JPH10215601A - 除草装置 - Google Patents

除草装置

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JPH10215601A
JPH10215601A JP2783997A JP2783997A JPH10215601A JP H10215601 A JPH10215601 A JP H10215601A JP 2783997 A JP2783997 A JP 2783997A JP 2783997 A JP2783997 A JP 2783997A JP H10215601 A JPH10215601 A JP H10215601A
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weeding
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work machine
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Yoshihisa Kotani
芳久 小谷
Shozo Nakajima
昭三 中島
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Yoka Industry Co Ltd
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Yoka Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗用田植機の後部に作業機装着装置を介して
付設した植付部の代わりに除草装置を装着して、薬剤を
散布する代わりに除草できるようにする。 【解決手段】 走行機体Aの後部に昇降自在な作業機装
着装置Cを介して装着する除草装置Bであって、作業機
装着装置C後端に前後方向を軸心として左右揺動可能に
メインフレーム20を着脱可能に取り付け、該メインフ
レーム20下部にフロート26を吊設し、該フロートを
作業深さセンサーとして走行機体に設けた昇降制御装置
と連動連結してフィードバックすると共に、メインフレ
ーム後部に垂直方向を軸心とした左右回動駆動可能な揺
動フレーム35と除草板32を左右方向に複数配置し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用田植機の後部
に作業機装着装置を介して付設した植付部の代わりに装
着する除草装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、田植えを行った後に人手によ
って除草作業を行うことは大変な重労働となっていたの
で、乗用田植機の植付部に薬剤散布機を付設して、植付
と同時に除草剤を散布したり、植付作業の前に除草剤を
散布して、予め雑草の発生を未然に防止することは従来
から行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のような除草剤を
散布することは、数カ月にわたり雑草の発生を抑え、労
力も軽減されて、効率的ではあるが、反面薬害の原因と
なっていたのである。近年無農薬有機栽培が注目される
ようになっており、健康指向もあり、薬剤散布をできる
だけ減らす方向となってきている。そこで、本発明は一
年のうち数日しか稼働しない田植機の走行部を利用し
て、条間に発生した雑草を機械的に除去して、薬剤の散
布を不要としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、走行機体Aの後部に昇降自在
な作業機装着装置Cを介して装着する除草装置Bであっ
て、作業機装着装置C後端に前後方向を軸心として左右
揺動可能にメインフレーム20を着脱可能に取り付け、
該メインフレーム20下部にフロート26を吊設し、該
フロートを作業深さセンサーとして走行機体に設けた昇
降制御装置と連動連結してフィードバックすると共に、
メインフレーム後部に垂直方向を軸心とした左右回動駆
動可能な除草体を左右方向に複数配置したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の田植機の走行機体後部に
除草装置を配置した実施例を説明する。図1は走行機体
に除草装置を配置した全体側面図、図2は除草装置の側
面図、図3は同じく平面図、図4は同じく後面図であ
る。
【0006】図1において除草装置を田植機の全体構成
から説明する。走行機体Aは機体フレーム1前下方に前
輪2を支架し、後下部に後輪3を支架している。機体フ
レーム1の前部上にエンジンを載置しボンネット4で覆
っている。ボンネット4後部に操作コラム5を配置し、
該操作コラム5上にハンドル6を突出している。機体フ
レーム1後部上には座席7が配置され、該座席7と操作
コラム5の間の機体フレーム1上にはステップ9が構成
されている。
【0007】前記機体フレーム1後部には作業機装着装
置Cを介して本発明の除草装置Bが配置されており、作
業機装着装置Cはトップリンク10とロアリンク11・
11の前端が機体フレーム1に回動自在に枢支され、該
トップリンク10とロアリンク11・11の後端はヒッ
チ12に枢支されている。また、ロアリンク11の前枢
支部にリフトアーム13が枢支され、該リフトアーム1
3の他端に油圧シリンダー14のピストンロッド先端と
リフトリンク15の前端が枢結され、油圧シリンダー1
4の前端は機体フレーム1に枢支され、リフトリンク1
5の後端は前記ヒッチ12に枢結されている。前記油圧
シリンダー14は油圧制御回路を介して昇降レバーの操
作によって伸縮され、作業機装着装置Cを昇降回動する
ことができる。
【0008】次に、除草装置Bの構成を図2、図3、図
4より説明する。前記ヒッチ12後部には前後方向に軸
心を有する枢軸16が左右回転自在に支持され、該枢軸
16後部にブラケット17が固定され、該ブラケット1
7にメインフレーム20が固定され、除草装置Bが左右
揺動自在に支持されている。
【0009】前記メインフレーム20は側面視三角形状
に枠組み構成され、前下部中央には揺動駆動軸21が前
後方向に回転自在に支持され、該揺動駆動軸21の前端
はユニバーサルジョイント22を介して走行機体Aのミ
ッションケースより突出したPTO軸と連動連結されて
いる。該揺動駆動軸21の後端には偏心カム23が固設
され、該偏心カム23に回動軸進から離れて揺動駆動ア
ーム24の一端が枢結されている。
【0010】前記メインフレーム20の下部左右中央部
に支持フレーム25の上端が固設され、該支持フレーム
