JPH09271702A - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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JPH09271702A
JPH09271702A JP7996396A JP7996396A JPH09271702A JP H09271702 A JPH09271702 A JP H09271702A JP 7996396 A JP7996396 A JP 7996396A JP 7996396 A JP7996396 A JP 7996396A JP H09271702 A JPH09271702 A JP H09271702A
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tubular body
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JP7996396A
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Kazuhiro Oki
和宏 沖
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単一の塗布装置で、塗布液の種類等の塗布条件
応じて塗布幅方向に渡って均一な吐出量分布を得ること
ができる塗布装置を提供する。 【解決手段】塗布液12の種類等の塗布条件が変わる場
合には、マニホールド16内に塗布条件に応じた筒状体
22を着脱自在に装着するだけで、塗布条件に合わせて
マニホールド16の水力相当直径を塗布幅方向に渡って
適宜調整することができるので、極めて容易に且つ短時
間で塗布幅方向の吐出量分布を均一にすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塗布装置に係り、特
に写真用フィルム、写真用印画紙、磁気記録テープ、接
着テープ、感圧記録紙、オフセット版材、電池等の製造
において、連続走行している帯状の被塗布部材(以下
「ウエブ」と称する)に塗布液を塗布するための塗布装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】塗布液を塗布幅方向に拡げるマニホール
ドと、マニホールドの全幅に渡って塗布液を整流して吐
出するスリットを備え、走行するウエブ面に塗布液を塗
布する塗布装置がある。この塗布装置の塗布方式として
は、スライドビード塗布、エクストルージョン塗布、カ
ーテン塗布等の方式が知られているが、いずれの方式に
おいても、塗布する塗布液をウエブ面に均一に塗布する
ために、スリットからの塗布液の吐出量を塗布幅方向に
渡って均一にすることが重要である。
【0003】塗布液の吐出量を塗布幅方向に渡って均一
にするために、塗布液をマニホールドの中央位置から供
給する中央供給型(通称、コートハンガー型)と呼ばれ
る方式が一般的に採用されている。しかし、中央供給型
の方式は、特開平6─335653号公報に記載される
ように、塗布液の動圧が大きい場合、例えば、マニホー
ルドに供給される塗布液の供給量の増大や塗布液の高粘
度化、特に非ニュートン性が強い塗布液の場合には、塗
布幅方向の吐出量分布に著しい不均一が発生しやすい。
【0004】そこで、動圧の影響をなくすために、マニ
ホールドの側面から塗布液を供給する側面供給型が提案
されている。しかし、この方式は動圧の影響をなくすこ
とができる反面、圧力損失が原因で塗布幅方向の吐出量
分布の不均一が生じるという欠点がある。上記特許公報
には、この解決策として、マニホールドにおける塗布液
の供給側から反対側にかけてスリット長を直線的或いは
曲線的に短くすることで塗布幅方向に渡って圧力損失を
均等化させ、これにより塗布幅方向の吐出量分布を均一
にすることが開示されている。
【0005】また、特開平6─262116号公報に
は、マニホールド部分の内側が弾性体よりなる二重構造
にし、この弾性体を調節ロッドで押圧してマニホールド
の塗布幅方向の断面形状を変形させることにより塗布幅
方向の吐出量分布を均一にするようにした塗布装置が開
