JPH09275236A - レーザ装置およびレーザ応用装置 - Google Patents

レーザ装置およびレーザ応用装置

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JPH09275236A
JPH09275236A JP8082785A JP8278596A JPH09275236A JP H09275236 A JPH09275236 A JP H09275236A JP 8082785 A JP8082785 A JP 8082785A JP 8278596 A JP8278596 A JP 8278596A JP H09275236 A JPH09275236 A JP H09275236A
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laser
crystal
wavelength
output
laser beam
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JP8082785A
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English (en)
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Takeshi Miyai
剛 宮井
Satoshi Makio
諭 牧尾
Yasunori Furukawa
保典 古川
Masazumi Sato
正純 佐藤
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 波長可変レーザ結晶を用いたレーザ装置にお
いて、新たな損失を発生することなくレーザ出力を安定
化する手段を得ることを目的とする。 【解決手段】 フッ化物を含有する波長可変レーザ結晶
と前記レーザ結晶からの発光の波長を制御する光学部品
とを含む共振器構造と、前記レーザ結晶を励起するため
の手段と、前記光学部品からの反射光をサンプル光とし
て検出する手段と、前記サンプル光を基に前記共振器構
造からのレーザビームの出力を安定化する手段とからな
るレーザ装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光エレクトロニクス
分野、特にレーザプリンタ装置、光造形装置、光記録装
置及びパーティクルカウンター装置等に用いられるレー
ザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高度情報化時代の進展に伴い、光ディス
ク装置やレーザプリンタ装置などのコンピュータ周辺レ
ーザ応用装置において記録密度向上や高速印刷の要求を
満足するため、短波長化への要求が高まっている。しか
し製品化レベルで要求の高い青色領域を満足する光源と
してはHe−Cd(ヘリウムーカドミウム)レーザ装置
やAr(アルゴン)レーザ装置などのガスレーザ装置し
かなく、大型で消費電力が大きく、さらにプラズマチュ
ーブのガスが劣化することにより寿命が短いという問題
点があり、実用化は進んでいない。またレーザ装置が大
型であることで、レーザ装置を光源として内蔵するレー
ザ応用装置は少なくともレーザ装置以上の大きさを有す
る必要があり大型となり、デスクトップサイズが主流の
オフィス環境および住宅環境に適応できない問題があっ
た。さらにレーザ装置の投入電力からレーザ光への変換
効率が小さく、消費電力の多くは熱となり、そのため冷
却手段を必要とし、レーザ応用装置のサイズがさらに大
きくなる問題があった。またこの冷却手段の振動による
光学系のズレがレーザ応用装置の信頼性を劣化させる等
の問題もあった。
【0003】これに対し800〜900nm帯の波長領
域で発振可能なレーザ結晶であるTi:Al2O3(チタン添加
のサファイア;Ti−Sap.)結晶や、フッ化物を含
有するレーザ結晶であるCr:LiSrAlF6結晶(以下単に
「LiSAF結晶」といい、LiSAF結晶を用いたレ
ーザ装置を「LiSAFレーザ」という)により生じる
第1のレーザビームを用いた波長変換方式の一つである
内部共振器型SHG(Second Harmonic Generation)方式
が提案された(前者;エル.エス.ウー、 エイチ. ルーサ゛ー、ヒ゜ー. ク゛ンタ
ー「KNbO3結晶を用いたTi:Al2O3レーザの高効率内部共振
器型周波数逓倍」応用物 理通信56巻22号2163頁(1990
年)、L.S. Wu, H. Looser,and P. Gunter,"High-effcie
ncy intracavity frequency doubuling of Ti:Al2O3las
ers withKNbO3 crystals",Appl.Phys.Lett.,Vol.56,No.
22,p.2163(1990)、および米国特許第5034949号、後者;
エフ. ハ゛レンホ゛ワ、 ヒ゜ー. シ゛ョルシ゛ュ、 エフ.エス. アラン,「Cr添加の
LiSrAlF6レーザの内部共振器型周波数逓倍による波長可
変青色光源」応用物理通信61巻20号2381頁(1992年)、F.
