JPH09272660A - 連続用紙処理装置 - Google Patents

連続用紙処理装置

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JPH09272660A
JPH09272660A JP10382796A JP10382796A JPH09272660A JP H09272660 A JPH09272660 A JP H09272660A JP 10382796 A JP10382796 A JP 10382796A JP 10382796 A JP10382796 A JP 10382796A JP H09272660 A JPH09272660 A JP H09272660A
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孝 田中
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数紙片の重ね合わせ面の接着に際し、厚さ
が異なり、段差を生じる重ね合わせ面を有しても確実に
接着できる連続用紙処理装置を提供する。 【解決手段】 連続用紙を三つ折りする折り畳み部41
と、三つ折りされた連続用紙をマージナル部9の移送孔
を利用して所定方向に移送するトラクタ移送部44と、
連続用紙の移送方向に沿って、この連続用紙を所定の単
位長に切断する、切断刃50を有するカット胴48と受
胴49からなる部切断部と、単位長に切断した三つ折り
状用紙の三紙片の重なり部分に圧をかけて対応する重ね
合わせ面を接着する圧着ローラ54、55からなる第1
圧着部と、三つ折り状用紙の二紙片のみの重なり部分に
圧をかけて対応する重ね合わせ面を接着する圧着コロ6
3a,63bからなる第2圧着部とを、備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左紙片または右紙
片の一方の紙片の幅方向を他の二紙片より小さく形成し
てなる連続する三紙片を、三つ折りして重ね合わせ、単
位長に切断したうえ、剥離可能な感圧性接着剤を設けた
重ね合わせ面を加圧して接着する連続用紙処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、連続する三紙片を、三つ折り
して重ね合わせ、単位長に切断したうえ、剥離可能な感
圧性接着剤を設けた重ね合わせ面を加圧して接着する処
理装置は知られている。しかし、従来のこの種の装置で
は、三紙片の大きさが同一の場合と、左紙片または右紙
片の一方の紙片の幅方向を他の二紙片より小さく形成し
た場合とで、特に異なることなく、上下一対の圧着ロ−
ラを適宜対用いて重ね合わせ面を圧着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、三紙片が重
なり合う重ね合わせ面の接着には支障はないが、一紙片
の幅方向を小さく形成して、二紙片だけが重なり合う重
ね合わせ面が存在する場合には、この重ね合わせ部分と
三紙片が重なり合う重ね合わせ部分との厚さが異なるの
で段差を生じ、前記二紙片だけが重なり合う重ね合わせ
面には所定の圧が加わらないことになる。したがって、
前記二紙片だけが重なり合う重ね合わせ面を確実に接着
できないという不都合を生じていた。本発明はこの不都
合を解消した連続用紙処理装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明の請求項1に記載した連続用紙処理装置
は、左紙片、中紙片、右紙片の重ね合わせ用紙片を折り
用ミシン目を介して連接し、左紙片または右紙片の一方
の紙片の折り用ミシン目とは反対側には移送孔を等間隔
に透設したマージナル部を設け、このマージナル部を設
けない右紙片または左紙片は他の二紙片より幅方向を小
さく形成し、これら三紙片の三つ折りして重ね合わせる
重ね合わせ面の少なくとも一面側には剥離可能な感圧性
接着剤を設けてなる連続用紙の処理装置であって、連続
用紙を三つ折りする折り畳み部と、三つ折りされた連続
用紙をマージナル部の移送孔を利用して所定方向に移送
するトラクタ移送部と、連続用紙の移送方向に沿って、
この連続用紙を所定の単位長に切断する切断部と、単位
長に切断した三つ折り状用紙の三紙片の重なり部分に圧
をかけて対応する重ね合わせ面を接着する第1圧着部
と、三つ折り状用紙の二紙片のみの重なり部分に圧をか
