JP2007203293A - 表示装置製造用スリットコーターとこれを利用した表示装置の製造方法 - Google Patents

表示装置製造用スリットコーターとこれを利用した表示装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007203293A
JP2007203293A JP2007025799A JP2007025799A JP2007203293A JP 2007203293 A JP2007203293 A JP 2007203293A JP 2007025799 A JP2007025799 A JP 2007025799A JP 2007025799 A JP2007025799 A JP 2007025799A JP 2007203293 A JP2007203293 A JP 2007203293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit
display device
manufacturing
coating liquid
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007025799A
Other languages
English (en)
Inventor
Junshu Kim
潤 守 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2007203293A publication Critical patent/JP2007203293A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B6/00Mats or the like for absorbing shocks for jumping, gymnastics or the like
    • A63B6/02Mats or the like for absorbing shocks for jumping, gymnastics or the like for landing, e.g. for pole vaulting
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B23/00Exercising apparatus specially adapted for particular parts of the body
    • A63B23/035Exercising apparatus specially adapted for particular parts of the body for limbs, i.e. upper or lower limbs, e.g. simultaneously
    • A63B23/04Exercising apparatus specially adapted for particular parts of the body for limbs, i.e. upper or lower limbs, e.g. simultaneously for lower limbs
    • A63B23/0405Exercising apparatus specially adapted for particular parts of the body for limbs, i.e. upper or lower limbs, e.g. simultaneously for lower limbs involving a bending of the knee and hip joints simultaneously
    • A63B23/0458Step exercisers without moving parts

Abstract

【課題】均一な品質のコーティング層を形成することができる表示装置製造用スリットコーターを提供する。
【解決手段】表示装置製造用スリットコーターは、コーティング液供給部と、コーティング液供給部からのコーティング液が注入される注入部とコーティング液を処理対象の基板上にコーティングさせる細長型のスリット部とを含み、注入部とスリット部との間にスリット部の長さ1mm当り0.13cc〜0.5ccの体積を有するキャビティが形成されているスリットノズルとを含むことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は表示装置製造用スリットコーターとこれを利用した表示装置の製造方法に関する。
最近、従来のCRTの代わりに、液晶表示装置(LCD)、PDP(plasma display panel)、OLED(organic light emitting diode)等の平板表示装置が多く使用されている。
これら平板表示装置の製造には感光物質などの薄膜を基板の前面にコーティングしてコーティング層を形成する工程が多く使用される。コーティング層は必要によって露光、現像等を通じてパターニングされる。
