JPH09273785A - 送風ユニット - Google Patents

送風ユニット

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JPH09273785A
JPH09273785A JP8104684A JP10468496A JPH09273785A JP H09273785 A JPH09273785 A JP H09273785A JP 8104684 A JP8104684 A JP 8104684A JP 10468496 A JP10468496 A JP 10468496A JP H09273785 A JPH09273785 A JP H09273785A
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air outlet
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blower
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清治 野沢
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武久 田中
Hironori Moriyama
博紀 森山
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    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/4206Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F7/00Ventilation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F7/00Ventilation
    • F24F7/04Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation
    • F24F7/06Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit
    • F24F7/065Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit fan combined with single duct; mounting arrangements of a fan in a duct

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地下駐車場を換気するにあたり、メインの搬
送気流と、平面からみて当該メインの搬送気流とは直角
な方向に吹き出し気流を各々無理なく容易に形成する。
各気流方向の調整、風量調整が容易で、梱包、運搬の際
にコンパクトにできる送風ユニットを得る。 【解決手段】 直方体のチャンバ2内に送風機を内蔵
し、左側板3、右側板4、前側板5に夫々吹出口を形成
する。各吹出口には吐出口が偏向しているノズルを回転
自在、かつ着脱自在に設ける。送風機を作動させると、
後側板6に設けた吸込口から吸い込まれた空気が各ノズ
ル21の吐出口から噴流となって吐出される。前側板5
のノズルがメインの搬送気流を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に地下駐車場に
おける換気の促進、その他大規模空間の暖房効果の改善
などに適した、送風ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば法令によって大量かつ厳格な換気
量が定められている地下駐車場、あるいは高い天井を有
する室内プール、体育館、ホール、大規模ロビー等の換
気にあたっては、従来次のような方法、手段が採られて
いた。 (1)目的室内に、大型の給気ダクト及び排気ダクト
を、できるだけ分散して設置する方法。 (2)給気ファン、排気ファンのみならず,小口径のダ
クトを用いた換気促進ファンを設ける方法。これは小口
径のダクトを例えば天井部に配管し、このダクトにダク
ト内流路と通ずるノズルを適当な間隔をおいて設置し、
