じる。
他方従来の電気毛布等の電気暖房寝具は専ら上掛は用に
使用されるものが多く、薄いものであって、暖房容量が
小さ過ぎ、通常のふとんの乾燥用には不適であった。
使用されるものが多く、薄いものであって、暖房容量が
小さ過ぎ、通常のふとんの乾燥用には不適であった。
更に下敷き用寝具類にはこのような暖房可能なものは殆
どなく、特に電気毛布的な通電型式の暖房布を下敷き用
に使用する場合夜尿等の事故があると電気絶縁体の経時
変化により、感電の危険性があったので、安全性の面か
らも使用に適するものは製造され得なかった。
どなく、特に電気毛布的な通電型式の暖房布を下敷き用
に使用する場合夜尿等の事故があると電気絶縁体の経時
変化により、感電の危険性があったので、安全性の面か
らも使用に適するものは製造され得なかった。
本考案の用具はこのようなふとん乾燥機の重量による袋
の圧縮問題を解決し更に下敷き用暖房具としても安心し
て使用できるもので、乾燥するふとんの重量に関係なく
、ふとんを乾燥し、又ふとんや寝台に挿入し、その上に
直接就寝し、加温や冷房に供し、更に病人の適量な通風
による衛生管理を可能とした構造のふとん乾燥、保温用
具である。
の圧縮問題を解決し更に下敷き用暖房具としても安心し
て使用できるもので、乾燥するふとんの重量に関係なく
、ふとんを乾燥し、又ふとんや寝台に挿入し、その上に
直接就寝し、加温や冷房に供し、更に病人の適量な通風
による衛生管理を可能とした構造のふとん乾燥、保温用
具である。
以下図面によって本考案の説明を行なう。
第1図は本考案に用いる空気袋を側断面図で示したもの
で、一方に空気吹き込み口1をそなえた通気性を有する
布帛からなる細長い円筒状の袋2の形態を有する。
で、一方に空気吹き込み口1をそなえた通気性を有する
布帛からなる細長い円筒状の袋2の形態を有する。
第2図は細長い空気袋2を弾性マット状物体3の溝4に
埋め込んだ本考案のふとん乾燥、保温用具の一例を示す
断面図、第3図は空気袋2の配置を示したその断面図で
あり、第4図は第2図のA−A’線に於ける側断面図で
ある。
埋め込んだ本考案のふとん乾燥、保温用具の一例を示す
断面図、第3図は空気袋2の配置を示したその断面図で
あり、第4図は第2図のA−A’線に於ける側断面図で
ある。
空気袋2は第2〜4図のようにウレタンフオーム等の弾
性マット状物体3の表面の溝4に蛇行状に挿入するか、
又は渦巻き状に挿入する。
性マット状物体3の表面の溝4に蛇行状に挿入するか、
又は渦巻き状に挿入する。
この場合、マット状物体の表面の溝4は第4図に示す如
く開口部5が狭く、内部が広い断面構造を有しており、
布帛の袋を膨らませた状態では袋が開口部5を通過して
脱出することがないようになっている。
く開口部5が狭く、内部が広い断面構造を有しており、
布帛の袋を膨らませた状態では袋が開口部5を通過して
脱出することがないようになっている。
このように該袋とマット状物体とを組み合わせた後、熱
風又は冷風を吹き込み口1から吹き込み、袋を膨らませ
る。
風又は冷風を吹き込み口1から吹き込み、袋を膨らませ
る。
吹き込まれた空気は細長い円筒状の袋2を構成している
布帛の組織の空隙を通して袋の表面より吹き出される。
布帛の組織の空隙を通して袋の表面より吹き出される。
本考案の袋の使用される布帛は、布帛組織の空隙から適
量の空気が斑なく吹き出るような組織を有するもので、
しかも袋の構造はウレタンフオーム等の弾性物体に蛇行
状又は渦巻き状にできるだけ密に埋め込めることができ
るようにある程度柔軟なものが好ましい。
量の空気が斑なく吹き出るような組織を有するもので、
しかも袋の構造はウレタンフオーム等の弾性物体に蛇行
状又は渦巻き状にできるだけ密に埋め込めることができ
るようにある程度柔軟なものが好ましい。
本考案に使用するマット状物体は、通常の下敷き用に供
するウレタンフオーム等の表面に溝を加工したものでよ
く、そのように加工できる弾性体であれば材質は何でも
よい。
するウレタンフオーム等の表面に溝を加工したものでよ
く、そのように加工できる弾性体であれば材質は何でも
よい。
本考案のふとん乾燥、保温用具は、このように弾性物体
の表面に使用時には脱出しなくて、不使用時には簡単に
取り出し可能なように袋を埋め込み、組み合わせ使用で
きるようになっている。
の表面に使用時には脱出しなくて、不使用時には簡単に
取り出し可能なように袋を埋め込み、組み合わせ使用で
きるようになっている。
本考案のふとん乾燥、保温用具は人体の荷重が直接かか
る場合(就寝状態)、従来の通気性を有する袋のみでは
圧縮が著しいが、このように空気袋を弾性物体に埋め込
むことにより、弾性物体が荷重を充分支えるため、一定
温度の空気が常に流通性を充分保つことができるもので
ある。
る場合(就寝状態)、従来の通気性を有する袋のみでは
