JPH09274831A - レバースイッチ装置 - Google Patents

レバースイッチ装置

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JPH09274831A
JPH09274831A JP8111198A JP11119896A JPH09274831A JP H09274831 A JPH09274831 A JP H09274831A JP 8111198 A JP8111198 A JP 8111198A JP 11119896 A JP11119896 A JP 11119896A JP H09274831 A JPH09274831 A JP H09274831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
shaft
bearing base
recess
switch device
Prior art date
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Pending
Application number
JP8111198A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Matsuda
輝男 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seimitsu Kogyo KK
Original Assignee
Seimitsu Kogyo KK
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Publication date
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  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作軸が、軸受ベースに揺動自在に軸受され
ているが、軸周りには回転できないように支持される形
式のレバースイッチ装置を提供する。 【解決手段】 軸受ベース2に軸受孔3、軸受凹所6を
設ける。軸受孔3に操作軸4を貫通し、中間部で自在軸
受する。操作軸4の中間部に軸受部材10を被挿係止す
る。軸受部材10には、軸受凹所6に摺動自在に嵌合す
る断面ほぼ円弧状の摺動凸面を設ける。抜け止め部材1
2で、操作軸4を軸受ベース2に抜け止めする。軸受ベ
ース2の軸受孔3の周辺に複数のスイッチを取付け、操
作軸4の揺動で選択的に接点を閉じるようにする。軸受
凹所6と軸受部材10に、相互間の軸周りの相対回転を
阻止する係合部18,20を設け、軸受部材10は、操
作軸4に軸回りに相対回転できないように係止する。操
作軸4は、軸受ベース2に対して相対揺動自在である
が、軸回りには相対回転できない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム機の操作等
のために用いられるレバースイッチ装置関し、特に、操
作軸が揺動自在に自在軸受されているが、軸周りには回
転できないように支持されている形式の操作スイッチ装
置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来のゲーム機の操作用のスイ
ッチ装置は、軸受ベースに、それの軸受孔を貫通する操
作軸の中間部が自在軸受され、軸受ベースの軸受孔の周
辺に複数のスイッチが取り付けられ、操作軸の揺動によ
る押圧でスイッチの接点が選択的に閉じられるように構
成されている。操作軸は、軸受ベースに対して軸周りに
回転自在であるが、この動作はスイッチの操作に無関係
である。ところが、ゲーム機によっては、レバースイッ
チ装置の操作軸を握りながら、この操作軸上に設けられ
た引き金に指を掛けてこれを操作する形式のものがあ
り、この場合には、操作軸が軸周りに回転自在である
と、引き金を引く操作に不都合が生じるという問題点が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、操
作軸が、軸受ベースに揺動自在に軸受されているが、軸
周りには回転できないように支持され、従って、例えば
操作軸上に設けられる引き金の操作に支障を来さない形
式のレバースイッチ装置を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、軸受凹所6と軸受部材10に、相
互間の軸周りの相対回転を阻止するための係合部18,
20を設け、軸受部材10は、操作軸4に軸回りに相対
回転できないように係止し、操作軸4を、軸受ベース2
に対して相対揺動自在であるが、軸回りには相対回転で
きないように支持してレバースイッチ装置1を構成し
た。
【0005】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1は本発明に係るレバースイッチ装置
の分解斜視図、図2はレバースイッチ装置の断面図、図
3はレバースイッチ装置における軸受ベースの平面図、
図4はレバースイッチ装置における軸受ベースの断面