ダクト内に換気促進ファンからの空気を通流させて前記
ノズルから噴流を吐出させ、目的室内に例えば強制対流
を形成して、換気を促進させるものである。 (3)小型の軸流ファンを多数設置して換気の促進を図
る方法。
【0003】ところが前記(1)の大型の給気ダクト及
び排気ダクトを施工する方法では、天井、壁面に大きい
サイズの給排気ダクトを必要とする。特に地下駐車場向
け換気の場合には、換気風量が大きいため、低い天井面
が、かかる大型の給排気ダクトに占有され、照明、スプ
リンクラー設備等、他の設備機器の配置に支障をきた
す。またダクト配管が梁を越えなければならない箇所で
は、その施工が難しい。また前記(2)の小口径のダク
トを用いた換気促進ファンを設ける方法では、前記
(1)の場合よりは、施工が簡単でまた梁貫通も容易で
あるが、ダクトを施工するという点が依然として残って
いる。また前記(3)の小型の軸流ファンを多数設置す
る方法では、ダクトの施工は不要であるが、目的室、目
的場内に空気の澱みをなくして空気流を形成するために
は、相当多数のファンが必要であり、しかも軸流ファン
自体と気流方向が同一なので、所定の空気流を形成する
場合には、既に他の機器が取り付けてあった場合のレイ
アウトの自由度が制限されることもある。しかも場内で
のファン取付方向が一定とならないので、整然とせず外
観上も見苦しい。
【0004】以上のような従来の問題を解決するため、
出願人は、先に特開平7−31824号公報において、
チャンバの1つの側板にノズルを支持した中空の可撓支
持体を設け、吸込口から吸い込まれた空気を、前記送風
機によって可撓支持体を通じて前記ノズルから吐出する
如く構成した送風ユニットを開示した。これによれば、
ダクトの施工が不要で、しかも噴流の吐出方向が自在に
変えることができ、また1つのユニットで1方向のみな
らず多方向への吹出しも可能として、設置レイアウトの
自由度を大きく向上させることが可能になった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的に駐
車場は、車両の出入りを行う方向(車両通路)に対し
て、直角の方向に車両を駐車するようになっている。そ
の結果前記従来の送風ユニットを用いて効率よく換気を
行うためには、車両通路の上に送風ユニットを所定間隔
で設置し、メインの搬送用の気流を車両通路の上に形成
するようにしていた。他方、例えば車両通路と直角な2
つの方向に位置する駐車エリアの雰囲気を拡散したり、
換気するためには、ユニットの設置方向に対して、でき
れば平面からみて両側にそれぞれ90゜まで外方に向け
て他の噴流を吐出させることが望ましい。この点前記従
来の送風ユニットによれば、3つあるノズルの内の両端
のノズルを、その可撓支持体を平面からみて各々外側に
90゜曲げればよいが、可撓支持体の選択によっては、
90゜まで曲げられない場合があった。また曲げられた
としても可撓支持体そのものを比較的長くせざるを得な
い場合があり、装置の肥大化、重量の増加を招き、何ら
かの改善が求められるところである。
【0006】本発明はそのような点に鑑みてなされたも
のであり、先に開示した前記送風ユニットのメリットを
享有しつつ、さらに無理なく左右両側90゜の方向へも
噴流を吐出でき、しかも装置のコンパクト化や運搬の便
を図った新しい送風ユニットを提供して、問題の解決を
図ることをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1によれば、少なくともその側周囲が、隣接
する側板相互が直角となる4つの側板に囲まれた箱体形
状のチャンバと、このチャンバ内に内蔵する送風機とを
有し、前記側板における1つの側板に吸込口が設けられ
ると共に、他の3つの側板には各々吹出口が設けられ
て、前記吸込口から吸い込まれた気体が前記送風機によ
って前記吹出口から吐出される如く構成され、さらに前
記吹出口にはノズルが設けられて、少なくとも吸込口の
ある側板に隣接した側板に設けられるノズルは、吹出口
中心線を中心として回転自在であって、かつ当該回転自
在なノズルの吐出口は吹出口中心線から偏向しているこ
とを特徴とする、送風ユニットが提供される。
【0008】かかる手段によれば、隣接する側板は相互
