JP6716431B2 - 肥料散布機 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示の肥料散布機は、トラクタに装着するフレームと、フレームに支持された収容部(ホッパ)及び散布部を備えている。フレームの前部は、トラクタに設けられた回動アームに連結されている。
図1〜図3は、本発明の一実施形態に係る肥料散布機2を備えた作業機1を示している。作業機1は、肥料散布機2と走行車両3とを備えている。走行車両3の種類は限定されないが、本実施形態の場合、走行車両3はトラクタである。
図1に示すように、トラクタ(走行車両)3は、運転席4と、走行装置5と、連結装置6と、を備えている。
走行装置5は、本実施形態では前輪(図示せず)と後輪5Rとから構成された4輪駆動式であるが、クローラ式の走行装置であってもよい。後輪5Rの上部及び前部はフェンダ13により覆われている。
変速装置12は、入力軸12a(以下、第1入力軸12aという)と、出力軸12bとを有している。入力軸12aは、前方に向けて突出しており、ユニバーサルジョイントを介してPTO軸11と接続されている。つまり、第1入力軸12aにはPTO軸11から回転動力が入力される。第1入力軸12aに入力された回転動力は、複数のギアから構成される変速機構を介して出力軸12bに伝達される。つまり、出力軸12bは、第1入力軸12aから入力された回転動力を変速して出力する。出力軸12bは、一側方(右方)に向けて突出しており、突出端部にはプーリ12c(第1プーリ12cという)が設けられている。
収容部20は、畑等の農場に散布される肥料を収容する。散布部30は、収容部20に収容された肥料を散布する。フレーム40は、収容部20及び散布部30を支持すると共に、トラクタ3の連結装置6と連結される。
収容部20は、略円錐形のホッパである。収容部20は、上端部に肥料の投入口を有し、下端部に収容された肥料を取り出す取出口を有している。
散布量調整部31は、シャッタ(図示略)と操作レバー35とを有する。シャッタは、収容部20の取出口に取り付けられており、取出口の面積(開度)を変更することができる。シャッタには操作レバー35が接続されている。操作レバー35を操作することにより、シャッタを作動させて取出口の開度を変更し、肥料の散布量を調整することができる。
フレーム40は、支持フレーム41と、連結フレーム42と、補強フレーム43とを有している。支持フレーム41と、連結フレーム42と、補強フレーム43とは、溶接やボルト止め等により接続されて一体化されている。
図1〜図4に示すように、前部フレーム411は、散布部30の前方に配置されている。前部フレーム411は、矩形の枠であって、一側方(右側)に設けられた右枠部411a、他側方(左側)に設けられた左枠部411b、右枠部411aの上部と左枠部411bの上部を連結する上枠部411c、右枠部411aの下部と左枠部411bの下部を連結する下枠部411dを有している。メインフレーム412は、前部フレーム411に接続されている。メインフレーム412は、右部412a、左部412b、後部412cを有している。右部412aは、右枠部411aの後部側で且つ収容部20の右側に配置されている。左部412bは、左枠部411bの後部側で且つ収容部20の左側に配置されている。後部412cは、右部412aの後部と左部412bの後部とを連結し且つ収容部20の後部側に位置している。右部412a及び左部412bに収容部20が取り付けられている。なお、少なくとも右部412a、左部412b、後部412cのいずれかは、前部フレーム411に連結されている。本実施形態では、右部412a及び左部412bが前部フレーム411に連結されている。
前部フレーム411には、支柱21R,21Lが固定されている。支柱21R,21Lは、操作レバー35の前部を支持する。支柱21Rは、前部フレーム411の右部に固定されている。支柱21Lは、前部フレーム411の左部に固定されている。支柱21R,21Lは、互いに平行であって、フレーム40よりも上方まで延びてから前方に延びている。支柱21Rの前部と支柱21Lの前部とは、連結部材22により連結されている。連結部材22は、作業機幅方向に延びる溝部22aを有しており、当該溝部に操作レバー35の前部が挿通されている。これにより、操作レバー35は、連結部材22の溝部22aに沿って揺動可能に支持されている。操作レバー53を揺動操作することにより、上述したシャッタを作動させて肥料の散布量を調整することができる。