このようなコーティング層を形成する方法には、スピンコーティング(spin coating)及びスリットコーティング(slit coating)等がある。スリットコーティングは細長型のノズルを有するスリットコーターを基板上で移動しながらノズルを通じてコーティング液を吐出する方法である。
最近、表示装置が大型化することに伴って、スリットコーターの長さも一緒に増加している。しかし、スリットコーターの長さが増加することにより、位置によって吐出量が不均一になって、コーティング層の品質、特に厚さが一定でないという問題がある。
従って、本発明の目的は、均一な品質のコーティング層を形成することができる表示装置製造用スリットコーターを提供することにある。
本発明の他の目的は、品質が均一であるようなコーティング層を形成することができる表示装置製造用スリットコーターを用いて表示装置を製造する方法を提供することにある。
前記の目的は、コーティング液供給部と;前記コーティング液供給部からのコーティング液が注入される注入部と前記コーティング液を処理対象の基板上にコーティングする細長型のスリット部とを含み、前記注入部と前記スリット部との間に前記スリット部の長さ1mm当り0.13cc〜0.5ccの体積を有するキャビティが形成されているスリットノズルとを含む表示装置製造用スリットコーターによって達成される。
前記注入部は前記スリットノズルの中央部に位置し、前記キャビティは前記注入部を中心に左右対称に設けられていることが好ましい。
前記キャビティは前記注入部から遠くなるほど下向傾斜していることが好ましい。
前記キャビティの横断面は前記注入部から遠くなるほど広くなることが好ましい。
前記ノズルのギャップ(gap)は60μm〜140μmであることが好ましい。
前記本発明の目的は、コーティング液供給部と;前記コーティング液供給部からコーティング液の供給を受け、供給されたコーティング液が吐出幅1mm当り0.13cc〜0.5ccの体積を有する細長型キャビティを経た後に吐出されるスリットノズルとを含むことを特徴とする表示装置製造用スリットコーターによっても達成される。
前記本発明の他の目的は、コーティング液供給部と;コーティング液が注入される注入部と前記コーティング液を処理対象の基板上にコーティングする細長型のスリット部とを含み、前記コーティング液供給部と前記スリット部との間に前記スリット部の長さ1mm当り1.3cc〜5ccの体積を有するキャビティが形成されているスリットノズルとを含むスリットコーターを用いて絶縁基板上にコーティング層をコーティングする段階と;前記コーティング層をパターニングする段階とを含むことを特徴とする表示装置用基板の製造方法によって達成される。
前記絶縁基板上に格子状のブラックマトリックスを形成する段階をさらに含み、前記コーティング層は前記ブラックマトリックス上に形成され、前記コーティング層はカラーフィルター物質を含むことが好ましい。
前記コーティング液の粘度は2cP〜6cPであることが好ましい。
本発明によれば、均一な品質のコーティング層を形成することができる表示装置製造用スリットコーターを提供することができる。
また、均一な品質のコーティング層を形成することができる表示装置製造用スリットコーターを用いて表示装置を製造する方法が提供される。
以下、添付図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。
以下の実施形態において同一の構成要素を示す参照番号は同一の番号を使用した。同一の構成要素については第1実施形態で代表的に説明し、他の実施形態では省略することとする。
図1〜図3を参照して本発明の第1実施形態による液晶表示装置を説明する。
図1は本発明の第1実施形態によるスリットコーターの斜視図である。図2は図1のII-II線による断面図であり、図3は図1のIII-III線による断面図である。
本発明の第1実施形態によるスリットコーター1はスリットノズル10及びコーティング液供給部20を含む。
スリットノズル10は長く延長されており、コーティング液供給部20からコーティング液が供給されて、基板上にコーティング層を形成する。スリットノズル10の長さ(W)は約800mm〜2000mmの範囲で設定することができる。
スリットノズル10は、互いに結合している第1サブ本体11及び第2サブ本体12を含む。第1サブ本体11は第2サブ本体12に比べて複雑な形状を有し、注入部13、キャビティ14及びノズル部15を形成する。
注入部13はコーティング液供給部20に連結されており、供給されるコーティング液を受けるように構成されている。注入部13はスリットノズル10の長さ方向でほぼ中心の部分に位置している。
キャビティ14は注入部13に連結されており、注入部13を中心に両側に延長されている。キャビティ14は注入部13を中心に両側が対称に形成されている。
注入部13を通じて供給されたコーティング液はキャビティ14を経た後、ノズル部15に進行する。キャビティ14はノズル部15に比べて大きな体積を有しているが、ノズル部15の長さ1mm当り約0.13cc〜0.5ccの体積を有する。例えば、スリットノズル10の長さ(W)が約1200mmであれば、キャビティ14は約156cc〜600ccの体積を有する。キャビティ14の体積がこのような値を有する理由は後述する。