Balembois, P. Georges, F. Salin, G. Roger,and A.B
run,"Tunable blue lightsource by intracavity frequ
ency doublingof a Cr-dope LiSrAlF6 laser",Appl.Phy
s.Lett.,Vol.61,No.20,p2381(1992))。しかし、両方式
の励起光源は、前者がQスイッチYAGのSHGレーザ
(波長;532nm)、後者がKrレーザ(波長;64
7、676nm)であり、サイズと消費電力が大きく短
寿命のため前述のガスレーザ装置を大きく改善するもの
ではなかった。また、両方式において出力はパルスであ
り、連続波でないため、実用上問題があった。
【0004】これに対し、LiSAF結晶については波
長670nmの赤色半導体レーザによる励起が可能であ
ることが既に開示されている(アール. スケッフ゜ス、 シ゛ェイ.エフ.メ
イヤース゛、 エイチ.ヒ゛ー. セラース゛、 エイ. ローセ゛ンハ゛ーク゛、 アール.シー. モリ
ス、 エム. ロンク゛「半導体レーザ励起Cr:LiSrAlF6レーザ」光
学通信16巻11号820頁(1991年)、R. Scheps, J.F. Myer
s, H.B. Serreze, A. Rosenberg, R.C. Morris, and M.
Long,"Diode-pumped Cr:LiSrAlF6 laser",Opt.Lett.,V
ol.16,No.11,p820(1991))。前述のLiSAFレーザと
Ti−Sap.レーザのうちフッ化物含有のレーザ結晶
であるLiSAF結晶を用いたレーザは半導体レーザ励
起が可能であり、従来のガスレーザのサイズ、消費電力
および寿命の問題を、半導体レーザ励起LiSAFレー
ザの波長変換方式の一つであるSHGレーザで大きく改
善できる可能性があることが予想される。
【0005】本発明者らは、半導体励起波長可変固体レ
ーザ結晶としてLiSAF結晶を用い、LiSAF結晶
から発生するレーザの波長を例えば複屈折結晶を波長制
御素子として用い制御することにより、SHG変換効率
を向上させた第二高調波発生装置を開発している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
レーザ励起LiSAFレーザまたはLiSAF結晶を用
いたSHG等の波長変換レーザの出力が安定しないとい
う問題があった。一般に固体レーザ出力の変動要因とし
ては、短時間的にはレーザ共振器を構成する光学部品の
相対的振動、レーザ結晶内の温度分布の揺らぎ、励起光
つまり固体レーザ出力の変動、レーザ出力の縦モード間
の競合および緩和発振、温度変化に伴う光学部品の実効
光路長変動等があり、長時間的には、励起光源の劣下に
伴う励起光出力の低下、ミラーの劣下、光学部品の反射
防止膜の劣下などが考えられる。また、SHG等の波長
変換レーザの場合はSHG結晶である非線形光学結晶の
温度変動に伴う位相整合波長の変動が考えられる。
【0007】これらの変動要因のうち、レーザ出力の縦
モード間の結合および緩和発振はLiSAFレーザおよ
びLiSAFレーザを用いたSHG等の波長変換レーザ
出力の主たる変動要因の一つとなる。すなわちLiSA
Fレーザはゲインのバンド幅が780〜1000nmの
間つまり幅220nmと非常に広いため、制御機構を有
さない場合は10nm程度の広帯域の縦マルチモードで
発振する(青島紳一郎、伊藤晴康、大林寧、平野伊助
「Cr:LiSAFレーザ」、光・量子デバイス研究会
資料、OQD-92-13(1992))。したがって各縦モード間で
モード競合が発生し、出力雑音を生じる。モード競合雑
音を低減する手段の一つとして、波長制御機能を有する
光学部品を用い縦モードをシングル化する手段がある。
【0008】図7はLiSAFレーザにおける縦モード
のバンド幅とLiSAFレーザの発振ビームのパワーの
関係を測定する手段を説明するための図である。波長制
御素子には水晶からなる複屈折フィルタ23を用いた。
一般に複屈折フィルタ23の透過率の波長依存性はフィ
ルタの厚さに依存して変化し、厚さが厚いほど透過率の
ピークは急峻となる。また、複数の複屈折フィルタ23