載置部423は、変速装置12が載置される部分である。載置部423は、連結フレーム42の後部に設けられ、補強フレーム43の上方に位置している。図6、図7に示すように、載置部423は、下板423Dと、側板423R,423Lと、前板423Fとを有する。下板423Dは、変速装置12の下面を支持する板であり、後端部が支持フレーム41の連結板414に溶接等により接続されている。これにより、支持フレーム41に連結フレーム42が接続されている。以下、便宜上、支持フレーム41の連結フレーム42の接続部位を「第1部位41a」という。本実施形態の場合、第1部位41aは、支持フレーム41の上部に位置している。側板423Rは、変速装置12の一側方(右方)に位置し、下板423Dの上面の一側部(右部)に立設されている。側板423Rは、上辺を切り欠いた切欠部423aを有しており、当該切欠部423aから変速装置12の出力軸12bが一側方に突出している。側板423Lは、変速装置12の他側方(左方)に位置し、下板423Dの上面の他側部(左部)に立設されている。前板423Fは、変速装置12の前方に位置し、下板423Dの上面の前部に立設されている。前板423Fは、作業機幅方向に延びており、側板423Rの前部と側板423Lの前部とを接続している。前板423Fは、上辺を切り欠いた切欠部423bを有しており、当該切欠部423bから変速装置12の第1入力軸12aが前方に突出している。
以上、本発明について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
2 肥料散布機
20 収容部
35 操作レバー
40 フレーム
41 支持フレーム
414 連結板
42 連結フレーム
421 第1連結フレーム
422 第2連結フレーム
423 載置部
43 補強フレーム
431 第1補強板
432 第2補強板
Claims (3)
- 肥料を収容する収容部と、
前記収容部に収容された肥料を散布する散布部と、
前記散布部を支持する支持フレームと、
前記支持フレームに接続され且つ前方に延設された連結フレームと、
前記支持フレームの前記連結フレームの接続部位よりも下方の部位と、前記連結フレームとを接続する補強フレームと、
回転動力を入力する第1入力軸と、前記第1入力軸から入力された回転動力を変速して出力する出力軸とを有し、且つ前記散布部の前方にて前記連結フレームに支持された変速装置と、
を備え、
前記補強フレームは、
前記散布部の前方において前記支持フレームの一側部と前記連結フレームの延設方向の中途部とを接続する第1補強板と、
前記散布部の前方において前記支持フレームの他側部と前記連結フレームの延設方向の中途部とを接続する第2補強板と、
を有し、
前記連結フレームは、
前記補強フレームの上方に位置し且つ前記変速装置を載置する載置部と、
前記載置部の一側部から前方に延設された第1連結フレームと、
前記載置部の他側部から前方に延設された第2連結フレームと、
を有し、
前記載置部は、前記変速装置の下面を支持する下板と、前記変速装置の一側方に位置する第1側板と、前記変速装置の他側方に位置する第2側板と、前記第1側板の前部と前記第2側板の前部とを接続する前板とを有し、
前記第1補強板は、前記支持フレームの一側部と前記載置部の前記下板の一側部とを接続し、
前記第2補強板は、前記支持フレームの他側部と前記載置部の前記下板の他側部とを接続している肥料散布機。 - 前記支持フレームは、
前記第1補強板と前記第2補強板とを繋ぐ補強板を有している請求項1に記載の肥料散布機。 - 前記散布部には、肥料の散布量を調整する操作レバーが接続され、
前記操作レバーは、前記連結フレームの上方を通って前方に延設されている請求項1又は2に記載の肥料散布機。
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JP2016223394A JP6716431B2 (ja) | 2016-11-16 | 2016-11-16 | 肥料散布機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016223394A Active JP6716431B2 (ja) | 2016-11-16 | 2016-11-16 | 肥料散布機 |
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2016
- 2016-11-16 JP JP2016223394A patent/JP6716431B2/ja active Active
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