キャビティ14は、また、注入部13を中心に注入部13から遠くなるほど下向している。傾いた傾斜角、即ち、ハンガー角(hanger angle、θ)は1度内外とすることができる。
第1サブ本体11と第2サブ本体12は対向面において小さなギャップgを形成することによってノズル部15を構成する。ノズル部15はキャビティ14と連結されており、ノズル部15のギャップgは60μm〜140μmとすることができる。
ノズル部15のオリフィス長さ(orifice length、L)はキャビティ14の位置によって変わる。つまり、ノズル部15のオリフィス長さ(L)はキャビティ14が最も上部に位置するスリットノズル10の中心部で最も長く、キャビティ14が最も下部に位置するスリットノズル10の両末端で最も短くなる。最も短いスリットノズル10の両末端でのオリフィス長さ(L)は10mm〜60mmとすることができる。
コーティング液供給部20は、コーティング液タンク21と質量流速制御器(mass flow controller)とを含む。
以上のようなスリットコーター1は供給されたコーティング液を位置に関係なく均一な厚さで基板上にコーティングする。つまり、注入部13から近い部分や注入部13から遠く離れた部分で全て均一な厚さのコーティング層を形成する。
これは、大きな体積を有するキャビティ14によってコーティング液の流れが均一になるためである。また、注入部13から遠くなるほどノズル部15のオリフィス長さ(L)が小さくなって、吐出抵抗が小さくなるためである。
以下、図4a〜図5を参照して、スリットコーターのキャビティ体積について説明する。
図4a及び図4bは本発明の第1実施形態によるスリットコーターを利用したスリットコーティングを説明するための図面であり、図5はスリットコーターのキャビティ体積とコーティング層の厚さ分布との関係を説明するためのグラフである。
図4aのように、スリットノズル10は延長方向の垂直方向に基板100を通過しながらコーティング層110を形成する。スリットノズル10の延長方向をTDといい、スリットノズル10の進行方向をMDという。
コーティング層110は厚さが不均一に形成される場合があり、そのうちのMD方向への不均一な厚さはコーティング液供給部20の性能や、コーティング液の組成によって決定される。反面、TD方向への 不均一な厚さはスリットノズル10の性能によって決定され、特にスリットノズル10の中央部Aと縁部Bとの間の厚さの差が問題となる。
図4bのように、コーティング層110に屈曲が発生した場合、屈曲の幅dxと屈曲の高さdyによってまだら模様(斑)が認知されるという問題がある。
このようなまだら模様(斑)はdy/dxが一定水準以上になると観察されるものであり、同一の屈曲の高さdyに対して屈曲の幅dxが小さければまだら模様(斑)と認知され、屈曲の幅dxが大きければまだら模様(斑)と認知されない。
一方、屈曲の高さ変化dyは、コーティング層110が青色カラーフィルター物質である場合、NTSC色座標上での位置変化を示すdByで表現することができる。これは、コーティング層110の厚さを直接測定することより、コーティング層110の色特性を測定することが容易なためである。0.0012のdByは約365Åのdyを意味し、dByが大きければdyも大きいことを意味する。
下記表1は、屈曲の幅dxと屈曲の高さdByによるdBy/dx*1000値(以下、‘斑指数’という)を示したものである。
表1で斑指数が約0.25以下であればまだら模様(斑)が認知されず、斑指数が約0.7以上であればまだら模様(斑)が認知される。以下では斑指数0.7を不良の発生する基準として説明する。
図5はスリットノズルのキャビティ体積とコーティング層の厚さ分布との関係を説明するためのグラフである。
実験では、スリットノズル10の長さ(W)が1100mmである場合に、スリットノズル10のキャビティ14体積を変化させながら、中心部と縁部のコーティング液流量を測定した。
図5を見れば、キャビティ14の体積が小さいほど中心部での流量(Qcenter)が縁部の流量(Qedge)に比べて大きいことが分かる。この場合、コーティング層は中心部と縁部の厚さが異なり、また、屈曲が激しくなってまだら模様(斑)を誘発するようになる。
キャビティ14の体積が増加するほど中心部での流量(Qcenter)と縁部の流量(Qedge)との差が減少し、キャビティ14の体積が約150cc以上になるとほとんど差がなくなることが分かる。
これは、キャビティ14の体積が約150cc以上になると、キャビティ14がバッファーの役割を効率的に行って、位置に関係なくノズル部15の末端の圧力を一定にするためであると思われる。
位置に関係なく流量が一定になるキャビティ14の体積はスリットノズル10の長さ(W)に対する比で示すことができ、実験によって、この値は150cc/1100mmであって、約0.13cc/mmである。
