JPH09273075A - 生物抵抗性を有する繊維の製造方法 - Google Patents

生物抵抗性を有する繊維の製造方法

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JPH09273075A
JPH09273075A JP10455196A JP10455196A JPH09273075A JP H09273075 A JPH09273075 A JP H09273075A JP 10455196 A JP10455196 A JP 10455196A JP 10455196 A JP10455196 A JP 10455196A JP H09273075 A JPH09273075 A JP H09273075A
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JP
Japan
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fiber
compounds
resistance
derivative
weight
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JP10455196A
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English (en)
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Hideo Kawasaki
英夫 川崎
Hideo Sekiya
英夫 関谷
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かび、細菌、藻類、およびダニ類に対して十
分な抵抗性有し、かつ各生物類に対してスペクトルが広
い生物抵抗性を有する繊維の経済的で効率の良い製造方
法を提供する。 【解決手段】 生物抵抗性を有する下記薬剤(I)を繊
維製造工程における油剤とともに繊維に付与した後、加
熱工程によって下記薬剤(I)を前記繊維に対して0.
01〜5重量%固着せしめる生物抵抗性を有する繊維の
製造方法。 薬剤(I):ニトリル系化合物、ピリジン系化合物、ハ
ロアルキルチオ系化合物、有機ヨード系化合物、チアゾ
ール系化合物およびベンズイミダゾール系化合物からな
る群より選択される少なくとも4種の化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生物抵抗性を有する
繊維の製造方法に関し、さらに詳しくはかび、藻類、細
菌等の生物の付着、増殖に対して抵抗性があり、さらに
ダニ類に忌避性を有する繊維又は繊維製品の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、生物抵抗性を有する薬剤が種
々検討されており、例えばチアゾベンズイミダゾール
(以下、TBZと記す)を含有する繊維製品が知られて
いる。この薬剤は、25〜30年前より繊維製品や建材
用途、壁紙や壁土用途等に多用されている。しかし、T
BZはある種のかびや細菌には抵抗性を示すが、元々抵
抗性を示さないかびや細菌があり、また耐性かびや耐性
菌には抵抗性を示さず、抗菌スペクトルが狭い。従っ
て、このような薬剤を用いた繊維製品は、居住環境に存
在するかびや細菌に対し高々50%程度の有効性しかな
かった。さらにこのような薬剤は、藻類、ダニ類に対し
て抵抗性をほとんど示さなかった。
【0003】また第4級アンモニウム塩や銀含有セラミ
ックス等の抗菌剤が近年特に衣料用繊維製品に多く使用
されている。これらの抗菌剤は練り込みや繊維表面への
後加工が主で、相応の抗菌性能を有しているが、細菌に
対する抵抗性はあっても、かび、藻類、ダニ類に対して
はほとんど抵抗性のあるものはない。
【0004】一方、有機錫や微細な銅粉を繊維に付与