に直角になっているので、例えば駐車場に設置する場
合、吸込口がある側板と対向する側板に設けたノズルを
車両通路方向に位置して、当該ノズルの吐出先に他の送
風ユニットの吸込口を位置させることによって、空気を
次々と搬送させて、メインの搬送気流を形成することが
できる。そして他の残りの側板の吹出口はこの搬送気流
に対して、直角に位置している。従って、平面からみて
前記メインの搬送気流に対して直角な方向に無理なく送
風することができる。しかも他の残りの側板の吹出口に
設けられるノズルは、吹出口中心線を中心として回転自
在であって、かつ当該回転自在なノズルの吐出口は吹出
口中心線から偏向しているので、斜め下方や斜め上方に
送風させることができ、駐車場の天井に設置した場合、
駐車位置に適切な攪拌流や換気気流を形成することがで
きる。
【0009】チャンバの形態としては、コスト、運搬の
面に照らせば直方体が最も適しているが、設置する場所
の意匠的効果を考慮し、天板や底板は平坦な面で構成し
なくともよい。また適宜必要な場所に発泡スチロール樹
脂やABS樹脂を用いることにより、吸音材を貼り付け
ることなく騒音の発生を抑えることができる。さらに吹
出口の数は、各側板に1つでもよいが、それ以上の数を
設けることにより、吹き出し方向、吹き出し風量の様々
な要求に応えることができる。また各吹出口やノズルは
必ずしも全て同一径でなくともよいが、全て同一とする
ことにより、取扱の容易さや製造コスト等の面で有利で
ある。
【0010】請求項2のように、ノズルを着脱自在とす
ることにより、取扱の容易さや、メンテナンス、さらに
は交換等の面で有利であるばかりでなく、運搬の際にノ
ズルを取り外しておくことにより、スペースをとらず、
梱包する場合も極めて便利となる。
【0011】また請求項3によれば、回転自在なノズル
の基部は吹出口を挿通自在な円筒形に成形されると共
に、該基部側端部には吹出口よりも径大のフランジが設
けられ、該フランジから吐出口寄りの基部外周には突起
が設けられ、吹出口周縁部には、前記突起が通過自在な
凹部が形成されているので、ノズルの回転自在性と着脱
自在性を同時に確保できる。即ち、突起が凹部を通過す
る位置でチャンバ内側からノズル吐出口を外方に向けて
吹出口から出した後、少しノズルを回転させれば、突起
が吹出口周辺部で係止され、簡単に取り付けられる。な
おノズル基部にはフランジが設けてあるので、そのよう
にして取り付けた場合、ノズルがチャンバから落下する
おそれはない。
【0012】また外す場合は、逆に突起が凹部を通過す
る位置までノズルを回転させ、当該通過位置のときにノ
ズルをチャンバ内に押せばよい。従って、チャンバ内に
ノズルが納まる空間を確保しておくことにより外部には
ノズルが突出せず、運搬時や梱包時に、ノズルをチャン
バ内に納めたままこれを行うことができる。
【0013】請求項4によれば、吹出口を閉塞自在でか
つ吹出口に対して着脱自在な蓋体を有しているので、不
要な吹出口を簡単に閉塞させることができ、風量調整や
梱包に便利である。
【0014】また請求項5の場合は、吹出口を閉塞自在
でかつ吹出口に対して着脱自在な蓋体を有し、この蓋体
の基部は吹出口を挿通自在な円筒形に成形されると共
に、該基部側端部には吹出口よりも径大のフランジが設
けられ、該フランジから先端寄りの基部外周には突起が
設けられ、当該蓋体によって閉塞される吹出口周縁部に
は、前記突起が通過自在な凹部が形成されているので、
蓋体の取付、取り外しに関し、請求項3の場合と同様な
手順で蓋体の取付、取り外しが容易に行える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明すると、図1は本実施形態にかかる送風ユニット
1の平面、図2は左側面、図3は正面、図4は背面、図
5、図6は内部の様子を示す断面を夫々示しており、こ
の送風ユニット1のチャンバ2は、全体として直方体の
箱形状をなしており、その側面は、左側板3、右側板
4、前側板5、後側板6によって形成されている。なお
7は天板、8は底板である。
【0016】そしてこのチャンバ2内に、モータ11及
びこのモータ11に直結した遠心式の送風機12が設け
られている。なお13はファンケーシングである。また
前記天板7には、吊下用の支持金具14、15が設けら