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スリッ
ト長を直線的或いは曲線的に短くする従来の塗布装置
は、スリット長の形状に加えて、マニホールドの形状
を、同じ性状の塗布液を一定の塗布条件で塗布するのに
適するようにする必要がある。従って、塗布液の種類等
の塗布条件が変化した場合には、塗布幅方向の吐出量分
布も変化してしまうため、塗布液の種類等の塗布条件に
応じて専用の塗布装置を必要な数だけ用意しなくてはな
らないという欠点がある。
【0007】一方、弾性体を用いた従来の塗布装置は、
1つの塗布装置で塗布液の種類等の塗布条件に対応する
ことができるものの、マニホールドの塗布幅方向の断面
形状を部分的に変化させるため、同じ断面形状を精度良
く再現することは非常に困難であり精度がでにくいとい
う欠点がある。更に、複数の塗布装置で並列操業する場
合には、各塗布装置の断面形状が同じになるように各塗
布装置の弾性体の押圧力を調整しなくてはならず、調整
に時間がかかると共に熟練を要するという欠点がある。
更には、弾性体を用いることにより塗布装置の構造が複
雑になり装置コストの増大につながるという欠点があ
る。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、単一の塗布装置で、塗布液の種類等の塗布条件
に応じて塗布幅方向に渡って均一な吐出量分布を得るこ
とができる塗布方法及びその装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、塗布液の供給口が側面に形成され、前記供給
口から供給された塗布液を塗布幅方向に拡げるマニホー
ルドと、該マニホールドの前記塗布幅方向に渡って塗布
液を整流して流出させるスリットを備え、該スリットか
ら流出させた塗布液を走行するウエブ面に塗布する塗布
装置に於いて、一方端に前記供給口に対応する入口を有
し、該一方端から他方端にかけて前記スリットに対応す
る出口が形成された筒状体を備え、前記筒状体の入口と
出口が前記供給口とスリットに合致するように前記筒状
体を前記マニホールド内に着脱自在に装着することによ
り、前記塗布液の種類等の塗布条件に応じて前記マニホ
ールドの水力相当直径を前記塗布幅方向に渡って調整で
きるようにしたことを特徴とする。
【0010】ここで、水力相当直径とは断面が円形でな
い管内の乱流等について円形直径の代わりに用いるもの
で下式で定義されるものである。 Deq=4A/U この式でDeq(equivalent diameter) が水力相当直径、
Aは流れの断面積、Uは濡れ辺の長さ(侵辺長)であ
る。
【0011】本発明によれば、塗布液の種類等の塗布条
件が変わる場合には、マニホールドに塗布条件に応じた
筒状体を着脱自在に装着するだけで、塗布条件に合わせ
てマニホールドの水力相当直径を塗布幅方向に渡って適
宜調整することができるので、極めて容易に且つ短時間
で塗布幅方向の吐出量分布を均一にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る塗布方法及びその装置の好ましい実施の形態について
詳説する。図1、図2及び図3は本発明に係る塗布装置
10の側面断面図であり、図4は正面図であり、塗布装
置10から流出させた塗布液12を連続走行するウエブ
14面に塗布している図である。また、図5は本発明に
係る塗布装置10の分解図である。
【0013】これらの図に示すように、塗布装置10
は、主として、塗布液12を塗布幅(W)方向(図4参
照)に拡げる円柱状中空部であるマニホールド16と、
該マニホールド16の塗布幅方向に渡って塗布液12を
整流して流出させるスリット18を備えた塗布装置本体
20と、塗布装置本体20のマニホールド16内に着脱
自在に装着させる筒状体22とで構成される。
【0014】塗布装置本体20は、主として、一対のダ
イブロック24、24と、ダイブロック24同士を合わ
せた状態でその側面に当てがう一対の側板26、26
と、一方の側板26に形成され塗布液12をマニホール
ド16の側面から供給する供給ノズル28とで構成され
る。そして、一対のダイブロック24と一対の側板26
とを、止めネジ30で一体的に組み立てることにより、