図、図5はレバースイッチ装置における軸受部材の平面
図、図6はレバースイッチ装置における軸受部材の断面
図である。
【0006】図1において、レバースイッチ装置1は、
軸受ベース2に、それの軸受孔3を貫通する操作軸4の
中間部が自在軸受され、軸受ベース2の軸受孔3の周辺
に複数のスイッチ5が取り付けられ、操作軸4の揺動に
よる押圧でスイッチ5の接点が選択的に閉じられるよう
に構成されている。
【0007】軸受ベース2は、中央において、表面と裏
面間に貫通する軸受孔3と、この軸受孔3と同心上に形
成された軸受凹所6とを有する。軸受凹所6は、軸受孔
3を内包するように表面側に形成された断面ほぼ円弧状
の摺動凹面7を備える。
【0008】操作軸4は、軸受ベース2の軸受孔3を貫
通し、中間部において軸受ベース2に自在軸受され、軸
受ベース2を境にして一端側に握り部8を、他端側にス
イッチ操作部9を夫々有する。
【0009】操作軸4を軸受ベース2に自在に支持する
ための軸受部材10は、操作軸4の中間部に被挿係止さ
れている。軸受部材10は、軸受凹所7に摺動自在に嵌
合する断面ほぼ円弧状の摺動凸面11を備えている。
【0010】操作軸4のスイッチ操作部9側には、操作
軸4を軸受ベース2に対して軸線方向に抜け止めするた
めの抜け止め部材12が装着される。抜け止め部材12
は、軸受ベース2の裏面側に位置して操作軸4のスイッ
チ操作部9に装着され、操作軸4の軸受ベース2に対す
る所定範囲の軸線方向の相対移動を許容しつつ元位置に
復帰させる。即ち、抜け止め部材12は、ばね受けリン
グ13、ばね14、スペーサ15を含んでおり、順次操
作軸4の操作部9側に被挿され、ストップリング16で
抜け止めされる。ばね受けリング13は、軸受ベース2
の軸受孔3より、大径であり、常時軸受ベース2の裏面
側に圧接されている。
【0011】ガイド部材17は、スイッチ5を取り付け
た基板24を挾んで軸受ベース2の裏面側に固着され
る。ガイド部材17は、基板24の中央の開口を貫通し
た操作軸4のスイッチ操作部9を受入れ、それの揺動方
向をガイドする。
【0012】軸受ベース2の軸受凹所6と軸受部材10
には、相互間の軸周りの相対回転を阻止するための係合
部が設けられている。即ち、軸受凹所6内には、軸受孔
3を挾んで相対向して、一対の嵌合凹所18が形成され
ている。嵌合凹所18は、軸受部材10との係合部であ
る。一方、軸受部材10は、軸挿通孔19を挾んで相対
向して、摺動凸面11から外方に突出する嵌合凸部20
を備えている。嵌合凸部20は、軸受凹所6との係合部
である。嵌合凹所6の、軸受孔3の軸線方向の深さ寸法
は、嵌合凸部20における軸挿通孔19の軸線方向の厚
さ寸法より大きく、また嵌合凹所6の幅寸法は、嵌合凸
部20の幅寸法よりやや大きく設定されている。従っ
て、嵌合凸部20は、嵌合凹所6内において揺動可能で
あり、操作軸4の軸受ベース2に対する相対揺動が阻害
されることがない。
【0013】操作軸4の中間部には、外周方向へ突出す
る係止鍔21が形成され、この係止鍔21の一部に、操
作軸4の半径方向の平面部22が形成されている。ま
た、軸受部材10の軸挿通孔19の周縁部には、係止鍔
21に係合する係合凹所22が形成され、これにより、
軸受部材10の操作軸4に対する握り部8側への軸線方
向の相対移動が阻止されると共に、相対回転が阻止され
る。
【0014】このレバースイッチ装置1は、取付け板2
3によりゲーム機の本体等に固着される。この実施形態
のレバースイッチ装置1においては、軸受ベース2に対
して軸受部材10が相対回転できず、この軸受部材10
対して操作軸4が相対回転できないので、操作中に操作
軸4が軸受ベース2に対して相対回転することがない。
しかしながら、操作軸4は、軸受ベース2に対して支障
なく揺動し、スイッチ5の操作を円滑に行うことができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、軸受
凹所6と軸受部材10に、相互間の軸周りの相対回転を
阻止するための係合部18,20を設け、軸受部材10
は、操作軸4に軸回りに相対回転できないように係止す
ることにより、操作軸4を、軸受ベース2に対して相対
揺動自在であるが、軸回りには相対回転できないように
支持してレバースイッチ装置1を構成したため、操作軸
4の軸回りの回転を嫌う機器に適用するのに好都合な、
構造、組立ての簡単なレバースイッチ装置1を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレバースイッチ装置の分解斜視図
である。
【図2】本発明に係るレバースイッチ装置の断面図であ
る。
【図3】本発明に係るレバースイッチ装置における軸受
ベースの平面図である。
【図4】本発明に係るレバースイッチ装置における軸受
ベースの断面図である。
【図5】本発明に係るレバースイッチ装置における軸受
部材の平面図である。
【図6】本発明に係るレバースイッチ装置における軸受
部材の断面図である。
【符号の説明】