キャビティ14の体積が150cc以上に増えても位置に関係なく流量が一定になる効果は維持される。しかし、キャビティ14の体積が約0.5cc/mmより大きくなると、コーティング液の停滞による問題が発生することがあるので、キャビティ14の体積は約0.5cc/mmより小さいことが好ましい。
以下、本発明によるスリットコーター1の性能を実験を通じて説明する。
<実験例1>
実験は、パターンが形成されていないガラス基板に対して青色カラーフィルターをコーティングする方法で行われた。青色カラーフィルターの粘度は約4.2cPであり、スリットノズルの長さは1100mmであった。
表2は実験に使用されたスリットノズルの条件を整理したものである。
表2のように、本発明による実施形態のノズルコーターは約202cc、即ち、0.183cc/mmの体積を有するキャビティが形成されており、比較例のノズルコーターは約26cc、即ち、0.023cc/mmの体積を有するキャビティが形成されている。
図6a〜図6cは実験例1の結果を示したものであって、TD方向によるBy値を示した。図6a及び図6bは比較例に関するものであって、1枚コーティングした場合と580枚コーティングした場合の厚さ分布を示す。図6bは図6aの‘C’部分を拡大したものである。図6cは実施形態に関するものであって、1枚コーティングした場合と120枚コーティングした場合の厚さ分布を示す。
比較例に関する図6a及び図6bを見ると、斑指数(dBy/dx*1000)が0.7を越える部分が観察される。特に、縁部分では1枚の場合には斑指数が0.6であって基準内であるが、580枚の場合には1.0であって基準外に増加したことが分かる。
反面、実施形態に関する図6cを見ると、周縁で厚さ変化は多少大きいが、これは広い範囲を経て変化しているので、斑指数は0.1または0.35のように基準内の値を有している。また、1枚の場合や120枚の場合が全てほとんど同じ厚さ分布を示している。
<実験例2>
実験は、ブラックマトリックスが形成されているガラス基板に対して青色カラーフィルターをコーティングする方法で行われた。青色カラーフィルターの粘度は約4.2cPであり、スリットノズルの長さは1100mmであった。使用されたノズルコーターは実験例1と同一である。
図7a及び図7bは実験例の結果を図示したものであって、TD方向によるBy値を示した。図7aは比較例に関するものであって、1枚コーティングした場合と400枚コーティングした場合の厚さ分布を示す。図7bは実施形態に関するものであって、1枚コーティングした場合、400枚コーティングした場合、600枚コーティングした場合及び800枚コーティングした場合の厚さ分布を示す。
比較例に関する図7aを見ると、400枚コーティングした場合に0.5〜0.55水準の斑指数が観察される。特に、400枚コーティングした場合が一枚コーティングした場合に比べて厚さ変化が激しいことが分かる。
反面、実施形態に関する図7bを見ると、周縁で厚さ変化は多少大きいが、これは広い範囲を経て変化しているので、斑指数は0.33水準を示す。特に、コーティング枚数と関係なく厚さプロファイルはほとんど一定に示された。
表3は以上の実験例1と実験例2の結果を整理したものである。
表3を見ると、実施形態によるノズルコーターは、まだら模様(斑)が発生するおそれのある変曲点の個数が少なく、斑指数もコーティング枚数と関係なく0.35以下であることが分かる。また、ノズルコーターは無パターンの基板またはブラックマトリックスが形成された基板に関係なく優れた性能を示す。
<実験例3>
本実験では、実施形態によるノズルコーターを対象にコーティング速度を120mm/秒及び150mm/秒に変更した。また、150m/秒で一定時間コーティングした後、2時間コーティング停止し、その後再び150mm/秒でコーティングする実験も行った。
図8aは実験例3の結果を示したものであって、TD方向によるBy値を示した。図8aを見ると、3つの場合に大きさは多少相違しているが、全体的な厚さプロファイルは類似していることが分かる。
図8bは図8aに四角形で表示した屈曲が発生した6個の地点に対して斑指数を示したものである。斑指数は全て0.3以下であって基準内であることが分かる。したがって、実施形態によるノズルコーターを、従来のノズルコーターの運転速度に該当する150cc/秒で使用しても問題がないことがわかる。
一方、従来のノズルコーターはコーティング待機時に、ノズル部の内部壁面とコーティング液との間の界面に汚染が発生する問題があった。しかし、実験例3によれば、実施形態によるノズルコーターはこのような汚染問題が発生しない。
図9a〜図9fは、本発明の第1実施形態によるスリットコーターを用いた表示装置の製造方法を説明するための図面である。図9a〜図9fは液晶表示装置に使用されるカラーフィルター基板の製造方法を示したものである。
まず、図9a及び図9bのように、絶縁基板120上に格子状のブラックマトリックス121を形成する。
その次、図9cのように、ブラックマトリックス121が形成された絶縁基板120上に本発明によるスリットコーター1を用いて青色カラーフィルター122aを形成し、図9dのように、コーティングされた青色カラーフィルター122aをパターニングする。