けて対応する重ね合わせ面を接着する第2圧着部とを、
備えたことを特徴とする。
【0005】また、本発明の請求項2に記載した連続用
紙処理装置は、上述の請求項1に記載した切断部を、ロ
ータリーカッターで構成したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施形態】以下、本発明の好適な実施形態を添
付図面に基づき詳細に説明する。ここにおいて、図1は
装置全体を概略的に示す斜視説明図、図2は図1の側面
説明図、図3は処理対象である口座振替通知葉書を作成
するための連結葉書用紙の表面側を示す概略的な平面
図、図4は同じく裏面部を示す概略的な平面図、図5は
重ね合わせ状態を示す概略的な断面説明図、図6は作成
した口座振替通知葉書を示す概略的な斜視図、図7は重
ね合わせ接着面を剥離した口座振替通知葉書を示す概略
的な斜視図である。
【0007】まず、処理の対象となる連続用紙について
説明する。図3及び図4に示すように、口座振替通知葉
書31(図6参照)を作成するための連続葉書用紙1
は、折り用ミシン目2、3を境として、幅方向が葉書大
より小さい左右紙片4と、幅方向が葉書大よりも若千大
きい中紙片5及び右紙片6を連接してなる,また、前記
右紙片6の前記折り用ミシン目3とは反対側の側端部に
は切り用ミシン目7を境にして等間隔に移送孔8を穿設
したマージナル部9を設けている。そして、この連続葉
書用紙1は、単位用紙10がマージナル部9の延びる方
向に切断部11を介して多数連接された連続状態にあ
る。
【0008】尚、連続葉書用紙1は、通常、前記切断部
11には、ミシン目や切断指示線等は設けられずロール
状で供給され、プリンタでの印字処理や葉書作成処理が
行われる。また、連続葉書用紙1のマージナル部9は、
プリンタ等で各種の情報を印字する前は、この連続葉書
用紙1の両側に設けられており、各種の可変情報を印字
後に一方側が切り落とされ、図3、図4に示されるよう
に片側だけ設けられる形態にされる。
【0009】図5で理解できるように、連続葉書用紙1
の表裏面(なお、本明細書では、マージナル部9が右側
に位置した図3状態を表面側、左側に位置した図4状態
を裏面側という)には、全面的に、通常では接着せず所
定の圧を加えると接着可能となり、接着後に剥離可能
で、印字あるいは印刷が可能な感圧性接着剤12を塗布
している。この感圧性接着剤12としては、印字、印刷
が可能であり、感圧性で一旦接着すると再剥離不能な非
剥離性の接着剤基剤に、この接着剤基剤に対して非親和
性を示す微粉状充てん剤を配合してなるものが好適であ
る。
【0010】上述した接着剤基剤としては、従来用いら
れている通常の感圧性接着剤でよいが、特に挙げれば、
天然ゴムにスチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト
共重合させて得られた天然ゴムラテックスが、耐ブロッ
キング性、耐熱性、耐摩耗性等の点で好適である。
【0011】一方、微粉状充てん剤としては、接着剤基
剤との親和力が小さいもの、例えば、酸化亜鉛、酸化チ
タン、炭酸カルシウム、カオリン、活性白土、球状アル
ミナ、小麦デンプン、シリカ、ガラス粉末、シラスバル
ーン等が用いられる。これらの材料は、単独でも、複数
組み合わせてもよいが、特に、シリカと他の適宜な充て
ん剤との組み合わせが好適である。また、粒径の異なる
2種類以上を組み合わせると、接着剤塗布面を凹凸状に
形成しやすいので、剥離性能が向上する。シリカを添加
すると、接着剤の塗膜を強化しうるとともに、その多孔
質性により、接着剤が表面に付着しやすいので、接着力
や剥離力を調整しやすいという利点がある。また、シリ
コーンオイルを用いているプリンタで、ノンインパクト
プリンタ方式で印字した場合でも、シリカがシリコーン
オイルを吸収するので、接着剤がシリコーンオイルによ
り接着しなくなることもない。
【0012】上述した微粒状充てん剤の配合割合によっ
て、感圧性接着剤12による接着面の剥離強度を調整す
る。また、微粒状充てん剤の配合割合による調整に加え
て、感圧性接着剤12を網点状に塗布したり、塗布厚を
調整したり、あるいは地紋印刷を施して調整を行うと、
剥離強度の調整はより容易となる。感圧性接着剤12の
具体例としては、天然ゴム100重量部に対し、スチレ
ン2重量部とメタクリル酸10重量部とをグラフト共重