1 レバースイッチ装置 2 軸受ベース 3 軸受孔 4 操作軸 5 スイッチ 6 軸受凹所 7 摺動凹面 10 軸受部材 11 摺動凸面 12 抜け止め部材 18 嵌合凹所(係合部) 20 嵌合凸部(係合部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面と裏面間に貫通する軸受孔と、この
    軸受孔と同心上に、この軸受孔を内包するように表面側
    に形成された断面ほぼ円弧状の摺動凹面を備えた軸受凹
    所とを有する軸受ベースと、 この軸受ベースの軸受孔を貫通し、中間部において軸受
    ベースに自在軸受され、軸受ベースを境にして一端側に
    握り部を、他端側にスイッチ操作部を夫々有する操作軸
    と、 この操作軸を前記軸受ベースに自在に支持するために、
    操作軸の中間部に被挿係止され、前記軸受凹所に摺動自
    在に嵌合する断面ほぼ円弧状の摺動凸面を備えた軸受部
    材と、 前記操作軸を前記軸受ベースに対して軸線方向に抜け止
    めする抜け止め部材と、 軸受ベースの軸受孔の周辺に
    位置して、前記操作軸の揺動による押圧で選択的に接点
    を閉じるように取り付けられた複数のスイッチとを備え
    たレバースイッチ装置において、 前記軸受凹所と前記軸受部材には、相互間の軸周りの相
    対回転を阻止するための係合部が設けられ、 前記軸受部材は、前記操作軸に、軸回りに相対回転でき
    ないように係止され、 前記操作軸が、前記軸受ベースに対して相対揺動自在で
    あるが、軸回りに相対回転できないように支持されてい
    ることを特徴とするレバースイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記抜け止め部材は、前記軸受ベースの
    裏面側に位置して前記操作軸に装着され、操作軸の所定
    範囲の軸線方向の相対移動を許容しつつ元位置に復帰さ
    せるためのばねを包含しており、 前記軸受凹所の係合部は、それの摺動凹面の一部に形成
    された嵌合凹所であり、 前記軸受部材の係合部は、それの摺動凸面から外側に突
    出し、前記嵌合凹所に嵌合する嵌合凸部であり、 前記嵌合凹所は、それの前記軸受孔の軸線方向の深さ寸
    法が、前記嵌合凸部における前記操作軸の軸線方向の厚
    さ寸法より大きく、それによって、操作軸の前記軸受ベ
    ースに対する相対揺動が阻害されないようにされている
    ことを特徴とする請求項1に記載のレバースイッチ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記操作軸の中間部には、外周方向へ突
    出する係止鍔が形成され、この係止鍔の一部に、操作軸
    の半径方向の平面部が形成され、前記軸受部材には、前
    記係止鍔に係合する係合凹所が形成され、これにより、
    軸受部材の操作軸に対する前記握り部側への軸線方向の
    相対移動が阻止されると共に、相対回転が阻止されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のレバースイッチ装置。
JP8111198A 1996-04-08 1996-04-08 レバースイッチ装置 Pending JPH09274831A (ja)

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JP8111198A JPH09274831A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 レバースイッチ装置

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JP10284523A Division JP3050380B2 (ja) 1998-10-06 1998-10-06 操作軸の支持構造並びに同構造を採用するレバースイッチ装置

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JPH09274831A true JPH09274831A (ja) 1997-10-21

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JP8111198A Pending JPH09274831A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 レバースイッチ装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0822747A (ja) * 1994-07-07 1996-01-23 Seimitsu Kogyo:Kk 多接点レバースイッチ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0822747A (ja) * 1994-07-07 1996-01-23 Seimitsu Kogyo:Kk 多接点レバースイッチ装置

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