JPH09274511A - シーケンス制御装置 - Google Patents

シーケンス制御装置

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JPH09274511A
JPH09274511A JP8219896A JP8219896A JPH09274511A JP H09274511 A JPH09274511 A JP H09274511A JP 8219896 A JP8219896 A JP 8219896A JP 8219896 A JP8219896 A JP 8219896A JP H09274511 A JPH09274511 A JP H09274511A
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JP
Japan
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program
sequence
data processing
language
executing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8219896A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiko Odagiri
尚彦 小田桐
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な算術演算を行ってもシーケンス実行時
間に影響を与えず、またラダー言語での記述が容易なシ
ーケンス制御装置を提供すること。 【解決手段】 ラダー言語で記述されたシーケンスプロ
グラムが記憶されるシーケンスプログラム記憶部10
と、このシーケンスプログラムを読みだして実行するシ
ーケンス実行手段20と、C言語等の高級言語で記述さ
れたプログラムを記憶する記憶手段30と、この高級言
語プログラムを実行するデータ処理実行手段40とを有
するシーケンス制御装置において、高級言語プログラム
記憶手段にデータ処理プログラムを格納し、シーケンス
プログラム記憶部に記憶された前記シーケンスプログラ
ム内に記述されたデータ処理プログラムの起動を命令す
る手段12と、このデータ処理プログラムの起動命令を
受信したときは、データ処理プログラムを読み込んで実
行するデータ処理実行手段と、データ処理実行手段とシ
ーケンス実行手段のデータ授受を仲介するデータ授受用
記憶手段50とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械等を制御
するシーケンス制御装置に掛り、特に複雑な算術演算を
行う場合の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】シーケンス制御装置は、プログラマブル
・コントローラ(PLC)とも呼ばれ、例えば本出願人
の提案に掛かる特開平3−237502号公報に開示さ
れているように、ラダー言語を用いて制御内容が記述さ
れていると共に、BASIC言語のような高級言語を用
いてラダー言語側と連携をとる技術が用いられている。
【0003】このようなシーケンス制御装置において、
データ処理のため複雑な算術演算を行わざるをえない場
合がある。図4は、このような従来装置によるデータ処
理を行うラダープログラムの一例を示す図である。デー
タ処理はラダー言語において応用命令として存在する
+,−,x,÷,sin,cos,sqrt,cmp等を利用して記述してい
る。しかし、ラダー言語では算術演算の記述は煩雑でプ
ログラム作成上の負担が大きく、またラダー言語におい
ては通常用いられるシーケンス実行時間に比較してデー
タ処理に長い時間を消費するので、シーケンス実行時間
に影響を与えてしまい、シーケンス制御が旨く行かなく
なるという課題があった。
【0004】そこで、上述の公報に開示されているよう
に、ラダー言語を実行するプロセッサと、高級言語を実
行するプロセッサとを独立して設け、演算処理や情報処
理は高級言語側のプロセッサに負担させている。そし
て、高級言語側とラダー言語側とで連携をとることが行
われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
複雑な算術演算を応用命令として記述すると、PLCに
おいてはラダー言語側でのプログラム作成が煩雑になる
と共に、後々のラダープログラムの保守作業も困難にな
るという課題があった。また、高級言語側に負担させる
と、ラダー言語でデータ処理以外に呼出しの仕組みまで
含めて記述する必要があると共に、高級言語側での連携
をとるプログラムを記述する必要があり、高級言語側と
ラダー言語側の双方でのプログラム作成が煩雑になると
いう課題があった。本発明はこのような課題を解決した
もので、複雑な算術演算を行ってもシーケンス実行時間
に影響を与えず、またラダー言語での記述が容易なシー
ケンス制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、ラダー言語で記述されたシーケンスプログラム
が記憶されるシーケンスプログラム記憶部10と、この
シーケンスプログラム記憶部に記憶されたシーケンスプ
ログラムを読みだして実行するシーケンス実行手段20
と、C言語等の高級言語で記述されたプログラムを記憶
する記憶手段30と、この高級言語プログラム記憶手段
に格納されたプログラムを実行するデータ処理実行手段
40とを有するシーケンス制御装置において、次の構成
としたものである。
【0007】即ち、高級言語プログラム記憶手段にデー
タ処理プログラムを格納し、シーケンスプログラム記憶
部に記憶された前記シーケンスプログラム内に記述され
た、当該データ処理プログラムの起動を命令する手段1
2と、このデータ処理プログラムの起動命令を受信した
ときは、前記データ処理プログラムを読み込んで実行す
る前記データ処理実行手段と、当該データ処理実行手段
で取り扱うデータと、前記シーケンス実行手段で取り扱
うデータとのデータ授受を行うデータ授受用記憶手段5
0とを具備することを特徴としている。
【0008】本発明の構成によれば、シーケンス実行手
段20は、シーケンスプログラム記憶部10に格納され
た通常のシーケンスプログラムを実行すると共に、起動
命令を読み込んだ時はデータ処理実行手段40に知らせ
る。データ処理実行手段40では、起動命令に対応する
データ処理プログラムを読み込んで算術演算等を行い、
演算結果をデータ授受用記憶手段50に送る。他方、シ
ーケンス実行手段20はデータ授受用記憶手段50に送
られた演算結果を用いて、シーケンス制御を続行する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を説明
する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。図において、シーケンスプログラム記憶部10
は、ラダー言語で記述されたシーケンスプログラムが記