その次に、図9eのように、パターニングされた青色カラーフィルター122a上にスリットコーター1を用いて赤色カラーフィルター122bをコーティングする。
その後、赤色カラーフィルター122bのパターニングを経た後、緑色カラーフィルター122cも同じ過程を経ることにより、図9fに記載するようなカラーフィルター基板が完成する。完成したカラーフィルター基板のカラーフィルター122は位置に関係なく一定の厚さを有していて、まだら模様(斑)の発生が減少する。
以上では、本発明のスリットコーター1をカラーフィルターの形成に使用するものに限定したが、スリットコーター1は表示装置に使用される各種有機層、保護膜などの形成に用いることができる。本発明での表示装置は液晶表示装置、有機電界発光装置、PDPなどを含む。
図10及び図11はそれぞれ本発明の第2実施形態及び第3実施形態によるスリットコーターの断面図である。
図10に示した第2実施形態ではキャビティ14の直径が周縁に行くほど大きくなる。つまり、中心部の直径R1より縁部の直径R2がさらに大きい。そのため、キャビティ14の単位長さ当り体積も周縁に行くほど増加して、縁部での吐出圧力を一定にする。
図11に示した第3実施形態では、キャビティ14にハンガー角が形成されておらず、そのためノズル部15のオリフィス長さ(L)は位置に関係なく一定になる。
本発明の幾つかの実施形態が図示され説明されたが、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する当業者であれば、本発明の原則や精神から外れずに本実施形態を変形できることが分かる。本発明の範囲は添付された請求項とその均等物によって決められる。
本発明の第1実施形態によるスリットコーターの斜視図である。 図1のII-II線による断面図である。 図1のIII-III線による断面図である。 本発明の第1実施形態によるスリットコーターを利用したスリットコーティングを説明するための図面である。 本発明の第1実施形態によるスリットコーターを利用したスリットコーティングを説明するための図面である。 スリットコーターのキャビティの体積とコーティング層の厚さ分布の関係を説明するためのグラフである。 無パターンの基板に対して実施した本発明の実験例1を説明するためのグラフである。 無パターンの基板に対して実施した本発明の実験例1を説明するためのグラフである。 無パターンの基板に対して実施した本発明の実験例1を説明するためのグラフである。 ブラックマトリックスが形成された基板に対して実施した本発明の実験例2を説明するためのグラフである。 ブラックマトリックスが形成された基板に対して実施した本発明の実験例2を説明するためのグラフである。 コーティング速度を異にして実施した本発明の実験例3を説明するためのグラフである。 コーティング速度を異にして実施した本発明の実験例3を説明するためのグラフである。 本発明の第1実施形態によるスリットコーターを用いた表示装置の製造方法を説明するための図面である。 本発明の第1実施形態によるスリットコーターを用いた表示装置の製造方法を説明するための図面である。 本発明の第1実施形態によるスリットコーターを用いた表示装置の製造方法を説明するための図面である。 本発明の第1実施形態によるスリットコーターを用いた表示装置の製造方法を説明するための図面である。 本発明の第1実施形態によるスリットコーターを用いた表示装置の製造方法を説明するための図面である。 本発明の第1実施形態によるスリットコーターを用いた表示装置の製造方法を説明するための図面である。 本発明の第2実施形態によるスリットコーターの断面図である。 本発明の第3実施形態によるスリットコーターの断面図である。
符号の説明
10 スリットノズル
11、12 サブ本体
13 注入部
14 キャビティ
15 ノズル部
20 コーティング液供給部
21 コーティング液タンク
22 質量流速制御器

Claims (9)

  1. コーティング液供給部と、
    前記コーティング液供給部からのコーティング液が注入される注入部と前記コーティング液を処理対象の基板上にコーティングする細長型のスリット部とを含み、前記注入部と前記スリット部との間に前記スリット部の長さ1mm当り0.13cc〜0.5ccの体積を有するキャビティが形成されているスリットノズルと、
    を含むことを特徴とする表示装置製造用スリットコーター。
  2. 前記注入部は前記スリットノズルの中央部に位置し、
    前記キャビティは前記注入部を中心に左右対称に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置製造用スリットコーター。
  3. 前記キャビティは前記注入部から遠くなるほど下向傾斜していることを特徴とする、請求項2に記載の表示装置製造用スリットコーター。
  4. 前記キャビティの横断面は前記注入部から遠くなるほど広くなることを特徴とする、請求項2に記載の表示装置製造用スリットコーター。
  5. 前記ノズルのギャップは60μm〜140μmであることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置製造用スリットコーター。