を重ねた場合は透過率は各々の透過率の積となる。複屈
折フィルタの厚さは各々0.5,1.0,1.5mmと
した。共振器20はLiSAF結晶21の端面の入射側
ミラー24と凹面ミラーである出力ミラー25との間に
形成し、励起用の半導体レーザ11からの励起光は集光
光学系12を通り、共振器20と同一の光軸からLiS
AF結晶21中に集光されている。凹面ミラーである出
力ミラー25の曲率は15cm、共振器長は曲率半径よ
り僅かに短くほぼ半球型の位置関係にある。半導体レー
ザ11からの励起光により、LiSAF結晶21から発
光され、共振器20で発振された第1のレーザビーム3
2はハーフミラー26により分離され、出力と波長を同
時に測定する実験構成とした。測定は複屈折フィルタ2
3の組合せを変えて行った。表1は複屈折フィルタの組
合せを変えた場合のLiSAFレーザにおける縦モード
のバンド幅と第1のレーザビームのパワーの関係を測定
結果を説明するための表である。
【0009】
【表1】
【0010】表1より複屈折フィルタを用いない場合の
バンド幅が約4nmに対し、複屈折フィルタを3枚組み
合わせることで0.2nmまでの狭帯域化が実現でき
た。しかし第1のレーザビームのパワーは1/10程度
まで低下した。前述の縦シングルモード化を実現するた
めにはさらに多くの波長制御素子を組み合わせる必要が
あり、第1のレーザビームのパワーの更なる低下が予想
される。すなわち出力に限界のある半導体レーザを用い
る場合、縦シングルモード化は実質的に困難であると考
えられる。また、LiSAFレーザのSHGを含む波長
変換レーザでは、用いられる非線形光学結晶の変換効率
が波長依存性を有しているため第1のレーザビームのモ
ード競合雑音の影響はさらに拡大されることとなる。
【0011】前述の他の変動要因のうち積極的に制御可
能な要素として、励起光の入力、レーザ結晶の温度が挙
げられる。また、SHG等の波長変換レーザの場合は非
線形光学結晶において位相整合波長が温度依存性を持つ
ため、非線形光学結晶の温度が制御可能な要素として追
加される。前記制御可能な要素に対し、従来例えば図7
に示すようなレーザ出力からハーフミラー等で分離され
たサンプル光を用いて出力変動を減衰する方向に前記し
た制御可能要素に働きかけるフィードバック制御機構が
考えられた。しかし、サンプル光の取り出しは第1のレ
ーザビームまたは第2のレーザビーム出力(以下SH出
力という)の損失となり、好ましい構成ではなかった。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述の問題点に関し、本
発明者らは鋭意検討を行った。LiSAF結晶等の波長
可変レーザ結晶を用いる場合は、結晶からの発光を共振
器内部で波長制御する必要がある。波長制御とは、必要
とされる波長域の光は透過し、残りの波長域の光を反射
することにより、所望の波長域のみの光を得るものであ
る。本発明者らはこの波長制御素子の透過帯域以外のレ
ーザ光は反射光として損失となることに着目し、本発明
に想到した。すなわち、本発明はフッ化物を含有する波
長可変レーザ結晶と前記レーザ結晶からの発光の波長を
制御する光学部品を含む共振器構造と、前記レーザ結晶
を励起するための手段と、前記光学部品からの反射光を
サンプル光として検出する手段と、前記サンプル光を基
に前記共振器構造からのレーザビームの出力を安定化す
る手段とからなるレーザ装置である。
【0013】図8、図9、図10はフィードバック制御
に用いるサンプル光の取り出し方法を説明するための図
である。LiSAFレーザを波長制御する光学部品とし
て複屈折フィルタまたはプリズムなどを用いた。図8は
波長制御する光学部品に複屈折フィルタ23を用いた場
合を示す。半導体レーザ11により励起されたLiSA
F結晶21からの発光は共振器20で増幅され第1のレ
ーザビーム32を発生する。LiSAF結晶21はc軸
が紙面内に存在するように配置されており、偏波面は紙
面と同一面となる。ここで複屈折フィルタ23は共振器
内部の損失を最小とするため、共振ビーム32の光軸に
対し入射面および出射面がブリュースター角となるよう
に配置されている。ブリュースター角における入射光お