圧縮が著しいが、このように空気袋を弾性物体に埋め込
むことにより、弾性物体が荷重を充分支えるため、一定
温度の空気が常に流通性を充分保つことができるもので
ある。
この上にシーツ又は毛布を置いて使用すると、寝具内は
一定温度に保たれ、就寝時の人体の運動によっても袋は
移動することなく安全に固定され、更に夜尿等の事故に
も安心して使用でき、寝心地は快適である。
一定温度に保たれ、就寝時の人体の運動によっても袋は
移動することなく安全に固定され、更に夜尿等の事故に
も安心して使用でき、寝心地は快適である。
更に袋を埋め込んだ弾性マット状物体の上にそのまま湿
気を含んだ寝具類をのせると、従来のふとん乾燥機とし
ても使用でき、極めて便利である。
気を含んだ寝具類をのせると、従来のふとん乾燥機とし
ても使用でき、極めて便利である。
実施例 1
厚さ20cmのウレタンマットの一面に渦巻き状に開口
部の幅9cm、内部の幅10cm、深さ10αの溝を作
り、その溝の部分に通気度2.0±1.ocrl/cr
l /secの布帛で作られた直径10C771の細長
い空気袋を埋め込んだ。
部の幅9cm、内部の幅10cm、深さ10αの溝を作
り、その溝の部分に通気度2.0±1.ocrl/cr
l /secの布帛で作られた直径10C771の細長
い空気袋を埋め込んだ。
人体に相応した35℃の空気を空気袋の空気吹き込み口
から吹き込みながら就寝[、た結果、空気の流通状態は
良好で快適であった。
から吹き込みながら就寝[、た結果、空気の流通状態は
良好で快適であった。
他方使用後の含湿気状前のふとんを本考案のふとん乾燥
、保温用具の上にのせ、80°Cの熱風を2時間に亘っ
て吹き込み乾燥したところ、ふとんは良好な乾燥状態と
なった。
、保温用具の上にのせ、80°Cの熱風を2時間に亘っ
て吹き込み乾燥したところ、ふとんは良好な乾燥状態と
なった。
第1図は本考案に用いる細長い円筒状の空気袋の側断面
図である。 1は空気吹き込み口、2は空気袋を示す。 第2図は空気袋2を弾性マット状物体3の溝4に埋め込
んだ状態の本考案のふとん乾燥、保温用具の一例を示す
平面図で、第3図は蛇行状の空気袋の配置を示したその
断面図である。 第4図は第2図のA−A’線における側断面図であり、
5は溝4の開口部を示す。
図である。 1は空気吹き込み口、2は空気袋を示す。 第2図は空気袋2を弾性マット状物体3の溝4に埋め込
んだ状態の本考案のふとん乾燥、保温用具の一例を示す
平面図で、第3図は蛇行状の空気袋の配置を示したその
断面図である。 第4図は第2図のA−A’線における側断面図であり、
5は溝4の開口部を示す。
Claims (1)
- 弾性マット状物体に表面の開口部が狭い溝を蛇行状又は
渦巻き状に設け、該溝に一方に空気吹き込み口を有した
通気性布帛よりなる細長い円筒状の袋を埋め込んだ構造
のふとん乾燥、保温用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8575679U JPS6010441Y2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | ふとん乾燥,保温用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8575679U JPS6010441Y2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | ふとん乾燥,保温用具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS562867U JPS562867U (ja) | 1981-01-12 |
JPS6010441Y2 true JPS6010441Y2 (ja) | 1985-04-10 |
Family
ID=29318948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8575679U Expired JPS6010441Y2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | ふとん乾燥,保温用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6010441Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-21 JP JP8575679U patent/JPS6010441Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS562867U (ja) | 1981-01-12 |
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