し、水中や海中の付着性生物に対して抵抗性を有する繊
維資材が開発されているが、有機錫の毒性や高濃度付与
のため製造技術やコストに問題を残している。
【0005】またダニ類の抵抗性(主として忌避性)を
付与した繊維も市場に多く上市されており、その薬剤は
ジエチルトルアミド(DEET)の加工品(マイクロカ
プセル化)やアミド系、チオシアネート系、カルボン酸
エステル類、ボルニルアルコール誘導体が主体である。
これらの薬剤は人体への安全性を考慮し、ダニの忌避効
果をうたうものが中心であり、一定以上の忌避率を示す
が、かび、細菌、藻類に関して抵抗性を示すものは、ほ
とんど見当たらないのが現状である。
【0006】以上のように、かび、細菌、藻類、および
ダニ類に対して十分な抵抗性を有し、かつ各生物類に対
してスペクトルが広い繊維製品は未だ開発されておら
ず、複数の抵抗性が必要な用途や各抵抗性が従来の製品
では満足されていない用途では、このような製品の開発
が望まれている。
【0007】一方、これらの機能加工薬剤を繊維に付与
する手段として、大別すると原料段階で練り込む方法と
樹脂を併用した後加工処理がある。練り込み方法では、
耐熱性、変色性、製綿、製糸性、ロットサイズ等で制約
を受け、また後加工処理では耐久性や外観・風合い変化
等の問題点が残されており、より経済的で効率の良い付
与方法が望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の欠点を解決するために創案されたものであり、その目
的は、かび、細菌、藻類、およびダニ類に対して十分な
抵抗性を有し、かつ各生物類に対してスペクトルが広い
生物抵抗性を有する繊維(化学繊維、合成繊維)の経済
的で効率の良い製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者はかかる目的を
達成するために、かび、藻類、細菌等の生物の付着、増
殖に対して抵抗性があり、さらにダニ類に忌避性を有す
る繊維(化学繊維や合成繊維)の経済的で効率の良い製
造方法について鋭意検討した結果、本発明の完成に至っ
た。
【0010】即ち、本発明は生物抵抗性を有する下記薬
剤(I)を繊維製造工程における油剤とともに繊維に付
与した後、加熱工程によって下記薬剤(I)を前記繊維
に対して0.01〜5重量%固着せしめる生物抵抗性を
有する繊維の製造方法である。 薬剤(I):ニトリル系化合物、ピリジン系化合物、ハ
ロアルキルチオ系化合物、有機ヨード系化合物、チアゾ
ール系化合物およびベンズイミダゾール系化合物からな
る群より選択される少なくとも4種の化合物。
【0011】本発明の好適な実施態様では、上記薬剤
(I)が、ハロイソフタロニトリル誘導体、ピリジンチ
オール−1−オキシド誘導体、スルフォニルハロピリジ
ン誘導体、ハロアルキルチオスルファミド誘導体、ヨー
ドスルフォニルベンゼン誘導体、イソチアゾリン−3−
オン誘導体、チアゾールベンズイミダゾール誘導体、お
よびベンズイミダゾールカルバミン酸誘導体からなる群
より選択される少なくとも4種の化合物である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明で使用される生物抵抗性を
有する薬剤(I)は、ニトリル系化合物、ピリジン系化
合物、ハロアルキルチオ系化合物、有機ヨード系化合
物、チアゾール系化合物およびベンズイミダゾール系化
合物からなる群より選択される少なくとも4種の化合物
であり、好ましくは少なくとも6種の化合物であり、特
に好ましくは少なくとも7種の化合物である。薬剤の種
類が4種未満の場合、得られた繊維は生物に対する抵抗
スペクトルが狭く、耐性の生物の発生を抑えることがで
きない。これらの化合物は、いずれも分解温度が高く、
水に対する溶解性が低く、安全性の高い化合物である。
【0013】ニトリル系化合物としては、例えばハロイ