合させて得られた天然ゴムラテックスに、テルペン樹脂
系粘着付与剤5重量部に対し、平均粒径5μmのシリカ
ゲル20重量部を添加したものを加えてなるものが好適
である。
【0013】そして、図3に示すように、左紙片4の表
面棚は宛名情報13をあらかじめ印字した折り重ねた時
の表出面であり、中紙片5と右紙片6の表面側は互いに
折り重ねられる重ね合わせ面で、各種の案内情報や通知
情報14、15をあらかじめ印字している。また、前記
左紙片4の表面価には、剥離端となる折り用ミシン目2
とは反対側端部に、矢印と「ここからゆっくりはかして
下さい」という文からなる剥離開始端指示表示16をあ
らかじめ印刷している。
【0014】一方、図4に示すように、右紙片6の裏面
側は差出人情報17をあらかじめ印刷した折り重ねた時
の表出面である。また、左紙片4と中紙片5の裏面側は
互いに折り重ねられる重ね合わせ面で、左紙片4の重ね
合わせ面には次回口座振替の通知情報18をあらかじめ
印字し、中紙片5の重ね合わせ面は領収証となって、口
座振替日及び領収金額からなる領収情報19をあらかじ
め印字している。前記中紙片5が葉書本体となるもの
で、その裏面側の折り用ミシン目3に沿った端部には
「郵便はかき」という葉書表示20をあらかじめ印刷す
るとともに、剥離端となる前記折り用ミシン目3端部側
に、矢印と「ここからゆっくりはがして下さい」という
文からなる剥離開始端指示表示21をあらかじめ印刷し
ている。
【0015】続いて、連続用紙処理装置について説明す
る。図1に示すように、所定状態で供給された連続葉書
用紙1を各折り用ミシン目2、8でジグザグ状に三つ折
りする折り畳み部41は、従来公知の構成であり、例え
は実開明52−17614号公報、実公平4−2789
8号公報、特開平7−291526号公報等で開示され
ている構成を適宜採用すればよい。一例を挙げると、機
体42に取り付けたU型テンショシバー72と、連続葉
書用紙1の一方の折り用ミシン目2に当接するガイド杆
と、他方の折り用ミシン目3を挟み込む絞りガイドと、
この絞りガイドに向けて連続葉書用紙1を押さえ付ける
用紙押さえと、前記U型テンションバー72に所定角度
を有して支持されるよう構成する。
【0016】折り畳み部41にはノズル(図示せず)を
配置し、連続葉書用紙1を、ジグザグ状に三つ折りする
際、圧を加えて接着する強接着可能な感圧性接着剤23
を前記ノズルから噴射し、右紙片6表面側における切り
用ミシン目7側の側端部のA1部分に、線状に塗布す
る。なお、このA1部分と重なり合うべき中紙片5の表
面側の折り用ミシン目2に沿った側端部のA2部分に感
圧性接着剤23を塗布してもよい。この強接着可能な感
圧性接着剤23としては、一旦接着すると接着面を損傷
しなければ剥離不能な感圧性接着剤を使用する。そし
て、ノズルの感圧性接着剤23噴射動作は、エンコーダ
(図示せず)からの用紙送り量検出信号に基づいて制御
し、各切断部11にかからないように行う。なお、前記
感圧性接看剤23は、折り畳みの際、ノズルで塗布しな
くても連続葉書用紙1にあらかじめ塗布しておいてもよ
い。
【0017】折り畳み部41による折り重ねは、連続葉
書用紙1の各重ね合わせ面が対接して、図5に示すよう
に、宛名情報18と差出人情報17及び葉書表示20を
表出する一方、案内情報14、15、通知情報18、領
収情報19を隠蔽して外部からは視認不能な状態となる
ように、名折り用ミシン目2、3でジグザグ状に三つ折
りする。
【0018】そして、ジグザグ状に三つ折りした連続葉
書用紙1を、ガイド板43を介してトラクタ移送部たる
トラクタ装置44に導き、トラクタ装置44の移送ピン
にマージナル部9の移送孔8を係合して、いわゆる片送
りし、図1上右方向に移送するよう構成している。この
トラクタ装置44の移送方向端には、連続葉書用紙1の
マージナル部9を切断するマージナルスリット部たるス
リッタ45を設け、このスリッタ45によって、マージ
ナル部9を折り用ミシン目2の外側にある切り用ミシン
目7(図5に示すP2の位置)で切断除去し、切断した
マージナル部9は落下して、マージナル収縮箱内に収納
されるよう構成している。
【0019】マージナル部9を切断除去した連続葉書用
紙1を、各切断部11において所定の単位長さに切断す
る切断部は、いわゆるロータリーカッタで構成され、こ