  6. コーティング液供給部と、
    前記コーティング液供給部からコーティング液の供給を受け、供給されたコーティング液が吐出幅1mm当り0.13cc〜0.5ccの体積を有する細長型キャビティを経た後に吐出されるスリットノズルと、
    を含むことを特徴とする表示装置製造用スリットコーター。
  7. コーティング液供給部と、コーティング液が注入される注入部と前記コーティング液を処理対象の基板上にコーティングする細長型のスリット部とを含み、前記コーティング液供給部と前記スリット部との間に前記スリット部の長さ1mm当り1.3cc〜5ccの体積を有するキャビティが形成されているスリットノズルとを含むスリットコーターを用いて絶縁基板上にコーティング層をコーティングする段階と、
    前記コーティング層をパターニングする段階と、
    を含むことを特徴とする表示装置の製造方法。
  8. 前記絶縁基板上に格子状のブラックマトリックスを形成する段階をさらに含み、
    前記コーティング層は前記ブラックマトリックス上に形成され、前記コーティング層はカラーフィルター物質を含むことを特徴とする、請求項7に記載の表示装置の製造方法。
  9. 前記コーティング液の粘度は2cP〜6cPであることを特徴とする、請求項7に記載の表示装置の製造方法。
JP2007025799A 2006-02-03 2007-02-05 表示装置製造用スリットコーターとこれを利用した表示装置の製造方法 Pending JP2007203293A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020060010810A KR101304418B1 (ko) 2006-02-03 2006-02-03 표시장치 제조용 슬릿 코터와 이를 이용한 표시장치의제조방법

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007203293A true JP2007203293A (ja) 2007-08-16

Family

ID=38483213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007025799A Pending JP2007203293A (ja) 2006-02-03 2007-02-05 表示装置製造用スリットコーターとこれを利用した表示装置の製造方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2007203293A (ja)
KR (1) KR101304418B1 (ja)
CN (1) CN100496764C (ja)
TW (1) TW200731179A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010253341A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Toppan Printing Co Ltd 塗布装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5007168B2 (ja) * 2007-07-10 2012-08-22 日東電工株式会社 ダイコーター調整方法及び光学フィルムの製造方法
KR102021564B1 (ko) 2012-11-23 2019-09-17 삼성디스플레이 주식회사 플렉서블 터치스크린패널 및 그 제조방법
CN103246165B (zh) * 2013-04-25 2015-03-25 深圳市华星光电技术有限公司 一种光阻涂布装置及其涂布方法
KR102106443B1 (ko) * 2013-05-24 2020-05-04 삼성에스디아이 주식회사 슬릿 노즐 및 이를 이용한 슬릿 코팅 장치
KR102052061B1 (ko) * 2013-05-24 2019-12-04 삼성에스디아이 주식회사 슬릿 노즐의 형상 결정장치 및 방법
CN103801482A (zh) * 2014-01-25 2014-05-21 东莞东聚电子电讯制品有限公司 一种胶水涂布、贴合工艺
CN104730774B (zh) * 2015-04-08 2018-09-04 京东方科技集团股份有限公司 一种涂布头和涂布装置
JP6655479B2 (ja) * 2016-06-22 2020-02-26 東レ株式会社 塗布器及び塗布装置

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2520751B2 (ja) * 1989-12-29 1996-07-31 富士写真フイルム株式会社 塗布装置
JP2557437B2 (ja) * 1988-01-12 1996-11-27 松下電器産業株式会社 塗布ノズル
JPH09271702A (ja) * 1996-04-02 1997-10-21 Fuji Photo Film Co Ltd 塗布装置