ソフタロニトリル誘導体等が挙げられ、ピリジン系化合
物としては、例えばピリジンチオール−1−オキシド誘
導体、スルフォニルハロピリジン誘導体等が挙げられ
る。ハロアルキルチオ系化合物としては、例えばハロア
ルキルチオスルファミド誘導体、テトラクロロエチルチ
オテトラヒドロフタルイミド誘導体等が挙げられる。有
機ヨード系化合物としては、例えばヨードスルフォニル
ベンゼン誘導体、プロパルギルブチルカルバミン酸誘導
体等が挙げられる。チアゾール系化合物としては、例え
ばイソチアゾリン−3−オン誘導体、チアゾールベンズ
イミダゾール誘導体等が挙げられる。ベンズイミダゾー
ル系化合物としては、例えばベンズイミダゾールカルバ
ミン酸誘導体等が挙げられる。
【0014】上記薬剤は、好ましくはハロイソフタロニ
トリル誘導体、ピリジンチオール−1−オキシド誘導
体、スルフォニルハロピリジン誘導体、ハロアルキルチ
オスルファミド誘導体、ヨードスルフォニルベンゼン誘
導体、イソチアゾリン−3−オン誘導体、チアゾールベ
ンズイミダゾール誘導体、およびベンズイミダゾールカ
ルバミン酸誘導体からなる群より選択される少なくとも
4種の化合物、より好ましくは少なくとも6種の化合
物、特に好ましくは少なくとも7種の化合物であり、よ
り好ましくは、2,4,5,6−テトラクロロイソフタ
ロニトリル、2−ピリジンチオール−1−オキシドナト
リウム、2,3,5,6−テトラクロロ−4−メチルス
ルフォニルピリジン、N,N−ジメチル−N′−フェニ
ル−N′−ジクロロフルオロメチルチオスルファミド、
ジヨードメチル−p−トリルスルフォン、2−(n−オ
クチル)−4−イソチアゾリン−3−オン、2−(4−
チアゾリル)−1H−ベンゾイミダゾール、1H−2−
ベンゾイミダゾールカルバミン酸メチルからなる群より
選択される少なくとも4種の化合物、特に好ましくは少
なくとも6種の化合物、最も好ましくは少なくとも7種
の化合物である。また、上記の生物に対する抵抗性が十
分であり、スペクトルが狭くならず、耐性の生物の発生
を抑えることができれば、同系化合物より2種以上選択
してもよい。
【0015】上記薬剤の中で、特にかびに対して抵抗性
を有する化合物は、2,4,5,6−テトラクロロイソ
フタロニトリルであり、特に細菌に対して抵抗性を有す
る化合物は、2,3,5,6−テトラクロロ−4−メチ
ルスルフォニルピリジンであり、特に藻類に対して抵抗
性を有する化合物は、N,N−ジメチル−N′−フェニ
ル−N′−ジクロロフルオロメチルチオスルファミドで
あり、ダニ類に対してはこれらの化合物の併用による複
合作用であると考えられる。
【0016】全薬剤に対する各薬剤の付与量は、好まし
くは全薬剤中、1.0重量%〜90重量%、より好まし
くは3.0重量%〜70重量%である。この含有量が
1.0重量%未満の場合、各薬剤の効果が不十分とな
り、逆に90重量%を超える場合、他の薬剤の含有率が
低くなってそれらの効果が不十分となるので好ましくな
い。薬剤の合計の付与量および各付与量は、得られる製
品の使用環境等により、上記範囲内で適宜決定される。
【0017】繊維製品に対する薬剤の付与量は0.05
〜5重量%が好ましいが、練り込み法で付与する場合は
薬効が繊維ポリマーに希釈されるため、0.5〜5重量
%の高率練り込みが必要となり、コストへの影響が大き
く経済性に劣る。また練り込む相手繊維により、ポリマ
ーの溶解(溶融)時に輝散、変色等の危険性を持ってい
る。この傾向はポリエステルやナイロン等の紡糸温度の
高い繊維ほど大きい。またアクリル系、酢ビ系、ウレタ
ン系等の樹脂バインダーと併用し、後加工する方法もあ
るが、風合いや外観及びテキスタイル化での加工性への
影響があり、より経済的で効率の良い加工方法が望まれ
ていた。かかる要請を考慮して本発明者は当該薬剤を化
学繊維、合成繊維の製造時の紡糸以降の加熱プロセスを