の切断部の前後に上下一対の搬入ローラ47と搬出ロー
ラ51が配置され、切断部は、噛合するギア75と76
で連動する上下一対の回転可能な回転胴たるカット胴4
8と受胴49とからなり、前記カット胴48の局面には
軸方向に延びるよう切断刃50を設けている。この切断
刃50による連続葉書用紙1の切断時に、切断刃50と
受胴49とで連続葉書用紙1の切断部11に切断刃50
を当接して、切断部11を切断するものである。
【0020】搬出ローラ51に続いて、切断した三つ折
り状の単位用紙10に感圧性接着剤12、23の接着条
件である圧をかけて、三紙片4、5、6が重なり合う重
ね合わせ面を接着する第1圧着部を設けている。この第
1圧着部は、三つ折り状の単位用紙10の移送方向に所
定間隔をおいて配置した、上下二対の圧着ローラ54、
55が設けられている。
【0021】そして、重ね合わせ面を接着した三つ折り
状の単位用紙10を移送しながら接着する圧着ローラ5
4、55の間に、三つ折り状の単位用紙10の二紙片
5、6の重なり部分に圧をかけ、対応する重ね合わせ面
を接着する第2圧着部が上下一対の圧着コロ63a、6
3bで設けられている。上方の圧着コロ63aは、回転
軸64に沿ってスライド可能に支持されており、位置決
めネジ65で固定するようにして位置決めするものであ
る。なお、前記回転軸64には、移送用のゴムコロが複
数取付けられている。
【0022】第1、第2圧着部に続いて、各重ね合わせ
面が確実に接着した三つ折り状の単位用紙10を、二紙
片5、6の重なり部分における折り用ミシン目3の内側
P1(図5参照)でスリットする第2スリット部たるス
リッタ68を設けている。さらに、前記折り用ミシン目
3の内側P1(図5参照)でスリットして作成した口座
振替通知葉書31をライダーディスク69で受けながら
スタッカ部71に順次堆積するよう構成している。
【0023】次に、上述のように構成した連続用紙処理
装置で連続葉書用紙1から口座振替通知葉書31を作成
する動作について説明する。まず、表裏面にあらかじめ
必要な情報13、14、15、16、17、18、1
9、20、21を印字あるいは印刷した連続用紙1を図
示していない供給装置により所定方向に移送し、折り畳
み部41を通過させ、図5に示すように、左紙片4の表
面側と右紙片6の裏面側が表出するようにジグザグ状に
三つ折りして、宛名情報13、差出人情報17、剥離開
始端指示表示16及び葉書表示20を表出する一方、案
内情報14、15、通知情報18、領収情報19及び剥
離開始端指示表示21を隠蔽して外部からは視認不能な
状態となる。
【0024】続いて、三つ折りした連続葉書用紙1を、
ガイド板43を介してトラクタ装置44に導き、トラク
タ装置44の移送ピンにマージナル部9の移送孔8を係
合する。ここで、トラクタ装置44を回転駆動すると、
連続葉書用紙1は図1上右方向に移送され、折り畳み部
41で連続的にジグザグ状に三つ折りされたうえ、トラ
クタ装置44に達することになる。そして、移送しなが
ら不要となったマージナル部9をスリッタ45で切断除
去し、マージナル収納部内に落下収納する。
【0025】マージナル部9を切断除去した連続葉書用
紙1はさらに移送され、低速ローラ48と高速ローラ4
9との移送速度差によって葉書用紙1にテンションを与
え、切断部11に移送速度と同期して回転するロータリ
ーカッタの切断刃50でカットし、葉書大の単位用抵1
0毎に切断する。
【0026】さらに、搬送ローラ51で移送された三つ
折り状の単位用紙10は、各圧着ローラ54、55によ
って、感圧性接着剤12、28の接着条件である所定の
圧が加えられ、三紙片4、5、6の重なり合った重ね合
わせ面部分と、二紙片5、6のみが重なり合った重ね合
わせ面部分には、段差があるため前記各圧着ロ一ラ5
4、55の間に位置する上下一対の圧着コロ63a,6
3bによりこの二紙片5、6のみが重なり合った重ね合
わせ面部分がそれぞれ接着される。
【0027】さらに続いて、多重ね合わせ面が確実に接
着した三つ折り状の単位用紙10は、スリッタ68によ
って二紙片5,6の重なり部分における折り用ミシン目
3の内側のP1(図5参照)でスリットされ、口座振替
通知葉書31となって、スタッカ部71に順次堆積され
ていく。この口座振替通知葉書31は、通常の葉書と同
様に使用できる一方、各剥離開始端指示表示16,21
にしたがって、左紙片5から、中紙片5を右紙片6から