よび出射光の反射は著しく低減されるが、わずかに存在
する。ここで第1のレーザビーム32の内部パワーは通
常数W以上となるため、複屈折フィルタ23の入射面お
よび出射面において数μW〜mW以上の第1のレーザビ
ーム32が反射され、サンプル光34として取り出すこ
とができ、ディテクタ(図示せず)により検出された。
【0014】図9は非線形光学結晶を用いたLiSAF
レーザの波長変換レーザの場合を示す。第1のレーザビ
ームの偏波面は同様に紙面と同一面となる。ここで非線
形光学結晶22により第1のレーザビームの一部が第2
のレーザビーム33に変換される。第2のレーザビーム
33は第1のレーザビームと直交する偏波面を有するた
め複屈折フィルタ23により数〜数10%以上反射さ
れ、図8の第1のレーザビームと同様に一部反射分離さ
れ、サンプル光34として取り出すことができ、ディテ
クタ(図示せず)により検出される。
【0015】図10は波長制御する光学部品にプリズム
27を用いた場合を示す。偏波面は同様に紙面と同一面
となる。ここでプリズム27は図9の複屈折フィルタ2
3と同様に共振ビームの光軸に対し入射面および出射面
がブリュースター角となるように配置されている。した
がってプリズム27の入射面および出射面において第1
のレーザビーム32が反射ブリュースター角となるとき
共振器内部に光軸に対してブリュースター角に配置され
たプリズム27において共振ビーム32が一部反射分離
され、サンプル光34として取り出すことができ、ディ
テクタ(図示せず)により検出される。
【0016】本発明において前述のように従来LiSA
FレーザまたはLiSAFレーザを用いたSHGを含む
波長変換レーザにおいて波長制御に伴う不可避の反射光
を積極的にフィードバック制御に用いることにより、新
たな損失をともなうことなく安定したレーザ出力を得る
ことが出来た。
【0017】さらに本発明のレーザ出力安定化手段の一
つとして前述の制御可能な要因のうち、励起光のパワー
を制御する手段を提案するものである。すなわち励起光
となる半導体レーザにおいて、駆動電流を上昇すると半
導体レーザパワーが上昇し、これに伴い第1または第2
のレーザビームのパワーが上昇する現象を利用するもの
である。図8、図9、図10に示したように波長制御手
段によって一部反射分離された第1または第2のレーザ
ビームはサンプル光としてディテクタに到達する。ある
サンプル光に対してのディテクタからの出力が基準電圧
として設定されており、ディテクタからの出力電圧がこ
の基準電圧に等しくなるように半導体レーザの駆動電流
が調整される構成とした。このような構成とすることに
より安定したレーザ出力を得ることができる。
【0018】本発明のレーザ出力安定化手段の他の手段
は前述の制御可能な要因のうち、レーザ結晶の温度を制
御する手段を提案した。すなわちLiSAFレーザにお
いて第1または第2のレーザビームのパワーはレーザ結
晶の温度に依存する性質を有することを利用するもので
ある。あるサンプル光強度に対しての基準電圧とディテ
クタからの出力電圧が等しくなるようにレーザ結晶21
の温度が調整される構成とした。
【0019】さらに本発明のレーザ出力安定化手段の他
の手段はLiSAFレーザの波長変換レーザにおいて前
述の制御可能な要因のうち非線形光学結晶の温度を制御
することである。SHG出力は非線形光学結晶の温度に
依存するという性質を利用して非線形光学結晶の温度を
制御することによりレーザ出力の安定化をはかるもので
ある。基準電圧とディテクタからの出力電圧が等しくな
るように非線形光学結晶の温度を調整する構成とした。
本発明により、ハーフミラー等を用い出力を一部取り出
すなどの新たな損失を発生させることなく安定なフィー
ドバック制御方式を実現した。
【0020】また、前記レーザ装置をレーザプリンタ装
置、光造形装置、光記録装置及びパーティクルカウンタ
ー装置等のレーザ応用装置に用いることにより安定した
レーザ出力を得ることが出来る。
【0021】
【発明の実施の形態】
(実施例1)図1は本発明の一実施例を説明するための
図である。半導体レーザ11から出射された励起ビーム
31は集光光学系12により集光され、レーザ結晶21