JPH11207236A (ja) * 1998-01-20 1999-08-03 Konica Corp ダイコータ塗布装置
JP2000033310A (ja) * 1998-07-16 2000-02-02 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Dfコーターのヘッダ構造
JP2000070816A (ja) * 1998-09-03 2000-03-07 Kao Corp 塗布装置及び方法
JP2000506778A (ja) * 1996-03-20 2000-06-06 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 材料の可動ウェブへ流体を塗布する装置及び方法
JP2000153205A (ja) * 1998-11-24 2000-06-06 Toray Ind Inc 塗布装置および塗布部材の製造方法、ならびに、カラーフィルタの製造装置および製造方法
JP2000167461A (ja) * 1998-12-08 2000-06-20 Nitto Denko Corp エクストリュ―ジョン用ダイ
JP2001000906A (ja) * 1999-06-18 2001-01-09 Dainippon Printing Co Ltd 塗工装置
JP2001029861A (ja) * 1999-07-21 2001-02-06 Dainippon Printing Co Ltd ダイヘッド
JP2001334197A (ja) * 2000-05-30 2001-12-04 Toppan Printing Co Ltd 塗布装置
JP2004174489A (ja) * 2002-11-12 2004-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd エクストルージョン型ノズルおよびそれを用いた塗布装置
JP2005329305A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Mitsubishi Chemicals Corp 枚葉塗布方法、枚葉塗布装置、塗布基板、および枚葉塗布部材の製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002239436A (ja) * 2001-02-15 2002-08-27 Toray Ind Inc 塗布装置
US7344665B2 (en) * 2002-10-23 2008-03-18 3M Innovative Properties Company Coating die with expansible chamber device
JP2005152885A (ja) * 2003-10-27 2005-06-16 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd スリットノズル
JP2006305548A (ja) * 2005-03-31 2006-11-09 Toppan Printing Co Ltd 塗布装置および塗布方法

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2557437B2 (ja) * 1988-01-12 1996-11-27 松下電器産業株式会社 塗布ノズル
JP2520751B2 (ja) * 1989-12-29 1996-07-31 富士写真フイルム株式会社 塗布装置
JP2000506778A (ja) * 1996-03-20 2000-06-06 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 材料の可動ウェブへ流体を塗布する装置及び方法
JPH09271702A (ja) * 1996-04-02 1997-10-21 Fuji Photo Film Co Ltd 塗布装置
JPH11207236A (ja) * 1998-01-20 1999-08-03 Konica Corp ダイコータ塗布装置
JP2000033310A (ja) * 1998-07-16 2000-02-02 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Dfコーターのヘッダ構造
JP2000070816A (ja) * 1998-09-03 2000-03-07 Kao Corp 塗布装置及び方法
JP2000153205A (ja) * 1998-11-24 2000-06-06 Toray Ind Inc 塗布装置および塗布部材の製造方法、ならびに、カラーフィルタの製造装置および製造方法
JP2000167461A (ja) * 1998-12-08 2000-06-20 Nitto Denko Corp エクストリュ―ジョン用ダイ
JP2001000906A (ja) * 1999-06-18 2001-01-09 Dainippon Printing Co Ltd 塗工装置