れ、左側板3の適宜箇所には、前記送風機12の運転状
態を示す表示ランプ16やブレーカ17が設けられてい
る。
【0017】左側板3の上方の一部、後側板6の一部及
び天板7の一部は夫々開口しており、当該開口にはパン
チグメタルが設けられて空気の吸込口18が形成されて
いる。後側板6のみに開口を設けてもよく、また後側板
6に設けられる開口は全面であってもよい。またパンチ
ングメタルに限らずその他例えば格子状のメッシュやス
リット状、使用場所の環境等に応じて任意の形態のもの
が選択できる。さらに必要に応じて、底板8や右側板4
にも適宜開口を設けて吸込口を形成すれば、多様な吸込
気流に対処することができる。
【0018】そして前記左側板3、右側板4及び前側板
5には、下方寄りの位置に、各々対応する円形の吹出口
3a、3b、4a、4b、5a、5bが、各側板に2つ
ずつ上下に位置するように形成されている。各吹出口3
a、3b、4a、4b、5a、5bはいずれも同形同大
であって、例えば吹出口5bについて説明すると、図8
に示したように、その周縁部には、90゜おきに凹部1
9が計4カ所に形成されている。なおこれら吹出口3
a、3b、4a、4b、5a、5bは、ファンケーシン
グ13の吹き出し端部にある吹き出しエリアSに通じて
いる。
【0019】本実施形態にかかる送風ユニット1におい
ては、これら各吹出口3a、3b、4a、4b、5a、
5bのうち、下段に位置する吹出口3b、4b、5bに
夫々ノズル21を設け、上段に位置する吹出口3a、4
a、5aには、吹出口を閉塞する蓋体となる盲蓋31が
設けられている。
【0020】ノズル21は、図9にも示したように、全
体として略筒体の形状をなし、吐出口22側は径が小さ
くなって、その先端部には吐出口22が形成され、その
後端部近傍が基部23を構成する。基部23の径は吹出
口5bの径よりも僅かに小さいものであり、基部23は
吹出口5bを挿通自在でかつ360゜回転自在である。
そしてノズル21の後端部、即ち基部23側端部には、
吹出口5bよりも径大のフランジ24が設けられてい
る。そしてこのフランジ24から少し先端寄りの基部2
3外周に、前記吹出口5bの凹部19を通過自在な大き
さ、形状を持った突起25が、90゜おきに計4カ所に
設けられている。そしてノズル21の先端部は適宜曲げ
られており、吹出口5bに取り付けられた状態では、吐
出口22の中心線は、吹出口5bの中心線と一致せず、
吐出口22は吹出口5bの中心線からは偏向している。
本実施形態においては、図9に示したように、吹出口5
bの中心線と吐出口22の中心線がおりなす角度θを2
5゜に設定してある。
【0021】またこのノズル21の全長は、チャンバ2
の幅、即ち前側板5の幅よりも短く、より詳しくいえ
ば、ファンケーシング13の吹き出し端部にある吹き出
しエリアSの幅よりも小さくなっている。
【0022】盲蓋31は、図10にも示しように、先端
部側が閉口した略筒体の形状をなし、後端部には、その
後端部近傍が基部32を構成する。基部32の径は吹出
口5aの径よりも僅かに小さいものであり、基部32は
吹出口5bを挿通自在でかつ360゜回転自在である。
そして基部32側端部には、吹出口5bよりも径大のフ
ランジ33が設けられている。そしてこのフランジ33
から少し先端寄りの基部32外周に、吹出口5bの凹部
19を通過自在な大きさ、形状を持った突起34が、9
0゜おきに計4カ所に設けられている。
【0023】送風ユニット1は以上の構成を有してお
り、送風機12を作動させると、吸込口18から吸い込
まれた空気が、噴流となって、3つのノズル21の吐出
口22から吐出される。そしてこれらノズルは、左側板
3、右側板4、および前側板5に夫々設けられているか
ら、例えば前側板5のノズル21からの噴流によってメ
インの搬送気流を形成し、左右のノズル21で平面から
みて搬送気流とは直角な方向に噴流を吐出させることが
できる。この場合、各ノズル21はこれまで図示したよ
うに、極めて短い全長であり、チャンバ2から突出して
いる長さが短い。
【0024】しかも各ノズル21は回転自在であって、
かつその吐出口22は偏向しているので、ノズル21を
回転させるだけで、様々な方向に噴流を吐出させること