25は側面視L字状に構成され、該支持フレーム25の
後端にフロート26の上面に固設した支持ブラケット2
7が枢支されている。該支持ブラケット27から側面視
L字状のセンサーリンク28が突出され、該センサーリ
ンク28の前端には連結ロッド29が枢結され、該連結
ロッド29上端はベルクランクアーム30を介してフィ
ードバックワイヤー31と連結され、該フィードバック
ワイヤー31の他端は昇降制御装置、本実施例では油圧
制御回路と連結されている。なお、フロート26は条間
に位置できるように、条間の幅よりも狭く構成してお
り、本実施例では一つ設けているだけであるが、二つ以
上設けて安定性を向上することもできる。
【0011】このようにして、フロート26が作業深さ
センサーの役割を果たしており、作業時に田面が凸部等
で高くなると、フロート26の前部が浮き上がり、連結
ロッド29が上方へ押し上げられ、フィードバックワイ
ヤー31が引っ張られて、油圧制御回路で油圧シリンダ
ー14を縮小するように切り換えて、除草装置Bを上昇
させて、作業部分である後述する除草板32が田面深く
入り込まないようにしている。逆に、凹部等でフロート
26前部が下がると、連結ロッド29が下方へ引っ張ら
れ、フィードバックワイヤー31は押されて、油圧制御
回路で油圧シリンダー14を伸長するように切り換え
て、除草装置Bを下降させて、除草板32が田面より浮
き上がらないようにしている。こうして除草板32は常
に田面に一定深さに挿入されるようにしている。
【0012】また、前記メインフレーム20後端には取
付杆33が横設され、該取付杆33には苗の植付条の間
隔に合わせて、後面に条間に位置するように、枢支部3
4・34・・・を設け、各枢支部34にそれぞれ鉛直方
向に枢支軸34aを回転自在に設け、該枢支軸34aの
下端にそれぞれ揺動アーム35の前端が固設されてい
る。該揺動アーム35の中途部上には枢支軸36が上方
へ突出され、該枢支軸36と隣の揺動アーム35の枢支
軸36との間には連結リンク37が枢結され、前後方向
に左右平行に配置した揺動アーム35・35・・・が連
結リンク37・37・・・によって連結されて、同時に
揺動する構成としている。なお、揺動アーム35・35
・・・の何れか少なくとも一つは、前方へ延出されて駆
動連結部35aとし、該駆動連結部35aの前端上に前
記揺動駆動アーム24の他端が枢結されている。但し、
該揺動駆動アーム24の駆動連結部35aへの取付位置
を変更することによって、または、揺動駆動アーム24
と前記偏心カム23との取付位置を変更することによっ
て、揺動アーム35の揺動角度を変更することができ
る。
【0013】そして、前記揺動アーム35・35・・・
の後端に除草板32・32・・・がそれぞれ固定され、
除草体を構成している。該除草板32は後面視で逆U字
状に構成され、側面視で櫛状に構成されて、下端を田面
上で往復揺動させて、雑草の除去を行うようにしてい
る。但し、除草板32の形状は限定するものではなく、
熊手状やレーキ状やスプリング等で構成することもでき
る。
【0014】また、前記メインフレーム20の上端には
平面視コ字状にウエイト取付枠39が固設され、該ウエ
イト取付枠39上にウエイト40を装着できるようにし
ている。このウエイトは作業機が軽いために機体バラン
スがとれるように、重さを調節している。
【0015】このような構成において、田植えが済んで
1ヵ月ぐらい経過すると、田植機の植付部を取り外し、
代わりに除草装置Bを取り付けて、圃場において、植付
条の条間に前輪2、後輪3及び除草板32・32・・・
を位置させて、除草装置Bを下降して、PTO軸を駆動
して走行すると、除草板32・32・・・が植付条の条
間の圃場面上を往復揺動されて、表面を掻き取る如く作
用して、雑草を取り除く。そして、圃場面に凹凸があっ
ても、フロート26が上下回動して、その回動がフィー
ドバックワイヤー31を介して油圧制御回路にフィード
バックされ、油圧シリンダー14を駆動して、除草装置
Bを昇降し、除草板32・32・・・の下端が田面に一
定深さで挿入されて、ムラなく除草できるようにしてい
る。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、走行機体に作業機
装着装置を介して除草装置を着脱自在に設けたので、走
行機体を田植機とした場合には、田植機の走行機体を田
植作業以外にも使用できるようになり、走行部を季節外
で有効に利用できるようになる。そして、フロートを作
業深さセンサーとして走行機体に設けた昇降制御装置と
連動連結してフィードバックするようにしたので、圃場
面に凹凸があっても、圃場面の凹凸に追随して昇降でき
るようになり、田植機の昇降制御装置を利用して、新た
に昇降制御機構を設けることなく昇降して、均一に除草
できるようになった。また、メインフレーム後部に垂直
方向を軸心とした左右回動駆動可能な除草体を左右方向
に複数配置して、揺動する構成なので、除草装置を簡単
に、安価に構成できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】走行機体に除草装置を配置した全体側面図であ
る。
【図2】除草装置の側面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】同じく後面図である。
【符号の説明】
A 走行機体 B 除草装置 C 作業機装着装置 20 メインフレーム 26 フロート 32 除草板 35 揺動アーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体の後部に昇降自在な作業機装着
    装置を介して装着する除草装置であって、作業機装着装
    置後端に前後方向を軸心として左右揺動可能にメインフ
    レームを着脱自在に取り付け、該メインフレーム下部に
    フロートを吊設し、該フロートを作業深さセンサーとし
    て走行機体に設けた昇降制御装置と連動連結してフィー
    ドバックすると共に、メインフレーム後部に垂直方向を
    軸心とした左右回動駆動可能な除草体を左右方向に複数
    配置したことを特徴とする除草装置。
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JP2017176089A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 除草機

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