活用し、そのプロセスで繊維表面に固着する経済的な加
工法を見出し本発明を完成した。紡糸以降の熱処理は、
延伸、収縮のための熱処理、繊維の乾燥、及びフィラメ
ントのテキスチャード加工熱処理があり、本発明ではこ
れらの熱処理を有効に活用するものである。
【0018】本発明の薬剤を繊維表面へ熱固着させる方
法は練り込み方式に比べて付与量が少なくてすみ、経済
的であると同時に、練り込みの溶融温度より低い紡糸以
降の熱処理を利用するため、薬剤の安定性が向上する利
点を持つ。また本発明の方法は練り込み方式の繊維に比
べて耐久性は若干劣るものの、繊維表面へ一部が熱融着
し表面繊維構造内に入り込むため、洗濯やクリーニング
等での脱落が少なく、充分な耐久性を持つ。
【0019】本発明の方法は、木綿、麻、絹、羊毛等の
天然繊維を除く、レーヨン、ポリノジック、アセテート
等の化学繊維、ポリエステル、ナイロン、アクリル、モ
ダアクリル、ポリウレタン等の合成繊維の全てに適応さ
れ、その形態はフィラメント糸及びこれを加工した各種
加工糸、ステープル、及び紡績糸、硬綿等が挙げられ
る。
【0020】上記化学繊維、合成繊維の製造には、溶融
紡糸法、乾式紡糸法、湿式紡糸法が採用され、延伸、収
縮のための熱処理、乾燥熱処理、及びフィラメント糸の
場合はテキスチャード加工における熱処理がなされ、テ
キスタイル化のための基本物性が得られる。紡糸以降の
熱処理を利用するため、本発明で使用される薬剤の形状
は粒径の小さいものほど均一付着と耐久性向上のために
好ましく、粒径は10μm以下、好ましくは1μm以下
の微粒子が好適である。
【0021】このようにして得られた繊維は生物抵抗性
を有する衣服類、生活用品、スポーツレジャー用品、建
築土木資材、農林水産資材、産業用資材等種々の繊維製
品に加工され、例えば製品を使用中又は保管中に生物が
発生し、これらが製品に付着寄生し繁殖する場所におい
て有効に使用される。
【0022】本発明で使用する薬剤は、化学繊維や合成
繊維の繊維製造工程において、紡績やテキスチャード加
工及び編立などの次工程の加工性を考慮した油剤ととも
に原糸、原綿に付与される。
【0023】本発明における油剤としては、アルキルア
ルキレート、鉱物油、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ヒマシ油、ポリオキシエチレン付加物、脂肪酸ア
ミドエチレンオキサイド付加アルキレングリコール、脂
肪族アルコールエチレンオキサイド付加物脂肪酸塩、ア
ルキルホスフェートの金属塩、アミン塩、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテルホスフェートの金属塩、アルキ
ルサルフェートの金属塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテルサルフェートの金属塩、脂肪酸エステル系の油
剤などが挙げられ、これらの油剤を繊維の種類、加熱処
理工程の種類、用途等により適宜配合して使用する。ま
た、油剤中には、撥水撥油剤、制電剤など他の機能性付
与剤を同時に配合することも可能である。
【0024】動植物油やその加工品及び鉱物油が配合さ
れて主として水系エマルジョンの形で付与され、スプレ
ー方式、ローラータッチ方式、Dip方式などがその製
造形態に応じて用いられる。いずれの方式も、その後乾
燥処理がなされ、繊維表面へ熱固着される。本発明は、
付与油剤に生物抵抗薬剤を混合し、乾燥やテキスチャー
ド加工時の熱で固着をはかる合理的で経済的な製造方法
である。
【0025】油剤付与の目的は、平滑性、収束性、制電
性、耐熱性を与え、次工程の加工性を向上させるもので
ある。ステープルの場合は高級脂肪酸や多価アルコール
エステル類が主として0.1〜0.5%o.w.f.付与さ
れ、平滑性、制電性の向上がはかられる。フィラメント
の場合は鉱物油や脂肪酸エステルが0.3〜3%o.w.f.