マニホールド16やスリット18が形成される。通常、
スリット長は10mm〜70mm、スリット間隙は20
0μm〜800μmの間で設定される。また、塗布装置
本体20には、スリット18の間隙量を調整して塗布液
12の塗布量を調整する調整ボルト32が設けられる。
【0015】筒状体22は、図6に示すように、一方端
に前記塗布装置本体20の供給ノズル28に連通する塗
布液12の入口22Aを有し、該一方端から他方端にか
けて塗布装置本体20のスリット18に対応するスリッ
ト状の出口22Bを有した円筒状に形成される。筒状体
22の側面から塗布液12を供給するのは、筒状体22
の中央位置から塗布液12を供給する場合に比べて動圧
を小さくできるからである。この筒状体22の外径はマ
ニホールド16の内径に相当し、マニホールド16内に
密接した状態で着脱自在に装着できるようになってい
る。筒状体22の材質としては、金属、ゴム、合成樹脂
等何を用いてもよいが、特に、テフロン、ポリ塩化ビニ
ール、レジン、ゴムが望ましい。
【0016】この筒状体22を、マニホールド16内に
着脱自在に装着することにより、塗布液12の種類によ
る粘度等の物性、マニホールド16への塗布液12の供
給量、塗布液12の温度、マニホールド16内の内径や
幅方向の大きさ等の塗布条件に応じてマニホールド16
内の水力相当直径を塗布幅方向に渡って適宜調整するこ
とができる。調整範囲は10mm〜60mmが実用範囲
である。
【0017】マニホールド16内の水力相当直径を塗布
幅方向に渡って調整する理由は、前記した塗布条件の違
いにより、マニホールド16内に供給された塗布液12
の圧力損失が異なり、この圧力損失の違いがマニホール
ド16のスリット18から流出する塗布液12の塗布幅
方向の吐出量分布に影響するためである。即ち、圧力損
失が大きいと、スリット18から吐出する塗布液12の
吐出圧が小さくなり過ぎて、塗布幅方向の各部分におけ
る吐出圧がバラツキ、吐出量分布が均一にならない。逆
に、圧力損失が小さいと、スリット18からの吐出圧が
大きくなり過ぎて塗布幅方向の各部分における吐出圧が
バラツキ、吐出量分布が均一にならない。
【0018】従って、塗布条件に応じて筒状体22の幅
と幅方向の各部分における水力相当直径で表される中空
部22Cの形状を変えたものを複数用意すると良い。筒
状体22の中空部22Cの形状の種類としては、例えば
以下のものがある。図6の筒状体22は、中空部22C
の形状を円柱状に形成し、筒状体22をマニホールド1
6に装着した時に、マニホールド16の塗布幅方向に渡
ってマニホールド16の水力相当直径を均等に小さくで
きるようにしたものである。
【0019】図7の筒状体22は、中空部22Cの形状
を図4の円柱よりも径を大きく形成したものである。図
8の筒状体22は、中空部22Cの形状を鼓形状に形成
し、筒状体22をマニホールド16に装着した時に、マ
ニホールド16の中央位置の水力相当直径が最も小さく
なるようにしたものである。
【0020】図9の筒状体22は、中空部22Cの形状
をラッパ形状に形成し、筒状体22をマニホールド16
に装着した時に、マニホールド16の塗布液12の供給
側からその反対側にかけて水力相当直径が漸次小さくで
きるようにしたものである。そして、塗布条件と吐出量
分布を均一にできる筒状体22の中空部22Cの形状と
の関係は、予め試験等により求めておく。
【0021】図2は、マニホールド16の側断面形状と
中空部22Cの側断面形状とが異なる場合で、図3は両
者が楕円形となっている場合を例示している。上記の如
く構成された本発明の塗布装置10によれば、塗布液の
種類等の塗布条件に応じて、適合する中空部22Cの形
状を有する筒状体22をマニホールド16内に着脱自在
に装着するだけで、塗布装置本体20のスリット18か
ら連続走行するウエブ14面に流出する塗布液12の塗
布幅方向の吐出量分布を均一にすることができる。筒状
体22を塗布装置本体20に装着させるには、塗布装置
本体20の供給ノズル28側の側板26を外して、筒状
体22の入口22Aと出口22Bを塗布装置本体20の
マニホールド16供給口とスリット18に合致させるよ
うにしてマニホールド16内に挿入し、側板26を再び