ができる。またノズル21を、適宜その突起25が吹出
口の凹部19を通過自在な位置(リリース位置)まで回
転させることにより、チャンバ2内へ押し込んで外すこ
とができ、逆に当該位置で吐出口22を持って引き出
し、再び適宜回転させて突起25が吹出口の周縁部に係
止される位置(ロック位置)にすれば、簡単に取付状態
とすることができる。従って、ノズル21の取付、取り
外しが極めて容易である。
【0025】なお前記実施形態にかかる送風ユニット1
においては、各吹出口3a、3b、4a、4b、5a、
5bの周縁部に設けた凹部19は、90゜おきに計4カ
所に形成し、それに対応してノズル21側の突起25も
90゜おきに計4カ所設けた構成であったが、これに代
えて図11に示したように、例えば4カ所に形成する凹
部19を、非点対称に形成し、それに対応して突起も同
様に設定してもよい。このように構成することにより、
ノズル21を回転させても1カ所でしか取り外せない
(リリース位置が1カ所しかない)ことになり、使用範
囲、即ちノズル21を所望の吐出方向に設定できる範囲
が実質的に拡大する。もちろん凹部19や突起の数は任
意に設定できることはいうまでもない。さらに凹部19
の形態についても、各凹部や突起が必ずしも全て相互に
同一形態でなくともよい。これにより、対称位置に凹部
や突起が配置されていても、リリース位置を1カ所に設
定することができる。
【0026】また前記したように、ノズル21をチャン
バ2内に押し込んだ状態では、図1の破線で示したよう
に、ノズル21は全てチャンバ2内に収納されるので、
チャンバ2からは何も突出していない状態になる。従っ
て、梱包、運搬に極めて便利である。
【0027】盲蓋31も、ノズル21と全く同様にして
取り付け、取り外しが簡単に行える。しかもノズル21
の基部23と、盲蓋31の基部32とは、全く同形同大
であるから、設置場所に応じて、前側板5のみにノズル
21を設けたり、前側板5と左側板3のみにノズル21
を設けたり、前側板5と右側板4にのみノズル21を設
けた送風ユニットとすることが簡単に行える。またノズ
ル21の数も各側板に、夫々最大2つずつ装着すること
ができるから、風量調整も簡単に行える。
【0028】前記実施形態にかかる送風ユニット1は、
特に地下駐車場等、比較的閉鎖された空間の換気等に有
効である。例えば図12に示したように、地下駐車場4
1の天井部42に、前記実施形態にかかる送風ユニット
1を適宜間隔で設置する。43は給気ファン、44は排
気ファンである。このようにして送風ユニット1を取り
付けた場合、車両C1、C2から排出される排気ガスを、
ノズル21から吐出される噴流によって形成されたメイ
ンの搬送気流によって、排気ファン44まで効率よく搬
送させることができる。その場合チャンバ2の両サイド
にある他のノズルによって、同時に攪拌させることがで
きる。
【0029】もちろん、その他高い天井を有する暖房環
境の改善にもそのまま使用でき、かつその場合でも送風
ユニット1の外観は、意匠的に整然としたものであるの
で、例えばホテルのロビーなど、室内装飾、意匠に配慮
を必要とする空間においても、これらを阻害することな
く、設置できるものである。
【0030】
【発明の効果】請求項1〜5によれば、吸込口と対向す
る側板に設けられたノズルでメインの搬送気流を形成す
ることができ、さらに当該メイン搬送気流に対して平面
からみて直角な方向にも無理なく送風することができ
る。しかも側面からみて斜め下方や斜め上方に送風させ
ることができる。従って、駐車場の天井に設置した場
合、駐車位置に適切な攪拌流や換気気流を形成すること
ができる。吹き出し風量の調整も容易である。
【0031】請求項2によれば、取扱の容易さや、メン
テナンス、さらには交換等の面で有利であるばかりでな
く、運搬の際にノズルを取り外しておくことにより、ス
ペースをとらず、梱包する場合も極めて便利となる。
【0032】また請求項3によれば、ノズルの回転自在
性と着脱自在性を同時に確保できる。また着脱事態も極
めて簡単であり、しかも格別工具は不要で、迅速なノズ
ルの取付、取り外しができる。ノズルがチャンバから落
下するおそれもない。さらにチャンバ内にノズルが納ま
る空間を確保しておくことで、外部にはノズルが突出せ