を励起する。半導体レーザ11はSDL(Spectra Diod
e Lab.)社製AlGaInP系半導体レーザを用い、出力50
0mW、発振波長670nmである。また、集光光学系
12は半導体レーザコリメータ(f=8mm)とアナモ
ルフィックプリズムペア(倍率;6倍)、および単レンズ
(f=30mm)を用いた。なお前記集光光学系の焦点
距離等は効率が著しく低下しない範囲で任意である。ま
た、ビーム整形手段として、光ファイバまたはシリンド
リカルレンズ等を用いても良い。励起されたレーザ結晶
21はレーザ結晶端面に形成された入射側ミラー24と
出力ミラー25からなる共振器20で第1のレーザビー
ム32を発振する。共振器20中にはレーザ結晶21と
波長制御素子である複屈折フィルタ23が配置されてい
る。共振器中で発振する第1のレーザビーム32の波長
は波長制御素子である複屈折フィルタ23により制御さ
れる。このとき共振器構造20は平凹式共振器であり、
出力ミラー25の曲率半径は150mm、実効光路長は
曲率半径よりわずかに短くした。また、共振器構成2
0、曲率半径および実効光路長は効率が著しく低下しな
い範囲で任意である。
【0022】レーザ結晶21にはCr添加量1.5mo
l%のLiSAF結晶(φ3×5mm)を用いた。結晶の
前方端面には励起波長に対して反射率2%以下の無反射
(以下単にAR;Anti-Reflection)コーティング、第
1のレーザビーム波長に対して反射率99%以上の全反
射(以下単にHR;High-Reflection)コーティングを
施し、入射側ミラー24とした。ここでHRコーティン
グの反射率は95%以上のものを用いればよく、特に9
9%以上とする必要はない。後方端面には第1のレーザ
ビーム波長に対して反射率2%以下のARコーティング
を施した。出力ミラー25には第1のレーザビームに対
し99%以上のHRコーティングを施した。また、波長
制御素子には水晶板からなる複屈折フィルタ23を用
い、第1のレーザビーム32に対してブリュースター角
となるように配置した。第1のレーザビーム32は複屈
折フィルタ23を光軸の回りに回転することで波長制御
できる。波長制御範囲は約860±50nm、波長選択
幅は約0.5nmとした。ここで波長制御幅は厚さが整
数倍に異なる水晶板を重ね合わせることで変えることが
でき、第1のレーザビーム出力が著しく低下しない範囲
で任意である。波長制御素子23の代わりにプリズムま
たはエタロン等を用いても良い。
【0023】波長制御素子である複屈折フィルタ23に
よって一部反射分離された第1のレーザビームはサンプ
ル光34としてディテクタ41に到達する。あるサンプ
ル光強度に対しての基準値が基準電圧として設定されて
おり、ディテクタ41の出力電圧がこの基準電圧に等し
くなるようにLDドライバにより半導体レーザ11の駆
動電流が調整される構成とした。この様な構成とするこ
とにより、安定したレーザ出力を得ることが出来た。ま
た、LiSAF結晶21の吸収の波長許容幅は約100
nmと広く励起用半導体レーザを温度制御素子などを用
いて波長制御しなかったが、最大吸収波長に一致させる
ため、制御しても良い。
【0024】(実施例2)図2は本発明の他の実施例を
説明するための図である。半導体レーザ11、集光光学
系12、共振器構成および波長制御素子23等は実施例
1と同様とした。実施例1と同様に波長制御素子である
複屈折フィルタ23により共振器20から分離される第
1のレーザビームをサンプル光34として用いることで
フィ−ドバック制御が可能であることを示す。これに基
づき波長制御手段によって一部反射分離された第1のレ
ーザビームはサンプル光34としてディテクタ41に到
達する。あるサンプル光強度に対しての基準値が基準電
圧として設定されており、ディテクタ41の出力電圧が
この基準電圧に等しくなるようにLiSAF結晶21の
温度が調整される構成とした。この様な構成とすること
により、安定してレーザ出力を得ることが出来た。
【0025】(実施例3)図3は本発明の他の実施例を
説明するための図である。半導体レーザ11を含む励起
光学系は実施例1と同様のものを用いた。励起されたレ
ーザ結晶21はレーザ結晶端面に形成された入射側ミラ
ー24と出力ミラー25からなる共振器20で固体レー