取り付ける。これにより、筒状体22を塗布装置本体2
0に極めて容易に且つ短時間で装着することができる。
【0022】また、本発明の塗布装置10は、塗布条件
に応じた筒状体22を複数用意しておけば、塗布条件に
応じてマニホールド16内に装着する筒状体を変えるだ
けでよく、1つの塗布装置10で色々な塗布条件に容易
に対応させることができる。更には、筒状体22を変え
るだけで微妙な調整が全く必要ないので、塗布装置10
の塗布精度を安定して得ることができる。筒状体22を
変えた場合、即ち塗布条件を変えた場合には、供給ノズ
ル28の太さも変えて塗布液12をマニホールド16内
に供給する供給量も変えるとよい。これにより、前述し
た圧力損失が適正な圧力損失になるように更にきめ細か
く調整することができる。
【0023】尚、塗布装置本体20のマニホールド16
のままで、塗布液12の塗布幅方向の吐出量分布を均一
にすることができるような塗布条件の場合には、筒状体
22をあえて使用する必要がないことはもちろんであ
る。
【0024】
【実施例】以下に本実施の形態で説明した塗布装置を用
いてウエブ面に塗布液を塗布した時の塗布幅方向におけ
る吐出量分布を測定した結果について説明する。合わせ
て、塗布液をマニホールドの中央位置から供給する中央
供給型の塗布装置と、塗布液をマニホールドの一端側側
面から供給する側面供給型の塗布装置との吐出量分布に
ついても比較した。いずれの場合にも塗布装置本体はス
テンレス製で塗布幅は600mm、スリット間隙0.4
mmとし、スリット長さは給液側50mm、反給液側4
5mmとした。
【0025】スリットから流出する吐出量分布は、ウエ
ブの塗布幅方向における塗布液の厚みのバラツキ、即ち
塗布量分布を測定することにより行った。 〔比較例1〕幅方向の各部分における直径が2.6cm
の円形断面を有する円柱状中空部であるマニホールドの
側面から塗布液を供給する側面供給型の塗布装置を用い
て、粘度600cp(剪断速度100sec-1での粘
度)のカルボキシルメチルセルロース水溶液に炭酸水素
ナトリウムを微量添加した塗布液を、ウエブ面に単位幅
当たり0.2cc/cm/秒の流量で塗布した。 〔実施例1〕比較例1の塗布装置のマニホールド内に、
中空部形状が円筒状のポリ塩化ビニル製筒状体(図6参
照)を装着することによりマニホールドの直径が2.1
cmの円形断面になるようにした。その他の塗布液等の
条件は同じである。
【0026】表1は、比較例1と実施例1の塗布幅方向
における塗布量分布の比較結果である。
【0027】
【表1】 表1の結果から分かるように、筒状体を用いていない比
較例1の塗布量分布は5.5%であるのに対し、マニホ
ールド内に筒状体を挿入して、マニホールドの内径を小
さくした実施例1は塗布量分布が3.1%に減少した。 〔比較例2〕幅方向各部分における水力相当直径が2.
6cmの楕円形断面(図3参照)中空部を有するマニホ
ールドの側面から塗布液を供給する側面供給型の塗布装
置を用いて、粘度250cp(剪断速度100sec-1
での粘度)のカルボキシルメチルセルロース水溶液を、
ウエブ面に単位幅当たり0.2cc/cm/秒の流量で
塗布した。 〔実施例2〕比較例2の塗布装置のマニホールド内に、
中空部形状が楕円筒状のポリ塩化ビニル製筒状体(図6
参照)を装着することによりマニホールドの水力相当直
径が2.1cmの楕円形断面になるようにした。その他
の塗布液等の条件は比較例2と同じである。
【0028】表2は、比較例2と実施例2の塗布幅方向
における塗布量分布の比較結果である。
【0029】
【表2】 表2の結果においても、表1の結果と同様に、筒状体を
用いない比較例2の塗布量分布は6.5%であるのに対
し、マニホールド内に筒状体を挿入して、マニホールド
の直径を小さくした実施例2は塗布量分布が2.2%に
減少した。
【0030】次に、中央供給型の塗布装置と側面供給型
の塗布装置との塗布量分布について比較した結果につい
て説明する。 〔中央供給型〕幅方向の各部分における直径が2.6c
mの円形断面を有する円柱状中空部であるマニホールド
の中央位置から塗布液を供給する中央供給型の塗布装置
を用いて、粘度600cp(剪断速度100sec-1
