JPH09275734A - トラクタに装着する肥料散布機 - Google Patents
トラクタに装着する肥料散布機Info
- Publication number
- JPH09275734A JPH09275734A JP12236296A JP12236296A JPH09275734A JP H09275734 A JPH09275734 A JP H09275734A JP 12236296 A JP12236296 A JP 12236296A JP 12236296 A JP12236296 A JP 12236296A JP H09275734 A JPH09275734 A JP H09275734A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tractor
- input shaft
- frame
- fertilizer
- spreader
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はトラクタに装着する肥料散布機の散
布部の駆動構成に関する。 【構成】 トラクタに装着するフレームと、フレームに
支持されたホッパ及び入力軸を設けた散布部とからなる
肥料散布機であること。この肥料散布機の入力軸が前傾
させて配置させていること。又は、肥料散布機の入力軸
に連係したフライホールを水平方向に設置して垂直方向
のカムピンと散布部側のアームピンとを連結棒によって
連動させて連動させたトラクタに装着した肥料散布機で
ある。
布部の駆動構成に関する。 【構成】 トラクタに装着するフレームと、フレームに
支持されたホッパ及び入力軸を設けた散布部とからなる
肥料散布機であること。この肥料散布機の入力軸が前傾
させて配置させていること。又は、肥料散布機の入力軸
に連係したフライホールを水平方向に設置して垂直方向
のカムピンと散布部側のアームピンとを連結棒によって
連動させて連動させたトラクタに装着した肥料散布機で
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はトラクタに装着する肥料
散布機の構成に関する。
散布機の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】トラクタに装着した肥料散布機は種々提
案されている。例えば、同一出願人による実開昭５５−
９４７２８号が知られる。これに記載される技術はホッ
パの下部に散布筒を有した受筺を配し、この受筺を揺動
する出力軸を下方へ延設して、この延設した出力軸に駆
動機構ケースを設けてなり、前記した入力軸には振動防
止用のフライホールを装備してなる。
案されている。例えば、同一出願人による実開昭５５−
９４７２８号が知られる。これに記載される技術はホッ
パの下部に散布筒を有した受筺を配し、この受筺を揺動
する出力軸を下方へ延設して、この延設した出力軸に駆
動機構ケースを設けてなり、前記した入力軸には振動防
止用のフライホールを装備してなる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところでトラクタに装
着する肥料散布機は通常三点リンク機構によって装着
し、トラクタの出力軸（ＰＴＯ）からユニバーサルジョ
イントによって動力伝動される。そして使用不使用時の
脱着の簡便さを追及されると共に、一方で近年はトラク
タの主作業であるロータリー作業機の脱着の簡便さと昇
降作用の都合から専用の三点リンク（特３Ｐ）が普及し
てきている。従来の通常の標準三点リンクに設定された
肥料散布機をこの専用の三点リンクに装着して、昇降さ
せると肥料散布機側の入力軸の傾斜角が大きくなり過ぎ
て、ユニバーサルジョンイトが音鳴りをして使用が困難
なる問題があった。又、肥料散布機は地上に接地させ
て、肥料を投入させる為、ホッパの投入口が高いと肥料
袋を持ち上げる高さも高くなって投入が困難になるの
で、極力全高を低くすることが望まれている。しかし、
従来の揺動駆動部の大型のフライホールを立設して回転
するために、上下巾を低くするには限界があった。
着する肥料散布機は通常三点リンク機構によって装着
し、トラクタの出力軸（ＰＴＯ）からユニバーサルジョ
イントによって動力伝動される。そして使用不使用時の
脱着の簡便さを追及されると共に、一方で近年はトラク
タの主作業であるロータリー作業機の脱着の簡便さと昇
降作用の都合から専用の三点リンク（特３Ｐ）が普及し
てきている。従来の通常の標準三点リンクに設定された
肥料散布機をこの専用の三点リンクに装着して、昇降さ
せると肥料散布機側の入力軸の傾斜角が大きくなり過ぎ
て、ユニバーサルジョンイトが音鳴りをして使用が困難
なる問題があった。又、肥料散布機は地上に接地させ
て、肥料を投入させる為、ホッパの投入口が高いと肥料
袋を持ち上げる高さも高くなって投入が困難になるの
で、極力全高を低くすることが望まれている。しかし、
従来の揺動駆動部の大型のフライホールを立設して回転
するために、上下巾を低くするには限界があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、トラクタに装着するフレームと、フレームに支
持されたホッパ及び入力軸を設けた散布部とからなる肥
料散布機において、前記入力軸を前傾させて配置させた
ことを特徴としたトラクタに装着する肥料散布機を提供
したものである。又、トラクタに装着するフレームと、
フレームに支持されたホッパ及び入力軸を連係したフラ