ザ発振波である第1のレーザビーム32を発生する。共
振器20中にはレーザ結晶21と非線形光学結晶22と
波長制御素子として複屈折フィルタ23が配置されてい
る。非線形光学結晶22にはLiB3O5結晶(ホウ酸リチウ
ム;以下LBO結晶という)を用い、サイズは3×3×
5mmで第1のレーザビームおよびSH波波長に対し2
%以下のARコーティングを施した。また非線形光学結
晶22であるLBO結晶は25±0.1℃に電子冷却素
子を用いて設定した。出力ミラー25には第1のレーザ
ビームに対し99%以上のHRコーティングを、SH波
33に対してはARコーティングを施し実施例1と同様
開口をφ10mmとした。その他の光学部品は実施例1
と同様のものを用いた。共振器20中で発振する第1の
レーザビーム32の波長は波長制御素子である複屈折フ
ィルタ23により非線形光学結晶22の波長変換効率が
最大となる波長に制御され、前記第1のレーザビーム3
2の一部は非線形光学結晶22により第2高調波(SH
波)33に波長変換され、約20%のSH波が波長制御
素子である複屈折フィルタ23により光軸から分離され
た後、出力ミラー25から出射される。ここで波長制御
素子である複屈折フィルタ23により分離された約20
%のSH波をサンプル光34として用い、フィ−ドバッ
ク制御を行った。あるサンプル光強度に対しての基準値
が基準電圧として設定されており、ディテクタ41の出
力電圧がこの基準電圧に等しくなるように非線形光学結
晶22の温度を調整する構成とした。なお、非線形光学
結晶22の温度の代わりに前述の半導体レーザ11の駆
動電流またはLiSAF結晶21の温度を調整しても良
い。
【0026】波長制御素子である複屈折フィルタ23の
波長制御範囲は約860±70nm、波長選択幅は0.
5nmとした。ここで、波長制御範囲は非線形光学結晶
22であるLBO結晶の変換効率が最大となる波長近傍
で調整可能であり、波長選択幅はSH出力33が著しく
低下しない範囲で任意である。この波長制御により、非
線形光学結晶22であるLBO結晶から波長430nm
の青色のSH波を安定して得ることが出来た。また、非
線形光学結晶22であるLBO結晶の代わりにKNbO
3(ニオブ酸カリウム)、K−L− N(ニオブ酸カリウ
ムリチウム)、β−BaB24(ホウ酸バリウム)、L
iIO3(ヨウ酸リチウム)などを用いても良い。この
ときには用いる非線形光学結晶22のSHG変換効率の
波長依存性に適した波長選択幅に波長を制御する必要が
ある。
【0027】(実施例4)図4は本発明の他の実施例の
レーザプリンタ装置を説明するための図である。図3で
説明した青色レーザ光源100から出射された青色レー
ザ出力33は、音響光学(以下単にAO;Acousto-Opti
cal)変調器51、ビームエキスパンダ52、回転多面
鏡53、fθレンズ54を通過し、感光ドラム55に集
光される。AO変調器51は画像情報に応じてSFG出
力43の変調を行い、回転多面鏡53は水平(紙面内)
方向に走査する。この組合せで2次元情報は感光ドラム
55に部分的な電位差として記録される。感光ドラム5
5は前記電位差に応じてトナーを付着して回転し、記録
用紙に情報を再生する。このとき感光ドラム55に塗布
された感光体はセレン(Se)であり、青色レーザ光源
100の出力波長は感光体の感度の比較的高い420n
mとし、出力15mWとした。
【0028】(実施例5)図5は本発明の他の実施例の
光造形装置を説明するための図である。光源には図3で
説明した青色レーザ光源100を用いた。青色硬化樹脂
61を容器に満たし、レーザ光33を液面上に2次元走
査する。このとき青色硬化樹脂61は光が吸収された液
面部61−aのみ硬化する。一断層の形成が終了すると
エレベータ62は降下し、次の断層の造形を連続的に行
う。この作業により、所望の形状の立体モデル63が作
成可能である。このとき青色レーザ光源は波長430n
m、出力30mWとした。
【0029】(実施例6)図6は本発明の他の実施例を
説明するための図であり、光ディスク装置を示してい
る。光源には図3で説明した青色レーザ光源100を用
いた。光ディスク装置は光磁気記録方式を採用した。青
色レーザ光源100より出射された青色レーザ出力33