憶されるもので、複雑な算術演算を行うときはデータ処
理プログラムを起動する起動命令部12が設けられてい
る。シーケンス実行部20は、シーケンスプログラム記
憶部10に記憶されたシーケンスプログラムを読みだし
て実行するもので、例えば高級言語を処理するプロセッ
サに比較して簡易な機能を有する8ビットのμプロセッ
サを用いる。入出力部60は、温度計等のセンサからの
信号を入力したり、アクチュエータを操作する接点信号
を出力するもので、シーケンス実行部20の実行するシ
ーケンスプログラムに従って動作する。入出力部60と
しては、アナログディジタル変換器・ディジタルアナロ
グ変換器、接点信号の入出力装置、パルス信号の入出力
装置等が用いられる。
【0010】データ処理プログラム記憶部30は、C言
語等の高級言語で記述されたプログラムを記憶するもの
で、ここでは複雑な算術演算を行うデータ処理プログラ
ム32が格納されている領域を有している。データ処理
実行部40は、高級言語プログラム記憶部30に格納さ
れたプログラムを実行すると共に、起動命令部12から
の命令があったときはデータ処理プログラム32を読み
込んで起動するもので、例えば高度の機能を有する16
ビットや32ビットのプロセッサを用いる。データ授受
用記憶部50は、汎用のデータレジスタであって、シー
ケンス実行部20とデータ処理実行部40の双方から書
込み・読み込みが可能なインターフェースになってい
る。
【0011】このように構成された装置の動作を説明す
る。図2は図1の装置におけるプログラムの実行環境の
説明図である。シーケンス実行部20は、実行中のシー
ケンスプログラムに記載された起動命令部12に該当す
る”call PRG”に至ったときは、起動命令をデ
ータ処理実行部40に送る。すると、データ処理実行部
40では、データ処理プログラム記憶部30に格納され
た複雑な算術演算を行うデータ処理プログラム32を選
択して実行する。データ処理プログラム32には、複雑
な演算処理として何種類かのプログラムが用意されてい
るので、起動命令部12で指定されたものを用いる。そ
して、データ処理プログラム32の実行が終了すると、
完了通知をシーケンス実行部20に送る。
【0012】図3は、図1の装置におけるラダープログ
ラムの一例を示す図である。ラダー言語における応用命
令の一つとして、データ処理実行部40にデータ処理プ
ログラムの起動をかける起動命令を用意する。ラダー表
記上は、引数渡しが可能な一種の関数呼び出しや、高級
言語で用いられるサブルーチンコールに類似するイメー
ジであり、これによってラダー言語環境にデータ処理を
取り込む。このように構成すると、データ処理のブロッ
ク化やコンポーネント化ができるため、作業者にとって
理解しやすくなる。また、データ処理はデータ処理実行
部40で実行されるので、シーケンス実行部20のスキ
ャンタイムに影響を与えない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればシ
ーケンス実行部10と独立にデータ処理実行部40を設
けて、複雑な演算処理を実行しているので、データ処理
がシーケンス実行時間に影響を与えずに済み、シーケン
ス制御性に悪影響を及ぼさないという効果がある。ま
た、シーケンスプログラム中に起動命令12を設けて、
データ処理が必要になったときのみデータ処理実行部4
0にデータ処理を実行させているので、通常の高級言語
で記述される広範囲なデータ処理をシーケンスプログラ
ムの実行環境にとりこむことができ、従来必要であった
呼出しの仕組みに対する配慮をしなくて済むという効果
を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】図1の装置におけるプログラムの実行環境の説
明図である。
【図3】図1の装置におけるラダープログラムの一例を
示す図である。
【図4】従来装置によるデータ処理を行うラダープログ
ラムの一例を示す図である。
【符号の説明】
10 シーケンスプログラム記憶部 20 シーケンス実行部 30 高級言語プログラム記憶部 40 データ処理実行部 50 データ授受用記憶部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラダー言語で記述されたシーケンスプログ
    ラムが記憶されるシーケンスプログラム記憶部(10)
    と、 このシーケンスプログラム記憶部に記憶されたシーケン
    スプログラムを読みだして実行するシーケンス実行手段
    (20)と、 C言語等の高級言語で記述されたプログラムを記憶する
    記憶手段(30)と、 この高級言語プログラム記憶手段に格納されたプログラ
    ムを実行するデータ処理実行手段(40)とを有するシ
    ーケンス制御装置において、 前記高級言語プログラム記憶手段にデータ処理プログラ
    ム(32)を格納し、 前記シーケンスプログラム記憶部に記憶された前記シー
    ケンスプログラム内に記述された、当該データ処理プロ
    グラムの起動を命令する手段(12)と、 このデータ処理プログラムの起動命令を受信したとき
    は、前記データ処理プログラムを読み込んで実行する前
    記データ処理実行手段と、 当該データ処理実行手段で取り扱うデータと、前記シー
    ケンス実行手段で取り扱うデータとのデータ授受を行う
    データ授受用記憶手段(50)と、 を具備することを特徴とするシーケンス制御装置。
JP8219896A 1996-04-04 1996-04-04 シーケンス制御装置 Pending JPH09274511A (ja)

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JP8219896A JPH09274511A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 シーケンス制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008165821A (ja) * 2003-02-13 2008-07-17 Renishaw Plc 工作機械の制御方法、および、それに対する装置
WO2022049885A1 (ja) * 2020-09-01 2022-03-10 株式会社日立産機システム 制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008165821A (ja) * 2003-02-13 2008-07-17 Renishaw Plc 工作機械の制御方法、および、それに対する装置
US9235205B2 (en) 2003-02-13 2016-01-12 Renishaw Plc Method for producing a measurement probe path on a numerically controlled machine tool
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