順次剥離すると、前記左紙片4と前記中紙片5は折り用
ミシン目2で連接され、また前記中紙片5と前記右紙片
6とは感圧性接着剤23によって折り用ミシン目2側が
剥離困難に強接着されているので、前記各紙片4、5、
6が分離することなく、図7に示すように冊子状に見開
くことができる。
【0028】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではなく、例えば、折り畳み部は連続葉書用
紙1をジグザグ状に三つ折りするほか、同一面側の中紙
片5に向けて、左紙片4及び右紙片6を順次折り重ねて
巻き込むように三つ折りするものでもよい。また、強接
着可能な慰圧性接着剤23を設けない場合には、第2ス
リット部は設ける必要はなく、この場合には、剥離後の
状態は冊子状ではなく単に一枚のシート状となる。さら
に、処理対象が口座振替通知葉書31を作成するための
連続葉書用紙1に限らないことはもちろんである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
本発明によれば、厚さが異なる部分で段差を生ずる複数
折りした重ね合わせ用紙を、全ての重ね合わせ部分にお
いて確実に圧着することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体を概略的に示す斜視説明図。
【図2】図1の側面説明図。
【図3】連結葉書用紙の表面側を示す概略的な平面説明
図。
【図4】図3の裏面部を示す概略的な平面説明図。
【図5】連結葉書用紙の重ね合わせ状態を示す概略的な
断面説明図。
【図6】口座振替通知葉書を示す概略的な斜視説明図。
【図7】重ね合わせ接着面を剥離した口座振替通知葉書
を示す概略的な斜視説明図。
【符号の説明】
1 連続葉書用紙 2、3 折り用ミシン目 4 左紙片 5 中紙片 6 右紙片 8 移送孔 9 マージナル部 12、23 感圧性接着剤 31 口座振替通知書 41 折り畳み部 42 機体 44 トラクタ装置 45、68 スリッタ 47 搬入ローラ 48 カット胴 49 受胴 50 切断刃 51 排出ローラ 54、55 圧着ローラ 63a,63b 圧着コロ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左紙片、中紙片、右紙片の重ね合わせ用
    紙片を折り用ミシン目を介して連接し、左紙片または右
    紙片の一方の紙片の折り用ミシン目とは反対側には移送
    孔を等間隔に透設したマージナル部を設け、このマージ
    ナル部を設けない右紙片または左紙片は他の二紙片より
    幅方向を小さく形成し、これら三紙片を三つ折りして重
    ね合わせる重ね合わせ面の少なくとも一面側には剥離可
    能な感圧性接着剤を設けてなる連続用紙の処理装置であ
    って、連続用紙を三つ折りする折り畳み部と、三つ折り
    された連続用紙をマージナル部の移送孔を利用して所定
    方向に移送するトラクタ移送部と、連続用紙の移送方向
    に沿って、この連続用紙を所定の単位長に切断する切断
    部と、単位長に切断した三つ折り状用紙の三紙片の重な
    り部分に圧をかけて対応する重ね合わせ面を接着する第
    1圧着部と、三つ折り状用紙の二紙片のみの重なり部分
    に圧をかけて対応する重ね合わせ面を接着する第2圧着
    部とを、備えたことを特徴とする連続用紙処理装置。
  2. 【請求項2】 前記切断部は、ロータリーカッタで構成
    されることを特徴とする請求項1記載の連続用紙処理装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015036194A (ja) * 2013-08-10 2015-02-23 コーホク印刷株式会社 インデックス付き冊子の製本方法及びこの製本方法で製本されたインデックス付き冊子
CN104418151A (zh) * 2013-08-30 2015-03-18 株式会社东芝 片材装订装置、片材装订方法、片材后处理装置
CN106892295A (zh) * 2017-02-23 2017-06-27 在贤电子(苏州)有限公司 一种口字型高分子材料胶带加工用跳刀设备

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