イホールの偏心部を利用した揺動散布部とからなる肥料
散布機において、前記フライホールは水平方向に回転自
在に設置して垂直方向のカムピンを設け、散布部のアー
ムピンとを連結棒によって連動させることによって散布
部を揺動させることを特徴としたトラクタに装着する肥
料散布機を提供したものである。
ために、トラクタに装着するフレームと、フレームに支
持されたホッパ及び入力軸を設けた散布部とからなる肥
料散布機において、前記入力軸を前傾させて配置させた
ことを特徴としたトラクタに装着する肥料散布機を提供
したものである。又、トラクタに装着するフレームと、
フレームに支持されたホッパ及び入力軸を連係したフラ
イホールの偏心部を利用した揺動散布部とからなる肥料
散布機において、前記フライホールは水平方向に回転自
在に設置して垂直方向のカムピンを設け、散布部のアー
ムピンとを連結棒によって連動させることによって散布
部を揺動させることを特徴としたトラクタに装着する肥
料散布機を提供したものである。
【０００５】
【作用】肥料散布機の散布部を駆動する入力軸を前傾さ
せて配置させると作業時及び移動の為、専用三点リンク
を上昇させても、トラクタから動力伝達させるユニバー
サルジョイントの入力伝達角が有利になって音鳴りがし
ない。又、揺動散布部の入力伝達軸に対してフライホー
ルを水平方向に回転させ、カムピンによって連動させた
ので、揺動部の高さを最小に設定できて全高を低くで
き、結果としてホッパ全高を極力低くでき肥料の投入が
楽になったものである。
せて配置させると作業時及び移動の為、専用三点リンク
を上昇させても、トラクタから動力伝達させるユニバー
サルジョイントの入力伝達角が有利になって音鳴りがし
ない。又、揺動散布部の入力伝達軸に対してフライホー
ルを水平方向に回転させ、カムピンによって連動させた
ので、揺動部の高さを最小に設定できて全高を低くで
き、結果としてホッパ全高を極力低くでき肥料の投入が
楽になったものである。
【０００６】
【実施例】発明を実施した図面に基づいて構成を説明す
る。図１は本発明を実施して一部を断面とした側面図
で、図２は本発明による散布駆動部を示す平面図、及び
サブホッパの要部斜視図を示すものである。
る。図１は本発明を実施して一部を断面とした側面図
で、図２は本発明による散布駆動部を示す平面図、及び
サブホッパの要部斜視図を示すものである。
【０００７】４は装着フレームでトップピン５と左右一
対のロアピン６を有し、後方にはホッパ１９その下方に
散布部であるサブホッパ並びに散布筒１５を支承してな
る。
対のロアピン６を有し、後方にはホッパ１９その下方に
散布部であるサブホッパ並びに散布筒１５を支承してな
る。
【０００８】１８は出力軸で垂直に立設し、前記サブホ
ッパ１６の回転中心にて固着される１４はアームピンで
サブホッパ１６から一側部へ突設させて連結棒１３の一
端と連結させる。
ッパ１６の回転中心にて固着される１４はアームピンで
サブホッパ１６から一側部へ突設させて連結棒１３の一
端と連結させる。
【０００９】９は前方に入力軸８を有した変速箱であ
り、入力軸８の回転力はベベルギヤを介して垂直に設け
たカウンタ軸１０へ伝達される。このカウンタ軸１０の
回転力はカムピン１２を有したフライホール１１へ伝動
され水平に回転し、連結棒１３を介してアームピン１４
を往復揺動運動に変換させる。入力軸８は作業時の散布
筒が水平に対して、１５度前傾して変速箱９に設けられ
ている。７はユニバーサルジョイントで図示していない
が、トラクタのＰＴＯ軸に連結されている。
り、入力軸８の回転力はベベルギヤを介して垂直に設け
たカウンタ軸１０へ伝達される。このカウンタ軸１０の
回転力はカムピン１２を有したフライホール１１へ伝動
され水平に回転し、連結棒１３を介してアームピン１４
を往復揺動運動に変換させる。入力軸８は作業時の散布
筒が水平に対して、１５度前傾して変速箱９に設けられ
ている。７はユニバーサルジョイントで図示していない
が、トラクタのＰＴＯ軸に連結されている。
【００１０】３は簡易ヒッチを示し、前方は図示してい
ないトラクタ後部に設けられている三点リンク装置のト
ップリンク１及び一対のロアリンク２と連結されてい
る。本実施例では、簡易ヒッチ３の後部に設けているフ
ックが前記したトップピン５及び一対のロアピン６をス
クイあげて、肥料散布機を装着したものである。
ないトラクタ後部に設けられている三点リンク装置のト
ップリンク１及び一対のロアリンク２と連結されてい
る。本実施例では、簡易ヒッチ３の後部に設けているフ
ックが前記したトップピン５及び一対のロアピン６をス
クイあげて、肥料散布機を装着したものである。
【００１１】２２はホッパ１９の下端に設けた排出孔を
設けた底板の裏面に設置したシャッタを示し、２１のシ
ャッタレバーの回動によって、開閉調整され、肥料の落
下量を決定する。
設けた底板の裏面に設置したシャッタを示し、２１のシ
ャッタレバーの回動によって、開閉調整され、肥料の落
下量を決定する。
【００１２】図２と図３において、サブホッパ１６要部
の駆動を説明する。１１の水平方向に回転するフライホ
ールが回転すると、偏心位置に設けたカムピン１２が回
動する。このカムピン１２の回動量が連結棒１３を介し
て、出力軸１８から大きく偏心して設けたアームピン１
４に対して往復揺動運動を与える。２０はウィートバラ
ンサーを示し、サブホッパ１６の前方に設けた散布筒１
５の慣性力消去しようとするものである。
の駆動を説明する。１１の水平方向に回転するフライホ