付与され、耐熱性、収束性の向上がはかられる。
【0026】本発明における加熱工程とは、油剤を付与
した後の乾燥工程、延伸工程、延伸後の熱セット工程、
仮撚加工工程などの未延伸糸、延伸糸などの繊維製造段
階での熱処理工程であり、これらの工程での熱により、
本発明における薬剤を油剤を媒体として繊維表面に浸透
せしめて固着せしめるものである。
【0027】本発明の方法で得られた繊維は、生活空間
に存在する、かび、細菌、藻類、及びダニ類に対して広
いスペクトルで抵抗性を有する。本発明の方法で得られ
た繊維が抵抗性を有するかびとしては、例えばグロスポ
ラ オリゼー、クラドスポリウム レジネ、クラドスポ
リウム ヘルバレム、クラドスポリウム クラドスポリ
オイダス、クラドスポリウム サファエロスペルマ、ト
リコデルマ コニンギ、トリコデルマ T−1、トリコ
デルマ ビリディ、フォーマ グロメラータ、フォーマ
テレスチアス、プルラリア プルランス、グリオクラ
ディウム ビレンス、ゲオトリカム ラクタス、ゲオト
リカム カンディダム、ベスタロチア アダスタ、ベス
タロチア ネグレクタ、ミロテシウム フェルカリア、
アルテルナリア テナース、アルテルナリア ブラッシ
コーラ、アルテルナリア アルテルナータ、アスペルギ
ルス ニガー、アスペルギルス フレーバス、アスペル
ギルス フェルシコール、アスペルギルス オリゼー、
アスペルギルス テレウス、アスペルギルス フュミガ
タス、オーレオバシディウム プルランス、フザリウム
モニリフォルメ、フザリウム セミテクタム、フザリ
ウム プラリフェラタム、フザリウム ロゼウム、フザ
リウム ソラニ、フザリウム オキシスボラム、リゾプ
ス ニグリカンス、リゾプス ストロニフェル、ペニシ
リウム シトリナム、ペニシリウム イクパンサ、ペニ
シリウムフュニキュローザム、ペニシリウム リラシナ
ム、ペニシリウム ニグリカンス、ペニシリウム フレ
クエンタス、ペニシリウム シトレオビリティ、ムコー
ル ラセマサス、ユーロチウム トナフィラム、トリコ
フィートン メンタグロフィテス、モニリア フルクチ
ガーナ、ケトミウム グロボーサム、エビコッカム パ
ープラセンス、アクレモニウム チャルティコーラ、ワ
レミア セビ、カンジタ アルビカンス、ストレプトフ
ェテシリウム レティカレム、サッカロミセス セレビ
シ、ボトリティス シネレア等が挙げられる。
【0028】藻類としては、例えばプロロコッカス ス
ピーシーズ、アナベーナ スピーシーズ、クラドフォー
ラ グロモラータ、アナシィスティ ニダランス、アン
キストロデマス アンガスタス、クラミディモーナス
ラインハーティ、ノストカレス スピーシーズ、ウロト
リカセー スピーシーズ、トレントポーリア オーダラ
ータ、トレントポーリア オーレ、アナシィスティ モ
ンタナ、アナシィスティ サマーリ、クロロコッカンマ
スピーシィーズ、サイトニマ ホフマネ、キャロスリ
ックス パルレティーナ、スキゾスリクス カルシコー
ラ、クロレラエゾマーニ、クロレラ ブルガーレス、ト
ライボニーマ スピーシーズ、スキゾスッリクス フリ
ーシー、スキゾスッリクス ルベーラ、オッセラトリア
ルーティーエー、ホーメディアム スピーシーズ、シ
リンドロキャプサ スピーシーズ、ナビキャーラ スピ
ーシーズ等が挙げられる。
【0029】細菌としては、例えば黄色ブドウ球菌、緑
膿菌、大腸菌、枯草菌、変形菌、ブタコレラ菌、チフス
菌、結核菌、ネズミチフス菌、肺炎桿菌等が挙げられ
る。ダニ類としては、例えばコナヒョウヒダニ、ヤケヒ
ョウダニ等が挙げられる。
【0030】
【実施例】次に本発明を実施例および比較例を挙げて説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例および比較例で得られた化学繊維、合成繊維に対
して、防かび試験、防藻試験、抗菌試験およびダニ忌避
試験を実施したが、その試験方法は次の方法による。
【0031】防かび試験 MIL STD 810D Method508・3変
法を採用し、以下に示す62種の混合かびを使用した。
湿式法による混合胞子懸濁液から直接接種し、ポテトデ
キストロースアガー培地(PDA、クロラムフェニコー