はビームエキスパンダ52で拡大された後平行光とな
る。ビームスプリッタ72を通過したビームは集光光学
系74で媒体75に集光され、反射された光はビームス
プリッタ72で一部反射された後2つのビームに分離さ
れ2つのディテクタ76に各々取り込まれる。また、ビ
ームスプリッタ72後の2つのディテクタ76は各々オ
ートフォーカスと信号検出を行う。媒体75には一定の
磁界が印加されており、青色レーザ出力により媒体75
のキュリー温度まで焦点の温度を上げて磁化を反転する
ことにより記録を行った。出力ON時には媒体の磁界が反
転し、出力OFF時 には磁界反転が行われず信号記録が可
能となる。なお、記録周波数は10MHzとした。また
信号再生時には記録時と同様の青色レーザ光源100を
用い、良好な再生信号を得た。
【0030】
【発明の効果】本発明においてLiSAFレーザおよび
LiSAFレーザを用いたSHGを含む波長変換レーザ
において、新たな損失を発生することなくレーザ出力の
安定化する手段を提案した。本発明により、安定したレ
ーザ出力を得ることが出来、レーザ装置の信頼性を向上
した。また、ビームを分離するための部品点数を削減す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための図である。
【図2】本発明の他の一実施例を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図6】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図7】LiSAFレーザにおける縦モードのバンド幅
とLiSAFレーザの発振ビームのパワーの関係を測定
する手段を説明するための図である。
【図8】フィードバック制御に用いるサンプル光の取り
出し方法を説明するための図である。
【図9】フィードバック制御に用いるサンプル光の取り
出し方法を説明するための図である。
【図10】フィードバック制御に用いるサンプル光の取
り出し方法を説明するための図である。
【符号の説明】
11 半導体レーザ、12 集光光学系 20 共振
器、21 LiSAF結晶、22 非線形光学結晶、2
3 複屈折フィルタ、24 入射側ミラー、25 出力
ミラー、26 ハーフミラー、27 プリズム、31
励起ビーム、32 第1のレーザビーム、33 第2の
レーザビーム(青色レーザ 、SH波)、34 サンプ
ル光、41 ディテクタ、51 AO変調器、52 ビ
ームエキスパンダ、53 回転多面鏡、54 fθレン
ズ、55 感光ドラム、61 青色硬化樹脂、62 エ
レベータ、63 立体モデル、72 ビームスプリッ
タ、 74 集光光学系、75 媒体、76 ディテク
タ、100 SHGを含む波長変換光源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 11/10 551 H01S 3/00 G H01S 3/00 3/131 3/042 3/16 3/08 B29C 67/00 3/094 B41J 29/12 A 3/131 H01S 3/04 L 3/16 3/08 Z // B29C 67/00 3/094 S (72)発明者 佐藤 正純 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号日立 金属株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フッ化物を含有する波長可変レーザ結晶
    と前記レーザ結晶からの発光の波長を制御する光学部品
    とを含む共振器構造と、前記レーザ結晶を励起するため
    の手段と、前記光学部品からの反射光をサンプル光とし
    て検出する手段と、前記サンプル光を基に前記共振器構
    造からのレーザビームの出力を安定化する手段とからな
    るレーザ装置。
  2. 【請求項2】 レーザ結晶を励起するための手段と、フ
    ッ化物を含有する波長可変レーザ結晶を含む共振器構造
    と、前記レーザ結晶からの発光が前記レーザ共振器にお
    いて発振してからなる第1のレーザビームを波長の異な