ールが回転すると、偏心位置に設けたカムピン１２が回
動する。このカムピン１２の回動量が連結棒１３を介し
て、出力軸１８から大きく偏心して設けたアームピン１
４に対して往復揺動運動を与える。２０はウィートバラ
ンサーを示し、サブホッパ１６の前方に設けた散布筒１
５の慣性力消去しようとするものである。
【００１３】
【発明の効果】以上のように構成したので、従来のトラ
クタの標準的三点リンクの場合や、ロータリ専用の特別
三点リンクの場合でも動力伝動が円滑であり、又、散布
駆動部の高さを最小にできて全高を低くできる効果があ
る。
クタの標準的三点リンクの場合や、ロータリ専用の特別
三点リンクの場合でも動力伝動が円滑であり、又、散布
駆動部の高さを最小にできて全高を低くできる効果があ
る。
【図１】 本発明を実施して一部を断面とした側面図
【図２】 散布駆動部を示す平面図
【図３】 サブホッパの要部斜視図
１ トップリンク ２ ロアリンク ３ 簡易ヒッチ ４ 装着フレーム ５ トップピン ６ ロアピン ７ ユニバーサルジョイント ８ 入力軸 ９ 変速箱 １０ カウンタ軸 １１ フライホール １２ カムピン １３ 連結棒 １４ アームピン １５ 散布筒 １６ サブホッパ １７ アジテータ １８ 出力軸 １９ ホッパ ２０ ウィートバランサー ２１ シャッタレバー ２２ シャッタ
Claims (2)
- 【請求項１】 トラクタに装着するフレームと、フレー
ムに支持されたホッパ及び入力軸を設けた散布部とから
なる肥料散布機において、前記入力軸を前傾させて配置
させたことを特徴としたトラクタに装着する肥料散布
機。 - 【請求項２】 トラクタに装着するフレームと、フレー
ムに支持されたホッパ及び入力軸を連係したフライホー
ルの偏心部を利用した揺動散布部とからなる肥料散布機
において、 前記フライホールは水平方向に回転自在に設置して垂直
方向のカムピンを設け、散布部のアームピンとを連結棒
によって連動させることによって散布部を揺動させるこ
とを特徴としたトラクタに装着する肥料散布機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12236296A JPH09275734A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | トラクタに装着する肥料散布機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12236296A JPH09275734A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | トラクタに装着する肥料散布機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09275734A true JPH09275734A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14834017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12236296A Pending JPH09275734A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | トラクタに装着する肥料散布機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09275734A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013000021A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Matsuyama Plow Mfg Co Ltd | 農作業機 |
| KR101507979B1 (ko) * | 2012-12-12 | 2015-04-06 | 김채훈 | 비료 살포기 |
| CN105830615A (zh) * | 2016-04-26 | 2016-08-10 | 贵州大学 | 利用凸轮机构进行穴施肥的方法及装置 |
-
1996
- 1996-04-18 JP JP12236296A patent/JPH09275734A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013000021A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Matsuyama Plow Mfg Co Ltd | 農作業機 |
| KR101507979B1 (ko) * | 2012-12-12 | 2015-04-06 | 김채훈 | 비료 살포기 |
| CN105830615A (zh) * | 2016-04-26 | 2016-08-10 | 贵州大学 | 利用凸轮机构进行穴施肥的方法及装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040916 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040928 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041018 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050510 |