ル等の抗生物質無添加)で、温度30℃±5℃、湿度9
5%±5%RH、風速60cm/秒の条件で28日間培
養した。次の5段階によリ評価した。 0・・・かびの発育が全く見られない。 1・・・かびの発育が僅かにある。 2・・・かびの発育が少しある。 3・・・かびの発育がかなりある。 4・・・かびの発育が激しくある。
【0032】防かび試験で使用したかびは次に示すかび
であった:ニグロスポラ オリゼー、クラドスポリウム
レジネ、クラドスポリウム ヘルバレム、クラドスポ
リウム クラドスポリオイダス、クラドスポリウム サ
ファエロスペルマ、トリコデルマ コニンギ、トリコデ
ルマ T−1、トリコデルマ ビリディ、フォーマグロ
メラータ、フォーマ テレスチアス、プルラリア プル
ランス、グリオクラディウム ビレンス、ゲオトリカム
ラクタス、ゲオトリカム カンディダム、ペスタロチ
ア アダスタ、ペスタロチア ネグレクタ、ミロテシウ
ム フェルカリア、アルテルナリア テナース、アルテ
ルナリア ブラッシコーラ、アルテルナリア アルテル
ナータ、アスペルギルス ニガー、アスペルギルス フ
レーバス、アスペルギルス フェルシコール、アスペル
ギルス オリゼー、アスペルギルス テレウス、アスペ
ルギルス フュミガタス、オーレオバシディウム プル
ランス、フザリウム モニリフォルメ、フザリウム セ
ミテクタム、フザリウムプラリフェラタム、フザリウム
ロゼウム、フザリウム ソラニ、フザリウムオキシス
ポラム、リゾプス ニグリカンス、リゾプス ストロニ
フェル、ペニシリウム シトリナム、ペニシリウム イ
クパンサ、ペニシリウム フュニキュローザム、ペニシ
リウム リラシナム、ペニシリウム ニグリカンス、ペ
ニシリウム フレクエンタス、ペニシリウム シトレオ
ビリティ、ムコール ラセマサス、ユーロチウム トナ
フィラム、トリコフィートン メンタグロフィテス、モ
ニリア フルクチガーナ、ケトミウム グロボーサム、
エピコッカム パープラセンス、アクレモニウム チャ
ルティコーラ、ワレミア セビ、カンジタ アルビカン
ス、ストレプトフェテシリウム レティカレム、サッカ
ロミセス セレビシ、バシルス サブティリス、バシル
ス メガテリウム、スタフィロコッカスオーレ、シュー
ドモナス エルギノッサ、シュードモナス フルレッセ
ンス、サルモネラ タイフィマリアム、エスケリチア
コリ、ポトリティス シネレア、プロテウス バルガリ
ス。これらのかびは、それぞれ6℃±4℃で保存された
30日以内のストックカルチャー純培養菌、またはサブ
カルチャー菌であった。
【0033】防藻試験 以下に示す25種の混合藻を使用した。湿式法による混
合藻分散液から直接接種し、以下に示す培地で、温度2
5℃〜30℃、湿度90%RH〜100%RHの条件
で、フ卵器内で28日間培養した。培養中、1日4時間
以上は、シャーレの上ブタを取り、1500Lux(6
0W陽光蛍光灯)照射した、7日毎に次の5段階により
評価した。 0・・・藻の発育が全く見られない。 1・・・藻の発育が僅かにある。 2・・・藻の発育が少しある。 3・・・藻の発育がかなりある。 4・・・藻の発育が激しくある。
【0034】使用した培地は以下の成分より構成され
た。 KNO3 1.25g MgSO4 ・7H2 O 1.25g NaCl 1.25g FeSO4 ・H2 O 0.05g CaCl2 0.1g K3 HPO4 0.35g 寒天 15g 純水 1000ml,pH5.8
【0035】防藻試験で使用した藻類は次に示す藻であ
った:プロロコッカス スピーシーズ、アナベーナ ス
ピーシーズ、クラドフォーラ グロモラータ、アナシィ
スティ ニダランス、アンキストロデマス アンガスタ
ス、クラミディモーナス ラインハーティ、ノストカレ
ス スピーシーズ、ウロトリカセー スピーシーズ、ト
レントポーリア オーダラータ、トレントポーリア オ
ーレ、アナシィスティモンタナ、アナシィスティ サマ
ーリ、クロロコッカンマ スピーシィーズ、サイトニマ
ホフマネ、キャロスリックス パルレティーナ、スキ
ゾスリクスカルシコーラ、クロレラ エゾマーニ、クロ
レラ ブルガーレス、トライボニーマ スピーシーズ、