ず、運搬時や梱包時に、ノズルをチャンバ内に納めたま
まこれを行うことができる。
【0033】請求項4〜5によれば、不要な吹出口を簡
単に閉塞させることができ、風量調整や梱包に便利であ
る。
【0034】特に請求項5によれば、請求項3の場合と
同様な手順で蓋体の取付、取り外しが容易に行え、しか
もスペースをとらず、梱包する場合も極めて便利とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかる送風ユニットの平面図であ
る。
【図2】本実施形態にかかる送風ユニットの左側面図で
ある。
【図3】本実施形態にかかる送風ユニットの正面図であ
る。
【図4】本実施形態にかかる送風ユニットの背面図であ
る。
【図5】本実施形態にかかる送風ユニットの側面からみ
た断面説明図である。
【図6】本実施形態にかかる送風ユニットの背面からみ
た断面説明図である。
【図7】本実施形態にかかる送風ユニットの内部の様子
を示す説明図である。
【図8】本実施形態にかかる送風ユニットにおける吹出
口の正面図である。
【図9】本実施形態にかかる送風ユニットにおけるノズ
ルの縦断面図である。
【図10】本実施形態にかかる送風ユニットにおける盲
蓋の縦断面図である。
【図11】図8に示した吹出口における凹部の位置を変
えた例を示す説明図である。
【図12】本実施形態にかかる送風ユニットを地下駐車
場に設置した様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 送風ユニット 2 チャンバ 3 左側板 4 右側板 5 前側板 3a、3b、4a、4b、5a、5b 吹出口 12 送風機 18 吸込口 19 凹部 21 ノズル 22 吐出口 23 基部 24 フランジ 25 突起 31 盲蓋 32 基部 33 フランジ 34 突起 41 地下駐車場
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森山 博紀 神奈川県愛甲郡愛川町春日台1−6−14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともその側周囲が、隣接する側板
    相互が直角となる4つの側板に囲まれた箱体形状のチャ
    ンバと、このチャンバ内に内蔵する送風機とを有し、前
    記側板における1つの側板に吸込口が設けられると共
    に、他の3つの側板には各々吹出口が設けられて、前記
    吸込口から吸い込まれた気体が前記送風機によって前記
    吹出口から吐出される如く構成され、さらに前記吹出口
    にはノズルが設けられて、少なくとも吸込口のある側板
    に隣接した側板に設けられるノズルは、吹出口中心線を
    中心として回転自在であって、かつ当該回転自在なノズ
    ルの吐出口は吹出口中心線から偏向していることを特徴
    とする、送風ユニット。
  2. 【請求項2】 ノズルは吹出口に対して着脱自在である
    ことを特徴とする、請求項1に記載の送風ユニット。
  3. 【請求項3】 回転自在なノズルの基部は吹出口を挿通
    自在な円筒形に成形されると共に、該基部側端部には吹
    出口よりも径大のフランジが設けられ、該フランジから
    吐出口寄りの基部外周には突起が設けられ、吹出口周縁
    部には、前記突起が通過自在な凹部が形成されたことを
    特徴とする、請求項1に記載の送風ユニット。
  4. 【請求項4】 吹出口を閉塞自在でかつ吹出口に対して
    着脱自在な蓋体を有することを特徴とする、請求項1、
    2又は3に記載の送風ユニット。
  5. 【請求項5】 吹出口を閉塞自在でかつ吹出口に対して
    着脱自在な蓋体を有し、この蓋体の基部は吹出口を挿通
    自在な円筒形に成形されると共に、該基部側端部には吹
    出口よりも径大のフランジが設けられ、該フランジから
    先端寄りの基部外周には突起が設けられ、当該蓋体によ
    って閉塞される吹出口周縁部には、前記突起が通過自在
    な凹部が形成されたことを特徴とする、請求項1、2又
    は3に記載の送風ユニット。
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