の粘度)のカルボキシルメチルセルロース水溶液を、ウ
エブ面に単位幅当たり0.2cc/cm/秒の流量で塗
布した。この塗布装置は、ステンレス製で塗布幅600
mm、スリット間隙0.4mm、スリット長50mmで
あった。 〔側面供給型〕比較例1と同じ塗布装置を用いて、粘度
600cp(剪断速度100sec-1での粘度)のカル
ボキシルメチルセルロース水溶液を、ウエブ表面に単位
幅当たり0.2cc/cm/秒の流量で塗布した。
【0031】表3は、中央供給型と側面供給型の塗布量
分布の比較結果である。
【0032】
【表3】 表3から分かるように、中央供給型の塗布装置の塗布量
分布は6.0%であるのに対し、側面供給型の塗布装置
では3.7%に低減した。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の塗布方法
及びその装置によれば、マニホールド内に筒状体を装着
するだけで、マニホールドの水力相当直径を適宜調整す
ることができるので、マニホールドのスリットから流出
する塗布液の塗布幅方向の吐出量を均一にすることがで
きる。
【0034】従って、塗布液の種類等の塗布条件に応じ
た筒状体を複数用意しておけば、塗布条件によりマニホ
ールド内に装着させる筒状体を変えるだけでよく、1つ
の塗布装置で色々な塗布条件に対応させることができ
る。更には、筒状体を変えるだけで微妙な調整が全く必
要ないので、塗布装置の塗布精度を安定して得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の塗布装置の側面断面図
【図2】図2は、本発明の塗布装置の側断面図の他の例
【図3】図3は、本発明の塗布装置の側断面図の更に別
の例
【図4】図4は、本発明の塗布装置の正面図
【図5】図5は、本発明の塗布装置の分解図
【図6】図6は、中空部形状が円柱状の筒状体の斜視図
【図7】図7は、中空部形状が円柱状の水力相当直径が
図6より大きな筒状体の斜視図
【図8】図8は、中空部形状が鼓形状の筒状体の斜視図
【図9】図9は、中空部形状がラッパ形状の筒状体の斜
視図
【符号の説明】
10…塗布装置 12…塗布液 14…ウエブ 16…マニホールド 18…スリット 20…塗布装置本体 22…筒状体 22A…筒状体の塗布液の入口 22B…筒状体の塗布液の出口 22C…筒状体の中空部 24…ダイブロック 26…側板 28…供給ノズル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗布液の供給口が側面に形成され、前記供
    給口から供給された塗布液を塗布幅方向に拡げるマニホ
    ールドと、該マニホールドの前記塗布幅方向に渡って塗
    布液を整流して流出させるスリットを備え、該スリット
    から流出させた塗布液を走行するウエブ面に塗布する塗
    布装置に於いて、 一方端に前記供給口に対応する入口を有し、該一方端か
    ら他方端にかけて前記スリットに対応する出口が形成さ
    れた筒状体を備え、 前記筒状体の入口と出口が前記供給口とスリットに合致
    するように前記筒状体を前記マニホールド内に着脱自在
    に装着することにより、前記塗布液の種類等の塗布条件
    に応じて前記マニホールドの水力相当直径を前記塗布幅
    方向に渡って調整できるようにしたことを特徴とする塗
    布装置。
  2. 【請求項2】前記塗布条件に応じて前記筒状体の幅と幅
    方向の各部分における水力相当直径で表される中空部の
    形状を変えたものを複数用意することを特徴とする請求
    項1に記載の塗布装置。
  3. 【請求項3】前記筒状体の中空部の形状は、筒状体の一
    方端から他方端にかけて水力相当直径が漸次小さくなっ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の塗布装置。
  4. 【請求項4】前記マニホールドの水力相当直径を変えた
    場合には、前記マニホールドに供給する塗布液の供給ノ
    ズルの太さも変えることを特徴とする請求項1、2又は
    3に記載の塗布装置。
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