スキゾスッリクス フリーシー、スキゾスッリクス ル
ペーラ、オッセラトリア ルーティーエー、ホーメディ
アム スピーシーズ、シリンドロキャプサ スピーシー
ズ、ナビキャーラ スピーシーズ。
【0036】抗菌試験 黄色ぶどう状球菌を用いた繊維製品衛生加工協議会(略
称 SEK)の菌数測定法による菌増減値差を採用し
た。菌増減値差は標準白布(抗菌処理を行ってないも
の)の18時間培養後の菌数(対数)と供試材の18時
間培養後の菌数(対数)との差で示した。SEKでは、
1.6以上で抗菌防臭効果があるとし、1.6未満では
抗菌防臭効果がないとしている。 ダニ忌避試験 コナヒョウヒダニを用い、大阪府立公衆衛生研究所法で
試験した。
【0037】実施例 I ポリアクリロニトリルを主ポリマーとし、コポリマーと
してメチルメタアクリレートを用い、ロダンソーダー溶
剤を用い、湿式紡糸方式で1.5デニール、35mmカ
ットのアクリル繊維ステープルを作製した。このステー
プル作製中の油剤処理工程で表1に示す薬剤を油剤に混
合し、繊維重量に対して所定の割合となるように付与
し、その後120℃で20分間の乾燥熱処理を実施した
(実施例1〜6、比較例1〜3)。油剤としては、アル
キル燐酸エステルと多価アルコールアルキルエステルを
1:1の割合で配合し、乳化水分散させた原綿油剤を使
用した。当該油剤をdip方式で付与し、純分で0.4
%o.w.f.付与できるように調整した。
【0038】
【表1】
【0039】このアクリル繊維ステープルを綿番手30
番の紡績糸となし、筒状編機を用いて編地を作成した。
いずれも紡糸性、編成性に異常は認められず良好であっ
た。この編地をJIS−0217 103法に準拠した
家庭洗濯を10回行ない、未洗濯品を含めて、防かび、
防藻、抗菌及びダニ忌避試験の評価を行なった。その結
果を表2に示す。
【0040】
【表2】 表2の結果からわかるように、本発明の実施例1〜6の
編地は各評価において良好な結果を得ることができた。
【0041】実施例 II ポリエチレンテレフタレート樹脂を用いて、75デニー
ル/36フィラメントのポリエステルフィラメントを溶
融紡糸方式で作成した。原糸にはガイドオイリング方式
で表1に示す薬剤を油剤に混合し、繊維重量に対して所
定の割合となるように付与した(実施例〜、比較例
〜)。油剤としては、鉱物油(60)、PEG(4
00)、メチルオレート、ラウリルラウレートを各々
6:2:1:1の割合で配合し、乳化水分散エマルジョ
ンとし、ガイドローラタッチ方式で純分が0.8%o.w.
f.付与できるように調整した。
【0042】このポリエステルフィラメントを加工速度
100m/分、スピンドル回転数33万r.p.m.、1st
heater Temp. 190〜200℃、2nd heater Tem
p. 160〜170℃、ピン前テンション0.1g/
d、ピン後テンション0.3g/dの条件下でマグネッ
トスピンドル方式のテキスチャード加工を実施した。こ
れらを丸編機で編地となし、実施例Iと同様の評価を実
施した。その結果を表3に示す。
【0043】
【表3】 表3の結果からわかるように本発明の実施例〜の編
地は各評価において良好な結果を得ることができた。な
お、原糸オイリング以降の延伸性、テキスチャード加工
性、編成性に何ら異常は認められなかった。
【0044】実施例 III メチレンビス(4−フェニルイソシアネート)10重量
部と分子量1500のポリテトラメチレングリコール3
0重量部とを80℃で60分間反応させて、プレポリマ
ーを作成し、これをジメチルホルムアミド90重量部に
溶解し、0℃に保ちながらジメチルホルムアミド30重
量部に溶解した1,2−プロピレンジアミン1.4重量
部と反応させ重合体溶液を得た。得られた溶液を孔数3
0の紡糸口金を通して可熱気流中に紡出した。成型され
た糸状を溶媒含有率が1%になったところで機械的仮撚
により収束した後、油剤を付与し、乾燥後巻取りポリウ
レタン繊維を得た。油剤としては、鉱物油(60)、P
EG(400)、ラウリルラウレート、シリコン系油剤
を各々2:2:3:3の割合で配合し、乳化水分散エマ
ルジョンとし、ローラタッチ方式で純分が2.5%o.w.