JP2001029861A (ja) * 1999-07-21 2001-02-06 Dainippon Printing Co Ltd ダイヘッド
JP2001334197A (ja) * 2000-05-30 2001-12-04 Toppan Printing Co Ltd 塗布装置
JP2004174489A (ja) * 2002-11-12 2004-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd エクストルージョン型ノズルおよびそれを用いた塗布装置
JP2005329305A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Mitsubishi Chemicals Corp 枚葉塗布方法、枚葉塗布装置、塗布基板、および枚葉塗布部材の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010253341A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Toppan Printing Co Ltd 塗布装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20070079820A (ko) 2007-08-08
TW200731179A (en) 2007-08-16
KR101304418B1 (ko) 2013-09-05
CN100496764C (zh) 2009-06-10
CN101011691A (zh) 2007-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007203293A (ja) 表示装置製造用スリットコーターとこれを利用した表示装置の製造方法
KR100805260B1 (ko) 광간섭 컬러 표시장치 제조방법
US20070157839A1 (en) Black matrix of color filter and method of manufacturing the black matrix
JP2010161070A (ja) 光学素子および光学素子を具備する表示装置の製造方法
JP2012059631A (ja) 有機エレクトロルミネッセンス用マスク
JP2002156520A (ja) カラーフィルタとその製造方法、該カラーフィルタを用いた液晶素子
US7952660B2 (en) Method of fabricating black matrices of color filter
US20070184363A1 (en) Method of manufacturing a black matrix of color filter
CN106170876B (zh) 喷嘴头,制造该喷嘴头的方法和具有该喷嘴头的液体供给设备
JP2010040323A (ja) 液滴吐出装置および液滴吐出方法ならびに有機el素子の製造方法
US7604524B2 (en) Method for manufacturing plasma display panel having barrier ribs
JP2011139995A (ja) 樹脂膜の製造方法及び有機電界発光表示装置
JP2006305548A (ja) 塗布装置および塗布方法
JP2008221164A (ja) ペースト塗布装置およびペースト塗布方法
JP5771931B2 (ja) カラーフィルタ、それを用いた液晶表示装置及びカラーフィルタの製造方法
JP2007217689A (ja) スリットコーター洗浄剤、表示装置製造用スリットコーター、および表示装置の製造方法
JP2009123857A (ja) 着色フォトレジストの塗布方法及び塗布装置
KR101649340B1 (ko) Mems 기반 노즐 헤드 제조방법 및 그 노즐 헤드
JP2007130516A (ja) スリットアンドスピンコータ、カラーフィルタの製造方法及びカラーフィルタ
KR100837352B1 (ko) 격벽 제조 장치 및 방법
US8034414B2 (en) Printing process and method for improving side-bottom ratio
JP5731584B2 (ja) インクジェット法を用いたライン形成方法
JP2012073507A (ja) カラーフィルタの製造方法
JP2010266555A (ja) フラットパネルディスプレイのパターン形成方法
KR101050138B1 (ko) 컬러필터 및 컬러필터의 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091013

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100825

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100831

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20101105