    る第2のレーザビームに波長変換する前記共振器構造中
    に挿入される非線形光学素子と、前記第2のレーザビー
    ムの波長を制御するために前記共振器中に挿入される光
    学部品と、前記光学部品からの反射光をサンプル光とし
    て検出する手段と、前記サンプル光を基に前記第2のレ
    ーザビームの出力を安定化する手段とからなるレーザ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記レーザ結晶がCr:LiSrAlF6(クロム
    添加のフッ化リチウムストロンチウムアルミニウム)で
    あることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレ
    ーザ装置。
  4. 【請求項4】 前記光学部品が複屈折効果を有すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    レーザ装置。
  5. 【請求項5】 前記レーザ結晶を励起するための手段が
    半導体レーザであることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載のレーザ装置。
  6. 【請求項6】 前記レーザビーム出力又は第2のレーザ
    ビーム出力を安定化する手段がサンプル光の出力の変動
    に応じて前記レーザ結晶への励起入力を変化させる手段
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれ
    かに記載のレーザ装置。
  7. 【請求項7】 前記レーザビーム出力又は第2のレーザ
    ビーム出力を安定化する手段がサンプル光の出力の変動
    に応じて前記レーザ結晶又は前記非線形光学結晶の温度
    を変化させる手段であることを特徴とする請求項1乃至
    請求項6のいずれかに記載のレーザ装置。
  8. 【請求項8】 前記波長制御素子により前記レーザビー
    ム又は前記第2のレーザビームの発振波長幅Δλ1
    0.01nm≦Δλ1≦1nmに制御することを特徴と
    する請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のレーザ装
    置。
  9. 【請求項9】 レーザ結晶を励起するための半導体レー
    ザと、Cr:LiSrAlF6からなるレーザ結晶を含む共振器構
    造と、前記レーザ結晶からの発光が前記レーザ共振器構
    造において発振してからなる波長λ1が780nm≦λ1
    ≦1000nmの第1のレーザビームを波長λ2が39
    0nm≦λ2≦500nmの第2のレーザビームに波長
    変換する前記共振器構造中に挿入される非線形光学素子
    と、前記第2のレーザビームの波長を制御する前記共振
    器中に挿入される複屈折フィルタと、前記複屈折フィル
    タからの反射光をサンプル光として検出する手段と、前
    記サンプル光の出力の変動に応じて励起入力を変化させ
    ることにより前記第2のレーザビームの出力を安定化す
    る手段とからなることを特徴とする請求項2乃至請求項
    8のいずれかに記載のレーザ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のいずれかに記
    載のレーザ装置を用いることを特徴とするレーザ応用装
    置。
  11. 【請求項11】 前記レーザ応用装置がレーザプリンタ
    装置であることを特徴とする請求項10に記載のレーザ
    応用装置。
  12. 【請求項12】 前記レーザ応用装置が光造形装置であ
    ることを特徴とする請求項10に記載のレーザ応用装
    置。
  13. 【請求項13】 前記レーザ応用装置が光記録装置であ
    ることを特徴とする請求項10に記載のレーザ応用装
    置。
  14. 【請求項14】 前記レーザ応用装置がパーティクルカ
    ウンター装置であることを特徴とする請求項10に記載
    のレーザ応用装置。
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