f.付与できるように調整した。この油剤付与時に表4に
示す薬剤を所定の割合でガイドロール方式で付着させた
(実施例7〜11、比較例4〜6)。このポリウレタン
繊維を芯糸(10%)に綿及びナイロン糸(90%)と
のカバードコアヤーンを作成し、伸縮性ニットを作成
し、実施例Iと同様の防かび試験を行なった。その結果
を表5に示す。
【0045】
【表4】
【0046】
【表5】 表5の結果からわかるように、本発明の実施例7〜11
のニットは防かび試験において良好な結果を得ることが
できた。
【0047】実施例 IV 溶融紡糸して得られたポリエチレンテレフタレート未延
伸繊維に以下に記載の紡糸油剤(A)、撥水撥油剤
(B)及び本発明における薬剤(C)からなる処理液を
繊維重量に対して6重量%になるように付与した後、延
伸、熱固定してポリエステルフィラメント(150d/
48f)を得た。このフィラメントを用いて経65本/
吋、緯50本/吋打込みの平織物を作製した。この布帛
の撥水性は5級であり、防かび牲は10回洗濯後も0級
で全くかびの育成を認めなかった。
【0048】 処理液組成 紡糸油剤(A):12重量部 オクチルパルミチート 25重量% イソトリデシルステアレート 15重量% 鉱物油(130) 20重量% ポリオキシエチレンオレイルエーテル 20重量% ヒマシ油エチレンオキサイド付加物 10重量% エチルスルホネートNa塩 10重量% 撥水撥油剤(B):7重量部 パーフルオロアルキル基(−C817)含有メタクリル酸エステル系 撥水撥油剤(平均分子量3万、フッ素含有率59%) 薬剤(C):2重量部 2,4,5,6−テトラクロロイソフタロニトリル 20重量% 2−ピリジンチオール−1−オキシドナトリウム 13重量% 2,3,5,6−テトラクロロ−4−メチルスルフォ ニルピリジン 4重量% N,N−ジメチル−N′−フェニル−N′−ジクロロ フルオロメチルチオスルファミド 9重量% ジヨードメチル−p−トリルスルフォン 40重量% 2−(n−オクチル)−4−イソチアゾリン−3−オン 7重量% 2−(4−チアゾリル)−1H−ベンゾイミダゾール 3重量% 1H−2−ベンゾイミダゾールカルバミン酸メチル 4重量%
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の製造方法に
よれば、かび、細菌、藻類およびダニ類に対して広く抵
抗性を有する繊維を経済的に効率良く提供することがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 59/12 A01N 59/12 D06M 13/244 D06M 13/26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生物抵抗性を有する下記薬剤(I)を繊
    維製造工程における油剤とともに繊維に付与した後、加
    熱工程によって下記薬剤(I)を前記繊維に対して0.
    01〜5重量%固着せしめる生物抵抗性を有する繊維の
    製造方法。 薬剤(I):ニトリル系化合物、ピリジン系化合物、ハ
    ロアルキルチオ系化合物、有機ヨード系化合物、チアゾ
    ール系化合物およびベンズイミダゾール系化合物からな
    る群より選択される少なくとも4種の化合物。
  2. 【請求項2】 薬剤(I)が、ハロイソフタロニトリル
    誘導体、ピリジンチオール−1−オキシド誘導体、スル
    フォニルハロピリジン誘導体、ハロアルキルチオスルフ
    ァミド誘導体、ヨードスルフォニルベンゼン誘導体、イ
    ソチアゾリン−3−オン誘導体、チアゾールベンズイミ
    ダゾール誘導体およびベンズイミダゾールカルバミン酸
    誘導体からなる群より選択される少なくとも4種の化合
    物であることを特徴とする請求項1に記載の生物抵抗性
    を有する繊維の製造方法。
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